JP4543458B2 - 出力システム、出力装置、ホスト装置、これらの制御方法、および、情報記録媒体 - Google Patents

出力システム、出力装置、ホスト装置、これらの制御方法、および、情報記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、出力システム、プリンタやカスタマディスプレイなどの出力装置、ホスト装置、これらの制御方法、および、これらを実現するプログラムを記録した情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタやカスタマディスプレイなどの出力装置は、ホスト装置から送信される指令データにしたがって、文字や図形を印刷あるいは表示して、これらの情報をユーザに対して出力する。文字や図形の既定の大きさ、フォントの指定、行間の大きさ、言語(JISか、ASCIIか、など)などを指定する設定コマンドをホスト装置から出力装置に対して送信すると、指定された設定値にしたがって文字や図形が出力される。
【0003】
従来、このような出力装置では、上述のような各種の設定値をRAM(Random Access Memory)内の設定値記憶領域に記憶し、出力時には、RAMに記憶された設定値を参照して文字や図形を出力していた。また、出力装置の電源投入時には、プログラムに組み込まれた既定値や、ディップスイッチの状態などにより、RAM内の設定値記憶領域に記憶される設定値を初期化していた。
【0004】
したがって、これらの設定値を電源投入時と異なる値に設定するためには、電源投入後からアプリケーション起動までの間、あるいはアプリケーションの起動時に、設定値を指定するコマンドを、ホスト装置から出力装置へ送信する必要があった。
【0005】
また、アプリケーションには、その起動時の処理において、出力装置に初期化コマンドを送信した後に各種の設定コマンドを送信するものが多数ある。これは出力装置の設定値を一旦既定値に戻した後にアプリケーションに適した設定にするための一般的な方法である。この処理においては出力装置の設定値を変更するために大量のデータを送信していた。
【0006】
一方、特開平8−69362号公報には、電源遮断時に、RAMに記憶されている環境情報(設定値)を不揮発メモリに記憶し、電源投入時には、不揮発メモリから当該環境情報を読み出してRAMに記憶させる出力装置が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ホスト装置と出力装置の間の通信においては、その通信速度が遅いことが多いため、出力装置を所望の設定値を設定して初期化するために、大量のコマンドを送信するのでは、初期化に要する時間が長くなってしまう。このため、このような初期化を迅速に行うことができる出力システムの要望は強い。
【0008】
特に、アプリケーションによっては、出力の1つのセッション(たとえば文書1つ分の印刷)ごとに出力装置に初期化コマンドを送信するものが多数あるが、初期化の後に送信するコマンドの量を削減できるような出力システムが望まれている。
【0009】
さらに、ホスト装置からの指令データの送信によって、出力装置の設定値の設定や変更が高速に容易にできるような出力システムが望まれている。
【0010】
また、1台の出力装置を複数のアプリケーションが共有する出力システムにおいては、所望の設定値がアプリケーション毎に異なる場合があり、アプリケーション毎の設定が容易にできるような出力システムが望まれている。
【0011】
さらに、ホスト装置が予測しない状態で出力装置の電源が再投入されたような場合においても、出力装置の設定値が変化することなく保持されるような出力システムが望まれている。
【0012】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、プリンタやカスタマディスプレイなどの出力装置の現在の設定値を容易にセーブ、および、ロードできる出力システム、当該出力装置、ホスト装置、これらの制御方法、および、これらを実現するプログラムを記録した情報記録媒体を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するため、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示する。
【0014】
本発明の出力システムは、出力装置と、これに接続されるホスト装置と、を備えるように構成する。
【0015】
ここで、ホスト装置は、出力装置に指令データを送信する。
【0016】
一方、出力装置は、設定値を一時的に記憶する設定値記憶部と、設定値を不揮発に記憶する不揮発性記憶部と、を備え、ホスト装置から送信された指令データを受信し、受信した指令データが出力装置を設定する設定値を指定する設定値指定コマンドである場合、当該設定値を設定値記憶部に記憶し、受信した指令データが、設定値セーブコマンドである場合、設定値記憶部に記憶している設定値を不揮発性記憶部に記憶し、受信した指令データが、設定値ロードコマンドである場合、不揮発性記憶部に記憶している設定値を設定値記憶部に記憶し、受信した指令データが出力すべき文字または図形を指定する出力コマンドである場合、設定値記憶部に記憶された設定値を参照して当該文字または図形を出力する。
【0017】
また、本発明の出力システムの出力装置は、受信した指令データが、既定値ロードコマンドである場合、あらかじめ定めた既定値を設定値記憶部に記憶するように構成することができる。
【0018】
また、本発明の出力システムの出力装置は、電源が投入された場合、もしくは、受信された指令データが初期化コマンドである場合、不揮発性記憶部に記憶された設定値を設定値記憶部に記憶するように構成することができる。
【0019】
また、本発明の出力システムの出力装置は、電源が投入された場合、不揮発性記憶部に設定値が記憶されているか否かを調べ、設定値が記憶されている場合、不揮発性記憶部に記憶された設定値を設定値記憶部に記憶するように構成することができる。
【0020】
本発明の出力システムは、出力装置と、これに接続されるホスト装置と、を備えるように構成する。
【0021】
ここで、ホスト装置は、出力装置に指令データを送信する。
【0022】
一方、出力装置は、設定値を一時的に記憶する設定値記憶部と、設定値を不揮発に記憶する複数の領域を含む不揮発性記憶部と、を備え、ホスト装置から送信された指令データを受信し、受信した指令データが出力装置を設定する設定値を指定する設定値指定コマンドである場合、当該設定値を設定値記憶部に記憶し、受信した指令データが、不揮発性記憶部に含まれる複数の領域のいずれかを指定する設定値セーブコマンドである場合、設定値記憶部に記憶している設定値を当該領域に記憶し、受信した指令データが、不揮発性記憶部に含まれる複数の領域のいずれかを指定する設定値ロードコマンドである場合、当該領域に記憶している設定値を設定値記憶部に記憶し、受信した指令データが出力すべき文字または図形を指定する出力コマンドである場合、設定値記憶部に記憶された設定値を参照して当該文字または図形を出力する。
【0023】
また、本発明の出力システムのホスト装置は、出力装置に不揮発性記憶部に含まれる複数の領域のいずれかを指定した設定値情報読出コマンドを送信し、本発明の出力システムの出力装置は、受信した指令データが不揮発性記憶部に含まれる複数の領域のいずれかを指定する設定値情報読出コマンドである場合、当該領域に記憶している設定値情報を読み出し、読み出された設定値情報をホスト装置に送信し、ホスト装置は、出力装置から送信された設定値情報を受信し、受信した設定値情報が有効なものか否かを調べ、有効である場合、出力装置に当該領域を指定した設定値ロードコマンドを送信するように構成することができる。
