JPH06268877A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06268877A
JPH06268877A JP5049510A JP4951093A JPH06268877A JP H06268877 A JPH06268877 A JP H06268877A JP 5049510 A JP5049510 A JP 5049510A JP 4951093 A JP4951093 A JP 4951093A JP H06268877 A JPH06268877 A JP H06268877A
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JP5049510A
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Hiroyuki Imai
裕行 今井
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 親展伝送機能を持たないファクシミリ装置か
ら送られてくる画像データに対しても親展伝送機能を使
用できるようにする。 【構成】 画像データを受信した時、個人情報認識手段
Cがその画像データが個人宛の画像データであるか否か
を個人情報の有無により判断して、個人宛の場合はその
個人情報を認識する。そして、個人宛の画像データでな
いと判断された場合には、画像データ管理手段Dがその
画像データを直ちに印刷し、個人宛の画像データである
と判断された場合には、画像データ管理手段Dがその画
像データを記憶装置に格納して保存した後、認識した個
人情報が個人情報入力手段Bによって入力された時にの
み、その画像データを記憶装置Aから取り出して印刷す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はファクシミリ装置に関
し、特に受信した画像データを記憶装置に格納して保存
しておくことが可能なファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置について図10
を参照して説明すると、1は原稿であり、2は光学レン
ズ、3は原稿の画像データを読み取る個体撮像素子(以
下「CCD」という)である。
【0003】図示しない光学系により原稿1を照射し、
その反射光が光学レンズ2を介して原稿データとしてC
CD3上に結像する。ここで、CCD3はライン上のセ
ンサであり、このセンサを原稿台に対して一方向に走査
することによって原稿1枚分の画像情報を読み取れるこ
とになる。つまり、CCD3の1ライン分の受光素子数
は原稿台の一方向、例えばX方向全体を読み取る数で構
成されており、X方向が300mmで16pel(1mm当り1
6ドット)の読み取りであれば、300×16=480
0個以上の受光素子によりCCD3が構成される。
【0004】そして、その原稿を走査する場合には、光
学レンズ2及びCCD3をY方向に走査して原稿の画像
データを読み取ることになる。このCCD3によって読
み取られた画像データはアナログ電気信号に変換され
て、アナログ信号処理部4へ出力される。このアナログ
信号処理部4は、サンプル&ホールド,ダークレベルの
補正,ダイナミックレンジ等の制御を行なった後、A/
D変換(アナログ/ディジタル変換)を行ない、デジタ
ルの画像データを入力画像処理部5へ出力する。
【0005】入力画像処理部5は、入力される画像デー
タに対してCCD3の各受光素子の受光感度の補正であ
るシューディング補正を行なった後、画像処理部6へ出
力する。画像処理部6は、原稿から読み取った画像デー
タを回線制御部12に送信させたり、回線制御部12で
受信した画像データあるいは原稿から読み取った画像デ
ータをプリンタ部7によって出力させたりすることがで
きる。
【0006】なお、8は操作部であり、このファクシミ
リ装置を扱うための操作を行なう。また、9はCPUで
あり、各種処理を制御する。回線制御部12は、手順信
号,画像信号の変復調及び回線制御を行なうもので、モ
デムや網制御装置(NCU)等から構成される。この回
線制御部12にはダイアル信号発生装置13が接続され
ている。このダイアル信号発生装置13は、回線制御部
12から電話番号を受け取り、対応するダイアル信号を
回線制御部12を介して電話回線に送信する。
【0007】ところで、このような従来のファクシミリ
装置には大容量の記憶装置を備えて、受信した画像デー
タをその記憶装置に格納して保存しておくことができる
ものもあり、このようなファクシミリ装置は機密保持の
ために受信した画像データを一旦記憶装置に格納し、所
定の操作(例えば暗証番号の入力)を行なわないと、そ
の画像データを印字出力しないという、いわゆる親展伝
送機能を実現したものも存在する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この親
展伝送機能はそれと同様の機能を持ったファクシミリ装
置間でしか使用することができなかった。また、親展伝
送で受信した場合には、誰宛に画像データが送られてき
ているかは装置を操作してみなければ分からないという
欠点もあった。
