JPH0784928A - 情報処理装置及び該装置における情報設定方法 - Google Patents

情報処理装置及び該装置における情報設定方法

Info

Publication number
JPH0784928A
JPH0784928A JP5224309A JP22430993A JPH0784928A JP H0784928 A JPH0784928 A JP H0784928A JP 5224309 A JP5224309 A JP 5224309A JP 22430993 A JP22430993 A JP 22430993A JP H0784928 A JPH0784928 A JP H0784928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
command
nvram
environment information
processing environment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5224309A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Kitani
秀之 木谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5224309A priority Critical patent/JPH0784928A/ja
Publication of JPH0784928A publication Critical patent/JPH0784928A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理環境情報を記憶する装置内にメモリ容量
による制限を無くして環境情報を記憶できる情報処理装
置及び該装置における情報設定方法を提供することを目
的とする。 【構成】 ホストコンピュータ201に接続され、その
ホストコンピュータ201との間で各種データを通信す
るLBP100において、各種データの処理環境情報を
NVRAM215とRAM205に記憶しておき、その
記憶されている処理環境情報をホストコンピュータ20
1に転送する。ホストコンピュータ201はその情報を
退避しておく。そしてホストコンピュータ201よりそ
の環境情報がLBP100に返送されると、この返送さ
れた処理環境情報を受信してNVRAM215或いはR
AM205に記憶し、そのLBP100の処理環境を設
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置及び該装置
における情報設定方法に関し、特に外部機器に接続さ
れ、設定された処理環境に従って動作する情報処理装置
とその情報設定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ端末等の情報処理装置で
は、ユーザの要求に応じた各種の処理環境が設定できる
ように構成されている。従って、複数のユーザにより使
用される情報処理装置では、そのユーザの数に応じた数
の処理環境情報を設定できる必要がある。このような環
境情報は通常、情報処理装置に内蔵されており、一般的
にEEPROM(電気的に消去可能なROM)などで構
成される不揮発メモリに記憶されている。そして、その
情報処理装置を使用するユーザが変わる度に、ユーザが
新たに操作パネル等を操作することにより、その環境情
報をROMより読出して、その装置の処理環境を設定し
ていた。
【0003】また、ネットワークを介して複数の情報処
理装置同士が接続されている環境下では、各情報処理装
置にその処理環境を設定するためのアプリケーションを
用い、処理されるべきデータの先頭に、対象となる情報
処理装置の処理環境を設定するためのコマンド群等を付
加して送信している。そして、この処理データを受信し
た処理装置では、そのデータの先頭に付加されているコ
マンドに基づいて、その装置の処理環境を設定してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の場合では、不揮
発メモリのメモリ容量が限定されているため、記憶でき
る処理環境情報の量に制限がある。
【0005】後者の従来例では、対象となる情報処理装
置の処理環境を変更するためのアプリケーションが必要
になる。しかしながら、そのようなアプリケーションに
よる処理環境の設定では、新たな機能を搭載し、新たな
設定項目を有する他の情報処理装置には対応できないと
いった問題がある。また、その情報処理装置の機種に依
存する処理環境は、一般的なアプリケーションでは変更
できない。このような各種条件に適用するためには、情
報処理装置の機種毎にアプリケーションが必要となる
が、このようなアプリケーションを各機種ごとに設ける
ことは事実上不可能である。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、処理環境情報を記憶する装置内にメモリ容量による
制限を無くして環境情報を記憶できる情報処理装置及び
該装置における情報設定方法を提供することを目的とす
る。
