JPH0789641B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH0789641B2 JPH0789641B2 JP61028016A JP2801686A JPH0789641B2 JP H0789641 B2 JPH0789641 B2 JP H0789641B2 JP 61028016 A JP61028016 A JP 61028016A JP 2801686 A JP2801686 A JP 2801686A JP H0789641 B2 JPH0789641 B2 JP H0789641B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、複数組の原稿の画像を指定された宛先に順次
伝送するファクシミリ装置に関する。
伝送するファクシミリ装置に関する。
[従来技術] 一般に、画像情報を伝送するファクシミリ装置では、送
信原稿を原稿読取部にセットして所望の宛先をテンキー
等から入力し、スタートキーをオンするという一連の操
作を必要とした。
信原稿を原稿読取部にセットして所望の宛先をテンキー
等から入力し、スタートキーをオンするという一連の操
作を必要とした。
そのため、従来、複数部の送信原稿をおのおの異なる宛
先に伝送しようとしたとき、それぞれの送信原稿につい
て上述の操作を繰り返す必要があるので、全ての送信原
稿の送信のための操作を終了するまでオペレータが拘束
されるという不都合を生じていた。
先に伝送しようとしたとき、それぞれの送信原稿につい
て上述の操作を繰り返す必要があるので、全ての送信原
稿の送信のための操作を終了するまでオペレータが拘束
されるという不都合を生じていた。
とくに、同一の画像を複数の宛先に伝送する同報伝送の
場合には、オペレータの操作が煩雑になるという不都合
を生じていた。
場合には、オペレータの操作が煩雑になるという不都合
を生じていた。
[目的] 本発明は、上述した実情に鑑みてなされたものであり、
複数組の送信原稿をそれぞれ指定された宛先に順次伝送
するときの操作を簡略化できるファクシミリ装置を提供
することを目的としている。
複数組の送信原稿をそれぞれ指定された宛先に順次伝送
するときの操作を簡略化できるファクシミリ装置を提供
することを目的としている。
[構成] 本発明は、複数組の原稿の画像を指定された宛先に順次
伝送するファクシミリ装置において、セットされた原稿
の画像を所定の解像度で読み取る画像読取手段と、上記
画像読取手段により読み取られた画像データを蓄積する
画像メモリと、原稿先端から原稿に形成されている所定
の識別マークまでの画像データを記憶する判別画像メモ
リと、上記判別画像メモリに記憶されている画像データ
に基づいて原稿に記録された宛先番号を判別する判別手
段と、おのおのの原稿を読み取って得られた画像データ
を上記画像メモリに蓄積し、上記識別マークの画像が含
まれるかどうかを判別し、上記識別マークの画像が含ま
れていないと判別した場合には、その原稿を送信原稿と
して識別し、上記識別マークの画像が含まれていると判
別した場合には、その原稿を宛先原稿として識別し、そ
の宛先原稿について、その判別時点までに上記画像メモ
リに記憶した画像データを上記判別画像メモリに記憶さ
せ、その記憶させた部分の画像データを上記画像メモリ
から削除し、直前に宛先原稿を識別してから新たな宛先
原稿を識別するまでの間に上記画像メモリに蓄積されて
いる画像データを、その直前に識別した宛先原稿に対応
して上記判別手段が判別した宛先番号の宛先に伝送する
制御手段を備えたものである。
伝送するファクシミリ装置において、セットされた原稿
の画像を所定の解像度で読み取る画像読取手段と、上記
画像読取手段により読み取られた画像データを蓄積する
画像メモリと、原稿先端から原稿に形成されている所定
の識別マークまでの画像データを記憶する判別画像メモ
リと、上記判別画像メモリに記憶されている画像データ
に基づいて原稿に記録された宛先番号を判別する判別手
段と、おのおのの原稿を読み取って得られた画像データ
を上記画像メモリに蓄積し、上記識別マークの画像が含
まれるかどうかを判別し、上記識別マークの画像が含ま
れていないと判別した場合には、その原稿を送信原稿と
して識別し、上記識別マークの画像が含まれていると判
