JPH0789284B2 - シーケンサーのシュミレーション装置 - Google Patents

シーケンサーのシュミレーション装置

Info

Publication number
JPH0789284B2
JPH0789284B2 JP63079212A JP7921288A JPH0789284B2 JP H0789284 B2 JPH0789284 B2 JP H0789284B2 JP 63079212 A JP63079212 A JP 63079212A JP 7921288 A JP7921288 A JP 7921288A JP H0789284 B2 JPH0789284 B2 JP H0789284B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solenoid
turned
limit switch
address
control element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63079212A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01251206A (ja
Inventor
隆行 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP63079212A priority Critical patent/JPH0789284B2/ja
Publication of JPH01251206A publication Critical patent/JPH01251206A/ja
Publication of JPH0789284B2 publication Critical patent/JPH0789284B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、演算プログラムに従ってシーケンス制御を行
なうシーケンサーのシュミユレーション装置に関するも
のである。
(従来の技術) 従来から、第22図に示すようなシーケンサーのシミュレ
ーション装置がある。この第22図において、1はシーケ
ンサー、2は入出力装置、3は操作盤である。シーケン
サー1は演算プログラムに従ってシーケンス制御を行な
う機能を有し、このシーケンサー1には、第23図に示す
ラダー図に基づきシーケンス制御情報がローダを用いて
打ち込まれるもので、たとえば、X0AA番地、X0AB番地に
常開制御要素 を入力し、次に、ブランチを意味する「」を入力し、
番地X0AC、番地R012に常開制御要素 を入力し、番地Y010に応答制御要素「○」を入力し、番
地R013、番地T090に常開制御要素 を入力し、番地Y011に応答制御要素「○」を入力する
と、シーケンサー1は、第23図に示すラダー図を用いて
表現されるところの実行すべきシーケンス制御を行なう
ための演算プログラムを確立する。
このように実行すべきシーケンス制御を行なうための演
算プログラムが確立されたシーケンサー1は、入出力制
御装置2を介して実際の機械、たとえば、工作機械等に
接続されるもので、その工作機械等はその演算プログラ
ムによりシーケンス制御が行われる。
このシーケンサー1が所望のシーケンス制御を実行する
か否かを確かめるためには、そのシーケンサー1をシミ
ュレーション動作させて、デバッグを行なう必要があ
る。このシーケンサ1のシミュレーションを行なう場
合、実際の機械に配設されている入力要素としてのリミ
ットスイッチ、応答要素としてのソレノイド等は使用さ
れず、これらに代るものとして、入出力制御装置2に
は、操作盤3と、実際の機械に配設されているリミット
スイッチ等の入力要素に対応するスイッチ群と、そのス
イッチに応答して動作するソレノイド等の応答要素とし
てのランプ群とが接続されている。その第22図におい
て、4はそのスイッチがマトリックス的に配設されたス
イッチ配設盤、5はそのランプがマトリックス的に配設
されたランプ配設盤を示している。なお、スイッチ、ラ
ンプの個数は、シーケンス動作が複雑であればあるほ
ど、また、シーケンス制御される機械が大型であればあ
る程多く必要となるが、スイッチ、ランプの配設個数に
は限度がある。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このようなシーケンサーのシミュレーション
装置を用い、実際の機械のシーケンス動作を図面化した
タイミングチャートに従ってシミュレーションを行なう
場合、人間がスイッチを操作して全ての条件を入力して
いたので、条件設定を行なうためのスイッチ操作が面倒
であり、その操作に手間がかかると共に、操作ミスを起
こし易いという問題点がある。
また、実際に稼動している機械のシーケンス制御の変更
を行なうような場合には、実際に配線接続されているリ
ミットスイッチ、ソレノイド等の接続を解き、そのリミ
ットスイッチ、ソレノイド等に対応するスイッチ、ラン
プをその入出力制御装置2に接続してシミュレーション
を行なわなければならないので、改造日程に余裕のない
ような状態の場合には、ほとんどシミュレーションを行
なうことが不可能であり、シーケンス動作の内容を変更
して改造することがほとんど困難である。
さらに、シミュレーションの記録が残っていないので、
確認するときに不便である。
本発明は、上記の事情を鑑みて為されたもので、その主
たる目的とするところは、シミュレーションをより一層
簡単に行なうことができるようにしたシーケンサーのシ
ミュレーション装置を提供することにある。
本発明の従たる目的は、いったん確立された演算プログ
ラムの内容を改変する場合に容易にシミュレーションを
行なうことのできるシーケンサーのシミュレーション装
置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明に係るシーケンサーのシミュレーション装置の特