【0024】
また、本発明の出力システムの出力装置は、受信した指令データが不揮発性記憶部に含まれる複数の領域のいずれかを指定する自動ロード設定コマンドである場合、当該領域を指定する情報を不揮発性記憶部に記憶し、電源が投入された場合、もしくは、受信した指令データが初期化コマンドである場合、不揮発性記憶部に記憶された情報により指定される領域に記憶している設定値を設定値記憶部に記憶するように構成することができる。
【0025】
また、本発明の出力システムの出力装置は、文字または図形を印刷する印刷部をさらに備え、印刷部に文字または図形を印刷することにより、出力コマンドに指定された文字または図形を出力するように構成することができる。
【0026】
また、本発明の出力システムの出力装置は、文字または図形を表示する表示部をさらに備え、表示部に文字または図形を表示することにより、出力コマンドに指定された文字または図形を出力するように構成することができる。
【0027】
本発明の出力装置は、ホスト装置に接続される出力装置であって、設定値記憶部と、不揮発性記憶部と、受信部と、設定値指定制御部と、設定値セーブ制御部と、設定値ロード制御部と、出力部と、を備えるように構成する。
【0028】
ここで、設定値記憶部は、設定値を一時的に記憶する。
【0029】
不揮発性記憶部は、設定値を不揮発に記憶する。
【0030】
受信部は、ホスト装置から送信された指令データを受信する。
【0031】
設定値指定制御部は、受信された指令データが出力装置を設定する設定値を指定する設定値指定コマンドである場合、当該設定値を設定値記憶部に記憶する。
【0032】
設定値セーブ制御部は、受信された指令データが、設定値セーブコマンドである場合、設定値記憶部に記憶している設定値を不揮発性記憶部に記憶する。
【0033】
設定値ロード制御部は、受信された指令データが、設定値ロードコマンドである場合、不揮発性記憶部に記憶している設定値を設定値記憶部に記憶する。
【0034】
出力部は、受信された指令データが出力すべき文字または図形を指定する出力コマンドである場合、設定値記憶部に記憶された設定値を参照して当該文字または図形を出力する。
【0035】
また、本発明の出力装置は、既定値制御部をさらに備えるように構成することができる。
【0036】
ここで、既定値制御部は、受信された指令データが、既定値セーブコマンドである場合、あらかじめ定めた既定値を設定値記憶部に記憶する。
【0037】
また、本発明の出力装置は、電源投入初期化時制御部をさらに備えるように構成することができる。
【0038】
ここで、電源投入初期化時制御部は、電源が投入された場合、もしくは、受信された指令データが初期化コマンドである場合、不揮発性記憶部に記憶している設定値を設定値記憶部に記憶する。
【0039】
また、本発明の出力装置は、電源投入時制御部をさらに備えるように構成することができる。
【0040】
ここで、電源投入時制御部は、電源が投入された場合、不揮発性記憶部に設定値が記憶されているか否かを調べ、設定値が記憶されている場合、不揮発性記憶部に記憶された設定値を設定値記憶部に記憶する。
【0041】
本発明の出力装置は、ホスト装置に接続され、設定値記憶部と、不揮発性記憶部と、受信部と、設定値指定制御部と、設定値セーブ制御部と、設定値ロード制御部と、出力部と、を備えるように構成する。
【0042】
ここで、設定値記憶部は、設定値を一時的に記憶する。
【0043】
不揮発性記憶部は、設定値を不揮発に記憶する複数の領域を含む。
【0044】
受信部は、ホスト装置から送信された指令データを受信する。
【0045】
設定値指定制御部は、受信された指令データが出力装置を設定する設定値を指定する設定値指定コマンドである場合、当該設定値を設定値記憶部に記憶する。
【0046】
設定値セーブ制御部は、受信された指令データが、不揮発性記憶部に含まれる複数の領域のいずれかを指定する設定値セーブコマンドである場合、設定値記憶部に記憶している設定値を当該領域に記憶する。
【0047】
設定値ロード制御部は、受信された指令データが、不揮発性記憶部に含まれる複数の領域のいずれかを指定する設定値ロードコマンドである場合、当該領域に記憶している設定値を設定値記憶部に記憶する。
【0048】
出力部は、受信された指令データが出力すべき文字または図形を指定する出力コマンドである場合、設定値記憶部に記憶された設定値を参照して当該文字または図形を出力する。
【0049】
また、本発明の出力装置は、設定値情報読出制御部と、送信部と、をさらに備えるように構成することができる。
【0050】
ここで、設定値情報読出制御部は、受信された指令データが不揮発性記憶部に含まれる複数の領域のいずれかを指定する設定値情報読出コマンドである場合、当該領域に記憶された設定値情報を読み出す。
【0051】
送信部は、読み出された設定値情報をホスト装置に送信する。
【0052】
また、本発明の出力装置は、自動ロード設定制御部と、電源投入初期化時制御部と、をさらに備えるように構成することができる。
【0053】
ここで、自動ロード設定制御部は、受信された指令データが不揮発性記憶部に含まれる複数の領域のいずれかを指定する自動ロード設定コマンドである場合、当該領域を指定する情報を不揮発性記憶部に記憶する。
【0054】
電源投入初期化時制御部は、電源が投入された場合、もしくは、受信された指令データが初期化コマンドである場合、不揮発性記憶部に記憶された情報により指定される領域に記憶している設定値を設定値記憶部に記憶する。
【0055】
また、本発明の出力装置の出力部は、文字または図形を印刷する印刷部を備え、印刷部に文字または図形を印刷することにより、出力コマンドに指定された文字または図形を出力するように構成することができる。
【0056】
また、本発明の出力装置の出力部は、文字または図形を表示する表示部を備え、表示部に文字または図形を表示することにより、出力コマンドに指定された文字または図形を出力するように構成することができる。
【0057】
本発明のホスト装置は、出力装置に接続され、設定値指定コマンド生成部と、設定値セーブコマンド生成部と、設定値ロードコマンド生成部と、出力コマンド生成部と、送信部と、を備えるように構成する。
【0058】
ここで、設定値指定コマンド生成部は、出力装置を設定する設定値指定コマンドを生成する。
【0059】
設定値セーブコマンド生成部は、設定値セーブコマンドを生成する。
【0060】
設定値ロードコマンド生成部は、設定値ロードコマンドを生成する。
【0061】
出力コマンド生成部は、出力装置に出力させる文字または図形を指定する出力コマンドを生成する。
【0062】
送信部は、生成された設定値指定コマンド、設定値セーブコマンド、設定値ロードコマンド、および、出力コマンドを指令データとして出力装置に送信する。
【0063】
本発明のホスト装置は、設定値を不揮発に記憶する複数の領域を含む不揮発性記憶部を備える出力装置に接続され、設定値指定コマンド生成部と、設定値セーブコマンド生成部と、設定値ロードコマンド生成部と、出力コマンド生成部と、送信部と、を備えるように構成する。
【0064】
設定値指定コマンド生成部は、出力装置を設定する設定値指定コマンドを生成する。
【0065】
設定値セーブコマンド生成部は、不揮発性記憶部に含まれる複数の領域のいずれかを指定する設定値セーブコマンドを生成する。
【0066】
