JPH0786368A - 半導体ウエハの移送機構及び移送方法 - Google Patents

半導体ウエハの移送機構及び移送方法

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JPH0786368A
JPH0786368A JP18356693A JP18356693A JPH0786368A JP H0786368 A JPH0786368 A JP H0786368A JP 18356693 A JP18356693 A JP 18356693A JP 18356693 A JP18356693 A JP 18356693A JP H0786368 A JPH0786368 A JP H0786368A
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JP
Japan
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semiconductor wafer
base
pushing device
transfer
fluid
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Application number
JP18356693A
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English (en)
Inventor
Saburo Sekida
三郎 関田
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Shibayama Kikai Co Ltd
Original Assignee
Shibayama Kikai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は高品質の平坦精度を要求される半導体
ウエハの加工面を接触させること無く移送する移送機構
とその移送方法に創達し、これを供するものであり、移
送機構の基台部を長さを有した底面の両側辺へ側壁を立
設させた横断面凹状に形成し、少なくとも底面を有孔性
部材で形成し、基台部の下方へ流体噴射部を設けると共
に、平行状態で進退自在な押送装置の先端へ湾曲部を形
成したことによって、浮遊状態とした半導体ウエハを移
送元から移送先に移送させることを目的とするものであ
る。 【構成】本発明の構成は、移送機構の基台部を長さを有
した底面へ側壁を立設させた横断面凹状に形成し、基台
部の少なくとも底面を有孔性部材で形成し、底面の下方
へ流体噴射部を設けると共に、基台部の底面と平行状態
で進退自在な押送装置を設け、押送装置の先端を半導体
ウエハの外周縁の形状に沿った湾曲部を形成した構成で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、研削盤等のチャックか
ら研削又は研磨加工後の半導体ウエハをカセットへ移送
する移送機構及び移送方法に関するもので、詳しくは、
研削又は研磨加工後の半導体ウエハの加工面を移送機構
に接触させること無く移送する移送機構とその方法に関
するものである。
【0002】
【発明の背景】現今、弛まざる技術革新は目覚ましいも
のがあり、其の先端技術による開発によって、優れた様
々な商品群が多数市場に送出されており、実に日進月歩
の感があるが、更により高度な応用技術の開発に鎬を削
っている現状にあり、その為、半導体ウエハは、より超
高精度の質性と、小型化に繋がる極薄化、及び、作業性
の向上のための拡径化が要求されている。
【0003】
【従来技術】従来、この種の全自動平面研削盤等の加工
後の半導体ウエハの移送は、半導体ウエハの鏡面と成っ
た加工面を上方から柔軟なシリコン樹脂、ゴム等の吸着
パットで押さえ、該吸着パット内の空気を延設したアー
ムから抜き真空吸着して持ち上げて移動させ、真空を解
除して洗浄乾燥装置に載置して洗浄乾燥後に吸着パット
を先端に付設した反転アームによって吸着し、裏表を反
転させた上で搬送用ベルトの上に載置して移送用ベルト
を駆動させてカセットに格納していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然るに、この様な移送
機構によって半導体ウエハを移送すると、移送用機構と
半導体ウエハの加工面が接触するため、半導体ウエハの
加工面の微細な損傷を負う恐れが有り、先の精度向上の
要望を大きく阻んでいるという課題を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の事由に鑑
みて、これらの課題を解決すべく鋭意研鑽の結果、高品
質の平坦精度を要求される半導体ウエハの研削又は研磨
加工面を接触させること無く移送する移送機構とその移
送方法に創達し、これを供するものであり、移送機構の
基台部を長さを有した底面の両側辺へ側壁を立設させた
横断面凹状に形成し、少なくとも底面を有孔性部材で形
成し、該基台部の下方へ流体噴射部を設けると共に、平
