JPH01251206A - シーケンサーのシュミレーション装置 - Google Patents

シーケンサーのシュミレーション装置

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JPH01251206A
JPH01251206A JP63079212A JP7921288A JPH01251206A JP H01251206 A JPH01251206 A JP H01251206A JP 63079212 A JP63079212 A JP 63079212A JP 7921288 A JP7921288 A JP 7921288A JP H01251206 A JPH01251206 A JP H01251206A
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solenoid
turned
limit switch
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control element
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Takayuki Kawakami
隆行 川上
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、演算プログラムに従ってシーケンス制御を行
なうシーケンサ−のシミュレーション装置に関するもの
である。
(従来の技術) 従来から、第22図に示すようなシーケンサ−のシミュ
レーション装置がある。この第22図において、1はシ
ーケンサ−12は入出力装置、3は操作盤である。シー
ケンサ−1は演算プログラムに従ってシーケンス制御を
行なう機能を有し、このシーケンサ−1には、第23図
に示すラダー図に基づきシーケンス制御情報がローダを
用いて打ち込まれるもので、たとえば、X OA A番
地、X OA @番地に常開制御要素「−Iト」を入力
し、次に、ブランチを意味する情報「コ」を入力し、番
地XOA。、番地R71,に常開制御要素「→ト」を入
力し1番地Y、、。に応答制御要素「○」を入力し1番
地R011、番地T0.。に常開制御要素「→ト」を入
力し、番地Y01□に応答制御要素「0」を入力すると
、シーケンサ−1は、第23図に示すラダー図を用いて
表現されるところの実行すべきシーケンス制御を行なう
だめの演算プログラムを確立する。
このように実行すべきシーケンス制御を行なうための演
算プログラムが確立されたシーケンサ−1は、入出力制
御装置2を介して実際の機械、たとえば、工作機械等に
接続されるもので、その工作機械等はその演算プログラ
ムによりシーケンス制御が行われる。
このシーケンサ−1が所望のシーケンス制御を実行する
か否かを確かめるためには、そのシーケンサ−1をシミ
ュレーション動作させて、デバッグを行なう必要がある
。このシーケンサ1のシミュレーションを行なう場合、
実際の機械に配設されている入力要素としてのリミット
スイッチ、応答要素としてのソレノイド等は使用されず
、これらに代るものとして、入出力制御装置2には、操
作盤3と、実際の機械に配設されているリミットスイッ
チ等の入力要素に対応するスイッチ群と。
そのスイッチに応答して動作するソレノイド等の応答要
素としてのランプ群とが接続されている。
その第22図において、4はそのスイッチがマトリック
ス的に配設されたスイッチ配設盤、5はそのランプがマ
トリックス的に配設されたランプ配設盤を示している。
なお、スイッチ、ランプの個数は、シーケンス動作が複
雑であればあるほど、また、シーケンス制御される機械
が大型であればある程多く必要となるが、スイッチ、ラ
ンプの配設個数には限度がある。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このようなシーケンサ−のシミュレーション
装置を用い、実際の機械のシーケンス動作を図面化した
タイミングチャートに従ってシミュレーションを行なう
場合、人間がスイッチを操作して全ての条件を入力して
いたので、条件設定を行なうためのスイッチ操作が面倒
であり、その操作に手間がかかると共に、操作ミスを起
こし易いという問題点がある。
また、実際に稼動している機械のシーケンス制御の変更
を行なうような場合には、実際に配線接続されているリ
ミットスイッチ、ソレノイド等の接続を解き、そのリミ
ットスイッチ、ソレノイド等に対応するスイッチ、ラン
プをその入出力制御袋@2に接続してシミュレーション
を行なわなければならないので、改造日程に余裕のない
ような状態の場合には、はとんどシミュレーションを行
なうことが不可能であり、シーケンス動作の内容を変更
して改造することがほとんど困難である。
さらに、シミュレーションの記録が残っていないので、
確認するときに不便である。
本発明は、上記の事情を鑑みて為されたもので、その主
たる目的とするところは、シミュレーションをより一層
簡単に行なうことができるようにしたシーケンサ−のシ
ミュレーション装置を提供することにある。
本発明の従たる目的は、いったん確立された演算プログ
ラムの内容を改変する場合に容易にシミュレーションを
行なうことのできるシーケンサ−のシミュレーション装
置を提供することにある。
(311題を解決するための手段) 本発明に係るシーケンサ−のシミュレーション装置の特