設定値ロードコマンド生成部は、不揮発性記憶部に含まれる複数の領域のいずれかを指定する設定値ロードコマンドを生成する。
【0067】
出力コマンド生成部は、出力装置に出力させる文字または図形を指定する出力コマンドを生成する。
【0068】
送信部は、生成された設定値指定コマンド、設定値セーブコマンド、設定値ロードコマンド、および、出力コマンドを指令データとして出力装置に送信する。
【0069】
また、本発明のホスト装置は、設定値情報読出コマンド生成部と、受信部と、セーブ領域制御部と、をさらに備えるように構成することができる。
【0070】
ここで、設定値情報読出コマンド生成部は、不揮発性記憶部に含まれる複数の領域のいずれかを指定する設定値情報読出コマンドを生成する。
【0071】
送信部は、生成された設定値情報読出コマンドをも指令データとして出力装置に送信する。
【0072】
受信部は、出力装置から送信される設定値情報を受信する。
【0073】
セーブ領域制御部は、受信された設定値情報が有効なものか否かを調べ、有効である場合、当該領域を指定する設定値ロードコマンドを設定値ロードコマンド生成部に生成させる。
【0074】
本発明の制御方法は、ホスト装置に接続され、設定値を一時的に記憶する設定値記憶部と、設定値を不揮発に記憶する不揮発性記憶部と、を備える出力装置を制御し、受信工程と、設定値指定工程と、設定値セーブ工程と、設定値ロード工程と、出力工程と、を備えるように構成する。
【0075】
ここで、受信工程では、ホスト装置から送信された指令データを受信する。
【0076】
設定値指定工程では、受信された指令データが出力装置を設定する設定値を指定する設定値指定コマンドである場合、当該設定値を設定値記憶部に記憶する。
【0077】
設定値セーブ工程では、受信された指令データが、設定値セーブコマンドである場合、設定値記憶部に記憶している設定値を不揮発性記憶部に記憶する。
【0078】
設定値ロード工程では、受信された指令データが、設定値ロードコマンドである場合、不揮発性記憶部に記憶している設定値を設定値記憶部に記憶する。
【0079】
出力工程では、受信された指令データが出力すべき文字または図形を指定する出力コマンドである場合、設定値記憶部に記憶された設定値を参照して当該文字または図形を出力する。
【0080】
また、本発明の制御方法は、既定値工程をさらに備えるように構成することができる。
【0081】
ここで、既定値工程では、受信された指令データが、既定値ロードコマンドである場合、あらかじめ定めた既定値を設定値記憶部に記憶する。
【0082】
また、本発明の制御方法は、電源投入初期化時工程をさらに備えるように構成することができる。
【0083】
ここで、電源投入初期化時工程では、電源が投入された場合、もしくは、受信された指令データが初期化コマンドである場合、不揮発性記憶部に記憶された設定値を設定値記憶部に記憶する。
【0084】
また、本発明の制御方法は、電源投入時工程をさらに備えるように構成することができる。
【0085】
ここで、電源投入時工程では、電源が投入された場合、不揮発性記憶部に設定値が記憶されているか否かを調べ、設定値が記憶されている場合、不揮発性記憶部に記憶された設定値を設定値記憶部に記憶する。
【0086】
本発明の制御方法は、ホスト装置に接続され、設定値を一時的に記憶する設定値記憶部と、設定値を不揮発に記憶する複数の領域を含む不揮発性記憶部と、を備える出力装置を制御し、受信工程と、設定値指定工程と、設定値セーブ工程と、設定値ロード工程と、出力工程と、を備えるように構成する。
【0087】
ここで、受信工程では、ホスト装置から送信された指令データを受信する。
【0088】
設定値指定工程では、受信された指令データが出力装置を設定する設定値を指定する設定値指定コマンドである場合、当該設定値を設定値記憶部に記憶する。
【0089】
設定値セーブ工程では、受信された指令データが、不揮発性記憶部に含まれる複数の領域のいずれかを指定する設定値セーブコマンドである場合、設定値記憶部に記憶している設定値を当該領域に記憶する。
【0090】
設定値ロード工程では、受信された指令データが、不揮発性記憶部に含まれる複数の領域のいずれかを指定する設定値ロードコマンドである場合、当該領域に記憶している設定値を設定値記憶部に記憶する。
【0091】
出力工程では、受信された指令データが出力すべき文字または図形を指定する出力コマンドである場合、設定値記憶部に記憶された設定値を参照して当該文字または図形を出力する。
【0092】
また、本発明の制御方法は、設定値情報読出工程と、送信工程と、をさらに備えるように構成することができる。
【0093】
ここで、設定値情報読出工程では、受信された指令データが不揮発性記憶部に含まれる複数の領域のいずれかを指定する設定値情報読出コマンドである場合、当該領域に記憶された設定値情報を読み出す。
【0094】
送信工程では、読み出された設定値情報をホスト装置に送信する。
【0095】
また、本発明の制御方法は、自動ロード設定工程と、電源投入初期化時工程と、をさらに備えるように構成することができる。
【0096】
ここで、自動ロード設定工程では、受信された指令データが不揮発性記憶部に含まれる複数の領域のいずれかを指定する自動ロード設定コマンドである場合、当該領域を指定する情報を不揮発性記憶部に記憶する。
【0097】
電源投入初期化時工程では、電源が投入された場合、もしくは、受信された指令データが初期化コマンドである場合、不揮発性記憶部に記憶された情報により指定される領域に記憶している設定値を設定値記憶部に記憶する。
【0098】
また、本発明の制御方法において、出力装置は、文字または図形を印刷する印刷部をさらに備え、出力工程では、印刷部に文字または図形を印刷することにより、出力コマンドに指定された文字または図形を出力するように構成することができる。
【0099】
また、本発明の制御方法において、出力装置は、文字または図形を表示する表示部をさらに備え、出力工程では、表示部に文字または図形を表示することにより、出力コマンドに指定された文字または図形を出力するように構成することができる。
【0100】
本発明の制御方法は、出力装置に接続されるホスト装置を制御し、設定値指定コマンド生成工程と、設定値セーブコマンド生成工程と、設定値ロードコマンド生成工程と、出力コマンド生成工程と、送信工程と、を備えるように構成する。
【0101】
ここで、設定値指定コマンド生成工程では、出力装置を設定する設定値指定コマンドを生成する。
【0102】
設定値セーブコマンド生成工程では、設定値セーブコマンドを生成する。
【0103】
設定値ロードコマンド生成工程では、設定値ロードコマンドを生成する。
【0104】
出力コマンド生成工程では、出力装置に出力させる文字または図形を指定する出力コマンドを生成する。
【0105】
送信工程では、生成された設定値指定コマンド、設定値セーブコマンド、設定値ロードコマンド、および、出力コマンドを指令データとして出力装置に送信する。
【0106】
本発明の制御方法は、設定値を不揮発に記憶する複数の領域を含む不揮発性記憶部を備える出力装置に接続されるホスト装置を制御し、設定値指定コマンド生成工程と、設定値セーブコマンド生成工程と、設定値ロードコマンド生成工程と、出力コマンド生成工程と、送信工程と、を備えるように構成する。
【0107】
ここで、設定値指定コマンド生成工程では、出力装置を設定する設定値指定コマンドを生成する。
【0108】
設定値セーブコマンド生成工程では、不揮発性記憶部に含まれる複数の領域のいずれかを指定する設定値セーブコマンドを生成する。
