JPH0789264A - 受付カード - Google Patents

受付カード

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JPH0789264A
JPH0789264A JP5261943A JP26194393A JPH0789264A JP H0789264 A JPH0789264 A JP H0789264A JP 5261943 A JP5261943 A JP 5261943A JP 26194393 A JP26194393 A JP 26194393A JP H0789264 A JPH0789264 A JP H0789264A
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JP
Japan
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card
information display
reception card
reception
recording medium
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Pending
Application number
JP5261943A
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English (en)
Inventor
Shige Hashimoto
樹 橋本
Katsuhisa Hamano
克久 浜野
Yoshihiro Hieda
嘉弘 稗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明の受付カードは、支持体の少なくとも
一方の面に、書き換え可能な情報表示部が設けられてい
る。情報表示部は樹脂母材および有機低分子を含有する
可逆性感熱記録媒体、あるいは樹脂母材中にロイコ化合
物および顕減色剤を配合した可逆性感熱記録媒体である
のが好ましい。また、この受付カードを用いた受付方法
である。 【効果】 本発明の来客整理用の受付カードは、外観、
取り扱い性に優れており、しかも繰返して使用すること
ができるため、コスト低減に大きく寄与し、資源保護の
見地からも好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種公共機関、店舗の受
付窓口にて来客の整理用の用いられる受付けカードに関
する。
【0002】
【従来の技術】銀行、郵便局、市役所などの各種手続き
窓口や、入場券、指定席券、旅券などの購入、申請の窓
口は受付け時間が限られており、しばしば混雑して長時
間にわたり来客を待たせることがある。またスペースに
ゆとりのない場所で、多数の来客が列を作って待機する
と、他の来客に非常な迷惑となる。このような問題を解
消するために、受付け順序を示す番号札や、受付け順
序、受付け日などを感熱方式にてプリントアウトした受
付けシートを来客に渡すことが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在使
用されている番号札は通常ディスペンサーにかからない
ため人手によって手渡す必要があり、また受付け日が記
入されていないため後日使用されてトラブルが生じやす
い。感熱方式のシートを用いた場合は、使い捨てのため
安価な感熱紙などが用いられ、基材が貧弱で使用者に好
感を持たれないだけでなく、使い捨てにされることから
資源保護の見地からも好ましくない。
【0004】本発明の目的は、このような課題を解決す
ることのできる再使用可能な来客整理用受付カードを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持体の少な
くとも一方の面に、書き換え可能な情報表示部を設けて
なる受付カードを提供するものである。特に本発明は、
情報表示部が樹脂母材および有機低分子を含有する可逆
性感熱記録媒体からなる受付カードおよび、情報表示部
が樹脂母材中にロイコ化合物および顕減色剤を含有する
受付カードを提供するものである。さらに、この受付カ
ードを来客整理用として用いる方法を提供するものであ
る。
【0006】本発明の受付カードの感熱層は、サーマル
ヘッドなどの加熱記録装置を用いて情報表示部に番号、
日付など視覚的な記録を行うことができる。また、同じ
装置を用いて記録を消去して再記録を行う書き換え、情
報の更新が可能である。
【0007】図1は本発明の受付カードの一具体例を示
す正面図である。受付カード1は、適度の強度と厚さを
備えた支持体2および、この支持体2の表面の一部に設
けられた可逆性感熱記録媒体よりなる情報表示部3から
なる。支持体2の他の部分は恒久的な印刷4がなされて
いる。カード本体である支持体2はプラスチック、合成
樹脂など適度の強度を有する材料により作成される。
【0008】したがって、来訪者はまずカードディスペ
ンサーより受付け番号や受付け日、受付け時間など必要
な情報を記録したカードを受取り、後部シートなどで待
機する。受付け番号や受付け日、受付け時間などの情報
の記録には、サーマルヘッドやホットスタンプなど公知
の加熱手段が用いられる。このカードに記入すべき情報
は概して少量であり、ホットスタンプでも十分に必要な
情報を記入しうる。窓口ではLED表示などにより現在
の受付け番号を表示し、受付けが進んだ場合にはこの表
示を更新するとともにアナウンスを行う。これにより待
機していた人は順次窓口に行き手続きを行う。カードは
窓口にて回収し保管する。通常、1日の受付の終了後、
カードが不足した場合には適宜一括して情報表示部の消
去を行う。消去はサーマルヘッドやホットスタンプを使
用してもよいが、通常は恒温槽やヒートロールなどが好
ましい。
【0009】以下に、情報表示部が(A)樹脂母材およ
び有機低分子物質からなる記録媒体である場合と、
(B)ロイコ染料を含有する感熱記録媒体である場合の
各々について詳細に説明する。
【0010】(A)樹脂母材および有機低分子物質から
なる記録媒体 この媒体による情報表示部の画像の形成及び消去は、温
度による感熱層の可逆的な透明度変化を利用するもので
ある。図2は可逆性感熱記録材料の透明−白濁の変化を
示す説明図である。すなわち、この記録材料はある温度
(t1〜t1′)では透明状態を示し、また温度
(t1′)以上では白濁状態を示す。したがって、初期
状態を透明状態にし、サーマルヘッド(t1′)以上の
温度を加えることによりその部分を白濁化し、文字、模
様を記録する。記録層への加熱方法はサーマルヘッドが
好ましい。また、初期状態を白濁状態とし、サーマルヘ
ッドで(t1〜t1′)の温度を加えることによりその部
分を透明化させて記録してもよい。これらの消去に際し
ては、前者の場合は(t1〜t1′)、後者の場合
(t1′)以上の温度を熱ロール、サーマルヘッドなど
によって加えればよい。
【0011】本発明受付カードの感熱記録媒体に使用さ
れる樹脂母材は、有機低分子物質を均一に分散保持した
層を形成し、最大透明時の透明度に大きく影響する。こ
のため樹脂母材は透明性がよく、機械的に安定で、かつ
成膜性のよい樹脂が好ましい。このような樹脂としては
例えば、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重
合体、塩化ビニル−アクリレート共重合体等の塩化ビニ
ル系共重合体;ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデン−
塩化ビニル共重合体、塩化ビニリデン−アクリロニトリ
ル共重合体等の塩化ビニリデン系共重合体;ポリビニル
ホルマール、ポリビニルブチラール等のポリビニルアセ
タール系樹脂、ポリアクリレート、ポリメタクリレー
ト、アクリレート−メタクリレート共重合体等のアクリ
ル樹脂;ポリエステル、ポリスチレン、スチレン−ブタ
ジエン共重合体、ポリアリレート、ポリカーボネート、
ポリスルホン、芳香族ポリアミド、フェノキシ型樹脂、
セルロース系樹脂などが挙げられる。これらの母材樹脂
は単独で、あるいは二種以上を混合して用いることがで
きる。
【0012】次に、有機低分子物質としては、パルミチ
ン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸などの
炭素数16以上の高級脂肪酸、及びそのエステル化合
物、12−トリコサノン、18−ペンタトリアコンタノ
ンなどのケトン化合物、ベヘニルアルコールなどの高級
アルコール、及びそのエステル化合物などが用いられ
る。また、表示部が透明化する温度領域を拡大するた
め、前記の第1の有機低分子物質に更に第2の他の有機
低分子物質を添加するのが好ましい。かかる第2成分と
しては、2,2´−ジカルボキシジエチルスルフィド
(チオジプロピオン酸)などのスルフィド、セバシン酸
などの脂肪族飽和ジカルボン酸、エチレンビスカプリン
酸アマイドなどのアマイド化合物、ジフェニルメタンビ
スラウリル尿素などの尿素化合物が挙げられる。
【0013】前記第1の有機低分子物質と第2の有機低
分子物質との配合割合は重量比で99:1〜50:50
であるのが好ましい。この範囲より第2成分が少ないと
透明温度幅が拡大せず、一方、多いとコントラストが著
しく低下する。
【0014】更に、これら有機低分子物質の樹脂母材に
対する配合量の総計は、樹脂母材100重量部に対して
5〜100重量部であるのが好ましい。有機低分子物質
の配合量がこれより少ないとコントラストが低下し、一
方、多いと成膜性が低下し共に好ましくない。
【0015】本発明の感熱記録媒体を調製するには、一
般に、樹脂母材及び有機低分子物質の二成分を溶解した
溶液を調製するか、又は有機低分子物質のうち少なくと
も1種を溶解しない溶剤を用いて樹脂母材の溶液を調製
し、これに有機低分子物質を微粒子状に分散し、さらに
高沸点溶剤を溶解した分散液を調製する。ついで、これ
らを前記の支持体上の一部に塗布し、乾燥して情報表示
部を形成する。
【0016】感熱記録媒体の調製液の塗布にあたって、
更に調製液に増粘剤等、適当な添加剤を加えてもよい。
塗工方法については何ら制限はなく、バーコータ、ブレ
ードコータ、エアーナイフコータ、グラビアコータ、キ
スコータ、ファンテンコータ、ファンテンリバースコー
タ等の各種塗工機を用いることができる。
【0017】調製液に用いられる溶剤は、母材及び有機
低分子物質の種類によって種々選択されてよいが、例え
ばテトラヒドロフラン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン、クロロホルム、四塩化炭素、エタノー
ル、トルエン、ベンゼン等が挙げられる。なお、分散液
を使用した場合だけでなく、溶液を使用した場合も得ら
れる感熱層中では有機低分子物質は微粒子として析出し
分散状態で存在する。
【0018】受付カードの支持体に用いられる材料とし
ては、プラスチック、紙、金属などが挙げられるが、繰
返し使用されるため、ある程度の機械的強度が必要とな
る。特に好ましいものは、可撓性を有するプラスチック
である。また、繰返し印字、消去や運搬に対する耐久性
を有する点で、プラスチックの中でもポリエステルが特
に好ましい。支持体は透明なものを用いてもよいし、い
わゆる白ペットや黒ペットなどと呼ばれる着色基材を用
いてもよい。これらは受付カードの所望のデザインによ
り適宜選択される。厚みは特に制限されないが、通常1
00〜300μm程度のものが好ましい。
【0019】感熱層の膜厚は用途によっても異なるが一
般に1〜50μmであるのが好ましい。感熱層の厚さ
が、これより厚くなるとサーマルヘッドなどからの熱が
伝わりにくくなり、また1μm未満ではコントラスト
(白濁度)が低下し好ましくない。特に2msec以下の高
速のエネルギー印加手段を用いる場合は記録層の厚さは
10μm以下であるのが好ましい。
【0020】可逆性感熱記録層中には、さらに必要に応
じて、滑剤、静電防止剤、可塑剤、分散剤、安定剤、無
機あるは有機の充填剤などの各種添加剤を配合してもよ
い。
【0021】また、記録時、サーマルヘッドなどの加熱
装置から可逆性感熱記録層を保護するため、この記録層
の上にオーバーコート層を設けると感熱層の印字、消色
のリサイクルの耐久性が向上し好ましい。かかるオーバ
ーコート層としてはシリコーン系、アクリル系、フッ素
系、エポキシ系などの有機物質、あるいはSiO2、S
iO、MgO、ZnO、TiO2、Al25、Ta
25、AlNなどの無機物質を用いてもよい。基材に対
して可逆性感熱記録層、オーバーコート層などの各層は
互いに直接に設けてもよく、下引き層を介して間接に設
けてもよい。これらオーバーコートの厚みは0.01〜
10μm、好ましくは0.1〜6μmである。厚みが0.
01μmより小さいとオーバーコート層としての効果が
低く、10μmを越えると感熱性が低下し、記録、消去
のための熱が伝わらず共に好ましくない。
【0022】更に、コントラストが不足する場合には、
支持体と感熱記録層の間に光反射層や着色層を設けても
よい。特に着色層と感熱記録層との間に空気層などの低
屈折率層を設けるとコントラストが向上し好ましい。
【0023】(B)ロイコ染料を含有する感熱記録媒体 ロイコ染料を含有する感熱記録媒体を用いた表示部は熱
エネルギーの与え方を変えることによって書き込み、あ
るいは消去をくり返し行うことができる。すなわち、情
報表示部は、短時間の加熱により発色する。発色に必要
な加熱時間は極めて短く、数ミリ秒〜数十ミリ秒の加熱
でよい。また、この記録層は発色時に比べて長時間の加
熱を行うことにより消色し、1〜数秒程度で消色する。
消色に必要な温度は80〜110℃であり、この温度で
消色すると消え残りはほとんど見られない。なお、この
消色温度より低い温度ではほとんど消色せず、発色情報
は充分に保持される。加熱手段としてはサーマルヘッド
が好適に用いられ、消去手段としてはホットスタンプや
恒温槽、ヒートロールなどが用いられる。
【0024】この表示部は特定の顕減色剤とロイコ化合
物とを必須とする。顕減色剤としては水酸基、或いはカ
ルボキシ基などの酸性基と、アミノ基などの塩基性基を
有する両性化合物を用いることができる。特に記録が自
然消色しないために好ましく用いられる顕減色剤として
は、カルボキシ基或いは水酸基の少なくとも一つを有す
るピリジン誘導体が挙げられ、代表例としてニコチン酸
を挙げることができる。
【0025】前記のロイコ化合物としては、加熱により
発色、あるいは消色する種々の公知のものが使用でき
る。これらロイコ化合物のうち、代表的なものとして
は、例えば、クリスタルバイオレットラクトン(青)、2
−アニリノ−3−メチル−6−ジブチルアミノフルオラ
ン(黒)、2−(2−クロロアニリノ)−6−ジブチルアミ
ノフルオラン(黒)、2−(2−クロロアニリノ)−6−ジ
エチルアミノフルオラン(黒)、2−N,N−ジベンジル
アニリノ−6−ジエチルアミノフルオラン(緑)、6−ジ
エチルアミノ−ベンゾ[a]−フルオラン(赤)等が挙げ
られるが、これらに限定されない。
【0026】ここで、樹脂母材として、水または有機溶
剤に溶解する公知の樹脂類が用いられる。このような樹
脂類としては、例えばポリビニルアルコール、メチルセ
ルロース、エチルセルロース、酢酸セルロース、ニトロ
セルロース、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸
ビニル、飽和ポリエステル、ポリメタクリル酸メチル、
ポリメタクリル酸エチル、ポリウレタン、ポリビニルブ
チラール等の単独、または共重合体を挙げることができ
る。
【0027】感熱記録媒体において、ロイコ化合物の配
合量は顕減色剤1重量部に対し、0.1〜1.5重量部で
あるのが好ましい。ロイコ化合物の配合量がこれより少
ないと十分な濃度が得られず、一方これより多いと消去
が不十分となる。
【0028】また、バインダーの配合量は、顕減色剤1
重量部に対し、5重量部以下であるのが好ましい。5重
量部より多いと十分な濃度が得られない。
【0029】可逆性感熱記録媒体には、さらに必要に応
じて各種の添加剤、充填剤を加え水または有機溶剤など
に溶解、または分散して調製液とし、これを前記と同様
に支持体上へ塗工して情報表示部を形成する。感熱記録
層の層厚は2〜20μmが好ましい。
【0030】
【実施例】つぎに本発明の感熱記録材料を実施例を挙げ
てさらに具体的に説明する。なお以下に部とあるのは重
量部を意味する。
【0031】[実施例1] 組 成 配合量 ステアロン([CH3(CH2162CO) 30部 チオジプロピオン酸 10部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 100部 テトラヒドロフラン 560部 上記溶液をワイヤーバーで金属反射基材(厚さ188μ
mのポリエチレンテレフタレートフィルム上に真空蒸着
法により0.1μm厚のAl層を形成)に塗布し、加熱乾
燥して10μm厚の感熱記録層からなる情報表示部を設
けた。ついでこの上に、アクリル系UV硬化樹脂からな
る1μm厚のオーバーコート層を設けた。さらに前記の
情報表示部を除いて他の部分にパターン印刷を施し、そ
の上に保護層を形成し、所定の形に打ち抜いて受付けカ
ードを作製した。
【0032】[実施例2]実施例1で用いた溶液を用
い、50μm厚の透明ポリエステルフィルム上に乾燥膜
厚10μmとなるように塗布して可逆性感熱記録層を形
成した。その上にアクリル樹脂からなるオーバーコート
層を乾燥膜厚1μmとなるように形成した。
【0033】次に厚み188μmの黒ペット上の情報表
示部以外のところに厚み30μmのアクリル系粘着剤層
が形成されるようにパターン塗装を行った。このフィル
ムの粘着剤層側に前記の可逆性感熱記録体のPETフィ
ルム側を貼り合わせ、更に所定の形に打ち抜いて受付け
カードを作製した。
【0034】[実施例3] A液 クリスタルバイオレットラクトン 10部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂 5部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 10部 B液 ニコチン酸 10部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂 7.5部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 10部 上記A液及びB液をボールミルでそれぞれ5時間分散し
た後、A液1部、B液4部、トルエン1.6部、メチル
エチルケトン0.4部を充分に混合し、塗工液を調製し
た。この塗工液を、厚さ188μmの白色ポリエステル
フィルム上に乾燥膜圧5μmとなるように塗布し乾燥し
た。以後実施例1と同様にパターン印刷以降の処理を行
った。
【0035】記録および消去 実施例1、2についてはホットスタンプ(感熱紙静発色
装置;大倉電気(株)製)を用い、スタンプ温度140
℃、接触時間0.1秒にて記録を行ったところ、鮮明な
白色画像が得られた。また、ヒートローラによりール温
度75℃にて全面消去を行うことができた。
【0036】実施例3についてはサーマルヘッド(印加
電力0.5W/dot、パルス幅2ミリ秒)にて印字し、鮮
明な青色画像を得た。また、恒温層内で110℃にて数
秒間保持し、全面消去を行うことができた。
【0037】何れの場合にも、100回の繰り返し記
録、消去を行っても、画質の低下はなかった。
【0038】
【発明の効果】本発明の来客整理用の受付カードは、外
観、取り扱い性に優れており、しかも繰返して使用する
ことができるため、コスト低減に大きく寄与し、資源保
護の見地からも好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の受付カードの一具体例を示す正面図で
ある。
【図2】可逆性感熱記録材料の透明−白濁の変化を示す
説明図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体の少なくとも一方の面に、書き換
    え可能な情報表示部を設けてなる受付カード。
  2. 【請求項2】 情報表示部がカード表面の一部に設けら
    れ、表面の他の部分に印刷がなされた請求項1記載の受
    付カード。
  3. 【請求項3】 情報表示部が樹脂母材および有機低分子
    を含有する可逆性感熱記録媒体である請求項1記載の受
    付カード。
  4. 【請求項4】 情報表示部が樹脂母材中にロイコ化合物
    および顕減色剤を配合した可逆性感熱記録媒体である請
    求項1記載の受付カード。
  5. 【請求項5】 カード支持体の少なくとも一部に設けら
    れた情報表示部を加熱装置を用いて不均一に加熱して順
    序を示すパターンの表示を行い、このカードを来客に渡
    し、ついでこの来客を順序に従い処理した後カードを回
    収し、カードの表示部を一様に加熱して表示を消去する
    ことを特徴とする受付方法。
JP5261943A 1993-09-24 1993-09-24 受付カード Pending JPH0789264A (ja)

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