JP2000236426A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2000236426A
JP2000236426A JP11036474A JP3647499A JP2000236426A JP 2000236426 A JP2000236426 A JP 2000236426A JP 11036474 A JP11036474 A JP 11036474A JP 3647499 A JP3647499 A JP 3647499A JP 2000236426 A JP2000236426 A JP 2000236426A
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Manami Kinoshita
麻奈美 木下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩わしい操作を必要とせず、確実に希望する
送信先に送信することのできる、操作効率を向上させた
ファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 公衆電話回線を介してファクシミリデー
タの送受信を行うファクシミリ装置10において、外部
装置から画像データを入力する受信手段11と、画像デ
ータをファクシミリデータに変換するイメージ処理手段
17と、画像データを解析して画像データに基づく画像
に含まれる回線番号を抽出する文字認識手段15とを備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば公衆電話回
線を介してファクシミリ送信用のデータの送受信を行う
ファクシミリ装置に関し、詳しくは電子スチルカメラな
どの外部装置から送信されたデジタル画像データをファ
クシミリ送信用のデータに変換して送信することができ
るファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文字や図形などの情報を画像情報
として認識したファクシミリデータの送信が行われるフ
ァクシミリ装置では、ファクシミリ装置の備えるダイヤ
ルボタンなどが操作されて電話番号が入力されることに
より送信先が指定され、ファクシミリデータの送信が行
われていた。
【0003】また、ファクシミリ装置内部の記憶媒体に
予め電話番号を登録しておき、登録されている電話番号
から送信先が選択指定されて、送信が行われるものもあ
った。
【0004】一方、近年では、被写体を撮像した画像情
報がデジタルデータに変換されて記憶媒体に格納される
デジタルカメラと称される電子スチルカメラが普及して
いる。このデジタルカメラで撮像されて取り込まれたデ
ジタルデータは、パーソナルコンピュータなどの処理装
置に転送することができ、パーソナルコンピュータが備
える表示装置で表示され、パーソナルコンピュータに接
続されたプリンタ装置で印字されるなどして、撮像した
画像が再現される
【0005】従って、デジタルカメラをスキャナとして
使用し、ファクシミリ装置で送信する原稿として、デジ
タルカメラで撮像した画像を利用することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、デジタルカメラで撮像したデータをファクシミリ装
置で送信する場合には、デジタルカメラで撮像したデー
タをファクシミリ装置に取り込んでファクシミリデータ
に変換し、ファクシミリ装置の備えるダイヤルボタンに
よる電話番号入力操作や、予め登録されている電話番号
を読み出して選択することにより撮像したデータの送信
先を指定して、ファクシミリデータの送信を行わなけれ
ばならなかった。
【0007】従って、デジタルカメラを介して簡便にデ
ータを取り込めるが、取り込んだ全てのデータについ
て、電話番号の入力操作や、登録された電話番号の選択
操作などの煩わしい操作を行わなければならないという
問題があった。
【0008】また、送信先を指定する際に誤った電話番
号を入力してしまったり、誤った電話番号を選択してし
まうことが生じやすいことに加え、このような誤操作に
気付かないことが多く、異なる送信先に送信してしまう
問題があった。特に、誤って送信したデータが秘密書類
のような重要な内容であるときには、この問題は重大で
ある。
【0009】本発明は上述した問題を解消し、煩わしい
操作を必要とせず、確実に希望する送信先に送信するこ
とのできる、操作効率を向上させたファクシミリ装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した問題を解消する
ため、公衆電話回線を介してファクシミリデータの送受
信を行うファクシミリ装置において、デジタルカメラな
どの外部装置から画像データを入力する受信手段と、画
像データをファクシミリデータに変換するイメージ処理
手段と、画像データを解析して画像データに基づく画像
に含まれる回線番号を抽出する文字認識手段とを備えた
ものである。
【0011】上記の構成としたことで、デジタルカメラ
などの外部装置から送信された画像データの解析によ
り、回線番号を抽出することができるため、この回線番
号を利用することで、送信処理などにおける煩わしい操
作を行う必要を無くすことができるため、操作効率を向
上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
1〜図4を参照して説明する。なお、本例のファクシミ
リ装置は、例えば図3に示すように、デジタルカメラ3
0が通信制御インターフェイス部31にて発信した画像
データを、ファクシミリ装置10が備える通信制御イン
ターフェイス部11で受信して、この無線通信により受
信した画像データの処理を行うものである。この場合、
本例ではIrDA(Infrared Data As
sociation)で定められたIrDAと呼ばれる
赤外線通信方式による赤外線通信により、デジタルカメ
ラ30とファクシミリ装置10との間で画像データの送
受信を行うようにしている。
【0013】以下、本例のファクシミリ装置10の構成
について説明すると、例えば図1に示すように、デジタ
ルカメラ30により赤外線送信された画像データを受信
して、装置内での処理を行う信号形態に変換して出力す
る通信制御インターフェイス11と、装置全体の制御を
行う主制御部12と、ユーザ操作により送信先の回線番
号(電話番号又はファクシミリ番号、以下同じ)の入力
や回線番号の登録などの各種キー操作を行う操作部13
と、各種情報の画面表示を行う表示部14と、通信制御
インターフェイス11が出力した画像データを解析し
て、画像データから回線番号データを抽出する文字認識
部15とを備えている。
【0014】文字認識部15は、本例では通信制御イン
ターフェイス11が出力した画像データを解析すること
により、画像データに基づく画像中に複数の数字が並ん
で撮像されている範囲を探索して、探索した範囲に複数
並んで配されている数字情報を文字認識して抽出するこ
とで、回線番号データを抽出するようにしている。この
場合、例えば、回線番号として使用されている範囲内の
桁数(例えば10桁前後)の数字が並んで配されている
数字データを抽出する。なお、文字認識方法として公知
のパターンマッチング法などを用いることができる。
【0015】主制御部12は、本例では文字認識部15
で抽出された回線番号データが真の回線番号データであ
るかを判断するための判別データを記憶する図示しない
記憶領域を有しており、ここでは判別データとして例え
ば全国の市外局番データを記憶領域に予め記憶してあ
る。即ち、主制御部12は、本例では文字認識部15が
抽出した回線番号データにおける最初の数桁が主制御部
12の記憶領域に記憶されている市外局番データの何れ
かと一致するかの判断を行うことにより、文字認識部1
5が解析して抽出した回線番号データが真の回線番号で
あるかを判断する。
【0016】また、本例のファクシミリ装置10は、デ
ジタルカメラ30から送信された画像データや文字認識
部15が抽出した回線番号を記憶するメモリ管理部16
と、通信制御インターフェイス11が受信処理した画像
データをファクシミリデータに変換するイメージ処理部
17とを備えている。
【0017】メモリ管理部16は、例えばRAMなどの
書き換え可能な記憶媒体で構成してあり、操作部13の
操作により回線番号の電話帳登録などが行われる電話帳
記憶領域を有するなど、上記した情報の他にもファクシ
ミリ装置10の処理に用いられる各種情報を記憶する。
【0018】さらに、ファクシミリ装置10は、例えば
紙面などに表わされた原稿を読み取ってデジタルデータ
に変換する原稿読取部18と、例えば受信したファクシ
ミリデータに基づいて印字する印字部19と、本例では
公衆電話回線を用いてファクシミリデータの送受信を行
うファクシミリ通信制御インターフェイス部20と、フ
ァクシミリ通信制御インターフェイス部20に制御され
ファクシミリデータの変復調を行ってデータの送受信を
行うモデム21とを備えている。なお、本例では、装置
を構成する各部11〜20はシステムバス22により接
続される。
【0019】ここで、本例のファクシミリ装置10に画
像データを送信するデジタルカメラ30の構成について
説明すると、例えば図2に示すように、被写体を受像す
るレンズ32と、レンズ32により形成された被写体像
を受光して電気信号に変換し、被写体像に対応した撮像
信号を出力するCCD33と、CCD33が出力した撮
像信号をデジタル信号に変換して出力するA−D変換部
34と、A−D変換部34が出力したデジタル信号に例
えば明るさ補正などの画像処理を施して出力する画像処
理部35と、画像処理部35から受けた画像データを赤
外線送信する通信制御インターフェイス31とを備えて
いる。
【0020】デジタルカメラ30によって、本例のファ
クシミリ装置10でファクシミリ送信する被写体を撮像
する際には、被写体と共に送信先の回線番号を撮像し
て、本例のファクシミリ装置10により送信先の回線番
号が抽出されるようにする。この場合、例えば被写体の
近くに回線番号が記入された紙を置いたり、また例え
ば、被写体自体に回線番号を記入して、被写体と共に回
線番号をも撮像して画像に取り込むようにすれば良い。
【0021】次に、本例のファクシミリ装置10によ
る、デジタルカメラ30から送信された画像データを受
信してファクシミリ送信する際の処理について図4を参
照して説明する。
【0022】本例のファクシミリ装置10では、先ずス
テップS401にて、デジタルカメラ30から画像デー
タが入力されたかどうか判断される。この判断は、本例
では主制御部12が通信制御インターフェイス部11を
監視することによって行われる。即ち、例えばユーザに
よる操作部13の操作により入力待ち状態に設定し、こ
のときに制御部12の制御により通信制御インターフェ
イス部11が受信待ち状態となるようにして、この受信
待ち状態となっている通信制御インターフェイス部11
を主制御部12が監視することで、デジタルカメラ30
により送信された画像データがあるかどうかの判断が行
われる。この場合、例えばデジタルカメラ30により送
信された画像データの受信を通信制御インターフェイス
部11が感知したときに、通信制御インターフェイス部
11を監視している主制御部12がデジタルカメラ30
により送信された画像データがあると判断する。
【0023】ステップS401での待ち状態において、
デジタルカメラ30により送信された画像データがある
と判断した場合には、ステップS402にて送信された
画像データの受信処理を行う。この受信処理は、本例で
は主制御部12の制御により、通信制御インターフェイ
ス部11が行う。即ち、本例では、送信された画像デー
タを通信制御インターフェイス部11が受信し、装置内
での処理を行うために信号変換する。そして、本例で
は、受信した画像データがメモリ管理部16に格納され
る。
【0024】ステップS402での受信処理を行うと、
ステップS403にて画像データの解析処理を行う。本
例では文字認識部15が解析処理を行う。即ち、メモリ
管理部16に格納した画像データを解析して、画像デー
タに基づく画像に回線番号情報が含まれていた場合に、
その回線番号データを抽出する処理を行う。
【0025】ステップS403での解析を行うと、ステ
ップS404にて回線番号が画像データに基づく画像に
含まれているかどうかの判断を行う。本例では主制御部
12が、文字認識部15の解析結果により判断する。こ
の場合、本例では、文字認識部15による画像データの
解析の結果、回線番号を抽出することができなかったと
きは、回線番号は含まれていなかったと判断し、一方、
回線番号を抽出することができたときは、回線番号が含
まれていたと判断する。
【0026】ステップS404での判断で画像データに
基づく画像に回線番号が含まれていたと判断した場合に
は、本例ではステップS405にてその回線番号が真の
回線番号であるかどうかの判断を更に行う。この判断
は、主制御部12によって図示しない記憶領域に保持し
ている判別データを用いて行われるが、本例では主制御
部12が判別データとして記憶している市外局番と、文
字認識部15が抽出した番号の最初の数桁とを照合する
ことで判断する。この照合を行った結果、抽出した番号
の最初の数桁と同一の市外局番があった場合には、その
番号は真の回線番号であると判断し、一方、同一の市外
局番がない場合には、その番号は回線番号ではないと判
断する。
【0027】ステップS405にて、真の回線番号であ
ると判断した場合には、ステップS406にて回線番号
を発呼番号として登録する処理を行う。本例では主制御
部12が制御することで、回線番号を発呼番号としてメ
モリ管理部16に記憶させて登録する処理を行う。
【0028】ステップS406でのメモリ管理部16へ
の記憶処理を行うと、ステップS407にて画像データ
をファクシミリデータに変換する処理を行う。本例で
は、主制御部12が制御によりメモリ管理部16が保存
している画像データをイメージ処理部17に送信させ、
イメージ処理部17が画像データをファクシミリデータ
に変換する処理を行う。
【0029】そして、ステップS407でのファクシミ
リデータに変換する処理を行うと、ステップS408に
てファクシミリデータの送信処理を行う。本例では、こ
の送信処理は、ファクシミリ通信制御インターフェイス
部20によって行われる。通信制御インターフェイス部
20は、ファクシミリデータに変換した画像データをメ
モリ管理部16に格納してある発呼番号を用いてモデム
21を経由し公衆電話回線を介して送信先へ送出する。
この送信処理を行うと、主制御部12が本例のファクシ
ミリデータ送信処理を終了させる。
【0030】一方、ステップS404での判断で回線番
号が含まれていないと判断した場合、又は、ステップS
405での判断において真の回線番号ではないと判断し
た場合には、ステップS409にて、主制御部12の制
御により表示部14にアラームを表示させる。この表示
部14のアラーム表示によって、画像データに基づく画
像に回線番号が含まれていないことをユーザに知らせる
ようにする。このアラーム表示を行うと、主制御部12
が本例のファクシミリデータ送信処理を終了させる。
【0031】以上説明したように受信した画像データの
解析及び回線番号の抽出を行う文字認識部15を設ける
構成としたことで、デジタルカメラ30で回線番号を含
めて撮像した画像を送信するだけで、画像データを容易
に希望する送信先にファクシミリ送信することができ、
画像データを送信する相手先の回線番号を入力して指定
する煩わしい操作を行う必要がないため、操作効率の向
上を図ることができる。
【0032】また、上述したように構成したことで、デ
ジタルカメラ30で回線番号を含めて撮像した画像を送
信するだけで、画像データを確実に希望する送信先にフ
ァクシミリ送信することができ、画像データを送信する
相手先の回線番号を誤って入力指定して送信してしまう
ことを回避することができるため、操作効率の向上を図
ることができる。
【0033】さらに、上述したようにデジタルカメラ3
0から送信された画像データを受信して自動的にファク
シミリ送信を行う構成としたことで、スキャナでは読み
取ることのできない立体の対象物についても、煩わしい
操作を強いられることなく容易にファクシミリ送信する
ことができる。
【0034】また、上述したように文字認識部15が抽
出した回線番号データが真の回線番号データであるか、
即ち正確なデータであるかの判断を行う構成としたこと
で、正確な回線番号データだけを発呼番号などとして使
用することができ、誤った送信先に送信してしまうこと
を無くすことができるため、操作効率の向上を図ること
ができる。
【0035】なお、上述した一実施の形態では、抽出し
た回線番号をメモリ管理部16に発呼番号として記憶さ
せるようにしていたが、メモリ管理部16の電話帳領域
に記憶するようにしても良い。このように構成すること
で、例えばデジタルカメラ30で回線番号を含めて撮像
した画像を送信するだけで、その回線番号を電話帳領域
に記憶させることができ、操作部13の操作により回線
番号を入力して電話帳への登録をする煩わしい操作を行
う必要がないため、電話帳登録操作を不要とすることが
できると共に、次回からの発呼作業の処理操作を簡単に
することができ、操作効率の向上を図ることができる。
また、この電話帳領域に登録する際に、オートダイヤル
や短縮ダイヤルと呼ばれている設定を行うようにすれ
ば、次回からの発呼作業の処理操作を更に簡単にするこ
とができ、更に操作効率の向上を図ることができる。
【0036】また、上述した一実施の形態では、抽出し
た回線番号を発呼番号登録して自動的に送信する構成と
していたが、例えば抽出した回線番号を発呼番号登録す
ると共に、表示部14に表示させて、ユーザによる操作
部13の操作(例えば確認ボタンの押し下げ)があった
ときに送信を行うようにしても良い。このように構成す
ることで、表示部14に表示された回線番号をユーザが
確認することができるため、更に送信の確実性を保つこ
とができ、安心してファクシミリ送信をすることができ
る。また、この場合、ユーザは送信するかしないかの決
定操作をするだけで良いため操作効率の向上も図ること
ができる。
【0037】さらに、上述した一実施の形態では、受信
した画像データに基づく画像の任意の場所に含まれてい
る回線番号を抽出する構成としていたが、回線番号を取
り込む特定の一部分をデジタルカメラとの間で取り決め
て、取り決めた特定部分だけのデータを解析して回線番
号を抽出するようにしても良い。このように構成するこ
とで、回線番号の抽出処理を迅速に行うことができる。
【0038】なお、上述した一実施の形態では、文字認
識部15が抽出した回線番号が真の回線番号であるかど
うかの判断については、市外局番と照合することによっ
て行っていたが、回線番号の最初の部分に用いられる可
能性のある例えばフリーダイヤル番号などを合わせて照
合させても良い。
【0039】また、上述した一実施の形態では、赤外線
通信による無線通信により、デジタルカメラ30とファ
クシミリ装置10との間で画像データを送受するように
していたが、他の無線通信手段であっても良く、また、
信号ケーブルを用いた通信手段であっても良い。
【0040】さらに、上述した一実施の形態では、外部
装置としてデジタルカメラ30を使用し、このデジタル
カメラ30が送信した画像データを受信して処理するフ
ァクシミリ装置に適用していたが、デジタル信号で取り
込んだ静止画像を送信できるデジタルビデオカメラなど
の他の電子機器が送信した画像データを受信して処理す
るファクシミリ装置に適用することができることは勿論
である。
【発明の効果】本発明によると、デジタルカメラなどの
外部装置から送信された画像データの解析により、回線
番号を抽出することができるため、この回線番号を利用
することで、送信処理などにおける煩わしい操作を行う
必要を無くすことができ、操作効率を向上させることが
できる。
【0041】文字認識手段で抽出した回線番号を発呼番
号として表示する表示手段と、発呼番号に対して送信す
る送信手段と、送信手段に送信の指示を行う操作手段と
を備えた場合には、表示部に表示された回線番号をユー
ザが確認することができるため、送信の確実性を保つこ
とができ、安心してファクシミリ送信をすることができ
る。また、この場合、ユーザは送信するかしないかの決
定操作をするだけで良いため操作効率の向上も図ること
ができる。
【0042】文字認識手段で抽出された回線番号を発呼
番号として送信するように構成されている場合には、デ
ジタルカメラなどの外部装置で回線番号を含めて撮像し
た画像を送信するだけで、画像データを容易に希望する
送信先にファクシミリ送信することができ、画像データ
を送信する相手先の回線番号を入力して指定する煩わし
い操作を行う必要がないため、操作効率の向上を図るこ
とができる。また、画像データを確実に希望する送信先
にファクシミリ送信することができ、画像データを送信
する相手先の回線番号を誤って入力指定して送信してし
まうことを回避することができるため、操作効率の向上
を図ることができる。
【0043】電話帳記憶領域を有する記憶手段が備えら
れ、電話帳領域に文字認識手段で抽出された回線番号が
記憶されるように構成されている場合には、デジタルカ
メラなどの外部装置から回線番号を含めて撮像した画像
を入力するだけで、その回線番号を電話帳領域に記憶さ
せることができ、操作部の操作により回線番号を入力し
て電話帳への登録をする煩わしい操作を行う必要がない
ため、電話帳登録操作を不要とすることができると共
に、次回からの発呼作業の処理操作を簡単にすることが
でき、操作効率の向上を図ることができる。
【0044】文字認識手段で抽出した回線番号が真の回
線番号データであるかの判断をするように構成されてい
る場合には、正確な回線番号データだけを発呼番号など
として使用することができ、誤った送信先に送信してし
まうことを無くすことができるため、操作効率の向上を
図ることができる。
【0045】文字認識手段で抽出した回線番号が真の回
線番号データであるかの判断を市外局番データを用いて
行うように構成されている場合には、正確な回線番号デ
ータだけを発呼番号などとして使用することができ、誤
った送信先に送信してしまうことを無くすことができる
ため、操作効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態におけるファクシミリ
装置の構成の例を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施の形態におけるデジタルカメ
ラ(外部装置)の構成の例を示すブロック図である。
【図3】 本発明の一実施の形態におけるファクシミリ
装置とデジタルカメラ(外部装置)との間で画像データ
の通信が行われる構成部分の例を示す説明図である。
【図4】 本発明の一実施の形態におけるデジタルカメ
ラ(外部装置)により送信された画像データの受信及び
ファクシミリ送信処理の例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 ファクシミリ装置 11 通信制御インターフェイス部 12 主制御部 13 操作部 14 表示部 15 文字認識部 16 メモリ管理部 17 イメージ処理部 18 原稿読取部 19 印字部 20 ファクシミリ通信制御インターフェイス 21 モデム 30 デジタルカメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA30 AB17 AC02 AC05 AC22 AC29 AC64 AE02 AE15 AF03 5C075 BA05 BA06 BA08 CD20 CE14 FF09 5K101 KK01 LL01 NN06 NN18 NN21 PP03 RR12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆電話回線を介してファクシミリデー
    タの送受信を行うファクシミリ装置において、 外部装置から画像データを入力する受信手段と、 上記画像データをファクシミリデータに変換するイメー
    ジ処理手段と、 上記画像データを解析して上記画像データに基づく画像
    に含まれる回線番号を抽出する文字認識手段とを備えた
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 文字認識手段で抽出した回線番号を発呼
    番号として表示する表示手段と、 上記発呼番号に対して送信する送信手段と、 上記送信手段に送信の指示を行う操作手段とが設けられ
    た請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 文字認識手段で抽出された回線番号を発
    呼番号として送信する送信手段が備えられた請求項1記
    載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 電話帳記憶領域を有する記憶手段が備え
    られ、 上記電話帳記憶領域に文字認識手段で抽出された回線番
    号が記憶されるよう構成された請求項1記載のファクシ
    ミリ装置。
  5. 【請求項5】 文字認識手段で抽出した回線番号が真の
    回線番号であるかの判断を行う判断手段を備える構成と
    された請求項1記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 判断手段は、回線番号と市外局番とを照
    合することで判断する請求項5記載のファクシミリ装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003015978A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Canon Inc 通信装置および通信処理方法
JP2007312142A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Sharp Corp 通信装置

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