【0109】
設定値ロードコマンド生成工程では、不揮発性記憶部に含まれる複数の領域のいずれかを指定する設定値ロードコマンドを生成する。
【0110】
出力コマンド生成工程では、出力装置に出力させる文字または図形を指定する出力コマンドを生成する。
【0111】
送信工程では、生成された設定値指定コマンド、設定値セーブコマンド、設定値ロードコマンド、および、出力コマンドを指令データとして出力装置に送信する。
【0112】
また、本発明の制御方法は、設定値情報読出コマンド生成工程と、受信工程と、セーブ領域制御工程と、をさらに備えるように構成することができる。
【0113】
ここで、設定値情報読出コマンド生成工程では、不揮発性記憶部に含まれる複数の領域のいずれかを指定する設定値情報読出コマンドを生成する。
【0114】
送信工程では、生成された設定値情報読出コマンドをも指令データとして出力装置に送信する。
【0115】
受信工程では、出力装置から送信される設定値情報を受信する。
【0116】
セーブ領域制御工程では、受信された設定値情報が有効なものか否かを調べ、有効である場合、当該領域を指定する設定値ロードコマンドを設定値ロードコマンド生成工程に生成させる。
【0117】
本発明の出力システム、プリンタやカスタマディスプレイなどの出力装置、および、ホスト装置の機能を実現するプログラム、および、これらの制御方法にて実行される処理を実現するプログラムを、コンパクトディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリなどの情報記録媒体に記録することができる。
【0118】
本発明の情報記録媒体に記録されたプログラムを、プリンタやカスタマディスプレイなどの出力装置や、汎用コンピュータなどのホスト装置がが備えるCPU(Central Processing Unit;中央処理ユニット)などの制御装置や周辺機器などで実行することにより、上記の出力システム、プリンタやカスタマディスプレイなどの出力装置、ホスト装置、および、これらの制御方法を実現することができる。
【0119】
また、これらの装置とは独立して、本発明のプログラムを記録した情報記録媒体を配布、販売したり、ホスト装置から更新したりすることができる。
【0120】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
【0121】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の出力システムの第1の実施形態の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
【0122】
本実施例の出力システム101は、ホスト装置102と、プリンタ103と、カスタマディスプレイ104とを備える。プリンタ103と、カスタマディスプレイ104とは、同じ通信線105でバス結合的にホスト装置102と接続されている。ここで、プリンタ103とカスタマディスプレイ104とは、いずれも本発明の出力装置として機能する。
【0123】
ホスト装置102が、通信線105へ指令データを送信すると、通信線105を介して、当該指令データをプリンタ103と、カスタマディスプレイ104とが受信する。
【0124】
プリンタ103とカスタマディスプレイ104には、重複しない機器番号が割り当てられ、機器選択コマンドによって、通信線105を介して受信した指令データが、自分自身を宛先とするものか否かが判断できる。ここで、機器選択コマンドとは、以降の指令データの対象となる機器の機器番号を指定するものである。なお、各種コマンドに、機器番号nに宛てて送信されたことを示すパラメータを設けることとしてもよい。
【0125】
このようにして、機器を選択してから、印刷もしくは表示すべき文字のASCIIコードを指定する指令データ(出力コマンド)を送信すれば、選択された機器に当該文字が印刷もしくは表示される。このほか、行間やフォントの選択、国別の設定など、各種の設定を送信することもできる。このような各種の設定の例を、以下に示す。
・文字の右スペース量の設定
・印字文字/表示文字の装飾(下線、強調、倒立 など)の指定/解除
・印字/表示モードの一括設定
・ダウンロード文字セットの指定/解除/定義/抹消
・改行量の設定
・水平タブ位置の設定
・印字文字種/表示文字種の指定
・国際文字の選択
・文字コードテーブルの選択
・ダウンロードビットイメージの定義
・マクロの定義
・左マージンの設定
・基本計算ピッチの設定
・自動ステータス送信の有効/無効
これらの設定事項は、パラメータを指定する指令データ(設定値指定コマンド)によって設定され、プリンタ103やカスタマディスプレイ104が備えるRAMに設定値が記憶される。これらの設定値は、文字や図形の印刷や表示の際に適宜参照される。また、プリンタ103とカスタマディスプレイ104の両方について設定可能なものと、いずれか一方についてのみ設定可能なものとがある。
【0126】
また、本実施形態においては、設定値のセーブ・ロードに関する指令データ(以下「カスタマイズコマンド」という。)は、以下のようなフォーマットを有する。ここで、0xは十六進数であることを示す接頭辞である。
【0127】
・「0x1d 0x28 0x4d 0x02 0x00 n m」:プリンタ103に対するパラメータn、mのコマンドを意味する指令データ。
・「0x1f 0x28 0x4d 0x02 0x00 n m」:カスタマディスプレイ104に対するパラメータn、mのコマンドを意味する指令データ。
【0128】
パラメータnには機能コードを、パラメータmには領域番号をそれぞれ指定する。機能コードn=1は設定値セーブコマンドを意味し、機能コードn=2は設定値ロードコマンドを意味する。また領域番号m=0は工場出荷時の既定値を採用することを意味し、領域番号mが1以上の場合は当該番号にて示される領域を使用して設定値のセーブ又はロードを行うことを意味する。例えば、n=2、m=0の場合は、既定値をロードするコマンドを指定したことになる。
【0129】
プリンタ103が、カスタマディスプレイ用のカスタマイズコマンド「0x1f 0x28 0x4d 0x02 0x00 n m」を受信した場合は、これをスキップして無視する。一方、カスタマディスプレイ104が、プリンタ用のカスタマイズコマンド「0x1d 0x28 0x4d 0x02 0x00 n m」を受信した場合は、これをスキップして無視する。
【0130】
また、プリンタ103やカスタマディスプレイ104の初期化は、以下に示す指令データ(初期化コマンド)にて指令する。
【0131】
・「0x1b 0x40」
このように、上述の指令データのフォーマットを構成することにより、共通の通信線105によりバス結合的に接続された2つの機器が、自身に宛てられた指令データを分別することができる。
【0132】
これらの指令データのフォーマットは、本実施形態以外の態様を採用することができ、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。また、本実施形態は、プリンタ103とカスタマディスプレイ104との2つがホスト装置102に接続された態様であるが、いずれか一方のみがホスト装置102に接続された態様も本発明の範囲に含まれる。
【0133】
(プリンタの概要構成)
図2は、図1に示す出力システム101のプリンタ103の概要構成を示す模式図である。なお、本図において、上述の図と同様の機能を果たす要素には同じ符号を付してある。以下、本図を参照して説明する。
【0134】