徴は、 シーケンス制御を行なうための演算プログラムが組み込
まれ、ラダー図に基づき実行すべきシーケンス制御の情
報がデータとして入力されると共に、実際の機械のシー
ケンス動作に対応する動作情報がデータとして入力され
て実行すべき一連のシーケンス動作をシュミレーション
してその結果を出力する演算手段と。
該演算手段に一連のシーケンス動作のシミュレーション
を行なわせるために各制御要素に対応させて設けられた
スイッチ群と、 前記スイッチ群の各操作に応答する応答各制御要素に対
応させて設けられたランプ群とからなるところにある。
(実施例) 以下に、本発明に係るシーケンサ−のシミュレーション
装置の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図において、10は演算手段としてのパーソナルコ
ンピュータ本体、11はキーボード、12はプリンタ、
13はスイッチランプ配設盤である。このパーソナルコ
ンピュータ本体10を用いてシーケンサ−のシュミレー
ションを行なうには、シーケンス制御用の演算プログラ
ムを確立するためのシステムプログラムをあらかじめ作
成し、準備しておくものである。そのパーソナルコンピ
ュータ本体10には、実行すべきシーケンス制御情報が
記載されたラダー図14に基づく情報と、実際の機械の
シーケンス動作を表すタイムチャート動作表15に基づ
く情報とがキーボード11を用いてデータとして入力さ
れるものである。
たとえば、第2図に示すリフター装置16と第3図に示
すクランプ装置17とを、第4図に示すような動作条件
で動作させるラダー図を考える。
その第2図において、18はシリンダー、19はシリン
ダーロッド、20は3 position形式の制御弁
、Xoo工は上昇位置に配置されたリミットスイッチ。
XI、。2は下降位置に配置されたリミットスイッチ、
Yo。、は上昇時に作動するソレノイド、Yo。2は下
降時に作動するソレノイドを示し、その第3図において
、21はシリンダー、22はシリンダーロッド、23は
2 position形式の制御弁、X、0.は前進位
置に配設されたリミットスイッチ、Xo。、は後退位置
に配設されたリミットスイッチ、Yo。、は前進時に作
動するソレノイド、Y 0114は後退時に作動するソ
レノイドを示している。また、第4図は。
ソレノイドY0゜1がオンすると、シリンダーロッド1
9が進出して2秒後にリミットスイッチX6゜1がオン
し、このリミットスイッチx0゜、のオンに伴って、ソ
レノイドY0゜3がオンし、これによって、シリンダロ
ッド22が前進を始めて、2秒後にリミットスイッチx
0゜3がオンし、一定期間このシリンダーロッド22の
進出状態が継続して、この間にロボット等により何らか
の作業が行われ、作業完了信号が発生すると、ソレノイ
ドY0゜、がオンし、シリンダーロッド22が後退を始
めて2秒後にリミットスイッチX。。4がオンし、これ
により、ソレノイドY0゜、がオンして、シリンダロッ
ド19が後退を始め、2秒後にxD、2がオンし、リフ
ター装置16が元の初期位置に復帰するまでの動作表を
示している。
このような一連の動作をラダー図を用いて表現すると、
第5図に示すようなものとなる。この第5図に示すラダ
ー図に基づく情報により演算プログラムが確立されたシ
ーケンサ−を実際の機械に接続して動作させた場合、以
下に説明する如くに動作する。
初期状態では、作業完了を意味するに、01番地の常閉
制御要素「イト」が閉を意味する内容「1」を維持して
いる。したがって、KO,、番地の常開制御要素「(ト
」は開を意味する内容rOJを維持している。また、リ
ミットスイッチX0゜7、xoll14はシリンダロッ
ド19.22が係合しているのでオンであり、これらに
対応するXo。7番地、Xo。、II地の常開制御要素
「イト」が閉を意味する内容「1」である。さらに、ソ
レノイドY0゜、はオフであるのでこれに対応するY。
。7番地の常閉制御要素「イト」は閉を意味する内容「
1」である。
よって、たとえば、操作盤24(第7図参照)を自動を
意味する「サイクル」に設定すると、そのサイクルに対
応するX、2.番地の常R$IJ御要素[イトJが閉成
を意味する内容「1」になり、ソレノイドY。、1に対
応する番地Y。0□の応答制御要素「○」がオンを意味
する内容「1」となり、これによって、ソレノイドY 
oatがオンとなり、シリンダーロッド19が進出して
リミットスイッチX0゜2がオフし、2秒後にリミット
スイッチX0゜1がオンする。このリミットスイッチX
0゜、がオフすると、このリミットスイッチX。。、に
対応する番地X0゜、の常開制御要素「イト」が開を意
味する内容「0」となり、原位置を表示するランプY0
゜、に対応する番地Y。asの応答制御要素「○」がオ
フを意味する内容rOJとなり、ランプY0゜、が消灯
する。リミットスイッチX0゜1がオンすると、リミッ
トスイッチX。。□に対応する番地X0゜、の常開制御
要素r@トJが閉を意味する内容「1」となる。また、
ソレノイドYIl、1がオンとなると、このソレノイド
Y0゜1に対応する番地Y e a xの常閉制御要素
「イト」が開を意味する内容「o」となる。
したがって、ソレノイドY0゜、に対応する番地Y。
。、の応答制御要素「O」はオフを意味する内容rOJ
を維持している。
次に、リミットスイッチx0゜1がオンとなると、ソレ