【0009】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、親展伝送機能を持たないファクシミリ装置から
送られてくる画像データに対しても親展伝送機能を使用
できるようにすることを目的とする。さらに、記憶装置
の記憶容量の個人別管理や画像データの時間的管理を行
なえるようにしたり、受信した画像データが誰宛のもの
であるかが直ちに分かるようにしたりすることも目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、図1に機能ブロックで示すように、受信
した画像データを記憶装置Aに格納して保存しておくこ
とが可能なファクシミリ装置において、暗証番号等の個
人情報を入力する個人情報入力手段Bと、画像データを
受信した時、その画像データが個人宛の画像データであ
るか否かを個人情報の有無により判断し、個人宛の場合
はその個人情報を認識する個人情報認識手段Cと、該手
段Cにより個人宛の画像データでないと判断された場合
にはその画像データを直ちに印刷し、個人宛の画像デー
タであると判断された場合にはその画像データを記憶装
置Aに格納して保存した後、認識された個人情報が個人
情報入力手段Bによって入力された時にのみ、その画像
データを記憶装置Aから取り出して印刷する画像データ
管理手段Dとを設けたものである。
【0011】なお、各使用者毎に記憶装置Aの使用でき
る記憶容量の上限を設定する個人別記憶容量上限設定手
段を設け、画像データ管理手段Dに、受信した個人宛の
画像データをその受信日時のデータを付加して記憶装置
Aに格納し、画像データが受信されてから一定期間以上
格納された場合、あるいはその画像データの宛先人が使
用できる記憶容量の上限を越える記憶容量が使用された
場合には、その画像データを自動的に印刷して記憶装置
Aから削除することにより記憶領域を確保する記憶領域
管理手段を備えるとよい。
【0012】また、記憶装置Aに個人宛の画像データが
格納されているとき、個人情報認識手段Cによる認識結
果からどの個人宛に画像データが受信されているかを表
示する手段を設けるとよい。あるいは、個人情報入力手
段Bによって個人情報と共に入力される内線番号を登録
する内線番号登録手段と、個人宛の画像データを受信し
た時、個人情報認識手段Cによって認識した個人情報に
対応して登録されている内線番号があればその内線番号
に自動的に電話をかけて画像データの受信を知らせる手
段とを設けることが望ましい。
【0013】
【作用】この発明のファクシミリ装置では、画像データ
を受信した時、図1の個人情報認識手段Cがその画像デ
ータが個人宛の画像データであるか否かを個人情報の有
無により判断して、個人宛の場合はその個人情報を認識
する。そして、個人宛の画像データでないと判断された
場合には、画像データ管理手段Dがその画像データを直
ちに印刷し、個人宛の画像データであると判断された場
合には、画像データ管理手段Dがその画像データを記憶
装置に格納して保存した後、認識した個人情報が個人情
報入力手段Bによって入力された時にのみ、その画像デ
ータを記憶装置Aから取り出して印刷する。
【0014】すなわち、従来のファクシミリ装置のよう
に親展伝送かどうかを判別する情報を画像データのヘッ
ダ部分に付加するのではなく、原稿内の画像データから
認識することにより、送信側ファクシミリ装置の機種,
機能に関わりなく親展伝送機能を実現でき、宛先人だけ
がその受信した画像データを可視像化することができ
る。
【0015】なお、各使用者毎に記憶装置Aの使用でき
る記憶容量の上限を設定する個人別記憶容量上限設定手
段を設け、画像データ管理手段Dが、受信した個人宛の
画像データをその受信日時のデータを付加して記憶装置
Aに格納し、画像データが受信されてから一定期間以上
格納された場合、あるいはその画像データの宛先人が使
用できる記憶容量の上限を越える記憶容量が使用された
場合には、その画像データを自動的に印刷して記憶装置
Aから削除することにより記憶領域を確保するようにす
れば、記憶装置Aの記憶領域を有効に利用できる。
【0016】また、記憶装置Aに個人宛の画像データが
格納されているとき、個人情報認識手段Cによる認識結
果からどの個人宛に画像データが受信されているかを表
示したり、個人情報入力手段Bによって個人情報と共に
入力される内線番号を登録しておき、個人宛の画像デー
タを受信した時、個人情報認識手段Cによって認識した
個人情報に対応して登録されている内線番号があればそ
の内線番号に自動的に電話をかけて画像データの受信を
知らせたりすることにより、その宛先人による記憶装置
Aからの画像データの取り出し忘れを回避することがで
きる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2はこの発明の第1実施例であるフ
ァクシミリ装置の一例を示すブロック構成図であり、図
10と対応する部分には同一符号を付している。
【0018】このファクシミリ装置において、21は受
信した画像データを記憶するための記憶部(記憶装
置)、22は画像データを処理するためのプログラムな
どが格納されているROMである。画像処理部6は内部
