JP2803918B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2803918B2
JP2803918B2 JP3110475A JP11047591A JP2803918B2 JP 2803918 B2 JP2803918 B2 JP 2803918B2 JP 3110475 A JP3110475 A JP 3110475A JP 11047591 A JP11047591 A JP 11047591A JP 2803918 B2 JP2803918 B2 JP 2803918B2
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哲也 松野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通話呼ごとにその通信
の一塊を識別可能とするマーク付加機能を具備したファ
クシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の分野の技術としては、
「施設」34[7](1982)日本電信電話株式会
社、P.102−108及び「施設」34[8](1
982)日本電信電話株式会社、P.133−140等
に記載されるものがあった。図2は、上記文献等に開示
される従来のファクシミリ装置の一構成例を示す機能ブ
ロック図である。このファクシミリ装置は、通信回線と
の接続制御等を行う通信制御部1を有し、その通信制御
部1には画像処理部2が接続されている。画像処理部2
には、入力原稿読取用の読取部3及び受信画像を記録紙
上へ記録するため記録部4が接続されている。ここで、
画像処理部2は、読取部の出力データのデータ量を減
らすために1次元または2次元のデータ圧縮の符号化を
行う他、受信画データS2を伸長する復号化を行う回路
である。一方、通信制御部1、画像処理部2、読取部
3、及び記録部4に共通接続された制御部5が、入力操
作を行うキーボード等の操作部6に接続されている。こ
こで、制御部5は、マイクロプロセッサ及び主メモリ等
で構成され、通信制御部1、画像処理部2、読取部3、
及び記録部4、及び操作部6等のファクシミリ装置全体
の動作を制御する回路である。さらに、このファクシミ
リ装置は、自動受信機能、送信原稿サイズでの記録紙自
動カット機能、及び記録紙受信受皿(即ち、受信紙スタ
ッカ)機能を備えている。
【0003】このファクシミリ装置の受信動作は、ま
ず、着信呼の識別により受信動作が開始され、相手先か
らの受信画データS2が通信制御部1に受信されると、
その受信画データS2は画像処理部2で復号化されて記
録部4へ送られる。そして、この記録部4において、記
録紙上へ受信画像として印字される。その際、記録紙の
上端部には、従来の発信元データの一例を示す図3に表
されているように、発信元データ(例えば、発信年月
日、時刻、発信元名称、及び頁数など)が、カタカナ及
び数字などにより所定のフォーマットで記録される。こ
の記録付加機能は送信側で付加し、送信側からの情報の
一部として取り扱われる。印字された記録紙は、送信原
稿サイズにカットされ、そのカットサイズに合わせた頁
形式により受信順に下から上へと積まれて受信紙スタッ
カに収納された後、人手によって取り除かれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のファクシミリ装置では、次のような課題があった。
受信時において、不在等で受信記録紙を着信呼毎に取り
除かず、そのまま一定時間放置したような場合、その
間、着信呼が間欠的に順次発生し、発信元の異なる複数
の自動カットされた受信記録紙が受信順序に従って下か
ら上に積み重ねられる形でまとめて受信紙スタッカに収
納される。こうした状態で、これら収納された受信記録
紙を一括仕分け整理する場合、つまり、着信呼別または
発信元別に仕分けて最終宛先着信者への配布、或いはフ
ァイリングを必要とするような場合、受信記録紙の上端
部の発信元データの記録部分を一枚毎、細かく見て仕分
けなければならない。特に、記録紙の受信枚数が多く、
また1回の着信呼の頁数が複数になるような場合には、
着信呼別の1区分つまり1塊が一目で識別し難く、これ
ら仕分け作業に手間もかかり、多くの時間も要して非能
率的であった。また、記録紙の仕分け整理に際し、着信
順を間違えたような場合には、着信呼別及び発信元別の
頁の整理が一層、複雑となり、頁編集の誤りも多く発生
するという問題もあった。
【0005】本発明は前記従来技術の持っていた課題
として、記録紙の仕分け整理作業が非能率的である点、
及び頁編集の誤りが生じやすい点について解決したファ
クシミリ装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】記課題を解決するため
