JPH09279915A - 扉のハンドル用防塵、防水カバー - Google Patents

扉のハンドル用防塵、防水カバー

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JPH09279915A
JPH09279915A JP11700196A JP11700196A JPH09279915A JP H09279915 A JPH09279915 A JP H09279915A JP 11700196 A JP11700196 A JP 11700196A JP 11700196 A JP11700196 A JP 11700196A JP H09279915 A JPH09279915 A JP H09279915A
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handle
cover
shaft
outer periphery
door
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JP11700196A
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Hiroyoshi Furuoka
弘好 古岡
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能部への雨水や粉塵の侵入を阻止するハン
ドル用カバーで、設置済みのものに簡単に装着でき、鍵
穴の開閉が容易であり、構造が簡単で安価なものを提供
する。 【解決手段】 ハンドル用カバー1は、ハンドル21の
軸部22の外周に装着される軸カバー部2と、把手部2
3上に装着される把手カバー部3と、軸カバー部2と把
手カバー部3とを接続する接続部4とをゴム等の弾性素
材で一体に形成して成る。外気に直接面する開口部位が
全て被覆され、雨水や粉塵の侵入が阻止される。全体が
弾性的に変形容易であるから着脱が容易である。筒状の
軸カバー部2は、把手部23の一端から挿入してその外
周を移動させ、軸部22の外周に装着する。軸カバー部
2が、軸部22の外周に結合するので、装着後に全体を
取り外さずに、把手カバー部3のみを外して、容易に鍵
穴の開口24を開閉できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配電盤等の扉に取
り付けられているハンドルの錠機構内等に雨水や粉塵等
が侵入するのを阻止するために、ハンドルに装着される
防塵、防水用のカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の配電盤等の扉用のハンドルは、扉
の表面から直角に突出する軸部と、この軸部の一端から
半径方向に延びる把手部とを具備し、把手部の正面に鍵
穴の開口が設けられており、この鍵穴にキーを挿入し
て、軸部内に設けられた錠機構を操作する形式のもので
ある。把手部の基端側には、鍵穴の開口を塞いで雨水や
粉塵の侵入を阻止するための回転式の蓋が設けられてお
り、また錠機構内には、防水用のパッキングが内装され
ている。しかしながら、例えば高速道路上のように激し
く雨水、潮風、粉塵等に曝される環境下にあっては、蓋
の隙間や蓋取付け用のビス孔等を介して鍵穴内へ、ある
いはハンドル軸部の座金との摺動部の隙間等を介して錠
機構内への雨水や粉塵の侵入を完全には阻止することが
できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、鍵
穴や摺動部の隙間からの雨水や粉塵の侵入を阻止するこ
とができるハンドル用のカバーであって、設置済みのハ
ンドルに簡単に装着でき、鍵穴の開閉が容易であり、構
造が簡単で安価に得られるものを提供することを課題と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を解決するため、第1に、軸部22の外周上に装着
される軸カバー部2と、鍵穴の開口24を遮閉するため
に把手部23上に装着される把手カバー部3と、軸カバ
ー部2と把手カバー部3とを接続する接続部4とをゴム
等の弾性素材で一体に形成して扉のハンドル用防塵、防
水カバー1を構成した。外気に直接面する開口部位をす
べて被覆し、雨水や粉塵の侵入を阻止する。全体を弾性
素材で一体形成して変形容易にし、着脱を容易にした。
第2に、軸カバー部2を筒状に構成し、把手部23の一
端から挿入して把手部23の外周を移動させ、軸部22
の外周に装着できるようにした。筒状の軸カバー部2を
軸部22に至る間、把手部23の形状に応じて自在に変
形させて装着を容易にした。軸カバー部2により軸部2
2を被覆し、摺動部の隙間27等からの雨水や粉塵の侵
入を阻止する。筒状の軸カバー部2で、軸部22の外周
を包囲することにより、ハンドル21に結合させ、装着
後に全体を取り外さずに、把手カバー部3のみを外し
て、容易に鍵穴の開口24を開閉できるようにした。第
3に、把手カバー部3を、正面被覆部6と、側面被覆部
7と、把手部受け入れ用の凹所8と、係合突片9とを具
備させて構成した。凹所8内に把手部23を受け入れ、
