JPH0624100Y2 - ケース入り開閉器 - Google Patents

ケース入り開閉器

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Publication number
JPH0624100Y2
JPH0624100Y2 JP14501488U JP14501488U JPH0624100Y2 JP H0624100 Y2 JPH0624100 Y2 JP H0624100Y2 JP 14501488 U JP14501488 U JP 14501488U JP 14501488 U JP14501488 U JP 14501488U JP H0624100 Y2 JPH0624100 Y2 JP H0624100Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
opening
lid
opened
switch
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP14501488U
Other languages
English (en)
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JPH0265825U (ja
Inventor
遊星 小塚
春美 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Energy Support Corp
Original Assignee
Energy Support Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Energy Support Corp filed Critical Energy Support Corp
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Publication of JPH0265825U publication Critical patent/JPH0265825U/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、外部ケースと、その外部ケース内に収納さ
れ、負荷開閉機構を内装した内部ケースとよりなるケー
ス入り開閉器に関するものである。
[従来の技術] この種のケース入り開閉器においては、内部短絡等よる
内圧上昇によって機器全体が爆発する危険を防止するた
めに放圧構造が設けられている。又、この種のケース入
り開閉器は、通常多回路開閉器として具体化され、例え
ば、前面扉を歩道中央側に向けて歩道の車道側縁部に設
置される。
[考案が解決しようとする課題] 従って、内圧上昇により前面扉が開いたりすることによ
って内圧の放出が歩道側に向かって行われると、周囲に
対して人的、物的被害が起こる可能性がある。
この考案の目的は、内部短絡時等において内圧を速やか
に放出して機器の爆発を防止できるとともに、内圧の放
出を最も被害の少ない方向に行うことができるケース入
り開閉器を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 以上の目的を達成するために、この考案においては、外
部及び内部ケースの上面に互いに対応するように開口を
透設するとともに、その開口を開閉可能な蓋を前記開口
より前方側において両ケースの上面の固定位置にそれぞ
れ支持して、それらの蓋が後部側において開閉するよう
に構成するとともに、同蓋を前記開口の閉鎖方向へ付勢
する付勢手段をそれぞれ設けている。
[作用] 従って、内部短絡等に基づいて内圧が上昇すると、内部
ケースの蓋の後部側がばね力に抗して開放されるととも
に、外部ケースの蓋の後部側もばね力に抗して開放さ
れ、内圧が後部上方へ放出される。
[実施例] 以下、この考案を多回路開閉器に具体化した一実施例を
図面に基づいて説明する。
この実施例の開閉器ケース1は外部ケース2と、その外
部ケース2内に収納固定され、複数の負荷開閉機構(図
示しない)を内装した内部ケース3とにより構成され、
歩道の車道側縁部に設置される。外部ケース2の前面
(歩道側)は開放され、その開放部には錠5により閉鎖
状態にロックされる一対の観音開き状扉6が設けられて
いる。
又、前記外部ケース2の上面には放圧用の開口7が透設
されている。その開口7を開閉可能な外部蓋8は前端に
おいて開口7より前方の外部ケース2上面の固定位置に
軸9により支持され、開口7の後部側が開放されるよう
になっている。付勢手段としてのスプリング10は後記
規制片11を介して外部蓋8を閉鎖方向へ付勢してい
る。規制片11は外部蓋8と外部ケース2との間に介在
され、ピン12と長孔13との係合により外部蓋8が第
3図に示す斜上方を向いた開放位置に規制される。パッ
キング14は外部蓋8の内面周縁部に取付けられ、外部
蓋8の閉鎖時において前記開口7の蓋部に形成した突条
15と係合して閉鎖状態における気密及び水密を保持す
るようになっている。
前記内部ケース3の上面には前記開口7と対応するよう
に開口22が透設されている。内部蓋23はその前端に
おいて開口22より前方の内部ケース3上面の固定位置
にねじ24により固定され、自身の弾性に抗して上方へ
撓み、開口22の後部側を開放させるようになってい
る。従って、内部蓋23はそれを閉鎖方向へ付勢するた
めの付勢手段を兼用している。コーキング剤よりなるシ
