JPH0784846B2 - 逆洗式パティキュレート捕集装置 - Google Patents
逆洗式パティキュレート捕集装置Info
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- JPH0784846B2 JPH0784846B2 JP10081689A JP10081689A JPH0784846B2 JP H0784846 B2 JPH0784846 B2 JP H0784846B2 JP 10081689 A JP10081689 A JP 10081689A JP 10081689 A JP10081689 A JP 10081689A JP H0784846 B2 JPH0784846 B2 JP H0784846B2
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- exhaust
- chamber
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- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N3/00—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
- F01N3/02—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
- F01N3/021—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters
- F01N3/023—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles
- F01N3/0233—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles periodically cleaning filter by blowing a gas through the filter in a direction opposite to exhaust flow, e.g. exposing filter to engine air intake
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はエンジンの排出ガスに含まれるパティキュレー
トを捕集する装置に関する。更に詳しくはフィルタの排
気下流側から強制的に圧縮空気を導入して捕集されたパ
ティキュレート（以下、捕集パティキュレートという）
を除去することができる逆洗式パティキュレート捕集装
置に関するものである。
トを捕集する装置に関する。更に詳しくはフィルタの排
気下流側から強制的に圧縮空気を導入して捕集されたパ
ティキュレート（以下、捕集パティキュレートという）
を除去することができる逆洗式パティキュレート捕集装
置に関するものである。
［従来の技術］ エンジンの排出ガス中には、パティキュレート、すなわ
ち煤と煤に吸着している炭化水素、サルフェート及び金
属等の微粒子が含まれている。そしてその含有量が多く
なる運転状態では、パティキュレートが外部に排出され
るため、エンジンの排気通路にパティキュレート捕集用
の耐熱性のフィルタが内装された捕集器を設けて、排出
ガスを浄化している。しかしこのフィルタは使用時間が
長くなると、捕集パティキュレートがフィルタに堆積し
てフィルタの目詰りを生じ、その通気抵抗が増大すると
ともに燃料消費率が悪化する。
ち煤と煤に吸着している炭化水素、サルフェート及び金
属等の微粒子が含まれている。そしてその含有量が多く
なる運転状態では、パティキュレートが外部に排出され
るため、エンジンの排気通路にパティキュレート捕集用
の耐熱性のフィルタが内装された捕集器を設けて、排出
ガスを浄化している。しかしこのフィルタは使用時間が
長くなると、捕集パティキュレートがフィルタに堆積し
てフィルタの目詰りを生じ、その通気抵抗が増大すると
ともに燃料消費率が悪化する。
このためフィルタの排気下流側から前記フィルタ内に圧
縮空気を導入してフィルタを逆洗する逆洗手段を備えた
パティキュレートの捕集装置が試みられている。この捕