【0007】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、情報処理装置の機種に依存することなく、しかも簡
単に情報処理装置の処理環境を所望の値に設定できる情
報処理装置及び該装置における情報設定方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の情報処理装置は以下のような構成を備える。
即ち、外部機器に接続され前記外部機器との間で各種デ
ータを通信する情報処理装置であって、各種データの処
理環境情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶
されている処理環境情報を前記外部機器に転送する転送
手段と、前記外部機器より返送された前記処理環境情報
を受信して前記記憶手段に記憶する制御手段とを有する
ことを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するために本発明の情報処
理装置における情報設定方法は以下のような工程を備え
る。即ち、外部機器に接続され前記外部機器との間で各
種データを通信する情報処理装置における情報設定方法
であって、各種データの処理環境情報を設定して記憶す
る工程と、その記憶されている処理環境情報をコマンド
形式で前記外部機器に転送する工程と、前記外部機器に
転送した前記処理環境情報を、前記外部機器より返送す
る工程と、その返送された前記処理環境情報を記憶して
処理環境を設定する工程とを有することを特徴とする。
【0010】
【作用】以上の構成において、各種データの処理環境情
報を記憶手段に記憶しておき、その記憶手段に記憶され
ている処理環境情報を、情報処理装置より外部機器に転
送する。そして、この情報処理装置は、外部機器より返
送された処理環境情報を受信して記憶手段に記憶するこ
とにより、その情報処理装置の処理環境を設定する。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。なお、この実施例では、レーザ
・ビーム・プリンタ(以下、LBPと略す)の場合で説
明するが、本発明はこのようなプリンタに限定されるも
のでなく、各種コンピュータ機器や端末装置等に適用で
きることはもちろんである。
【0012】図2は本実施例のLBPの内部構造を示す
断面図、図1はこのプリンタ制御ユニット101の構成
を主に示すブロック図である。なお、このLBPは、デ
ータ源であるホストコンピュータ201(図1)から文
字パターンの登録や定型書式(フォーム・データ)など
の登録が行えるように構成されている。
【0013】図2において、100はLBP本体を示
し、外部に接続されているホスト・コンピュータ201
から供給される文字情報(文字コード)やフォーム情報
或いはマクロ命令等を入力して記憶すると共に、それら
の情報に従って対応する文字パターンやフォーム・パタ
ーン等を作成し、記録媒体である記録用紙上に像を形成
する。112は操作のための各種スイッチ及びプリンタ
の状態を表示するLEDやLCD等の表示器等が配され
ている操作パネル、101はLBP100全体の制御及
びホスト・コンピュータから供給される文字情報等を解
析するプリンタ制御ユニットである。このプリンタ制御
ユニット101は主に文字情報を対応する文字パターン
のビデオ信号に変換してレーザ・ドライバ102に出力
する。
【0014】レーザ・ドライバ102は半導体レーザ1
03を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信
号に応じて半導体レーザ103から発射されるレーザ光
104をオン・オフ切替する。レーザ光104は回転多
面鏡105で左右方向に振られて静電ドラム106上を
走査する。これにより、静電ドラム106上には文字パ
ターンの静電潜像が形成される。この静電潜像は静電ド
ラム106周囲の現像ユニット107によって現像され
た後、記録用紙に転写される。この記録用紙にはカット
・シートを用い、カット・シート記録紙はLBP100
に装着した用紙カセット108に収納され、給紙ローラ
109及び搬送ローラ110と111の回転により装置
内に取り込まれて、静電ドラム106に供給される。
【0015】このLBP100のプリンタ制御ユニット
101は、印刷情報の発生源であるホスト・コンピュー
タ201より送られてきた文字コードや、外字フォント
あるいはフォーム情報またはマクロ登録情報等を含むデ
ータ213を入力し、ページ単位で文書情報等を印刷す
るように制御している。202はホスト・コンピュータ
201と各種情報をやり取りする入出力インターフェイ
ス部、203は入出力インターフェイス部202を介し
て入力されて各種情報を一時記録する入力バッファであ
る。204は文字パターン発生器で、例えばランレング
スにより圧縮された文字コードや通常の文字コード等に
対応するパターン情報を記憶しているROMと、その読
み出し制御回路等を含み、文字コードを入力するとその
コードに対応する文字パターンのアドレスを算出するコ
ード・コンバート機能をも有している。
【0016】205はRAMで、文字パターン発生器2
04より出力された文字パターンを記憶するフォント・
キャッシュ領域207、ホスト・コンピュータ201よ