正面被覆部6と側面被覆部7とで把手部23を覆い、把
手カバー部3を把手部23に密着させて防水機能を高め
た。装着状態では、係合突片9を把手部23に係合させ
て各部の密着を維持するが、着脱の容易性が損なわれな
いようにした。第4に、軸カバー部2と把手カバー部3
との接続部4を、側面被覆部7の縁から把手部23の背
面に沿うように延出させ、軸カバー部2の縁へ連続させ
た。そして、接続部4を弾性変形させ、把手カバー部3
を把手部23から外して鍵穴の開閉を容易に行えるよう
にした。
【0005】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図1はハンドル用防塵、防水カバーの縦
断側面図、図2はハンドル用防塵、防水カバーの正面
図、図3はハンドル用防塵、防水カバーの側面図、図4
はハンドル用防塵、防水カバーの背面図、図5は図3に
おけるV−V断面図である。
【0006】図1において、カバー1は、仮想線で示す
扉用のハンドル21に、防塵、防水用として装着され
る。ハンドル21は、扉31の表面から直角に突出する
軸部22と、この軸部22の一端から半径方向に延びる
把手部23とを具備している。軸部22内には、図示し
ない錠機構が設けられている。この錠機構を操作するた
めのキーを挿入する鍵穴の開口24(図2)は、把手部
23の基部正面に配置されている。鍵穴の開口24は、
回転式の蓋25で被覆されている。
【0007】カバー1は、軸部22の外周上に装着され
る軸カバー部2と、把手部23上に装着される把手カバ
ー部3と、軸カバー部2と把手カバー部3とを接続する
接続部4とを具備し、全体がゴム等の弾性素材で一体に
構成されている。
【0008】軸カバー部2は筒状で、軸部22の外周を
被覆するように装着される。軸カバー部2は、自在に伸
縮、変形するから、把手部23の下端から挿入して、把
手部23の外周を滑らせながら移動させて、軸部22上
に装着することができる。軸カバー部2の内周には、2
つの環状凸部5が形成されている。環状凸部5は、ハン
ドル21への装着時に、軸部22の途上にある座金26
との摺動部の隙間27が、両者の中間に位置するように
配置されている。従って、軸カバー部2の軸線方向の両
側から軸部22の外周を伝う雨水は、環状凸部5に遮ら
れて隙間27に至ることがない。
【0009】把手カバー部3は、ハンドル21の把手部
23の基端側の一部を被覆するように装着される。把手
カバー部3は、把手部23の正面に沿ってこれを覆う正
面被覆部6と、側面に沿ってこれを覆う側面被覆部7と
を有し、正面被覆部6と側面被覆部7とに囲まれた内側
に、把手部23を受け入れるための凹所8が形成されて
いる。凹所8は、装着状態において扉31側に開放して
いる。側面被覆部7の下縁の背面側には、把手部23の
背面に係合可能に凹所8の内方へ相対向して張出した一
対の係合突片9が突設されている。
【0010】接続部4は、側面被覆部7の上部の背面側
の縁から凹所8の内方へ張出すように下方へ延出し、軸
カバー部2の上縁へ連続している。接続部4は、装着時
に把手部23の上部背面に沿って垂下する。接続部4の
内側面には、環状凸部10が形成されている。把手部2
3の上端部背面側には、蓋25の枢軸を装着するための
孔28が形成されているが、環状凸部10は、ハンドル
21への装着状態で、この孔28の周囲を囲んで把手部
23の背面に密着する。従って、把手部23の背面を伝
う雨水は、環状凸部10に遮られ、孔28に至ることが
ない。
【0011】この実施形態の防塵、防水カバー1をハン
ドル21に装着する場合には、まず図1に仮想線で示す
ように、接続部4を曲げて把手カバー部3を立ち上げた
状態で、筒状の軸カバー部2をハンドル21の把手部2
3の先端から挿入する。軸カバー部2を把手部23の形
状に応じて弾性的に変形させつつ、把手部23上を滑ら
せて軸部22まで持ち来す。そして、軸カバー部2が軸
部22上に至ったら、把手カバー部3を把手部23側へ
押し込んで、係合突片9を把手部23の背面に係合させ
て装着が完了する。ハンドル21の錠機能部分はカバー
1で被覆されているから、塵が詰まったり錆が生じたり
するおそれがない。定期点検等で、扉31を開くときに
は、把手カバー部3を引き起こして側方へ寄せておき、
蓋25を開いて鍵穴の開口24へキーを挿入する。扉の
閉鎖後は、把手カバー部3を復元させて把手部23を被
覆して再使用する。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、第1
に、軸部22の外周上に装着される軸カバー部2と、把
手部23上に装着される把手カバー部3と、軸カバー部
2と把手カバー部3とを接続する接続部4とをゴム等の
弾性素材で一体に形成して扉のハンドル用防塵、防水カ
バー1を構成したため、外気に直接面する開口部位がす
べて被覆され、雨水や粉塵の侵入が確実に阻止され、ま
た全体が弾性素材で一体に形成されるので変形容易で、
着脱容易であるという効果を有する。第2に、軸カバー
部2を筒状に構成し、把手部23の一端から挿入して把
手部23の外周を移動させ、軸部22の外周に装着でき
るようにしたため、軸部22に至る間、軸カバー部2が