集装置は捕集器の底部にパティキュレート焼却室が形成
され、この焼却室にヒータが設けられる。そして逆洗時
に焼却室に落下したパティキュレートをヒータの熱で焼
却させてフィルタを再生している。
縮空気を導入してフィルタを逆洗する逆洗手段を備えた
パティキュレートの捕集装置が試みられている。この捕
集装置は捕集器の底部にパティキュレート焼却室が形成
され、この焼却室にヒータが設けられる。そして逆洗時
に焼却室に落下したパティキュレートをヒータの熱で焼
却させてフィルタを再生している。
しかし前記フィルタは排気流入口と排気流出口をそれぞ
れ両端面に設けているため、圧縮空気で逆洗したときに
排気流出口付近のフィルタに付着したパティキュレート
は容易に除去されるが、排気流入口付近のフィルタに付
着したパティキュレートの除去効率が十分でない問題点
があった。
れ両端面に設けているため、圧縮空気で逆洗したときに
排気流出口付近のフィルタに付着したパティキュレート
は容易に除去されるが、排気流入口付近のフィルタに付
着したパティキュレートの除去効率が十分でない問題点
があった。
また圧縮空気を導入したときの熱衝撃を対する耐久性が
高くなく、圧縮空気が低温の場合にはフィルタに亀裂を
生じることがあった。
高くなく、圧縮空気が低温の場合にはフィルタに亀裂を
生じることがあった。
更にフィルタのパティキュレートの堆積程度を検知する
ためにフィルタの排気上流側とその排気下流側にそれぞ
れ圧力測定管を設けた場合に、特に排気上流側の圧力測
定管がパティキュレートで目詰りを起こし易く、正確な
検知を行うことが困難な問題点もあった。
ためにフィルタの排気上流側とその排気下流側にそれぞ
れ圧力測定管を設けた場合に、特に排気上流側の圧力測
定管がパティキュレートで目詰りを起こし易く、正確な
検知を行うことが困難な問題点もあった。
これらの点を解消するために、通気性を有する多孔質セ
ラミック壁の一方の面から含塵ガスを導入して上記セラ
ミック壁を通過させることによりパティキュレートが捕
集され、上記セラミック壁の他方の面から清浄ガスが排
出され、清浄ガスの流出路に通気性の多孔体が配置さ
れ、上記多孔体に清浄ガス中に含まれる有害成分を無害
化する触媒が担持されたセラミックス製除塵浄化装置が
開示されている（実開昭62−31914）。この除塵浄化装
置では、多孔質セラミック壁が複数の多孔質セラミック
管であり、清浄ガスの流出路に設けられた通気性の多孔
体が金網により形成されている。
ラミック壁の一方の面から含塵ガスを導入して上記セラ
ミック壁を通過させることによりパティキュレートが捕
集され、上記セラミック壁の他方の面から清浄ガスが排
出され、清浄ガスの流出路に通気性の多孔体が配置さ
れ、上記多孔体に清浄ガス中に含まれる有害成分を無害
化する触媒が担持されたセラミックス製除塵浄化装置が
開示されている（実開昭62−31914）。この除塵浄化装
置では、多孔質セラミック壁が複数の多孔質セラミック
管であり、清浄ガスの流出路に設けられた通気性の多孔
体が金網により形成されている。
この除塵浄化装置では、セラミック管の逆洗時に逆洗用
の圧縮空気が清浄ガス流出口から導入されるが、この圧
縮空気が金網により形成された多孔体に接触して加熱さ
れるので、多孔質セラミック管に与える熱衝撃を緩和で
きる。またセラミック管の上下端部及び中間部が複数段
の水冷管板により支持され、清浄ガスの流出路が逆洗用
の圧縮空気の流入路を兼ねているので、この圧縮空気が
セラミック管の全周壁を通過してこのセラミック管内に
導入され、セラミック管に付着したパティキュレートは
すべて除去できるようになっている。
の圧縮空気が清浄ガス流出口から導入されるが、この圧
縮空気が金網により形成された多孔体に接触して加熱さ
れるので、多孔質セラミック管に与える熱衝撃を緩和で
きる。またセラミック管の上下端部及び中間部が複数段
の水冷管板により支持され、清浄ガスの流出路が逆洗用
の圧縮空気の流入路を兼ねているので、この圧縮空気が
セラミック管の全周壁を通過してこのセラミック管内に
導入され、セラミック管に付着したパティキュレートは
すべて除去できるようになっている。
［発明が解決しようとする課題］ しかし、上記従来のセラミックス製除塵浄化装置では、
セラミック管の内壁にパティキュレートが堆積して目詰