別した場合には、その原稿を宛先原稿として識別し、そ
の宛先原稿について、その判別時点までに上記画像メモ
リに記憶した画像データを上記判別画像メモリに記憶さ
せ、その記憶させた部分の画像データを上記画像メモリ
から削除し、直前に宛先原稿を識別してから新たな宛先
原稿を識別するまでの間に上記画像メモリに蓄積されて
いる画像データを、その直前に識別した宛先原稿に対応
して上記判別手段が判別した宛先番号の宛先に伝送する
制御手段を備えたものである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかる宛先送信原稿1を
示している。
示している。
この宛先送信原稿1は、先端から主走査ラインのaライ
ンの部分にbラインの幅のバーコード2が形成されてお
り、このバーコード2までの領域には、所定のドロップ
アウトカラーで描かれた所定寸法の升目を連続してなる
同報宛先情報記入欄3が形成されている。なお当然のこ
とながら、同報宛先情報記入欄3のドロップアウトカラ
ーは、ファクシミリ装置のスキャナ(後述)の読取特性
に対応して設定する。
ンの部分にbラインの幅のバーコード2が形成されてお
り、このバーコード2までの領域には、所定のドロップ
アウトカラーで描かれた所定寸法の升目を連続してなる
同報宛先情報記入欄3が形成されている。なお当然のこ
とながら、同報宛先情報記入欄3のドロップアウトカラ
ーは、ファクシミリ装置のスキャナ(後述)の読取特性
に対応して設定する。
また、このバーコード2から後端までの部分には、通常
の原稿と同様な画像(書画)を記入してよい。あるい
は、この送信原稿1を送付状として用いることもでき
る。
の原稿と同様な画像(書画)を記入してよい。あるい
は、この送信原稿1を送付状として用いることもでき
る。
本実施例では、送信原稿の1枚目にこのバーコード2お
よび同報宛先情報記入欄3が形成されている宛先送信原
稿1を用いる。
よび同報宛先情報記入欄3が形成されている宛先送信原
稿1を用いる。
すなわち、まず、オペレータは宛先送信原稿1の同報宛
先情報記入欄3に所望の同報宛先に対応した宛先情報を
記入する。このとき、ファクシミリ装置(後述)には、
あらかじめ同報宛先情報に対応した個別の宛先の宛先情
報が設定されているものとする。またこのファクシミリ
装置が短縮キー等の機能をもち、かつ、その宛先に短縮
キーが割り当てられている場合には短縮キーを宛先情報
とすることができる。またさらに、同報宛先情報記入欄
3には、複数の宛先情報をセパレータ文字(例えば「」
(空白文字)、「*」など)で区切って配置して同報宛
先とすることもできる。
先情報記入欄3に所望の同報宛先に対応した宛先情報を
記入する。このとき、ファクシミリ装置(後述)には、
あらかじめ同報宛先情報に対応した個別の宛先の宛先情
報が設定されているものとする。またこのファクシミリ
装置が短縮キー等の機能をもち、かつ、その宛先に短縮
キーが割り当てられている場合には短縮キーを宛先情報
とすることができる。またさらに、同報宛先情報記入欄
3には、複数の宛先情報をセパレータ文字(例えば「」
(空白文字)、「*」など)で区切って配置して同報宛
先とすることもできる。
なお、同報宛先情報記入欄3に記入する文字の形として
は、例えばJIS(日本工業規格)C 6255(光学式文字
認識のための手書き文字(数字))、同C 6256(光学
式文字認識のための手書き文字(英字))、同C 6257
(光学式文字認識のための手書き文字(記号))を見本
として設定することもできる。
は、例えばJIS(日本工業規格)C 6255(光学式文字
認識のための手書き文字(数字))、同C 6256(光学
式文字認識のための手書き文字(英字))、同C 6257
(光学式文字認識のための手書き文字(記号))を見本
として設定することもできる。
そして、その同報宛先情報を記入した宛先送信原稿1を
1枚目に置いた状態で、送信する送信原稿を順次重ね、
これをファクシミリ装置のスキャナ(後述)にセットす
る。また、複数部の送信原稿をおのおの異なる同報宛先
に伝送するときには、それぞれの送信原稿の1枚目にそ
の同報宛先に対応した同報宛先情報を記入した宛先送信
原稿1を置いた状態で、それらの複数部の送信原稿を重
ねてスキャナにセットする。
1枚目に置いた状態で、送信する送信原稿を順次重ね、