徴は、 シーケンス制御を行なうための演算プログラムが組み込
まれ、ラダー図に基づき実行すべきシーケンス制御の情
報がデータとして入力されると共に、実際の機械制御要
素のシーケンス動作に対応する動作情報がデータとして
入力されて実行すべき一連のシーケンス動作をシュミレ
ーションしてその結果を出力する演算手段と、 該演算手段に一連のシーケンス動作のシュミレーション
を行なわせるために各機械制御要素に対応させて設けら
れたスイッチ群と、 前記スイッチ群の各操作に応答する応答各制御要素に対
応させて設けられたランプ群とからなるところにある。
(実施例) 以下に、本発明に係るシーケンサーのシミュレーション
装置の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図において、10は演算手段としてのパーソナルコン
ピュータ本体、11はキーボード、12はプリンタ、13はス
イッチランプ配設盤である。このパーソナルコンピュー
タ本体10を用いてシーケンサーのシミュレーションを行
なうには、シーケンス制御用の演算プログラムを確立す
るためのシステムプログラムをあらかじめ作成し、準備
しておくものである。そのパーソナルコンピュータ本体
10には、実行すべきシーケンス制御情報が記載されたラ
ダー図14に基づく情報と、実際の機械のシーケンス動作
を表すタイムチャート動作表15に基づく情報とがキーボ
ード11を用いてデータとして入力されるものである。
たとえば、第2図に示すリフター装置16と第3図に示す
クランプ装置17とを、第4図に示すような動作条件で動
作させるラダー図を考える。
その第2図において、18はシリンダー、19はシリンダー
ロッド、20は3position形式の制御弁、X001は上昇位置
に配置されたリミットスイッチ、X002は下降位置に配置
されたリミットスイッチ、Y001は上昇時に作動するソレ
ノイド、Y002は下降時に作動するソレノイドを示し、そ
の第3図において、21はシリンダー、22はシリンダーロ
ッド、23は2position形式の制御弁、X003は前進位置に
配設されたリミットスイッチ、X004は後退位置に配設さ
れたリミットスイッチ、Y003は前進時に作動するソレノ
イド、Y004は後退時に作動するソレノイドを示してい
る。また、第4図は、ソレノイドY001がオンすると、シ
リンダーロッド19が進出して2秒後にリミットスイッチ
X001がオンし、このリミットスイッチX001のオンに伴っ
て、ソレノイドY003がオンし、これによって、シリンダ
ロッド22が前進を始めて、2秒後にリミットスイッチX
003がオンし、一定期間このシリンダーロッド22の進出
状態が継続して、この間にロボット等により何らかの作
業が行われ、作業完了信号が発生すると、ソレノイドY
004がオンし、シリンダーロッド22が後退を始めて2秒
後にリミットスイッチX004がオンし、これにより、ソレ
ノイドY002がオンして、シリンダロッド19が後退を始
め、2秒後にX002がオンし、リフター装置16が元の初期
位置に復帰するまでの動作表を示している。
このような一連の動作をラダー図を用いて表現すると、
第5図に示すようなものとなる。この第5図に示すラダ
ー図に基づく情報により演算プログラムが確立されたシ
ーケンサーを実際の機械に接続して動作させた場合、以
下に説明する如くに動作する。
初期状態では、作業完了を意味するK001番地の常閉制御
要素 が閉を意味する内容「1」を維持している。したがっ
て、K001番地の常開制御要素 は開を意味する内容「0」を維持している。また、リミ
ットスイッチX002、X004はシリンダロッド19、22が係合
しているのでオンであり、これらに対応するX002番地、
X004番地の常開制御要素 が閉を意味する内容「1」である。さらに、ソレノイド
Y002はオフであるのでこれに対応するY002番地の常閉制
御要素 は閉を意味する内容「1」である。
よって、たとえば、操作盤24(第7図参照)を自動を意
味する「サイクル」に設定すると、そのサイクルに対応
するX020番地の常開制御要素 が閉成を意味する内容「1」になり、ソレノイドY001
対応する番地Y001の応答制御要素「○」がオンを意味す
る内容「1」となり、これによって、ソレノイドY001
オンとなり、シリンダーロッド19が進出してリミットス
イッチX002がオフし、2秒後にリミットスイッチX001
オンする。このリミットスイッチX002がオフすると、こ
のリミットスイッチX002に対応する番地X002の常開制御
要素 が開を意味する内容「0」となり、原位置を表示するラ
ンプY005に対応する番地Y005の応答制御要素「○」がオ
フを意味する内容「0」となり、ランプY005が消灯す
る。リミットスイッチX001がオンすると、リミットスイ
ッチX001に対応する番地X001の常開制御要素 が閉を意味する内容「1」となる。また、ソレノイドY
001がオンとなると、このソレノイドY001に対応する番
地Y001の常閉制御要素 が開を意味する内容「0」となる。したがって、ソレノ
イドY002に対応する番地Y002の応答制御要素「○」はオ
フを意味する内容「0」を維持している。
次に、リミットスイッチX001がオンとなると、ソレノイ
ドY004に対応する番地Y004の常閉制御要素 は、閉を意味する内容「1」であるので、ソレノイドY
003がオンする。すると、シリンダーロッド22が進出し
てリミットスイッチX004がオフする。そして、2秒後
に、リミットスイッチX003がオンする。このリミットス
イッチX004がオフすると、このリミットスイッチX004
対応する番地X004の常開制御要素 は、開を意味する内容「0」となる。一方、リミットス
イッチX003に対応する番地X003の常開制御要素 は閉を意味する内容「1」となる。