まりを起こし排ガスの圧力損失が増大するので、時々、
即ち定期的に逆洗が行われるため、パティキュレートの
セラミック管への堆積量が所定量未満であってもセラミ
ック管を逆洗したり、或いは堆積量が所定量以上であっ
ても未だ逆洗されなかったりする場合があり、適切な逆
洗時期を正確に判断できない不具合があった。そのた
め、差圧計により逆洗時期を判断すれば、適切な逆洗時
期を正確に検知できるが、長期間の使用により上記差圧
計の測定管にパティキュレートが堆積して測定管が詰ま
ってしまい、セラミック管へのパティキュレートの堆積
量を正確に検知できなくなる問題点がある。
セラミック管の内壁にパティキュレートが堆積して目詰
まりを起こし排ガスの圧力損失が増大するので、時々、
即ち定期的に逆洗が行われるため、パティキュレートの
セラミック管への堆積量が所定量未満であってもセラミ
ック管を逆洗したり、或いは堆積量が所定量以上であっ
ても未だ逆洗されなかったりする場合があり、適切な逆
洗時期を正確に判断できない不具合があった。そのた
め、差圧計により逆洗時期を判断すれば、適切な逆洗時
期を正確に検知できるが、長期間の使用により上記差圧
計の測定管にパティキュレートが堆積して測定管が詰ま
ってしまい、セラミック管へのパティキュレートの堆積
量を正確に検知できなくなる問題点がある。
本発明の目的は、フィルタのパティキュレートの堆積程
度を常に正確に検知することができ、逆洗時におけるフ
ィルタの耐熱衝撃性が高く、更に逆洗時におけるフィル
タからのパティキュレート除去効率に優れた逆洗式パテ
ィキュレート捕集装置を提供することにある。
度を常に正確に検知することができ、逆洗時におけるフ
ィルタの耐熱衝撃性が高く、更に逆洗時におけるフィル
タからのパティキュレート除去効率に優れた逆洗式パテ
ィキュレート捕集装置を提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するための本発明の構成を、実施例に対
応する第１図及び第２図を用いて説明する。
応する第１図及び第２図を用いて説明する。
本発明は、エンジンの排気通路10,11に設けられたパテ
ィキュレート捕集器13と、捕集器13内に設けられ多孔質
の耐熱材料からなるフィルタ14と、エンジン側の排気通
路10に連通しフィルタ14の排気上流側の捕集器13内に形
成された排気流入室12と、排気出口側の排気通路11に連
通しフィルタ14の排気下流側の捕集器13内に形成された
逆洗エア導入室15と、エア導入室15に設けられエアノズ
ル16と、途中にバルブ18が介装されエアノズル16に圧縮
空気を導く導管17と、エア導入室15と気密遮断されて捕
集器13の底部に形成されたパティキュレート焼却室31
と、焼却室31に設けられたヒータ32と、フィルタ14にパ
ティキュレートＰが堆積するときバルブ18を開放して圧
縮空気をエアノズル16からフィルタ14内に導入して堆積
したパティキュレートＰを焼却室31に落下させかつヒー
タ32を発熱させて落下したパティキュレートＰを焼却さ
せるコントローラ20とを備え；フィルタ14が、側壁45に
逆洗エア導入室15に連通する開口部46が設けられたハウ
ジング40と、排気流入室12及び焼却室31に連通する多数
のパティキュレート捕集管41と、排気流入室12及び焼却
室31と遮断されかつ捕集管41の外側面と逆洗エア導入室
15とを開口部46を介して連通する浄化流路43とを備えた
逆洗式パティキュレート捕集装置の改良である。
ィキュレート捕集器13と、捕集器13内に設けられ多孔質
の耐熱材料からなるフィルタ14と、エンジン側の排気通
路10に連通しフィルタ14の排気上流側の捕集器13内に形
成された排気流入室12と、排気出口側の排気通路11に連
通しフィルタ14の排気下流側の捕集器13内に形成された
逆洗エア導入室15と、エア導入室15に設けられエアノズ
ル16と、途中にバルブ18が介装されエアノズル16に圧縮
空気を導く導管17と、エア導入室15と気密遮断されて捕
集器13の底部に形成されたパティキュレート焼却室31
と、焼却室31に設けられたヒータ32と、フィルタ14にパ
ティキュレートＰが堆積するときバルブ18を開放して圧
縮空気をエアノズル16からフィルタ14内に導入して堆積
したパティキュレートＰを焼却室31に落下させかつヒー