把手部23の形状に応じて自在に変形し、装着が容易で
あり、軸カバー部2で軸部22が被覆され、摺動部の隙
間27等からの雨水や粉塵の侵入が確実に阻止される
し、軸カバー部2で、軸部22の外周を包囲することに
より、ハンドル21との結合を強固にし、装着後に全体
を取り外さずに、把手カバー部3のみを外して、容易に
鍵穴の開口24を開閉できるという効果を有する。第3
に、把手カバー部3を、正面被覆部6と、側面被覆部7
と、把手部受け入れ用の凹所8と、係合突片9とを具備
させて構成したため、凹所8内に把手部23を受け入
れ、正面被覆部6と側面被覆部7とで把手部23を覆
い、把手カバー部3を把手部23に密着させることによ
り、高い防水機能が得られ、装着状態で係合突片9が把
手部23に係合するので各部の良好な密着性が維持でき
るが、着脱の容易性は損なわれないという効果を有す
る。第4に、軸カバー部2と把手カバー部3との接続部
4を、側面被覆部7の縁から把手部23の背面に沿うよ
うに延出させ、軸カバー部2の縁へ連続させたため、接
続部4を弾性変形させ、把手カバー部3を把手部23か
ら外して鍵穴の開閉を容易に行えるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハンドル用カバーの縦断側面図で
ある。
【図2】本発明に係るハンドル用カバーの正面図であ
る。
【図3】本発明に係るハンドル用カバーの側面図であ
る。
【図4】本発明に係るハンドル用カバーの背面図であ
る。
【図5】図3におけるV−V断面図である。
【符号の説明】
1 カバー 2 軸カバー部 3 把手カバー部 4 接続部 21 ハンドル 22 軸部 23 把手部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉の表面から直角に突出する軸部と、こ
    の軸部の一端から半径方向に延びる把手部とを具備し、
    前記軸部内に設けられた錠機構を操作するキーを挿入す
    るための鍵穴の開口が前記把手部の表面に配置されてい
    るハンドルに装着される防塵、防水カバーであって、 軸部の外周上に装着される軸カバー部と、前記鍵穴の開
    口を外部から遮閉するために前記把手部上に装着される
    把手カバー部と、前記軸カバー部と把手カバー部とを接
    続する接続部とが、ゴム等の弾性素材で一体に構成され
    ていることを特徴とする扉のハンドル用防塵、防水カバ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記軸カバー部が筒状で、前記把手部の
    一端から挿入して把手部の外周を移動させて、前記軸部
    の外周の少なくとも一部を被覆するように軸部上に装着
    することができるように構成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の扉のハンドル用防塵、防水カバー。
  3. 【請求項3】 前記把手カバー部が、前記把手部の表面
    の少なくとも一部を覆う正面被覆部と、側面の少なくと
    も一部を覆う側面被覆部と、正面被覆部と側面被覆部と
    に囲まれ、前記扉側に開放した把手部を受け入れるため
    の凹所と、前記側面被覆部の縁の少なくとも一部に前記
    把手部の背面に係合可能に突設された係合突片とを具備
    することを特徴とする請求項1又は2に記載の扉のハン
    ドル用防塵、防水カバー。
  4. 【請求項4】 前記接続部が、前記側面被覆部の縁の一
    部から前記凹所の開放部上へ前記把手部の背面に沿うよ
    うに延出し、前記軸カバー部の縁の一部へ連続している
    ことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の扉
    のハンドル用防塵、防水カバー。
JP11700196A 1996-04-15 1996-04-15 扉のハンドル用防塵、防水カバー Expired - Lifetime JP2824427B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100836579B1 (ko) * 2007-08-09 2008-06-10 (주)생활낙원 일자형 도어손잡이 커버
JP5267129B2 (ja) * 2006-12-08 2013-08-21 東洋インキScホールディングス株式会社 接着剤組成物、その製造方法及び接着剤組成物を用いた積層体

Cited By (2)

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JP5267129B2 (ja) * 2006-12-08 2013-08-21 東洋インキScホールディングス株式会社 接着剤組成物、その製造方法及び接着剤組成物を用いた積層体
KR100836579B1 (ko) * 2007-08-09 2008-06-10 (주)생활낙원 일자형 도어손잡이 커버

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