ノイドY0゜、に対応する番地Y0.4の常閉制御要素
「→←」は、閉を意味する内容「1」であるので、ソレ
ノイドY。o3がオンする。すると、シリンダーロッド
22が進出してリミットスイッチX。。
、がオフする。そして、2秒後に、リミットスイッチx
0゜、がオンする。このリミットスイッチx0゜、がオ
フすると、このリミットスイッチx0゜4に対応する番
地X。。、の常開制御要素「−Il−jは、開を意味す
る内容「0」となる。一方、リミットスイッチX6゜3
に対応する番地X1lo、の常開制御要素「→ト」は閉
を意味する内容「1」となる。
リミットスイッチX0゜1、Xo+3に対応する番地X
0゜1、X1l113の常開制御要素r→ト」が双方と
も閉を意味する内容「1」の時に、何らかの作業が行わ
れ、作業完了信号が入力されると、X07、番地の常開
制御要素「→ト」が閉を意味する内容「1」となる。す
ると、に0゜□番地のキープを意味する応答制御要素「
O」がオンを意味する内容「1」となる。そのK。。1
番地の応答制御要素「○」の内容が「1」となると、K
o。□番地の常開制御要素r→ト」が閉を意味する内容
rlJとなり、作業完了を意味する表示ランプY0゜6
に対応する番地Y 、、、の応答制御要素「O」の内容
が「1」となり、表示ランプY0゜6が点灯する。
ここで、 Kaax番地の常開制御要素「→ト」が閉を
意味する内容「1」のとき、K、011番地常閉制御要
素「→トJは開を意味する内容「0」である。
よって、ソレノイドY。。3に対応する番地Y。l、3
の応答制御要素「○」がオフを意味する内容「0」とな
る。また、ソレノイドY。I、iに対応する番地Y、、
、の応答制御要素「○」もオフを意味する内容「O」と
なる。であるから、番地Y0゜1、番地Y o、tの常
閉制御要素「→ト」は、開を意味する内容「0」から閉
を意味する内容「1」になる。
番地Y0゜3の常閉制御要素「→ト」が閉を意味する内
容「1」となると、番地X a a xの常開制御要素
「静」が閉を意味する内容「1」であるので、ソレノイ
ドY。、4に対応する番地Y。。4の応答制御要素「O
」がオンを意味する内容「1」となり、ソレノイドY。
。4がオンする。これにより、ソレノイドY、。4に対
応する番地Y0゜、の常閉制御要素「静」は開を意味す
る内容rOJとなる。ソレノイドY0゜。のオンによっ
て、シリンダロッド22が後退を始め、リミットスイッ
チX0゜3がオフし、2秒後にリミットスイッチX。o
4がオンする。リミットスイッチX0゜3がオフすると
、これに対応する番地X。。3の常開制御要素「(ト」
は開を意味する内容「0」となる。リミットスイッチX
0゜。
がオンすると、これに対応する番地X。、、4の常開制
御要素「→ト」が閉を意味する内容「1」となる。
すると、番地Y0゜1の常閉制御要素「→ト」が閉を意
味する内容「1」であるので、ソレノイドYl10、に
対応する番地Y0゜、の制御要素「O」がオンを意味す
る内容「1」となる。これによって、シリンダロッド1
9が後退を始め、リミットスイッチX。。□がオフし、
2秒後にリミットスイッチX。。、がオンする。
これによって、第4図に示すような一連のシーケンス動
作が自動的に行われる。この一連の動作を繰り返し行な
うには、スイッチX02.をオンさせる。すると、この
スイッチX。7.に対応する番地X67.の常開制御要
素「→ト」が閉を意味する内容「1」となり、キープが
解除され、Ko。、番地の常閉制御要素「→ト」が閉を
意味する内容「1」。
Koot番地の常開制御要素r ()−Jが開を意味す
る内容「0」となる。
一方、単独で動作を実行させる場合には、スイッチX。
7.をオンすると、スイッチX0,3に対応するX07
1番地の常開制御要素「→ト」が閉を意味する内容「1
」となる。そこで、操作盤24のブツシュボタン形式の
スイッチX。1゜をオンすると、このスイッチX。1゜
に対応する番地x01゜の常開制御要素r −1)−J
が閉を意味する内容「1」となり、ソレノイドY、l、
1がオンする。これによって、シリンダロッド19が進
出し、リミットスイッチX。ff12がオフし、2秒後
にリミットスイッチX。。、がオンする。なお、スイッ
チXat。の操作を解除すると、ソレノイドY0゜1は
オフする。
次に、操作盤24のブツシュボタン形式のスイッチX、
、12をオンすると、このスイッチx01.に対応する
番地X。1.の常開制御要素「→ト」が閉を意味する内
容「1」となり、ソレノイドY。。3がオンする。
これによって、シリンダロッド22が進出し、リミット
スイッチX0゜、がオフし、2秒後にリミットスイッチ
X。。3がオンする。なお、スイッチX。1゜の操作を
解除するとソレノイドY。113はオフする。
リミットスイッチXfl。1、xo。3に対応するXo
。1番地、xnai番地の常開制御要素「→ト」が閉を
意味する内容「1」となる。ここで、何らかの作業が行
われ、作業完了信号が入力され・ると、番地X。21の
常開制御要素が閉を意味する内容「1」となり、に0゜
1番地の応答制御要素r○」がオンを意味する内容「1
」となり、Ko。1番地の常開制御要素「→ト」が閉を
意味する内容「1」となって、表示ランプY0゜6に対
応する番地Y。。6の応答制御要素「O」がオンを意味
する内容「1」となって、表示ランプY0゜6が作業完
了を表示する。
その後、操作盤24のスイッチX013をオンすると、
このスイッチX。13に対応する番地X013の常開制