プリンタ103の各部は、CPU 201が制御する。CPU 201が各部を制御するためのプログラムは、ROM 202に記憶されており、プリンタの電源投入時にCPU 201がこのプログラムを順次実行する。この際に、ディップスイッチ210の設定を読み出して、CPU 201は、プリンタの初期化処理を行う。
【0135】
プリンタ103は、通信線105とインターフェース203を介して、ホスト装置との間で通信を行う。ホスト装置からの指令データを受信した場合、CPU201に対して割り込みが発生し、割り込み処理が起動される。割り込み処理では、受信された指令データをRAM 204内の受信バッファ領域221に順次記憶して通常処理にリターンする。
【0136】
CPU 201は、通常処理では、受信バッファ領域221に記憶された指令データを順次読み出して、その指令データがいかなるコマンドやデータであるかを判断し、その種類に応じて対応する処理を実行する。
【0137】
実行する処理には、プリンタ103自体の設定を行うものと、文字や図形を印刷するものとがある。
【0138】
プリンタ103自体の設定は、RAM 204内に用意された設定値記憶部205に記憶される。本発明では、この設定値記憶部205に記憶された設定値を、ホスト装置102から送信された指令データに従って、フラッシュEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)などの不揮発性記憶部206に用意された領域220にセーブする。また、領域220に記憶されている設定値を、ホスト装置102から送信された指令データに従って、RAM 204にロードする。不揮発性記憶部206に用意された領域220の数は1個以上の任意の数とすることができる。本実施形態では、図に示すように、N個(N≧1)の領域が用意されている。
【0139】
指令データが文字や図形を印刷する出力コマンドである場合は、ROM 202から読み出したり、当該文字のフォント情報や図形を表すビット情報を、RAM 204内に用意されたラインバッファ、もしくはページバッファ領域222に展開する。展開の際には、RAM 204内の設定値記憶部205に記憶された設定値を参照する。
【0140】
バッファ領域222に展開された情報を、1行ごと、あるいは1ページごとに、出力部207が備える印刷部208を駆動して、紙やフィルムなどの印刷媒体に印刷する。
【0141】
(カスタマディスプレイの概要構成)
図3は、図1に示す出力システム101のカスタマディスプレイ104の概要構成を示す模式図である。なお、本図において、上述の図と同様の機能を果たす要素には同じ符号を付してある。以下、本図を参照して説明する。
【0142】
本実施形態では、カスタマディスプレイ104の概要構成と、プリンタ103の概要構成とは、概ね同様である。プリンタ103と、カスタマディスプレイ104とは、文字や図形を印刷するか、それとも表示するかという出力手法が異なるが、いずれも出力装置である点でかわりがない。したがって、同様の部分については説明を省略する。
【0143】
概要構成においては、出力部207の構成が異なり、ここに液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)などから構成される表示部209が用意されている。
【0144】
RAM 204内には、ページバッファ領域222に相当するものとしてビデオRAM領域223が用意され、ここに表示すべき文字のフォント情報や図形のビットマップ情報が展開される。ビデオRAM領域223に展開された表示情報は、適切なタイミングで、たとえば垂直同期の割り込み処理やビデオRAM領域223の更新処理の実行時に、出力部207内の表示部209に転送され、文字や図形が表示される。
【0145】
(出力装置の処理)
図4は、図1に示す出力システム101の出力装置、すなわちプリンタ103とカスタマディスプレイ104とで実行される出力処理の流れを示すフローチャートである。本処理は、上述したプリンタ103における通常処理に相当するものである。以下、本図を参照して説明する。
【0146】
CPU 201は、指令データを受信しているか否か、すなわち、RAM 204内の受信バッファ領域221に指令データが記憶されているか否かを調べる(ステップS501)。受信バッファ領域221に指令データが記憶されていない場合(ステップS501;No)、待機して(ステップS502)、ステップS501に戻る。ステップS502の待機では、他の処理を実行することができる。例えば、待機の間に受信割り込みが発生すれば、受信バッファ領域221に指令データが記憶されることになる。
【0147】
一方、受信バッファ領域221に指令データが記憶されている場合(ステップS501;Yes)、当該指令データを読み出す(ステップS503)。受信バッファ領域221はリングバッファやキューとして構成されており、指令データを読み出すと、当該指令データは受信バッファ領域221から消去される。
【0148】
次に、読み出した指令データの種類を調べる(ステップS504)。当該指令データが、本出力装置以外の出力装置用のものである場合、もしくは、現在当該出力装置以外の出力装置が選択されている場合(ステップS504;他機器)、直ちにステップS501に戻る。たとえば、当該出力装置がプリンタ103である場合に、指令データがカスタマディスプレイ用のカスタマイズコマンド「0x1f 0x28 0x4d 0x02 0x00 n m」であった場合である。
【0149】
当該指令データが設定値指定コマンドである場合(ステップS504;設定値指定)、RAM 204内の設定値記憶部205の当該コマンドに対応する領域に当該コマンドにより指定された設定値を記憶して(ステップS505)、ステップS501に戻る。たとえば、改行量の設定コマンドは、改行量を表わす設定値nをパラメータとして備え、当該設定値nを設定値記憶部205の改行量を記憶する領域に記憶する。
【0150】
当該指令データが、設定値セーブコマンドである場合(ステップS504;設定値セーブ)、RAM 204内の設定値記憶部205に記憶された設定値を不揮発性記憶部206に用意された領域220にコピーして記憶する(ステップS506)。
【0151】
たとえば、当該出力装置がプリンタ103である場合は、指令データ「0x1d 0x28 0x4d 0x02 0x00 n m」の機能コードnが1、パラメータmが1以上の値であった場合である。パラメータmは、上述のとおり不揮発性記憶部206に用意された領域220の番号を意味する。領域220が1つ用意されている場合は、m=1のみが有効な値であり、複数、たとえば9個用意されている場合は、m=1〜9が有効な値となる。
【0152】
不揮発性記憶部206に用意された領域220のうち、m番目の領域220に、RAM 204内の設定値記憶部205に記憶された設定値を記憶する。なお、設定値記憶部205に、上述のセーブ/ロードができる設定値が連続して配置されている場合には、単に連続した領域をコピーするだけでよいが、そうでない場合は、セーブ/ロードできる設定値を記憶した領域を個々に選択してコピーする必要がある。
【0153】
mが有効な値でない場合は、適宜エラー処理を行うか、このコマンドを無視する。
【0154】
コピーが終了したら、ステップS501に戻る。
【0155】
当該指令データが、設定値ロードコマンドである場合(ステップS504;設定値ロード)、不揮発性記憶部206に用意された領域220に記憶された設定値を、RAM 204内の設定値記憶部205にコピーして記憶する(ステップS507)。
【0156】