タ32を発熱させて落下したパティキュレートＰを焼却さ
せるコントローラ20とを備え；フィルタ14が、側壁45に
逆洗エア導入室15に連通する開口部46が設けられたハウ
ジング40と、排気流入室12及び焼却室31に連通する多数
のパティキュレート捕集管41と、排気流入室12及び焼却
室31と遮断されかつ捕集管41の外側面と逆洗エア導入室
15とを開口部46を介して連通する浄化流路43とを備えた
逆洗式パティキュレート捕集装置の改良である。
その特徴ある構成は、フィルタ14のパティキュレートＰ
の堆積程度を検出する検出手段30を備え；検出手段30が
排気流入室12に連通する流入排気圧力測定管24と、逆洗
エア導入室15に連通する流出排気圧力測定管25と、これ
らの圧力測定管24,25の差圧を電気信号に変換しその出
力をコントローラ20の制御入力に接続した圧電変換器23
と、導管17から分岐して２つの圧力測定管24,25にそれ
ぞれコントローラ20により切換えられる切換弁28,29を
介して接続されたエア吹込み管26,27とを備えたところ
にある。
の堆積程度を検出する検出手段30を備え；検出手段30が
排気流入室12に連通する流入排気圧力測定管24と、逆洗
エア導入室15に連通する流出排気圧力測定管25と、これ
らの圧力測定管24,25の差圧を電気信号に変換しその出
力をコントローラ20の制御入力に接続した圧電変換器23
と、導管17から分岐して２つの圧力測定管24,25にそれ
ぞれコントローラ20により切換えられる切換弁28,29を
介して接続されたエア吹込み管26,27とを備えたところ
にある。
［作 用］ 切換弁28,29を定期的に切換えることにより圧力測定管2
4,25がエア吹込み管26,27に連通し、エアタンク19内の
圧縮空気により圧力測定管24,25に堆積したパティキュ
レートＰが除去されるので、圧電変換器23はパティキュ
レートＰの堆積程度を常に正確に検知できる。
4,25がエア吹込み管26,27に連通し、エアタンク19内の
圧縮空気により圧力測定管24,25に堆積したパティキュ
レートＰが除去されるので、圧電変換器23はパティキュ
レートＰの堆積程度を常に正確に検知できる。
またパティキュレート捕集管41を別のパティキュレート
捕集管41又はハウジング40の側壁45と補強壁42により接
続して浄化流路43が形成されるので、補強壁42はその蓄
熱により導入した圧縮空気を温め、捕集管41の熱応力を
緩和する。
捕集管41又はハウジング40の側壁45と補強壁42により接
続して浄化流路43が形成されるので、補強壁42はその蓄
熱により導入した圧縮空気を温め、捕集管41の熱応力を
緩和する。
更にフィルタ14のハウジング側壁45から逆洗用の圧縮空
気が導入するので、排気流入室12付近のパティキュレー
ト捕集管41内に付着したパティキュレートＰも容易に除
去される。
気が導入するので、排気流入室12付近のパティキュレー
ト捕集管41内に付着したパティキュレートＰも容易に除
去される。
［実施例］ 次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
第１図〜第４図に示すように、ディーゼルエンジンの排
気マニホルド（図示せず）に接続された排気通路10と排
気出口（図示せず）に接続された排気通路11との間には
パティキュレート捕集器13が設けられ、この捕集器13内
には多孔質の耐熱性セラミック材料からなるフィルタ14
が設けられる。フィルタ14の排気上流側の捕集器13内に
は排気通路10に連通する排気流入室12が形成され、フィ
ルタ14の排気下流側の捕集器13内には排気通路11に連通
する逆洗エア導入室15が形成される。
気マニホルド（図示せず）に接続された排気通路10と排
気出口（図示せず）に接続された排気通路11との間には
パティキュレート捕集器13が設けられ、この捕集器13内
には多孔質の耐熱性セラミック材料からなるフィルタ14
が設けられる。フィルタ14の排気上流側の捕集器13内に
は排気通路10に連通する排気流入室12が形成され、フィ
ルタ14の排気下流側の捕集器13内には排気通路11に連通
する逆洗エア導入室15が形成される。
フィルタ14は、この例では直方体であって、ハウジング
40と25本の断面四角形状のパティキュレート捕集管41と
