JPWO2008117558A1 - アンテナ装置及び無線通信機 - Google Patents

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Abstract

基体に対する部品の位置精度を考慮することなく、周波数調整回路を実装することができ、しかも、形状設計の自由度が高く且つ外部衝撃に強いアンテナ装置及び無線通信機を提供する。アンテナ装置1は基体2と放射電極3と周波数調整回路4とを備える。放射電極3は給電部側電極31と先端部側電極32とで構成した。周波数調整回路4はアンテナ装置1の共振周波数を調整するための回路であり、基体2や放射電極3とは別体に作成され、基体2に半田付けされて、取り付けられる。すなわち、基体2の上面22に凹部5を設け、コンデンサ41等の部品を凹部5内に収納した状態で、周波数調整回路4の基板40を凹部5上に載置した。そして、給電部側電極31の開放端部31aと先端部側電極32の開放端部32aとを半田45,46を通じて周波数調整回路4の端子4a,4bにそれぞれ接続した。

Description

この発明は、周波数調整回路を備えたアンテナ装置及び無線通信機に関するものである。
携帯電話等の小型化に伴い、アンテナ装置も、放射電極を誘電体基体上に配することにより、アンテナの電気長を実質的に長くして、その小型化を図っている。しかし、アンテナ装置を物理的に小さくすると、周波数の帯域幅が狭くなるおそれがある。このため、周波数可変回路を設けて、広帯域化を図ったアンテナ装置が提案されている(例えば特許文献1及び特許文献2等)。
図34は、周波数可変回路を備えた従来のアンテナ装置の一例を示す斜視図である。
図34に示すように、このアンテナ装置200は、モノポールアンテナ動作を行うループ状の放射電極210を、誘電体基体220上に形成し、この放射電極210のループ経路上に周波数可変回路230を介設した構成を採っている。周波数可変回路230は、バラクダ等の可変容量素子231やインダクタ232等の部品を放射電極210上に半田付けすることにより構成され、可変容量素子231の容量を変化させることで、放射電極210の電気長を変えることができる。これにより、周波数可変回路230を用いて、アンテナ装置の共振周波数を変化させることができ、この結果、周波数の帯域幅を広げることができるようになっている。
国際公開2004/109850号パンフレット 特開2006−060384号公報
しかし、上記した従来のアンテナ装置では、可変容量素子231やインダクタ232等の小さな部品を誘電体基体220上に精度良く実装することは困難であった。
つまり、これらの部品を、誘電体基体220の上に機械を用いて実装する場合には、誘電体基体220表面に位置決めマーカを設け、搬送してきた部品を位置決めマーカを基準として誘電体基体220の上に実装していた。しかし、可変容量素子231やインダクタ232等のような小さな部品を、精度良く位置決めマークの位置に実装させることは難しい。しかも、搬送されてきた小さな部品と位置決めマークとの距離が離れれば離れる程、実装精度は低下してしまう。
また、部品を、誘電体基体220上の放射電極210に表面実装する場合には、誘電体基体220の表面が平面である必要がある。そして、小さな部品では、大きな部品よりも誘電体基体220における高い平面度が要求される。このため、可変容量素子231やインダクタ232等の小さな部品を、通常の平面度を有した誘電体基体220に対して実装すると、部品の一部の外部電極が放射電極210から浮いてしまい接触不良状態になるおそれがある。
また、上記した従来のアンテナ装置では、周波数可変回路230の可変容量素子231やインダクタ232等の部品を誘電体基体220の表面に突出させた状態で実装するので、外部の衝撃が、これらの部品に直接加わって、部品が外れたり、破損するおそれがある。
この発明は、上述した課題を解決するためになされたもので、基体に対する部品の位置精度を考慮することなく、周波数調整回路を実装することができ、しかも、形状設計の自由度が高く且つ外部衝撃に強いアンテナ装置及び無線通信機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、給電部に接続され且つ基体上に形成された放射電極と、この放射電極の途中に介設され、その第1の入出力端子が放射電極の給電部側開放端部に接続され且つ第2の入出力端子が放射電極の先端部側開放端部に接続された周波数調整回路とを備えるアンテナ装置であって、周波数調整回路を、基板と、この基板の表面に搭載されて回路を構成する複数の部品と、基板表面に配設された第1及び第2の入出力端子とで構成し、基体の周波数調整回路を配する部位に、周波数調整回路の複数の部品を収納可能で且つ周波数調整回路の基板よりも小口径の凹部を設け、表面を凹部側に向けた状態で周波数調整回路の基板を凹部上に載置すると共に、複数の部品を凹部内に収納し、且つ、互いに向き合う放射電極の給電部側開放端部と第1の入出力端子、及び互いに向き合う先端部側開放端部と第2の入出力端子を、それぞれ半田付け接続した構成とする。
かかる構成により、給電部から所定周波数の電力を放射電極の給電部側開放端部に供給すると、放射電極の給電部側開放端部と先端部側開放端部が、周波数調整回路の第1の入出力端子と第2の入出力端子に接続されているので、電力が、この周波数調整回路を介して、先端部側開放端部にも供給され、放射電極全体に給電される。そして、放射電極が、周波数調整回路のリアクタンス値に対応した周波数で共振する。
また、周波数調整回路を、基板と、この基板の表面に搭載されて回路を構成する複数の部品と、基板表面に配設された第1及び第2の入出力端子とで構成したので、これら複数の小さな部品を直接基体上に実装する必要がない。
また、小さな部品が既に実装された大きな基板を基体に実装すれば済むので、基体の表面の平坦度に拘わらず、部品の接触不良の問題は生じない。
また、基体の形状を自由に変形及び設計することができるので、アンテナ装置自体を小型化し、狭いアンテナ実装領域に対応させることができる。
また、請求項2の発明は、給電部に接続され且つ基体上に形成された放射電極と、この放射電極の途中に介設され、その第1の入出力端子が放射電極の給電部側開放端部に接続され且つ第2の入出力端子が放射電極の先端部側開放端部に接続された周波数調整回路とを備えるアンテナ装置であって、周波数調整回路を、基板と、この基板の表面に搭載されて回路を構成する複数の部品と、基板表面に配設された第1及び第2の入出力端子とで構成し、基体の周波数調整回路を配する部位に、周波数調整回路の基板を収納可能な凹部を設けて、基板を当該凹部内に収納し、放射電極の給電部側開放端部と先端部側開放端部とを凹部内に突出させて、これら給電部側開放端部と先端部側開放端部を、第1の入出力端子と第2の入出力端子にそれぞれ接触させた構成とする。