たとえば、当該出力装置がプリンタ103である場合は、指令データ「0x1d 0x28 0x4d 0x02 0x00 n m」の機能コードnが2、パラメータmが1以上の値であった場合である。パラメータmは、不揮発性記憶部206に用意された領域220の番号を意味するのは、セーブの場合と同様である。
【0157】
不揮発性記憶部206に用意された領域220のうち、m番目の領域220から、RAM 204内の設定値記憶部205に設定値をコピーして記憶する。設定値記憶部205へのコピーは、セーブの場合と対応づけて行う。
【0158】
なお、m=0の場合は、所定の既定値をロードする既定値ロードコマンドであると解釈され、当該既定値をRAM 204内の設定値記憶部205に記憶する。
【0159】
mが有効な値でない場合は、適宜エラー処理を行うか、このコマンドを無視する。
【0160】
コピーが終了したら、ステップS501に戻る。
【0161】
当該指令データが、出力コマンドである場合(ステップS504;出力)、当該出力コマンドに合わせてRAM 204内のラインバッファ領域222、ページバッファ領域222、ビデオRAM領域223などに文字のフォント情報や図形のビットマップ情報を展開し、適宜出力部207を駆動し、印刷部208や表示部209により、文字や図形を出力して(ステップS508)、ステップS501に戻る。
【0162】
これ以外のコマンドである場合(ステップS504;その他)、当該コマンドに対応する処理を実行して(ステップS509)、ステップS501に戻る。
【0163】
(ホスト装置の実施形態)
図5は、図1に示す出力システム101のホスト装置102の概要構成を示す模式図である。なお、本図において、上述の図と同様の機能を果たす要素には同じ符号を付してある。以下、本図を参照して説明する。
【0164】
ホスト装置102の各部は、CPU 601が制御する。CPU 601は、電源が投入されるとROM 602内に記憶されているIPL(Initial Program Loader)を読み出して実行する。IPLの実行の中で、CPU 601は、フロッピーディスクやハードディスクなどの外部記憶装置603に記憶されているオペレーティングシステムやアプリケーションのプログラムをRAM 604に読み出して、これを実行する。
【0165】
CPU 601のオペレーティングシステムやアプリケーションのプログラムは、ユーザからの指令入力を受け付けるためのキーボードやマウス、他のコンピュータ機器からの遠隔操作インターフェースなどの入力装置605から得られた指示入力にしたがって、プリンタ103やカスタマディスプレイ104などの出力装置に送信すべき指令データを生成し、これを、インターフェース606および通信線105を介して、これらの出力装置に送信する。また、出力装置から送信される各種ステータス情報を、通信線105およびインターフェース606を介して受信することもできる。
【0166】
ホスト装置102は、ユーザへ各種処理の結果などを報告するためのCRTや液晶ディスプレイなどの表示装置607を備えることができる。なお、当該表示装置607は、カスタマディスプレイ104などの出力装置で代用することができ、この場合、表示装置607は不要である。
【0167】
ここで、CPU 601は、設定値指定コマンド生成部、設定値セーブコマンド生成部、出力コマンド生成部として機能し、インターフェース606は送信部として機能する。
【0168】
このように、出力システムの本実施形態により、現在の出力装置の各種設定値をホスト装置から個々に送信しなくてもひとつの指令によって適宜セーブ/ロードできるようになる。これにより、ホスト装置からの送信データ量が削減できるため設定値の転送処理の高速化が可能となる。さらには、大量のデータ通信中に起こりうる通信エラーの発生率が極めて低くなるため、信頼性の高い出力システムの構築が可能となる。
【0169】
(第2の実施形態)
本実施形態は、上記の実施形態と大部分は同様であるが、以下の点で異なる。
すなわち、本実施形態では、電源投入時や初期化コマンドを受信した場合に、出力装置は、不揮発記憶部206のいずれかの領域220からRAM 204の設定値記憶部205へ設定値を自動的にコピーする点で相違する。
【0170】
本実施形態では、上記のほか、プリンタ103やカスタマディスプレイ104などの出力装置のCPU 201は、電源投入初期化時制御部、電源投入時制御部としても機能する。
【0171】
プリンタ103や、カスタマディスプレイ104などの出力装置は、電源が投入されたとき、もしくは、上記図4のステップS504にて指令データを解釈した結果初期化コマンドであることが判明したときには、ROM 202内に記憶された初期化プログラムを実行する。この初期化プログラムには、電源投入時等処理を行うコード断片が含まれている。
【0172】
図6は、電源投入時等処理の処理の流れを示すフローチャートである。以下、図を参照して説明する。
【0173】
電源が投入され、あるいは、初期化コマンドが実行されるとメモリの初期化処理を起動する。本処理が起動されると、CPU 201は、まず、不揮発性記憶部206の所定の領域220に、設定値が記憶されているか否かを調べる(ステップS701)。
【0174】
例えば、不揮発性記憶部206がフラッシュEEPROMで構成されている場合、フラッシュEEPROMの各領域220は消去されると値が{0xff}に初期化されるので、この性質を用いてステップS701の判断を行うことができる。
【0175】
また、領域220内に設定値をセーブするたびに、当該領域220に対応する記憶領域に、設定値のチェックサムやCRC(Cyclic Redundancy Check)などの値を保存しておけば、さらに正確に、設定値が記憶されているか否かの判断ができる。
【0176】
設定値が記憶されていない場合(ステップS701;No)、ROM 202に記憶されている工場出荷時の既定値、もしくは、ディップスイッチ210などの設定に基づいて、RAM 204の設定値記憶部205に既定の設定値を記憶し(ステップS702)、本処理を終了する。
【0177】
一方、設定値が記憶されている場合(ステップS701;Yes)、不揮発性記憶部の当該領域220から、RAM 204の設定値記憶部205に設定値をコピーし(ステップS703)、本処理を終了する。
【0178】
このように、出力システムの本実施形態により、電源投入時などに指令データを送信しなくても出力装置の設定状態を既定値とすることができ、また、既定値とは異なるシステム固有の設定値に自動的に変更することができる。
【0179】
さらに、既定値とは異なるシステム固有の設定値を指定している場合においては、ホスト装置が予測しない状態で出力装置の電源が再投入されたときでも、RAM内の設定値が既定値に戻ることなく、システム固有の設定値に自動的に復帰するため、安定した動作が可能な出力システムの構築が可能となる。
【0180】
なお、不揮発性記憶部206に用意された設定値記憶用の領域220が複数ある場合は、いずれの領域220を電源投入時等処理で利用するかを決定する必要がある。この決定には、たとえば、以下の手法が考えられる。
(1)常に先頭の領域220を用いる。
(2)先頭の領域220から順に、設定値が記憶されているか否かを調べ、記憶されていることが最初に判明した領域220を用いる。
(3)用いる領域220の領域番号を、あらかじめ不揮発性記憶部206の別の領域に設定記憶しておく。
【0181】
