JPH078593Y2 - マンホ−ル蓋のバ−ル穴の雨水浸入防止構造 - Google Patents

マンホ−ル蓋のバ−ル穴の雨水浸入防止構造

Info

Publication number
JPH078593Y2
JPH078593Y2 JP2798792U JP2798792U JPH078593Y2 JP H078593 Y2 JPH078593 Y2 JP H078593Y2 JP 2798792 U JP2798792 U JP 2798792U JP 2798792 U JP2798792 U JP 2798792U JP H078593 Y2 JPH078593 Y2 JP H078593Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball hole
manhole cover
hole
elastic material
prevention structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2798792U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0581348U (ja
Inventor
貞述 森
正秋 高津
Original Assignee
株式会社クロダイト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クロダイト filed Critical 株式会社クロダイト
Priority to JP2798792U priority Critical patent/JPH078593Y2/ja
Publication of JPH0581348U publication Critical patent/JPH0581348U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH078593Y2 publication Critical patent/JPH078593Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、上下水道、ガス、電力
用等の地下施設のマンホ−ルの地表面に設置するマンホ
−ル蓋のバ−ル穴の雨水浸入防止構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、マンホ−ル蓋のバ−ル穴を自重又
はバネ力により塞ぐ構造としては、例えば実公昭63−
15391号、実公平4−2209号、実公平4−40
45号があるが、これらは何れもバ−ルによる解錠操作
用の閉塞部をバ−ル穴に臨ませたものであって、バ−ル
穴からの雨水の浸入に対しては何んら考慮はなされてい
ない。又、バ−ル穴などを弾性材料で塞いでバ−ル穴な
どから雨水の侵水の防止を図ったものとして、例えば実
公平2−42749号、実公平3−33794号が存在
するが、これらは何れも蓋の上方から弾性材料をバ−ル
穴などに挿入してバ−ル穴などを閉塞する構造となって
いるため、車道上に使用した場合、自動車のタイヤなど
により弾性材料が損傷を受け易く、又、マンホ−ル蓋の
開蓋に際しバ−ルをバ−ル穴に差し込む場合には弾性材
料を取脱しなければならず、この取脱作業が面倒である
という問題を有していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そこで本考案は、バ−
ル穴からの雨水の浸入を防止し、しかも自動車のタイヤ
などによる損傷を受け難く、且つマンホ−ル蓋の開蓋に
際してのバ−ル穴へのバ−ルの差し込みにも支障を生じ
ないマンホ−ル蓋のバ−ル穴の雨水浸入防止構造を提供
し、もって上記従来の技術の問題を解決しようとするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本考案は、バ
−ル穴に解錠操作用の閉塞部を臨ませたマンホ−ル蓋に
おいて、前記閉塞部の上面に弾性材を付設し、該弾性材
の周縁を薄肉なシ−ル部となし、該シ−ル部の外周を前
記バ−ル穴よりも若干大きくすると共に該シ−ル部の内
周を前記バ−ル穴よりも若干小さくし、該シ−ル部の撓
曲により該シ−ル部で前記バ−ル穴を閉塞し、前記弾性
材の上面をマンホ−ル蓋の上面より低位に配置している
ことを特徴とするマンホ−ル蓋のバ−ル穴の雨水浸入防
止構造を要旨とするものである。
【0005】
【作用】このようにした雨水浸入防止構造にあっては、
バ−ル穴上方からの雨水は弾性材のシ−ル部によってバ
−ル穴下方への浸入を防止されてバ−ル穴上縁からオ−
バ−フロ−することとなり、弾性材の上面がマンホ−ル
蓋の上面より下方に位置するため、自動車のタイヤ等に
接触し難い状態にある。又、マンホ−ル蓋の開蓋に際し
てはバ−ル穴に差し込んだバ−ルを弾性材を介して開錠
操作用閉塞部に押圧する。
【0006】
【実施例】次に、本考案の図示の一実施例について説明
すると、1は、受枠2に蓋体3を蓋設したマンホ−ル蓋
であって、蓋体3の周縁に設けた切欠き4と該切欠き4
に臨む受枠2内面でバ−ル穴5を構成している。なお、
このバ−ル穴5は蓋体3のみに貫設されたものでも差支
えはない。7は鈎部材8の上端の枢軸9を蓋体3のリブ
6に支障した施錠鈎であって、枢軸9の側方に付設した
ア−ム10に解錠操作用の逆立足状の閉塞部11を設
け、閉塞部11をバ−ル穴5の下部に臨ませている。な
お、以上の構成は従来技術と同様のものである。
【0007】本例は前記閉塞部11にゴム質材製の弾性
材12を着脱可能に付設したものであって、弾性材12
は、主として図4〜図6に示すように、閉塞部11に適
合する逆立短靴状の取付部13の上面部周縁に薄肉なシ
−ル部14を鍔状に設け、シ−ル部14の外周をバ−ル
穴5よりも若干大きくすると共にシ−ル部14の内周を
バ−ル穴5よりも若干小さくしており、図1、図3に示
すように、該弾性材12の取付部13が閉塞部11に履
設され、閉塞部11の所定位置への回動によりシ−ル部
14がバ−ル穴14で撓曲されてバ−ル穴5を閉塞し、
弾性材12の上面がマンホ−ル蓋1の上面より低位に配
