JP2004076416A - 鍵穴の防塵防水キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】鍵穴から浸入した水が中で凍りつき、施解錠できなくなる。鍵穴から浸入した塵がシリンダー内に堆積して施解錠できなくなる。鍵穴から塩風や塩水が浸入してシリンダーが傷み、施解錠できなくなる。厳密な空調や無菌状態を求める部屋では鍵穴を通る空気でも気になる。しかしそのような対策を講じた錠は見当たらない。個々の問題毎の件数は少ないが、類似の多くの問題があり、汎用的に解決する方法を考える事で、少量多種類の問題を解決できる機構を作る事が課題である。
【解決手段】水や塵や空気が、鍵穴や、シリンダーを取り付ける為に扉に開けた穴とシリンダーの間のすき間から浸入するのを防止する為に、化粧プレートからの防水に加え、バネと防水材を持つキャップをシリンダーや鍵穴に被せ、圧力を掛けて密封する事で解決した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
錠のシリンダーや錠本体を塵や水から守り、扉の気密を保つ技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
鍵穴や、シリンダーを取り付ける為に開けた扉の開口部から浸入して来る水や塵を防止する目的に作ったものは見られない。非常錠に使用する円筒形のプラスチックカバーやスプレー缶の蓋を、間に合わせに塩ビテープでシリンダーに被せているのを見るだけである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
鍵穴や錠ケースの中に異物が浸入して困る場合は下記の通りである。冬に雨水が吹き込む所ではシリンダーや錠ケース内に水が入り、凍って錠の操作ができなくなる。風雪の吹き込む所でも同様である。
海岸や船上では常に塩水と塩風が吹き込んでシリンダーや錠ケースを傷める。塵の多く発生する工場等ではシリンダー内に塵が入って堆積し、鍵の操作ができなくなる。
精密な空調を行なう工場や研究室では、鍵穴や、シリンダーを取り付ける為の扉の開口部から浸入する空気でも気になる。無菌室やクリーンルームも同様である。
以上のように個々の条件毎の件数はさほど多くないが、どの場合も解決できなくて困っており、汎用的に使える防塵防水キャップがあれば助かる事が多い。
【0004】
【課題を解決するための手段】
鍵穴やシリンダーに密封性の有る防水材を設けたキャップを被せる事で、シリンダーや鍵穴や、シリンダーを取り付ける為に扉に開けた穴のすき間から浸入する水や塵や空気を止めた。キャップにはバネを設け、キャップの密封性を保つようにキャップが閉じる方向に圧力を掛けた。
キャップを取り付ける錠のシリンダー側化粧プレートやキャップベースに、扉に接する部分に防水パッキンを設け、化粧プレートやキャップベースからの水や塵の浸入を防止した。
【0005】
【発明の実施の形態】
錠の鍵穴から水や塵や錠に有害な物質の浸入を防止する為に、錠を操作する時以外は鍵穴やシリンダーを気密性のある蓋で蜜封するようにした。
同時にシリンダーを取り付ける為に扉に開けた穴とシリンダーの間のすき間からの浸入も防止する事で扉の気密性も高めた。
蓋は使用し易いようにバネを設け、手で開けるようにし、手を離すと自動的に閉じるようにした。同時にバネによって閉じる方向に圧力を掛け、気密性を確保した。防水と防塵と気密の目的を同じ防塵防水キャップで対処する事で、目的毎の少ない件数に対処した。
【0006】
図に基づいて説明する。図1,2,3が請求項1記載の防塵防水キャップである。シリンダー側化粧プレート(4)の扉と接する部分に防水パッキン(2)を設ける事で、シリンダー(5)と取手(3)と取り付けバー(16)を通す為に扉に開けた穴とシリンダーの間からの気密を保つ。
シリンダー側化粧プレートに設けた軸受け(11)に対して、防水材(9)を持つキャップ(8)を回転運動をするように回転軸(12)を設けて組み合わせる。キャップを閉じた時に気密性を高める為に、回転軸部分に、バネ(10)を設ける事でシリンダー(5)や鍵穴(6)に被せたキャップに圧力を掛け、防水材で気密を保つ。防水材はゴム等で良い。
