JP2627402B2 - 鉄蓋のマーク取付け構造 - Google Patents

鉄蓋のマーク取付け構造

Info

Publication number
JP2627402B2
JP2627402B2 JP7085970A JP8597095A JP2627402B2 JP 2627402 B2 JP2627402 B2 JP 2627402B2 JP 7085970 A JP7085970 A JP 7085970A JP 8597095 A JP8597095 A JP 8597095A JP 2627402 B2 JP2627402 B2 JP 2627402B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mark
iron cover
spigot
stopper
iron
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7085970A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08260496A (ja
Inventor
清 石田
Original Assignee
株式会社トミス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社トミス filed Critical 株式会社トミス
Priority to JP7085970A priority Critical patent/JP2627402B2/ja
Publication of JPH08260496A publication Critical patent/JPH08260496A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2627402B2 publication Critical patent/JP2627402B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地下に埋設される埋設
筐やマンホールなどの構造物の上端開口部を被う鉄蓋に
識別用のマークを設けるための鉄蓋のマーク部材取付け
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】都市部あるいはその近郊の地下には、水
道、ガス、電気などを供給するための布設管が埋設され
ている。これらの布設管には、制水弁などの制御弁ある
いはコネクターやブレーカー等が適宜接続されており、
これらを路面上から操作したり、維持点検したり、さら
にはこれらを保護するとともにこれらの設置場所を明示
する必要がある。この目的のため、中空箱型の埋設筐や
マンホールなどの構造物(埋設構造物)が地下に埋設さ
れる。
【0003】地下に埋設される構造物(埋設構造物)の
上端開口部には一体または別部品の受け枠が設けられ、
該受け枠に鉄蓋を嵌合させるとともに該受け枠で鉄蓋を
支持することにより、前記埋設構造物の開口部が密閉さ
れている。通常、鉄蓋は前記受け枠に対し、簡単には分
離しない連結機構を介して、開閉操作可能に装着されて
いる。その場合、前記鉄蓋用受け枠はその上端縁が路面
と略同一高さとなるように埋設され、前記鉄蓋はその上
面が路面と略同一面となるようにして前記鉄蓋用受け枠
の内径部(内部)に嵌合状態(閉じ状態)で支持され
る。この鉄蓋は前記受け枠に対して例えば蝶番を介して
開閉可能に取り付けられる。
【0004】上記鉄蓋は、路上を走行する車両等の荷重
が直接的に作用することから、充分な強度および耐久性
が要求され、一般には鋳物や鍛造などの鉄の一体成形品
で作られている。また、上記埋設構造物にあっては、そ
の設備の所有者あるいは管理者が誰であるかを表示する
ことが要請され、そのために、地面に現れている鉄蓋の
表面に所有者あるいは管理者を表示するための識別マー
クを付することが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
にあっては、前記識別マークは成形(鋳造)による浮き
出しなどで鉄蓋に一体に形成されているので、鉄蓋自体
は同じ製品の場合でも、所有者または管理者が異なる場
合には、その都度鋳造型を作成し、補修用部品としても
識別マークごとに多種類の製品を保管しておく必要があ