かかる構成により、周波数調整回路を構成する部品を誘電体基体上の放射電極に半田付けすることなく、周波数調整回路を所定箇所に取り付けることができる。したがって、基体に半田付けに対する耐熱性を必要としないので、基体の耐熱性を考慮することなく、変形可能な各種の材料で基体を形成することができる。
請求項3の発明は、請求項2に記載のアンテナ装置において、複数の部品が搭載された表面を上側にして、周波数調整回路の基板を凹部内に収納し、給電部側開放端部の先端部と先端部側開放端部の先端部とにそれぞれバネ部を形成して、これらバネ部を第1の入出力端子と第2の入出力端子にそれぞれ圧接した構成とする。
かかる構成により、給電部側開放端部と先端部側開放端部のバネ部が、基板上の第1の入出力端子と第2の入出力端子に圧接して、これらの電気的接続を図るので、接触抵抗の軽減を図ることができる。また、バネ部が基板厚みのバラツキを吸収するので、給電部側開放端部と先端部側開放端部と基板上の第1の入出力端子と第2の入出力端子との間の接触不良を防止することができる。
請求項4の発明は、請求項2に記載のアンテナ装置において、複数の部品が搭載された表面を上側にして、周波数調整回路の基板を凹部内に収納し、給電部側開放端部の先端部と先端部側開放端部の先端部とにそれぞれフック部を形成し、これらのフック部を基板の穴部に係合させた状態で、給電部側開放端部と先端部側開放端部を第1の入出力端子と第2の入出力端子にそれぞれ接触させる構成とした。
かかる構成により、給電部側開放端部と先端部側開放端部のフック部を基板の穴部に係合させた状態で、給電部側開放端部と先端部側開放端部を第1の入出力端子と第2の入出力端子にそれぞれ圧接するので、基板が凹部内でがたつくことなく強固に固定される。
請求項5の発明は、請求項2に記載のアンテナ装置において、周波数調整回路の基板に、第1の入出力端子と接続した状態で基板の裏面に露出した第1のビアホールと、第2の入出力端子と接続した状態で基板の裏面に露出した第2のビアホールとを形成し、凹部内に複数の部品を収納可能な第2の凹部を形成し、複数の部品が搭載された表面を下側にして、複数の部品を第2の凹部に収納した状態で、基板を凹部内に収納し、給電部側開放端部の先端部と先端部側開放端部の先端部とにそれぞれバネ部を形成して、これらバネ部を第1のビアホールと第2のビアホールにそれぞれ圧接した構成とする。
かかる構成により、外部の衝撃は、外部に露出された基板の裏面側に直接加わり、部品に直接加わることはない。
請求項6の発明は、給電部に接続され且つ基体上に形成された放射電極と、この放射電極の途中に介設され、その第1の入出力端子が放射電極の給電部側開放端部に接続され且つ第2の入出力端子が放射電極の先端部側開放端部に接続された周波数調整回路とを備えるアンテナ装置であって、周波数調整回路を、基板と、この基板の表面に搭載されて回路を構成する複数の部品と、基板表面に配設された第1及び第2の入出力端子とで構成し、基体の周波数調整回路を配する部位に、基板の縁部に上から係合可能な複数のフック部を立設し、基板の縁部をフック部で上から押圧して、第1の入出力端子と第2の入出力端子を給電部側開放端部と先端部側開放端部に電気的に接続した構成とする。
かかる構成により、基体に立設されたフック部が、基板の縁部に上から係合して押圧するので、第1及び第2の入出力端子と給電部側開放端部及び先端部側開放端部との電気的接続がより強固になる。
請求項7の発明は、請求項6に記載のアンテナ装置において、給電部側開放端部の先端部と先端部側開放端部の先端部とにそれぞれバネ部を形成し、基板の縁部をフック部とバネ部とで上下から挟持した状態で、第1の入出力端子と第2の入出力端子をこれらのバネ部に電気的に接続した構成とする。
かかる構成により、基板の縁部がフック部とバネ部とで上下から挟持されるので、第1及び第2の入出力端子と給電部側開放端部及び先端部側開放端部との電気的接続がさらに強固になる。しかも、第1の入出力端子と第2の入出力端子をバネ部で電気的に接続するので、接触抵抗を軽減させ、接触不良を防止することができる。
請求項8の発明は、給電部に接続され且つ基体上に形成された放射電極と、この放射電極の途中に介設され、その第1の入出力端子が放射電極の給電部側開放端部に接続され且つ第2の入出力端子が放射電極の先端部側開放端部に接続された周波数調整回路とを備えるアンテナ装置であって、基体の周波数調整回路を配する部位に、周波数調整回路の基板を収納可能な凹部を設け、放射電極の給電部側開放端部と先端部側開放端部とを凹部内に突出させて各先端部にバネ部を形成すると共に、凹部の周壁部に、基板の縁部に下から係合可能な複数のフック部を形成し、基板を凹部に収納し、基板の縁部をバネ部とフック部とで上下から挟持した状態で、第1の入出力端子と第2の入出力端子をこれらのバネ部に電気的に接続した構成とする。
かかる構成により、基板の縁部が、凹部の周壁部に形成されたフック部とバネ部とによって、上下から挟持されるので、第1及び第2の入出力端子と給電部側開放端部及び先端部側開放端部との電気的接続がさらに強固になる。しかも、第1の入出力端子と第2の入出力端子をバネ部で電気的に接続するので、接触抵抗を軽減させ、接触不良を防止することができる。
請求項9の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のアンテナ装置において、周波数調整回路に、第1及び第2の入出力端子とは別の1つ以上の入出力端子を設け、放射電極とは別の1つ以上の追加放射電極を、基端部を周波数調整回路の近傍に位置させた状態で、基体上又は基体外に形成し、各追加放射電極の基端部を、各入出力端子に接続した構成とする。
かかる構成により、放射電極の給電部側開放端部と周波数調整回路と先端部側開放端部とで構成されるアンテナ部分が、所定周波数で共振し、放射電極の給電部側開放端部と周波数調整回路と追加放射電極とで構成されるアンテナ部分が、他の所定周波数で共振する。
請求項10の発明は、請求項2ないし請求項9のいずれかに記載のアンテナ装置において、基体は、合成樹脂を成型して形成したものである構成とした。
請求項11の発明は、請求項2ないし請求項9のいずれかに記載のアンテナ装置において、基体は、合成樹脂に誘電体を添加した材料を成型して形成したものである構成とした。
請求項12の発明は、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のアンテナ装置において、基体は、誘電体を成型して形成したものである構成とした。
請求項13の発明は、請求項2ないし請求項12のいずれかに記載のアンテナ装置において、周波数調整回路の基板は、フレキシブル基板である構成とした。