補強壁42と浄化流路43とを一体的に形成して構成されて
いる。ハウジング40の４つの側壁45のそれぞれには逆洗
エア導入室15に連通する５つの開口部46が設けられる。
パティキュレート捕集管41は鉛直方向に延びて排気流入
室12及びパティキュレート焼却室31に連通する。また浄
化流路43は浄化された排出ガスの流路であって、排気流
入室12及びパティキュレート焼却室31とハウジング40の
両端面40a,40bにより遮断され、かつ捕集管41の外側面
と逆洗エア導入室15と開口部46を介して連通する。補強
壁42は捕集管41を互いに接続し、また捕集管41とハウジ
ング40の側壁45とを接続する。フィルタ14と捕集器13の
間にはセラミックウールからなる断熱材兼シール材47が
介装される。
40と25本の断面四角形状のパティキュレート捕集管41と
補強壁42と浄化流路43とを一体的に形成して構成されて
いる。ハウジング40の４つの側壁45のそれぞれには逆洗
エア導入室15に連通する５つの開口部46が設けられる。
パティキュレート捕集管41は鉛直方向に延びて排気流入
室12及びパティキュレート焼却室31に連通する。また浄
化流路43は浄化された排出ガスの流路であって、排気流
入室12及びパティキュレート焼却室31とハウジング40の
両端面40a,40bにより遮断され、かつ捕集管41の外側面
と逆洗エア導入室15と開口部46を介して連通する。補強
壁42は捕集管41を互いに接続し、また捕集管41とハウジ
ング40の側壁45とを接続する。フィルタ14と捕集器13の
間にはセラミックウールからなる断熱材兼シール材47が
介装される。
エア導入室15にはエアノズル16が設けられる。このエア
ノズル16は導管17及び常閉のバルブ18を介してエアタン
ク19に接続される。バルブ18は電磁弁であって、コント
ローラ20の制御出力により開放する。このコントローラ
20の制御入力には、エンジンの負荷センサ21及び回転セ
ンサ22の各検出出力とともに圧電変換器23の出力が接続
される。この変換器23には排気流入室12に連通する流入
排気圧力測定管24と逆洗エア導入室15に連通する流出排
気圧力測定管25とが接続される。圧電変換器23は圧力測
定管24及び25の測定する差圧を電気信号に変換する。２
つの圧力測定管24及び25には導管17から分岐したエア吹
込み管26及び27がそれぞれ切換弁28及び29を介して接続
される。切換弁28及び29は三方弁からなる電磁弁であっ
て、コントローラ20の制御出力により圧力変換器23側の
圧力測定管24,25の流路を遮断し、エア吹込み管26,27を
それぞれ排気流入室12,逆洗エア導入室15に連通させ
る。
ノズル16は導管17及び常閉のバルブ18を介してエアタン
ク19に接続される。バルブ18は電磁弁であって、コント
ローラ20の制御出力により開放する。このコントローラ
20の制御入力には、エンジンの負荷センサ21及び回転セ
ンサ22の各検出出力とともに圧電変換器23の出力が接続
される。この変換器23には排気流入室12に連通する流入
排気圧力測定管24と逆洗エア導入室15に連通する流出排
気圧力測定管25とが接続される。圧電変換器23は圧力測
定管24及び25の測定する差圧を電気信号に変換する。２
つの圧力測定管24及び25には導管17から分岐したエア吹
込み管26及び27がそれぞれ切換弁28及び29を介して接続
される。切換弁28及び29は三方弁からなる電磁弁であっ
て、コントローラ20の制御出力により圧力変換器23側の
圧力測定管24,25の流路を遮断し、エア吹込み管26,27を
それぞれ排気流入室12,逆洗エア導入室15に連通させ
る。
これらの圧電変換器23、圧力測定管24,25、エア吹込み
管26,27及び切換弁28,29はフィルタ14のパティキュレー
トの堆積程度を検出する検出手段30を構成する。またノ
ズル16、導管17、バルブ18、エアタンク19、検出手段3
0、負荷センサ21、回転センサ22及びコントローラ20は
逆洗手段を構成する。
管26,27及び切換弁28,29はフィルタ14のパティキュレー
トの堆積程度を検出する検出手段30を構成する。またノ
ズル16、導管17、バルブ18、エアタンク19、検出手段3
0、負荷センサ21、回転センサ22及びコントローラ20は
逆洗手段を構成する。