これをファクシミリ装置のスキャナ(後述)にセットす
る。また、複数部の送信原稿をおのおの異なる同報宛先
に伝送するときには、それぞれの送信原稿の1枚目にそ
の同報宛先に対応した同報宛先情報を記入した宛先送信
原稿1を置いた状態で、それらの複数部の送信原稿を重
ねてスキャナにセットする。
一方、ファクシミリ装置では、同報宛先情報記入欄3に
対応した読取画像からおのおのの升目に記入された文字
を周知の文字認識アルゴリズムによって判別する文字判
別手段を備え、読取画像でバーコード2を検出した送信
原稿については、当該送信原稿を宛先送信原稿1として
判別し、そのバーコード2の部分までの読取画像に文字
判別手段を適用させて同報宛先情報を識別している。
対応した読取画像からおのおのの升目に記入された文字
を周知の文字認識アルゴリズムによって判別する文字判
別手段を備え、読取画像でバーコード2を検出した送信
原稿については、当該送信原稿を宛先送信原稿1として
判別し、そのバーコード2の部分までの読取画像に文字
判別手段を適用させて同報宛先情報を識別している。
また、読取画像は一旦全て画像メモリに蓄積し、その時
点でスキャナにセットされている送信原稿を全て読み取
った時点で、オペレータがスタートキーをオンすること
を待たずに送信動作を開始している。
点でスキャナにセットされている送信原稿を全て読み取
った時点で、オペレータがスタートキーをオンすること
を待たずに送信動作を開始している。
したがって、送信時におけるオペレータの操作は、宛先
送信原稿1に同報宛先情報を記入し、それを1枚目に置
いた状態で送信原稿をスキャナにセットすることで終了
する。
送信原稿1に同報宛先情報を記入し、それを1枚目に置
いた状態で送信原稿をスキャナにセットすることで終了
する。
第2図は、本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置
を示している。
を示している。
同図において、スキャナ10は送信原稿を所定の解像度で
読み取るものであり、その読取動作はシステム制御部11
によって制御される。また、スキャナ10は、その原稿台
に送信原稿が置かれていることを検出して、その検出信
号をシステム制御部11に加えている。
読み取るものであり、その読取動作はシステム制御部11
によって制御される。また、スキャナ10は、その原稿台
に送信原稿が置かれていることを検出して、その検出信
号をシステム制御部11に加えている。
システム制御部11は、このファクシミリ装置全体を制御
するものであり、複数枚の原稿画像を蓄積できる画像メ
モリ12、宛先送信原稿1のバーコード2までの画像を切
り出すための判別画像メモリ13、判別画像メモリ13の記
憶内容から同報宛先情報記入欄3の升目を切り出して周
知の文字認識方式によって記入されている文字を判別す
る文字判別部14、および、同報宛先番号に対する個別の
宛先の登録状態や短縮キーに設定されている電話番号あ
るいはその他の各種パラメータを記憶するためのパラメ
ータメモリ15を備えている。
するものであり、複数枚の原稿画像を蓄積できる画像メ
モリ12、宛先送信原稿1のバーコード2までの画像を切
り出すための判別画像メモリ13、判別画像メモリ13の記
憶内容から同報宛先情報記入欄3の升目を切り出して周
知の文字認識方式によって記入されている文字を判別す
る文字判別部14、および、同報宛先番号に対する個別の
宛先の登録状態や短縮キーに設定されている電話番号あ
るいはその他の各種パラメータを記憶するためのパラメ
ータメモリ15を備えている。
操作表示部16は、オペレータがこのファクシミリ装置を
操作するための各種の操作キーおよびファクシミリ装置
からオペレータ等に各種のメッセージを表示するための
表示器からなる。
操作するための各種の操作キーおよびファクシミリ装置
からオペレータ等に各種のメッセージを表示するための
表示器からなる。
符号化復号化部17は、ファクシミリ伝送時の情報量を圧
縮するための符号化処理および復号化処理を実行するも
のである。
縮するための符号化処理および復号化処理を実行するも
のである。
通信制御部18は、所定のファクシミリ伝送手順を実行す
るものであり、モデム19は、デジタルデータをアナログ
回線網である公衆電話回線網を用いて伝送するための変
復調処理を実行するものであり、網制御装置20は、自動