かかる構成により、基板を曲げることで、周波数調整回路を基体の曲面にも設けることができる。
請求項14の発明は、請求項1ないし請求項13のいずれかに記載のアンテナ装置において、周波数調整回路は、可変容量素子の容量を制御することで、回路のリアクタンス値を変化させることができる周波数可変回路である構成とした。
かかる構成により、周波数可変回路を基体に取り付けた後も、可変容量素子の容量を制御することで、共振周波数を変化させることができる。
また、請求項15の発明に係る無線通信機は、請求項1ないし請求項14のいずれかに記載のアンテナ装置を具備する構成とした。
以上詳しく説明したように、この発明のアンテナ装置によれば、周波数調整回路を構成する複数の小さな部品を直接基体上に実装する必要がないので、部品の位置精度を考慮することなく、周波数調整回路を高精度で実装することができるという優れた効果がある。 また、基体の表面の平坦度に拘わらず、部品の接触不良の問題が生じないので、歩留まりの良い生産が可能となる。
また、アンテナ形状設計の自由度が非常に高く、アンテナ実装領域に合わせて小型化することができる。
さらに、外部の衝撃が部品に直接加わることはないので、外部衝撃に対する耐久性が高い。
特に、請求項2の発明によれば、基体の耐熱性を考慮することなく、基体を変形可能な各種の材料で形成することができるので、基体の形状を特殊な形状の狭いアンテナ実装空間に対応させることにより、かかるアンテナ実装空間にも実装することができ、この結果、アンテナ装置の更なる小型化を図ることができる。
また、請求項3の発明によれば、接触抵抗の軽減や接触不良の防止を図ることができるので、アンテナ特性を高めることができる。
また、請求項4の発明によれば、基板がフック部によって強固に固定されるので、基板の外れや、放射電極との接触不良を防止することができる。
また、請求項5の発明によれば、外部の衝撃が部品に直接加わることはないので、外部衝撃に強いアンテナ装置を実現することができる。
また、請求項6の発明によれば、基体に立設されたフック部が、第1及び第2の入出力端子と給電部側開放端部及び先端部側開放端部との電気的接続をより強固にするので、アンテナ特性をさらに高めることができる。
また、請求項7及び請求項8の発明によれば、第1及び第2の入出力端子と給電部側開放端部及び先端部側開放端部との電気的接続をさらに強固にすることができ、しかも、接触抵抗の軽減や接触不良の防止を図ることができるので、アンテナ特性をさらに高めることができる。
さらに、請求項9の発明によれば、小型でしかも多共振化が可能なアンテナ装置を実現することができる。
また、請求項10及び請求項11の発明によれば、基体を合成樹脂や合成樹脂に誘電体を添加した材料で形成するので、基体の形状を自由に変形させることができる。
また、請求項13の発明によれば、周波数調整回路を曲面にも設けることができるので、基体設計の自由度をさらに高めることができる。
また、請求項14の発明によれば、周波数可変回路を基体に取り付けた後も、可変容量素子の容量を制御することで、共振周波数を変化させることができるので、共振周波数の調整を高精度で行うことができる。
請求項15の発明によれば、小型で外部衝撃に強く、しかも高特性の通信が可能な無線通信機を実現することができる。
この発明の第1実施例に係るアンテナ装置について周波数調整回路を分離して示す分解斜視図である。 周波数調整回路の等価回路図である。 周波数調整回路を基体から分離した状態を示す断面図である。 周波数調整回路の基体への取り付け状態を示す断面図である。 周波数調整回路の基体への取り付け状態を示す平面図である。 共振周波数の調整を説明するための線図である。 この発明の第2実施例に係るアンテナ装置を示す斜視図である。 周波数調整回路の基体への取り付け状態を示す断面図である。 周波数調整回路の基体への取り付け状態を示す平面図である。 この発明の第3実施例における周波数調整回路の基体への取り付け状態を示す断面図である。 周波数調整回路の基体への取り付け状態を示す平面図である。 フック部と穴部との係合状態を示す部分拡大断面図である。 この発明の第4実施例における周波数調整回路の基体への取り付け状態を示す断面図である。 周波数調整回路の基体への取り付け状態を示す平面図である。 この発明の第5実施例における周波数調整回路の基体への取り付け状態を示す断面図である。 周波数調整回路の基体への取り付け状態を示す平面図である。 この発明の第6実施例における周波数調整回路の基体への取り付け状態を示す断面図である。 周波数調整回路の基体への取り付け状態を示す平面図である。 第6実施例の一変形例に係る周波数調整回路の基体への取り付け状態を示す断面図である。 周波数調整回路の基体への取り付け状態を示す平面図である。 この発明の第7実施例における周波数調整回路の基体への取り付け状態を示す断面図である。 周波数調整回路の基体への取り付け状態を示す平面図である。 この発明の第8実施例におけるアンテナ装置を示す平面図である。 追加放射電極と周波数調整回路との接続状態を示す断面図である。 この発明の第9実施例におけるアンテナ装置を示す平面図である。 周波数可変回路の等価回路図である。 フレキシブル基板を曲がった凹部内に収納した状態を示す断面図である。 バネ部の各種変形例を示す断面図である。 放射電極の給電部側電極と先端部側電極との配置の変形例を示す平面図である。 凹部の変形例を示す断面図である。 基板の固定構造の一例を示す断面図である。 図31の構造の要部を拡大して示す断面図である。 周波数調整回路や凹部の個数を増やしたアンテナ装置の要部を示す平面図である。 従来のアンテナ装置の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1…アンテナ装置、 2…基体、 3…放射電極、 4,4−1〜4−4…周波数調整回路、 4′…周波数可変回路、 4a,4b,4g,4h…端子、 4c…導体パターン、 4e,4f…ビアホール、 5,51…凹部、 5a,51a…底部、 5b,5c…周壁部、 31…給電部側電極、 31a,32a…開放端部、 31b,32b,33b…バネ部、 31c,32c,61,62…フック部、 32…先端部側電極、 33…追加放射電極、 33a…基端部、 40…基板、 40′…フレキシブル基板、 40a,40b,40c…穴部、 41,43…コンデンサ、 42…インダクタ、 44…バラクダ、 100…回路基板、 101…非グランド領域、 110…給電部、 120…直流電源、 121…導体、 121a…先端部、 121b…バネ部。
以下、この発明の最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の第1実施例に係るアンテナ装置について周波数調整回路4を分離して示す分解斜視図である。