御要素「−Iト」が閉を意味する内容「1」となり、ソ
レノイドY。0.がオンする。これによって、シリンダ
ロッド22が後退し、リミットスイッチX0゜3がオフ
し、2秒後にリミットスイッチX0゜、がオンする。な
お、スイッチX0□3の操作を解除するとソレノイドY
0゜、はオフする。
最後に、操作盤24のスイッチX011をオンすると、
このスイッチx01、に対応する番地X011の常開制
御要素「→ト」が閉を意味する内容「1」となり、ソレ
ノイドY。、2がオンする。これによって、シリンダロ
ッド22が後退し、リミットスイッチX。。
、がオフし、2秒後にリミットスイッチX0゜、がオン
する。
このシーケンサ−のシミュレーションを行なう場合には
、実際には、操作盤24、リミットスイッチX。I11
〜X0゜いソレノイドY0゜1〜Y0゜、は接続されて
いないので、そのリミットスイッチX、。1〜X0゜い
ソレノイドY0゜1〜Yo。4の動作に対応する情報を
入力する必要がある。そのシーケンス動作に対応する情
報をパーソナルコンピュータ本体10に与えるために、
キーボード11を用いて第6図に示すタイムチャートデ
ータをあらかじめ入力する。
この第6図において、先頭の情報「Y、、l、、〜Y0
゜4」はオンとなるソレノイドを示し、2番目の情報r
 3 posJ、r 2 pos Jはそのソレノイド
の形式を示し、3番目の情報「xo。1〜X o a 
−Jはオフとなるリミットスイッチを示し、4番目の情
報「2」は2秒を意味し、5番目の情報rx0゜、〜X
 o a 4Jはオンとなるリミットスイッチを示し、
6番目の情報rYo、1〜Y o O4Jは対になって
いるソレノイドを意味している。
パーソナルコンピュータ本体10は、この第6図に示す
ような実際の機械のシーケンス動作を表すタイムチャー
トデータとラダー図に基づき実行すべきシーケンス制御
の情報とが入力されると、シミュレーションすべきプロ
グラムを確立する。
実際の機械の場合、初期状態では、リミットスイッチX
。+12、X、。4がオンであるので、これと同じ条件
を作り出すために、パーソナルコンピュータ本体10に
は、キーボード11からそのリミットスイッチx6゜7
、xo。、に対応する番地X。。7、xo。。
の常開制御要素「→ト」に初期値として閉を意味する内
容「1」を入力しておくものである。
ランプスイッチ配設盤13には、第8図に示すようにス
イッチ「S」とランプrLJとがマトリックス的に配設
されている。ランプrLJはソレノイド等の応答制御要
素に対応させ設けられ、スイッチr S Jはリミット
スイッチ等の制御要素に対応させて設けられている。そ
のスイッチ「S」の選択、ランプrLJの選択、その番
地の変更はボタンA、〜A1によって行われる。
たとえば、第8図には、第1列目に応答制御要素rY、
。]、第2列目に応答制御要素rK、。」が表示されて
いるが、ボタンA1を操作することにより、第1列目の
応答制御要素「Yo。」を他の応答制御要素「Ro。」
に変更することができる。また、ボタンA1を操作する
ことにより、その応答制御要素ry、。」の番地「00
」を他の番地、たとえば、rlOJに変更することもで
きる。このように構成することにより、限られた個数の
ランプ「L」、スイッチrsJを各種の制御要素に対応
させることが可能となる。なお、パーソナルコンピュー
ター、本体10とスイッチランプ配設盤13とはシリア
ルに接続され1時分割で情報の授受が行われるようにな
っており、配線接続の簡略化が図られている。
次に、スイッチランプ配設盤13を用いてのシュミレー
ションの一例を説明する。
今、仮りに、サイクルに対応するスイッチx、。
。(符号S、)をオンすると、このスイッチx0.。
に対応する番地の常開制御要素「→トJが開を意味する
内容「1」となる0番地x0゜、の常開制御要素「→ト
」には初期値として閉を意味する内容「1」が入力され
ているので、ソレノイドY0.1に対応する番地Y0゜
、の応答制御要素[O」がオンを意味する内容「1」と
なり、ソレノイドYI、。、に対応するランプ(Ll)
が点灯し、シリンダーロッド19の進出を意味するシュ
ミレーションが実行される。
パーソナルコンピュータ本体10は、ランプL1が点灯
すると、タイムチャートデータに基づいてリミットスイ
ッチx0゜、に対応する番地x0゜、の常開制御要素「
@ト」を開を意味する内容rOJにすると共に、2秒後
にリミットスイッチX。olに対応する番地X。。□の
常開制御要素r 4トJを閉を意味する内容「1」にす
る。この番地x0゜、の常開制御要素「−lト」が開を
意味する内容「0」になると原位置を表示するランプY
0゜、に対応する番地Y0゜、の応答制御要素「○」が
オフを意味する内容「0」となり、ランプY。、5に対
応するランプLSが消灯する。
次に、番地X。。1の常開制御要素「→ト」を閉を意味
する内容「1」になると、ソレノイドY。n4に対応す
る番地Y。4の常閉制御要素「うト」は閉を意味する内
容「1」であるので、番地Y。。、の応答制御要素「O
Jがオンを意味する内容「1」となり、ソレノイドY0
゜3に対応するランプL3が点灯し、シリンダーロッド
22の進出のシュミレーションが実行される。パーソナ
ルコンピュータ本体10はランプL、が点灯すると、タ
イムチャートデータに基づいて、リミットスイッチx0
゜、に対応する番地X。+14の常開制御要素「(ト」