リミットスイッチX001、X003に対応する番地X001、X003
の常開制御要素 が双方とも閉を意味する内容「1」の時に、何らかの作
業が行われ、作業完了信号が入力されると、X021番地の
常開制御要素 が閉を意味する内容「1」となる。すると、K001番地の
キープを意味する応答制御要素「○」がオンを意味する
内容「1」となる。そのK001番地の応答制御要素「○」
の内容が「1」となると、K001番地の常開制御要素 が閉を意味する内容「1」となり、作業完了を意味する
表示ランプY006に対応する番地Y006の応答制御要素
「○」の内容が「1」となり、表示ランプY006が点灯す
る。
ここで、K001番地の常開制御要素 が閉を意味する内容「1」のとき、K001番地の常閉制御
要素 は開を意味する内容「0」である。よって、ソレノイド
Y003に対応する番地Y003の応答制御要素「○」がオフを
意味する内容「0」となる。また、ソレノイドY001に対
応する番地Y001の応答制御要素「○」もオフを意味する
内容「0」となる。であるから、番地Y003、番地Y001
常閉制御要素 は、開を意味する内容「0」から閉を意味する内容
「1」になる。
番地Y003の常閉制御要素 が閉を意味する内容「1」となると、番地X001の常開制
御要素 が閉を意味する内容「1」であるので、ソレノイドY004
に対応する番地Y004の応答制御要素「○」がオンを意味
する内容「1」となり、ソレノイドY004がオンする。こ
れにより、ソレノイドY004に対応する番地Y004の常閉制
御要素 は開を意味する内容「0」となる。ソレノイドY004のオ
ンによって、シリンダロッド22が後退を始め、リミット
スイッチX003がオフし、2秒後にリミットスイッチX004
がオンする。リミットスイッチX003がオフすると、これ
に対応する番地X003の常開制御要素 は開を意味する内容「0」となる。リミットスイッチX
004がオンすると、これに対応する番地X004の常開制御
要素 が閉を意味する内容「1」となる。すると、番地Y001
常閉制御要素 が閉を意味する内容「1」であるので、ソレノイドY002
に対応する番地Y002の制御要素「○」がオンを意味する
内容「1」となる。これによって、シリンダロッド19が
後退を始め、リミットスイッチX001がオフし、2秒後に
リミットスイッチX002がオンする。
これによって、第4図に示すような一連のシーケンス動
作が自動的に行われる。この一連の動作を繰り返し行な
うには、スイッチX022をオンさせる。すると、このスイ
ッチX022に対応する番地X022の常開制御要素 が閉を意味する内容「1」となり、キープが解除され、
K001番地の常閉制御要素 が閉を意味する内容「1」、K001番地の常開制御要素 が開を意味する内容「0」となる。
一方、単独で動作を実行させる場合には、スイッチX023
をオンすると、スイッチX023に対応するX023番地の常開
制御要素 が閉を意味する内容「1」となる。そこで、操作盤24の
プッシュボタン形式のスイッチX010をオンすると、この
スイッチX010に対応する番地X010の常開制御要素 が閉を意味する内容「1」となり、ソレノイドY001がオ
ンする。これによって、シリンダロッド19が進出し、リ
ミットスイッチX002がオフし、2秒後にリミットスイッ
チX001がオンする。なお、スイッチX010の操作を解除す
ると、ソレノイドY001はオフする。
次に、操作盤24のプッシュボタン形式のスイッチX012
オンすると、このスイッチX012に対応する番地X012の常
開制御要素 が閉を意味する内容「1」となり、ソレノイドY003がオ
ンする。これによって、シリンダロッド22が進出し、リ
ミットスイッチX004がオフし、2秒後にリミットスイッ
チX003がオンする。なお、スイッチX012の操作を解除す
るとソレノイドY003はオフする。リミットスイッチ
X001、X003に対応するX001番地、X003番地の常開制御要
が閉を意味する内容「1」となる。ここで、何らかの作
業が行われ、作業完了信号が入力されると、番地X021
常開制御要素が閉を意味する内容「1」となり、K001
地の応答制御要素「○」がオンを意味する内容「1」と
なり、K001番地の常開制御要素 が閉を意味する内容「1」となって、表示ランプY006
対応する番地Y006の応答制御要素「○」がオンを意味す
る内容「1」となって、表示ランプY006が作業完了を表
示する。
その後、操作盤24のスイッチX013をオンすると、このス
イッチX013に対応する番地X013の常開制御要素 が閉を意味する内容「1」となり、ソレノイドY004がオ
ンする。これによって、シリンダロッド22が後退し、リ
ミットスイッチX003がオフし、2秒後にリミットスイッ
チX004がオンする。なお、スイッチX013の操作を解除す
るとソレノイドY004はオフする。
最後に、操作盤24のスイッチX011をオンすると、このス
イッチX011に対応する番地X011の常開制御要素 が閉を意味する内容「1」となり、ソレノイドY002がオ
ンする。これによって、シリンダロッド22が後退し、リ
ミットスイッチX001がオフし、2秒後にリミットスイッ
チX002がオンする。
このシーケンサーのシミュレーションを行なう場合に
は、実際には、操作盤24、リミットスイッチX001
X004、ソレノイドY001〜Y004は接続されていないので、
そのリミットスイッチX001〜X004、ソレノイドY001〜Y
004の動作に対応する情報を入力する必要がある。その
シーケンス動作に対応する情報をパーソナルコンピュー
タ本体10に与えるために、キーボード11を用いて第6図
に示すタイムチャートデータをあらかじめ入力する。
この第6図において、先頭の情報「Y001〜Y004」はオン
となるソレノイドを示し、2番目の情報「3pos」、「2p