行状態で進退自在な押送装置の先端へ湾曲部を形成した
ことによって、浮遊状態とした半導体ウエハを移送元か
ら移送先に移送するものである。
【0006】
【発明の構成】本発明の構成は、研削盤等の加工後の半
導体ウエハを移送するための機構であって、移送機構の
基台部を長さを有した底面へ側壁を立設させた横断面凹
状に形成し、基台部の少なくとも底面を有孔性部材で形
成し、底面の下方へ流体噴射部を設けると共に、基台部
の底面と平行状態で進退自在な押送装置を設け、押送装
置の先端を半導体ウエハの外周縁の形状に沿った湾曲部
を形成した構成である。
【0007】
【発明の作用】研削盤等で加工後の半導体ウエハを移送
ための方法であって、移送機構の基台部を有孔性部材で
形成したことと、該基台部の下方へ流体噴射装置を設け
たことと、半導体ウエハの外周縁に沿った湾曲部を先端
に設けたことと、進退自在な押送装置を設けたことによ
って、基台部の下方より上方に流体を流体噴射部から噴
射させて半導体ウエハを浮遊状態として移送元から移送
先へ移送させるものである。
【0008】
【実施例】本発明を以下の実施例の図面によって説明す
る。
【0009】図1は本発明の移送機構の平面図であり、
図2は本発明の移送機構の説明側面図であり、図3は本
発明の実施例の説明側面図である。
【0010】本発明は、研削盤等のチャックから研削又
は研磨加工後の半導体ウエハWを格納カセットCへ移送
する移送機構及び移送方法に関するもので、詳しくは、
研削又は研磨加工後の半導体ウエハWの加工面を移送機
構に接触させること無く移送する移送機構とその方法に
関するものであり、研削盤等で加工した後の半導体ウエ
ハWを移送するための機構であって、移送機構の基台部
1を長さを有した底面2の両側辺へ側壁3.3を立設さ
せた横断面凹状に形成し、該基台部1の少なくとも底面
2を有孔性部材で形成し、前記底面2の下方へ流体噴出
装置に連繋させた流体噴射部4を設けると共に、前記基
台部1の底面2の上面と平行状態で進退自在な押送装置
5を設け、該押送装置5の先端を半導体ウエハWの外周
縁の形状に沿った湾曲部5aを形成したものである。
【0011】そして、研削盤等で加工した後の半導体ウ
エハWを移送するための方法であって、移送機構の基台
部1を長さを有した底面2の両側辺へ側壁3.3を立設
させた横断面凹状に形成し、該基台部1の少なくとも底
面2を有孔性部材で形成し、前記底面2の下方へ流体噴
出装置に連繋させた流体噴射部4を設けると共に、前記
基台部1の底面2の上面と平行状態で進退自在な押送装
置5を設け、該押送装置5の先端部を半導体ウエハWの
外周縁の形状に沿った湾曲部5aを形成した半導体ウエ
ハWの移送機構を用いて、前記移送機構へ半導体ウエハ
Wを載置する以前又は同時に基台部1の下方の流体噴射
部4から流体を噴射させて半導体ウエハWを浮遊状態と
すると共に、押送装置5の先端の湾曲部5aへ半導体ウ
エハWの外周縁を当接させ、押送装置5を伸延させて移
送元から移送先に移送させる移送方法である。
【0012】先ず、通常のこの種の平面自動研削盤の被
研削物である半導体ウエハWの作動状態を具体的に説明
すると、多数枚の半導体ウエハWを単品毎に梯子形仕切
り枠で集積格納され昇降可動かつ前面が開放されている
カセットの直前の下方辺に設けられた移送用ベルトの上
へカセット台のエレベータの昇降によって載置案内さ
れ、該移送用ベルト上の半導体ウエハWは移送用ベルト
の間を縦方行に回動する吸着パット付き反転アームでプ
リポジション装置に移送し、該プリポジションで正確に
位置合わせを行ない、該プリポジョンから半導体ウエハ
Wは昇降自在で且つ水平方向へ旋回機構を有するウエハ
移送アームの先端へ設けた吸着パットの下面にバキュー
ム吸着されて、研削盤の研削テーブル上に移送するもの
である。
【0013】そして、前記研削テーブルには夫々に自回
転する円形状のバキューム吸着するチャックを備え、研
削テーブルは自動的に回転、停止を繰返しており、停止
位置で夫々のチャックの上方から先端へ研削砥石等を備
えたスピンドル軸が下降して、各チャック上で予め設定
された研削等の加工を施すものである。
【0014】前記半導体ウエハWはウエハ移送アームで
前記チャック上に正確にセットされると共に、該チャッ
クにバキューム吸着されるものであり、半導体ウエハW
はチャックと共に研削テーブルの回動によって、次の加
工位置へと移行し、所定の求められる厚さに研削等が順
次施され加工が完了するものであり、そして、研削加工
後は吸着パットでバキューム吸着され洗浄装置へ移送さ
れ、洗浄された後に反転アームの吸着パットでバキュー
ム吸着され移送ベルトに載置され、移送ベルトの駆動
と、カセット台エレベータの昇降によって格納カセット
Cへ収納されるものである。
【0015】通常、この種の平面自動研削盤はこの様に
構成されており、前記の作動が自動的かつ規則的に繰り
返され、カセットから送出された半導体ウエハWは、順
次可動位置へ案内され、研削され、洗浄され、格納され
る仕組と成るものであり、研削テーブルは一定の停止時