この実施例のアンテナ装置1は、携帯電話等の無線通信機に設けられている。
図1に示すように、アンテナ装置1は、無線通信機の回路基板100の非グランド領域101に形成されており、送受信部等の給電部110との間で高周波信号のやり取りを行う。
このアンテナ装置1は、基体2と、放射電極3と、放射電極3の途中に介設された周波数調整回路4とを備えている。
基体2は、セラミックで形成したものであり、直方体状を成す。
放射電極3は、全体としてループ状を成す導体であり、基体2上に形成されている。
具体的には、放射電極3は、後述する周波数調整回路4の実装部である凹部5を境に 給電部側電極31と先端部側電極32とに分離されている。給電部側電極31は、非グランド領域101上に形成された導体パターン111を通じて給電部110に接続されている。この給電部側電極31は、基体2の正面21の左側部を登り、上面22上を所定距離直進した後、右側に折れ曲がって、周波数調整回路4用の凹部5の左縁に至る。一方、先端部側電極32は、上面22上を凹部5の右縁から右に進み、上面22の右縁部に沿って、背面23側に進む。しかる後、上面22の右角部で左側に折れた後、上面22上を左側に進み、上面22の左角部で、正面21側に折れ曲がり、その先端が給電部側電極31に対向する。
周波数調整回路4は、そのリアクタンス値によって、放射電極3全体のリアクタンス値を変化させ、放射電極3と周波数調整回路4とを含むアンテナ装置1の共振周波数を調整することができる回路である。
図2は、周波数調整回路4の等価回路図である。
周波数調整回路4としては、多種の回路を適用することができる。例えば、単品のインダクタや単品のコンデンサ、インダクタとコンデンサとの直列共振回路や並列共振回路、又はこれらの共振回路にインダクタやコンデンサを直列に接続した回路等を適用することができる。
この実施例では、図2に示すように、コンデンサ41とインダクタ42との直列回路にコンデンサ43を並列に接続して、周波数調整回路4を構成し、端子4aをこの並列回路の第1の入出力端子とし、端子4bを第2の入出力端子とした。
具体的には、図1に示すように、導体パターン4cをセラミック製の基板40の表面に形成し、コンデンサ41,インダクタ42及びコンデンサ43を導体パターン4cの上に搭載した。そして、導体パターン4cの両端に、端子4a,4bを形成した。
かかる周波数調整回路4は、基体2や放射電極3とは別体に作成され、半田付けによって、基体2に取り付けられる。
図3は、周波数調整回路4を基体2から分離した状態を示す断面図であり、図4は、周波数調整回路4の基体2への取り付け状態を示す断面図であり、図5は、周波数調整回路4の基体2への取り付け状態を示す平面図である。
すなわち、図3に示すように、凹部5を基体2の上面22に設け、この凹部5の口径を、基板40の外径よりも小さく設定した。さらに、凹部5の口径をコンデンサ41等の部品を収納可能な大きさに設定すると共に、その深さをこれらの部品の高さよりも深く設定した。
そして、周波数調整回路4の端子4a,4bに半田45,46を付着させた状態で、基板40の表面を下側に向け、端子4a,4bを放射電極3の給電部側電極31,先端部側電極32の真上に位置させた状態で、基板40全体を凹部5に向けて下降させた。これにより、端子4a,4bが、開放端部31a,32a上に接触した状態になる。
かかる状態で、リフロー半田を実行することにより、図4に示すように、コンデンサ41等の部品を凹部5内に収納した状態で、導体パターン4cの端子4aを給電部側電極31の開放端部31aに半田付けすると共に、端子4bを先端部側電極32の開放端部32aに半田付けした。
このようにして、図5に示すように、基板40が、凹部5内に収納されたコンデンサ41等の部品を凹部5の上から覆って保護する状態にした。
次に、この実施例のアンテナ装置が示す作用及び効果について説明する。
図6は、共振周波数の調整を説明するための線図である。
図1及び図4において、所定周波数の電力を給電部110から放射電極3の給電部側電極31に供給すると、給電部側電極31の開放端部31aが半田45を通じて周波数調整回路4の端子4aに接続しているので、電力は、周波数調整回路4内に入る。そして、先端部側電極32の開放端部32aが半田46を通じて端子4bに接続しているので、電力は、周波数調整回路4から先端部側電極32に供給されることとなる。この結果、電力が周波数調整回路4を通じて放射電極3全体に給電されることとなり、放射電極3と周波数調整回路4とを含む部分が、周波数調整回路4のリアクタンス値に対応した周波数で共振する。
したがって、周波数調整回路4を含まない放射電極3の共振周波数が、図6の実線のリターン曲線Sで示すように、周波数f1であるとした場合において、共振周波数を、この周波数f1よりも低い共振周波数f1′に設定したい場合には、リアクタンス値の大きな周波数調整回路4を放射電極3に介設する。これにより、放射電極3全体の電気長が長くなり、図6の破線のリターン曲線Sで示すように、共振周波数が周波数f1′に下がる。
このように、この実施例によれば、周波数調整回路4のコンデンサ41,43やインダクタ42等の部品を変更するだけで、周波数を変えることができるので、基体2等の共通化によって、コストダウンを図ることが可能となる。
また、周波数調整回路4を基体2や放射電極3とは別体に作成したので、周波数調整回路4を構成するコンデンサ41等の小さな部品を直接基体2の放射電極3上に実装する必要がない。したがって、この実施例のアンテナ装置1を用いることで、コンデンサ41等の部品の位置精度を考慮することなく、周波数調整回路4を高精度で放射電極3上に実装することができる。さらに、周波数調整回路4の基板40を基体2に実装すれば済むので、基体2の上面22等の表面の平坦度が低い場合であっても、部品の接触不良の問題は生じない。この結果、歩留まりの良い、アンテナ装置1の生産が可能となる。
さらに、図5に示すように、基板40が、凹部5内に収納されたコンデンサ41等の部品を凹部5の上から覆って保護する構成であるので、外部の衝撃が加わった場合においても、その外部衝撃は、外部に露出された基板2の裏面側に直接加わり、凹部5内に収納されたコンデンサ41等の部品に直接加わることはない。
図7は、この発明の第2実施例に係るアンテナ装置を示す斜視図である。
この実施例のアンテナ装置は、周波数調整回路を凹部内に収納して、放射電極3の給電部側電極31,先端部側電極32と周波数調整回路の端子4a,4bとを接触接続させた構成である点が、上記第1実施例と異なる。
つまり、上記第1実施例では、給電部側電極31,先端部側電極32と端子4a,4bとを半田45,46で接続する構成としたため、基体2として、耐熱性の高いセラミックスを用いた。しかし、セラミックスでは、基体2の形状の設計自由度に限界があるので、形状の設計自由度が高い樹脂や樹脂に誘電体を添加した材料を用いて基体2を形成することが好ましい。ただし、この場合は、形状自由度を確保するためには、半田付けが可能な耐熱性樹脂を用いる必要がある。半田付けしない圧接する構造の場合は、この様な制約はない。