os」はそのソレノイドの形式を示し、3番目の情報「X
001〜X004」はオフとなるリミットスイッチを示し、4
番目の情報「2」は2秒を意味し、5番目の情報「X001
〜X004」はオンとなるリミットスイッチを示し、6番目
の情報「Y001〜Y004」は対になっているソレノイドを意
味している。
パーソナルコンピュータ本体10は、この第6図に示すよ
うな実際の機械のシーケンス動作を表すタイムチャート
データとラダー図に基づき実行すべきシーケンス制御の
情報とが入力されると、シミュレーションすべきプログ
ラムを確立する。
実際の機械の場合、初期状態では、リミットスイッチX
002、X004がオンであるので、これと同じ条件を作り出
すために、パーソナルコンピュータ本体10には、キーボ
ード11からそのリミットスイッチX002、X004に対応する
番地X002、X004の常開制御要素 に初期値として閉を意味する内容「1」を入力しておく
ものである。
ランプスイッチ配設盤13には、第8図に示すようにスイ
ッチ「S」とランプ「L」とがマトリックス的に配設さ
れている。ランプ「L」はソレノイド等の応答制御要素
に対応させ設けられ、スイッチ「S」はリミットスイッ
チ等の制御要素に対応させて設けられている。そのスイ
ッチ「S」の選択、ランプ「L」の選択、その番地の変
更はボタンA1〜Anによって行われる。
たとえば、第8図には、第1列目に応答制御要素
「Y00」、第2列目に応答制御要素「K00」が表示されて
いるが、ボタンA1を操作することにより、第1列目の応
答制御要素「Y00」を他の応答制御要素「R00」に変更す
ることができる。また、ボタンA1を操作することによ
り、その応答制御要素「Y00」の番地「00」を他の番
地、たとえば、「10」に変更することもできる。このよ
うに構成することにより、限られた個数のランプ
「L」、スイッチ「S」を各種の制御要素に対応させる
ことが可能となる。なお、パーソナルコンピュータ本体
10とスイッチランプ配設盤13とはシリアルに接続され、
時分割で情報の授受が行われるようになっており、配線
接続の簡略化が図られている。
次に、スイッチランプ配設盤13を用いてのシミュレーシ
ョンの一例を説明する。
今、仮りに、サイクルに対応するスイッチX020(符号
S1)をオンすると、このスイッチX020に対応する番地の
常開制御要素 が閉を意味する内容「1」となる。番地X004の常開制御
要素 には初期値として閉を意味する内容「1」が入力されて
いるので、ソレノイドY001に対応する番地Y001の応答制
御要素「○」がオンを意味する内容「1」となり、ソレ
ノイドY001に対応するランプ(L1)が点灯し、シリンダ
ーロッド19の進出を意味するシュミレーションが実行さ
れる。
パーソナルコンピュータ本体10は、ランプL1が点灯する
と、タイムチャートデータに基づいてリミットスイッチ
X002に対応する番地X002の常開制御要素 を開を意味する内容「0」にすると共に、2秒後にリミ
ットスイッチX001に対応する番地X001の常開制御要素 を閉を意味する内容「1」にする。この番地X002の常開
制御要素 が開を意味する内容「0」になると原位置を表示するラ
ンプY005に対応する番地Y005の応答制御要素「○」がオ
フを意味する内容「0」となり、ランプY005に対応する
ランプL5が消灯する。
次に、番地X001の常開制御要素 を閉を意味する内容「1」になると、ソレノイドY004
対応する番地Y004の常閉制御要素 は閉を意味する内容「1」であるので、番地Y003の応答
制御要素「○」がオンを意味する内容「1」となり、ソ
レノイドY003に対応するランプL3が点灯し、シリンダー
ロッド22の進出のシュミレーションが実行される。パー
ソナルコンピュータ本体10はランプL3が点灯すると、タ
イムチャートデータに基づいて、リミットスイッチX004
に対応する番地X004の常開制御要素 を開を意味する内容「0」にすると共に、2秒後に、リ
ミットスイッチX003に対応する常開制御要素 を閉を意味する内容「1」とする。
番地X001、X003の常開制御要素 が双方とも閉を意味する内容「1」のときに、何らかの
作業が行われ、X021番地のスイッチS2を用いて作業完了
信号に相当するものをパーソナルコンピュータ本体10に
入力すると、X021番地の常開制御要素 が閉を意味する内容「1」となる。すると、番地K001
キープを意味する応答制御要素「○」がオンを意味する
内容「1」となり、番地K001に対応するランプLkが点灯
する。
その番地K001の応答制御要素「○」がオンを意味する内
容「1」となると、番地K001の常開制御要素 が閉を意味する内容「1」となり、作業完了を表示する
ランプY006に対応する番地Y006の応答制御要素「○」の
内容が「1」となり、番地Y006のランプL6が点灯する。
ここで、番地K001の常開制御要素 が閉を意味する内容「1」のとき、番地K001の常閉制御
要素 は開を意味する内容「0」である。よって、ソレノイド
Y003に対応する番地Y003の応答制御要素「○」がオフを
意味する内容「0」となる。また、ソレノイドY001に対
応する番地Y001の応答制御要素「○」もオフを意味する
内容「0」となる。であるから、番地Y001、番地Y003
常閉制御要素 は、開を意味する内容「0」から閉を意味する内容
「1」になる。また、ソレノイドY001、Y003に対応する
ランプL1、L3は消灯する。
番地Y003の常閉制御要素 が閉を意味する内容「1」となると、番地X001の常開制
御要素 が閉を意味する内容「1」であるので、ソレノイドY004
に対応する番地Y004の応答制御要素「○」がオンを意味
する内容「1」となり、番地Y004のランプL4が点灯す
る。これにより、ソレノイドY004に対応する番地Y004
常閉制御要素 は開を意味する内容「0」となる。番地Y004応答制御要