り、製品の共通化ができないために、コストが嵩んだ
り、管理が煩雑になるなどの不経済な面が多かった。
【0006】本発明はこのような従来技術に鑑みてなさ
れたものであり、本発明の目的は、完成した鉄蓋に対し
て所有者または管理者などを表示するためのマークを簡
単にロック状態で取付けることができ、所有者または管
理者などの識別対象が異なる場合でも、鉄蓋製品や鋳造
型を一種類で済ますことができ、鉄蓋の種類を減らして
少品種多量生産を適用して製品のコストダウンおよび管
理の容易化を図ることができる鉄蓋のマーク取付け構造
を提供することである。
【0007】
【課題解決のための手段】請求項1の発明は、地下に埋
設される構造物の上端開口部を被う鉄蓋にマークを取付
けるための鉄蓋のマーク取付け構造において、マーク部
材の裏面にロック用係止手段を設け、鉄蓋の凹部に係合
手段およびストッパ手段を設け、弾性変形可能なストッ
パ部を有するストッパ部材を前記凹部内に位置決め装着
し、前記ロック用係止手段を前記係合手段で抜け止めす
るとともに前記ストッパ手段と前記ストッパ部との間で
回転位置を規制することにより、マーク部材を鉄蓋に対
してロック状態で取付ける構成とすることにより、上記
目的を達成するものである。
【0008】請求項2の発明は、地下に埋設される構造
物の上端開口部を被う鉄蓋にマーク部材を取付けるため
の鉄蓋のマーク取付け構造において、前記鉄蓋にインロ
ーガイド部を有する凹部を形成し、前記マーク部材の裏
面にロック用係止部とインロー係合部を形成し、弾性変
形可能な突起状ストッパ部を有するワッシャ部材を前記
鉄蓋の凹部内に回転方向位置決めして配設し、前記イン
ロー係合部を前記インローガイド部に係合させて前記マ
ーク部材を前記鉄蓋の凹部に嵌装するとともに、前記ロ
ック用係止部が前記ワッシャ部材の突起状ストッパ部を
乗り越えるまで前記マーク部材を回転させることによ
り、該マーク部材を鉄蓋にロックする構成とすることに
より、一層効率よく上記目的を達成するものである。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は埋設構造物の上端開口に鉄蓋を装着した状
態を示す平面図であり、図2は図1中の線2−2に沿っ
た縦断面図であり、図3は図1中の線3−3に沿った縦
断面図である。図1〜図3において、地下に埋設された
筒状(図示の例では角形断面)の制水弁筐やマンホール
等の埋設構造物1の上端面には、中央開口を有する環状
(図示の例では四角の環状)の受け枠2が設けられてお
り、この受け枠2の開口部に同様の形状(四角形状)を
した鉄蓋3が嵌合支持されている。前記受け枠2および
前記鉄蓋3は、通常、ダクタイル鋳鉄等の鋳造品で作ら
れている。また、図示の例では前記埋設構造物1がコン
クリート製の場合を示すが、これは前記受け枠2と同様
の鋳造品で作ってもよい。
【0010】符号4は地面(路面等)を示す。前記鉄蓋
3は、その周縁の一部(一辺部)において、前記受け枠
2に対してリンク機構5を介して開閉可能に取り付けら
れている。図示の例では、前記リンク機構5は所定間隔
をおいた2箇所に設けられている。各リンク機構5、5
は、受け枠2にアーム6の一端部を回転自在にピン結合
するとともに、鉄蓋3にアーム7一端部を回転自在にピ
ン結合し、これらのアーム6、7の他端部を互いに回転
自在にピン結合することにより、鉄蓋3を開閉自在に連
結する構成になっている。
【0011】前記鉄蓋3の表面(上面)には、本発明に
よるマーク取付け構造によりマーク部材8が取付けられ
ている。このマーク部材8は鋳造品で作ることもできる
が、硬質プラスチックの成形品で作ることもでき、その
表面(上面)には所有者または管理者を示すための識別
マークが施されている。この識別マークは文字、記号、
図形もしくはそれらの組み合わせから成っている。ま
た、図示の例では、前記マーク部材8は円形をしてお
り、垂直軸を有する略回転体の形状構造をしている。
【0012】図4は本発明を適用した鉄蓋のマーク取付
け構造の一実施例を示す縦断面図である。図4におい
て、鉄蓋3の表面の所望位置に円形の凹部11が形成さ
れ、該凹部11内にマーク部材8が装着されている。こ
のマーク部材8は、ストッパ部材(ワッシャ部材)12
を用いることにより、前記凹部11に対してロック状態
(取り外しできない状態)で取付けられている。
【0013】図5は図4中の鉄蓋の凹部11の平面図で