発着信機能を備えるとともにファクシミリ装置を公衆電
話回線網に接続するためのものである。プロッタ21は、
受信画像等を記録出力するためのものである。
るものであり、モデム19は、デジタルデータをアナログ
回線網である公衆電話回線網を用いて伝送するための変
復調処理を実行するものであり、網制御装置20は、自動
発着信機能を備えるとともにファクシミリ装置を公衆電
話回線網に接続するためのものである。プロッタ21は、
受信画像等を記録出力するためのものである。
また、システム制御部11は、第3図に示すような宛先管
理テーブルTBを、1つの個別の宛先毎に形成している。
この宛先管理テーブルTBは、伝送する文書を識別するた
めの文書番号、個別の宛先に対応した電話番号、送信原
稿の枚数をあらわす枚数カウンタおよび同一文書を伝送
する同報宛先の中でそれぞれの宛先を識別するための宛
先番号からなり、システム制御部11によって内部的に形
成される。
理テーブルTBを、1つの個別の宛先毎に形成している。
この宛先管理テーブルTBは、伝送する文書を識別するた
めの文書番号、個別の宛先に対応した電話番号、送信原
稿の枚数をあらわす枚数カウンタおよび同一文書を伝送
する同報宛先の中でそれぞれの宛先を識別するための宛
先番号からなり、システム制御部11によって内部的に形
成される。
以上の構成で、送信原稿の読取処理は次のようにして行
なわれる。
なわれる。
オペレータが、宛先送信原稿1の同報宛先情報記入欄2
に同報宛先番号を記入し、それを1枚目に置いた状態で
スキャナ10の原稿台にセットすると、スキャナ10で送信
原稿が置かれたことが検出されて、それがシステム制御
部11に通知される。
に同報宛先番号を記入し、それを1枚目に置いた状態で
スキャナ10の原稿台にセットすると、スキャナ10で送信
原稿が置かれたことが検出されて、それがシステム制御
部11に通知される。
これにより、システム制御部11は、第4図に示した読取
処理100の実行を開始し、まず、文書番号と枚数カウン
タを0にクリアし、そのときに宛先送信原稿1を識別す
るための電話フラグをリセットする初期処理101を実行
する。
処理100の実行を開始し、まず、文書番号と枚数カウン
タを0にクリアし、そのときに宛先送信原稿1を識別す
るための電話フラグをリセットする初期処理101を実行
する。
そして、全ての原稿の読取を終了して判断102の結果がY
ESになるまで、処理103以降の処理を繰り返し実行す
る。
ESになるまで、処理103以降の処理を繰り返し実行す
る。
すなわち、処理103の1枚読取処理(後術)で送信原稿
を1枚読み取る。この1枚読取処理では、基本的には読
取画像を順次画像メモリ12に蓄積する。また、このとき
読み取った送信原稿が宛先送信原稿1であれば電話フラ
グをセットするとともに判別画像メモリ13に原稿の先端
からaライン分の画像を転送し、先端からバーコード2
の後端までの画像は画像メモリ12から削除し、それ以外
の送信原稿であれば電話フラグをリセットする。
を1枚読み取る。この1枚読取処理では、基本的には読
取画像を順次画像メモリ12に蓄積する。また、このとき
読み取った送信原稿が宛先送信原稿1であれば電話フラ
グをセットするとともに判別画像メモリ13に原稿の先端
からaライン分の画像を転送し、先端からバーコード2
の後端までの画像は画像メモリ12から削除し、それ以外
の送信原稿であれば電話フラグをリセットする。
この処理103を終了すると、枚数カウンタをインクリメ
ントし(処理104)、そのときに電話フラグがセットさ
れているかどうかを判断する(判断105)。この判断105
の結果がYESになる場合は、読み取った原稿が宛先送信
原稿1で、ここから新たな送信原稿の組が始まるので、
文書番号をインクリメントし(処理106)、文字判別部1
4を起動して宛先情報を認識させる(処理107)。
ントし(処理104)、そのときに電話フラグがセットさ
れているかどうかを判断する(判断105)。この判断105
の結果がYESになる場合は、読み取った原稿が宛先送信
原稿1で、ここから新たな送信原稿の組が始まるので、
文書番号をインクリメントし(処理106)、文字判別部1
4を起動して宛先情報を認識させる(処理107)。
文字判別部14は、認識処理が終了するとその認識結果を
システム制御部11に通知し、これによって、システム制