り送られてきた外字フォントやフォーム情報及び現在の
印刷環境情報等を記憶する記憶領域206を含んでい
る。このように、一旦文字パターンに展開したパターン
情報をフォント・キャッシュとしてフォント・キャッシ
ュ領域207に記憶しておくことにより、同じ文字を印
刷する時に再度同じ文字を復号してパターン展開する必
要がなくなるため、文字パターンへの展開が速くなる。
208はプリンタ100の全体を制御するためのCPU
で、ROM214に記憶された制御プログラムにより装
置全体の制御を行っている。209は入力データ213
に基づいて生成される内部データを記憶するための中間
バッファである。
【0017】1ページ分のデータの受信が完了し、それ
らがよりシンプルな内部データに変換されて中間バッフ
ァ209に蓄えられた後、印刷イメージとして記憶する
のがフレーム・バッファ210であり、フルペイント
(1頁印刷)の場合は少なくとも1ページ分の、パーシ
ャルペイント(部分印刷)の場合は少なくとも2バンド
分の印刷イメージを記憶する。211は出力インターフ
ェイス部で、ページプリンタ機構部212との間でイン
ターフェイス制御を実行している。機構部212は、図
2で示された機構部を有し、出力インターフェイス部2
11よりのビデオ信号を入力し、このビデオ信号に基づ
いた画像情報を印刷している。215は一般的なEEP
ROM等で構成された不揮発メモリ(NVRAM)で、
ここでは印刷環境情報等を記憶している。216はLB
P100からホスト・コンピュータ201に送信される
データである。
【0018】本実施例のLBP100は、印刷環境情報
の退避/復帰を行うことができ、このLBP100の印
刷環境情報には2つのレベルがある。1つは不揮発メモ
リ215に記憶されている情報であり、電源投入時の印
刷環境を決定するのに使用される。そしてもう1つは、
RAM205に記憶されている環境情報であり、電源投
入後、操作パネル112の操作等により設定された印刷
環境である。以降、前者をNVRAM設定値、後者をR
AM設定値と称す。
【0019】次に、このLBP100のコマンドのシー
ケンスを説明する。このコマンドは操作パネル112の
操作によりLBP100内で発行されても良く、或いは
ホストコンピュータ201より送信されても良い。
【0020】このコマンドシーケンスの一般形は、{es
c }[command ].[param1].[param2]…;の形式
に従う。ここで{esc }(16進のコード“1B”)は
コマンドの開始を示すコードであり、[command ]はコ
マンドの種類を示すコマンド文字列である。[param
1],[param2],…はパラメータとなる文字列であ
り、その個数はコマンドの種類[command ]によって異
なる。“.”(16進のコード“2E”)はコマンド文
字列やパラメータ文字列を分離するセパレータ
で、“;”(16進のコード“3B”)はコマンドの終
了を示す終端子である。
【0021】このLBP100では、NVRAM設定値
とRAM設定値の設定項目は全く同一であり、これら設
定項目として、以下のものがある。 用紙サイズ (PAPER) コピー枚数 (COPY) 文字サイズ (CHAR-SIZE) 行ピッチ (LINE-PITCH) 書体 (FONT-TYPE) 次に、これらの設定値を設定或いは変更するコマンドに
ついて説明する。
【0022】NVRAM設定値を変更するコマンドのシ
ーケンスは、{esc }WRITE-TO-NVRAM.[item].[va
lue ];であり、RAM設定値を変更するコマンドのシ
ーケンスは、{esc }WRITE-TO-RAM.[item].[valu
e ];である。ここで、“WRITE-TO-NVRAM”,“WRITE-
TO-RAM”のそれぞれは、NVRAM設定値またはRAM
設定値を変更するコマンドであることを示すコマンド文
字列である。また[item]は変更する項目を指定するパ
ラメータとなるパラメータ文字列であり、[value ]は
設定値を指定するパラメータとなるパラメータ文字列で
ある。
【0023】図3は[item]と[value ]の組み合わせ
の一覧を示した図で、用紙サイズ(PAPER) は、A5,B
5,A4,B4の4種類、コピー枚数(COPY)は、1枚か
ら99枚まで指定可能である。また文字サイズ(CHAR-SI
ZE) は、8ポイント、10ポイント、12ポイントの3
種類、行ピッチ(LINE-PITCH)は、4LPI,6LPI,8LPI及び10
LPI の4種類、書体は明朝(MINCHO)、ゴシック(GOTHI
C) の2種類である。
【0024】次に、これらの印刷環境情報をホストコン
ピュータ201に転送して退避させるためにホストコン
ピュータ201が発行するコマンドについて説明する。
尚、このコマンドはパネル112の操作によりLBP1
00で発生させてもよい。
【0025】NVRAM設定値をホストコンピュータ2
01に転送するコマンドのシーケンスは、{esc }RETU
RN-NVRAM-ENV.[mode];であり、RAM設定値をホス
トコンピュータ201に転送するコマンドのシーケンス
は、{esc }RETURN-RAM-ENV.[mode];である。ここ