素「○」の内容が「1」になると、シリンダロッド22の
後退シミュレーションが実行される。パーソナルコンピ
ュータ本体10はランプL4が点灯すると、タイムチャート
データに基づいてリミットスイッチX003に対応する番地
X003の常開制御要素 を開を意味する内容「0」にすると共に、2秒後にリミ
ットスイッチX004に対応する番地X004の常開制御要素 を閉を意味する内容「1」とする。すると、番地Y001
常閉制御要素 が閉を意味する内容「1」であるので、ソレノイドY002
に対応する番地Y002の応答制御要素「○」がオンを意味
する内容「1」となる。これによって、ソレノイドY002
に対応するランプL2が点灯し、シリンダーロッド19の後
退シュミレーションが実行される。パーソナルコンピュ
ータ本体10はランプL2が点灯すると、タイムチャートデ
ータに基づいて、リミットスイッチX001に対応する番地
X001の常開制御要素 を開を意味する内容「0」にすると共に、2秒後にリミ
ットスイッチX002に対応する番地X002の常開制御要素 を開を意味する内容「1」にする。これによって、第4
図に示すような一連のシーケンス動作に対応するシュミ
レーションが自動的に行われる。
一方、単独でシュミレーションを行なう場合には、スイ
ッチランプ配設盤13のスイッチX023をオンし、スイッチ
ランプ配設盤13のスイッチX010、X011、X012、X013を用
いる。この単独のシュミレーションについては、その詳
細な説明を省略する。
ところで、制御弁(以下、ソレノイドという)の形式に
は各種のものがある。演算プログラムに基づいてシュミ
レーションを行なわせるためには、そのソレノイドの形
式に対応させてプログラムを作成しなければならない。
たとえば、第9図は、スプリングリターンタイプの制御
弁24を示すもので、25はシリンダ、26はシリンダロッド
である。この制御弁24はソレノイドY0がオンすると、矢
印方向へ駆動されて、そのソレノイドY0がオンしている
間、その位置を維持するが、ソレノイドY0がオフすると
スプリング27によって元の位置に復帰する。そして、こ
の第9図に示すリミットスイッチX1、X0はソレノイドY0
がオンすると、リミットスイッチX1がオフとなり、ソレ
ノイドY0のオンが2秒以上継続するとリミットスイッチ
X0がオンとなる。そして、ソレノイドY0がオフすると、
リミットスイッチX0はオフとなり、2秒後にリミットス
イッチX1がオンとなる。この関係を第10図に表として示
す。
第11図は、そのリミットスイッチX1、X0、ソレノイドY0
の関係をグラフ化して示したものであり、ソレノイドY0
が区間「0〜3」、「6〜7」、「A〜D」、「E〜」
でオンとなったとする。なお、この図において、区間の
間隔は1秒単位であり、この図は、ソレノイドY0はオン
となってから3秒後にオフし、6秒後にオンして7秒目
に再びオフし、そして10秒目に再びオンし、13秒目にオ
フしそれから1秒後に再びオンすることを意味してい
る。
リミットスイッチX1はソレノイドY0のオンと共にオフと
なる。リミットスイッチX0は2秒後にオンし、3秒目に
ソレノイドY0がオフとなるのでオフとなる。リミットス
イッチX1はソレノイドY0がオフしてから2秒後の5秒目
にオンとなる。ソレノイドY0が6秒目にオンして7秒目
の間は、シリンダロッド26が進出してもリミットスイッ
チX0に係合するにまで至らないので、リミットスイッチ
X0はオフのままである。一方、リミットスイッチX1はソ
レノイドY0が6秒目にオンすると、シリンダロッド26と
の係合が解除されるので、オフとなる。そして、リミッ
トスイッチX1はソレノイドY0がオフして1秒後に再びオ
ンとなる。これは、途中まで進出したシリンダロッド26
が後退して再びリミットスイッチX1に係合するからであ
る。ソレノイドY0が10秒目にオンすると、リミットスイ
ッチX1は再びオフする。そして、それから2秒後にリミ
ットスイッチX0がオンする。ソレノイドY0が13秒目にオ
フするとリミットスイッチX0がオフする。そして、14秒
目にソレノイドY0がオンすると、リミットスイッチX0
それから1秒後に再びオンする。
この関係を折線を用いて表すと、符号Φで示すようなも
のとなる。この第11図を参照しつつシュミレーションを
行なうための演算プログラムを作成する。
第12図はこのようなシミュレーションを行なうための演
算プログラムを作成するためのパッド図である。
まず、ソレノイドY0がオンであるかオフであるか否かの
判断を行なう(P1)。ソレノイドY0がオンである場合に
は、タイマー判断P2を行なう。このタイマー判断P2にお
いては、ソレノイドY0の通算オン時間が2秒に等しい
か、2秒以下であるかを判断する。ソレノイドY0の通算
オン時間が2秒に等しいときには、リミットスイッチX0
をオンにする処理を行ない(P3)、かつ、リミットスイ
ッチX1をオフにする処理を行なう(P5)。
ソレノイドY0の通算オン時間が2秒以下の時には、「+
1」の計時処理を行ない(P4)、かつ、リミットスイッ
チX1をオフにする処理を行なう(P5)。
たとえば、第11図に示す時刻「0」でソレノイドがオフ
からオンになったとすると、まず、P1においてソレノイ
ドY0オンと判断される。このソレノイドY0がオンとなっ
た直後は、2秒経っていないからP2において、2秒以下
と判断され、P4において、「+1」の計時処理が行わ
れ、かつ、P5においてリミットスイッチX1オフの処理が
行われ、2秒経つと、再びP1においてソレノイドY0オン
と判断され、P2において2秒と判断され、リミットスイ
ッチX0=オンの処理が実行される(P3)。
これによって、ソレノイドY0がオンすると、リミットス
イッチX1がオフし、それから2秒後にリミットスイッチ
X0がオンするというシュミレーションが実行される。
ソレノイドY0がオフのときには、タイマー判断P6を行な