にメモリを備え、そのメモリ上に受信したファクシミリ
データをビットマップに展開する手段を有する。図3は
操作部8の構成例を示すレイアウト図であり、スタート
キー31,データ取り出しキー32,登録/削除キー3
3,設定キー34,TELキー35,及びテンキー36
からなる。
【0019】さて、使用者がこのファクシミリ装置に受
取(宛先)人となる個人の情報を登録させるときは、図
3に示した操作部8上の登録/削除キー33を押し、そ
の後にテンキー36によって個人のID(識別情報)と
暗証番号(パスワード)とを入力する。これらの入力デ
ータは、CPU9により個人情報として記憶部21に登
録される。
【0020】図4は、第1実施例のファクシミリ装置に
よるデータ受信時の処理を示すフローチャートである。
このファクシミリ装置は、回線制御部12で画像データ
を受信すると、まずその画像データをCPU9によって
記憶部21に一旦格納して保存し、その保存された画像
データを画像処理部6によってビットマップに展開す
る。
【0021】その後、CPU9によってその画像データ
(原稿内)の所定の箇所に個人情報(親展伝送情報)が
あるかどうか、すなわち受信した画像データが個人宛の
画像データであるか否かを個人情報の有無により判断す
る。なお、このファクシミリ装置に送信される個人宛の
原稿1には、例えば図5に示すようにその一部(図示の
例では右上部)に宛先人の個人情報Dpが記入されてい
る。その個人情報Dpは、例えば図6に拡大して示すよ
うに、予め形成された塗りつぶし欄の選択的塗りつぶし
(斜線を施して示す)によるコード(宛先人のID等)
からなる。この個人情報Dpが原稿1の画像と同時に読
み取られて送信される。
【0022】そして、個人宛の画像データでない場合に
は、その画像データを直ちに記憶部21から取り出して
画像処理部6に送り、それをプリンタ部7によって紙に
印刷させる。また、個人宛の画像データの場合には、親
展伝送としてその画像データを対応する個人情報(宛先
人のID,暗証番号)を付加して記憶部21に格納し直
す。
【0023】親展伝送された画像データを記憶部21か
ら取り出す場合には、操作部8上のテンキー36等の操
作によって宛先人のID,暗証番号(パスワード)を入
力すると共にデータ取り出しキー32を押下することに
より、CPU9が入力されたID,暗証番号と記憶部2
1に登録されているID,暗証番号との比較を行ない、
それらが合致した場合には宛先人のIDと暗証番号を入
力した使用人が宛先人であると認識して、記憶部21に
格納されている個人宛の画像データを取り出して画像処
理部6に送り、それをプリンタ部7より紙に印刷させ
る。
【0024】なお、送られてくる画像データの先頭に個
人情報がある場合には、その画像データを記憶部21に
格納する前に個人宛の画像データであるか否かの判断を
行ない、個人宛の画像データでない場合には直ちにそれ
をプリンタ部7によって印刷させ、個人宛の画像データ
の場合にはそれを記憶部21に格納して保存させるよう
にすることもできる。
【0025】このように、この実施例のファクシミリ装
置では、画像データを受信した時、その画像データが個
人宛の画像データであるか否かを個人情報の有無により
判断して個人宛の場合はその個人情報を認識し、個人宛
の画像データでないと判断された場合にはその画像デー
タを直ちに印刷し、個人宛の画像データであると判断さ
れた場合にはその画像データを記憶部21に格納して保
存した後、認識した個人情報が入力された時にのみ、そ
の画像データを記憶部21から取り出してプリンタ部7
によって紙に印刷させるので、送信側のファクシミリ装
置の機種,機能に関わりなく自己の親展伝送機能を使用
でき、宛先人だけがその受信した画像データを紙に印刷
させることができる。
【0026】次に、この発明の第2実施例について説明
する。なお、ハード構成は図2に示した第1実施例と同
様なので、再び図2を参照する。この第2実施例のファ
クシミリ装置において、ファクシミリ装置の基本機能,
個人情報の登録方法は第1実施例のファクシミリ装置と
同様であり、データ受信時の処理がそのファクシミリ装
置と異なる。また、第1実施例のファクシミリ装置で
は、操作部8から所定操作によって各使用者毎に記憶部
21の使用できる記憶容量の上限を設定することができ
る。
【0027】図7は、第2実施例のファクシミリ装置に
よるデータ受信時の処理を示すフローチャートである。
このファクシミリ装置において、受信した画像データを
記憶部21に一旦格納してビットマップに展開し、その
画像データが個人宛の画像データであるか否かを判断す
るところまでは前述の第1実施例と同様である。
【0028】その後、CPU9がその受信した画像デー
タの宛先人が現在使用している記憶部21の記憶容量
(使用容量)を計算した後、その容量と設定されている
記憶部21の使用できる記憶容量の上限とを比較し、宛
先人の使用容量が上限を越えていれば、受信した画像デ
ータを記憶部21から取り出して画像処理部6に送り、
それをプリンタ部7によって強制的に紙に印刷させる。
それによって、その画像データを記憶部21の記憶領域
から削除できるため、必要な記憶領域を確保できる。
【0029】なお、宛先人の使用容量が上限を越えた場