あり、図6は図4中のストッパ部材(ワッシャ部材)1
2の平面図であり、図7は図6中の線7−7から見たワ
ッシャ部材12の側面図であり、図8は図6中の線8−
8に沿ったワッシャ部材12の部分縦断面図であり、図
9はマーク部材8の側面図であり、図10は図9中の線
10−10から見たマーク部材8の裏面図(底面図)で
あり、図11はマーク部材8を凹部11内に取付けた時
の該マーク部材8とワッシャ部材(ストッパ部材)12
との係合(ロック)状態を示す部分縦断面図である。
【0014】図4〜図11において、前記マーク部材8
の裏面の中心部には円筒形のハブ13が形成され、該ハ
ブ13の円周面上の3箇所にインロー係合部14が形成
されている。なお、図示の例では、2箇所のインロー部
14は同じ円周角(長さ)で形成されているが、残りの
1箇所はこれらより小さい円周角(短い長さ)で形成さ
れている。これは、マーク部材8を取付ける際の円周方
向位置合わせを容易化するためのものである。
【0015】前記マーク部材8の前記ハブ13の端面
(下側頂面)には突起状のロック用係止部15が形成さ
れている。このロック用係止部15は円周方向の3箇所
に形成され、各ロック用係止部15は、円周方向縦断面
で見て、図11に示すような斜面および垂直面(ストッ
パ面)から形状をしている。
【0016】前記鉄蓋3の凹部11の中心部には、前記
マーク部材8のハブ13を受け入れて係合するためのハ
ブ受入穴16が形成されている。そして、このハブ受入
穴16の円周部分には、前記マーク部材8の各インロー
係合部(3箇所)14を受け入れ可能なストレート部
(3箇所)17と、該ストレート部17の入口端部で内
方へ突出して形成されることにより前記マーク部材8の
各インロー係合部14に抜け止め係合して該インロー係
合部14を円周方向に摺動案内するインローガイド部
(3箇所)18と、前記マーク部材8のインロー係合部
14の一部が当接することにより該マーク部材8の回転
(摺動)をストップさせる回転ストッパ部(1箇所)1
9と、が形成されている。
【0017】前記凹部11のハブ受入穴16の端面中心
部には、前記ワッシャ部材(ストッパ部材)12の中心
角孔が嵌合して該ワッシャ部材12を回り止め状態で装
着するための回り止め突出部20が形成されている。な
お、図示の実施例では、前記回り止め突出部20の側面
の一部に、前記ワッシャ部材12の円周方向の装着位置
を規制(割り出し)するためのV突起21が形成されて
いる。
【0018】前記ワッシャ部材12には、弾性変形可能
な突起状ストッパ部(3箇所)22が形成されている。
この3箇所の突起状ストッパ部22は、前記マーク部材
8のハブ13の端面の3箇所に形成されたロック用係止
部15に対応して、所定位置に所定形状を成して形成さ
れている。このワッシャ部材12は例えばステンレス鋼
板またはバネ鋼板のプレス成形品で作られ、図示の前記
突起状ストッパ部22は打抜き成形で作られている。ま
た、ワッシャ部材12の中心部には、前記凹部11内の
角形の回り止め突出部20に嵌合する角形の開口23
(図6)が形成されている。さらに、この開口23の一
辺には、前記回り止め突出部20のV突起21に係合し
てワッシャ部材12の円周方向位置を規制するためのV
ノッチ24が形成されている。
【0019】そこで、前記マーク部材8を鉄蓋3に取付
ける場合は、先ず、弾性変形可能な前記突起状ストッパ
部22を有するワッシャ部材12を、前記凹部11内の
回り止め突出部20に回転方向位置決め状態で装着し、
次いで、前記インロー係合部14を前記ストレート部1
7に整合させて前記ハブ13を前記ハブ受入穴16に嵌
入(挿入)する。そこで、各インロー係合部14を各イ
ンローガイド部18に抜け止め係合させた状態で、各ロ
ック用係止部15が前記ワッシャ部材12の各突起状ス
トッパ部22を乗り越える方向(図11の矢印方向)へ
マーク部材8を回転させる。
【0020】このマーク部材8の回転操作は、図11中
に矢印で示すように各ロック用係止部15が各突起状ス
トッパ部22を完全に通過し、そのインロー係合部14
の一部が前記ハブ受入穴16の回転ストッパ部19に当
接または接近するまで行う。ここまでマーク部材8を回
転させると、該マーク部材8は、凹部11の回転ストッ
パ部19とワッシャ部材(ストッパ部材)12の突起状
ストッパ部22との間で、抜け止め状態で回転方向所定