で“RETURN-NVRAM-ENV”,“RETURN-RAM-ENV”のそれぞ
れは、NVRAM設定値またはRAM設定値をホストコ
ンピュータ201に転送するコマンドであることを示す
コマンド文字列である。また[mode]は転送するモード
を示すパラメータとなるパラメータ文字列である。この
[mode]で指定できる文字列は、“NVRAM-ENV ”、“RA
M-ENV ”の2種類のみであり、 [mode]=NVRAM-ENV を指定すれば、ホストコンピュータ201に転送される
データは、NVRAM設定値を変更するコマンドのフォ
ーマット、{esc }WRITE-TO-NVRAM.[item].[valu
e ];の形式になる。こうしてホストコンピュータ20
1に転送されたデータが、ホストコンピュータ201よ
りLBP100に再転送(復帰)されることにより、N
VRAM設定値を変更することができる。
【0026】一方、[mode]=RAM-ENV を指定すれば、
ホストコンピュータ201に転送されるデータはRAM
設定値を変更するコマンドのフォーマット、{esc }WR
ITE-TO-RAM.[item].[value ];の形式になる。こ
うしてホストコンピュータ201に転送されたデータが
LBP100に再転送(復帰)されることにより、RA
M設定値を変更することができる。
【0027】次に、LBP100において、操作パネル
112或いはホストコンピュータ201から環境転送コ
マンドを受取り、印刷環境情報をホストコンピュータ2
01に転送するためのコマンド、及びホストコンピュー
タ201より返送されたデータを処理環境情報としてセ
ットする、CPU208による制御手順を図4〜図8の
フローチャートを参照して説明する。
【0028】まずステップS400で、コマンドの開始
を示す{esc }コードを受信するとコマンドの種類を解
析する。次にステップS410において、コマンド文字
列がNVRAM設定値の変更を示す“WRITE-TO-NVRAM”
であるか否かを判断し、そうであればステップS500
(図5)以降の、NVRAM設定値書き込みコマンドの
処理に移る。
【0029】そうでない時はステップS410からS4
20に進み、コマンド文字列がRAM設定値の変更を示
す“WRITE-TO-RAM”であるか否かを判断し、そうであれ
ばステップS600(図6)以降のRAM設定値書き込
みコマンドの処理に移る。
【0030】ステップS420の条件を満足しない時は
ステップS430に進み、コマンド文字列がNVRAM
設定値の転送コマンド“RETURN-NVRAM-ENV”かどうかを
判断し、そうであればステップS700(図7)以降の
NVRAM設定値転送コマンドの処理に移る。
【0031】また、ステップS430の条件を満足しな
い時はステップS440に進み、コマンド文字列がRA
M設定値の転送コマンド“RETURN-RAM-ENV”であるか否
かを判断し、そうであればステップS800(図8)以
降のRAM設定値転送コマンドの処理に移る。そしてい
ずれのコマンド文字列とも一致しない場合はステップS
450に進み、その他のコマンドとして処理される。
【0032】次に、図5のフローチャートを参照して、
NVRAM設定値の書き込みコマンドに対する処理を説
明する。
【0033】まずステップS500で、パラメータ[it
em]と[value ]の解析を行い、ステップS510で、
パラメータ文字列[item]と[value ]が有効な文字列
か否かを判断する。有効である場合はステップS520
に進み、NVRAM設定値の項目の中の[item]に対応
する項目の設定値を、[value ]で指示された設定値に
変更する。
【0034】次に、図6のフローチャートを参照して、
RAM設定値書き込みコマンドに対する処理を説明す
る。
【0035】まずステップS600でパラメータの解析
を行い、ステップS610で、パラメータ文字列[ite
m]と[value ]が有効な文字列か否かを判断する。有
効であればステップS620に進み、RAM設定値の項
目の中の[item]に対応する項目の設定値を、[value
]で指示された設定値に変更する。
【0036】次に、図7のフローチャートを参照して、
NVRAM設定値転送コマンドに対する処理を説明す
る。
【0037】まずステップS700でパラメータの解析
を行い、ステップS710で、パラメータ文字列[mod
e]が有効な文字列であるか否かを判断し、有効でない
時は何も行わずに処理を終了する。有効な文字列である
場合、つまりパラメータ文字列[mode]が“NVRAM-ENV
”または“RAM-ENV ”の場合は全ての設定項目 ・用紙サイズ ・コピー枚数 ・文字サイズ ・行ピッチ ・書体 に対して「用紙サイズ」,[コピー枚数」,「文字サイ
ズ」,「行ピッチ」,「書体」の順で処理を行ってい
く。
【0038】まずステップS720で最後の項目まで処
理が済んだか否かを判断する。全ての項目に対して処理
が済んでいれば、このコマンドに対する処理を終了す
る。
【0039】未だ処理が済んでいない項目があればステ
ップS730以降に進み、次の項目に対する処理を行
う。ステップS730では、[mode]がNVRAM設定
値の転送コマンド“NVRAM-ENV ”であるか否かを判断