以上で取手(3)の軸部分以外からの気密を確保できる。取手の軸から空気の浸入はさほど気にならないが、気になる時はワッシャとゴムリングを組み合わせて取手とシリンダー側化粧座の間に挟む事で解決できる。
錠を鍵で操作する時はツマミ(7)を指で持ってキャップ(8)を開け、鍵穴(6)に合鍵を差し込んで操作する。操作が終わってツマミから指を離せばバネ(10)でキャップが自動的に閉じてシリンダーと鍵穴部分を密封する。
【0007】
片手での操作が必要な時は、開けたキャップを開けた状態で繋止させる必要がある。その繋止機能を持たせたのが請求項2であり、説明する図が図6である。
軸受側にストッパー(47)を設けてある。ストッパーの構造はストップバネ(50)を持つストップ突起(48)が、キャップ(42)をいっぱいに開いた時にキャップの軸のストップ穴(44)に入る事でキャップを開いた状態で繋止する。
この繋止機能を付けた時の問題点は、キャップを閉じ忘れた時にシリンダーや鍵穴からの水や塵、空気の浸入を防止できない事である。
【0008】
錠のシリンダー側に化粧プレートが無い時や、既存の錠に錠と分離して取り付けてシリンダーや鍵穴をキャップで塞ぐのが請求項3であり、図4、5である。図は取手の無い面付け本締り錠を扉に取り付け、そのシリンダー(21)と鍵穴(22)に対して、防塵防水キャップを被せたものである。図の面付錠はシリンダー側に化粧プレートが無いので錠と分離してキャップベース(27)を取り付けたものである。
この方法が既存の錠のシリンダーや鍵穴を塞ぐ事も可能で汎用性が高い。図のように面付け本締り錠を使った扉では、扉内外を貫通する取手の軸が無い為に完全な扉の密封状態を作り出す事ができる。キャップベースを扉面や化粧プレートに取り付ける時はキャップベース取り付けバー(29)を使わないで、キャップベース(27)を直接扉面や化粧プレートにビス止めしても良い。
【0009】
最近では錠の施錠と解錠をカードで行なうカードロックシステムが増えている。これは錠のシリンダーがカードリーダに代わったもので、鍵穴がカード挿入口に代わったようなものである。カード挿入口は扉に設ける場合と枠側に設ける場合が有る。カードリーダは精密な電子部品を用いており、シリンダーと比べるとはるかに水や塵に対して弱く、カード挿入口から水や塵の浸入を防ぐ必要がある。その為に請求項1記載の防塵防水キャップを改良して、カード挿入口からの水や塵の浸入を防ぐ事ができる。キャップの形や大きさはカード挿入口に合わせて作る必要がある。それが請求項4記載のカード挿入口に使用する防塵防水キャップである。
同様に請求項3記載の防塵防水キャップを改良して、カードリーダと分離して取り付け、カード挿入口を塞ぐことも可能である。それが請求項5記載の防塵防水キャップである。
【0010】
カードロックシステムに使用するカードの形や大きさはほとんどがテレホンカードと同じである。カードの操作方法も一部にスライド式が有るが、多くはテレホンカードを電話機に挿入する方式と同じく挿入式である。本発明の防塵防水キャップはスライド式に使用する事はできない。挿入式であればカードの挿入口の形と大きさはほぼ一定である。その為にカード挿入口を一定の形の防塵防水キャップで塞ぐ事で多くの種類のカードリーダに対応できる。カード挿入口を取り付けているカードリーダのプレートの大きさや形は種類によって大きく違い、プレート全体を塞ごうとすると汎用性が小さくなる。図7が請求項4記載のカード挿入口を塞ぐ防塵防水キャップの説明である。
従来のカードリーダの防水対策といえばカードリーダのカード挿入口を下向きに設けるか、カードリーダ全体を防水ボックスの中に入れて防水する程度で、カード挿入口だけを対策したものは見られない。
【0011】
【発明の効果】
従来は錠の鍵穴やシリンダー周りからの水や塵や空気の浸入を防止するものが無く、特にシリンダー内に浸入する氷、塩水、塵などで合鍵が回らなくなる問題が時々発生した。しかしその対策を施した製品は見当たらず、当事者がその都度その場になって考え、応急的に対処していた。これら事象毎の件数は少ないものであるが、多くの類似事象の問題があり、どれも深刻な問題である。防水、防塵、気密を同時に解決できる事で汎用性を持たせ、多くの事象に対処できる防塵防水キャップを提供する事で多くの問題を解決し、結果として量産効果のある防塵防水キャップを作る事が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の防塵防水キャップを設けた錠の斜視図である。