位置にロックされることになる。この場合、マーク部材
8のロック用係止部15とワッシャ部材(ストッパ部
材)12の突起状ストッパ部22は図11中の実線で示
す状態で係止しており、且つ突起状ストッパ部22は外
部から弾性変形させることができないので、マーク部材
8は鉄蓋3に対し取り外しできないロック状態で取付け
られることになる。
【0021】以上説明した実施例によれば、所有者また
は管理者などを表示する識別マークが形成されたマーク
部材8を鉄蓋3とは別の独立した部品で製作し、完成し
た鉄蓋3に対して該マーク部材8を取付けるようにした
ので、所有者または管理者などの識別対象が異なる場合
でも、鉄蓋製品や鋳造型一種類で済ますことができ、鉄
蓋の種類を減らして少品種多量生産を適用して製品のコ
ストダウンおよび管理の容易化を図ることが可能にな
る。また、マーク部材8は、鉄蓋3に対し、何らの道具
を必要とせずに簡単にロック状態で取付けることができ
る。そして、一旦取付けた後では、マーク部材8を鉄蓋
3から離脱させることができないので、路面上に施工し
た後にマーク部材8が外れたり紛失することを防止する
ことができる。
【0022】なお、前述の実施例では、鉄蓋3が四角形
の場合を例に挙げて説明したが、本発明は、鉄蓋が円形
(楕円や長円を含む)あるいは多角形など、その他の形
状の場合にも同様に適用することができ、同様の作用効
果が得られるものである。また、前述の実施例では、埋
設構造物1と受け枠2が別体である場合を例示したが、
この受け枠2の部分を埋設構造物1の部分と一体にし、
全体を鋳造品または成形品で一体に製作してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、請求項
1の発明によれば、地下に埋設される構造物の上端開口
部を被う鉄蓋にマークを取付けるための鉄蓋のマーク取
付け構造において、マーク部材の裏面にロック用係止手
段を設け、鉄蓋の凹部に係合手段およびストッパ手段を
設け、弾性変形可能なストッパ部を有するストッパ部材
を前記凹部内に位置決め装着し、前記ロック用係止手段
を前記係合手段で抜け止めするとともに前記ストッパ手
段と前記ストッパ部との間で回転位置を規制することに
より、マーク部材を鉄蓋に対してロック状態で取付ける
構成としたので、完成した鉄蓋に対して所有者または管
理者などを表示するためのマークを簡単にロック状態で
取付けることができ、所有者または管理者などの識別対
象が異なる場合でも、鉄蓋製品や鋳造型を一種類で済ま
すことができ、鉄蓋の種類を減らして少品種多量生産を
適用して製品のコストダウンおよび管理の容易化を図る
ことができる鉄蓋のマーク取付け構造が提供される。
【0024】請求項2の発明によれば、地下に埋設され
る構造物の上端開口部を被う鉄蓋にマーク部材を取付け
るための鉄蓋のマーク取付け構造において、前記鉄蓋に
インローガイド部を有する凹部を形成し、前記マーク部
材の裏面にロック用係止部とインロー係合部を形成し、
弾性変形可能な突起状ストッパ部を有するワッシャ部材
を前記鉄蓋の凹部内に回転方向位置決めして配設し、前
記インロー係合部を前記インローガイド部に係合させて
前記マーク部材を前記鉄蓋の凹部に嵌装するとともに、
前記ロック用係止部が前記ワッシャ部材の突起状ストッ
パ部を乗り越えるまで前記マーク部材を回転させること
により、該マーク部材を鉄蓋にロックする構成としたの
で、一層効率よく、完成した鉄蓋に対して所有者または
管理者などを表示するためのマークを簡単にロック状態
で取付けることができ、所有者または管理者などの識別
対象が異なる場合でも、鉄蓋製品や鋳造型を一種類で済
ますことができ、鉄蓋の種類を減らして少品種多量生産
を適用して製品のコストダウンおよび管理の容易化を図
ることができる鉄蓋のマーク取付け構造が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】埋設構造物の上端開口に鉄蓋を装着した状態を
示す平面図である。
【図2】図1中の線2−2に沿った縦断面図である。
【図3】図1中の線3−3に沿った縦断面図である。
【図4】本発明を適用した鉄蓋のマーク取付け構造の一
実施例を示す縦断面図である。
【図5】図4中の鉄蓋の凹部の平面図である。
【図6】図4中のワッシャ部材(ストッパ部材)の平面
図である。