また捕集器13の底部にはエア導入室15と気密遮断された
パティキュレート焼却室31が形成され、この焼却室31に
はパティキュレート焼却用ヒータ32が設けられる。この
ヒータスイッチ34は常開のスイッチで、コントローラ20
の制御出力により閉じるようになっている。35はバッテ
リである。
パティキュレート焼却室31が形成され、この焼却室31に
はパティキュレート焼却用ヒータ32が設けられる。この
ヒータスイッチ34は常開のスイッチで、コントローラ20
の制御出力により閉じるようになっている。35はバッテ
リである。
次にこのような構成の捕集装置の動作を説明する。
エンジン負荷及び回転速度が高く、排気流入室12と逆洗
エア導入室15との差圧が所定値を越えないときには、負
荷センサ21、回転センサ22及び圧電変換器23の各信号に
基づいてコントローラ20はバルブ18を閉じたまま、切換
弁28,29を切換えず、かつスイッチ34を開いたままにす
る。これにより第１図、第３図及び第４図の実線矢印に
示すようにエンジンの排出ガスはフィルタ14の多数の捕
集管41に流入し、捕集管41の側面を透過して浄化流路43
及び開口部46を通って逆洗エア導入室15に流入し、そこ
から排気通路11を通って図外の排気出口より排出され
る。この結果、排出ガスに含有していたパティキュレー
トは捕集管41の内面に付着し、排出ガスは浄化される。
エア導入室15との差圧が所定値を越えないときには、負
荷センサ21、回転センサ22及び圧電変換器23の各信号に
基づいてコントローラ20はバルブ18を閉じたまま、切換
弁28,29を切換えず、かつスイッチ34を開いたままにす
る。これにより第１図、第３図及び第４図の実線矢印に
示すようにエンジンの排出ガスはフィルタ14の多数の捕
集管41に流入し、捕集管41の側面を透過して浄化流路43
及び開口部46を通って逆洗エア導入室15に流入し、そこ
から排気通路11を通って図外の排気出口より排出され
る。この結果、排出ガスに含有していたパティキュレー
トは捕集管41の内面に付着し、排出ガスは浄化される。
そしてエンジン負荷及び回転速度が低く、排気流入室12
と逆洗エア導入室15との差圧が所定値を越えたときに
は、負荷センサ21、回転センサ22及び圧電変換器23の各
信号に基づいてコントローラ20はフィルタ14にパティキ
ュレートが堆積していると判断し、バルブ18及び切換弁
28,29を極めて短時間だけ開放及び切換える。これによ
り、第２図〜第４図の破線矢印に示すようにエアタンク
19の圧縮空気が導管17を通ってエアノズル16からフィル
タ14内に勢いよく導入され、加えて圧力測定管24及び25
にも圧縮空気が吹込まれる。
と逆洗エア導入室15との差圧が所定値を越えたときに
は、負荷センサ21、回転センサ22及び圧電変換器23の各
信号に基づいてコントローラ20はフィルタ14にパティキ
ュレートが堆積していると判断し、バルブ18及び切換弁
28,29を極めて短時間だけ開放及び切換える。これによ
り、第２図〜第４図の破線矢印に示すようにエアタンク
19の圧縮空気が導管17を通ってエアノズル16からフィル
タ14内に勢いよく導入され、加えて圧力測定管24及び25
にも圧縮空気が吹込まれる。
フィルタ14内に導入した圧縮空気は前記排出ガスと逆の
流路で捕集管41内に勢いよく流入する。ここで、圧縮空
気は補強壁42の蓄熱により温められるため、捕集管41に
熱衝撃を与えず、これに亀裂を生じさせることがない。
また捕集管41内に圧縮空気が勢いよく流入することによ
り、捕集管41の内面に付着していたパティキュレートが
吹飛ばされる。吹飛ばされたパティキュレートは自重で
パティキュレート焼却室31内に落下する。コントローラ
20はバルブ18の開放と同時に所定時間だけヒータスイッ
チ34を閉じ、ヒータ32を発熱させる。焼却室31に落下し
たパティキュレートＰはヒータ32の熱で焼却される。こ
の結果、フィルタ14が再生される。
流路で捕集管41内に勢いよく流入する。ここで、圧縮空
気は補強壁42の蓄熱により温められるため、捕集管41に
熱衝撃を与えず、これに亀裂を生じさせることがない。
また捕集管41内に圧縮空気が勢いよく流入することによ
り、捕集管41の内面に付着していたパティキュレートが
吹飛ばされる。吹飛ばされたパティキュレートは自重で