御部11はその認識結果が同報宛先番号の場合にはパラメ
ータメモリ15からその同報宛先番号に登録されている複
数の宛先情報を順次読み出す。そして、宛先情報を読出
す度に、その宛先情報が短縮キー番号の場合にはさらに
パラメータメモリ15から対応する電話番号を読み出し、
またその宛先情報が電話番号の場合にはその電話番号
を、異なる宛先管理テーブルTBの電話番号の欄に記憶
し、それらの宛先管理テーブルTBの文書番号の欄にその
ときの文書番号を記憶する。また、文字判別部14による
認識結果が所定のセパレータ文字で区切られた複数の宛
先情報の場合には、おのおのの宛先情報について同様の
処理を行ない、宛先管理テーブルTBをおのおのの宛先に
ついて形成する(処理108)。
システム制御部11に通知し、これによって、システム制
御部11はその認識結果が同報宛先番号の場合にはパラメ
ータメモリ15からその同報宛先番号に登録されている複
数の宛先情報を順次読み出す。そして、宛先情報を読出
す度に、その宛先情報が短縮キー番号の場合にはさらに
パラメータメモリ15から対応する電話番号を読み出し、
またその宛先情報が電話番号の場合にはその電話番号
を、異なる宛先管理テーブルTBの電話番号の欄に記憶
し、それらの宛先管理テーブルTBの文書番号の欄にその
ときの文書番号を記憶する。また、文字判別部14による
認識結果が所定のセパレータ文字で区切られた複数の宛
先情報の場合には、おのおのの宛先情報について同様の
処理を行ない、宛先管理テーブルTBをおのおのの宛先に
ついて形成する(処理108)。
そして、枚数カウンタの値が1であるかどうかを判断す
る(判断109)。この判断109の結果がYESになる場合
は、2組目以降の文書先頭に置かれている宛先送信原稿
1を読み取った場合であるから、枚数カウンタから1を
減じた値を1つ前の文書番号の宛先管理テーブルTBの枚
数カウンタの欄に記憶して(処理110)、枚数カウンタ
の値を1にリセット(処理111)した後に判断102に戻
る。
る(判断109)。この判断109の結果がYESになる場合
は、2組目以降の文書先頭に置かれている宛先送信原稿
1を読み取った場合であるから、枚数カウンタから1を
減じた値を1つ前の文書番号の宛先管理テーブルTBの枚
数カウンタの欄に記憶して(処理110)、枚数カウンタ
の値を1にリセット(処理111)した後に判断102に戻
る。
また、判断105の結果がNOのときすなわち宛先送信原稿
1以外の送信原稿を読み取ったとき、および、判断109
の結果がYESのときすなわち1組目の送信原稿の宛先送
信原稿1を読み取ったときも判断102に戻る。
1以外の送信原稿を読み取ったとき、および、判断109
の結果がYESのときすなわち1組目の送信原稿の宛先送
信原稿1を読み取ったときも判断102に戻る。
判断102の結果がYESになるときには、その直前まで読み
取っていた最後の文書の枚数が枚数カウンタに記憶され
ているので、そのときの枚数カウンタの値を、そのとき
の文書番号の宛先管理テーブルTBの枚数カウンタの欄に
記憶して(処理112)、この読取処理100を終了する。
取っていた最後の文書の枚数が枚数カウンタに記憶され
ているので、そのときの枚数カウンタの値を、そのとき
の文書番号の宛先管理テーブルTBの枚数カウンタの欄に
記憶して(処理112)、この読取処理100を終了する。
このような読取処理100を終了すると、そのときにスキ
ャナ10にセットされた送信原稿が順次画像メモリ12に蓄
積されるとともに、おのおのの宛先毎に宛先管理テーブ
ルTBが形成される。また、それぞれの文書に指定された
同報宛先をなす宛先の宛先管理テーブルTBの文書番号の
欄には、同一の文書番号が記憶される。
ャナ10にセットされた送信原稿が順次画像メモリ12に蓄
積されるとともに、おのおのの宛先毎に宛先管理テーブ
ルTBが形成される。また、それぞれの文書に指定された
同報宛先をなす宛先の宛先管理テーブルTBの文書番号の
欄には、同一の文書番号が記憶される。
なお、同報宛先に対する個別宛先の割り当ておよび短縮
キーに対する電話番号の割り当ては、あらかじめオペレ
ータが操作入力部16から所定の登録処理等を実行するこ
とで、なされているものとする。
キーに対する電話番号の割り当ては、あらかじめオペレ
ータが操作入力部16から所定の登録処理等を実行するこ
とで、なされているものとする。
第5図は、1枚読取処理の一例を示している。
この1枚読取処理では、まず、原稿の先頭からaライン
までの画像を1ライン毎読み取って画像メモリ12に蓄積
する(処理201,判断202)。
までの画像を1ライン毎読み取って画像メモリ12に蓄積
する(処理201,判断202)。
そして、後続するbラインの画像にバーコード2がある
かどうかを1ラインの画像を読み取る毎に判別する(処
理203,判断204,204)。
かどうかを1ラインの画像を読み取る毎に判別する(処
理203,判断204,204)。
バーコード2を発見して判断204の結果がYESになるとき
は、そのときに読み取った原稿が宛先送信原稿1なの
で、電話フラグをセットし(処理206)、先頭からaラ
イン分の画像データを画像メモリ12から判別画像メモリ
13に転送する(処理207)。
は、そのときに読み取った原稿が宛先送信原稿1なの
で、電話フラグをセットし(処理206)、先頭からaラ
イン分の画像データを画像メモリ12から判別画像メモリ
13に転送する(処理207)。
そして、そこから先頭から(a+b)ラインまでの画像
データを読みとばし(処理208,判断209)、この先頭か
ら(a+b)ライン分の画像データを画像メモリ12から
削除する(処理210)。
データを読みとばし(処理208,判断209)、この先頭か
ら(a+b)ライン分の画像データを画像メモリ12から
削除する(処理210)。
ここから原稿後端までの部分すなわちバーコード2から
後ろの部分は、通常の画像と同様に順次読み取って画像
メモリ12に蓄積する(処理211,判断212)。
後ろの部分は、通常の画像と同様に順次読み取って画像
メモリ12に蓄積する(処理211,判断212)。
また、判断205の結果がYESになるときには、読み取った
原稿が宛先送信原稿1以外の場合であるから、電話フラ
グをリセットし(処理213)、後続の画像を順次読み取
って画像メモリ12に蓄積する(処理214,判断215)。
原稿が宛先送信原稿1以外の場合であるから、電話フラ
グをリセットし(処理213)、後続の画像を順次読み取
って画像メモリ12に蓄積する(処理214,判断215)。
このようにして、原稿の1枚分の画像が読み取られ、読
み取った原稿が宛先送信原稿1のときには先頭からaラ
イン分の画像が判別画像メモリ13に転送され、先頭から
(a+b)ライン分の画像が画像メモリ12から削除され
る。
み取った原稿が宛先送信原稿1のときには先頭からaラ
イン分の画像が判別画像メモリ13に転送され、先頭から
(a+b)ライン分の画像が画像メモリ12から削除され
る。
さて、読取処理100を終了すると、システム制御部11は
宛先管理テーブルTBのうち文書番号の順にかつ宛先番号
の順に、その電話番号の欄に記憶されている電話番号を
通信制御部18を介して網制御装置20は転送し宛先を発呼
させ、通信制御部18による伝送前手順を終了すると、宛
先管理テーブルTBの文書番号の欄に記憶されている文書
番号をもつ文書を枚数カウンタの値だけ画像メモリ12か
ら画像データを読み出してその宛先へと伝送する。ま
た、同報伝送を終了した画像データは逐次画像メモリ21
から削除する。
宛先管理テーブルTBのうち文書番号の順にかつ宛先番号
の順に、その電話番号の欄に記憶されている電話番号を
通信制御部18を介して網制御装置20は転送し宛先を発呼
させ、通信制御部18による伝送前手順を終了すると、宛
先管理テーブルTBの文書番号の欄に記憶されている文書
番号をもつ文書を枚数カウンタの値だけ画像メモリ12か
ら画像データを読み出してその宛先へと伝送する。ま
た、同報伝送を終了した画像データは逐次画像メモリ21
から削除する。
このようにして、このファクシミリ装置では読取処理に
連続して同報伝送を実行するので、オペレータは送信原
稿をセットするだけでよく、例えばスタートキーをオン
する等のその他の操作を行なわずに済むので、送信時の
操作が非常に簡略化される。
連続して同報伝送を実行するので、オペレータは送信原
稿をセットするだけでよく、例えばスタートキーをオン
する等のその他の操作を行なわずに済むので、送信時の
操作が非常に簡略化される。
なお本発明はファクシミリ装置の送信時の動作にかかる
ものであり、受信時の動作は本発明に直接関係しないの
で、その説明を省略する。
ものであり、受信時の動作は本発明に直接関係しないの
で、その説明を省略する。
なお、上述した実施例では、同報宛先情報記入欄にドロ
ップアウトカラーで升目を形成しているが、文字認識の
精度および自由度が大きくなったときにはそのような升
目を形成しなくても済む。
ップアウトカラーで升目を形成しているが、文字認識の
精度および自由度が大きくなったときにはそのような升
目を形成しなくても済む。
また、宛先の管理のための処理方法も上述のものに限る
ことはなく、おのおののファクシミリ装置の内部処理に
適応したものであってよい。
ことはなく、おのおののファクシミリ装置の内部処理に
適応したものであってよい。
[効果] 以上説明したように、本発明によれば、複数組の原稿の
画像を指定された宛先に順次伝送するファクシミリ装置
において、セットされた原稿の画像を所定の解像度で読
み取る画像読取手段と、上記画像読取手段により読み取
られた画像データを蓄積する画像メモリと、原稿先端か
ら原稿に形成されている所定の識別マークまでの画像デ
ータを記憶する判別画像メモリと、上記判別画像メモリ
に記憶されている画像データに基づいて原稿に記録され
た宛先番号を判別する判別手段と、おのおのの原稿を読
み取って得られた画像データを上記画像メモリに蓄積
し、上記識別マークの画像が含まれるかどうかを判別
し、上記識別マークの画像が含まれていないと判別した
場合には、その原稿を送信原稿として識別し、上記識別
マークの画像が含まれていると判別した場合には、その
原稿を宛先原稿として識別し、その宛先原稿について、
その判別時点までに上記画像メモリに記憶した画像デー
タを上記判別画像メモリに記憶させ、その記憶させた部
分の画像データを上記画像メモリから削除し、直前に宛
先原稿を識別してから新たな宛先原稿を識別するまでの
間に上記画像メモリに蓄積されている画像データを、そ
の直前に識別した宛先原稿に対応して上記判別手段が判
別した宛先番号の宛先に伝送する制御手段を備えたの
で、複数組の送信原稿を、それぞれ異なる宛先に送信す
るさいの操作性が大幅に向上するという効果を得る。ま
た、宛先原稿の画像データのうち、宛先番号および識別
マークを読み取って得られた部分は、画像メモリから削
除しているので、不要な画像が宛先に送信されるような
事態を回避することができるという効果も得る。
画像を指定された宛先に順次伝送するファクシミリ装置
において、セットされた原稿の画像を所定の解像度で読
み取る画像読取手段と、上記画像読取手段により読み取
られた画像データを蓄積する画像メモリと、原稿先端か
ら原稿に形成されている所定の識別マークまでの画像デ
ータを記憶する判別画像メモリと、上記判別画像メモリ
に記憶されている画像データに基づいて原稿に記録され
た宛先番号を判別する判別手段と、おのおのの原稿を読
み取って得られた画像データを上記画像メモリに蓄積
し、上記識別マークの画像が含まれるかどうかを判別
し、上記識別マークの画像が含まれていないと判別した
場合には、その原稿を送信原稿として識別し、上記識別
マークの画像が含まれていると判別した場合には、その
原稿を宛先原稿として識別し、その宛先原稿について、
その判別時点までに上記画像メモリに記憶した画像デー
タを上記判別画像メモリに記憶させ、その記憶させた部
分の画像データを上記画像メモリから削除し、直前に宛
先原稿を識別してから新たな宛先原稿を識別するまでの
間に上記画像メモリに蓄積されている画像データを、そ
の直前に識別した宛先原稿に対応して上記判別手段が判
別した宛先番号の宛先に伝送する制御手段を備えたの
で、複数組の送信原稿を、それぞれ異なる宛先に送信す
るさいの操作性が大幅に向上するという効果を得る。ま
た、宛先原稿の画像データのうち、宛先番号および識別
マークを読み取って得られた部分は、画像メモリから削
除しているので、不要な画像が宛先に送信されるような
事態を回避することができるという効果も得る。
第1図は本発明の一実施例にかかる宛先送信原稿を示し
た平面図、第2図は本発明の一実施例にかかるファクシ
ミリ装置を示したブロック図、第3図は宛先管理テーブ
ルの一例を示した信号配置図、第4図は読取処理の一例
を示したフローチャート、第5図は1枚読取処理の一例
を示したフロチャートである。 1……宛先送信原稿、2……バーコード、3……同報宛
先情報記入欄、10……スキャナ、11……システム制御
部、12……画像メモリ、13……判別画像メモリ、14……
文字判別部、15……パラメータメモリ。
た平面図、第2図は本発明の一実施例にかかるファクシ
ミリ装置を示したブロック図、第3図は宛先管理テーブ
ルの一例を示した信号配置図、第4図は読取処理の一例
を示したフローチャート、第5図は1枚読取処理の一例
を示したフロチャートである。 1……宛先送信原稿、2……バーコード、3……同報宛
先情報記入欄、10……スキャナ、11……システム制御
部、12……画像メモリ、13……判別画像メモリ、14……
文字判別部、15……パラメータメモリ。
Claims (1)
- 【請求項1】複数組の原稿の画像を指定された宛先に順
次伝送するファクシミリ装置において、 セットされた原稿の画像を所定の解像度で読み取る画像
読取手段と、 上記画像読取手段により読み取られた画像データを蓄積
する画像メモリと、 原稿先端から原稿に形成されている所定の識別マークま
での画像データを記憶する判別画像メモリと、 上記判別画像メモリに記憶されている画像データに基づ
いて原稿に記録された宛先番号を判別する判別手段と、 おのおのの原稿を読み取って得られた画像データを上記
画像メモリに蓄積し、上記識別マークの画像が含まれる
かどうかを判別し、上記識別マークの画像が含まれてい
ないと判別した場合には、その原稿を送信原稿として識
別し、上記識別マークの画像が含まれていると判別した
場合には、その原稿を宛先原稿として識別し、その宛先
原稿について、その判別時点までに上記画像メモリに記
憶した画像データを上記判別画像メモリに記憶させ、そ
の記憶させた部分の画像データを上記画像メモリから削
除し、直前に宛先原稿を識別してから新たな宛先原稿を
識別するまでの間に上記画像メモリに蓄積されている画
像データを、その直前に識別した宛先原稿に対応して上
記判別手段が判別した宛先番号の宛先に伝送する制御手
段を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61028016A JPH0789641B2 (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61028016A JPH0789641B2 (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62186661A JPS62186661A (ja) | 1987-08-15 |
JPH0789641B2 true JPH0789641B2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=12236964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61028016A Expired - Lifetime JPH0789641B2 (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0789641B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6733323B2 (ja) | 2016-06-03 | 2020-07-29 | ブラザー工業株式会社 | 仲介サーバ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5152218A (ja) * | 1974-11-01 | 1976-05-08 | Oki Electric Ind Co Ltd |
-
1986
- 1986-02-13 JP JP61028016A patent/JPH0789641B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5152218A (ja) * | 1974-11-01 | 1976-05-08 | Oki Electric Ind Co Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62186661A (ja) | 1987-08-15 |
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