合、その宛先人の画像データの古い方から順次取り出し
て紙に印刷させることもできる。また、受信した個人宛
の画像データをその受信日時のデータを付加して記憶部
12に格納し、1日に何回か現在の日時と記憶部12に
格納されている各画像データの受信日時からその各画像
データがそこに存在している時間を計算して、その時間
と予め定めた制限時間とを比較し、もしその制限時間を
越えている画像データがあった場合には、その画像デー
タを紙に印刷させて記憶部12から削除するようにする
こともできる。
【0030】このように、この実施例のファクシミリ装
置によれば、前述した第1実施例のファクシミリ装置と
同様の効果に加え、各使用者毎に記憶部21の使用でき
る記憶容量の上限を設定する手段を設け、受信した個人
宛の画像データをその受信日時のデータを付加して記憶
部21に格納し、画像データが受信されてから一定期間
以上格納された場合、あるいはその画像データの宛先人
が使用できる記憶容量の上限を越える記憶容量が使用さ
れた場合には、その画像データを自動的に印刷して記憶
部21から削除することにより記憶領域を確保するの
で、記憶部12を有効に利用できる。
【0031】次に、この発明の第3実施例について説明
する。なお、ハード構成の殆どは図2に示した第1実施
例と同様なので、再び図2を参照する。この第3実施例
のファクシミリ装置では、例えば図8に示すような表示
部を新たに設けている。この表示部では、画像データの
有無を表わす2つずつのLED(左側が有り,右側が無
しを示す)の点灯状態によって登録されている各個人
(Person1〜6)宛の画像データ(親展伝送データ)の
保存状況を表す。
【0032】このファクシミリ装置においても、基本機
能,個人情報の登録方法は第1実施例と同様であるが、
データ受信時の処理が多少異なる。すなわち、記憶部2
1に個人宛の画像データが格納されているとき、CPU
9は個人情報の認識結果からどの個人宛に画像データが
受信されているかを個人番号に対応する左右のLEDの
いずれかが点灯するかによって表示し、その宛先人に画
像データの着信を知らせる。
【0033】それによって、その宛先人が図3の操作部
8上のテンキー36等を操作して個人情報を入力する共
にデータ取り出しキー32を押下することにより、CP
U9が記憶部21からその個人情報が付加された画像デ
ータを取り出して画像処理部6に送り、それをプリンタ
部7により紙に印刷させると共に、その画像データを記
憶部21から削除して対応するデータ有りのLEDを消
灯させ、データ無しのLEDを点灯させる。
【0034】このように、この実施例のファクシミリ装
置によれば、第1実施例のファクシミリ装置と同様の効
果に加え、記憶部21に個人宛の画像データが格納され
ているとき、個人情報の認識結果からどの個人宛に画像
データが受信されているかを表示するので、その宛先人
による記憶部21からの画像データの取り出し忘れを回
避することができる。
【0035】図9はこの発明の第4実施例であるファク
シミリ装置の一例を示すブロック構成図であり、図2と
対応する部分には同一符号を付している。このファクシ
ミリ装置において、自動発呼装置41は図2のダイアル
信号発生装置13の機能を含み、CPU9により指定さ
れた電話番号に対して発呼動作を行なう。音声発生装置
42は、画像データの着信を知らせる音声データを保持
し、その音声信号を電話回線に送信するものである。
【0036】さて、使用者はこのファクシミリ装置に宛
先人の個人情報を登録させるときは、図3に示した操作
部8上の各キーを操作して、第1実施例と同様な操作に
加えて自己の内線番号も入力する。それによって、CP
U9は個人情報と共に入力される内線番号も記憶部21
に登録する。
【0037】その後、親展伝送により画像データが受信
され、その画像データが第1実施例と同様の処理によっ
て記憶部21に格納された場合、CPU9が予め登録さ
れているデータからその個人の内線番号を読み出し、自
動発呼装置41がその読み出された電話番号に対して発
行動作を行ない、それに対して応答があったら音声発生
装置42がその通話に対して画像データが届いたことを
告げるメッセージを送信する。なお、その他の処理は前
述した第1実施例のファクシミリ装置と同様である。
【0038】このように、この実施例のファクシミリ装
置によれば、第1実施例のファクシミリ装置と同様の効
果に加え、個人情報と共に入力される内線番号を登録し
ておき、個人宛の画像データを受信した時、認識した個
人情報に対応して登録されている内線番号があればその
内線番号に自動的に電話をかけて画像データの受信を知
らせるので、その宛先人による記憶部21からの画像デ
ータの取り出し忘れを回避することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、送信側のファクシミリ装置が親展伝送機能を有し
ない場合でも自己の親展伝送機能を使用できるため、宛
先人だけがその受信した画像データを紙に印刷させるこ
とができる。
【0040】なお、請求項2の発明によれば、記憶装置
の記憶容量の個人別管理や画像データの時間的管理も可
能となり、記憶装置を有効に利用することができる。ま