を開を意味する内容「0」にすると共に、2秒後に、リ
ミットスイッチX。。、に対応する常開制御要素r→ト
」を閉を意味する内容「1」とする。
番地X。。1、xo。3の常開制御要素「→ト」が双方
とも閉を意味する内容「1」のときに、何らかの作業が
行われ、xo、1番地のスイッチS、を用いて作業完了
信号に相当するものをパーソナルコンピュータ本体10
に入力すると、Xot、番地の常開制御要素「→ト」が
閉を意味する内容「1」となる。
すると1番地に0゜1のキープを意味する応答制御要素
「O」がオンを意味する内容「1」となり、番地に0゜
、に対応するランプL I fJ<点灯する。
その番地K。ll□の応答制御要素「O」がオンを意味
する内容「1」となると、番地に0゜1の常開制御要素
「→ト」が閉を意味する内容「1」となり。
作業完了を表示するランプY。、6に対応する番地Ya
asの応答制御要素rO」の内容が「1」となり、番地
Y。06のランプL6が点灯する。
ここで、番地に、、1の常開制御要素「→ト」が閉を意
味する内容「1」のとき、番地に0゜、の常閉制御要素
「→F−Jは開を意味する内容rOJである。
よって、ソレノイドY。。、に対応する番地Y。、□の
応答制御要素「○」がオフを意味する内容「0」となる
。また、ソレノイドY。。、に対応する番地Y o、1
の応答制御要素「O」もオフを意味する内容「0」とな
る。であるから、番地Y。。1、番地Y n03の常閉
制御要素「→ト」は、開を意味する内容「0」から閉を
意味する内容「1」になる。また、ソレノイドY0゜1
、Y、、3に対応するランプL8、L3は消灯する。
番地Y。。、の常閉制御要素「→ト」が閉を意味する内
容「1」となると、番地x0゜1の常開制御要素「→ト
」が閉を意味する内容「1」であるので、ソレノイドY
。I、4に対応する番地Y0゜4の応答制御要素「○」
がオンを意味する内容「1」となり、番地Y0゜、のラ
ンプL4が点灯する。これにより、ソレノイドY。。4
に対応する番地Y、、4の常閉制御要素「→ト」は開を
意味する内容[0」となる0番地Y0゜、応答制御要素
「○」の内容が「1」になると、シリンダロッド22の
後退シュミレーションが実行される。パーソナルコンピ
ュータ本体10はランプL4が点灯すると、タイムチャ
ートデータに基づいてリミットスイッチX0゜、に対応
する番地X0゜3の常開制御要素「→ト」を開を意味す
る内容「0」にすると共に、2秒後にリミットスイッチ
X。04に対応する番地X0゜、の常開制御要素「→ト
」を閉を意味する内容「1」とする。すると、番地Y0
゜1の常閉制御要素「→←」が閉を意味する内容「1」
であるので、ソレノイドYa112に対応する番地Y0
゜、の応答制御要素「O」がオンを意味する内容「1」
となる。これによって、ソレノイドY、0.に対応する
ランプL、が点灯し、シリンダーロッド19の後退シュ
ミレーションが実行される。
パーソナルコンピュータ本体10はランプL、が点灯す
ると、タイムチャートデータに基づいて、リミットスイ
ッチX0゜1に対応する番地x0゜、の常開制御要素「
→ト」を開を意味する内容「o」にすると共に、2秒後
にリミットスイッチxfl。、に対応する番地X0゜、
の常開制御要素「→ト」を開を意味する内容r1」にす
る、これによって、第4図に示すような一連のシーケン
ス動作に対応するシュミレーションが自動的に行われる
一方、単独でシュミレーションを行なう場合には、スイ
ッチランプ配設盤13のスイッチXa2.をオンし、ス
イッチランプ配設盤13のスイッチX。□。、X ol
l、 X、1.、 X、13を用いる。この単独のシュ
ミレーションについては、その詳細な説明を省略する。
ところで、制御弁(以下、ソレノイドという)の形式に
は各種のものがある。演算プログラムに基づいてシュミ
レーションを行なわせるためには、そのソレノイドの形
式に対応させてプログラムを作成しなければならない。
たとえば、第9図は、スプリングリターンタイプの制御
弁24を示すもので、25はシリンダ、26はシリンダ
ロッドである。この制御弁24はソレノイドY0がオン
すると、矢印方向へ駆動されて、そのソレノイドY。が
オンしている間、その位置を維持するが、ソレノイドY
、がオフするとスプリング27によって元の位置に復帰
する。そして、この第9図に示すリミットスイッチX□
、XoはソレノイドY、がオンすると、リミットスイッ
チX、がオフとなり、ソレノイドY。のオンが2秒以上
継続するとリミットスイッチX、がオンとなる。そして
、ソレノイドY0がオフすると、リミットスイッチX0
はオフとなり、2秒後にリミットスイッチX□がオンと
なる。この関係を第10図に表として示す。
第11図は、そのリミットスイッチx1、xo、ソレノ
イドY。の関係をグラフ化して示したものであり、ソレ
ノイドY、が区間「0〜3」、「6〜7」、rA−DJ
、rE〜」でオンとなったとする。
なお、この図において1区間の間隔は1秒単位であり、
この図は、ソレノイドY0はオンとなってから3秒後に
オフし、6秒後にオンして7秒目に再びオフし、そして
100秒目再びオンし、133秒目オフしそれから1秒
後に再びオンすることを意味している。
リミットスイッチ入工はソレノイドY。のオンと共にオ
フとなる。リミットスイッチX0は2秒後にオンし、3
秒目にソレノイドY0がオフとなるのでオフとなる。リ
ミットスイッチX1はソレノイドY0がオフしてから2
秒後の5秒目にオンとなる。ソレノイドY0が6秒目に
オンして7秒目の間は、シリンダロッド26が進出して
もリミットスイッチx0に係合するにまで至らないので
、リミットスイッチX0はオフのままである。一方。
リミットスイッチX1はソレノイドY。が6秒目にオン
すると、シリンダロッド26との係合が解除されるので
、オフとなる。そして、リミットスイッチx1はソレノ
イドY0がオフして1秒後に再びオンとなる。これは、
途中まで進出したシリンダロッド26が後退して再びリ
ミットスイッチX1に係合するからである。ソレノイド
Y0が100秒目オンすると、リミットスイッチX1は
再びオフする。
そして、それから2秒後にリミットスイッチX。
がオンする。ソレノイドY0が13秒目にオフするとリ
ミットスイッチx0がオフする。そして、14秒目にソ
レノイドY11がオンすると、リミットスイッチx0は
それから1秒後に再びオンする。
この関係を折線を用いて表すと、符号Φで示すようなも
のとなる。この第11図を参照しつつシュミレーション
を行なうための演算プログラムを作成する。
第12図はこのようなシュミレーションを行なうための
演算プログラムを作成するためのパッド図である。
まず、ソレノイドY0がオンであるかオフであるか否か
の判断を行なう(P、)、ソレノイドY。
がオンである場合には、タイマー判断P、を行なう。こ
のタイマー判断P、においては、ソレノイドY0の通算
オン時間が2秒に等しいか、2秒以下であるかを判断す
る。ソレノイドY、の通算オン時間が2秒に等しいとき
には、リミットスイッチX。をオンにする処理を行ない
(P3) 、かつ、リミットスイッチx1をオフにする
処理を行なう(P5)。
ソレノイドYI、の通算オン時間が2秒以下の時には、
「+IJの計時処理を行ない(Pl)、かつ、リミット
スイッチX1をオフにする処理を行なう (P、)。
たとえば、第11図に示す時刻rOJでソレノイドがオ
フからオンになったとすると、まず、P工においてソレ
ノイドY0オンと判断される。このソレノイドY0がオ
ンとなった直後は、2秒経っていないからP2において
、2秒以下と判断され、Plにおいて、r+IJの計時
処理が行われ、かつ、P、においてリミットスイッチ入
1オフの処理が行われ、2秒経つと、再びPlにおいて
ソレノイドY0オンと判断され、P、において2秒と判
断され、リミットスイッチX0=オンの処理が実行され
る(P3)。
これによって、ソレノイドY、がオンすると、リミット
スイッチx1がオフし、それから2秒後にリミットスイ
ッチx0がオンするというシュミレーションが実行され
る。
ソレノイドY0がオフのときには、タイマー判断P6を
行なう、このP、においては、ソレノイドYl、の通算
オン時間がrOJに等しいか、それ以上であるかを判断
する。ソレノイドY0の通算オン時間が「0」に等しい
ときには、リミットスイッチ入工をオンにする処理を行
ない(P、) 、がっ、リミットスイッチX、をオフに
する処理を行なう(P、J)。一方、ソレノイドY0の
通算オン時間が「0」よりも大きいときには、「−1」
の計時処理を行ない(ps)−かっ、リミットスイッチ
X0をオフにする処理を行なう(P、)。
たとえば、第11図において、3秒後にソレノイドY。
がオフになったとすると、まず、P、においてソレノイ
ドY0オフと判断される。このソレノイドY0がオフと
なった直後は、2秒経っていないからP6において、2
秒以上と判断され、P、において、「−1」の計時処理
が行われ、次に、P、においてリミットスイッチX0が
オフの処理が行われ、2秒経つと、再びPlにおいてソ
レノイドY、オフと判断され、P6において2秒と判断
され。
リミットスイッチX0=オンの処理が実行される(P7
)。
これによって、ソレノイドY0がオフすると、リミット
スイッチx0がオフし、それから2秒後にリミットスイ
ッチX1がオンするというシュミレーションが実行され
る。
すなわち、第10図に示すように、制御すべきソレノイ
ドの番号と、その形式と、オフになるリミットスイッチ
、オンとなるリミットスイッチ、オンとなるまでの時間
をパーソナルコンピュータ本体10にタイムチャートデ
ータとして与えておけば、シュミレーションが実行され
る。
次に、第13図〜第16図を用いて2 pos形式のソ
レノイドの演算プログラムについて説明する。
この2 pos形式のソレノイドの場合、ソレノイドY
0がオンすると、矢印方向に駆動され、リミットスイッ
チx1がオフし、2秒後にリミットスイッチx0がオン
し、ソレノイドY0がオフとなってもこの状態が維持さ
れる。そして、ソレノイドY0がオフで、ソレノイドY
1がオンとなると、すミツトスイッチx0がオフし、2
秒後にリミットスイッチ入工がオンし、ソレノイドY1
がオフとなってもこの状態が維持される。この関係が第
14図に表として示されている。
第15図は、そのリミットスイッチX、、X□、ソレノ
イドY0、Yユの関係をグラフ化して示したものであり
、ソレノイドY0が区間「O〜1」、「9〜10」。
「13〜14J、 r17〜18」、ソレノイドY1が
区間「4〜8」、「10〜11」、「12〜13」、「
17〜18」、「21〜22」でオンとなったとする。
この図は、ソレノイドY0はオンとなってから1秒後に
オフし、9秒目、13秒目、 17秒目にオンしてすぐ
にオフになることを意味し、一方、ソレノイドY1は4
