JPH0735410Y2 - フレキシブル基板の取付構造 - Google Patents

フレキシブル基板の取付構造

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JPH0735410Y2
JPH0735410Y2 JP1991054112U JP5411291U JPH0735410Y2 JP H0735410 Y2 JPH0735410 Y2 JP H0735410Y2 JP 1991054112 U JP1991054112 U JP 1991054112U JP 5411291 U JP5411291 U JP 5411291U JP H0735410 Y2 JPH0735410 Y2 JP H0735410Y2
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JP
Japan
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flexible
board
mounting structure
mother
substrate
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Application number
JP1991054112U
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JPH051264U (ja
Inventor
詩郎 藤木
Original Assignee
八重洲無線株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プリント基板等の接続
に用いられるフレキシブル基板の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の取付構造においては、図
4の(a)に示すように、フレキシブル基板にあて板を
添えてマザー基板のスリットへ嵌入し、更に、このマザ
ー基板と前記フレキシブル基板とをハンダ付けすること
により、各基板の接続を行っていた。
【0003】また、図4の(b)に示すように、マザー
基板に穿孔されたホールへフレキシブル基板のピンを挿
入し、更に、このピンと前記ホールとの接触面に直接ハ
ンダ付けすることにより、各基板の接続を行っていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のような
各基板の取付構造では、図4(a)の場合、フレキシブ
ル基板とあて板とを正しく貼着しなければならず、更
に、マザー基板と前記フレキシブル基板との嵌合時にお
いて、これらを挟圧するためのストッパーがないため、
治具などで押さえながらハンダ付け作業を行っていた。
【0005】また、フレキシブル基板用の金型の他に、
あて板用の金型を用意しなければならなかった。
【0006】次に、図4(b)の場合、狭いピン間隔
(最低1.5m/m)は製作上問題があり広い間隔でし
か実現できないため、フレキシブル基板が大きくなって
しまうという問題があった。
【0007】そして、ピン間隔も一定に決められている
ため、配線パターンの自由度も制限され、更に、ピンを
フレキシブル基板上に形成させなくてはならないのでコ
ストも上がるという欠点があった。
【0008】本考案は、従来知られていたフレキシブル
基盤の取付構造の、このような欠点を改良する目的で成
されたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、マザー基盤1
に予めスリット3をあけておき、ここへフレキシブル基
盤2の先端部分に設けた係止部5を嵌入して保持し、更
に、前記フレキシブル基盤2の他端部分をハンダ4付け
することにより、上述の従来技術の課題を解決するもの
である。
【0010】
【作用】フレキシブル基盤2の先端部分を例えば手など
で挟圧することによって、スリット3へ嵌入する際に各
基盤間の圧接保持力を高めるためのバネ効果を生じせし
め、嵌入後は、前記フレキシブル基盤2の先端部分に設
けた係止部5がマザー基盤1に圧接保持する。
【0011】更に、上記フレキシブル基盤2の他端部分
と上記マザー基盤1との接触面にハンダ4付けすること
により、各基盤間の接続が簡単にして確実に行われるよ
う作用する。
【0012】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明すると、図1及び図2において、フレキシブル基
盤2の先端部分を略折り曲げて、更に折り返した部分の
一端に係止部5を形成する。
【0013】次に、フレキシブル基板2の折り曲げた部
分が嵌入し、かつ係止部5が適当に圧接保持し得るほど
のスリット3をマザー基板1に透設しておく。
【0014】そして、上記フレキシブル基板2を手など
で押さえつつ、マザー基板1のスリット3へ嵌入し、前
記フレキシブル基板2のバネ効果により係止部5を圧接
保持する。
【0015】次に、圧接保持状態にあるフレキシブル基
板2の配線箇所と、マザー基板1の配線箇所とをハンダ
4付けすることにより、係止部5の保持力と相俟って、
前記フレキシブル基板2とマザー基板1を固着接続す
る。
【0016】なお、配線箇所のハンダ4付けだけでは十
分な強度が得られない場合は、前記配線箇所に拘わら
ず、他の箇所にハンダ4付けして補強し得ることはもち
ろんである。
【0017】図3は、フレキシブル基板2の他の実施例
を示したものであり、及びに示したものは、フレキ
シブル基板2の両端部分を略切除して、保持部分を係止
部51のような形に形成したものである。
【0018】また、及びに示したものは、フレキシ
ブル基板2の内側部分を略コの字状に穿孔して、保持部
分を係止部52のような形に形成したものである。
【0019】
【考案の効果】本考案は以上説明したように、フレキシ
ブル基板とマザー基板のスリットを組み合わせただけの
極めて簡単な構造のため、部品点数の削減や組立工数の
低減などにより、製造コストを下げ得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るフレキシブル基板の取付構造の一
実施例の断面図である。
【図2】本考案に係るフレキシブル基板の一実施例の平
面図()と斜視図()である。
【図3】本考案に係る他のフレキシブル基板例の平面図
(,)と斜視図(,)である。
【図4】従来のフレキシブル基板の取付構造の実施態様
を示す斜視図であり、(a)はあて板を、(b)はピン
・ホールを利用した例である。
【符号の説明】
1 マザー基板 2 フレキシブル基板 3 スリット 4 ハンダ 5 係止部 51,52 係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マザー基板(1)にスリット(3)を透
    設し、更に、このスリット(3)へ係止部(5)を具備
    するフレキシブル基板(2)を嵌入した後、このフレキ
    シブル基板(2)の先端部分に設けられている前記係止
    部(5)がバネ効果によって前記マザー基板(1)に圧
    接保持されるとともに、前記マザー基板(1)と前記フ
    レキシブル基板(2)との他端部分にハンダ(4)付け
    することを特徴とするフレキシブル基板の取付構造。
JP1991054112U 1991-06-18 1991-06-18 フレキシブル基板の取付構造 Expired - Lifetime JPH0735410Y2 (ja)

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JP1991054112U JPH0735410Y2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 フレキシブル基板の取付構造

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JPH051264U JPH051264U (ja) 1993-01-08
JPH0735410Y2 true JPH0735410Y2 (ja) 1995-08-09

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ID=12961513

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6364072U (ja) * 1986-10-15 1988-04-27
JPS63187369U (ja) * 1987-05-25 1988-11-30
JP3041965U (ja) * 1997-03-28 1997-10-03 株式会社堀之内 調湿機能付きハンガーかけ用パイプ

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JPH051264U (ja) 1993-01-08

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