第3の手法の場合には、電源投入時等処理で使用する領域220の領域番号を指定するコマンドを用意することができる。たとえば、当該出力装置がプリンタ103である場合は、指令データ「0x1d 0x28 0x4d 0x02 0x00 n m」において、n=3のときに、電源投入時等処理で使用する領域220の領域番号を指定するコマンドであるとすることができる。この場合、mは、使用する領域220の領域番号である。
【0182】
本実施形態では、図2および図3に示すように領域として1からNのN種類が指定可能である。なお、ホスト装置102からm=0が指定された場合は、記憶された領域番号が領域番号として有効なものではないことになる。この場合は、ステップS701において「所定の領域に設定値が記憶されていない」と判断され、工場出荷時の既定値を電源投入時からロードする。
【0183】
(第3の実施形態)
本実施形態は、上記の実施形態と大部分は同様であるが、以下の点で異なる。
すなわち、本実施形態では、出力装置にメモ機能を付加し、これを利用して各アプリケーションのアプリケーション名と、当該アプリケーション毎の設定値が保存されているか否かを判別する点で相違する。
【0184】
本実施形態では、上記のほか、プリンタ103やカスタマディスプレイ104などの出力装置のCPU 201は、設定値情報読出制御部としても機能し、インターフェース203は、送信部としても機能する。また、ホスト装置102のCPU 601は、設定値情報読出コマンド生成部、セーブ領域制御部としても機能し、インターフェース606は、受信部としても機能する。
【0185】
本実施形態では、以下のようなメモコマンドを利用する。これは、プリンタ103やカスタマディスプレイ104などの出力装置の不揮発性記憶部206の各領域220に対応付けて、あるいは各領域220内に、アプリケーションなどの名前を記憶し、また、これを出力装置から読み出すものである。
【0186】
「0x1d 0x28 0x4d PL PH n m d1...dk」において、n=4のときにプリンタ103の不揮発性記憶部206のm番目の領域220にアプリケーション名d1...dkを対応付けて記憶する。
【0187】
「0x1d 0x28 0x4d 0x02 0x00 n m」においてn=5のときにプリンタ103の不揮発性記憶部206のm番目の領域220に対応付けられ記憶されたアプリケーション名をホスト装置102へ送信する。
【0188】
「0x1f 0x28 0x4d PL PH n m d1...dk」においてn=4のときにカスタマディスプレイ104の不揮発性記憶部206のm番目の領域220にアプリケーション名d1...dkを対応付けて記憶する。
【0189】
「0x1f 0x28 0x4d 0x02 0x00 n m」においてn=5のときにカスタマディスプレイ104の不揮発性記憶部206のm番目の領域220に対応付けられ記憶されたアプリケーション名をホスト装置102へ送信する。
【0190】
ここで、アプリケーション名d1...dkはkバイトであり、PL+PH×256=k+2が成立する。図7に、不揮発性記憶部206の各領域220と、当該領域に対応付けて、複数のアプリケーション名が記憶されている場合の様子を示す。
【0191】
アプリケーション名は、メモ領域224に記憶されている。本実施形態では、メモ領域224は、アプリケーション名を各要素に格納する配列として表現されており、領域220の数がN個のときは、メモ領域224の当該各要素の数もN個となる。本図では、1番目の領域220はワードプロセッサ用に割り当てられ、メモ領域224の1番目の要素には、その名前"Word Processor"が記憶されている。N番目の領域220はグラフィックエディタ用に割り当てられ、メモ領域224のN番目の要素には、その名前"Graphic Editor"が記憶されている。
【0192】
本実施形態では、設定値を記憶する領域220に加えメモ領域224を設けているが、領域220に記憶している設定値の一部をアプリケーション名としてさらに使用することもできる。
【0193】
本実施形態により、不揮発性記憶部206に用意された設定値記憶用の各領域220ごとに設定値情報を記憶させることで、アプリケーションごと、あるいはセッション(たとえば文書1つ分のデータ出力)ごとに設定値を記憶することができ、アプリケーションまたはセッションの起動時に送信される初期化コマンドだけで容易にアプリケーションまたはセッションごとの出力装置環境を設定することができる。また、設定値セーブコマンドと共にメモコマンドにより設定値情報を指定しておけば、当該アプリケーション用の設定値が記憶されているか否かをホスト装置102が知得することができる。
【0194】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、プリンタやカスタマディスプレイなどの出力装置の現在の設定値を容易にセーブ、およびロードできる出力システム、当該出力装置、ホスト装置、これらの制御方法、およびこれらを実現するプログラムを記録した情報記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の出力システムの第1の実施形態の概要構成を示す模式図。
【図2】 図1に示す出力システム101のプリンタ103の概要構成を示す模式図。
【図3】 図1に示す出力システム101のカスタマディスプレイ104の概要構成を示す模式図。
【図4】 図1に示す出力システム101の出力装置(プリンタ103、カスタマディスプレイ104)で実行される処理の流れを示すフローチャート。
【図5】 図1に示す出力システム101のホスト装置102の概要構成を示す模式図。
【図6】 本発明の出力システムの第2の実施形態の出力装置にて実行される初期化時等処理の流れを示すフローチャート。
【図7】 本発明の出力システムの第2の実施形態の出力装置の不揮発性記憶部206の様子を示す模式図。
【符号の説明】
101 出力システム
102 ホスト装置
103 プリンタ
104 カスタマディスプレイ
105 通信線
201 CPU
202 ROM
203 インターフェース
204 RAM
205 設定値記憶部
206 不揮発性記憶部
207 出力部
208 印刷部
209 表示部
210 ディップスイッチ
601 CPU
602 ROM
603 外部記憶装置
604 RAM
605 入力装置
606 インターフェース
607 表示装置

Claims (11)

  1. 出力装置としてのプリンタおよびカスタマディスプレイと、これに接続されるホスト装置と、を備える出力システムであって、
    (a)前記ホスト装置は、前記出力装置としての前記プリンタおよび前記カスタマディスプレイに指令データを送信し、
    (b)前記プリンタおよび前記カスタマディスプレイの各々は、設定値を一時的に記憶する設定値記憶部と、設定値を不揮発に記憶する不揮発性記憶部とを備え出荷時の既定値をROMに記憶し、あるいは、ディップスイッチで設定値を設定し
    前記ホスト装置から送信された指令データを受信し、
    前記受信された指令データが前記出力装置を設定する設定値を指定する設定値指定コマンドである場合、当該設定値を前記設定値記憶部に記憶し、
    前記受信された指令データが、設定値セーブコマンドである場合、前記設定値記憶部に記憶された設定値を不揮発性記憶部に記憶し、
    前記受信された指令データが、設定値ロードコマンドである場合、前記不揮発性記憶部に記憶された設定値を前記設定値記憶部に記憶し、
    前記受信された指令データが出力すべき文字または図形を指定する出力コマンドである場合、前記設定値記憶部に記憶された設定値を参照して当該文字または図形を出力し、