以下、詳細に説明する。
このアンテナ装置も、基体2と、放射電極3と、放射電極3の途中に介設された周波数調整回路4−1とを備えている。
基体2は、合成樹脂又は合成樹脂に誘電体を添加した材料を成型して形成したものである。かかる材料は、上記したように基体2の形状の設計自由度を高めるが、この実施例では、直方体状に形成した。
放射電極3及び凹部5は、上記第1実施例と同様である。しかし、周波数調整回路4−1は、上記周波数調整回路4と電気回路的には同じであるが、その大きさが異なる。
図8は、周波数調整回路4−1の基体2への取り付け状態を示す断面図であり、図9は、周波数調整回路4−1の基体2への取り付け状態を示す平面図である。
すなわち、図8及び図9に示すように、周波数調整回路4−1の基板40の外径を凹部5の口径とほぼ同形に設定した。
そして、周波数調整回路4−1の基板40を、その表面を上に向け且つ端子4a,4bを放射電極3の給電部側電極31,先端部側電極32側に向けた状態で、凹部5内に収納した。
そして、給電部側開放端部である給電部側電極31の開放端部31aと先端部側開放端部である先端部側電極32の開放端部32aとを、凹部5内に突出させて、下方に湾曲したバネ部31b,32bを開放端部31a,開放端部32aにそれぞれ形成した。
これにより、給電部側電極31及び先端部側電極32のバネ部31b,32bを周波数調整回路4−1の端子4a,4bにそれぞれ圧接させた。
次に、この実施例のアンテナ装置が示す作用及び効果について説明する。
図7において、所定周波数の電力を給電部110から放射電極3の給電部側電極31に供給すると、給電部側電極31のバネ部31bが周波数調整回路4−1の端子4aに圧接しているので、電力は、周波数調整回路4−1内に入る。そして、先端部側電極32の端部32bが端子4bに圧接しているので、電力は、周波数調整回路4−1から先端部側電極32に供給されることとなる。この結果、電力が周波数調整回路4−1を通じて放射電極3全体に給電されることとなり、放射電極3と周波数調整回路4−1とを含む部分が、周波数調整回路4−1のリアクタンス値に対応した周波数で共振する。
また、図8及び図9に示したように、この実施例のアンテナ装置は、基体2や放射電極3とは別に作成した周波数調整回路4−1を、凹部5内に収納し、放射電極3の給電部側電極31及び先端部側電極32のバネ部31b,32bと周波数調整回路4−1の端子4a,4bとの機械的接触によって、これらの電気的接続を図る構成であるので、周波数調整回路4−1を基体2上に実装する際に半田付け等を必要としない。このため、基体2に耐熱性を必要としないので、基体2を変形可能な各種の材料で形成することができる。
そこで、上記したように、基体2を合成樹脂又は合成樹脂に誘電体を添加した材料で形成した。したがって、この実施例では、基体2の形状を直方体状に形成したが、基体2の形状は、これに限らず、多様な形状に形成することができる。基体2の形状を自由に変形させることで、特殊な形状の狭いアンテナ実装空間にも実装することができ、アンテナ装置の小型化を可能にする。
ところで、この実施例のアンテナ装置では、給電部側電極31及び先端部側電極32のバネ部31b,32bが周波数調整回路4−1の基板40上の端子4a,4bに圧接して、放射電極3と周波数調整回路4−1との電気的接続を図っている。したがって、バネ部31b,32bを設けずに、開放端部31a,32aを端子4a,4bに単に接触させるだけで、電気的接続を図った場合に比べて、接触抵抗が少なくなる。また、基板40の厚みは、全面において平坦でなく、バラツキがあるのが通常である。このような場合でも、バネ部31b,32bがその弾性によって、バラツキを吸収するので、厚みのバラツキによる接触不良は生じない。
その他の構成、作用及び効果は、上記第1実施例と同様であるので、その記載は省略する。
次に、この発明の第3実施例について説明する。
図10は、この発明の第3実施例における周波数調整回路4−2の基体2への取り付け状態を示す断面図であり、図11は、周波数調整回路4−2の基体2への取り付け状態を示す平面図であり、図12は、フック部と穴部との係合状態を示す部分拡大断面図である。
この実施例のアンテナ装置は、放射電極3の給電部側電極31及び先端部側電極32と周波数調整回路4−2の端子4a,4bとの接続構造が、上記第2実施例と異なる。
すなわち、図10に示すように、この実施例では、凹部5を浅めに設定して、周波数調整回路4−2の基板40をこの凹部5内に収納した。
そして、給電部側電極31及び先端部側電極32の開放端部31a,32aをこの凹部5内に突出させて、フック部31c,32cをそれぞれの先端部に形成した。具体的には、図12に示すように、水平に突出した開放端部31a(32a)の先端部に、下方を向いたフック部31c(32c)を折り曲げ形成した。そして、開放端部31a(32a)を周波数調整回路4−2の端子4a(4b)に接触させた状態で、フック部31c(32c)を、基板40に穿設した穴部40a(40b)に係合させた。
かかる構成により、基板40が凹部5内でがたつくことなく強固に固定されるので、基板40の外れや、給電部側電極31及び先端部側電極32と端子4a,4bとの接触不良が防止される。
その他の構成、作用及び効果は、上記第2実施例と同様であるので、その記載は省略する。
次に、この発明の第4実施例について説明する。
図13は、この発明の第4実施例における周波数調整回路4−3の基体2への取り付け状態を示す断面図であり、図14は、周波数調整回路4−3の基体2への取り付け状態を示す平面図である。
この実施例のアンテナ装置は、周波数調整回路4−3の凹部5への収納方法が、上記第2及び第3実施例と異なる。
すなわち、図13に示すように、この実施例では、第1のビアホールとしてのビアホール4eと第2のビアホールとしてのビアホール4fとを、周波数調整回路4−3の基板40に設けた。具体的には、ビアホール4e,4fを端子4a,4bに接続した状態で、基板40の裏面に露出させた。
一方、基体2の凹部5内には、周波数調整回路4−3のコンデンサ41,43及びインダクタ42を収納可能な第2の凹部としての凹部51を形成した。
そして、コンデンサ41,43及びインダクタ42が搭載された基板40の表面を下側にして、これらコンデンサ41,43及びインダクタ42を凹部51に収納した状態で、基板40を凹部5内に収納した。
しかる後、給電部側電極31及び先端部側電極32のバネ部31b,32bを、基板40の裏面に露出しているビアホール4e,4fに圧接した。
