JPH05262033A - 記録シート - Google Patents
記録シートInfo
- Publication number
- JPH05262033A JPH05262033A JP4091764A JP9176492A JPH05262033A JP H05262033 A JPH05262033 A JP H05262033A JP 4091764 A JP4091764 A JP 4091764A JP 9176492 A JP9176492 A JP 9176492A JP H05262033 A JPH05262033 A JP H05262033A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- acid
- card
- recording sheet
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明の記録シートは、支持体、支持体上の
片面に設けられた有機低分子と樹脂母剤とを含有する可
逆性感熱記録層、および支持体の他面に設けられた接着
剤層を有する。 【効果】 本発明の記録シートは、繰り返し可視情報を
記録、消去することができ、かつICカード、光カー
ド、磁気カードなどの既存のカードに貼り付けて用いる
ことができる。また、記録シートの感熱記録層の機能が
低下した場合には容易に交換でき、更に表示が不要とな
った時には元のカードに復元可能である。
片面に設けられた有機低分子と樹脂母剤とを含有する可
逆性感熱記録層、および支持体の他面に設けられた接着
剤層を有する。 【効果】 本発明の記録シートは、繰り返し可視情報を
記録、消去することができ、かつICカード、光カー
ド、磁気カードなどの既存のカードに貼り付けて用いる
ことができる。また、記録シートの感熱記録層の機能が
低下した場合には容易に交換でき、更に表示が不要とな
った時には元のカードに復元可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繰り返し可視情報の記
録、消去が可能な記録シートに関する。本発明の記録シ
ートはICカード、光カード、磁気カードなどのカード
に貼りつけて用いられる。
録、消去が可能な記録シートに関する。本発明の記録シ
ートはICカード、光カード、磁気カードなどのカード
に貼りつけて用いられる。
【0002】
【従来の技術】近年、日常生活におけるキャッシュレス
化が進展し、磁気カードを中心とするプリペイドカード
が急速に普及し、さらにICメモリーカードや光メモリ
ーカードも普及しつつある。これらのカードに記録され
た情報の肉眼による確認は、例えばカード処理装置に付
属のディスプレイ上に表示するなどの方法により行われ
ているが、カードの使用者自身はカードに記録されてい
る情報を知ることができないという問題がある。そこで
例えば磁気カードなどの場合は、サーマルヘッドなどの
熱的手段により磁気情報を可視情報として表示するなど
の方式が採用されている。このような磁気カードとして
は、既にハイウエーカード、百貨店、スーパー等のプリ
ペイドカード、JRオレンジカードなどが実用に供され
ている。
化が進展し、磁気カードを中心とするプリペイドカード
が急速に普及し、さらにICメモリーカードや光メモリ
ーカードも普及しつつある。これらのカードに記録され
た情報の肉眼による確認は、例えばカード処理装置に付
属のディスプレイ上に表示するなどの方法により行われ
ているが、カードの使用者自身はカードに記録されてい
る情報を知ることができないという問題がある。そこで
例えば磁気カードなどの場合は、サーマルヘッドなどの
熱的手段により磁気情報を可視情報として表示するなど
の方式が採用されている。このような磁気カードとして
は、既にハイウエーカード、百貨店、スーパー等のプリ
ペイドカード、JRオレンジカードなどが実用に供され
ている。
【0003】しかしながら、ここで用いられている表示
材料は通常記録専用であり、不要になった情報を消去す
ることはできない。従って、記録内容を順次追記してい
くとカード面に記録の余地がなくなり、特に高額なプリ
ペイドカード発行の障害となっている。
材料は通常記録専用であり、不要になった情報を消去す
ることはできない。従って、記録内容を順次追記してい
くとカード面に記録の余地がなくなり、特に高額なプリ
ペイドカード発行の障害となっている。
【0004】このような問題を解決するために、ポリエ
ステル、ポリアミド等の樹脂母材に高級アルコール、高
級脂肪酸等の有機低分子を分散した可逆性感熱記録材料
を感熱記録層として設けた磁気カードが提案されてい
る。かかる可逆性感熱記録材料の画像の形成及び消去
は、異なる温度まで昇温させ常温に戻した時の透明度の
変化を利用するものである。すなわち、ある温度まで昇
温させ常温に戻した時は透明状態を示し、また別の温度
まで昇温させ常温に戻した時は白濁状態を示すものであ
る。記録層への記録方法としてはサーマルヘッドが好適
に用いられ、また消去方法としては熱ロール、ホットス
タンプ、サーマルヘッドなどが好ましい。この記録シー
トを用いれば、不要となった情報は消去され、また別の
情報を書込むことにより同一のシートを繰り返して用い
ることが可能となり、大幅な資源の節約がはかれる。
ステル、ポリアミド等の樹脂母材に高級アルコール、高
級脂肪酸等の有機低分子を分散した可逆性感熱記録材料
を感熱記録層として設けた磁気カードが提案されてい
る。かかる可逆性感熱記録材料の画像の形成及び消去
は、異なる温度まで昇温させ常温に戻した時の透明度の
変化を利用するものである。すなわち、ある温度まで昇
温させ常温に戻した時は透明状態を示し、また別の温度
まで昇温させ常温に戻した時は白濁状態を示すものであ
る。記録層への記録方法としてはサーマルヘッドが好適
に用いられ、また消去方法としては熱ロール、ホットス
タンプ、サーマルヘッドなどが好ましい。この記録シー
トを用いれば、不要となった情報は消去され、また別の
情報を書込むことにより同一のシートを繰り返して用い
ることが可能となり、大幅な資源の節約がはかれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな磁気カードは概して高価になる上、既存のカードを
全て作り直さなければならないため多大の費用を要す
る。また、印字、消去の回数が増えて感熱記録層の機能
が低下した場合には、カードそのものを交換しなければ
ならないという欠点もある。特に、ICカードや光カー
ドはメモリ容量が大きく、その飽和に至る時間に比べて
感熱記録層の機能低下が圧倒的に早いためカードの大容
量を生かしきれないという問題もある。
うな磁気カードは概して高価になる上、既存のカードを
全て作り直さなければならないため多大の費用を要す
る。また、印字、消去の回数が増えて感熱記録層の機能
が低下した場合には、カードそのものを交換しなければ
ならないという欠点もある。特に、ICカードや光カー
ドはメモリ容量が大きく、その飽和に至る時間に比べて
感熱記録層の機能低下が圧倒的に早いためカードの大容
量を生かしきれないという問題もある。
【0006】本発明の目的は、既存のカードにも適用可
能で、また感熱記録層の機能が低下した場合には容易に
交換でき、更に表示が不要となった時には元のカードに
容易に復元可能な貼り付け型の記録シートを提供するこ
とにある。
能で、また感熱記録層の機能が低下した場合には容易に
交換でき、更に表示が不要となった時には元のカードに
容易に復元可能な貼り付け型の記録シートを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、支持体上
の片面に有機低分子と樹脂母剤を主成分とする可逆性感
熱記録層を設け他面に接着剤層が設けた形態の記録シー
トを用いれば既存のカードにも適用することが可能であ
り、更に接着剤層のカードへの接着力を特定の値に規定
することにより、感熱記録層の機能が低下した場合には
容易に交換可能で、また表示が不要となった時には元の
カードに容易に復元可能な貼り付け型記録シートを提供
することが可能であることを見出した。
の片面に有機低分子と樹脂母剤を主成分とする可逆性感
熱記録層を設け他面に接着剤層が設けた形態の記録シー
トを用いれば既存のカードにも適用することが可能であ
り、更に接着剤層のカードへの接着力を特定の値に規定
することにより、感熱記録層の機能が低下した場合には
容易に交換可能で、また表示が不要となった時には元の
カードに容易に復元可能な貼り付け型記録シートを提供
することが可能であることを見出した。
【0008】すなわち本発明は、支持体、支持体上の片
面に設けられた有機低分子と樹脂母剤とを含有する可逆
性感熱記録層、および支持体の他面に設けられた接着剤
層を有する記録シートを提供するものである。本発明の
記録シートは特に、接着剤層のステンレス板(SUS 30
4)に対する接着力(20℃、65%RH)が1〜30g/
10mm幅であるのが好ましい。
面に設けられた有機低分子と樹脂母剤とを含有する可逆
性感熱記録層、および支持体の他面に設けられた接着剤
層を有する記録シートを提供するものである。本発明の
記録シートは特に、接着剤層のステンレス板(SUS 30
4)に対する接着力(20℃、65%RH)が1〜30g/
10mm幅であるのが好ましい。
【0009】図1は本発明の記録シートの一具体例を示
す模式的断面図である。図1において、支持体1の片面
上には可逆性感熱記録層2が形成される。支持体の他面
には接着剤層3が設けられ、その上にはセパレータ4が
設けられる。
す模式的断面図である。図1において、支持体1の片面
上には可逆性感熱記録層2が形成される。支持体の他面
には接着剤層3が設けられ、その上にはセパレータ4が
設けられる。
【0010】ここで支持体としては、プラスチック、
紙、金属など、かかる記録シートの支持体として公知の
材料がいずれも用いられてよいが、可撓性が高く耐熱性
に優れ、かつ機械的強度も高いプラスチックが好まし
い。特にポリエステル、ポリカーボネート、ポリプロピ
レン、トリアセテートなどのフィルムは優れた特性を有
し、かつコスト的にも有利である。また、支持体中には
必要により染料、顔料などを分散して着色を行ってもよ
い。
紙、金属など、かかる記録シートの支持体として公知の
材料がいずれも用いられてよいが、可撓性が高く耐熱性
に優れ、かつ機械的強度も高いプラスチックが好まし
い。特にポリエステル、ポリカーボネート、ポリプロピ
レン、トリアセテートなどのフィルムは優れた特性を有
し、かつコスト的にも有利である。また、支持体中には
必要により染料、顔料などを分散して着色を行ってもよ
い。
【0011】支持体の厚みは10〜100μm、好まし
くは15〜50μmである。支持体の厚みがこれより薄
いと記録シートをカードに装着する作業に支障をきた
し、厚みがこの範囲を越えるとカード全体の厚みが厚く
なりすぎ、装置に用いた場合に障害が生じて共に好まし
くない。
くは15〜50μmである。支持体の厚みがこれより薄
いと記録シートをカードに装着する作業に支障をきた
し、厚みがこの範囲を越えるとカード全体の厚みが厚く
なりすぎ、装置に用いた場合に障害が生じて共に好まし
くない。
【0012】可逆性感熱記録層は、少なくとも主成分で
ある樹脂母材と、炭素数16以上の高級脂肪酸などの有
機低分子を含む。
ある樹脂母材と、炭素数16以上の高級脂肪酸などの有
機低分子を含む。
【0013】樹脂母材は有機低分子物質を均一に分散保
持した層を形成するものであり、透明時の記録層の透明
度に大きく影響する。このため樹脂母材は透明性が高
く、機械的に安定で、かつ成膜性に優れた樹脂が好まし
い。このような樹脂としては、例えば、ポリ塩化ビニ
ル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢
酸ビニル−ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル−ア
クリレート共重合体などの塩化ビニル系共重合体;ポリ
塩化ビニリデン、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合
体、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体などの
塩化ビニリデン系共重合体;ポリエステル;ポリアミ
ド;ポリアクリレートまたはポリメタクリレート;アク
リレート−メタクリレート共重合体、シリコーン樹脂、
ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体などの熱
可塑性樹脂あるいはその他の熱硬化性樹脂などが挙げら
れる。これらの樹脂母材は単独で、あるいは2種以上を
併用してもよい。
持した層を形成するものであり、透明時の記録層の透明
度に大きく影響する。このため樹脂母材は透明性が高
く、機械的に安定で、かつ成膜性に優れた樹脂が好まし
い。このような樹脂としては、例えば、ポリ塩化ビニ
ル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢
酸ビニル−ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル−ア
クリレート共重合体などの塩化ビニル系共重合体;ポリ
塩化ビニリデン、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合
体、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体などの
塩化ビニリデン系共重合体;ポリエステル;ポリアミ
ド;ポリアクリレートまたはポリメタクリレート;アク
リレート−メタクリレート共重合体、シリコーン樹脂、
ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体などの熱
可塑性樹脂あるいはその他の熱硬化性樹脂などが挙げら
れる。これらの樹脂母材は単独で、あるいは2種以上を
併用してもよい。
【0014】また、感熱記録層に用いられる有機低分子
物質としては、炭素数16以上の高級脂肪酸から選ばれ
た少なくとも一種の高級脂肪酸が用いられる。かかる炭
素数16以上の高級脂肪酸の具体例としては、パルミチ
ン酸、マルガリン酸、ステアリン酸、ノナデカン酸、エ
イコサン酸、ヘンエイコサン酸、ベヘン酸、リグノセリ
ン酸、ペンタコサン酸、セロチン酸、ヘプタコサン酸、
モンタン酸、トリアコンタン酸、ノナコサン酸、メリシ
ン酸、2−ヘキサデセン酸、トランス−3−ヘキサデセ
ン酸、2−ヘプタデセン酸、トランス−2−オクタデセ
ン酸、シス−2−オクタデカン酸、トランス−4−オク
タデセン酸、シス−2−オクタデセン酸、エライジン
酸、バセニン酸、トランス−ゴンドイン酸、エルカ酸、
ブラシン酸、セラコレイン酸、トランス−セラコレイン
酸、トランス−8,トランス−10−オクタデカジエン
酸、リノエライジン酸、α−エレオステアリン酸、β−
エレオステアリン酸、プソイドエレオステアリン酸、1
2,20−ヘンエイコサジエン酸などが挙げられる。こ
れら有機低分子物質の配合量は、母材樹脂100重量部
に対して5〜50重量部である。
物質としては、炭素数16以上の高級脂肪酸から選ばれ
た少なくとも一種の高級脂肪酸が用いられる。かかる炭
素数16以上の高級脂肪酸の具体例としては、パルミチ
ン酸、マルガリン酸、ステアリン酸、ノナデカン酸、エ
イコサン酸、ヘンエイコサン酸、ベヘン酸、リグノセリ
ン酸、ペンタコサン酸、セロチン酸、ヘプタコサン酸、
モンタン酸、トリアコンタン酸、ノナコサン酸、メリシ
ン酸、2−ヘキサデセン酸、トランス−3−ヘキサデセ
ン酸、2−ヘプタデセン酸、トランス−2−オクタデセ
ン酸、シス−2−オクタデカン酸、トランス−4−オク
タデセン酸、シス−2−オクタデセン酸、エライジン
酸、バセニン酸、トランス−ゴンドイン酸、エルカ酸、
ブラシン酸、セラコレイン酸、トランス−セラコレイン
酸、トランス−8,トランス−10−オクタデカジエン
酸、リノエライジン酸、α−エレオステアリン酸、β−
エレオステアリン酸、プソイドエレオステアリン酸、1
2,20−ヘンエイコサジエン酸などが挙げられる。こ
れら有機低分子物質の配合量は、母材樹脂100重量部
に対して5〜50重量部である。
【0015】これら樹脂母材と有機低分子物質単独の組
合わせでは、透明化温度領域が狭い。このため、感熱記
録層には更に添加剤を加えて透明化温度領域を拡大する
のが好ましい。かかる添加剤としては特にスルフィドが
好ましい。具体的には、(1,1´−ジカルボキシ)ジメ
チルスルフィド、2,2´−ジカルボキシ(ジエチルス
ルフィド)[チオジプロピオン酸]、(3,3´−ジカ
ルボキシ)ジプロピルスルフィド、(1,2´−ジカル
ボキシ)メチルエチルスルフィド、(1,3´−ジカル
ボキシ)メチルプロピルスルフィド、(1,4´−ジカ
ルボキシ)メチルブチルスルフィド、(2,3´−ジカ
ルボキシ)エチルプロピルスルフィド、(2,4´−ジ
カルボキシ)エチルブチルスルフィド、(5,5´−ジ
カルボキシ)ジペンチルスルフィドなどが挙げられる。
かかるスルフィドと前記高級脂肪酸の配合割合は50:
50〜15:85が好ましい。この範囲よりスルフィド
が少ないと透明温度幅の拡大が充分でなく、一方、これ
より多いとコントラストが低下する。
合わせでは、透明化温度領域が狭い。このため、感熱記
録層には更に添加剤を加えて透明化温度領域を拡大する
のが好ましい。かかる添加剤としては特にスルフィドが
好ましい。具体的には、(1,1´−ジカルボキシ)ジメ
チルスルフィド、2,2´−ジカルボキシ(ジエチルス
ルフィド)[チオジプロピオン酸]、(3,3´−ジカ
ルボキシ)ジプロピルスルフィド、(1,2´−ジカル
ボキシ)メチルエチルスルフィド、(1,3´−ジカル
ボキシ)メチルプロピルスルフィド、(1,4´−ジカ
ルボキシ)メチルブチルスルフィド、(2,3´−ジカ
ルボキシ)エチルプロピルスルフィド、(2,4´−ジ
カルボキシ)エチルブチルスルフィド、(5,5´−ジ
カルボキシ)ジペンチルスルフィドなどが挙げられる。
かかるスルフィドと前記高級脂肪酸の配合割合は50:
50〜15:85が好ましい。この範囲よりスルフィド
が少ないと透明温度幅の拡大が充分でなく、一方、これ
より多いとコントラストが低下する。
【0016】更に必要に応じて滑剤、静電防止剤、可塑
剤、分散剤、安定剤、界面活性剤、無機あるいは有機の
充填剤などを配合してもよい。
剤、分散剤、安定剤、界面活性剤、無機あるいは有機の
充填剤などを配合してもよい。
【0017】感熱記録層の形成には一般に、樹脂母材及
び有機低分子物質の二成分を溶解した溶液を調製する
か、あるいは有機低分子物質のうち少なくとも1種を溶
解しない溶剤を用いて樹脂母材の溶液を調製し、これに
有機低分子物質を微粒子状に分散して調製する。これら
の溶液をを支持体上に塗布し、乾燥して感熱記録層を形
成する。
び有機低分子物質の二成分を溶解した溶液を調製する
か、あるいは有機低分子物質のうち少なくとも1種を溶
解しない溶剤を用いて樹脂母材の溶液を調製し、これに
有機低分子物質を微粒子状に分散して調製する。これら
の溶液をを支持体上に塗布し、乾燥して感熱記録層を形
成する。
【0018】感熱記録層の形成に用いられる溶剤は、母
材及び有機低分子物質の種類によって種々選択してよい
が、例えばテトラヒドロフラン、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、クロロホルム、四塩化炭素、
エタノール、トルエン、ベルゼン等が好ましい。。な
お、分散液を使用した場合だけでなく溶液を使用した場
合にも、得られる感熱記録層中で有機低分子物質は微粒
子として析出し分散状態で存在する。
材及び有機低分子物質の種類によって種々選択してよい
が、例えばテトラヒドロフラン、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、クロロホルム、四塩化炭素、
エタノール、トルエン、ベルゼン等が好ましい。。な
お、分散液を使用した場合だけでなく溶液を使用した場
合にも、得られる感熱記録層中で有機低分子物質は微粒
子として析出し分散状態で存在する。
【0019】感熱記録層の膜厚は通常1〜20μmであ
る。これより厚くなると感熱性が低下し厚み方向に温度
勾配が生じて好ましくない。一方、膜厚がこれより薄い
とコントラストが低下し好ましくない。特に透明時の透
過率がコントラストに大きく影響するため、感熱記録層
の厚みは10μm以下であるのがより好ましい。
る。これより厚くなると感熱性が低下し厚み方向に温度
勾配が生じて好ましくない。一方、膜厚がこれより薄い
とコントラストが低下し好ましくない。特に透明時の透
過率がコントラストに大きく影響するため、感熱記録層
の厚みは10μm以下であるのがより好ましい。
【0020】接着剤層は、例えばアクリル系などの樹脂
と非イオン系界面活性剤などを併用し、その厚みが一般
に5〜100μmとなるように形成する。その接着力は
界面活性剤の配合量などにより調整する。
と非イオン系界面活性剤などを併用し、その厚みが一般
に5〜100μmとなるように形成する。その接着力は
界面活性剤の配合量などにより調整する。
【0021】接着剤層の形成には、例えば、前記の成分
を水エマルジョンとし、これを基材に塗布してもよい。
感熱記録層を繰り返し交換して用いる必要のある記録シ
ートの場合には、架橋型樹脂と非イオン系界面活性剤を
配合した溶液として塗布し架橋処理を行う方法が好まし
い。このようにして得られた架橋型樹脂の平均分子量を
40万〜300万とし、架橋処理後のゲル分率を40%
以上とすることで、カード基材上の糊残りによるトラブ
ルを解消することができる。
を水エマルジョンとし、これを基材に塗布してもよい。
感熱記録層を繰り返し交換して用いる必要のある記録シ
ートの場合には、架橋型樹脂と非イオン系界面活性剤を
配合した溶液として塗布し架橋処理を行う方法が好まし
い。このようにして得られた架橋型樹脂の平均分子量を
40万〜300万とし、架橋処理後のゲル分率を40%
以上とすることで、カード基材上の糊残りによるトラブ
ルを解消することができる。
【0022】また、非イオン系界面活性剤の配合量は必
要とする接着力に応じて調整されるが、通常樹脂100
重量部に対し0.1〜10重量部とする。界面活性剤の
配合量が0.1部より少ないと添加効果に乏しく、一
方、10部を越えると接着剤の擬集力の低下を招き共に
好ましくない。また、非イオン系界面活性剤は公知のも
のを用いてよいが、HLB値が12〜20のものが好ま
しい。なお、接着力の上昇抑制のために、必要に応じて
可塑剤を配合してもよい。
要とする接着力に応じて調整されるが、通常樹脂100
重量部に対し0.1〜10重量部とする。界面活性剤の
配合量が0.1部より少ないと添加効果に乏しく、一
方、10部を越えると接着剤の擬集力の低下を招き共に
好ましくない。また、非イオン系界面活性剤は公知のも
のを用いてよいが、HLB値が12〜20のものが好ま
しい。なお、接着力の上昇抑制のために、必要に応じて
可塑剤を配合してもよい。
【0023】接着剤層の接着力は被着体の材質や形状に
もよるが、ステンレス板(SUS 304)に対する接着
力(20℃,65%RH)が1〜30g/10mm幅の
範囲であると、記録シートを剥がした後も糊残りなどに
よるトラブルが生じにくい。記録シートを実際にカード
に装着した際には材質の違いや表面の凹凸により接着力
が変動するが、接着力がこの範囲であるとトラブルの発
生率が大きく低下する。
もよるが、ステンレス板(SUS 304)に対する接着
力(20℃,65%RH)が1〜30g/10mm幅の
範囲であると、記録シートを剥がした後も糊残りなどに
よるトラブルが生じにくい。記録シートを実際にカード
に装着した際には材質の違いや表面の凹凸により接着力
が変動するが、接着力がこの範囲であるとトラブルの発
生率が大きく低下する。
【0024】接着剤層の上には、保管時の接着剤層保護
のために通常、公知のセパレータ4を貼り付ける。
のために通常、公知のセパレータ4を貼り付ける。
【0025】図2〜図4は本発明の記録シートの他の具
体例を示す模式的断面図である。図2においては、感熱
記録層2の上に更に中間層6を介してオーバーコート層
5を設け、記録、消去時の感熱記録層の劣化、打痕、ス
ティッキングを防止する。このようなオーバーコート層
としては、アクリル系、シリコーン系、フッ素系、エポ
キシ系などの有機物質を用いてもよく、またSiO2、
SiO、MgO、ZnO、TiO2、Al2O3、A1
N、Ta2O5などの無機物質を用いてもよい。
体例を示す模式的断面図である。図2においては、感熱
記録層2の上に更に中間層6を介してオーバーコート層
5を設け、記録、消去時の感熱記録層の劣化、打痕、ス
ティッキングを防止する。このようなオーバーコート層
としては、アクリル系、シリコーン系、フッ素系、エポ
キシ系などの有機物質を用いてもよく、またSiO2、
SiO、MgO、ZnO、TiO2、Al2O3、A1
N、Ta2O5などの無機物質を用いてもよい。
【0026】オーバーコート層の形成には、従来公知の
塗工法や真空薄膜形成法(真空蒸着法など)が用いら
れ、厚みは0.1〜5.0μm、好ましくは0.5〜3.0
μmとする。厚みがこれより薄いとオーバーコートの効
果がなく、またこれより厚いと感熱記録層の感熱性の低
下を招き共に好ましくない。なお、前記中間層6は感熱
記録層とオーバーコート層の密着性向上のために設けら
れる。
塗工法や真空薄膜形成法(真空蒸着法など)が用いら
れ、厚みは0.1〜5.0μm、好ましくは0.5〜3.0
μmとする。厚みがこれより薄いとオーバーコートの効
果がなく、またこれより厚いと感熱記録層の感熱性の低
下を招き共に好ましくない。なお、前記中間層6は感熱
記録層とオーバーコート層の密着性向上のために設けら
れる。
【0027】図3では感熱記録層のコントラストを向上
させるために支持体1と可逆性感熱記録層2との間に金
属反射層7が設けられている。このような金属反射層と
しては、アルミニウム、銀、クロム、ニッケル、金など
を用いることができる。金属反射層は公知の真空薄膜形
成法を用いて、支持体上に直接、あるいは下引き層を介
して、膜厚0.01〜2.0μm、好ましくは、0.2〜
1.0μmとなるように形成する。金属反射層の厚みが
これより薄いと光透過性が高すぎて好ましくなく、また
この範囲より厚いとコスト上好ましくない。感熱記録層
はこの金属反射層の上に形成されるが、金属層と感熱記
録層の密着性が充分でない場合には、これらの間に更に
樹脂などによるプライマー層8が設けられる。
させるために支持体1と可逆性感熱記録層2との間に金
属反射層7が設けられている。このような金属反射層と
しては、アルミニウム、銀、クロム、ニッケル、金など
を用いることができる。金属反射層は公知の真空薄膜形
成法を用いて、支持体上に直接、あるいは下引き層を介
して、膜厚0.01〜2.0μm、好ましくは、0.2〜
1.0μmとなるように形成する。金属反射層の厚みが
これより薄いと光透過性が高すぎて好ましくなく、また
この範囲より厚いとコスト上好ましくない。感熱記録層
はこの金属反射層の上に形成されるが、金属層と感熱記
録層の密着性が充分でない場合には、これらの間に更に
樹脂などによるプライマー層8が設けられる。
【0028】また、コントラストを向上させるには、着
色層を設けてもよい。着色層の形成方法としては染料、
顔料などを樹脂中に均一に分散した溶液を用いて、公知
の方法にて支持体上等に塗布すればよい。染料、顔料を
適宜選択することにより、任意の着色が可能である。
色層を設けてもよい。着色層の形成方法としては染料、
顔料などを樹脂中に均一に分散した溶液を用いて、公知
の方法にて支持体上等に塗布すればよい。染料、顔料を
適宜選択することにより、任意の着色が可能である。
【0029】また、着色層上に設けた感熱記録層のコン
トラストが不足する場合は、例えば感熱記録層を一旦別
の透明基体上に形成し、この透明基体と着色層を部分的
に接着剤を用いて接着するなどにより、着色層と感熱記
録層の間に空気層(低屈折率層)を設けるのが好まし
い。
トラストが不足する場合は、例えば感熱記録層を一旦別
の透明基体上に形成し、この透明基体と着色層を部分的
に接着剤を用いて接着するなどにより、着色層と感熱記
録層の間に空気層(低屈折率層)を設けるのが好まし
い。
【0030】図4は本発明の記録シートをICカードに
貼り付けたところを示す模式的平面図であり、図5はそ
のA−A線の断面図である。図4および図5に示す具体
例では、本発明の記録シート9の一部分(図4では周辺
部)に接着剤層3が設けられ、ICカード11との間に
空気層12が存在し感熱記録層のコントラストが向上す
る。この具体例は、カードの表示領域10以外の部分に
接着剤層3を設けたものであり、このように表示領域の
下に空気層12(低屈折率層)を設けることにより記録
シートのコントラストが向上する。下地の色はカード表
面の色をそのまま用いてもよく、またカードの表面に着
色層を設けて所定の色としてもよい。
貼り付けたところを示す模式的平面図であり、図5はそ
のA−A線の断面図である。図4および図5に示す具体
例では、本発明の記録シート9の一部分(図4では周辺
部)に接着剤層3が設けられ、ICカード11との間に
空気層12が存在し感熱記録層のコントラストが向上す
る。この具体例は、カードの表示領域10以外の部分に
接着剤層3を設けたものであり、このように表示領域の
下に空気層12(低屈折率層)を設けることにより記録
シートのコントラストが向上する。下地の色はカード表
面の色をそのまま用いてもよく、またカードの表面に着
色層を設けて所定の色としてもよい。
【0031】
【実施例】つぎに本発明を実施例にもとづきさらに具体
的に説明する。なお、以下に部と示すのは重量部を意味
する。
的に説明する。なお、以下に部と示すのは重量部を意味
する。
【0032】[実施例1]厚さ25μmのポリエステル
フィルムを支持体として使用した。この支持体上に真空
蒸着法にてアルミニウム層を厚さ0.1μmとなるよう
に形成した。ついで、該アルミニウム層上にメチルエチ
ルケトン50部、トルエン50部および塩化ビニル−酢
酸ビニル−マレイン酸共重合体(日本ゼオン(株)製400
×110A)5部からなる溶液をワイヤーバーを用いて乾燥
膜厚0.5μmとなるように塗工しプライマー層を形成し
た。更に、このプライマー層上に以下の組成からなる溶
液を用い感熱記録層(乾燥膜厚8μm)を形成した。
フィルムを支持体として使用した。この支持体上に真空
蒸着法にてアルミニウム層を厚さ0.1μmとなるよう
に形成した。ついで、該アルミニウム層上にメチルエチ
ルケトン50部、トルエン50部および塩化ビニル−酢
酸ビニル−マレイン酸共重合体(日本ゼオン(株)製400
×110A)5部からなる溶液をワイヤーバーを用いて乾燥
膜厚0.5μmとなるように塗工しプライマー層を形成し
た。更に、このプライマー層上に以下の組成からなる溶
液を用い感熱記録層(乾燥膜厚8μm)を形成した。
【0033】 組 成 重量部 ベヘン酸 0.7 チオジプロピオン酸 0.3 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 2.5 1,3−ペンタジエン重合体 0.2 テトラヒドロフラン 12.0 得られた感熱記録層上に酢酸ビニル樹脂(重合度500
0)の10%メタノール溶液を乾燥膜厚1μmとなるよ
うに塗布して中間層を形成した。さらにアクリル系UV
硬化樹脂(旭電化(株)製 BR-370)の50%メタノ
ール溶液を乾燥膜厚1μmとなるように塗布し、ついで
UV照射(500mJ)してオーバーコート層を形成し
た。
0)の10%メタノール溶液を乾燥膜厚1μmとなるよ
うに塗布して中間層を形成した。さらにアクリル系UV
硬化樹脂(旭電化(株)製 BR-370)の50%メタノ
ール溶液を乾燥膜厚1μmとなるように塗布し、ついで
UV照射(500mJ)してオーバーコート層を形成し
た。
【0034】次に記録層と反対側の支持体表面に以下の
組成の溶液を塗布して、接着剤層(乾燥膜厚10μm)
を設け、その上にPETセパレータを貼り付けて記録シ
ートを作製した。
組成の溶液を塗布して、接着剤層(乾燥膜厚10μm)
を設け、その上にPETセパレータを貼り付けて記録シ
ートを作製した。
【0035】 組 成 重量部 アクリル系樹脂(平均分子量80万) 10.0 ジオクチルフタレート 3.0 トルエン 23.0 この接着剤層のステンレス板に対する接着力は100g
/10mm幅であり、カード基材に対する接着力は15
0g/10mm幅であった。この記録シートを既存の紙
製磁気カードやプラスチック製磁気カードなどに貼り付
けると、カード利用者自身が記録内容を肉眼で確認でき
る。
/10mm幅であり、カード基材に対する接着力は15
0g/10mm幅であった。この記録シートを既存の紙
製磁気カードやプラスチック製磁気カードなどに貼り付
けると、カード利用者自身が記録内容を肉眼で確認でき
る。
【0036】[実施例2]接着剤層の形成にあたり、下
記の組成の溶液を用いて、塗布後に80℃で10分処理
したこと以外は実施例1と同様にして記録シートを作製
した。
記の組成の溶液を用いて、塗布後に80℃で10分処理
したこと以外は実施例1と同様にして記録シートを作製
した。
【0037】 組 成 重量部 アクリル系樹脂(平均分子量80万) 10.0 ジオクチルフタレート 3.0 ポリイソシアネート化合物 0.8 ポリオキシエチレンラウリルエーテル 1.0 トルエン 23.0 得られた記録シートの接着剤層のステンレス板に対する
接着力は20g/10mm幅であり、カード基材に対す
る接着力は15g/10mm幅であった。
接着力は20g/10mm幅であり、カード基材に対す
る接着力は15g/10mm幅であった。
【0038】この記録シートは既存のプラスチック製磁
気カード、ICカード、光カードなどに容易に接着する
ことができる。また、記録層の劣化により記録が不可能
になった時は(約200回使用)、新しい記録シートに
貼りかえて使用しても糊残りによるトラブルは生じなか
った。
気カード、ICカード、光カードなどに容易に接着する
ことができる。また、記録層の劣化により記録が不可能
になった時は(約200回使用)、新しい記録シートに
貼りかえて使用しても糊残りによるトラブルは生じなか
った。
【0039】[実施例3]アルミニウム層、中間層を形
成しなかったこと、および接着剤層を表示部の周辺部だ
けにパターン塗工したこと以外は実施例2と同様にして
記録シートを作製して、青色のプラスチック製ICカー
ドに装着した。このICカード上にサーマルヘッドにて
記録を行うと、青地に白色の鮮明な画像が形成された。
成しなかったこと、および接着剤層を表示部の周辺部だ
けにパターン塗工したこと以外は実施例2と同様にして
記録シートを作製して、青色のプラスチック製ICカー
ドに装着した。このICカード上にサーマルヘッドにて
記録を行うと、青地に白色の鮮明な画像が形成された。
【0040】
【発明の効果】本発明の記録シートは、コントラストの
高い可視情報を繰り返し記録、消去することができ、か
つICカード、光カード、磁気カードなどの既存のカー
ドに貼り付けて用いることができる。また、記録シート
の感熱記録層の機能が低下した場合には容易に剥離して
交換でき、更に表示が不要となった時には元のカードに
復元可能である。
高い可視情報を繰り返し記録、消去することができ、か
つICカード、光カード、磁気カードなどの既存のカー
ドに貼り付けて用いることができる。また、記録シート
の感熱記録層の機能が低下した場合には容易に剥離して
交換でき、更に表示が不要となった時には元のカードに
復元可能である。
【図1】本発明の記録シートの一具体例を示す模式的断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の記録シートの他の具体例を示す模式的
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明の記録シートの他の具体例を示す断面図
である。
である。
【図4】本発明の記録シートの他の具体例を示す平面図
である。
である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
1:支持体 2:可逆性感熱記録層 3:接着剤層 4:セパレータ 5:オーバーコート層 6:中間層 7:金属反射層 8:プライマー層 9:記録シート 10:表示領域 11:ICカード 12:空気層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/07 G11B 23/00 N 7201−5D 8623−5L G06K 19/00 J
Claims (5)
- 【請求項1】 支持体、支持体上の片面に設けられた有
機低分子と樹脂母剤とを含有する可逆性感熱記録層、お
よび支持体の他面に設けられた接着剤層を有する記録シ
ート。 - 【請求項2】 該接着剤層がシートの一部分に形成され
てなる請求項1に記載の記録シート。 - 【請求項3】 請求項1記載の記録シートをICカード
上の全面もしくは一部分に搭載してなるICカード。 - 【請求項4】 請求項1記載の記録シートを光カード上
の全面もしくは一部分に搭載してなる光カード。 - 【請求項5】 請求項1記載の磁気シートを磁気カード
上の全面もしくは一部分に搭載してなる磁気カード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4091764A JPH05262033A (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 記録シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4091764A JPH05262033A (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 記録シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05262033A true JPH05262033A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=14035628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4091764A Pending JPH05262033A (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 記録シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05262033A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0710572A1 (en) * | 1992-09-30 | 1996-05-08 | Nitto Denko Corporation | Reversible thermosensible recording material |
WO1996020458A1 (fr) * | 1994-12-28 | 1996-07-04 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Carte, gabarit de fixation et lecteur-enregistreur de cartes |
JP2000276559A (ja) * | 1999-03-23 | 2000-10-06 | Minolta Co Ltd | データ記憶媒体及びそのアダプタ |
-
1992
- 1992-03-16 JP JP4091764A patent/JPH05262033A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0710572A1 (en) * | 1992-09-30 | 1996-05-08 | Nitto Denko Corporation | Reversible thermosensible recording material |
EP0710572A4 (en) * | 1992-09-30 | 1996-10-02 | Nitto Denko Corp | REVERSIBLE THERMOSENSITIVE RECORDING MATERIAL |
WO1996020458A1 (fr) * | 1994-12-28 | 1996-07-04 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Carte, gabarit de fixation et lecteur-enregistreur de cartes |
US6013345A (en) * | 1994-12-28 | 2000-01-11 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Card, bonding jig, and card reader-writer |
JP2000276559A (ja) * | 1999-03-23 | 2000-10-06 | Minolta Co Ltd | データ記憶媒体及びそのアダプタ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010327 |