    さらに、前記出力装置は、電源が投入された場合に、前記不揮発性記憶部に設定値が記憶されているか否かを調べ、設定値が記憶されていれば当該設定値を前記設定値記憶部に記憶し、設定値が記憶されていなければ前記ROMに記憶された既定値または前記ディップスイッチで設定された設定値を前記設定値記憶部に記憶する
    ことを特徴とする出力システム。
  2. 前記出力装置は、前記受信された指令データが、既定値ロードコマンドである場合、前記ROMに記憶された既定値または前記ディップスイッチ設定値を前記設定値記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の出力システム。
  3. 前記出力装置は、電源が投入された場合、もしくは、前記受信された指令データが初期化コマンドである場合、前記不揮発性記憶部に記憶された設定値を前記設定値記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の出力システム。
  4. ホスト装置に接続されるプリンタまたはカスタマディスプレイとして構成される出力装置であって、
    設定値を一時的に記憶する設定値記憶部と、
    設定値を不揮発に記憶する不揮発性記憶部とを備え、
    出荷時の既定値がROMに記憶され、あるいは、ディップスイッチで設定値が設定され
    前記ホスト装置から送信された指令データを受信する受信部と、
    前記受信された指令データが前記出力装置を設定する設定値を指定する設定値指定コマンドである場合、当該設定値を前記設定値記憶部に記憶する設定値指定制御部と、
    前記受信された指令データが、設定値セーブコマンドである場合、前記設定値記憶部に記憶された設定値を不揮発性記憶部に記憶する設定値セーブ制御部と、
    前記受信された指令データが、設定値ロードコマンドである場合、前記不揮発性記憶部に記憶された設定値を前記設定値記憶部に記憶する設定値ロード制御部と、
    前記受信された指令データが出力すべき文字または図形を指定する出力コマンドである場合、前記設定値記憶部に記憶された設定値を参照して当該文字または図形を出力する出力部と、を備え、
    さらに、前記出力装置の電源が投入された場合に、前記不揮発性記憶部に設定値が記憶されているか否かを調べ、設定値が記憶されていれば当該設定値を前記設定値記憶部に記憶し、設定値が記憶されていなければ前記ROMに記憶された既定値または前記ディップスイッチで設定された設定値を前記設定値記憶部に記憶する電源投入時制御部を備えること、
    を特徴とする出力装置。
  5. 前記受信された指令データが、既定値ロードコマンドである場合、前記ROMに記憶された既定値または前記ディップスイッチの設定値を前記設定値記憶部に記憶する既定値ロード制御部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の出力装置。
  6. 電源が投入された場合、もしくは、前記受信された指令データが初期化コマンドである場合、前記不揮発性記憶部に記憶された設定値を前記設定値記憶部に記憶する電源投入初期化時制御部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の出力装置。
  7. ホスト装置に接続され、設定値を一時的に記憶する設定値記憶部と、設定値を不揮発に記憶する不揮発性記憶部と、を備え、出荷時の既定値がROMに記憶され、あるいは、ディップスイッチで設定値が設定されたプリンタまたはカスタマディスプレイとして構成される出力装置を制御する制御方法であって、
    前記ホスト装置から送信された指令データを受信する受信工程と、
    前記受信された指令データが前記出力装置を設定する設定値を指定する設定値指定コマンドである場合、当該設定値を前記設定値記憶部に記憶する設定値指定工程と、
    前記受信された指令データが、設定値セーブコマンドである場合、前記設定値記憶部に記憶された設定値を不揮発性記憶部に記憶する設定値セーブ工程と、
    前記受信された指令データが、設定値ロードコマンドである場合、前記不揮発性記憶部に記憶された設定値を前記設定値記憶部に記憶する設定値ロード工程と、
    前記受信された指令データが出力すべき文字または図形を指定する出力コマンドである場合、前記設定値記憶部に記憶された設定値を参照して当該文字または図形を出力する出力工程と、
    前記出力装置の電源が投入された場合に、前記不揮発性記憶部に設定値が記憶されているか否かを調べ、設定値が記憶されていれば当該設定値を前記設定値記憶部に記憶し、設定値が記憶されていなければ前記ROMに記憶された既定値または前記ディップスイッチで設定された設定値を前記設定値記憶部に記憶する電源投入時工程と、
    を備えることを特徴とする出力装置の制御方法。
  8. 前記受信された指令データが、既定値ロードコマンドである場合、前記ROMに記憶された既定値または前記ディップスイッチの設定値を前記設定値記憶部に記憶する既定値ロード工程、
    をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の出力装置の制御方法。
  9. 電源が投入された場合、もしくは、前記受信された指令データが初期化コマンドである場合、前記不揮発性記憶部に記憶された設定値を前記設定値記憶部に記憶する電源投入初期化時工程、
    をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の出力装置の制御方法。
  10. ホスト装置に接続され、設定値を一時的に記憶する設定値記憶部と、設定値を不揮発に記憶する不揮発性記憶部と、を備え、出荷時の既定値がROMに記憶され、あるいは、ディップスイッチで設定値が設定されたプリンタまたはカスタマディスプレイとして構成される出力装置を制御する処理を実現するプログラムを記録したコンピュータ読取可能な情報記録媒体であって、当該プログラムが実現する処理は、
    前記ホスト装置から送信された指令データを受信する受信手順と、
    前記受信された指令データが前記出力装置を設定する設定値を指定する設定値指定コマンドである場合、当該設定値を前記設定値記憶部に記憶する設定値指定手順と、
    前記受信された指令データが、設定値セーブコマンドである場合、前記設定値記憶部に記憶された設定値を不揮発性記憶部に記憶する設定値セーブ手順と、
    前記受信された指令データが、設定値ロードコマンドである場合、前記不揮発性記憶部に記憶された設定値を前記設定値記憶部に記憶する設定値ロード手順と、
    前記受信された指令データが出力すべき文字または図形を指定する出力コマンドである場合、前記設定値記憶部に記憶された設定値を参照して当該文字または図形を出力する出力手順と、
    前記出力装置の電源が投入された場合に、前記不揮発性記憶部に設定値が記憶されているか否かを調べ、設定値が記憶されていれば当該設定値を前記設定値記憶部に記憶し、設定値が記憶されていなければ前記ROMに記憶された既定値または前記ディップスイッチで設定された設定値を前記設定値記憶部に記憶する手順と、
    を備えることを特徴とする情報記録媒体。
  11. 前記情報記録媒体は、コンパクトディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、または、半導体メモリであることを特徴とする請求項10に記載の情報記録媒体。
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