う。このP6においては、ソレノイドY0の通算オン時間が
「0」に等しいか、それ以上であるかを判断する。ソレ
ノイドY0の通算オン時間が「0」に等しいときには、リ
ミットスイッチX1をオンにする処理を行ない(P7)、か
つ、リミットスイッチX0をオフにする処理を行なう
(P9)。一方、ソレノイドY0の通算オン時間が「0」よ
りも大きいときには、「−1」の計時処理を行ない
(P8)、かつ、リミットスイッチX0をオフにする処理を
行なう(P9)。
たとえば、第11図において、3秒後にソレノイドY0がオ
フになったとすると、まず、P1においてソレノイドY0
フと判断される。このソレノイドY0がオフとなった直後
は、2秒経っていないからP6において、2秒以上と判断
され、P8において、「−1」の計時処理が行われ、次
に、P9においてリミットスイッチX0がオフの処理が行わ
れ、2秒経つと、再びP1においてソレノイドY0オフと判
断され、P6において2秒と判断され、リミットスイッチ
X1=オンの処理が実行される(P7)。
これによって、ソレノイドY0がオフすると、リミットス
イッチX0がオフし、それから2秒後にリミットスイッチ
X1がオンするというシュミレーションが実行される。
すなわち、第10図に示すように、制御すべきソレノイド
の番号と、その形式と、オフになるリミットスイッチ、
オンとなるリミットスイッチ、オンとなるまでの時間を
パーソナルコンピュータ本体10にタイムチャートデータ
として与えておけば、シュミレーションが実行される。
次に、第13図〜第16図を用いて2pos形式のソレノイドの
演算プログラムについて説明する。
この2pos形式のソレノイドの場合、ソレノイドY0がオン
すると、矢印方向に駆動され、リミットスイッチX1がオ
フし、2秒後にリミットスイッチX0がオンし、ソレノイ
ドY0がオフとなってもこの状態が維持される。そして、
ソレノイドY0がオフで、ソレノイドY1がオンとなると、
リミットスイッチX0がオフし、2秒後にリミットスイッ
チX1がオンし、ソレノイドY1がオフとなってもこの状態
が維持される。この関係が第14図に表として示されてい
る。
第15図は、そのリミットスイッチX0、X1、ソレノイド
Y0、Y1の関係をグラフ化して示したものであり、ソレノ
イドY0が区間「0〜1」、「9〜10」、「13〜14」、
「17〜18」、ソレノイドY1が区間「4〜8」、「10〜1
1」、「12〜13」、「17〜18」、「21〜22」でオンとな
ったとする。
この図は、ソレノイドY0はオンとなってから1秒後にオ
フし、9秒目、13秒目、17秒目にオンしてすぐにオフに
なることを意味し、一方、ソレノイドY1は4秒目にオン
してから8秒後にオフになり、その後、10秒目、12秒
目、17秒目にオンしてすぐにオフになり、21秒目にオン
して1秒後にオフになることを意味している。
リミットスイッチX1は、ソレノイドY0のオンと共にオフ
する。リミットスイッチX0は2秒後にオンする。ソレノ
イドY1が4秒目にオンするとリミットスイッチX0はオフ
する。リミットスイッチX1はそれから2秒後の6秒目に
オンする。ソレノイドY0が9秒目に再びオンするとリミ
ットスイッチX1はオフする。しかし、ソレノイドY1が10
秒目にオンするので、途中まで進出したシリンダーロッ
ド22が再び元の方向に戻る動作となり、リミットスイッ
チX1は11秒目に再びオンとなる。ソレノイドY0は13秒目
に再びオンとなる。これによって、リミットスイッチX1
は再びオフする。一方、リミットスイッチX0はソレノイ
ドY0が13秒目にオンとなってから2秒後にオンとなる。
17秒目には、ソレノイドY0、Y1が共にオンとなっている
が、これは異常と判断し、論理的には無視する。21秒目
にソレノイドY1がオンすると、リミットスイッチX0はオ
フとなる。一方、リミットスイッチX1はそれから2秒後
にオンとなる。この関係を折線を用いて表すと、符号
Φ′で示すようなものとなる。
この第15図を参照しつつシュミレーションを行なうため
の演算プログラムを作成する。
第16図はこのようなシュミレーションを行なうための演
算プログラムを作成するためのパッド図である。
まず、ソレノイドY0がオンであるかオフであるかの判断
を行なう(P1)。ソレノイドY0がオンとのきにはソレノ
イドY1がオンであるかオフであるか否かの判断を行なう
(P2)。P2において、ソレノイドY1がオンのときには異
常の処理を行なう(P3)。P2において、ソレノイドY1
オフであると、ソレノイドY0キープオン、リミットスイ
ッチX1=オフの処理を行なう(P4)。たとえば、時刻
「0」でソレノイドY0がオンすると、通常、P1、P2、P4
の処理が行われる。
ソレノイドY0がオフのときにもソレノイドY1がオンであ
るかオフであるか否かの判断を行なう(P5)。ソレノイ
ドY1がオンのときは、ソレノイドY0キープを解除すると
共に、リミットスイッチX0をオフにする処理を行なう
(P6)。
次に、ソレノイドY0キープがオンであるかオフであるか
の判断を行なう(P7)。P4でソレノイドY0がキープされ
ている場合には、タイマー判断P8を行なう。このP8にお
いては、ソレノイドY0がオンして2秒経過したか否かを
判断する。ソレノイドY0がオンして2秒経過していると
きには、リミットスイッチX0をオンにする処理を行なう
(P9)。ソレノイドY0がオンして2秒経過していないと
きには、「+1」の計時処理を行なう(P10)。したが
って、時刻「0」において、ソレノイドY0がオン、リミ
ットスイッチX1がオフしてから2秒経過するとリミット
スイッチX0がオンする。ソレノイドY0キープがオフのと
きにはタイマー判断P11を行なう。このP11においては、
ソレノイドY1がオフして2秒経過したか否かを判断す
る。ソレノイドY1がオフして2秒経過していないときに
は、P12において「−1」の計時処理を行なう。ソレノ