秒目にオンしてから8秒後にオフになり、その後、10
秒目、12秒目、17秒目にオンしてすぐにオフになり
、21秒目にオンして1秒後にオフになることを意味し
ている。
リミットスイッチX1は、ソレノイドY。のオンと共に
オフする。リミットスイッチX。は2秒後にオンする。
ソレノイドY2が4秒目にオンするとリミットスイッチ
X0はオフする。リミットスイッチ入工はそれがら2秒
後の6秒目にオンする。
ソレノイドY0が9秒目に再びオンするとリミットスイ
ッチX1はオフする。しかし、ソレノイドYLが10秒
目にオンするので、途中まで進出したシリンダーロッド
22が再び元の方向に戻る動作となり、リミットスイッ
チX1は11秒目に再びオンとなる。ソレノイドY0は
13秒目に再びオンとなる。これによって、リミットス
イッチX1は再びオフする。一方、リミットスイッチx
0はソレノイドY。が13秒目にオンとなってから2秒
後にオンとなる。17秒目には、ソレノイドY。、Yl
が共にオンとなっているが、これは異常と判断し、論理
的には無視する。21秒目にソレノイドY1がオンする
と、リミットスイッチX。はオフとなる。
一方、リミットスイッチX1はそれから2秒後にオンと
なる。この関係を折線を用いて表すと、符号Φ′で示す
ようなものとなる。
この第15図を参照しつつシュミレーションを行なうた
めの演算プログラムを作成する。
第16図はこのようなシュミレーションを行なうための
演算プログラムを作成するためのパッド図である。
まず、ソレノイドY、がオンであるかオフであるかの判
断を行なう(P工)。ソレノイドY1がオンのときには
ソレノイドY、がオンであるかオフであるか否かの判断
を行なう(p−)−P、において、ソレノイドY□がオ
ンのときには異常の処理を行なう(p3)−Plにおい
て、ソレノイドY1がオフであると、ソレノイドY0キ
ープオン、リミットスイッチx1=オフの処理を行なう
(Pl) 。
たとえば、時刻rOJでソレノイドY、がオンすると、
通常、p□、P7、Plの処理が行われる。
ソレノイドY0がオフのときにもソレノイドY。
がオンであるかオフであるか否かの判断を行なう(ps
)−ソレノイドY1がオンのときは、ソレノイドY0キ
ープを解除すると共に、リミットスイッチXI、をオフ
にする処理を行なう(ps) −次に、ソレノイドY。
キープがオンであるかオフであるかの判断を行なう(P
7)。PlでソレノイドY0がキープされている場合に
は、タイマー判断P、を行なう。このP、においては、
ソレノイドY0がオンして2秒経過したか否かを判断す
る。
ソレノイドYl、がオンして2秒経過しているときには
、リミットスイッチX、をオンにする処理を行なう(P
、)、ソレノイドYllがオンして2秒経過していない
ときには、r−+IJの計時処理を行なう(Pl。)、
シたがって、時刻「0」において、ソレノイドY0がオ
ン、リミットスイッチXユがオフしてから2秒経過する
とリミットスイッチx0がオンする。ソレノイドY0キ
ープがオフのときにはタイマー判断P□1を行なう。こ
のP工、においては、ソレノイドY0がオフして2秒経
過したか否かを判断する。ソレノイドY1がオフして2
秒経過していないときには、Pl、において「−1」の
計時処理を行なう。ソレノイドY0がオフして2秒経過
しているときにはPl、においてリミットスイッチX1
をオンする処理を行なう。
1秒目にソレノイドY。がオフし、4秒目にソレノイド
Y1がオンすると、P□、P8、P、の処理が実行され
、ソレノイドY0のキープが解除されると共に、リミッ
トスイッチX0がオンされる。
すると、P、においてソレノイドY0キープオフと判断
され、「−1」の計時処理がなされ(p 1− )2秒
経過するとリミットスイッチx1がオンされる(FLY
)。
次に、第17図〜第20図を用いて3 pos形式のソ
レノイドの演算プログラムについて説明する。このソレ
ノイドはソレノイドY0、Y□が共にオフのときには、
中立位置にあり、ソレノイドY、がオンすると矢印方向
に駆動され、オフすると中立位置に復帰し、ソレノイド
Y1がオンすると矢印方向と反対方向に駆動され、オフ
すると中立位置゛に復帰する。
一方、リミットスイッチX0、XlとソレノイドY0、
Ylとの関係は第18図に示すようなものとなる。この
ソレノイドY。、Y□による場合、第19図に示すよう
に、ソレノイドY0が8秒目でオンして9秒目でオフす
ると、そのオフした時点で中立位置にソレノイドが復帰
するから、シリンダロッド19が進出途中で停止する。
100秒目ソレノイドY0が再びオンすると、シリンダ
ロッド19が矢印方向に駆動されるから、それから1秒
後にリミットスイッチX0がオンするようなことが起き
る。
このようなことを考慮して、パッド図を作成すると第2
0図に示すものとなる。
まず、P□において、ソレノイドY0がオンであるか否
かの判断を行なう、ソレノイドY0がオンである場合に
は、ソレノイドY1がオンであるが否かの判断を行なう
(P2)−ptにおいてソレノイドYユがオンであると
きには、異常と判断する(p3)−ptにおいてソレノ
イド子工がオフのときにはタイマー判断P4を行なう。
P4においてソレノイドY1がオフして2秒を経過して
いるときにはP、においてリミットスイッチX0をオン
にすると共に、リミットスイッチX□をオフする処理を
行なう(P4’)、p、においてソレノイドY1がオフ
して2秒を経過していないときにはP6において「+1
」の計時処理を行なうと共に、リミットスイッチX1を
オフする処理を行なう(P4N。
ソレノイドY0がオフのときにはソレノイド子工がオン
であるか否かの判断を行なう(P7) 、ソレノイドY
1がオンのとき、P、においてソレノイドY1がオンし
て2秒経過したか否かを判断する。
2秒以上のときには、リミットスイッチx1をオンする
処理を行なう(P、’)を行なうと共に、リミットスイ
ッチx0をオフする処理を行なう(P。
′)、2秒以下のときにはP、において「−1」の計時
処理を行なうと共に、リミットスイッチx0をオフする
処理を行なう(Ps’)。
このように、ソレノイドの構造に合わせて演算プログラ
ムを作成しておくことにより、タイムチャートデータに
基づいてシュミレーションを実行することができる。
なお、パーソナルコンピュータ本体11のメモリーへの
格納、フロッピーディスクメモリーへのデータの格納を
考慮すると、第21図に示すように、先頭にシーケンス
ブロックスタートSBSを設け。
その内容を順番に配置し1次にブランチブロックスター
トBBSを設けてその内容を配置し、その次にタイムチ
ャートデータTCDSを設け、順にその内容を配置して
、キーボード11を用いて入力するのが便利である。
また、シュミレーション終了後は、第5図に示すように
、ラダー図と共に、タイムチャートデータをプリンター
12によって打ち出せるようにプログラムしておけば、
後日、動作記録の確認の際に便利である。
発明の効果 本発明は、以上説明したように、実際の機械のシーケン
ス動作に対応する動作情報をデータとして入力して一連
のシーケンス動作のシュミレーションを行なうものであ
るから、シュミレーション操作が容易になるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシーケンサ−のシュミレーション
装置の概略構成を示す図、 第2図、第3図は実際の機械に配設されているリフター
装置、クランプ装置の模式図、第4図は実際の機械の動
作状態を示す図、第5図は第4図に示す動作状態を実現
するためのラダー図、 第6図はタイムチャートデータ。 第7図は実際の機械の操作盤を示す模式図、第8図は第
1図に示すスイッチランプ配設盤の詳細図。 第9図〜第12図は1 pos形式のソレノイドの演算
プログラムを作成するための説明図。 第13図〜第16図は2 pos形式のソレノイドの演
算プログラムを作成するための説明図、第17図〜第2
0図は3pos形式のソレノイドの演算プログラムを作
成するための説明図、第21図はシーケンスデータ、タ
イムチャートデータのデータ構造の一例を示す図、 第22図は従来のシーケンサ−のシュミレーション装置
の概略構成を示す図、 第23図はそのシーケンス制御の一例を示すラダー図で
ある。 10・・・パーソナルコンピュータ本体11・・・キー
ボード 13・・・スイッチランプ配設盤 14・・・ラダー図、 15・・・タイムチャートデータ 第1図 第2図 第3図 第4図 I Oポ、トからの充了信号 第6図 先頭 第 7 図 第13図 第16因 第17因 1日 第18図 第19図 第20図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シーケンス制御を行なうための演算プログラムが
    組み込まれ、ラダー図に基づき実行すべきシーケンス制
    御の情報がデータとして入力されると共に、実際の機械
    のシーケンス動作に対応する動作情報がデータとして入
    力されて実行すべき一連のシーケンス動作をシュミレー
    ションしてその結果を出力する演算手段と、 該演算手段に一連のシーケンス動作のシミュレーション
    を行なわせるために各制御要素に対応させて設けられた
    スイッチ群と、 前記スイッチ群の各操作に応答する各応答制御要素に対
    応させて設けられたランプ群とからなることを特徴とす
    るシーケンサーのシミュレーション装置。
JP63079212A 1988-03-31 1988-03-31 シーケンサーのシュミレーション装置 Expired - Lifetime JPH0789284B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9740185B2 (en) 2013-04-12 2017-08-22 Mitsubishi Electric Corporation Peripheral device for programmable controller and debug support program

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62210510A (ja) * 1986-03-11 1987-09-16 Fanuc Ltd プログラマブルコントロ−ラのシミユレ−タ
JPS62262107A (ja) * 1986-05-08 1987-11-14 Mitsubishi Electric Corp エミユレ−タ用pioシミユレ−タ装置
JPH01173109A (ja) * 1987-12-28 1989-07-07 Haitetsuku Seiko Kk シーケンサ用プログラムのシミュレーション装置

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