置されている。
【0008】このようにした本例の雨水浸入防止構造に
あっては、バ−ル穴5上方からの雨水は、弾性材のシ−
ル部14によってバ−ル穴5下方への浸入を防止されて
バ−ル穴5上縁からオ−バ−フロ−することとなり、弾
性材12の上面がマンホ−ル蓋1上面より下方に位置す
るため自動車のタイヤ等に接触し難い状態にある。又、
マンホ−ル蓋1の開蓋に際してはバ−ル穴5に差し込ん
だバ−ル(図示せず)を弾性材12を介して開錠操作用
の閉塞部11に押圧し、弾性材12と共に施錠鈎7を枢
軸9を支点に図1の反時計回りに回動させる。
【0009】なお、弾性材の取付部は上例では逆立短靴
状としたが、平板状として開錠操作用の閉塞部の上面に
接着剤等により固着する構造としても差し支えはない。
【0010】
【考案の効果】以上説明したように本考案の雨水浸入防
止構造においては、弾性材のシ−ル部によってバ−ル穴
からの雨水の浸入を防止でき、しかも、弾性材の上面が
マンホ−ル蓋の上面より下方に位置するため自動車のタ
イヤ等による損傷を受け難く、且つマンホ−ル蓋の開蓋
に際してのバ−ル穴へのバ−ルの差し込みにも支障を生
じない効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の側断面図である。
【図2】同上例の転向した平面図である。
【図3】図1のA−A線の矢視断面図である。
【図4】同上例に用いた弾性材の拡大した側断面図であ
る。
【図5】同上弾性材の拡大した転向底面図である。
【図6】同上弾性材の拡大した背面図である。
【符号の説明】
1 マンホ−ル蓋 5 バ−ル穴 11 閉塞部 12 弾性材 14 シ−ル部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バ−ル穴に解錠操作用の閉塞部を臨ませ
    たマンホ−ル蓋において、前記閉塞部の上面に弾性材を
    付設し、該弾性材の周縁を薄肉なシ−ル部となし、該シ
    −ル部の外周を前記バ−ル穴よりも若干大きくすると共
    に該シ−ル部の内周を前記バ−ル穴よりも若干小さく
    し、該シ−ル部の撓曲により該シ−ル部で前記バ−ル穴
    を閉塞し、前記弾性材の上面をマンホ−ル蓋の上面より
    低位に配置していることを特徴とするマンホ−ル蓋のバ
    −ル穴の雨水浸入防止構造。
JP2798792U 1992-03-31 1992-03-31 マンホ−ル蓋のバ−ル穴の雨水浸入防止構造 Expired - Lifetime JPH078593Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2798792U JPH078593Y2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 マンホ−ル蓋のバ−ル穴の雨水浸入防止構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2798792U JPH078593Y2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 マンホ−ル蓋のバ−ル穴の雨水浸入防止構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0581348U JPH0581348U (ja) 1993-11-05
JPH078593Y2 true JPH078593Y2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=12236192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2798792U Expired - Lifetime JPH078593Y2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 マンホ−ル蓋のバ−ル穴の雨水浸入防止構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH078593Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0581348U (ja) 1993-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5516019A (en) Carrier
US5003795A (en) Lock protector
US5303971A (en) Tailgate release handle security device
JPH078593Y2 (ja) マンホ−ル蓋のバ−ル穴の雨水浸入防止構造
KR20110085408A (ko) 맨홀
JPH072715Y2 (ja) 地下構造物用蓋体の開口部閉塞装置
JP3065220B2 (ja) ごみ容器
JP2991130B2 (ja) 液体容器の栓装置
JP4489926B2 (ja) 地中構造物の蓋体用防水装置
JP2740641B2 (ja) マンホール用鉄蓋の施錠装置
JPH09184156A (ja) 地下施設蓋の開閉構造
JP4761604B2 (ja) 天井点検口
JP3195866B2 (ja) 鉄蓋の鉤孔用栓
JP2992230B2 (ja) マンホール用鉄蓋の施錠装置
JPH0647813Y2 (ja) 気密容器
JP2559733Y2 (ja) マンホール用防水キャップ
JPS5938529Y2 (ja) マンホ−ル等の蓋盤開閉装置
JP2627402B2 (ja) 鉄蓋のマーク取付け構造
JP2600776Y2 (ja) フィラーキャップの防水構造
JPS609064Y2 (ja) 燃料供給口の蓋体
JP2587393B2 (ja) マンホール蓋の開放操作具用受孔の閉塞装置
JP3202534B2 (ja) 自動車用アウトサイドハンドル装置
JPH049835Y2 (ja)
JPH09279915A (ja) 扉のハンドル用防塵、防水カバー
JPH0629389Y2 (ja) 自動車用バックドアにおけるキ−シリンダの盗難防止構造