間を保ちながらエンドレス的に回転しているものである
が、加工後の半導体ウエハWを吸着パットで吸着した
り、移送ベルトで移送させると微細な傷等が入ることが
屡々あり、後の加工の歩留まりを大きく下げていた。
【0016】即ち、本発明はこれらの移送部分に用いる
ものであって、移送機構の基台部1を長さを有した底面
2の両側辺へ側壁3.3を立設させた横断面凹状に形成
し、該基台部1の少なくとも底面2を有孔性部材で形成
したものであり、ポーラスセラミック、又は、セラミッ
クヘ移送方向に沿って小孔を多数穿設したものでも良
く、前記底面2の下方へポンプ等の流体噴出装置に連繋
させた液体、気体等の流体噴射部4を設けたものであ
る。
【0017】そして、前記基台部1の底面2の上面と平
行状態でエア、オイル圧等によって進退自在な押送装置
5を両側又は片側に設け、該押送装置5の先端を半導体
ウエハWの外周縁の形状に沿った湾曲部5aを形成した
ものであり、たものであり、側壁3.3と底面2によっ
て液体、気体等を一時的に貯溜できるものであり、更
に、押送装置5の先端の湾曲部5aによって半導体ウエ
ハWを移送元から移送先へ確実且つ安全に移送できるも
のである。
【0018】次いで、前記移送機構を用いて、移送機構
へ半導体ウエハWを載置する以前又は同時に基台部1の
下方の流体噴射部4から流体を噴射させて半導体ウエハ
Wを浮遊状態とすると共に、押送装置5の先端の湾曲部
5aへ半導体ウエハWの外周縁を当接させ、押送装置5
を伸延させて移送元から移送先に移送させるものであ
る。
【0019】図3においては、格納カセットCの前方に
配設する移送ベルトに代えて、本発明の移送機構を実施
した側面図であり、格納カセットCの仕切られた桟体の
間へ本発明の移送機構によって、格納カセットCのエレ
ベータ台の昇降と共働によって格納するものである。
【0020】
【発明の効果】前述のように、本発明は基台部の下方の
流体噴射部から流体を噴射させて半導体ウエハを浮遊状
態として押送装置を伸延させて移送元から移送先に移送
させるものであって、半導体ウエハの加工面に一切触れ
ること無く、格納カセットまで移送することを可能とし
て、以後の加工の歩留まりを飛躍的に高くしたものであ
り、画期的な発明である。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の移送機構の平面図である。
【図2】図2は本発明の移送機構の説明側面図である。
【図3】図3は本発明の実施例の説明側面図である。
【符号の説明】
W 半導体ウエハ C 格納カセット 1 基台部 2 底面 3 側壁 4 流体噴射部 5 押送装置 5a 湾曲部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】研削盤等で加工した後の半導体ウエハを移
    送するための機構であって、移送機構の基台部を長さを
    有した底面の両側辺へ側壁を立設させた横断面凹状に形
    成し、該基台部の少なくとも底面を有孔性部材で形成
    し、前記底面の下方へ流体噴出装置に連繋させた流体噴
    射部を設けると共に、前記基台部の底面の上面と平行状
    態で進退自在な押送装置を設け、該押送装置の先端を半
    導体ウエハの外周縁の形状に沿った湾曲部を形成したこ
    とを特徴とする半導体ウエハの移送機構。
  2. 【請求項2】研削盤等で加工した後の半導体ウエハを移
    送するための方法であって、移送機構の基台部を長さを
    有した底面の両側辺へ側壁を立設させた横断面凹状に形
    成し、該基台部の少なくとも底面を有孔性部材で形成
    し、前記底面の下方へ流体噴出装置に連繋させた流体噴
    射部を設けると共に、前記基台部の底面の上面と平行状
    態で進退自在な押送装置を設け、該押送装置の先端部を
    半導体ウエハの外周縁の形状に沿った湾曲部を形成した
    半導体ウエハの移送機構を用いて、前記移送機構へ半導
    体ウエハを載置する以前又は同時に基台部の下方の流体
    噴射部から流体を噴射させて半導体ウエハを浮遊状態と
    すると共に、押送装置の先端の湾曲部へ半導体ウエハの
    外周縁を当接させ、押送装置を伸延させて移送元から移
    送先に移送させることを特徴とする半導体ウエハの移送
    方法。
JP18356693A 1993-06-30 1993-06-30 半導体ウエハの移送機構及び移送方法 Pending JPH0786368A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004182378A (ja) * 2002-12-02 2004-07-02 Toppan Printing Co Ltd 大型基板の搬送方法及び固定方法
JP2011018731A (ja) * 2009-07-08 2011-01-27 Rayresearch Corp ウェハ分岐搬送装置

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