JPH04337963A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH04337963A
JPH04337963A JP3110475A JP11047591A JPH04337963A JP H04337963 A JPH04337963 A JP H04337963A JP 3110475 A JP3110475 A JP 3110475A JP 11047591 A JP11047591 A JP 11047591A JP H04337963 A JPH04337963 A JP H04337963A
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Tetsuya Matsuno
哲也 松野
Kazuo Nakano
一男 中野
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通話呼ごとにその通信
の一塊を識別可能とするマーク付加機能を具備したファ
クシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の分野の技術としては、「
施設」34[7](1982)日本電信電話株式会社、
P.102−108及び「施設」34[8](1982
)日本電信電話株式会社、P.133−140等に記載
されるものがあった。
【0003】図2は、上記文献等に開示される従来のフ
ァクシミリ装置の一構成例を示す機能ブロック図である
【0004】このファクシミリ装置は、通信回線との接
続制御等を行う通信制御部1を有し、その通信制御部1
には画像処理部2が接続され、さらに画像処理部2には
、入力原稿読取用の読取り部3及び受信画像を記録紙上
へ記録するため記録部4が接続されている。ここで、画
像処理部2は、送信用の読取部1の出力データのデータ
量を減らすために1次元または2次元のデータ圧縮の符
号化を行う他、受信画データS2を伸長する復号化を行
う回路である。
【0005】一方、通信制御部1、画像処理部2、読取
部3、及び記録部4に共通接続された制御部5が、入力
操作を行うキーボード等の操作部6に接続されている。 ここで、制御部5は、マイクロプロセッサ及び主メモリ
等で構成され、通信制御部1、画像処理部2、読取部3
、及び記録部4、及び操作部6等のファクシミリ装置全
体の動作を制御する回路である。
【0006】さらに、このファクシミリ装置は、自動受
信機能、送信原稿サイズでの記録紙自動カット機能、及
び記録紙受信受皿(受信紙スタッカ)機能を備えている
【0007】このファクシミリ装置の受信動作は、まず
、着信呼の識別により受信動作が開始され、相手先から
の受信画データS2が通信制御部1に受信されると、そ
の受信画データS2は画像処理部2で復号化されて記録
部4へ送られる。そして、この記録部4において、記録
紙上へ受信画像として印字される。
【0008】その際、記録紙の上端部には、従来の発信
元データの一例を示す図3に表されているように、発信
元データ(例えば、発信年月日、時刻、発信元名称、及
び頁数など)が、カタカナ及び数字などにより所定のフ
ォーマットで記録される。この記録付加機能は送信側で
付加し、送信側からの情報の一部として取り扱われる。
【0009】印字された記録紙は、送信原稿サイズにカ
ットされ、そのカットサイズに合わせた頁形式により受
信順に下から上へと積まれて受信紙スタッカに収納され
た後、人手によって取り除かれる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のファクシミリ装置では、次のような課題があった。 受信時において、不在等で受信記録紙を着信呼毎に取り
除かず、そのまま一定時間放置したような場合、その間
、着信呼が間欠的に順次発生し、発信元の異なる複数の
自動カットされた受信記録紙が受信順序に従って下から
上に積み重ねられる形でまとめて受信紙スタッカに収納
される。
【0011】こうした状態で、これら収納された受信記
録紙を一括仕分け整理する場合、つまり、着信呼別また
は発信元別に仕分けて最終宛先着信者への配布、或いは
ファイリングを必要とするような場合、受信記録紙の上
端部の発信元データの記録部分を一枚毎、細かく見て仕
分けなければならない。
【0012】特に、記録紙の受信枚数が多く、また一着
信呼の頁数が複数になるような場合には、着信呼別の1
区分つまり1塊が一目で識別し難く、これら仕分け作業