かかる構成により、外部に露出しているのは、基板40の裏面のみであり、コンデンサ41等の部品は凹部51に保護されているので、外部の衝撃が周波数調整回路4−3に加わった場合においても、その衝撃は、基板40の裏面に加わり、コンデンサ41等の部品に、直接加わることはない。
その他の構成、作用及び効果は、上記第2及び第3実施例と同様であるので、その記載は省略する。
次に、この発明の第5実施例について説明する。
図15は、この発明の第5実施例における周波数調整回路4の基体2への取り付け状態を示す断面図であり、図16は、周波数調整回路4の基体2への取り付け状態を示す平面図である。
この実施例のアンテナ装置は、周波数調整回路4の固定構造が、上記第1ないし第4実施例と異なる。
すなわち、図15及び図16に示すように、凹部5側を向いた4本のフック部61,62を、互いに向き合うように凹部5の縁部に立設した。一方、放射電極3の給電部側電極31及び先端部側電極32の開放端部31a,32aは、凹部5内に突出させずに、凹部5の開口縁に位置させた。
そして、周波数調整回路4の基板40を、その裏面を上にした状態で、凹部5の周縁部に載せると共に、基板40の裏面縁部を、4本のフック部61,62に係合させて、端子4a,4bを給電部側電極31及び先端部側電極32の開放端部31a,32aに接触させた。
かかる構成により、4本のフック部61,62が、基板40の縁部に上から係合して押圧するので、端子4a,4bと給電部側電極31及び先端部側電極32の開放端部31a,32aとの電気的接続がより強固になる。
その他の構成、作用及び効果は、上記第1ないし第4実施例と同様であるので、その記載は省略する。
次に、この発明の第6実施例について説明する。
図17は、この発明の第6実施例における周波数調整回路4−3の基体2への取り付け状態を示す断面図であり、図18は、周波数調整回路4−3の基体2への取り付け状態を示す平面図である。
この実施例のアンテナ装置は、周波数調整回路4−3の固定構造が、上記第2ないし第5実施例と異なる。
すなわち、図17及び図18に示すように、この実施例では、凹部5を設けず、周波数調整回路4−3を介設する部位に、放射電極3の給電部側電極31及び先端部側電極32の開放端部31a,32aを、向き合うように這わせた。これら開放端部31a,32aには、上方に湾曲するバネ部31b,32bを形成した。
また、開放端部31a,32aの近傍に、4本のフック部61,62を、互いに向き合うように立設した。
そして、ビアホール4e,4fを有した基板40を、その表面を上にした状態で、開放端部31a,32aを跨ぐように載せると共に、基板40の裏面縁部を、4本のフック部61,62に係合させた。
かかる構成により、基板40の縁部が、4本のフック部61,62とバネ部31b,32bとで上下から挟持される。この結果、端子4a,4bと給電部側電極31及び先端部側電極32の開放端部31a,32aとがビアホール4e,4fを通じて強固に接続される。また、開放端部31a,32aのバネ部31b,32bが端子4a,4bに圧接した状態になるので、これらの接触抵抗が軽減し、接触不良もほとんど生じない。
図19は、第6実施例の一変形例に係る周波数調整回路4−3の基体2への取り付け状態を示す断面図であり、図20は、周波数調整回路4−3の基体2への取り付け状態を示す平面図である。
ところで、上記第6実施例では、基体2に凹部5が設けられていない。このため、4本のフック部61,62とバネ部31b,32bとで狭持されている基板40の部品高さが、高くなり、アンテナ装置を実装できなくなる場合が生じるおそれがある。
そこで、図19及び図20に示すように、基体2に凹部5を設け、放射電極3の給電部側電極31及び先端部側電極32の開放端部31a,32aを凹部5の底5aまで這わせ、これらの開放端部31a,32aの近傍に、4本のフック部61,62を、互いに向き合うように立設する。そして、ビアホール4e,4fを有する基板40を、凹部5内に収納し、開放端部31a,32aを跨ぐように載せると共に、基板40の裏面縁部を、4本のフック部61,62に係合させることもできる。
かかる構成により、周波数調整回路4−3全体を凹部5内に隠し、アンテナ装置の小型化を図ることができる。
その他の構成、作用及び効果は、上記第2ないし第5実施例と同様であるので、その記載は省略する。
次に、この発明の第7実施例について説明する。
図21は、この発明の第7実施例における周波数調整回路4−3の基体2への取り付け状態を示す断面図であり、図22は、周波数調整回路4−3の基体2への取り付け状態を示す平面図である。
この実施例のアンテナ装置は、周波数調整回路4−3を凹部内で固定する点が、上記第6実施例と異なる。
すなわち、図21及び図22に示すように、底抜けの凹部5を基体2に設け、放射電極3の給電部側電極31及び先端部側電極32の開放端部31a,32aを凹部5内に突出させる。また、下向きの4本のフック部61,62を、凹部5の周壁部5b,5cに形成する。
そして、ビアホール4e,4fを有する基板40を、凹部5内に収納し、基板40の縁部を4本のフック部61,62に下から係合させると共に、開放端部31a,32aのバネ部31b,32bの下側に圧入させる。
かかる構成により、基板40の縁部が、基板40の周壁部5b,5cに形成された4本のフック部61,62とバネ部31b,32bとによって、上下から挟持される。この結果、端子4a,4bと開放端部31a,32aとの電気的接続が強固になる。しかも、端子4a,4bをバネ部31b,32bで電気的に接続するので、接触抵抗の軽減や接触不良の防止を図ることができる。
その他の構成、作用及び効果は、上記第6実施例と同様であるので、その記載は省略する。
次に、この発明の第8実施例について説明する。
図23は、この発明の第8実施例におけるアンテナ装置を示す平面図であり、図24は、追加放射電極と周波数調整回路4−4との接続状態を示す断面図である。
この実施例のアンテナ装置は、多共振化が図られている点が、上記第2ないし第7実施例と異なる。
すなわち、図23に示すように、端子4a,4bとは別の入出力端子である端子4gを、基板40上の導体パターン4cに形成した。そして、放射電極3とは別の追加放射電極33をこの端子4gに接続した。
追加放射電極の本数は任意であるが、理解を容易にするため、この実施例では、1本の追加放射電極33を、端子4gに接続したアンテナ装置を例示する。
具体的には、図24に示すように、追加放射電極33の基端部33aを基体2の正面上面22に配し、凹部5内に突出させる。そして、バネ部33bを基端部33aに形成して、端子4gに圧接させる。このような追加放射電極33は、基体2の正面21から下降して、非グランド領域101に至っている。