ール25は内部蓋23の周縁と内部ケース3の上面との
間に介装され、内部蓋23の閉鎖時にはその閉鎖状態に
おける水密及び気密を保持するようになっており、内圧
放出時には破壊されて内部蓋23の開放を許容するよう
になっている。
前記内部ケース3の前面下部には、多回路開閉器の親局
と子局との間の通信機構(図示しない)を内蔵する通信
ボックス26がねじ27により取付けられている。
さて、内外両蓋23,8の閉鎖時には、パッキング14
と突条15との係合及びシール25により両蓋23,8
と外部及び内部ケース2,3との間の水密及び気密が保
持されて、雨水や塵埃がケース内部に入り込むことはな
い。
内部短絡等に基づく内圧上昇時には内部蓋23がシール
25を破壊して自身の弾性に抗して後部側が上方へ撓
み、内部ケース3の開口22が開放されるとともに、引
き続き外部蓋8がスプリング10のバネ力に抗して後部
上方へ開放回動され、内部ケース3内の圧力が後部(車
道側)上方に向かって放出される。従って、内圧上昇に
伴う機器破壊が未然に防止されるばかりでなく、内圧の
放出方向が車道側に向かう後部上方なので、歩道側へ放
出される場合と異なり、人的、物的被害の可能性を極め
て小さくすることができる。なお、外部蓋8は後部上方
へ向かう開放位置において規制片11により回動規制さ
れるため、外部蓋8が吹き飛んだり、外部蓋8が大きく
開いて内圧放出方向が上方になり、開閉器上方の看板等
の構造物を破壊したりするのを防止できる。
第4図はこの考案の変形例を示している。この第4図の
例においては、内部ケース3の開口22の後部側2箇所
においてピン28が固定され、内部蓋23にはそのピン
にはまる溝29が透設されている。そして、内部蓋23
の開放時に、ピン28と溝29との係合により内部蓋2
3の左右の撓曲が防止され、開口22の後部側全体が均
一に開放されて、内部蓋23の破壊が防止されるととも
に、上部後方以外の部分への内圧放出が防止される。
[考案の効果] 以上実施例において例示したように、この考案において
は、内部短絡等に基く内圧をすみやかに放出できるとと
もに、その内圧放出を最も被害の少ない方向に向けて行
うことができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した多回路開閉器の断面図、
第2図は同じく正面図、第3図は内圧放出時を示す断面
図、第4図は変形例を示す断面図である。 2……外部ケース、3……内部ケース、7……開口、8
……外部蓋、10……スプリング、22……開口、23
……内部蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面を開放し、その開放部を開放可能な扉
    (6)を有する外部ケース(2)と、その外部ケース
    (2)内に収納固定され、負荷開閉機構を内装した内部
    ケース(3)とよりなるケース入り開閉器において、 前記外部及び内部ケース(2)(3)の上面に互いに対
    応するように開口(7)(22)を透設するとともに、
    その開口(7)(22)を開閉可能な蓋(8)(23)
    を前記開口(7)(22)より前方側において両ケース
    (2)(3)の上面の固定位置にそれぞれ支持して、そ
    れらの蓋(8)(23)が後部側において開閉するよう
    に構成するとともに、同蓋(8)(23)を前記開口
    (7)(22)の閉鎖方向へ付勢する付勢手段(10)
    (23)をそれぞれ設けたことを特徴とするケース入り
    開閉器。
JP14501488U 1988-11-07 1988-11-07 ケース入り開閉器 Expired - Lifetime JPH0624100Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14501488U JPH0624100Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 ケース入り開閉器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14501488U JPH0624100Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 ケース入り開閉器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0265825U JPH0265825U (ja) 1990-05-17
JPH0624100Y2 true JPH0624100Y2 (ja) 1994-06-22

Family

ID=31413230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14501488U Expired - Lifetime JPH0624100Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 ケース入り開閉器

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JP (1) JPH0624100Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPH0265825U (ja) 1990-05-17

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