し、そうであればステップS740で文字コード{esc
}(16進のコード“1B”)と文字列“WRITE-TO-NV
RAM.”をホストコンピュータ201に送信する。一
方、NVRAM設定値の転送コマンド“NVRAM-ENV ”で
ない場合、つまりRAM設定値の転送コマンド“RAM-EN
V ”の場合はステップS741に進み、文字コード{es
c }と文字列“WRITE-TO-RAM.”をホストコンピュータ
201送信する。
【0040】次にステップS750に進み、現在処理中
の項目に対応する文字列(図3を参照)をホストコンピ
ュータ201に送信する。次にステップS760に進
み、セパレータとなる文字コード“.”をホストコンピ
ュータ201に送信する。次にステップS770に進
み、処理中の設定項目に対応するNVRAM設定値を読
み込み、ステップS780で読み込んだ設定値に対応す
る文字列(図3を参照)をホストコンピュータ201に
送信する。そして最後にステップS790で、終端子と
なる文字コード“;”をホストコンピュータ201に送
信してステップS720に戻り、次の項目の処理に移
る。
【0041】次に、図8のフローチャートを参照して、
RAM設定値転送コマンドに対する処理を説明するが、
このコマンドの処理は、図7のフローチャートを参照し
て説明したNVRAM設定値転送コマンドとほぼ同じで
あるので詳しい説明を省略する。ここで図7のフローチ
ャートとの相違は、図7のステップS770でNVRA
M設定値を読み込んでいるのに対し、図8のステップS
870では、RAM設定値を読み込む点にある。 [第2実施例]第2実施例においても、前述のLBP1
00に適用して説明するが、本発明はこのLBPに限定
されるものでないことは前述した通りである。なお、不
揮発メモリ215の容量は1024バイトとする。
【0042】この第2実施例では、NVRAM216の
内容をそのまま(ハードコピー的に)退避または復帰す
るものである。従って、不揮発メモリ215のビットあ
るいはバイトの意味は本実施例には無関係である。
【0043】まずNVRAMをハードコピー的に書き換
えるコマンド(以下、NVRAM復帰コマンドと称す)
を説明する。そのシーケンスは前述の第1実施例のシー
ケンスとは異なり、 {esc }COPY-TO-NVRAM .[offset].[byte];[dat
a] の形式となる。コマンド“COPY-TO-NVRAM.”は不揮発メ
モリ215の内容をそのままコピーして書き換えるコマ
ンド文字列である。[offset]は不揮発メモリ215に
データをコピーする際の、不揮発メモリ215のアドレ
ス位置を示す。[byte]はコピーするデータのサイズを
示すパラメータ文字列である。[data]は[byte]で指
定されたサイズのバイナリデータであり、このデータが
不揮発メモリ215にそのままコピーされる。
【0044】次に不揮発メモリ215の内容をそのまま
ホストコンピュータ201に転送するコマンド(以下、
NVRAM退避コマンドと称す)のシーケンスは、 {esc }COPY-FROM-NVRAM ; である。この文字列“COPY-FROM-NVRAM.”は、不揮発メ
モリ215の内容をそのままホストコンピュータ201
に転送するコマンドであることを示すコマンド文字列で
ある。
【0045】この時、ホストコンピュータ201に転送
されるデータは、 {esc }COPY-TO-NVRAM .0 .1024;[data] の形式となっており、[data]は不揮発メモリ215の
内容をハードコピーしたバイナリデータとなる。このホ
ストコンピュータ201に転送されたデータを、そのま
まLBP100に再転送(復帰)することにより、不揮
発メモリ215の内容をその返送されたデータに書き換
えることができる。
【0046】次に、LBP100において、ホストコン
ピュータ201からNVRAM退避コマンドを受け取
り、不揮発メモリ215のデータをホストコンピュータ
201に転送するためのコマンド、及びホストコンピュ
ータ201より転送されたデータを再設定(復帰)する
ためのCPU208による制御手順を図9のフローチャ
ートを参照して説明する。
【0047】まずステップS900で、コマンドの開始
を示す{esc }コードを受信すると、そのコマンドの種
類を解析する。次にステップS910に進み、コマンド
文字列がNVRAM復帰コマンドを示す“COPY-TO-NVRA
M.”であるか否かを判断し、そうであればステップS9
11に進み、NVRAM復帰コマンドの処理に移る。一
方、NVRAM復帰コマンドでない場合はステップS9
20に進み、コマンド文字列がNVRAM退避コマンド
であることを示す“COPY-FROM-NVRAM.”であるか否かを
判断し、そうであればステップS921に進み、NVR
AM退避コマンドの処理に移る。いずれのコマンド文字
列とも一致しない場合はステップS930に進み、その
他のコマンドとして処理される。
【0048】NVRAM復帰コマンドの場合はステップ
S911に進んでパラメータの解析を行い、ステップS
912で不揮発メモリ215上の[offset]の位置へ
[byte]バイト分[data]をコピーしてステップS90