【図7】図6中の線7−7から見たワッシャ部材の側面
図である。
【図8】図6中の線8−8に沿ったワッシャ部材の部分
縦断面図である。
【図9】図4中のマーク部材の側面図である。
【図10】図9中の線10−10から見たマーク部材の
裏面図である。
【図11】マーク部材を鉄蓋の凹部内に取付けた時の該
マーク部材とワッシャ部材との係合状態を示す部分縦断
面図である。
【符号の説明】
1 埋設構造物 2 受け枠 3 鉄蓋 4 地面 5 リンク機構 8 マーク部材 11 凹部 12 ワッシャ部材(ストッパ部材) 13 ハブ(マーク部材) 14 インロー係合部 15 ロック用係止部 16 ハブ受入穴(凹部) 17 ストレート部 18 インローガイド部 19 回転ストッパ部 20 回り止め突出部 21 V突起 22 突起状ストッパ部(ストッパ部材) 23 角形の開口 24 Vノッチ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下に埋設される構造物の上端開口部
    を被う鉄蓋にマークを取付けるための鉄蓋のマーク取付
    け構造において、マーク部材の裏面にロック用係止手段
    を設け、鉄蓋の凹部に係合手段およびストッパ手段を設
    け、弾性変形可能なストッパ部を有するストッパ部材を
    前記凹部内に位置決め装着し、前記ロック用係止手段を
    前記係合手段で抜け止めするとともに前記ストッパ手段
    と前記ストッパ部との間で回転位置を規制することによ
    り、マーク部材を鉄蓋に対してロック状態で取付けるこ
    とを特徴とする鉄蓋のマーク取付け構造。
  2. 【請求項2】 地下に埋設される構造物の上端開口部
    を被う鉄蓋にマーク部材を取付けるための鉄蓋のマーク
    取付け構造において、 前記鉄蓋にインローガイド部を有する凹部を形成し、 前記マーク部材の裏面にロック用係止部とインロー係合
    部を形成し、 弾性変形可能な突起状ストッパ部を有するワッシャ部材
    を前記鉄蓋の凹部内に回転方向位置決めして配設し、 前記インロー係合部を前記インローガイド部に係合させ
    て前記マーク部材を前記鉄蓋の凹部に嵌装するととも
    に、前記ロック用係止部が前記ワッシャ部材の突起状ス
    トッパ部を乗り越えるまで前記マーク部材を回転させる
    ことにより、該マーク部材を鉄蓋にロックすることを特
    徴とする鉄蓋のマーク取付け構造。
  3. 【請求項3】 地下に埋設される構造物の上端開口部
    を被う鉄蓋に凹部を形成し、該凹部内にマーク部材を装
    着するようにした鉄蓋のマーク取付け構造において、 前記マーク部材の裏面に、円周面にインロー係合部を有
    するとともに端面に突起状のロック用係止部を有するハ
    ブが設けられ、 前記鉄蓋の凹部の中心部に、前記マーク部材のインロー
    係合部を受け入れ可能なストレート部と、該インロー係
    合部に係合して該インロー係合部を円周方向に摺動案内
    するインローガイド部と、前記インロー係合部の一部が
    当接することによりマーク部材の回転をストップさせる
    回転ストッパ部と、回り止め突出部とを有し、前記マー
    ク部材のハブを受入れ可能なハブ受入穴が形成され、 弾性変形可能な突起状ストッパ部を有するワッシャ部材
    を前記回り止め突出部に回転方向位置決め状態で装着し
    た後、前記インロー係合部を前記ストレート部に整合さ
    せて前記ハブを前記ハブ受入穴に嵌入し、 さらに、該インロー係合部を前記インローガイド部に係
    合させた状態で、前記ロック用係止部が前記ワッシャ部
    材の突起状ストッパ部を乗り越えて前記インロー係合部
    の一部が前記回転ストッパ部に当接または接近するまで
    前記マーク部材を回転させることにより、該回転ストッ
    パ部と前記突起状ストッパ部との間で前記マーク部材を
    所定の回転位置にロックすることを特徴とする鉄蓋のマ
    ーク取付け構造。