た、請求項3の発明によれば、個人宛に画像データが届
いていることを表示することもできるので、その宛先人
は記憶装置から画像データを取り出すことを忘れること
がなくなる。
【0041】あるいは、請求項4の発明によれば、個人
宛の画像データが届いていることをその宛先人に内線電
話により通知することもできるので、やはりその宛先人
は記憶装置から画像データを取り出すことを忘れること
がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基本構成を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】この発明の第1実施例であるファクシミリ装置
の一例を示すブロック構成図である。
【図3】図2の操作部の構成例を示すレイアウト図であ
る。
【図4】図2のファクシミリ装置によるデータ受信時の
処理を示すフローチャートである。
【図5】図2のファクシミリ装置に送信される個人宛の
原稿の一例を示す図である。
【図6】同じくその右上に書き込まれた個人情報Dpの
一例を拡大して示す図である。
【図7】この発明の第2実施例のファクシミリ装置によ
るデータ受信時の処理を示すフローチャートである。
【図8】この発明の第3実施例のファクシミリ装置にお
ける各個人宛の画像データの受信状況を表示する表示部
の構成例を示すレイアウト図である。
【図9】この発明の第4実施例であるファクシミリ装置
の一例を示すブロック構成図である。
【図10】従来のファクシミリ装置の一例を示すブロッ
ク構成図である。
【符号の説明】
6 画像処理部 7 プリンタ部 8 操作部 9 CPU 12 回線制御部 13 ダイア
ル信号発生装置 21 記憶部 22 ROM 31 スタート
キー 32 データ取り出しキー 33 登録/削除キー 34 設定キー 35 TELキー 36 テ
ンキー 41 自動発呼装置 42 音声発生装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した画像データを記憶装置に格納し
    て保存しておくことが可能なファクシミリ装置におい
    て、 暗証番号等の個人情報を入力する個人情報入力手段と、
    画像データを受信した時、その画像データが個人宛の画
    像データであるか否かを個人情報の有無により判断し、
    個人宛の場合はその個人情報を認識する個人情報認識手
    段と、該手段により個人宛の画像データでないと判断さ
    れた場合には該画像データを直ちに印刷し、個人宛の画
    像データであると判断された場合には該画像データを前
    記記憶装置に格納して保存した後、認識された個人情報
    が前記個人情報入力手段によって入力された時にのみ、
    該画像データを前記記憶装置から取り出して印刷する画
    像データ管理手段とを設けたことを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、各使用者毎に前記記憶装置の使用できる記憶容量の
    上限を設定する個人別記憶容量上限設定手段を設け、前
    記画像データ管理手段に、受信した個人宛の画像データ
    をその受信日時のデータを付加して前記記憶装置に格納
    し、画像データが受信されてから一定期間以上格納され
    た場合、あるいは該画像データの宛先人が使用できる記
    憶容量の上限を越える記憶容量が使用された場合には、
    その画像データを自動的に印刷して前記記憶装置から削
    除することにより記憶領域を確保する記憶領域管理手段
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、前記記憶装置に個人宛の画像データが格納されてい
    るとき、前記個人情報認識手段による認識結果からどの
    個人宛に画像データが受信されているかを表示する手段
    を設けたことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、前記個人情報入力手段によって前記個人情報と共に
    入力される内線番号を登録する内線番号登録手段と、個
    人宛の画像データを受信した時、前記個人情報認識手段
    によって認識した個人情報に対応して登録されている内
    線番号があればその内線番号に自動的に電話をかけて画
    像データの受信を知らせる手段とを設けたことを特徴と
    するファクシミリ装置。
JP5049510A 1993-03-10 1993-03-10 ファクシミリ装置 Pending JPH06268877A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08204880A (ja) * 1995-01-26 1996-08-09 Nec Shizuoka Ltd ファクシミリ装置
JP2018062082A (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び画像形成装置

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