イドY1がオフして2秒経過しているときにはP13におい
てリミットスイッチX1をオンする処理を行なう。
1秒目にソレノイドY0がオフし、4秒目にソレノイドY1
がオンすると、P1、P5、P6の処理が実行され、ソレノイ
ドY0のキープが解除されると共に、リミットスイッチX0
がオフされる。すると、P7においてソレノイドY0キープ
オフと判断され、「−1」の計時処理がなされ(P12
2秒経過するとリミットスイッチX1がオンされる
(P13)。
次に、第17図〜第20図を用いて3pos形式のソレノイドの
演算プログラムについて説明する。このソレノイドはソ
レノイドY0、Y1が共にオフのときには、中立位置にあ
り、ソレノイドY0がオンすると矢印方向に駆動され、オ
フすると中立位置に復帰し、ソレノイドY1がオンすると
矢印方向と反対方向に駆動され、オフすると中立位置に
復帰する。
一方、リミットスイッチX0、X1とソレノイドY0、Y1との
関係は第18図に示すようなものとなる。このソレノイド
Y0、Y1による場合、第19図に示すように、ソレノイドY0
が8秒目でオンして9秒目でオフすると、そのオフした
時点で中立位置にソレノイドが復帰するから、シリンダ
ロッド19が進出途中で停止する。10秒目にソレノイドY0
が再びオンすると、シリンダロッド19が矢印方向に駆動
されるから、それから1秒後にリミットスイッチX0がオ
ンするようなことが起きる。
このようなことを考慮して、パッド図を作成すると第20
図に示すものとなる。
まず、P1において、ソレノイドY0がオンであるか否かの
判断を行なう。ソレノイドY0がオンである場合には、ソ
レノイドY1がオンであるか否かの判断を行なう(P2)。
P2においてソレノイドY1がオンであるときには、異常と
判断する(P3)。P2においてソレノイドY1がオフのとき
にはタイマー判断P4を行なう。P4においてソレノイドY1
がオフして2秒を経過しているときにはP5においてリミ
ットスイッチX0をオンにすると共に、リミットスイッチ
X1をオフする処理を行なう(P4′)。P4においてソレノ
イドY1がオフして2秒を経過していないときにはP6にお
いて「+1」の計時処理を行なうと共に、リミットスイ
ッチX1をオフする処理を行なう(P4′)。ソレノイドY0
がオフのときにはソレノイドY1がオンであるか否かの判
断を行なう(P7)。ソレノイドY1がオンのとき、P8にお
いてソレノイドY1がオンして2秒経過したか否かを判断
する。2秒以上のときには、リミットスイッチX1をオン
する処理を行なう(P8′)を行なうと共に、リミットス
イッチX0をオフする処理を行なう(P9′)。2秒以下の
ときにはP9において「−1」の計時処理を行なうと共
に、リミットスイッチX0をオフする処理を行なう
(P9′)。
このように、ソレノイドの構造に合わせて演算プログラ
ムを作成しておくことにより、タイムチャートデータに
基づいてシュミレーションを実行することができる。
なお、パーソナルコンピュータ本体11のメモリーへの格
納、フロッピーディスクメモリーへのデータの格納を考
慮すると、第21図に示すように、先頭にシーケンスブロ
ックスタートSBSを設け、その内容を順番に配置し、次
にブランチブロックスタートBBSを設けてその内容を配
置し、その次にタイムチャートデータTCDSを設け、順に
その内容を配置して、キーボード11を用いて入力するの
が便利である。
また、シュミレーション終了後は、第5図に示すよう
に、ラダー図と共に、タイムチャートデータをプリンタ
ー12によって打ち出せるようにプログラムしておけば、
後日、動作記録の確認の際に便利である。
発明の効果 本発明は、以上説明したように、実際の機械制御要素の
シーケンス動作に対応する動作情報をデータとして入力
して一連のシーケンス動作のシュミレーションを行なう
ものであるから、シュミレーション操作が容易になると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシーケンサーのシュミレーション
装置の概略構成を示す図、 第2図、第3図は実際の機械に配設されているリフター
装置、クランプ装置の模式図、 第4図は実際の機械の動作状態を示す図、 第5図は第4図に示す動作状態を実現するためのラダー
図、 第6図はタイムチャートデータ、 第7図は実際の機械の操作盤を示す模式図、 第8図は第1図に示すスイッチランプ配設盤の詳細図、 第9図〜第12図は1pos形式のソレノイドの演算プログラ
ムを作成するための説明図、 第13図〜第16図は2pos形式のソレノイドの演算プログラ
ムを作成するための説明図、 第17図〜第20図は3pos形式のソレノイドの演算プログラ
ムを作成するための説明図、 第21図はシーケンスデータ、タイムチャートデータのデ
ータ構造の一例を示す図、 第22図は従来のシーケンサーのシュミレーション装置の
概略構成を示す図、 第23図はそのシーケンス制御の一例を示すラダー図であ
る。 10……パーソナルコンピュータ本体 11……キーボード 13……スイッチランプ配設盤 14……ラダー図、15……タイムチャートデータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シーケンス制御を行なうための演算プログ
    ラムが組み込まれ、ラダー図に基づき実行すべきシーケ
    ンス制御の情報がデータとして入力されると共に、実際
    の機械制御要素のシーケンス動作に対応する動作情報が
    データとして入力されて実行すべき一連のシーケンス動
    作をシュミレーションしてその結果を出力する演算手段
    と、 該演算手段に一連のシーケンス動作のシュミレーション
    を行なわせるために各機械制御要素に対応させて設けら
    れたスイッチ群と、 前記スイッチ群の各操作に対応する各応答制御要素に対
    応させて設けられたランプ群とからなることを特徴とす