に手間もかかり、多くの時間も要して非能率的であった
【0013】また、記録紙の仕分け整理に際し、着信順
を間違えたような場合には、着信呼別及び発信元別の頁
の整理が一層、複雑となり、頁編集の誤りも多く発生す
るという問題もあった。
【0014】本発明は前記従来技術の持っていた課題と
して、記録紙の仕分け整理作業が非能率的である点、及
び頁編集の誤りが生じやすい点について解決したファク
シミリ装置を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、受信された受信画データを復号化す
る復号化部と、前記復号化部により復号化された受信画
データを記録紙上に印字する記録部とを備えたファクシ
ミリ装置において、次のような手段を講じたものである
。即ち、少なくとも印字マークの形状及び印字位置が着
信呼毎に指定された印字マークデータを格納するマーク
格納手段と、前記印字マークデータを前記記録部へ伝送
するためのデータ伝送手段と、前記受信画データの受信
時に、前記マーク格納手段中の印字マークデータを読み
出すマークデータ読出手段と、前記マークデータ読出手
段により読み出された印字マークデータを前記データ伝
送手段を介して前記記録部に送出させ、前記印字位置に
対応した記録紙上に前記印字マークを印字させる印字マ
ーク付加手段とを、設けたものである。
【0016】第2の発明では、送信原稿を読み取る画像
読取部と、発信元データを含む付加データを前記画像読
取部の出力に付加して送信画データを出力する発信元デ
ータ付加部とを備え、該送信画データを符号化して送信
するファクシミリ装置において、次のような手段を講じ
たものである。即ち、少なくとも印字マークの形状及び
印字位置が指定された印字マークデータを格納するマー
ク格納手段と、前記送信原稿の送信時に前記マーク格納
手段中の印字マークデータを読み出し、該読出し結果を
前記付加データとして前記発信元データ付加部へ送出す
るマークデータ読出手段とを、設けたものである。
【0017】第3の発明では、第1の発明において、前
記印字マーク付加手段は、前記印字マークデータ中の印
字位置情報を参照にして前記印字マークの印字位置を着
信呼毎に周期的に変化させる構成にしたものである。
【0018】第4の発明では、第2の発明において、前
記印字マークデータの入力操作を行う印字マークデータ
入力手段と、前記印字マークデータ入力手段からの印字
マークデータを前記マーク格納手段に記憶させるデータ
記憶制御手段とを、設けたものである。
【0019】
【作用】第1の発明は、以上のようにファクシミリ装置
を構成したので、受信画データの受信時に、マークデー
タ読出手段は、マーク格納手段中の印字マークデータを
着信呼別に読み出し、その印字マークデータを印字マー
ク付加手段はデータ伝送手段を介して記録部に送出させ
、印字マークデータの印字位置情報に対応した記録紙上
の位置に印字マークを印字させる。これにより、着信呼
別に受信記録紙を一塊として識別できる。
【0020】第2の発明では、マークデータ読出手段に
より送信原稿の送信時にマーク格納手段中の印字マーク
データを読み出して発信元データ付加部へ送出する。発
信元データ付加部では、発信元データ及び印字マークデ
ータを前記画像読取部の出力に付加して送信画データを
生成する。これにより、受信側装置の受信記録紙には、
該印字マークデータの形状及び印字位置に対応して印字
マークが印字される。第3の発明では、第1の発明の印
字マーク付加手段が、印字マークデータ中の印字位置情
報を参照にして印字マークの印字位置を着信呼毎に周期
的に変化させる。これにより、多数の着信があっても印
字マークの印字位置を限定することができ、印字マーク
データのデータ数が減少する。
【0021】第4の発明では、印字マークデータ入力手
段の入力操作により生成された印字マークデータを、デ
ータ記憶制御手段の制御によりマーク格納手段に記憶さ
せる。これにより、マーク格納手段中の印字マークデー
タを可変にすることができ、送信毎に印字マークの形状
や印字位置を変えることが可能となる。
【0022】したがって、前記課題を解決できるのであ
る。
【0023】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示すファクシ
ミリ装置の受信機能を示す機能ブロック図である。
【0024】このファクシミリ装置は、制御信号群SS
により装置全体の動作を制御する制御部51、通信回線
52に接続された回線切替え用のNCU(Networ
kControl  Unit、網制御装置)53、受
信画データのアナログ/デジタル変換を行うモデム54
、デジタル化された受信画データを伸長して復号化を行
う復号化部55、所定の指示操作を行うキーボードなど
の操作部56、復号化された受信画データを記録紙上に
印字して該記録紙を所定の原稿サイズにカットする記録
部57、及びカットされた記録紙を収納する受信紙スタ
ッカ58を備えている。
【0025】ここで、記録部57は、サーマルヘッドな
どの印字機構の他、記録紙、記録紙走行機構、及び記録
紙カット機構などで構成されている。制御部51は、中
央処理装置(以下、CPUという)の他、図示しない演
算データなどを記憶するRAM(ランダム・アクセス・
メモリ)及び制御用プログラムなどが記憶されたROM
(リード・オンリー・メモリ)のメモリ部などを備えて
いる。そのうち、ROM中の所定領域には、所定形状の
印字マーク(マーク種別)や該印字マークの印字位置等
が着信呼別に指定された印字マークデータを格納するマ
ーク格納手段51aが設けられている。
【0026】さらに、CPUには、受信画データの受信
時に、マーク格納手段51a中の印字マークデータを読
み出すマークデータ読出手段51bと、読み出された印
字マークデータを記録部57に送出させ、その印字マー
クデータにおける印字位置情報に対応した記録紙上に印
字マークを印字させる印字マーク付加手段51cとを、
備えている。
【0027】これらマークデータ読出手段51b及び印
字マーク付加手段51cは、ROMに記憶された制御用
プログラムに従って動作し、また印字マークの印字位置
は、印字マーク付加手段51cにより制御され、前記印
字マークデータに対応して着信呼毎に周期的に変化する
ようになっている。そして、制御部51と記録部57の
間には、読み出された印字マークデータを該記録部57
へ伝送するための信号リード線(データ伝送手段)51
dが設けられている。
【0028】なお、印字マークデータは、実際、記録紙
に印字マークとして印字される際、マークサイズが例え
ば幅5〜10mm、長さが10〜30mmの黒塗りのマ
ークとなるように構成されている。
【0029】次に、以上のように構成されるファクシミ
リ装置の動作を図4及び図5を参照しつつ説明する。な
お、図4は、図1の装置によって印字された受信記録紙
上端部の印字フォーマット例を示す図であり、図5は図
1の装置において複数呼を受信した場合の受信記録紙の
マーク付加適用例を示す図である。
【0030】受信起動がかかると、通信回線52によっ
て伝送されてきたアナログ信号の受信画データは、NC
U53を介してモデム54でディジタル信号に変換され
た後、復号化部55に入力される。復号化部55におい
て、受信画データは復号化され、記憶部57へ送られる
【0031】この受信画データの受信時において、受信
画データの記録開始に先立ち、マークデータ読出手段5
1は、マーク格納手段51a中の印字マークデータを読
み出し、印字マーク付加手段51cは、読み出された印
字マークデータを信号リード線51dを介して記録部5
7へ送出させる。さらに、印字マーク付加手段51cは
記憶部57を制御して、その印字マークデータにおける
印字位置情報に対応した記録紙上に印字マークを印字さ
せる。その際、記録部57は、図示しない記録走行機構
により記録紙を走行させながら印字マークを印字する。
【0032】例えば、第1着信呼で複数頁が送信されて
くる場合、図4に示すように、受信記録紙の上端部、つ
まり送信側からの発信元データを受信記録する(記録紙
上では上部)前に、同一着信呼であることを容易に識別
させるための黒塗りの印字マークが受信順に従った頁ご
との上端部左端の同一位置に付加される。
【0033】第1着信呼が終了して更に第2着信呼が起
動され、複数頁が受信されると、第1着信呼と同様に、
受信記録紙の上端部に印字マークを付加させる。但し、
この場合の印字位置は第1着信呼の位置とは異なり、第
1着信呼の記録紙と区別が容易に認識できる位置、例え
ば第1着信呼の印字位置の右側の中央部にマーク付加手
段51cの制御によって印字される。
【0034】同様に、第2着信呼以降の第3着信呼、第
4着信呼……の受信記録においても、図5に示すように
、印字マークデータの一部としてマーク格納手段51a
に記憶された印字マーク位置情報によって着信呼ごとに
指定される受信記録紙上の所定位置に、順次、印字マー
クデータに基づいた黒塗りの印字マークが印字される。 その際、この着信呼ごとの印字動作は、ある規則性をも
ち、周期的に行われる。
【0035】例えば、第1着信呼から第3着信呼は、そ
れぞれ記録紙の上端部左端、上端部中央、及び上端部右
端に印字され、その後、同様に、第4着信呼から第6着
信呼、第7着信呼から第9着信呼……が上端部左端、上
端部中央、及び上端部右端にそれぞれ繰り返して印字さ
れる。
【0036】本実施例は以上のようにして受信記録紙上
に印字マークを付加するようにしたので、次のような利
点を有している。
【0037】(1)受信紙スタッカ58に溜まった発信
元の異なる複数の受信記録紙を作業者が一目でパターン
認識することができ、着信呼別の仕分け作業を容易にす
ることが可能となる。
【0038】(2)本仕分け作業の際に起こり得る頁編
集の誤りも軽減することができる。
【0039】(3)本受信側の印字マークの付加方式は
、送信側装置の機能を変更することなしに、受信側装置
の一部機能の追加のみにより実施可能であり、装置を低
コストで実現できる。
【0040】(4)マーク種別や印字位置などの印字方
法は、送信側装置に関係なしに受信側の都合の良い方法
に合わせた内容で実施可能である。
【0041】(5)本実施例は、G2、G3、G4など
の伝送モードの相違により影響されず、いずれの伝送モ
ードでも使用することができる。
【0042】図6は、本発明の第2の実施例を示すファ
クシミリ装置の送信機能を示す機能ブロック図である。
【0043】このファクシミリ装置は、制御信号群SS
により装置全体の動作を制御する制御部61、送信原稿
62aを画像データとして読み取るイメージセンサ等の
画像読取部62、発信元データなどの付加データを画像
読取部62の出力に付加して送信画データを出力する発
信元データ付加部63、送信画データを圧縮して符号化
を行う符号化部64、送信操作などの入力操作を行うキ
ーボード等の操作部65、前記発信元データの一部とし
ての時刻データを生成する時計66、符号化部64の出
力をディジタル/アナログ変換するモデム67、及び通
信回線68aに接続された回線切替え用のNCU(網制
御装置)を備えている。
【0044】制御部61は、上記実施例と同様に、CP
Uの他、図示しない演算データなどを記憶するRAM及
び制御用プログラムなどが記憶されたROMのメモリ部
などを備えている。そのうち、ROM中の所定領域には
、印字マークの形状や印字位置等が指定された印字マー
クデータを格納するマーク格納手段61aが設けられ、
さらにそのマーク格納手段61aと別領域に図示しない
発信元データを格納する領域が設けられている。
【0045】ここで、発信元データは、操作部65より
入力された発信元の名称等の文字データ、時計66から
出力される発信年月日及び発信時刻の時刻データ、及び
頁数データなどから構成されている。
【0046】さらに、CPUには、送信原稿の送信時に
マーク格納手段61a中の印字マークデータを読み出し
、それを付加データとして発信元データ付加部63へ送
出するマークデータ読出手段61bが備えられている。 そして、マークデータ読出手段61bは、ROMに記憶
された制御用プログラムに従って動作するようになって
いる。
【0047】次に、動作を説明する。
【0048】送信起動がかかり、送信原稿62aが画像
読取部62により読み取られると、その画像データは発
信元データ付加部63へ送出される。一方、送信起動が
かかると、制御部61の制御により発信元データが読み
出されると共に、制御部61中のマークデータ読出手段
61bによりマーク格納手段61a中の印字マークデー
タが読み出され、それらデータが発信元データ付加部6
3へ送出される。
【0049】発信元データ付加部63では、受信した発
信元データ及び印字マークデータを画像読取部62から
の画像データと同一形式の画像データに変換し、原稿の
上端部に相当する位置に上から印字マークデータ、続い
て発信元データの順で付加して送信画データを生成する
【0050】印字マークデータ及び発信元データが付加
された送信画データは、符号化部64で符号化された後
、モデム67及びNCU68を介して通信回線68aに
送出される。こうして送信された送信画データが、受信
側装置に受信されると、そのの受信記録紙に図7に示す
ようなフォーマットで印字マークや発信元データが印字
される。
【0051】本実施例は、従来装置の送信部に有する発
信元データ付加機能に対し、さらに発信元データの付加
の場合と同一の制御方法により印字マークデータを付加
する機能を設けたので、受信側において、上記実施例と
同様の効果がある。さらに、印字マークの形状や印字位
置を発信元のファクシミリ装置により固定にしたので、
マーク格納手段61aから印字マークデータを機械的に
読み出せばよく、操作性が簡単化されるという利点があ
る。
【0052】また、本実施例の利用については、同一企
業内または関連企業間で発信元ファクシミリ装置ごとに
予め決められた統一認識パターンを印字マークして使用
する場合に、特に効果的である。
【0053】図8は、本発明の第3の実施例を示すファ
クシミリ装置の機能ブロック図であり、図6の装置と共
通の要素には同一の符号が付されている。
【0054】このファクシミリ装置は、上記第2の実施
例の装置に、印字マークデータの入力操作を行う印字マ
ークデータ入力手段65aと、印字マークデータ入力手
段65aからの印字マークデータをマーク格納手段61
に記憶させるデータ記憶制御手段61cとを、設けたも
のである。
【0055】印字マークデータ入力手段65aは、操作
部65に設けられた例えば既存のキーボードなどで構成
されている。また、データ記憶制御手段61cは制御部
61に設けられたCPUの一部として構成され、データ
記憶制御手段61c用に設定された制御用プログラムに
従って動作するようになっている。
【0056】この装置の動作は、上記第2の実施例とほ
ぼ同様であるものの、次の点が異なる。即ち、作業者が
操作部65のキーボードを操作して、印字マークの形状
や印字位置等を印字マークデータとして入力する。する
と、その印字マークデータは、データ記憶制御手段61
cの制御により、マーク格納手段61aに格納される。 その後の動作は、上記第2の実施例と同様である。
【0057】本実施例は、次のような利点を有する。
【0058】上記第2の実施例のマーク格納手段61a
中の印字マークデータの内容は固定である。これに対し
、本実施例では印字マークデータの内容を可変にするこ
とができ、作業者の意向に従って送信毎に異なる印字位
置や印字マークを設定することができる。
【0059】なお、本発明は、図示の実施例に限定され
ず、種々の変形が可能である。例えば、その変形例とし
て次のようなものがある。
【0060】(1)印字マークの種類は、黒塗りマーク
の他、バーコード式、■■■…、ABCなどの記号を用
いてもよい。同様に、印字位置や印字順序などの印字マ
ークデータの内容は、上記実施例に限定されず、マーク
格納手段51a,61aの内容を変えることにより容易
に変更することができる。
【0061】(2)第1の実施例の受信側印字マーク方
式を高機能化して、例えばカラー識別機能、送信情報と
オーバーラップして印字しても情報が識別できる薄色マ
ーク機能なども実施可能である。
【0062】(3)上記実施例では、感熱式の印字方式
を用いたが、例えば普通紙記録方式などの印字方式を用
いてもよい。
【0063】(4)印字マークの形状に複数のパターン
を必要とする場合には送信時の操作部65の設定により
、これらのパターンの選択ができるように構成すること
も可能である。この場合の印字マークの形状は、社章、
事業所識別マーク、発信者識別マークなどで予め運用に
おいて発信元のファクシミリ装置ごとに決定されたもの
であり、且つ受信側で1目で容易にパターン認識ができ
るものが適切である。
【0064】(5)第3の実施例の印字マークデータ入
力手段65aは、キーボードのほか、例えば印字マーク
データ入力専用のワンタッチキーなどで構成してもよい
【0065】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、マーク格納手段、データ伝送手段、マークデ
ータ読出手段、及び印字マーク付加手段を設けたので、
発信元の異なる複数の受信記録紙を作業者が一目でパタ
ーン認識することができ、着信呼別の仕分け作業を容易
にすることが可能となる。さらに、本仕分け作業の際に
起こり得る頁編集の誤りも軽減することができる。
【0066】第2の発明では、送信側の装置にマーク格
納手段及びマークデータ読出手段を設けたので、受信側
において、第1の発明と同様の効果がある。
【0067】第3の発明では、第1の発明の印字マーク
付加手段を、印字マークデータ中の印字位置情報を参照
にして印字マークの印字位置を着信呼毎に周期的に変化
させるように構成したので、多数の着信があっても印字
マークの印字位置を限定することができ、印字マークデ
ータのデータ数を減少させることができる。これにより
、マーク格納手段のハード量を小さくできる。
【0068】第4の発明では、第2の発明において、印
字マークデータ入力手段からの印字マークデータをデー
タ記憶制御手段の制御によりマーク格納手段に記憶させ
るようにしたので、マーク格納手段中の印字マークデー
タを可変にすることができ、送信毎に印字マークの形状
や印字位置を変えることが可能となる。これにより、第
2の発明に比べて利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のファクシミリ装置の機
能ブロック図である。
【図2】従来のファクシミリ装置の機能ブロック図であ
る。
【図3】従来の発信元データの一例を示す図である。
【図4】図1の装置によって印字される印字フォーマッ
ト例を示す図である。
【図5】図1の装置において複数呼を受信した場合のマ
ーク付加適用例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例のファクシミリ装置の機
能ブロック図である。
【図7】図6の装置による印字例を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施例のファクシミリ装置の機
能ブロック図である。
【符号の説明】
51a,61a  マーク格納手段 51b,61b  マークデータ読出手段51c  印
字マーク付加手段 51d  データ伝送手段 55  復号化部 57  記録部 61c  データ記憶制御手段 65a  印字マークデータ入力手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  受信された受信画データを復号化する
    復号化部と、前記復号化部により復号化された受信画デ
    ータを記録紙上に印字する記録部とを備えたファクシミ
    リ装置において、少なくとも印字マークの形状及び印字
    位置が着信呼毎に指定された印字マークデータを格納す
    るマーク格納手段と、前記印字マークデータを前記記録
    部へ伝送するためのデータ伝送手段と、前記受信画デー
    タの受信時に、前記マーク格納手段中の印字マークデー
    タを読み出すマークデータ読出手段と、前記マークデー
    タ読出手段により読み出された印字マークデータを前記
    データ伝送手段を介して前記記録部に送出させ、前記印
    字位置に対応した記録紙上に前記印字マークを印字させ
    る印字マーク付加手段とを、設けたことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  2. 【請求項2】  送信原稿を読み取る画像読取部と、発
    信元データを含む付加データを前記画像読取部の出力に
    付加して送信画データを出力する発信元データ付加部と
    を備え、該送信画データを符号化して送信するファクシ
    ミリ装置において、少なくとも印字マークの形状及び印
    字位置が指定された印字マークデータを格納するマーク
    格納手段と、前記送信原稿の送信時に前記マーク格納手
    段中の印字マークデータを読み出し、該読出し結果を前
    記付加データとして前記発信元データ付加部へ送出する
    マークデータ読出手段とを、設けたことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  3. 【請求項3】  請求項1記載のファクシミリ装置にお
    いて、前記印字マーク付加手段は、前記印字マークデー
    タ中の印字位置情報を参照にして前記印字マークの印字
    位置を着信呼毎に周期的に変化させる構成にしたファク
    シミリ装置。
  4. 【請求項4】  請求項2記載のファクシミリ装置にお
    いて、前記印字マークデータの入力操作を行う印字マー
    クデータ入力手段と、前記印字マークデータ入力手段か
    らの印字マークデータを前記マーク格納手段に記憶させ
    るデータ記憶制御手段とを、設けたファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006261727A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Seiko Epson Corp 情報表示装置

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