【図2】図1のAA断面で扉とキャップを切断した断面図である。
【図3】図2の防塵防水キャップを開いた図である。
【図4】錠と分離して取り付ける請求項3記載の防塵防水キャップで、図1のAA断面にあたる図である。
【図5】図4のBの位置で扉と枠とキャップを水平方向に切断して上から見下ろした図である。
【図6】A.請求項2記載のキャップにストッパーを設けた防塵防水キャップを説明する図で、図2のキャップ周囲にあたる。B.キャップを開いてキャップを繋止した図である。C.キャップの繋止機構を説明する図で、A図のC方向から見た図である。
【図7】請求項4記載の防塵防水キャップを使ったカードリーダを説明する斜視図である。
【符号の説明】
1. 扉
2. 防水パッキン
3. 取手
4. シリンダー側化粧プレート
5. シリンダー
6. 鍵穴
7. ツマミ
8. キャップ
9. 防水材
10. バネ
11. 軸受
12. 回転軸
13. 錠フロント
14. 戸先
15. 錠ケース
16. 化粧プレート取り付けバー
17. 取り付けネジ
18. 扉
19. 防水材
20. ツマミ
21. シリンダー
22. 鍵穴
23. キャップ
24. バネ
25. 回転軸
26. 軸受
27. キャップベース
28. 防水パッキン
29. キャップベース取り付けバー
30. 取り付けネジ
31. ネジ座
32. 面付錠ケース
33. デットボルト
34. サムターン
35. 取り付けネジ
36. デットボルト受け穴
37. 気密保持ゴム
38. 枠
39. シリンダー側化粧プレート
40. 防水材
41. ツマミ
42. キャップ
43. 鍵穴
44. ストップ穴
45. 回転軸
46. バネ
47. ストッパー
48. ストップ突起
49. 防水パッキン
50. ストップバネ
51. 防水材
52. キャップ
53. ツマミ
54. バネ
55. 軸受
56. 回転軸
57. 壁
58. 扉
59. カード挿入口
60. 防水パッキン
61. カードリーダのプレート
62. エラーランプ
63. 受付ランプ
64. 電源ランプ

Claims (5)

  1. 錠のシリンダー側化粧プレート(4)に、扉と接する部分に防水パッキン(2)を設けるとともに、シリンダー (5)や鍵穴(6)に蓋をする為の防水材(9)の付いたキャップ(8)を組み合わせ、キャップに圧力をかけて防水するた為のバネ(10)を設けた防水機構で、鍵を操作する時はキャップのツマミ(7)を持ってキャップを開き、キャップから手を離すとキャップはバネによってシリンダーや鍵穴に蓋をして、水や塵や空気の浸入を防止する事が特徴の鍵穴の防塵防水キャップ。
  2. キャップを開いた時に、キャップを開いた状態で繋止させるストッパーを持つ請求項1記載の鍵穴の防塵防水キャップ。
  3. キャップベース(27)に、扉と接する部分に防水パッキン(28)を設けるとともに、シリンダー(21)や鍵穴(22)に蓋をする為の防水材(19)の付いたキャップ(23)を組み合わせ、キャップに圧力を掛けて防水する為のバネ(24)を設けた防水機構で、錠とは分離して錠のシリンダーや鍵穴近くにキャップベースを取り付けてシリンダーや鍵穴に蓋をする、錠の化粧プレートと分離して取り付ける請求項1記載の鍵穴の防塵防水キャップ。
  4. シリンダーや鍵穴をカードリーダのカード挿入口に代え、カードリーダに防塵防水キャップを組み合わせてカード挿入口を塵や水から守る請求項 1記載の防塵防水キャップ。
  5. シリンダーや鍵穴をカードリーダのカード挿入口に代え、防塵防水キャップをカードリーダと分離して取り付け、カード挿入口に蓋をして塵や水から守る請求項3記載の防塵防水キャップ。
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