に、本発明のうちの第1の発明は、ファクシミリ装置に
おいて、送信原稿を読み取って画像データを出力する画
像読取部と、発信元データと印字マークの形状及び印字
位置が指定された印字マークデータとを格納するデータ
格納手段と、前記送信原稿の送信時に前記データ格納手
段中の発信元データ及び印字マークデータを読み出して
これらの発信元データ及び印字マークデータからなる付
加データを出力するデータ読出手段と、前記画像データ
及び前記 付加データを入力し、該付加データを該画像デ
ータに付加して送信画データを出力する発信元データ付
加部と、前記送信画データを入力してこれを符号化し、
通信回線を介して受信側装置へ送信する送信手段とを備
えている。そして、前記印字マークは、区画された領域
に渡って、前記受信側装置が印字可能な最も外側の端に
至り、且つ毎回同一箇所に印字されるように、構成され
ている。 第2の発明は、第1の発明において、前記付加
データには、前記印字マークの近傍にさらに発信元名の
マークが付加されている。
【0007】
【作用】第1の発明は、以上のようにファクシミリ装置
を構成したので、送信時において、送信原稿が画像読取
部で読み取られ、画像データが発信元データ付加部へ出
力される。発信元データ付加部では、データ読出手段に
よってデータ格納手段から読み出された付加データを、
画像読取部から出力された画像データに付加し、送信画
データを出力する。この送信画データは、送信手段で符
号化され、通信回線を介して受信側装置へ送信される。
受信側装置では、通信回線から送られて来た送信画デー
タを受信すると、この画データを復号化した後、受信記
録紙上に、印字マークデータ、発信元データ及び画像デ
ータを印字していく、これにより、受信記録紙の外側の
端には、区画された領域に渡って、文字でない印字マー
クが、毎回同一箇所に印字される。 第2の発明では、前
記印字マークの近傍に、発信元名のマークも印字され
る。
【0008】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示すファク
シミリ装置の受信機能を示す機能ブロック図である。こ
のファクシミリ装置は、制御信号群SSにより装置全体
の動作を制御する制御部51、通信回線52に接続され
た回線切替え用の網制御装置(Network Con
trol Unit、以下、NCUという)53、受信
画データのアナログ/デジタル変換を行うモデム54、
デジタル化された受信画データを伸長して復号化を行う
復号化部55、所定の指示操作を行うキーボードなどの
操作部56、復号化された受信画データを記録紙上に印
字して該記録紙を所定の原稿サイズにカットする記録部
57、及びカットされた記録紙を収納する受信紙スタッ
カ58を備えている。ここで、記録部57は、サーマル
ヘッドなどの感熱式の印字機構の他、記録紙、記録紙走
行機構、及び記録紙カット機構などで構成されている。
制御部51は、中央処理装置(以下、CPUという)の
他、図示しない演算データなどを記憶するRAM(ラン
ダム・アクセス・メモリ)及び制御用プログラムなどが
記憶されたROM(リード・オンリー・メモリ)のメモ
リ部などを備えている。そのうち、ROM中の所定領域
には、所定形状の印字マーク(マーク種別)や該印字マ
ークの印字位置等が着信呼別に指定された印字マークデ
ータを格納するマーク格納手段51aが設けられてい
る。
【0009】さらに、CPUには、受信画データの受信
時に、マーク格納手段51a中の印字マークデータを読
み出すマークデータ読出手段51bと、読み出された印
字マークデータを記録部57に送出させ、その印字マー
クデータにおける印字位置情報に対応した記録紙上に印
字マークを印字させる印字マーク付加手段51cと
設けられている。これらマークデータ読出手段51b
及び印字マーク付加手段51cは、ROMに記憶された
制御用プログラムに従って動作し、また印字マークの印
字位置は、印字マーク付加手段51cにより制御され、
前記印字マークデータに対応して着信呼毎に周期的に変
化するようになっている。そして、制御部51と記録部
57の間には、読み出された印字マークデータを該記録
部57へ伝送するためのデータ伝送手段(例えば、信号
リード線51dが設けられている。なお、印字マーク
データは、実際、記録紙に印字マークとして印字される
際、マークサイズが例えば幅5〜10mm、長さが10
〜30mmの黒塗りのマークとなるように構成されてい
る。
【0010】次に、以上のように構成されるファクシミ
リ装置の動作を図4及び図5を参照しつつ説明する。な
お、図4は図1の装置によって印字された受信記録紙上
端部の印字フォーマット例を示す図であり、図5は図1
の装置において複数呼を受信した場合の受信記録紙のマ
ーク付加適用例を示す図である。受信起動がかかると、
通信回線52によって伝送されてきたアナログ信号の受
信画データは、NCU53を介してモデム54でディジ
タル信号に変換された後、復号化部55に入力される。
復号化部55において、受信画データは復号化され、記
部57へ送られる。この受信画データの受信時におい
て、受信画データの記録開始に先立ち、マークデータ読
出手段51は、マーク格納手段51a中の印字マークデ
ータを読み出し、印字マーク付加手段51cは、読み出
された印字マークデータを信号リード線51dを介して
記録部57へ送出させる。さらに、印字マーク付加手段
51cは記部57を制御して、その印字マークデータ
における印字位置情報に対応した記録紙上に印字マーク
を印字させる。その際、記録部57は、図示しない記録
走行機構により記録紙を走行させながら印字マークを印
字する。
【0011】例えば、第1着信呼で複数頁が送信されて
くる場合、図4に示すように、受信記録紙の上端部、つ
まり送信側からの発信元データを受信記録する(記録紙
上では上部)前に、同一着信呼であることを容易に識別
させるための黒塗りの印字マークが受信順に従った頁ご
との上端部左端の同一位置に付加される。第1着信呼が
終了して更に第2着信呼が起動され、複数頁が受信され
ると、第1着信呼と同様に、受信記録紙の上端部に印字
マークを付加させる。但し、この場合の印字位置は、図
5に示すように、第1着信呼の位置とは異なり、第1着
信呼の記録紙と区別が容易に認識できる位置、例えば第
1着信呼の印字位置の右側の中央部に印字マーク付加手
段51cの制御によって印字される。
【0012】同様に、第2着信呼以降の第3着信呼、第
4着信呼……の受信記録においても、図5に示すよう
に、印字マークデータの一部としてマーク格納手段51
aに記憶された印字マーク位置情報によって着信呼ごと
に指定される受信記録紙上の所定位置に、順次、印字マ
ークデータに基づいた黒塗りの印字マークが印字され
る。その際、この着信呼ごとの印字動作は、ある規則性
をもち、周期的に行われる。例えば、第1着信呼から第
3着信呼は、それぞれ記録紙の上端部左端、上端部中
央、及び上端部右端に印字され、その後、同様に、第4
着信呼から第6着信呼、第7着信呼から第9着信呼……
が上端部左端、上端部中央、及び上端部右端にそれぞれ
繰り返して印字される。
【0013】本実施例は以上のようにして受信記録紙上
に印字マークを付加するようにしたので、次のような利
点を有している。 (1)受信紙スタッカ58に溜まった発信元の異なる複
数の受信記録紙を作業者が一目でパターン認識すること
ができ、着信呼別の仕分け作業を容易にすることが可能
となる。 (2)本仕分け作業の際に起こり得る頁編集の誤りも軽
減することができる。 (3)本受信側の印字マークの付加方式は、送信側装置
の機能を変更することなしに、受信側装置の一部機能の
追加のみにより実施可能であり、装置を低コストで実現
できる。 (4)マーク種別や印字位置などの印字方法は、送信側
装置に関係なしに受信側の都合の良い方法に合わせた内
容で実施可能である。 (5)本実施例は、G2、G3、G4などの伝送モード
の相違により影響されず、いずれの伝送モードでも使用
することができる。
【0014】図6は、本発明の第2の実施例を示すファ
クシミリ装置の送信機能を示す機能ブロック図である。
このファクシミリ装置は、制御信号群SSにより装置全
体の動作を制御する制御部61、送信原稿62aを画像
データとして読み取るイメージセンサ等の画像読取部6
2、発信元データなどの付加データを画像読取部62の
出力信号に付加して送信画データを出力する発信元デー
タ付加部63、送信画データを圧縮して符号化を行う符
号化部64、送信操作などの入力操作を行うキーボード
等の操作部65、前記発信元データの一部としての時刻
データを生成する時計66、符号化部64の出力信号
ディジタル/アナログ変換するモデム67、及び通信回
線68aに接続された回線切替え用のNCU68を備え
ている。符号化部64、モデム67及びNCU68によ
り、送信手段が構成されている。制御部61は、第1の
実施例と同様に、CPUの他、図示しない演算データな
どを記憶するRAM及び制御用プログラムなどが記憶さ
れたデータ格納手段(例えば、ROMのメモリ部など
を備えている。そのうち、ROM中の所定領域には、印
字マークの形状や印字位置等が指定された印字マークデ
ータを格納するマーク格納手段61aが設けられ、さら
にそのマーク格納手段61aと別領域に図示しない発信
元データを格納する領域が設けられている。ここで、
字マークは、区画された領域に渡って、受信側装置が印
字可能な最も外側の端に至り、且つ毎回同一箇所に印字
されるように、印字マークデータが設定されている。
信元データは、操作部65より入力された発信元の名称
等の文字データ、時計66から出力される発信年月日
発信時刻の時刻データ、及び頁数データなどから構成さ
れている。さらに、CPUには、送信原稿の送信時に
格納された発信元データを読み出す読出手段の他に、
ーク格納手段61a中の印字マークデータを読み出し、
それを付加データとして発信元データ付加部63へ送出
するマークデータ読出手段61bが設けられている。そ
して、マークデータ読出手段61bは、ROMに記憶さ
れた制御用プログラムに従って動作するようになってい
る。
【0015】次に、動作を説明する。送信起動がかか
り、送信原稿62aが画像読取部62により読み取られ
ると、その画像データは発信元データ付加部63へ送出
される。一方、送信起動がかかると、制御部61の制御
により発信元データが読み出されると共に、制御部61
中のマークデータ読出手段61bによりマーク格納手段
61a中の印字マークデータが読み出され、それら
ータが発信元データ付加部63へ送出される。発信元デ
ータ付加部63では、入力した発信元データ及び印字マ
ークデータを画像読取部62からの画像データと同一形
式の画像データに変換し、原稿の上端部に相当する位置
に上から印字マークデータ、続いて発信元データの順で
付加して送信画データを生成する。印字マークデータ及
び発信元データが付加された送信画データは、符号化部
64で符号化された後、モデム67及びNCU68を介
して通信回線68aに送出される。こうして送信された
送信画データが、受信側装置に受信されると、そのの受
信記録紙に図7に示すようなフォーマットで印字マーク
や発信元データが印字される。
【0016】本実施例では、次のような利点を有してい
る。 (i) 従来装置の送信部に有する発信元データ付加機
能に対し、さらに発信元データの付加の場合と同一の制
御方法により印字マークデータを付加する機能を設けた
ので、受信側において、第1の実施例とほぼ同様の効果
がある。即ち、印字マークは、区画された領域に渡っ
て、受信側装置が印字可能な最も外側の端に至るように
印字されるので、作業者は受信記録紙の端を見るだけ
で、たとえ形状の一部が隠れていたとしても、印字マー
クが付与されていることが明瞭に分る。しかも、印字マ
ークは毎回同一箇所に印字されるので、明瞭な印字マー
クの位置となり、発信元の識別が容易である。 (ii) 印字マークの形状や印字位置を発信元のファク
シミリ装置により固定にしたので、マーク格納手段61
aから印字マークデータを機械的に読み出せばよく、操
作性が簡単化される (iii) 図7に示すように、印字マークの下部近傍に発
信元名のマーク(例えば、「本社」)を印字させるよう
な構成にすれば、受信側装置において、印字マークと対
応した発信元名が印字されるので、印字マークの位置と
発信元とを記憶していない作業者でも、正確に仕分け作
業ができる。 (iv) 本実施例の利用については、同一企業内または
関連企業間で発信元ファクシミリ装置ごとに予め決めら
れた統一認識パターンを印字マークして使用する場合
に、特に効果的である。
【0017】図8は、本発明の第3の実施例を示すファ
クシミリ装置の機能ブロック図であり、図6の装置と共
通の要素には同一の符号が付されている。このファクシ
ミリ装置は、第2の実施例の装置に、印字マークデータ
の入力操作を行う印字マークデータ入力手段65aと、
印字マークデータ入力手段65aからの印字マークデー
タをマーク格納手段61aに記憶させるデータ記憶制御
手段61cとを、設けたものである。印字マークデータ
入力手段65aは、操作部65に設けられた例えば既存
のキーボードなどで構成されている。また、データ記憶
制御手段61cは制御部61に設けられたCPUの一
部として構成され、データ記憶制御手段61c用に設定
された制御用プログラムに従って動作するようになって
いる。
【0018】この装置の動作は、第2の実施例の装置
ほぼ同様である、次の点が異なっている。即ち、作業
者が操作部65の印字マークデータ入力手段65aを操
作して、印字マークの形状や印字位置等を印字マークデ
ータとして入力する。すると、その印字マークデータ
は、データ記憶制御手段61cの制御により、マーク格
納手段61aに格納される。その後の動作は、第2の実
施例と同様である。
【0019】本実施例は、次のような利点を有してい
る。2の実施例のマーク格納手段61a中の印字マー
クデータの内容は固定である。これに対し、本実施例で
は印字マークデータの内容を可変にすることができ、作
業者の意向に従って送信毎に異なる印字位置や印字マー
クを設定することができる。
【0020】なお、本発明は、図示の実施例に限定され
ず、種々の変形が可能である。例えば、その変形例とし
て次のようなものがある。 (1)印字マークの種類は、黒塗りマークの他、バーコ
ード式、…、ABCなどの記号を用いてもよい。
同様に、印字位置や印字順序などの印字マークデータの
内容は、上記実施例に限定されず、マーク格納手段51
a,61aの内容を変えることにより容易に変更するこ
とができる。 (2)第1の実施例の受信側印字マーク方式を高機能化
して、例えばカラー識別機能、送信情報とオーバーラッ
プして印字しても情報が識別できる薄色マーク機能など
も実施可能である。 (3)上記実施例では、感熱式の印字方式を用いたが、
例えば普通紙記録方式などの印字方式を用いてもよい。 (4)印字マークの形状に複数のパターンを必要とする
場合には送信時の操作部65の設定により、これらのパ
ターンの選択ができるように構成することも可能であ
る。この場合の印字マークの形状は、社章、事業所識別
マーク、発信者識別マークなどで予め運用において発信
元のファクシミリ装置ごとに決定されたものであり、且
つ受信側で1目で容易にパターン認識ができるものが適
切である。 (5)第3の実施例の印字マークデータ入力手段65a
は、キーボードのほか、例えば印字マークデータ入力専
用のワンタッチキーなどで構成してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、印字マークは、区画された領域に渡って、受
信側装置が印字可能な最も外側の端に至るように印字さ
れる構成になっているので、作業者は受信記録紙の端を
見るだけで、たとえ形状の一部が隠れていたとしても、
印字マークが付されていることが明瞭に分る。しかも、
印字マークは、毎回同一箇所に印字される構成になって
いるので、明瞭な印字マークの位置となり、発信元の識
別が容易である。従って、発信元の異なる複数の受信記
録紙を作業者が一目でパターン認識することができ、着
信呼別の仕分け作業を容易にすることが可能となり、
らに、本仕分け作業の際に起こり得る頁編集の誤りも軽
減することができる。第2の発明によれば、印字マーク
の近傍にさらに発信元名のマークが付加される構成にな
っているので、受信記録紙に、印字マークと対応した発
信元名が印字される。そのため、受信側装置において、
印字マークの位置と発信元とを記憶していない作業者で
も、正確に仕分け作業ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のファクシミリ装置の機
能ブロック図である。
【図2】従来のファクシミリ装置の機能ブロック図であ
る。
【図3】従来の発信元データの一例を示す図である。
【図4】図1の装置によって印字される印字フォーマッ
ト例を示す図である。
【図5】図1の装置において複数呼を受信した場合のマ
ーク付加適用例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例のファクシミリ装置の機
能ブロック図である。
【図7】図6の装置による印字例を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施例のファクシミリ装置の機
能ブロック図である。
【符号の説明】51,61 制御部 51a,61a マーク格納手段 51b,61b マークデータ読出手段 51c 印字マーク付加手段 51d データ伝送手段(信号リード線)52,68a 通信回線 53,68 NCU 54,67 モデム 55 復号化部56,65 操作部 57 記録部 61c データ記憶制御手段62 画像読取部 63 発信元デター付加部 64 符号化部 65a 印字マークデータ入力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/387 - 1/393 H04N 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信原稿を読み取って画像データを出力
    する画像読取部と、 発信元データと印字マークの形状及び印字位置が指定さ
    れた印字マークデータとを格納するデータ格納手段と、 前記送信原稿の送信時に前記データ格納手段中の発信元
    データ及び印字マークデータを読み出してこれらの発信
    元データ及び印字マークデータからなる付加データを出
    力するデータ読出手段と、 前記画像データ及び前記付加データを入力し、該付加デ
    ータを該画像データに付加して送信画データを出力する
    発信元データ付加部と、 前記送信画データを入力してこれを符号化し、通信回線
    を介して受信側装置へ送信する送信手段とを備え、 前記印字マークは、区画された領域に渡って、前記受信
    側装置が印字可能な最も外側の端に至り、且つ毎回同一
    箇所に印字されるように、構成されていることを特徴と
    するファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 前記付加データには、前記印字マークの近傍にさらに発
    信元名のマークが付加されていることを特徴とするファ
    クシミリ装置。
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