かかる構成により、図23に示すように、給電部側電極31と先端部側電極32とで構成される放射電極3と周波数調整回路4−4とによって、1つ目のアンテナ部が形成されると共に、給電部側電極31と追加放射電極33と周波数調整回路4−4とによって、2つ目のアンテナ部が構成される。
この結果、2つ目のアンテナ部が、上記1つ目のアンテナ部による共振周波数よりも高い周波数で共振し、アンテナ装置が2共振化する。
その他の構成、作用及び効果は、上記第2ないし第7実施例と同様であるので、その記載は省略する。
次に、この発明の第9実施例について説明する。
図25は、この発明の第9実施例におけるアンテナ装置を示す平面図であり、図26は、周波数可変回路の等価回路図である。
この実施例のアンテナ装置は、周波数調整回路として、周波数可変回路を用いた点が、上記第2ないし第8実施例と異なる。
すなわち、図25に示すように、周波数調整回路として、可変容量素子を制御することで、回路のリアクタンス値を変化させることができる周波数可変回路4′を凹部5内に収納した。
周波数可変回路4′は、図26に示すように、周波数調整回路4(4−1〜4−4)を構成するコンデンサ43の代わりに、可変容量素子としてのバラクダ44を用いた。
この実施例のアンテナ装置は、図25に示すように、周波数調整回路4(4−1〜4−4)の代わりに周波数可変回路4′を用いた点を除き、上記第2実施例のアンテナ装置と同構造であり、給電部側電極31及び先端部側電極32のバネ部31b,32bが基板40の端子4a,4bにそれぞれ圧接している。
バラクダ44は、その容量を直流制御電圧Vcの電圧値によって変化させるダイオードである。そのため、端子4hを、カソード側の導体パターン4cの部位に形成すると共に、直流電源120から導出された導体121の先端部121aを、凹部5内に突出させて、この先端部121aに形成されたバネ部121bを端子4hに圧接した。
かかる構成により、直流制御電圧Vcを直流電源120からバラクダ44のカソード側に入力することで、直流制御電圧Vcの電圧値に対応してバラクダ44の容量が変化し、周波数可変回路4′のリアクタンス値が変化して、アンテナ装置の共振周波数が変化する。したがって、周波数可変回路4′を基体2に取り付けた後でも、自由に共振周波数を変化させることができるので、共振周波数の調整を高精度で行うことができる。
なお、この実施例では、周波数可変回路4′を凹部5内に収納した構成例を示したが、上記第1実施例のように、周波数可変回路4′を逆向きにして、凹部5上に載置し、コンデンサ41等の部品を凹部5内に収納した構成とすることもできることは勿論である。
その他の構成、作用及び効果は、上記第2ないし第8実施例と同様であるので、その記載は省略する。
なお、この発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内において種々の変形や変更が可能である。
例えば、上記第2実施例等では、基体2を、直方体状に形成したが、基体2を、合成樹脂又は合成樹脂に誘電体を添加した材料を成型して形成することで、基体2の形状の自由度を高めることができる。したがって、図27に示すように、基体2の正面から上面にかけて曲面21′を形成して、凹部5をこの曲面21′に設けることができる。そして、周波数調整回路4−1(4−2〜4−4)や周波数可変回路4′の基板40として、フレキシブル基板40′を用いることで、フレキシブル基板40′を曲がった凹部5内にも収納することができる。
なお、上記実施例では、合成樹脂や合成樹脂に誘電体を添加した材料で形成した基体2を備えたアンテナ装置の例を示したが、誘電体を成型して形成した基体2を備えたアンテナ装置をこの発明の範囲から除外する意ではない。
また、上記第2実施例等では、下方又は上方に湾曲したバネ部31b,32bの形状を例示したが、バネ部の形状は任意である。したがって、図28の(a)に示すように、脚部状に折れ曲がったバネ部31b,32bや、同図の(b)に示すように、くの字状に折れ曲がったバネ部31b,32bや、同図の(c)に示すように、鉤状に曲がったバネ部31b,32bも適用することができる。
また、上記実施例では、凹部として、同じ高さの周壁で囲まれた凹部5を例示したが、凹部の形状や深さは、これに限定されるものではない。例えば、図29に示すように、給電部側電極31と先端部側電極32とが横並びになって、凹部5内に突出しているような構造では、図30の(a)に示すように、対向する周壁部5b,5cのうち、周壁部5cの高さを、開放端部31a,32aが配されている側の周壁部5bの高さよりも低くすることで、二点鎖線で示すように、周波数調整回路4−1(4−2〜4−4,4′)の基板40を低い周壁部5c側から高い周壁部5b側に向かって挿入することにより、基板40の縁部をバネ部31b(32b)の下側に容易に圧入することができる。
また、図30の(b)に示すように、フック部61を凹部5内に立設することにより、基板40を、フック部61側からバネ部31b(32b)の下側に容易に圧入することができると共に、基板40の縁部をフック部61によって強固に固定することができる。
また、フック部を用いた基板40の固定構造は、上記実施例に例示されたものに限らない。例えば、図31及び図32に示すように、穴部40cを基板40の中央部に穿設すると共に、2本のフック部61,62を凹部5の底部5aの中央部に互いに背中合わせに立設してもよい。これにより、穴部40cを2本のフック部61,62に通して、基板40を凹部5内に収納すると、2本のフック部61,62が穴部40cを貫通して、基板40の表面に係合し、基板40が2本のフック部61,62によって強固に固定される。
上記実施例では、1つの凹部5を基体2に設けて、1つの周波数調整回路4(4−1〜4−4)や周波数可変回路4′をこの凹部5上に取り付け又は凹部5内に収納する例を示したが、図33に示すように、凹部5を複数設けて、周波数調整回路4(4−1〜4−4)や周波数可変回路4′を各凹部5上に取り付け又は各凹部5内に収納するようにしても良いことは勿論である。

Claims (15)

  1. 給電部に接続され且つ基体上に形成された放射電極と、この放射電極の途中に介設され、その第1の入出力端子が放射電極の給電部側開放端部に接続され且つ第2の入出力端子が放射電極の先端部側開放端部に接続された周波数調整回路とを備えるアンテナ装置であって、
    上記周波数調整回路を、基板と、この基板の表面に搭載されて回路を構成する複数の部品と、上記基板表面に配設された上記第1及び第2の入出力端子とで構成し、
    上記基体の上記周波数調整回路を配する部位に、上記周波数調整回路の複数の部品を収納可能で且つ当該周波数調整回路の基板よりも小口径の凹部を設け、