0に戻り、次のコマンドの処理に移る。
【0049】一方、NVRAM退避コマンドの場合はス
テップS920よりステップS921に進み、文字コー
ド{esc }と文字列“COPY-TO-NVRAM .”をホストコン
ピュータ201に送信する。次にステップS922に進
み、不揮発メモリ215の先頭の位置(アドレス0)と
不揮発メモリ215のサイズ(1024バイト)を示す
文字列“0.1024;”をホストコンピュータ201
に送信する。次にステップS923に進み、不揮発メモ
リ215のデータを読み込み、ステップS924で、そ
のデータをホストコンピュータ201に送信してステッ
プS900に戻り、次のコマンドの処理に移る。
【0050】このように第2実施例によれば、外部機器
より返送された環境情報を、不揮発メモリ215の指定
されたアドレスより順次記憶していくだけで良い。
【0051】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることはいうまでもない。
【0052】以上説明したように本実施例によれば、プ
リンタの処理環境情報をホストコンピュータのファイル
システムへ退避することが可能で、かつ退避されたデー
タ自身が処理環境を復帰するためのコマンド群となって
いるので、従来のように機種毎に限定された環境設定用
のアプリケーションプログラムが不要となる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、処
理環境情報を記憶する装置内にメモリ容量による制限を
無くして環境情報を記憶できる効果がある。
【0054】更に本発明によれば、情報処理装置の機種
に依存することなく、しかも簡単に情報処理装置の処理
環境を所望の値に設定できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のLBPのプリンタ制御ユニットの概
略構成を主に示すブロック図である。
【図2】本実施例のレーザビームプリンタ(LBP)の
構成を説明する構造断面図である。
【図3】本実施例のLBPの印刷環境の設定項目[item]
に対応する文字列とその設定値[value] に対応する文字
列の一覧表である。
【図4】第1実施例のLBPにおける制御手順の一例を
示すフローチャートである。
【図5】第1実施例のNVRAM設定値の変更手順の一
例を示すフローチャートである。
【図6】第1実施例のRAM設定値の変更手順の一例を
示すフローチャートである。
【図7】第1実施例のNVRAM設定値の転送コマンド
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】第1実施例のRAM設定値の転送コマンド処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】第2実施例の制御手順の一例を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
112 操作パネル 201 ホストコンピュータ 202 入出力インターフェイス部 203 入力バッファ 204 文字パターン発生器 205 RAM 206 記憶領域 208 CPU 214 ROM 215 不揮発メモリ(NVRAM)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器に接続され前記外部機器との間
    で各種データを通信する情報処理装置であって、 各種データの処理環境情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている処理環境情報を前記外部
    機器に転送する転送手段と、 前記外部機器より返送された前記処理環境情報を受信し
    て前記記憶手段に記憶する制御手段と、 を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記転送手段に転送を指示する第1の指
    示手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の
    情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記転送手段は前記処理環境情報をコマ
    ンド形式で前記外部機器に送信し、前記外部機器は前記
    処理環境情報を前記情報処理装置に返送することを特徴
    とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 外部機器に接続され前記外部機器との間
    で各種データを通信する情報処理装置における情報設定
    方法であって、 各種データの処理環境情報を設定して記憶する工程と、 その記憶されている処理環境情報をコマンド形式で前記
    外部機器に転送する工程と、 前記外部機器に転送した前記処理環境情報を、前記外部
    機器より返送する工程と、 その返送された前記処理環境情報を記憶して処理環境を
    設定する工程と、 を有することを特徴とする情報設定方法。