JP7085970A 1995-03-20 1995-03-20 鉄蓋のマーク取付け構造 Expired - Fee Related JP2627402B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7085970A JP2627402B2 (ja) 1995-03-20 1995-03-20 鉄蓋のマーク取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7085970A JP2627402B2 (ja) 1995-03-20 1995-03-20 鉄蓋のマーク取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08260496A JPH08260496A (ja) 1996-10-08
JP2627402B2 true JP2627402B2 (ja) 1997-07-09

Family

ID=13873592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7085970A Expired - Fee Related JP2627402B2 (ja) 1995-03-20 1995-03-20 鉄蓋のマーク取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2627402B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007255033A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Nagano Ichi マンホール用鉄蓋
CN105178359B (zh) * 2015-07-29 2017-05-31 长兴恒绵塑业有限公司 井盖复合结构

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08260496A (ja) 1996-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7908710B2 (en) Device for articulating a cover or lid to a frame in particular of a manhole
US7752876B2 (en) Lockout device
US7108447B2 (en) Construction castings with ball and socket connectors
US1947081A (en) Guard for valves
US6763967B2 (en) Valve box locking lid and method therefor
JP2627402B2 (ja) 鉄蓋のマーク取付け構造
US20100050711A1 (en) Anti-fuel theft device and method therefor
US4544076A (en) Locking cap for oil storage tank
US4756055A (en) Hinge joint
KR100577632B1 (ko) 회전 밸브의 회전 각도 제한 방법 및 그것을 실시할 수 있는 액추에이터
JP2889203B2 (ja) マンホール蓋の鍵孔用盲栓装置
KR200221892Y1 (ko) 맨홀
JP3044431B2 (ja) 地下構造物用蓋の開閉具
JP2521858Y2 (ja) 地下構築物用の蓋
KR200253292Y1 (ko) 맨홀
JP3618194B2 (ja) 埋設きょう
JPH0355641Y2 (ja)
JP3741409B2 (ja) 鉄蓋開閉装置
JP4191530B2 (ja) 鉄蓋開閉構造
JP2024046150A (ja) パイプの支持装置およびパイプの支持装置システム
JPH042213Y2 (ja)
KR200212754Y1 (ko) 잠금수단을 구비한 맨홀의 속뚜껑장치
KR200356114Y1 (ko) 맨홀뚜껑의 잠금장치
US2613975A (en) Manhole lid locking means
JP3955960B2 (ja) 地下構造物用蓋の保護カバー

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100418

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 16

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees