JPH0373663A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH0373663A
JPH0373663A JP1210520A JP21052089A JPH0373663A JP H0373663 A JPH0373663 A JP H0373663A JP 1210520 A JP1210520 A JP 1210520A JP 21052089 A JP21052089 A JP 21052089A JP H0373663 A JPH0373663 A JP H0373663A
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JP1210520A
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Shigenobu Fukushima
福嶋 茂信
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ファクシミリ装置に関する。
(従来の技術) ファクシミリで送信を行う場合、相手先ファクシミリの
電話番号(以下、FAX番号ともいう。)をセットする
必要がある。ファクシミリ装置は、その電話番号の回線
との接続を行い、接続後に原稿を読み取って送信する。
相手側ファクシミリの電話番号を入力するため、オペレ
ータが相手の名刺をファクシミリ装置まで持って行って
、名刺に印刷されている相手側電話番号をマニュアルで
入力することが、現在よく行われている。
同様に、レターヘッドなどにも通常ファクシミリ用電話
番号が印刷されており、レターヘッドを見てマニュアル
で相手先電話番号を入力することがある。
(発明が解決しようとする課題) しかし、マニュアルでの相手先電話番号の入力は、登録
された相手先に送信するためのいわゆるワンタッチ送信
に比べ面倒であり、またキー操作ミスが生じて誤った電
話番号を入力する可能性がある。従って、名刺等から直
接自動的にファクシミリ用電話番号を読み取り送信先に
接続できれば入力ミスが軽減できると考えられる。
ところで、名刺上のファクシミリ用電話番号の光学的文
字認識(OCR)においては、活字のみを対象とすれば
よいが、近午は活字OCRの精度が向上している。また
、認識の対象となる文字数も少なく、字の大きさもある
程度の範囲内になるという統一性がある。従って、名刺
上の電話番号をOCRで読み取ることが可能になってき
た。
名刺等から直接ファクシミリ用電話番号を読み取りその
ファクシミリ用電話番号に回線を接続できるファクシミ
リ装置においては、識別したファクシミリ用電話番号を
内蔵するメモリに登録できると、次に同じ相手先に送信
する場合に再度名刺等の読取りを行わなくてもよい。一
般にファクシミリ装置にはワンタッチダイアル機能が備
えられているので、ワンタッチダイアル用のメモリに登
録するようにすると、ワンタッチ送信機能を利用でき、
ファクシミリ装置の操作性が向上する。
本発明の目的は、光学的文字認識技術により名刺等から
ファクシミリ用電話番号を読取り、内蔵するメモリに登
録できるファクシミリ装置を提供することである。
(課題を解決するt;めの手段) 本発明に係るファクシミリ装置は、相手先のファクシミ
リ用電話番号をメモリに登録し、ワンタッチダイヤルキ
ーの押下によりその登録した電話番号に回線を接続でき
るファクシミリ装置において、ファクシミリ用電話番号
の印刷された原稿の画像を光学的に読取る読取手段と、
読取手段により読み取った画像データから文字を抽出し
、その文字からファクシミリ用電話番号を識別する番号
識別手段と、番号識別手段により識別されたファクシミ
リ用電話番号をワンタッチダイヤルキー用メモリに登録
する登録手段を備えたことを特徴とする。
(作用) 番号識別手段は、名刺等のファクシミリ用電話番号を識
別する。登録手段は、読取られたファクシミリ用電話番
号をワンタッチダイヤルキー用メモリに登録する。
なお、ファクシミリ用電話11号の識別に付随して読取
られる社名等を同時に登録できるようにしてもよい。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して以下の順で本発明の詳細な
説明する。
(a)ファクシミリ装置の構成 (b)操作パネル (c)ファクシミリ制御系の構成 (d)名刺からのファクシミリ用電話番号(FAX番号
)の読取り く光学的文字認識による読取と識別〉 く複数のファクシミリ用電話番号(FAX番号)の選択
〉 く複数のファクシミリ規格の選択〉 く読取ったファクシミリ用電話番号(FAX番号)の登
録〉 (a)ワンタッチダイアル機能と番号プリント機能(f
)通信制御のフロー くメインルーチン〉 くタイマ割込ルーチン〉 〈プリントチエツクルーチン〉 く読取チエツクルーチン〉 く送信チエツクルーチン〉 く受信チエツクルーチン〉 く名刺読取チエツクルーチン〉 く送信ルーチン〉 く受信ルーチン〉 〈読取ルーチン〉 くプリントルーチン〉 くキー処理ルーチン〉 く名刺読取ルーチン〉 く番号プリントルーチン〉 く名刺番号登録ルーチン〉 (g)光学的文字認識の70− !の実施例では、名刺からファクシミリ用電話番号を光
学的文字認識で識別する場合について説明するが、レタ
ーヘッド等の場合も、レターのその部分のみを読取って
同様の処理を行うことができる。
なお、上記の説明において本発明に特に関連する部分は
、(d)節の他、第5図、第17図、第22図(d)、
第23図、第25図および関連する説明である。
以下余白 (a)ファクシミリ装置の構成 第1図は、本発明に係るファクシミリ装置の断面図であ
る。このファクシミリ装置は、プリンタ部lとその上方
に設置された読取部20とに大きく分けられる。
プリンタ部lは、レーザビームプリンタであり、以下に
簡単にその動作を述べる。まず、回転駆動される感光体
ドラム2上の感光体が、帯電器3により一様に帯電され
る。次に、光学系4により画像データに応じてレーザビ
ームが照射されて感光体上に静電潜像が形成される。こ
の静電潜像に現像器5のトナーが付着する。一方、給紙
カセット11にはカット紙が置かれており、ローラ等に
よりカット紙が一枚ずつ感光体ドラム2の方へ送り込ま
れる。感光体ドラム2に付着したトナーは、転写チャー
ジャ6によりカット紙に転写され、定着器12により定
着された後、カット紙はトレー13に排出される。付着
しなかったトナーはクリーナ8により回収され、これで
−回のプリントが終了する。
次に、読取部20の動作について説明する。送信原稿の
読取りは従来と同様に行われる。すなわち、原稿トレー
21に置かれた原稿は、センサ22により検知され、破
線位置まで下がったローラ23とローラ24によりセン
サ25の位置まで1枚ずつ送り込まれる。次に、図示し
ないモータによるローラ24の回転と密着型リニアイメ
ージセンサ26の読み取りを同期して原稿が密着型リニ
アイメージセンサ26により読取られ、原稿画像はデジ
タル画像データに変換される。読み取り終了後は、原稿
は排出ローラ27により排出部28に排出される。なお
本実施例では、ローラ24および27は同一の駆動系で
駆動され、次の原稿の読取りによって原稿が排出される
本発明に係る読取部20の特徴は、名刺をセットするた
めのセット部31を備え、セット部31に置いた名刺の
ファクシミリ用電話番号(以下、FAX番号ともいう)
が光学的文字認識(OCR)技術により読取られること
である。すなわち、センサ32によりセット部31の名
刺が検知されると、名刺はローラ33.34により密着
型リニアイメージセンサ26に送り込まれ、原稿画像と
同様に読み取られてデジタル画像データに変換される。
次に、ローラ33.34を逆転することにより名刺は再
びセット部31に戻される。逆搬送を行うのは、送信原
稿と名刺との紙の性質の相違により排出系の共用が困難
なためである。
このファクシミリ装置のもう一つの特徴は、ファクシミ
リの送信原稿の読取りと名刺用OCRに使用する読取り
とが、同じイメージセンサ26を共用することである。
送信原稿と名刺とをそれぞれ独立した読取部で読取る場
合、別々の読取部を設けるためにスペースが増大し、コ
ストが上昇するという問題が発生する。そこで、搬送系
は、送信原稿と名刺との性質の違いにより別々に設ける
が、読取用のリニアイメージセンサ26は共用すること
にしたのである。また、名刺読取り→ファクシミリ用電
話番号確定(OCR)→原稿読取りの順で処理が行なわ
れるので、読取部を別々に設ける場合と比べても、処理
時間はさほど変わらない。
なお、名刺読取りは、原稿読取りと同時に行えないので
、第17図に示すように、送信原稿の読取りが行なわれ
ていない(原稿フラグ−〇)ときにのみ名刺読取7ラグ
を立てて、第23図(a)、(b)の名刺読取シーケン
スを実行して行う。
また、電話器28は、電話回線につながったハンドセッ
トである。電話器28により受信されたデータは、プリ
ンタ部1により記録され、一方、読取部20で読取られ
た画像情報は、電話器28を通して電話回線に送信され
る。
最後に、操作パネル15は、ファクシミリ装置の動作の
設定及び動作状態の表示を行う。
なお、記録部1と読取部20は、一体になっていなくて
もよい。
(b)操作パネル 第2図は、操作パネル15上のキー等の配置を示す。操
作パネル15は、テンキー40、液晶表示パネル41、
ワンタッチキー42、送信キー43、名刺登録キー45
、番号プリントキー46、登録キー47、カナ漢字キー
48、ICカードロードキー49およびICカードイン
ターフェース51から構成される。
テンキー40は、相手先FAX番号の設定などに用いら
れる。
液晶表示パネル41は、ファクシミリの動作状態の表示
あるいはオペレータへの指示と警告に用いられる。たと
えば、第3図(a)〜(C)に示すような表示a〜表示
zlを表示する。
ワンタッチキー42は、各キーにそれぞれ対応した相手
先FAX番号のメモリへの格納または相手先FAX番号
へのワンタッチ送信のために使用される。メモリには、
各キーに対応した相手先FAl1号、相手先名前が記憶
されている。また、ワンタッチキー42は、ICカード
52内に格納されたFAX番号のワンタッチ送信動作や
、光学的文字認識により読取られた名刺内FAX番号の
登録にも用いられる。本実施例ではICカード52の挿
入によりワンタッチキー42の内容を切り換える。
送信キー43は、送信を開始するためのキーである。
名刺登録キー45は、読取った名刺内のFAX番号の登
録を行うためのキーである。
番号プリントキー46は、ワンタッチキー42の各キー
に対応する相手先FAX番号をプリントするためのキー
である。
登録キー47は、登録モードと非登録モードの一方を指
定するためのキーである。
カナ漢字キー48は、登録時に入力内容についてカナ漢
字モードと非カナ漢字モードの一方を指定するためのキ
ーである。
ICカードロードキー49は、ICカード52内の複数
のアドレス群のうちのどれをロードするかの選択に用い
られる。
Icカードインターフェース51は、ICカード52を
挿入し、ICカード52を本ファクシミリ装置に接続す
るための電気的インターフェースであり、挿入を容易に
するための円弧状入口が設けられる。
ICカード52は、相手先名と相手先FAX番号を格納
するメモリを備えている。
(c)ファクシミリ制御系 第4図は、本実施例のファクシミリ装置の制御部のブロ
ック図である。制御部は、主に通信制御CPU60、操
作パネル郁15、プリンタ制御部61より構成されてお
り、これらの間は、モード情報を伝達するための通信路
及びタイミングを知らせるためのタイミング信号線で結
ばれている。
また、操作パネル部15には、ICカードインターフェ
ース51が接続されている。
通信制御CPU60は、この他に、バス62を介して、
図中に示される様なブロック63〜78と結ばれている
。ここに、ROM63とRAM64は通信制御CPU6
0のだめのメモリである。
漢字ROMI、2(85,66)は、それぞれ異なった
漢字フォントを格納し、液晶表示パネル41への表示、
送受信原稿への付加情報(時刻、発信元)の付加、ワン
タッチキー42の内容記録等に用いられる。2種の漢字
ROM1.2(65,66)は、後述するワンタッチキ
ー42の内容記録時の2種類の記録モードに対応して用
いられる。OCR解析部67は、名刺読取における光学
的文字認識(OCR)を行うために用いられ、OCR用
RAM68はOCR解析部67のワークエリアであり、
フォントテーブル69は、OCR解析部67における解
析に用いる7オントデータを格納する。また、読取セン
サ部71.バッファメモリ72、圧縮伸長部73、ペー
ジメモリ部74、圧縮画像メモリ75、HDLC解析部
解析部上6ム77およびNCU78は、いずれもファク
シミリ機能のためのブロックである。
次に、ファクシミリの動作に従ってこれらの動きを述べ
る。
まず、原稿トレー11に原稿が置かれると、原稿の存在
が読取センサ部71のセンサ22により検知され、その
情報は通信制御CPU60に送られる。通信制御CPU
60は、操作パネル15の液晶表示パネル41にFAX
番号の入力の要求を表示させ(第315Kl (a)表
示a)、FAX番号の入力があると、読取センサ部71
のモータと密着型リニアイメージセンサ26を同期させ
ながら、lラインずつ画像信号を読取り、そのlライン
データはバッファメモリ72に送られる。同時に、バッ
ファメモリ72内の画像データは、圧縮伸長部73によ
り圧縮され、圧縮画像メモリ75に格納される。読取り
が終了すると、通信制御CPU60はモデム77、NC
U78を用いて、電話回線を通じて、受信側ファクシミ
リの呼び出しを行う。電話回線が接続すると、受信側の
能力(GIII、GIV)に応じた圧縮を行うために、
圧縮画像メモリ75に蓄えられた圧縮データは、圧縮伸
長部73に送られて伸長されページメモリ部74に元の
画像データに戻して格納される。次に受信側ファクシミ
リの記録サイズに応じて自動縮小処理を受けた後、受信
側ファクシミリの符号化方式に応じて、圧縮伸長部73
で圧縮された後、再び圧縮画像メモリ75の別のエリア
に格納される。これらの伸長及び圧縮の動作は数ライン
からなるlブロック単位で交互に行われる。
これらの受傷側能力に応じた圧縮を行うと同時に、得ら
れた圧縮データは、HDLC解析部解析部上6、HDL
Cの規格に従って加工された後、モデム77、NCU7
8により電話回線に送出される。すべての画像が送出さ
れると、接断乎順に従って、電話回線を切断し、送信が
終了する。
次に、受信時の動作について述べる。
電話回線を通して送信側ファクシミリからの呼び出しが
あると、通信手順に従って回線の接続を行う。回線の接
続が完了すると、送信側ファクシミリより送られて来る
画像データは、NCU78、モデム77を通ってHDL
C解析部解析部上6れ、単なる圧縮データに戻された後
、圧縮画像メモリ75に格納される。すべての画像デー
タの受信が終了すると、4信手順に従って電話回線の切
断を行う。電話回線の切断後、圧縮画像メモリ75から
圧縮伸長部73に画像データが送られ、順次伸長され、
ページメモリ部74に実画像としての格納が始まる。
同時にプリンタ制御部61が通信制御CPIJ60によ
り起動され、更に、ページメモリ部74よりプリンタ制
御部61への画像信号の転送が始まる。ただし、1ペー
ジの伸長が終了すると、lページ分のデータ転送が終了
する迄、伸長は停止する。これはページメモリ部74が
1ペ一ジ分のエリアしかないため、伸長データの重ね書
きを防止する必要があるからである。
この様にしてすべての圧縮画像データのプリントが終了
すると、受信動作は完了する。
なお、OCR解析部67は、(g)節に説明するように
公知の光学的文字認識技術を利用して名刺上のFAX番
号等の文字の抽出・認識を行う。
また、プリンタ部1を制御するプリンタ制御部61の動
作は、従来のレーザビームプリンタの場合と同様である
ので説明を省略する。
(d)名刺からのファクシミリ用電話番号(FAX番号
)の読取り 名刺を挿入すると、名刺のOCR解析が実行される(第
23図(a)、(b)参照)。この名刺の読取りにおい
て、セット部31にセットされた名刺は、名刺検出セン
サ32で検出された後、イメージセフサ26に送り込ま
れる。そしてイメージセンサ26により読み取られた画
像データは、ページメモリ74に格納される(第23図
(a)51001〜51007参照)。画像データの格
納と同時に、OCR解析部67によってOCR用RAM
(ワーキングエリア)68と7オントテーブル69を用
いて文字認識の処理を受け、位置情報とコード情報に変
換される(第26図〜第31図の70−参照)。
く光学的文字認識による読取と識別〉 一般に、名刺にはファクシミリ用1話番号(FAX番号
)が記されている。本実施例では、光学的文字認W14
(OCR)を用いてファクシミリ送信の際に名刺を読取
部20のセット部31に置いてFAX番号を読み取り(
第26図〜第31図のOCR解析部のフロー参照)、相
手先FAX番号として送信できる。
現在、英数字の活字OCR技術の識字率は実用化の段階
にあるが、名刺のOCR読取ではさらに読取対象である
名刺の特徴を考慮すると識別処理のむだが省ける。
名刺には、横書きのものと縦書きのものがある。
第5図(a) 、 (b)にそれぞれ横書きと縦書きの
一般的な型式を示す。これらの例のように、名刺にFA
X番号を記す場合、一般にrFAXJ、「ファックス」
、「ファクシミリ」、「テレファックスj等のファクシ
ミリ用電話番号を表わす文字列の右側(横書き)又は下
側(縦書き)に電話番号の数字(アラビア数字、漢数字
等)が記されている。さらに、電話番号の前に、「G 
m J、rGI[I、GIVJのようなCCITTの標
準化勧告に準拠したファクシミリ規格のグループを表す
記号が記載されている場合もある。この記号と電話番号
は、横書きの場合は、必ずrFAXJ等の文字列の右側
にあり、縦書きの場合は、必ず下側にある。さらに、こ
れらの文字列、記号、数字等は、大きさに関してもほぼ
一定の範囲内にある。
すなわち、名刺上のFAX番号の光学的文字認識の特徴
として次の点が挙げられる。■活字のみを対象とし、手
書き文字は認識しなくてもよい。
■縦書きと横書きのみで、その文字列中の位置のずれは
小さい。■電話番号は、縦書きの場合は、ファクシミリ
を表す文字列の下方向に、横書きの場合は、右方向に存
在する。■認識の対象の文字は、数字、(、)、−だけ
でよい。■字の大きさはほぼ一定であり、それよりも大
きな文字の認識の必要がない。また、ファクシミリのグ
ループを表す記号(rGJ、「GJなど)も、同様に、
ファクシミリを表す文字列の周辺にあり、また、G、I
II。
■などの文字、数字のみを認識すればよい。
そこで、゛本実施例においては(第26図参照)、rF
AXJなどのファクシミリを表す文字列を識別しく第2
9図参照)、縦書きと横書きの判定(第27図参照)に
応じてその文字列の下側と右側のみを調べ、ファクシミ
リ用の電話番号や規格の記号を抽出する(第30図参照
)。
名刺からFAXi号を光学的文字認識(OCR)技術を
用いて抽出することは、ファクシミリを表す活字の文字
Q(rFAXJ、「ファクシミリ」等)を識別し、その
周辺のみを調べて、グループの記号CrG mJ、rG
 ■J等)、および、電話番号を表わす数字等のみを識
別するだけでよいので、光学的文字認識の中では容易な
部類に属するといえる。なお、光学的文字認識自体の技
術に関しては、現在すでに公知であり、その手法につい
てはここでは説明を省略する。
さらに、名刺には、一般に、社名、所属、氏名などが記
載されているので、ファクシミリを表す文字列の周辺で
これらを読取ることにより、相手先として自動的に名前
を登録することが可能になる(第23図(b)、第26
図参照)。
なお、さらにr置J等の電話を示す文字列を抽出し、通
常の電話番号を読取ることも可能である。
く複数のファクシミリ用電話番号(FAX番号)の選択
〉 名刺に複数のFAX電話番号が記載されている場合があ
る。たとえば、第5図(a)の場合、同一グループ(G
m)の2つのファクシミリ装置(一方は、GIV兼用)
が備えられている。従って、どのファクシミリ装置を使
うかを選択しなければならない。この選択は自動的に行
うことは一般的な基準がないため困難である。そこで本
実施例では、複数のFAX番号が認識されている場合は
、第3図(b)の液晶表示パネル41の表示p(第3図
(b)参照)のようにその複数のFAX番号を表示し、
オペレータに選択を求めることにした(第22図(b)
S643)。オペレータがワンタッチキー42で選択す
ると、そのキーに対応したFAX番号が選択される。
また、第5図(b)の場合、2つの所属(本社と大阪支
店)のFAX番号が認識されている場合も、同様に液晶
表示パネル41に複数のFAX番号を表示しく第3図(
c)表示p)、オペレータに選択を求めることにした(
第22図(b)S 643)。なお、選択がない場合は
、上側又は右側の方を自動的に選択することにした(同
5635〜5641)。
また、本社や支社の別、或いは地域コード等を識別でき
るようにしたものでは、これらの識別データを表示して
、選択を促すことができる。
く複数のファクシミリグループの選択〉さらに、第5図
(a)の場合のように、複数種のグループ(CCITT
の標準化勧告に準拠したグループGI[I、GIV)の
ファクシミリ装置が名刺から識別される場合、相手先の
ファクシミリの規格を送信側のファクシミリの規格に対
応して選ぶ必要がある。グループの表示がない場合は、
一般に普及しているGI[[と判断してよい。
従来は、相手先ファクシミリの選択はオペレータの判断
にまかされてきた。しかし、名刺OCRでグループG■
、G■を識別できる場合、自動的に選択できるようにし
なければならない。これにより、オペレータの労力を軽
減できる。
現在主に使用されているG■の他に、さらに上級の規格
であるGIVが近い将来普及すると考えられる。一般に
QIVの機能を持つファクシミリ装置は、GI[[とG
rVの双方で通信できるが、GII[のファクシミリ装
置i本、GIVでは通信できない。本実施例のファクシ
ミリ装置はGIVの装置であるので、相手先のファクシ
ミリ機能CGm、GIV)に対応して同じグループの機
能を選択して送信する。従って、相手先にGI[IとG
IVの2種のグループのファクシミリ装置がある場合は
、送信能力が高いGIV機を選択して送信する(第23
図(a)S I Ol 9)。
また、相手先がGI[I、GIV共用機であれば、送信
能力が高いGIVを選択して送信する。
なお、自機がGIII機であれば、同じグループG■の
機種を選択して送信する。
く読取ったファクシミリ用電話番号(FAX番号)の登
録〉 以上に説明した名刺読み取りによる自動送信機能に併せ
て、名刺から抽出したFAX番号を登録できる登録機能
を持たせると、ワンタッチ送信が可能になり、次回の送
信において再度名刺読み取りを行わなくてよい。そこで
、本実施例では、名刺挿入後に操作パネル15に設けた
登録キー47を押下すると登録モードに入ることにした
(第22図(e)参照)。
この後、名刺読取が終了し、ワンタッチキー42を押す
と、押したキーに対応する本体メモリの番地にFAX番
号、相手先名、グループ等が登録される(第25図51
217参照)。また、ICカード52が挿入されている
場合は、ワンタッチキー42で指定したICカード52
内のアドレス群の指定した番地に登録される(第25図
51215参照)。
(e)ワンタッチダイアル機能と番号プリント機能本フ
ァクシミリ装置は、ワンタッチダイアル登録機能が備え
られている。本体メモリやICカード52には、ワンタ
ッチキー42の各キーについてそれぞれファクシミリ送
信について相手先名やFAX番号が登録できる。送信や
登録の際は、オペレータはワンタッチキー42の中の一
つのキーを押して選択を行う。本実施例では、ICカー
ド52内の登録部、ワンタッチキー42を構成するキー
の数(12個)で区分された複数のアドレス群ごとに行
われるので、登録や送信の場合は登録されているアドレ
ス群の番号も指定しなければならない。
ワンタッチキー42を本体メモリに対応させるかICカ
ード52に対応させるかはICカード52のICカード
インターフェース51への挿入の有無により選択する。
すなわち第22図(c)に示すように、ICカード挿入
と抜取によりICカード有効フラグのセットとリセット
を行い、第22図(d)に示すように、ワンタッチキー
押下の際は、ICカード有効フラグに応じて本体メモリ
またはICカード52に対してFAX番号などの登録や
送信先番号としての設定を行う。
各ワンタッチキー42が実際にどのような相手先FAX
番号に対応しているかオペレータが覚えていない場合は
、オペレータは、その対応を確認した後でないと、送信
や登録ができない。オペレータが登録内容が直ちにわか
るようにしておくとファクシミリ送信が容易になる。
そこで本実施例では操作パネルに番号プリントキー46
を設け、このキー46の押下によりメモリに登録されて
いる相手先名などをワンタッチキー42を構成する各キ
ーの下部やICカード52に貼れるような大きさで紙に
自動的にプリントすることを可能にした(第24図のフ
ロー参照)。
第6図(a)は、ワンタッチキー42の各キーの下部に
貼りつけるためのプリントフォーマットの一例を左側に
示す。右側には、操作パネル15上のワンタッチキー4
2を示す。印字部分の大きさは、ワンタッチキー42の
各キーの下部に貼れるように定める。第6図(b)は、
印字部分を拡大して示したものである。12個のキーに
対応して、それぞれ、破線内に相手先と電話番号を上下
にプリントする。破線は、キーの下に貼り付は可能な大
きさである。従って、破線部分を切り出してワンタッチ
キー42の下部に貼り付ければよい。また、キーに相当
する部分を切り抜いて貼ってもよい。なお、本実施例で
は、各キーの下部に貼れる大きさで印字を行うが、ファ
クシミリ装置に付するのに適当な大きさに印字するよう
にしてもよい。
また、ICカード52内の住所録にワンタッチキー42
を対応させているので、ワンタッチキー42に対応した
内容がICカード装着時に変化する。そこで、その内容
を表示したものをどこかに付する必要がある。たとえば
ICカード上に表示すればよいが、オペレータが記載す
るのは面倒である。また内容の変更の際も書き直しが面
倒である。そこで、ICカード52上に貼るのに適当な
大きさにキー内容をプリントできるようにした。
第7図(a)は、ICカード52に貼り付けるためのプ
リントフォーマットを左側に示し、右側にICカード5
2を示す。プリントフォーマットは、ICカード52に
貼り付けて利用できる大きさ(破線で示す。)に定める
。ICカード52に張り付けるとちょうどよい大きさが
好ましい。第7図(b)は、プリント内容の一例を示す
。登録された相手先名を対応する番号とともにプリント
したものである。このプリント部分を切り出してICカ
ード52に貼り付ければよい。なお、本実施例ではIC
カード52のサイズにほぼ一致するサイズ内に印字を行
うようにしたが、出力サイズはこれに限定されるもので
はない。
これによりICカード上に記載する手間が省け、また内
容の変更に対応しやすく、正確でもある。
このような印字において、本体メモリの内容を印字する
かICカード52の内容を印字するかを指定する必要が
ある。しかし、ワンタッチキー42を本体メモリとIC
カード52のどちらに対応するかをすでにICカード挿
入により選択しているのでこの選択に合わせて印字内容
を選択した方がよい。そこで、第2.4図に示すように
ICカード有効7ラグの状態により自動的に選択を行う
ことにしている。すなわち、番号プリントキー46を押
下してプリントを行う場合(第22図(f)参照)は、
ICカード52を示すICカード有効7ラグに対応して
、ICカード52の内容と本体メモリの内容のどちらを
プリントするかを選択する(第24図5llQ5参照)
。これに対応して、操作パネル15やICカード52に
貼り付は可能な大きさで登録内容がページメモリ部56
にビットマツプ展開される。このとき適当なフォント(
第9図、第1O図参照)を用いる。RAM64やICカ
ード52には、相手先名やFAX番号が各文字や数字に
対応した1−ドとして格納されている。kとえば、第8
図(a)のような内容に対して、第8図(b)のような
コード列として記憶される。そこで、プリントの際には
、このコード列からコードを順次読み出し、そのコード
に対応するフォントデータ(たとえば第9図(a)、(
b)と第10図(a)、(b)の「2」のフォント)を
読み出し、ページメモリ部74に展開する。全コードに
ついてビットマツプ展開した後、通常のプリントの場合
と同様にプリントを行う。
なお、プリントは、熱転写プリンタや感熱プリンタでお
こなってもよい。さらに、シールに印刷してもよい。ま
た、ICカード52の他の登録内容(たとえば、送信モ
ード(同報、枚数など))をプリントできるようにして
もよい。また、ワンタッチキーの内容をプリントするの
みならず、短縮ダイアルや同報宛て先の登録内容をプリ
ントできるようにしてもよい。
(f)通信制御のフロー 以下に通信制御のフローを説明するが、フローチャート
において「オンエツジ」及び「オフエツジ」という用語
は次の意味で用いられる。すなわち、スイッチ、センサ
、信号等の状態がオフ状態からオン状態へ変化したとき
、この状態変化を「オンエツジ」と定義する。また、ス
イッチ、センサ、信号等の状態がオン状態からオフ状態
へ変化したとき、この状態変化を「オフエツジ」と定義
する。
くメインルーチン〉 第11図は、通信制御CPU60の概略制御フローであ
る。まず、ステップSt(以下「ステップ」を略する)
でレジスタ、各種入出力ポート、各種フラグ等の初期設
定を行う。次に、S3で第12図に示す割込みサービス
ルーチンを定期的にコールするためのタイマ割込みの設
定をする。
次に、割込みサービスルーチン内の各シーケンスを所望
通りに(例えば読取を行いたい時には、読取が行われる
様に)動かすためのプリントチエツク(S5)、読取チ
エツク(S7)、送信チエツク(S9)、受信チエツク
(sll)および名刺読取チエツク(513)の各種チ
エツクルーチンを処理する。
S13まで処理が終わると、再びS5に戻り、同一のチ
エツクを繰り返す。
チエツクルーチンの詳細については、後に説明する。
くタイマ割込みルーチン〉 第12図は、第11図のフローで設定されたタイマ割込
み(S3)によりコールされるサービスルーチンである
。このサービスルーチンは、送信(S21)、受信(S
23)、読取(S25)、プリント(S27)、キー処
理(S29)、名刺読取り(S31)、番号プリント(
333)および名刺番号登M(S35)の7つのシーケ
ンスより構成されており、その詳細については、後に説
明する。
次に、第11図の70−にある各チエツクルーチンにつ
いて順次説明する。
くプリントチエツクルーチン〉 第13図は、プリントチエツク(第11図S5)のフロ
ーを示す。まず561でページメモリ74における記録
(プリント)すべき画像の有無のチエツクを行う。記録
画像がある場合は、読取り中でなく(S63で読取7ラ
グー“0″、なお、図においてはフラグをFで表す)、
回線送信中でなく(S65で回線送信7ラグ=“0”)
、プリントも起動していない場合(S67でプリントフ
ラグ−“0″)、S69でプリント部lを起動(ヒータ
等の電源ON)し、S71でプリント部の起動を示すプ
リント開始フラグのセットを行い、S73で液晶表示パ
ネル41に表示d(第3図(a)参照)を行ってオペレ
ータにプリント中であることを知らせる。
なお、S63で読取りフラグセット時と、S65で回線
送信フラグセット時も、圧縮伸長部73を読取り時に使
用できないためプリント動作に入らない様にそのままリ
ターンする。また、S67でプリントフラグセット時は
、既にプリント動作を行っているため、何もせずリター
ンする。
S61で、記録画像が無くなると、S75でプリント部
1を停止させ(ヒータ等をオフL)、S77で液晶表示
パネル41に表示e(第3図(a)参照)でオペレータ
にプリント動作の終了を知らせて、リターンする。
〈原稿読取チエツクルーチン〉 第14図は、原稿読取チエツク(第11図57)のフロ
ーを示す。
最初に、5IO1で原稿が原稿トレー11上にあるか否
かのチエツクをし、原稿がある場合は、次に進むが、原
稿がない場合は、5illにジャンプする。原稿がある
場合は、次に、すでに読取り中でなく(5103で読取
フラグ−“O″)、プリント中でもなく(5105でプ
リントフラグ−“0″′)、回線送信中でもない場合(
S l 07で回線送信フラグ−0“)にのみ、5IO
9へ進み、読取開始を示す読取開始フラグをセットする
。しかし読取、プリント、回線送信のいずれかの7ラグ
がセットされている時は、何もせず5illに進む。
つまり5103で読取フラグセット時は既に読取り中で
あるため、また5105または5107でプリントフラ
グまたは回線送信フラグのセット時は、プリント中、送
信中に圧縮伸長部73を用いるため、読取り動作が行え
ないためである。
次に5lllで読取開始フラグのセット状態をチエツク
し、セット時は5l13に進み液晶表示パネル41に表
示aを行ってオペレータに電話番号の入力を促す。次に
5115で電話番号の入力があるか、または5117で
名刺のFAX番号の読取(決定)済み(名刺読取済フラ
グー“l”)(第23図(a)S1021参照)と判定
されたときにのみ、5l19以下に進み、原稿の読取り
動作を行う。
5illで読取開始フラグがセットされていない場合や
、5117で名刺読取済フラグがセットされていない場
合は、そのままリターンする。
3119では、先頭原稿を読取り部へ送る。次に312
1で原稿の読取り部への到着の検知をセンサ25で行い
、到着していない時は、そのままリターンするが、到着
した時は、5123に進む。
そして、5123でイメージセンサ26の読取り動作を
開始するため、読取中であることを示す読取フラグをセ
ットし、5125で名刺読取済みでないことを示すため
名刺読取済フラグをリセットし、5127で読取開始フ
ラグをリセットした後、5129で液晶表示パネル41
で表示f(第3図(a)参照)を行って読取り動作に入
ったことをオペレータに知らせ、リターンする。
なお、本実施例では、原稿がセットされていて名刺読取
済フラグがセットされているときは、送信キー43を押
さなくても送信(原稿読取)を行う(S l 17でY
ES)。通常の原稿の送信の場合は、原稿セット後に送
信開始のための送信キー(スタートボタン)43を押す
必要がある。しかし、名刺読取り機能でFAX番号を読
み取っている場合は、送信キー43を押す動作は名刺を
挿入する動作と重複している。また、送信キー43の押
下は電話番号入力の完了という意味もあり、その意味で
も送信キー43の押下は不要であるといえる。
そこで、FAX番号読取りによりFAX番号が決定した
ことを送信動作(原稿読取り)のスタートとすることに
より、送信キー43を押すという動作を省略することが
できる。
〈送信チエツクルーチン〉 第15図は、送信チエツク(第11図39)の70−を
示す。最初に、5131で圧縮画像メモリ75の送信デ
ータの有無のチエツクを行い、送信するデータのない時
は、何もせずリターンするが、有る場合は、5133に
進む。そして、読取中でもなく(S133で読取7ラグ
ー“0″)、プリント中でなく(S135でプリントフ
ラグ−“0”)、回線受信中でもなく(S137で回線
受信7ラグー0”)、回線送信中でもない(S l 3
9で回線送信7ラグー“O”)場合にのみ5141へ進
む。そして、5141で回線送信フラグをセットし、5
143で画像送信フラグをリセットし、5145で前回
送信圧縮データを抹消した後、5147で液晶表示パネ
ル41での表示g(第3図(a)参照)を行って送信が
始まったことをオペレータに知らせ、リターンする。し
かし、いずれかのフラグがセットされている時は、何も
せずリターンする。つまり5133または5135で読
取フラグまたはプリントフラグがセットされている時は
、圧縮伸長部73を使用中であるため、また5137で
回線受信フラグがセットされている時は受信動作に回線
を使用しているため、送信が行えないからリターンし、
さらに5139で回線送信フラグがセットされている時
はすでに送信動作に入っているためそのままリターンす
る。なお、本実施例では、送信画像データとして前回送
信時に伸長し再び圧縮した圧縮データとしてではなく、
元の圧縮データの方を圧縮画像メモリ75に保持してい
るが、これはどちらのデータを保持してもよい。
また、データ抹消のタイミングは、少なくとも次の原稿
の送信(この場合読取りも送信に含まれる)動作に入っ
てから後ならば、いつでもよく、例えば原稿の原稿トレ
ー11へのセットを検知した時、相手先番号がセットさ
れた時、原稿の読取りが始まった時等でもよい。
〈受信チエツクルーチン〉 第16図は、受信チエツク(第11図5ll)のフロー
を示す。まず、5151で電話回線を通して、呼出しが
有ったか否かのチエツクをする。呼出しが有った時は、
5153と5155で回線送信フラグと回線受信フラグ
を調べ、回線使用中か否かを判定する。呼び出しが無か
った又は回線使用中であると判定されると、受信動作に
入らず、そのままリターンする。回線使用中でないと判
定されると、次に5157で回線受信フラグをセットし
て受信動作に入り、次に5159で画像受信済フラグを
リセットし、次に5161で受信接続済フラグをリセッ
トし、次に5163で液晶表示パネル41で表示h(第
3図(a)参照)を行い、オペレータに受信中であるこ
とを知らせて、リターンする。
く名刺読取チエツクルーチン〉 第17図は、名刺の0CR(光学的文字認識)用のOC
R解析部67の起動のチエツクのための名刺読取チエツ
ク(第11図513)のフローを示す。
まず5171で、既に名刺読取中かどうかをチエツクし
、名刺読取中の場合(名刺読取フラグ−“1″)は何も
せずリターンする。名刺読取中でない場合は5173に
進み、名刺挿入を検知するセンサ32のONエツジか否
かを判定する。ONエツジ時のみ、5175に進み、原
稿読取中(読取フラグ−“l”)か否かを判定する。本
実施例では、イメージセンサ26を原稿と名刺につき共
用しているため原稿読取中は名刺を読取れないからであ
る。
原稿読取中でない場合、名刺読取りが可能なので517
7に進み、複数番号入力済フラグをリセットして次に進
む。次に、名刺読取の目的には、読取ったFAX番号に
回線を接続する場合と、それをワンタッチキー42の内
容として登録する場合とに分かれるため、5179で名
刺登録キー45が押されたことを示す名刺登録7ラグに
対応して2つに分岐する。
ワンタッチ送信用に用いる場合は、5la1以下に進み
、圧縮伸長部73を使用しない(S l 81で回線送
信フラグ−“0”、5183でプリントフラグ−“O”
)場合のみ5185で読取開始フラグのチエツクを行う
。読取開始フラグプリセット時は既に原稿のセットが終
了しているので(第14図5109、第22図(d)S
 725参照)、5187で名刺読取中であることを示
す名刺読取フラグのプリセットを行い、5189で液晶
表示パネル41での表示12(第3図(b)参照)で名
刺読取をオペレータに知らせ、リターンする。5185
で読取開始フラグリセット時は、5191で液晶表示パ
ネル41での表示m(第3図(b)参照)で原稿のセッ
トをオペレータに促し、名刺読取を行わずにリターンす
る。
本実施例では、名刺の挿入(S173でYES)が、名
刺読取りの起動となっているが(S l 87)、勿論
キーによるスタートとしてもよい。この場合、名刺読取
キーを設け、名刺挿入後、名刺読取キーのONエツジを
検出して名刺読取をスタートするようにすればよい。
また、5179で名刺登録用として用いる場合は、51
93でキー登録フラグをリセットし、5195で名刺読
取中であることを示す名刺読取7ラグのプリセットを行
い、5197で液晶表示パネル41での表示W(第3図
(c)参照)で名刺登録をオペレータに知らせて、リタ
ーンする。
以下余白 く送信ルーチン〉 次に、第11図S3のタイマ割込による各サービスルー
チンを説明する。
第18図(a) 、 (b) 、 (C)は、送信(第
12図521)の70−を示す。
本実施例で送信時に圧縮データを一度伸長データに戻し
た後、再び圧縮データに戻しているのは、メモリ送信と
呼ばれる送信方式を採っているからである。すなわち、
送信前の読み取り時に、−足金原稿の画像データを、メ
モリに蓄えた後、送信時に相手(受信側)と回線を接続
するのが本方式である。しかし、その場合には、メモリ
へのデータ蓄積時に、相手側の記録能力(記録サイズ等
)、圧縮方式が分からないため、送信側に都合のよい方
式(例えば圧縮効率の高い方式)で符号化を行う。
従って、後に交信時にもう一度伸長して実画像データに
戻した後、受信側に合わせた圧縮データにする必要があ
る。そこで第18図(a)に示す圧縮・伸長を交互に繰
り返すためのシーケンスを実行する。
5201では、伸長中であるときにセットされる伸長フ
ラグをチエツクする。伸長中の場合は(S201でYE
S)、5203で伸長データをページメモリ74に格納
し、5205で自動縮小(受信側記録サイズに応じた画
像データの縮小、拡大)を、5207で画像加工(発信
元中学)を行う。そして、5209で伸長フラグをリセ
ットして5221に進む。
伸長中でないときは(S201でNo)、5211です
べてのデータの伸長が終了したかどうかをチエツクし、
終了時はリセットのまま5221に進む。未終了時は、
5213で伸長フラグのプリセットを行ってから、52
15で伸長動作の設定をし、5221に進む。
5221では、圧縮中であることを示す圧縮フラグをチ
エツクする。圧縮中の場合は、5223で圧縮データを
圧縮画像メモリ75に格納し、5225で圧縮フラグを
リセットし、5241に進む。また、圧縮中でないとき
は、5227ですべてのデータの圧縮が終了したかどう
かをチエツクし、終了時は、そのまま5241に進むが
、未終了時は、5229で圧縮7ラグをセットし、52
31で圧縮動作を設定する。
次に第18図(b)に進み、まずS241で、回線送信
時にセットされる回線送信フラグのセット状態をみて、
リセット時は何もせずそのままリターンする。5241
でセット時は、5243に進み、相手側(受信側)との
回線の接続が済んでいるときに3289(第18図(C
))でセットされる送信接続済7ラグの状態をチエツク
する。回線の接続が済んでいた場合は、以下で画像デー
タの送信を行う。まず5245で画像データの伝送の終
了によりセットされる画像送信流フラグをチエツクし、
終了時(画像送信流フラグー“1″)は、5261に進
む。S261では、送信切断済フラグにより送信切断処
理が終了したか否かをチエツクし、終了していれば、リ
ターンして、送信処理を終了する。
5245で肖像送信未終了時は、52474二進み、モ
デム77等の送信部の設定を行い、画像データの電話回
線への送信を行う。そして5249で1ページの送信終
了のチエツクを行い、5251で全ページの送信が終了
したかどうかのチエツクを行う。1ページの送信が終了
していなければ、5259に進み、送信画像データを送
信部へ送り、リターンする。1ページの終了時で、しか
も全ページが終了していなければ5257で、1ページ
の更新を行いリターンする。全ページ送信終了時は、3
253に進み、画像送信流フラグをセットし、ステップ
5255で送信切断済フラグをリセットしてからリター
ンする。
第18図(C)の5263〜5271は、送信切断動作
を示す。これは、5245で画像送信が終了し、かつ5
261で送信切断処理が終了していないと判断された時
に働く処理である。まず5263で回線切断処理を行い
、5265でその終了をチエツクする。終了時は526
7で、回線切断済フラグをセットし、5269で、回線
送信フラグをリセットし、5271で第3図(a)に示
す表示iを液晶表示パネル41に表示してオペレータに
送信終了を知らせt;後、リターンする。5265で未
終了時は、そのままリターンする。
5243で送信接続済でないと判定されたときは、送信
時の回線接続処理を行う。すなわち、送信画像データと
ペアに管理されている相手先への電話回線接続等の動作
を行う。まず5281で回線の接続処理を行う。次に5
283で回線接続処理の終了をチエツクし、回線接続が
終了していない場合はそのままリターンする。一方、終
了時は、5285に進み、伸長フラグのセットをし、5
287で圧縮フラグのリセットを行い、両フラグを初期
化して、5289で送信接続済フラグをセットした後、
リターンする。
く受信ルーチン〉 第19図は、受信シーケンス(第12図523)のフロ
ーを示す。
まず5301で回線受信中にセットされている回線受信
7ラグの状態を調べ、回線受信中でなければ何もせずに
3331に進む。回線受信中の場合(第16図5157
参照)、次に5303で受信時の接続が終了したときに
セットされる受信接続済フラグの状態をチエツクする。
受信接続済(S325参照)ならば、次に3305で画
像の受信が終了したときにセットされる画像受信済フラ
グの状態をチエツクする(S 343参照)。
5305で画像受信済フラグがセットされていると判定
されると、5307に進み回線切断処理を行う。そして
その終了を5309でチエツクし、終了時は5311で
回線受信フラグのリセットを行った後、5313で液晶
表示パネル41での表示j(第3図(b)参照)を行っ
てオペレータに受信終了を知らせて受信動作を完了する
。しかし、5309で回線切断が終了しない時はそのま
まリターンして、切断処理を続行する。
5303で受信接続処理未終了と判定された時は、53
21に進み、まず回線接続処理を行った後、5323で
その終了をチエツクする。5323で未終了と判定され
た時は、そのままリターンするが、5323で終了と判
定された時は、次に5325で受信接続済フラグをセッ
トし、5327で画像受信開始フラグをセットした後、
リターンする。
S301で回線受信中と判定されるときや、5305で
画像の受信が終わらないと判定される時は、5331に
進み、画像受信開始フラグをチエ・ツクする。セット時
は、5333で受信部の初期設定を行い、5335で、
画像受信開始フラグをリセットしてからリターンする。
また、5331で画像受信が開始していないと判定され
たときは、5337に進み、受信画像データの格納を行
う。
次に5339で、■ページ分の格納の終了を、5341
で全頁の格納の終了をチエツクする。5339で1ペ一
ジ分の格納が未終了の時は、そのままリターンし、53
41で全ページ未終了時は、5345で格納ページを更
新し、全ページ終了時は、5343で画像受信済フラグ
をセットしてから各々リターンする。
〈読取ルーチン〉 第20図(a)、(b)は、読取時のイメージセンサ2
6及び原稿搬送モータの制御のための読取(第12図5
25)の70−を示す。まず5401で読取時にセット
される読取フラグ(第14図5123参照)の状態をチ
エツクする。読取中でなければ何もせず5451に進む
。一方、読取フラグが立っている時は、イメージセンサ
26及び原稿搬送用パルスモータの制御中であり、次に
5403に進む。5403と5405では、それぞれ、
1ペ一ジ分の読取終了と全頁針の読取終了のチエツクを
行う。
1ページの読取りが終了しない時(S 403でNo)
は、次に8431で原稿を送り、5433でイメージセ
ンサ26の読取った画像データを格納し、5435で次
の読取りのための設定を行い、5451へ進む。
1ページの読取りが終了した時(S 403でYES)
は次に8405で全頁読取りの終了をチエツクする。全
頁の読取りが終了していなければ(S405でNo)、
5419で次の原稿をイメージセンサ26へ送り込む。
そして5451に進む。
全頁終了時(S405でYES)は、5407で原稿を
排出し、5409でその完了のチエツクを行う。未完了
時(S 409でNo)はそのまま5451へ進むが、
完了時(S 409でYES)は5411で読取中でな
いことを示すため読取フラグをリセットした後、541
3で読取った画像を送信画像として登録し、5415で
最終登録電話番号を相手先FAX番号として前記送信画
像とペアに管理し、5417で液晶表示パネル41でオ
ペレータに対し読取終了の表示k(第3図(b)参照)
を行った後、5451に進む。
次に読取時の圧縮部のシーケンスを説明する。
まず、5451で1ペ一ジ分の圧縮の終了をチエツクし
、未終了時(No)は、5459で圧縮データを圧縮画
像メモリ56に格納し、リターンする。
1ペ一ジ分の圧縮の終了時は、次に5453で全ページ
の圧縮の終了をチエツクし、未終了時は5455で、読
取部に次の原稿が到着するのを待って5457で圧縮を
開始する制御を行い、リターンする。
〈プリントルーチン〉 第21図は、プリンタ部lの制御のためのプリント(第
12図527)のフローを示す。まず、5501でプリ
ンタ部1を起動したことを示すプリント開始フラグの状
態をみて、リセット時はそのまま5509に進む。プリ
ント開始フラグが“l”にセットされている時は(第1
3図971参照)、5503以下でプリントフラグのプ
リセット(S503)、プリントの起動(5505)、
およびプリント開始フラグのリセット(S507)を行
い、5509に進む。5509でプリントフラグのリセ
ット時(全ページのプリント終了時)には、何もせずリ
ターンするが、1”にセットされている時は、5511
以下に進む。
5511では、1ペ一ジ分の伸長が終了しているか否か
を判定し、終了していなければ5513で伸長処理(伸
長設定、伸長データのページメモリへの格納等)を行う
。次に3515で、1ページのプリントの開始かどうか
をみて、画像先端のプリントの開始時のみ3517でペ
ージメモリ都74に格納されたlページ分の画像データ
の転送起動を行う。
その後5519で全頁のプリントが終了しているか否か
をチエツクし、未終了時は、5527でプリント動作の
制御を行うが、終了していれば、5521でプリントフ
ラグをリセットし、5523でプリンタ部lの停止を行
う。
くキー処理ルーチン〉 第22図(a)〜(f)は、操作パネル15のキー処理
(S 29)の70−を示す。ICカード52の読取の
ための処理も含まれる。
まず5601で、登録モードにおいてセットされる登録
フラグの状態をチエツクする。登録モードでないときは
、5603に進み、テンキー40によるキー人力の内容
を順次テンキー人カバッファに格納する。次に5605
で送信キー43のONエツジをチエツクし、ONエツジ
の場合は5607で入力バッファの内容を相手先FAX
番号として登録する。
sao iで登録モードであったときは、5609に進
み、カナ漢字モードか否かをチエツクする。
カナ漢字モードのときは(カナ漢字フラグ−“l“)、
5611でテンキー40の入力内容をカナ漢字コードと
して適当な変換を加え、5613でカナ漢字穴カバッ7
アに登録する。3609でカナ漢字モードでないと判定
されると5615に進み、テンキー40の入力内容をテ
ンキー人カバッファにそのまま格納する。
次に5621以下で名刺読取り時にFAX番号が複数以
上あった場合の処理を行う。まず5621で複数の同一
の送信能力のFAX番号が読取られたときにセットされ
る複数番号フラグがチエツクされる。読取られていなけ
れば5651に進む。
5621で複数のFAX番号が読取られていたと判定さ
れた場合、5623に進み、テンキー40による選択が
あったかどうかをチエツクする。未だ選択がなければ、
5633に進み、複数のFAX番号の検知後(複数番号
7ラグー“1″のONエツジ後)1分以上轡過しだのか
どうかをチエツクする。5633で1分経過していない
場合は、5643で液晶表示パネル41の表示p(第3
図(b)参照)によりどのFAX番号を選択するかをオ
ペレータに求め、5651に進む。5623で、選択の
あった場合は、5625で複数番号フラグのリセット、
5627で複数番号入力済フラグのセット、5629で
名刺読取済フラグのプリセットを行い、5631で、選
択された方の番号を登録する。そしてS651に進む。
5633で選択がないまま1分以上経過した場合は、自
動的に片方を選択するt;めに8635に進む。563
5では、名刺の横書きか否(縦書き)かで分岐し、横書
きの場合は5637で電話番号座標の上側の方の電話番
号を選択し、縦書きの場合は5639で電話番号座標の
右側の電話番号を自動的に選択し、次に5641で選択
された電話番号を液晶表示パネルの表示zl(第3図(
c)参照)でオペレータに示す。
そして、5625に進む。
第22図(C)の5651以降ではICカード52に格
納されt;住所録の読取りのための処理を行う。まず5
651でICカード挿入のONエツジであるか否かが判
定され、ONエツジでなければICカード52が挿入さ
れていないのでただちにS671へ進む。5651でI
Cカード挿入を示す信号のONエツジと判定されたとき
5653に進み、ICカード52の照合に合格したかど
うかをチエツクする。合格していなければ、5667で
、液晶表示パネル4Iの表示r(第3図(c)参照)に
よりオペレータにその旨を知らせ、5669でICカー
ド有効フラグのリセットを行い、5671に進む。
照合に合格した場合は、初期設定を行う。本実施例では
、ICカード52に格納された住所録は、ワンタッチキ
ー42のキーの個数(12個)毎のアドレス群に分かれ
ており、まず5655で、アドレス群の番号がOに設定
される。次に5657でそのアドレス群の中に番号登録
の有無をチエツクし、有る場合は、5659で液晶表示
パネル41の表示q(第3図(b)参照)によりアドレ
ス群の番号の表示とワンタッチキー42の内容の置き換
わりを表示し、5661でICカード有効7ラグのセッ
トを行い、5671に進む。一方、番号登録がない場合
は、5663で液晶表示パネル41での表示S(第3図
(b)参照)によりICカード52内に番号登録のない
ことと、その場合ワンタッチキー42の内容を元のまま
にすることをオペレータに知らせ、5665でICカー
ド有効フラグをリセットして、5671に進む。
次に、S671ではICカードS2の抜取りを示す信号
のONエツジをチエツクし、抜取られた場合は5673
でICカード有効フラグをリセットして5675に進む
。 5675以下は、前述のアドレス群の選択に用いる
ためのICカードロードキー49の処理を行う。まず5
675でICカードロードキー49のキー人力のONエ
ツジがあるか否かを判定する。ONエツジでなければ登
録しないので何もせず5701に進む。ONエツジであ
れば次のアドレス群の番号を設定するt二め5677に
進み、最終アドレス群であるか否かを判定する。最終ア
ドレス群でなければ3681でアドレス群の番号をイン
クリメントし、最終アドレス群であれば5679で0″
に戻す。次に、5683で以上で設定したアドレス群に
おいて番号登録の有無をチエツクし、前述5657〜5
665と同様の作業を5683〜5691で行い、番号
登録がある場合のみICカード有効フラグをセットして
、S701に進む。
次に、第22図(d)の3701以下でワンタッチキー
42のキー処理を行う。まず、S701で、ワンタッチ
キー42のキー人力のONエツジであるか否かが判定さ
れ、ONエツジでなければ何もせずに5741に進む。
本実施例では、ワンタッチキー42は、名刺登録フラグ
のリセット(第25図51219)とセット(第22図
(e)S 749)に対応して送信時の相手先FAX番
号設定と、名刺読取機能によって読取られたFAX番号
の本体メモリやICカード52への登録と、名刺読取機
能を用いないワンタッチキー42への登録に用いられる
。従って、各種フラグの状態によりどの場合かを判定し
て処理する。ワンタッチキー42が押されたときのみ5
703に進み、登録モードであるときにセットされる登
録フラグの状態をチェッりし、登録モードであれば57
05に進み、カナ漢字モードにおいてセットされるカナ
漢字フラグの状態をチエツクする。カナ漢字モードなら
ば、5707でカナ漢字入力バッファの内容を相手先名
として登録し、カナ漢字モードでなければ、5709で
テンキー人カバッファの内容を相手先FAX番号として
押下したワンタッチキー42に対応する番地に登録する
。次に5741へ進む。なお、登録モードとカナ漢字モ
ードは、第22図(f)で説明するように、登録キー4
7とカナ漢字キー48によりセットできる。
5703で登録モードでなければ(名刺読取機能を用い
ない登録モードでなければ)、5711に進み、名刺登
録モードであることを示す名刺登録フラグをチエツクす
る。
3711で、名刺登録モードであることを示す名刺登録
フラグがセットされている場合(第22図(e)S 7
49参照)は5731に進み、名刺読取済フラグがセッ
トされているか(名刺からFAX番号が決定されている
か)否かを判定する。セットされていれば5733でキ
ー登録フラグをセットして5741に進むが、セットさ
れていなければ、何もせずに3741に進み、キー人力
を無効にする。キー登録フラグは名刺番号登録(第25
図)において用いられる。
5711で名刺登録フラグがリセットされている場合は
5713以降に進み、名刺読取機能を用いずに相手先F
AX番号の設定を行う。5713では、ICカード有効
フラグをチエツクし &11”の場合は5715でIC
カード52のメモリの内容を読み出すが、′O″の場合
は、5717で本体メモリ内の登録番号を読出す。次に
5719で、登録番号の有無をチエツクし、有る時は5
721に進み、相手先FAX番号として押下したワンタ
ッチキー42に対応する番地に登録する。次に、572
3で原稿セットの有無を調べ、セットさ打ている場合、
5725で、読取開始フラグを“1″にセットすること
により、読取り動作を起動するが、原稿のセットがなけ
れば5727に進み、液晶表示パネル41の表示m(第
3図(c)参照)によりオペレータに原稿のセットを促
す。一方、5719で番号の登録がないと判定されれば
、5729で液晶表示パネル41の表示t(第3図(c
)参照)でテンキー40で入力することをオペレータに
促す。そして5741に進む。5719で登録番号が無
いと判定されると、5729に進み液晶表示パネル41
の表示t(第3図(C)参照)でその旨を表示し、テン
キー40での入力をオペレータに促して5741に進む
第22図(s)の5741以下では名刺登録キー45の
処理を行う。5741で名刺登録キー45のキー人力の
ONエツジであるか否かを判定する。
ONエツジでない場合は何もせずに5761に進む、O
Nエツジであるときは、5743に進み、名刺の挿入の
有無を調べる。挿入時は、5745で液晶表示パネル4
1の表示W(第3図(C)参照)により名刺のFAX番
号を登録することをオペレータに知らせ、未挿入時は5
747で液晶表示パネル41の表示X(第3図(c)参
照)により名刺のセットをオペレータに求める。その後
、57.49で名刺登録フラグを“l”にセットし、次
に進む。
第22図(f)の5761では番号プリントキー46の
処理を行う。まずS761で番号プリントキー46のキ
ー人力のONエツジか否かを判定し、否であれば何もせ
ずに3771に進む。ONエツジが検出されると、次に
5763で受信データのプリント中でないと判定された
場合のみ、5765に進み番号プリントフラグをセット
し、次に進む。
3771以下は、登録キー47およびカナ漢字キー48
に関する処理シーケンスである。5771で登録キー4
7のキー人力のONエツジか否かを判定し、否であれば
何もせずに3781に進む。
ONエツジが検出されると、次に5773に打いて登録
モードであることを示す登録フラグをチエツクし、登録
モードならば(登録7ラグー“1″)、5775で登録
フラグを“O″(非登録モード)に、登録モードでなけ
れば(R録フラグ−“O”)、5777で登録フラグを
l”にして、モードを反転させ− 次に、カナ漢字キー48について同様の処理を行う。ま
ず、5781でカナ漢字キー48のキー人力のONエツ
ジか否かを判定し、否であれば何もせずに3791に進
む。ONエツジが検出されると、5783でカナ漢字モ
ードであることを示すカナ漢字フラグをチエツクし、カ
ナ漢字モードならば(カナ漢字フラグ−“l”)378
5でカナ漢字フラグを“O”(非カナ漢字モード)に、
カナ漢字モードでなければ(カナ漢字7ラグー“0″)
、5787でカナ漢字フラグを“lnにして、モードを
反転させる。 最後に5791でその他のキーの処理を
行い、操作パネル15のキー処理を終了する。
く名刺読取ルーチン〉 第23図(a)、 (b)は、名刺読取(第12図53
1)のフローを示す。まず5100Iで名刺の読取りの
指示を示す名刺読取7ラグがセットされているか否かを
判定し、セットされていない場合は何もせずにリターン
する。
名刺読取フラグがセットされているときは(第17図5
187.5195参照)、次に51003で名刺読取中
か否かのチエツクを行い、読取中ならば5IO05で読
取ったデータを順次メモリに格納し、51007で次の
ラインの読取りの設定を行い、リターンする。
51003で名刺読取終了時には、5IO09に進みO
CR解析部67の解析が終了したか否かのチエツクを行
う。解析未終了時には、第23図(b)の51051に
進み解析を行う。解析終了時には51011以下に進み
、まずFAX番号が複数あるか否かをみる。複数の場合
、51013でオペレータによりまだその選択がされて
いない(複数番号入力済フラグ−O)と判定されると、
51015に進み、自機の送信レベルとの比較をし、送
信能力が同一か否か(同一規格か否か)を判定する。t
;とえば第5図(a)の様に送信能力が異なるGm、G
TV (Gll、GrV共用機はGIVとして扱えばよ
い)の2種類の装置があると、51019に進み、伝送
可能で効率の高い方式を選ぶ。つまり、本実施例のよう
に自機がGI[[、GIV共用機ならば、GIVで交信
した方が効率がよいのでGIV機を選択する。その後、
FAX番号の決定済みであることを示すため51021
で名刺読取済フラグをセットし、51023で液晶表示
パネル41の表示2(第3図(c)参照)で決定したF
AX番号を表示し、31025で相手先名とFAX番号
を登録して、51041に進む。本実施例では社名を相
手先の登録名としたが、もちろん部署等の登録名として
もよいし、登録名の選択手段を設けるようにしてもよい
一般に複数の機能が異なる相手先ファクシミリ装置の中
で最も伝送効率が高い方式を選択した方がよい。従って
、相手先にGm、GIV共用機がある場合、G■の方が
伝送効率が高いので、G■機として第23r14 (a
)の70−で取り扱えばよい。
たとえば、5toisでは、G11r、GIV共用櫟の
送信能力はGII/として判断する。また、相手先にG
m、GIV共川機用みが識別された場合も(51031
)GIVを選択して後の処理を行えばよい。
なお、自機がG111機である場合は、一般にGI’V
機はGII[の機能も備えているため、G111機にも
G■機にもG■で伝送できる。従って、G■、GIV共
用機をGI[l11!として取り扱えばよい。
第23図(a)の説明に戻り、5IO15で送信能力が
同一であると判定される場合は、51017で複数の送
信能力が同一のFAX番号が読取られたことを示す複数
番号フラグをセットし、その選択を操作パネル15で行
う。たとえば第7図(b)の様に2カ所の部署が記され
ている場合である。選択後に51041に進む。
51011でFAX番号が複数でないと判定された時は
、51031”l’FAX番号の有無をチエツクし、F
AX番号があるならば、51035で送信可を条件とし
、51021に進む。送信不可ならば51037で液晶
表示パネル41の表示n(第3図(b)参照)を表示し
、オペレータに相手側と接続できないことを知らせ、そ
のまま51041に進む。51031でFAX番号がな
い場合は、51033で液晶表示パネル4Lの表示y(
第3130(c)参照)によりそれをオペレータに知ら
せ、SIO41に進む。
51041以下では解析終了後の名刺排出処理を行って
いる。51041で名刺排出終了と判定されると、51
043で名刺読取中でないことを示すため名刺読取フラ
グをリセットするが、未終了の場合は、51045で名
刺の逆搬送を行う。
そしてリターンする。
また51009で解析未終了時には第23図(b)の5
1051に進み、OCR解析部67に対して、名刺上の
ファクシミリ電話番号の読み取り等のコマンド発行及び
終了のモニタを行う。つまり、51051で、液晶表示
パネル41の表示0(第3図(b)参照)によりオペレ
ータにOCR解析中であることを知らせる。次に310
53においてFAX番号解析コマンドをOCR解析部6
7に対して発行済でないと判断されると、51055に
進み、FAX番号解析コマンドをOCR解析部67に発
行し、FAX番号の解析を開始させて、リターンする。
FAX番号解析コマンドが発行済みの場合は、5105
7に進み、FAX番号解析終了コマンドをOCR解析部
67より受けとったか否かをみる。
受けとっていないときは、 そのままリターンする。
FAX番号解析終了時は、51059に進み、名刺登録
モードか(名刺登録キー45が押されたか)否かをチエ
ツクする。否であれば51067に進み、OCR解析を
終了する。名刺登録モードである時(名刺登録フラグ−
1)は、社名を解析するため31061に進む。510
61では、社名解析コマンドをOCR解析部67に対し
て発行済みであるか否かをチエツクし、未発行のときは
、51063で発行して、社名解析を開始させてリター
ンする。社名解析コマンドの発行済みのときは、510
65に進み、社名解析が終了したか否かをチエツクし、
未終了時はそのままリターンするが、終了時IJs10
67に進み、OCR解析の終了としてリターンする。
く番号プリントルーチン〉 第24図は、ICカード52とワンタッチキー42に登
録された相手先名及び番号をプリントアウトするための
番号プリント(第12図533)の70−を示す。
まず31101で番号プリントモードであることを示す
番号プリントフラグが立っているか(第22図(f)S
 765参照)否かが判定され、立っていなければ直ち
にリターンする。立っていれば、次に51103でビッ
トマツプ展開の終了を判定し、終了していれば5112
1に進む。
51103でビットマツプ展開未終了時は、51105
でICカード有効フラグの内容に従い分岐する。すなわ
ち、プリントの対象が本体のRAMであれば、5110
7では第1の漢字ROMl65をセレクトし、511O
9で7オントデータ(第9図(b)参照)を読み出して
第9図(a)のようにワンタッチキーの内容のビットマ
ツプ展開を行う。また、対象がtCカード52であれば
、5l111で第2の漢字ROM266をセレクトし、
51113でフォントデータ(第1O図(b)参fII
l)を読み出してICカード52の設定アドレス群に対
して第1O図(a)のようにビットマツプ展開をする。
すなわち、印字する文字の大きさに応じてフォントを変
化させるわけである。そして51121に進む。
ビットマツプ展開が終了すると、次に5l121で記録
終了を判定する。未終了であれば5l125でプリント
動作を行わせ、リターンする。記録終了であれば511
23に進み、番号プリント7ラグをリセットしてリター
ンする。
く名刺番号登録ルーチン〉 第25図は、名刺から読取られたFAX番号を、ワンタ
ッチキー42に対応したメモリ(本体RAM。
ICカード)に格納するための名刺番号登録(第12図
835)の70−を示す。
まず、51201と51203で名刺からFAX番号が
読取られたことを示す名刺読取済フラグと名刺登録キー
が押されたことを示す名刺登録フラグがともに“l”に
セットされていることを条件とし、512Q5に進む。
その他の場合はリターンする。51205では、ICカ
ード有効フラグをチエツクし、II I 11であれば
51207で液晶表示パネル41の表示U(第3図(C
)参照)で、ICカード52を選択することを、O“の
場合は、51209液晶表示パネル41の表示V(第3
図(c)参照)で本体RAMを選択することをオペレー
タに示す。
次に51211で登録すべきワンタッチキー42の押下
がある(キー登録7ラグー“l”)か否かを判定し、キ
ー人力がなければリターンする。キー人力があれば(第
22図(d)S 733参照)、次にS L 213で
ICカード有効フラグの内容に応じて分岐し、5121
5と51217で各々、ICカードロードキー48によ
り選択されたアドレス群の中のワンタッチキー42に対
応するエリアと、本体RAM内のワンタッチキー42に
対応するエリアに相手先及びFAX番号が格納される。
以上で名刺から読取ったFAX番号の登録が終わったの
で、次に格納後に31219.31221でそれぞれ名
刺登録フラグと名刺読取済フラグのリセットを行って、
リターンする。
本実施例では、ICカード有効フラグ(第22図(c)
参照)によりワンタッチキー42の内容が切り換わるよ
うにしたが、別のキーを設けることにより、キーのON
、OFFでどちらかの内容を選択するようにしてもよい
し、更にはその表示手段を設けてもよい。
(g)OCR解析 OCR解析部67は、名刺読取りの処理(第23図(a
)、(b)参照)において、通信制御CPU60よりF
AX番号解析開始コマンドあるいは社名解析開始のコマ
ンドを受けとると、以下に説明するようにOCR解析を
行い、それぞれの解析を行い、終了時に通信制御CPU
60に解析した情報(FAX番号の有無、FAX番号、
機能、座標等)と共に解析終了コマンドを送って、その
終了を通信制御CPUaOに知らせる。なお、文字油中
、認識等については公知のOCR技術を用いるので説明
を省略する。
第26図は、OCR解析部67を制御するCPUのメイ
ン70−を示す。まず52001で通信制御CPU60
よりFAXlt号解析開始コマンドを受信したか否かを
判定する。受信していなければ52013に進む。受信
していれば、FAX番号のOCR解析を行う。すなわち
、52003で縦書きか横書きかを判定しく第27図参
照)、次に52005で文字切出しおよび認識を行い(
第28図参照)、次に52007でファクシミリを表わ
す文字列(rFAXJなど)を特定しく第29図参照)
、次に32009でファクシミリ番号を特定しく第30
図参照)、52011でその認識されたFAX番号のコ
ードとFAX番号解析終了コマンドを通信制御CPU6
0に送り、32013に進む。
次に52013で社名解析開始コマンドを通信制御CP
U60より受信したか否かを判定する。
否であれば52001に戻る。受信していれば、520
15で彎書きか横書きかを判定し、次Iこ52017で
文字を切り出し、次に52019で文字列に変換する。
次に52021で文字列内の文字部分(黒部分)の占め
る割合いを全文字列間で比較し、最も割合いの高いもの
を、最も太い文字として抽出する。次に52023でそ
の文字列の認識を行い、その認識された文字のコードを
社名として通信制御CPU60に送った後、次に520
25で社名解析終了コマンドを通信制御CPU60に送
る。
第27図は、縦横判定(第26図52003)の70−
を示す。まず32301で全エリアの判定が未終了か否
かをチエツクする。未終了であれば次に52303で1
文字を切り出し、次に32305でその文字がFAX番
号としての所定の適合範囲の大きさか否かを判定する。
否であれば52301に戻り、次の1文字の切り出しを
行う。適合した大きさの1文字については、次に523
07で英数字の縦方向文字に適合するかを判定し、否で
あれば次に52309で英数字の横方向文字に適合する
かを判定する。縦方向文字であれば、s2313で縦方
向との判定結果を通信制御CPU60に発行し、リター
ンする。横方向文字であれば、52311で横方向との
判定結果を通信制御CPU60に発行し、リターンする
。どちらでもなければ52301に戻る。また、523
01で全エリアについて終了であれば、適当な大きさの
英数字がみあたらなかったので52315で判別不能コ
マンドを通信制御CPU60に発行し、リターンする。
第28図は、文字切出し及び認識(第26図82005
)の70−を示す。52101で文字切出し及び認識が
全エリアで未終了であるか否かが判定される。未終了で
あれば、521O3で1文字を切り出し、52105で
その文字がFAX番号として適合する大きさであるか否
かが判定される。否であれば52101に戻る。適合す
る文字については、52107で横方向であるか否かで
分岐し、横方向であれば、52109で英数字の横方向
文字に適合するかどうかをOCR用フォントテーブル6
9内のフォントと適合し、適合時は52111でその文
字コードとその位置を示す座標を格納して、52101
に戻る。縦方向の場合は、52113で英数字の縦方向
文字に適合するかをOCR用フォントテーブル69内の
フォントを用いて行い、適合時は52115でその文字
コードとその位置の座標を格納して、52101に戻る
。52113で適合しない場合はそのまま52101に
戻る。52101で全エリアについての処理が終了であ
ると判定されると、リターンする。
第29図は、ファクシミリを示す文字列を抽出するため
の処理(52007)の70−を示す。本実施例では、
簡単のため、「FAX」または「ファクシミリ」の文字
列を抽出する。他の同様な文字列を抽出することも同様
に行えるが、説明を省略する。
まず、文字列rFAX、、Hについて処理する。まずS
 2201テ第28図S2111.S2115−C’格
納された文字の中に「F」の文字があるか否かを検索す
る。有る場合には、52203で次の1文字を検索して
、52205で「A」であるか否かを判定する。「A」
であれば、32207でさらIこ次の1文字を検索し、
32309で「x」であるか否かを判定する。rXJで
あれば、rFAXJという文字列があったことになるの
で、52211でその位置を示す座標を特定する。52
201,52205または52209で否であればS2
213に進み、文字列「ファクシミリ」について処理す
る。
まず52213で、格納された文字の中に「7」の文字
があるか否かを見る。ある場合は、同様に52215〜
52233で、続く文字を検索して「ア」、「り」、「
シ」、「ミ」、「す」の文字であるか否かを判定する。
「ファクシミリ」の文字列があったときは、52235
での文字列の位置を示す座標を特定する。
そして、52237で全文字について特定が終了したか
を判定し、未終了であれば52201に戻り文字列抽出
を続ける。
全文字について特定処理が終了すると、52239に進
み特寓ができたか否かを判定し、特定できなかった場合
は、52241で液晶表示パネル41で表示y(Q3図
(C))を表示し、オペレータにFAX番号がないこと
を知らせて、リターンする。
第30図は、ファクシミリ用電話番号の特定(wc26
図52009)のフローである。
まず52401で、第29図のフローで特定されたファ
クシミリを表わす文字列の有無をチエツクし、なしの場
合はそのままリターンする。
文字列がある場合、次に52403でその文字列が横方
向か否かをチエツクする。横書きの場合は、52405
でその文字列の座標より右方向を検索し、縦書きの場合
は、52415でその文字列の座標より下方向を検索す
る。そして、横書きの場合も縦書きの場合も、それぞれ
52407゜52417でFAX番号があると判定され
ると、それを52409.2419でFAX番号として
特定し、次に機能(規格を示すGII[、GII/)の
文字列があると判定されると、52413,52423
で機能の文字列とFAX番号とペアで特定して格納する
。複数のFAX番号があればすべてを抽出する。また、
前述の右方向や下方向も実際には多少の角度を持たせた
範囲内での検索になるつそして、52425で文字列周
辺の検索が終了したか否かを判定し、否であれば524
03に戻り、検索をつづける。
52425で文字列周辺検索終了と判定されると524
27に進み、ファクシミリを表わすすべての文字列につ
いて検索が終了したか否かが判定される。否であれば5
2401に戻り、他の文字列について同様の処理を行う
。全文字列についての検索が終了すると、次に3242
9でFAX番号が特定されたか否かをチエツクする。F
AX番号がないときは、52431でFAX番号なしと
する。
第31図は、FAX番号解析処理シーケンスにおける1
文字の検索処理の70−を示す。まず52501で横方
向か否かで分岐する。横書きならば、52503で現座
標に横方向に1文字分の座標を加え、縦青きならば、5
2505で現在の縦方向に一文字分の座標を加える。次
に52507でそれを現座標としてその座標周辺に文字
の有無をチエツクする。文字がある場合は、52509
でその文字コードを現在の文字とし、ない場合は、S2
511で文字なしとして、リターンする。
以下余白 (発明の効果) 名刺等から読取ったファクシミリ用電話番号を登録し、
ワンタッチダイヤル機能で送信できる。
以下余白
【図面の簡単な説明】
第1図は、ファクシミリ装置の断面図である。 第2図は、操作パネルの図である。 第3図(a) 、 (b) 、 (c)は、液晶表示パ
ネルでの表示の例を示す図である。 第4図は、ファクシミリ制御系のブロック図である。 第5図(a)、(b)は、それぞれファクシミリ用電話
番号を記載した名刺を示す図である。 第6図(a)は、ワンタッチキー用の番号プリント7オ
ーマツトを示す図であり、第6図(b)は、プリント部
分の拡大図である。 第7図(a)は、ICカード用の番号プリント7オーマ
ツトを示す図であり、第7図(b)は、プリント部分の
拡大図である。 第8図(a)は、メモリへの登録内容の一例を示す例で
あり、第8図(b)は、コード化された格納データの一
例の図である。 第9図(a)は、フォントの一例の図であり、第9図(
b)は、第1漢字ROM内のフォントデータの図である
。 第10図(a)は、フォントの他の例の図であり、第1
0図(b)は、第2漢字ROM内のフォントデータの図
である。 第11図は、通信制御CPUの制御の概略70−チャー
トである。 第12図は、タイマ割込の70−チャートである。 第13図は、プリントチエツクのフローチャートである
。 第14図は、読取りチエツクのフローチャートである。 第15図は、送信チエツクの70−チャートである。 第16図は、受信チエツクのフローチャートである。 第17図は、名刺読取りチエツクのフローチャートであ
る。 第18図(a) 、 (b) 、 (c)は、送信のフ
ローチャートである。 第19図は、受信のフローチャートである。 第20図(a)、(b)は、読取りの70−チャートで
ある。 第21図は、プリント制御の70−チャートである。 第22図(a) 、 (b) 、 (c) 、 (d)
 、 (e) 、 (f )は、キー処理のフローチャ
ートである。 第23図(a) 、 (b)は、名刺読取りの70−チ
ャートである。 第24図は、番号プリントのフローチャートである。 第25図は、名刺番号登録の70−チャートである。 第26図は、OCR解析部のOCR解析のフローチャー
トである。 第27図は、縦横判定のフローチャートである。 第28図は、文字切出し及び認識のフローチャートであ
る。 第29図は、ファクシミリを表わす文字列を特定するた
めのフローチャートである。 第30図は、ファクシミリ用電話番号特定のフローチャ
ートである。 第31図は、1文字検索の70−チャートである。 ■・・・プリンタ部、  15・・・操作パネル、20
・・・読取部、26・・・リニアイメージセンサ、31
・・・セット部、 41・・・液晶表示パネル、42・
・・ワンタッチキー、43・・・送信キー45・・・名
刺登録キー 46・・・番号プリントキー、47・・・登録キー48
・・・カナ漢字キー  52・・・ICカード、60・
・・通信制御CPU、67・・・OCR解析部。 第3図(a)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)相手先のファクシミリ用電話番号を、メモリに登
    録し、ワンタッチダイヤルキーの押下によりその登録し
    た電話番号に回線を接続できるファクシミリ装置におい
    て、 ファクシミリ用電話番号の印刷された原稿の画像を光学
    的に読取る読取手段と、 読取手段により読み取った画像データから文字を抽出し
    、その文字からファクシミリ用電話番号を識別する番号
    識別手段と、 番号識別手段により識別されたファクシミリ用電話番号
    をワンタッチダイヤルキー用メモリに登録する登録手段
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
JP1210520A 1989-08-14 1989-08-14 ファクシミリ装置 Pending JPH0373663A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007134920A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Casio Comput Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP2018042053A (ja) * 2016-09-06 2018-03-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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