JP5224309A 1993-09-09 1993-09-09 情報処理装置及び該装置における情報設定方法 Withdrawn JPH0784928A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5224309A JPH0784928A (ja) 1993-09-09 1993-09-09 情報処理装置及び該装置における情報設定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5224309A JPH0784928A (ja) 1993-09-09 1993-09-09 情報処理装置及び該装置における情報設定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0784928A true JPH0784928A (ja) 1995-03-31

Family

ID=16811746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5224309A Withdrawn JPH0784928A (ja) 1993-09-09 1993-09-09 情報処理装置及び該装置における情報設定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0784928A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001125756A (ja) * 1999-10-29 2001-05-11 Seiko Epson Corp 出力システム、出力装置、ホスト装置、これらの制御方法、および、情報記録媒体
KR100677545B1 (ko) * 2004-12-29 2007-02-02 삼성전자주식회사 복수개의 데이터 처리 장치를 이용한 데이터 처리 장치 및그 방법과, 이를 구현하기 위한 프로그램이 기록된 기록매체

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001125756A (ja) * 1999-10-29 2001-05-11 Seiko Epson Corp 出力システム、出力装置、ホスト装置、これらの制御方法、および、情報記録媒体
JP4543458B2 (ja) * 1999-10-29 2010-09-15 セイコーエプソン株式会社 出力システム、出力装置、ホスト装置、これらの制御方法、および、情報記録媒体
KR100677545B1 (ko) * 2004-12-29 2007-02-02 삼성전자주식회사 복수개의 데이터 처리 장치를 이용한 데이터 처리 장치 및그 방법과, 이를 구현하기 위한 프로그램이 기록된 기록매체

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2755308B2 (ja) 出力方法及びその装置
JP3639685B2 (ja) 印刷装置及び印刷制御方法
JP3962606B2 (ja) 印刷命令生成装置及び方法、印刷装置及びその制御方法、情報処理装置及び印刷システム
JP2004246570A (ja) 情報処理装置
JPH0784928A (ja) 情報処理装置及び該装置における情報設定方法
JP2000094803A (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法、及び記憶媒体
JPH04314559A (ja) プリンタ装置
JP2004021452A (ja) 画像出力システム
JPH05270055A (ja) 画像記録方法及び装置及び情報処理方法
JP2002094784A (ja) 画像処理装置、画像処理方法および記憶媒体
JP2000015899A (ja) 印刷装置および印刷システム並びに環境設定方法
JP3919547B2 (ja) フォーム印刷システム、端末装置、印刷方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体及びコンピュータプログラム
JP3555241B2 (ja) プリンタ
JP2869923B2 (ja) 印刷制御装置
JP3195097B2 (ja) 出力制御方法および装置
JPH0635627A (ja) 画像記録装置
JP2001205868A (ja) 印刷装置及び情報発信装置及び印刷システム及びそれらの制御方法並びに記憶媒体
JP3517851B2 (ja) プリンタ及びその印字データ展開方法
JP2006244132A (ja) 印刷システム
JP2002023992A (ja) 画像形成装置、印刷制御方法並びに印刷制御プログラムを記録した記録媒体
JPH10190936A (ja) 複合画像処理装置並びに複合画像処理装置の制御方法およびコンピュータが読出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP2002248815A (ja) 印刷制御装置およびデータ処理方法および記憶媒体
JPH10119384A (ja) 画像形成装置
JP2003080770A (ja) 画像印刷システム
JPH09188006A (ja) 出力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001128