    るシーケンサーのシュミレーション装置。
JP63079212A 1988-03-31 1988-03-31 シーケンサーのシュミレーション装置 Expired - Lifetime JPH0789284B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63079212A JPH0789284B2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31 シーケンサーのシュミレーション装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63079212A JPH0789284B2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31 シーケンサーのシュミレーション装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01251206A JPH01251206A (ja) 1989-10-06
JPH0789284B2 true JPH0789284B2 (ja) 1995-09-27

Family

ID=13683629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63079212A Expired - Lifetime JPH0789284B2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31 シーケンサーのシュミレーション装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0789284B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112013006837T5 (de) 2013-04-12 2015-12-03 Mitsubishi Electric Corporation Peripheriegerät für programmierbares Steuergerät und Fehlerbeseitigungsunterstützungsprogramm

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62210510A (ja) * 1986-03-11 1987-09-16 Fanuc Ltd プログラマブルコントロ−ラのシミユレ−タ
JPS62262107A (ja) * 1986-05-08 1987-11-14 Mitsubishi Electric Corp エミユレ−タ用pioシミユレ−タ装置
JPH01173109A (ja) * 1987-12-28 1989-07-07 Haitetsuku Seiko Kk シーケンサ用プログラムのシミュレーション装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01251206A (ja) 1989-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5404288A (en) Transfer line control system utilizing distributed computing
JPH0789284B2 (ja) シーケンサーのシュミレーション装置
JPH01177609A (ja) Pcのシュミレーション方式
US5621639A (en) Process control
JPS5952303A (ja) 入出力デ−タの強制操作機能を備えたプログラマブル・コントロ−ラ
JP2543781B2 (ja) 射出成形機用制御装置のシ―ケンスプログラム作成方法
JPH1011116A (ja) データ処理装置、シミュレーション方法、及び記録媒体
JPH036704A (ja) 分散型制御システム
JP3797907B2 (ja) 制御システム用のデータ作成装置およびデータ作成用プログラム並びに該プログラムを記録した記録媒体
JPH08328793A (ja) 機械制御装置
JPH08194634A (ja) テスト実行システム
JP2731166B2 (ja) プログラマブルコントローラ
EP0871097A1 (en) Programmable controller
JPS59208607A (ja) デバツグ用簡易シミユレ−タ
JP2533372B2 (ja) 制御プログラム作成方法
JP3443184B2 (ja) プログラマブルコントローラ用プログラム作成装置
JPH10187212A (ja) プログラマブルコントローラ
JPH06309026A (ja) プログラマブル・コントローラ用手動操作教示装置
JPH01244502A (ja) Pcのプログラム表示方式
JPS5875203A (ja) 二重化シ−ケンス制御装置
JPS61278909A (ja) 対話形プログラミング装置
JPH0720721Y2 (ja) プログラマブルコントローラのプログラマ
JP2003167610A (ja) シーケンス制御装置のシミュレータ
JPH04335404A (ja) シーケンス・プログラムのデバッグ方式
JPS63189948A (ja) 対話形デバツガにおけるバツチ形デバツグ方式

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070927

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080927

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080927

Year of fee payment: 13