    表面を上記凹部側に向けた状態で上記周波数調整回路の基板を凹部上に載置すると共に、複数の部品を当該凹部内に収納し、且つ、互いに向き合う上記放射電極の給電部側開放端部と上記第1の入出力端子、及び互いに向き合う上記先端部側開放端部と第2の入出力端子を、それぞれ半田付け接続した、
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 給電部に接続され且つ基体上に形成された放射電極と、この放射電極の途中に介設され、その第1の入出力端子が放射電極の給電部側開放端部に接続され且つ第2の入出力端子が放射電極の先端部側開放端部に接続された周波数調整回路とを備えるアンテナ装置であって、
    上記周波数調整回路を、基板と、この基板の表面に搭載されて回路を構成する複数の部品と、上記基板表面に配設された上記第1及び第2の入出力端子とで構成し、
    上記基体の上記周波数調整回路を配する部位に、上記周波数調整回路の基板を収納可能な凹部を設けて、基板を当該凹部内に収納し、上記放射電極の給電部側開放端部と先端部側開放端部とを当該凹部内に突出させて、これら給電部側開放端部と先端部側開放端部を、上記第1の入出力端子と第2の入出力端子にそれぞれ接触させた、
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 上記複数の部品が搭載された表面を上側にして、上記周波数調整回路の基板を上記凹部内に収納し、
    上記給電部側開放端部の先端部と先端部側開放端部の先端部とにそれぞれバネ部を形成して、これらバネ部を上記第1の入出力端子と第2の入出力端子にそれぞれ圧接した、
    ことを特徴とする請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 上記複数の部品が搭載された表面を上側にして、上記周波数調整回路の基板を上記凹部内に収納し、
    上記給電部側開放端部の先端部と先端部側開放端部の先端部とにそれぞれフック部を形成し、これらのフック部を基板の穴部に係合させた状態で、上記給電部側開放端部と先端部側開放端部を上記第1の入出力端子と第2の入出力端子にそれぞれ接触させた、
    ことを特徴とする請求項2に記載のアンテナ装置。
  5. 上記周波数調整回路の基板に、上記第1の入出力端子と接続した状態で基板の裏面に露出した第1のビアホールと、上記第2の入出力端子と接続した状態で基板の裏面に露出した第2のビアホールとを形成し、
    上記凹部内に複数の部品を収納可能な第2の凹部を形成し、
    上記複数の部品が搭載された表面を下側にして、複数の部品を上記第2の凹部に収納した状態で、上記基板を上記凹部内に収納し、
    上記給電部側開放端部の先端部と先端部側開放端部の先端部とにそれぞれバネ部を形成して、これらバネ部を上記第1のビアホールと第2のビアホールにそれぞれ圧接した、
    ことを特徴とする請求項2に記載のアンテナ装置。
  6. 給電部に接続され且つ基体上に形成された放射電極と、この放射電極の途中に介設され、その第1の入出力端子が放射電極の給電部側開放端部に接続され且つ第2の入出力端子が放射電極の先端部側開放端部に接続された周波数調整回路とを備えるアンテナ装置であって、
    上記周波数調整回路を、基板と、この基板の表面に搭載されて回路を構成する複数の部品と、上記基板表面に配設された上記第1及び第2の入出力端子とで構成し、
    上記基体の上記周波数調整回路を配する部位に、上記基板の縁部に上から係合可能な複数のフック部を立設し、上記基板の縁部を上記フック部で上から押圧して、上記第1の入出力端子と第2の入出力端子を上記給電部側開放端部と先端部側開放端部に電気的に接続した、
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  7. 上記給電部側開放端部の先端部と先端部側開放端部の先端部とにそれぞれバネ部を形成し、
    上記基板の縁部を上記フック部とバネ部とで上下から挟持した状態で、上記第1の入出力端子と第2の入出力端子をこれらのバネ部に電気的に接続した、
    ことを特徴とする請求項6に記載のアンテナ装置。
  8. 給電部に接続され且つ基体上に形成された放射電極と、この放射電極の途中に介設され、その第1の入出力端子が放射電極の給電部側開放端部に接続され且つ第2の入出力端子が放射電極の先端部側開放端部に接続された周波数調整回路とを備えるアンテナ装置であって、
    上記基体の上記周波数調整回路を配する部位に、上記周波数調整回路の基板を収納可能な凹部を設け、
    上記放射電極の給電部側開放端部と先端部側開放端部とを上記凹部内に突出させて各先端部にバネ部を形成すると共に、上記凹部の周壁部に、上記基板の縁部に下から係合可能な複数のフック部を形成し、
    上記基板を凹部に収納し、当該基板の縁部を上記バネ部とフック部とで上下から挟持した状態で、上記第1の入出力端子と第2の入出力端子をこれらのバネ部に電気的に接続した、
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  9. 上記周波数調整回路に、上記第1及び第2の入出力端子とは別の1つ以上の入出力端子を設け、
    上記放射電極とは別の1つ以上の追加放射電極を、基端部を上記周波数調整回路の近傍に位置させた状態で、基体上又は基体外に形成し、
    上記各追加放射電極の基端部を、上記各入出力端子に接続した、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のアンテナ装置。
  10. 上記基体は、合成樹脂を成型して形成したものである、
    ことを特徴とする請求項2ないし請求項9のいずれかに記載のアンテナ装置。
  11. 上記基体は、合成樹脂に誘電体を添加した材料を成型して形成したものである、
    ことを特徴とする請求項2ないし請求項9のいずれかに記載のアンテナ装置。
  12. 上記基体は、誘電体を成型して形成したものである、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のアンテナ装置。
  13. 上記周波数調整回路の基板は、フレキシブル基板である、
    ことを特徴とする請求項2ないし請求項12のいずれかに記載のアンテナ装置。
  14. 上記周波数調整回路は、可変容量素子の容量を制御することで、回路のリアクタンス値を変化させることができる周波数可変回路である、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項13のいずれかに記載のアンテナ装置。
  15. 請求項1ないし請求項14のいずれかに記載のアンテナ装置を具備する、
    ことを特徴とする無線通信機。
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