パティキュレート焼却室31内に落下する。コントローラ
20はバルブ18の開放と同時に所定時間だけヒータスイッ
チ34を閉じ、ヒータ32を発熱させる。焼却室31に落下し
たパティキュレートＰはヒータ32の熱で焼却される。こ
の結果、フィルタ14が再生される。
圧力測定管24及び25は吹込まれた圧縮空気によってその
先端に溜まっていたパティキュレートが吹飛ばされ、次
の圧力測定を正確に行うことができる。
先端に溜まっていたパティキュレートが吹飛ばされ、次
の圧力測定を正確に行うことができる。
なお、上記例で説明したフィルタの形状、捕集管、開口
部、補強壁の数量、形状等は一例であって、本発明は上
記例に限定するものではない。
部、補強壁の数量、形状等は一例であって、本発明は上
記例に限定するものではない。
［発明の効果］ 以上述べたように、本発明によれば、フィルタのパティ
キュレートの堆積程度を検知するための圧力測定管が切
換弁を定期的に切換えることによりエア吹込み管に連通
するので、エアタンク内の圧縮空気が圧力測定管に導入
され、この圧力測定管に堆積したパティキュレートが除
去される。この結果、圧電変換器はパティキュレートの
堆積程度を常に正確に検知することができる。
キュレートの堆積程度を検知するための圧力測定管が切
換弁を定期的に切換えることによりエア吹込み管に連通
するので、エアタンク内の圧縮空気が圧力測定管に導入
され、この圧力測定管に堆積したパティキュレートが除
去される。この結果、圧電変換器はパティキュレートの
堆積程度を常に正確に検知することができる。
また高温のフィルタに比して圧縮空気の温度が低い場合
にも、この圧縮空気は補強壁に蓄えられた熱により温め
られるため、パティキュレート捕集管の熱衝撃は緩和さ
れ、フィルタの亀裂を防止してフィルタの寿命を長くす
ることができる。
にも、この圧縮空気は補強壁に蓄えられた熱により温め
られるため、パティキュレート捕集管の熱衝撃は緩和さ
れ、フィルタの亀裂を防止してフィルタの寿命を長くす
ることができる。
更にフィルタの排気流入方向と排気流出方向が同一方向
でなくハウジングの側壁の開口部より排出ガスが排出さ
れるため、圧縮空気で逆洗したときに逆洗エア導入室付
近のフィルタに付着したパティキュレートは勿論、排気
流入室付近のフィルタに付着したパティキュレートも容
易にかつ確実に除去することができる。
でなくハウジングの側壁の開口部より排出ガスが排出さ
れるため、圧縮空気で逆洗したときに逆洗エア導入室付
近のフィルタに付着したパティキュレートは勿論、排気
流入室付近のフィルタに付着したパティキュレートも容
易にかつ確実に除去することができる。
第１図は本発明実施例逆洗式パティキュレート捕集装置
のパティキュレートを捕集しているときの構成図。 第２図はその逆洗しているときの要部拡大構成図。 第３図はそのフィルタの外観斜視図。 第４図は第１図のＡ−Ａ線断面図。 10,11:エンジンの排気通路、 12:排気流入室、 13:パティキュレート捕集器、 14:フィルタ、 15:逆洗エア導入室 16:エアノズル、 17:導管、 18:バルブ、 19:エアタンク、 20:コントローラ、 23:圧電変換器、 24:流入排気圧力測定管、 25:流出排気圧力測定管、 26,27:エア吹込み管、 28,29:切換弁、 30:パティキュレート堆積程度検出手段、 31:パティキュレート焼却室、 32:ヒータ、 40:ハウジング、 41:パティキュレート捕集管、 42:補強壁、 43:浄化流路、 45:ハウジングの側壁、 46:ハウジングの開口部、 P:パティキュレート。
のパティキュレートを捕集しているときの構成図。 第２図はその逆洗しているときの要部拡大構成図。 第３図はそのフィルタの外観斜視図。 第４図は第１図のＡ−Ａ線断面図。 10,11:エンジンの排気通路、 12:排気流入室、 13:パティキュレート捕集器、 14:フィルタ、 15:逆洗エア導入室 16:エアノズル、 17:導管、 18:バルブ、 19:エアタンク、 20:コントローラ、 23:圧電変換器、 24:流入排気圧力測定管、 25:流出排気圧力測定管、 26,27:エア吹込み管、 28,29:切換弁、 30:パティキュレート堆積程度検出手段、 31:パティキュレート焼却室、 32:ヒータ、 40:ハウジング、 41:パティキュレート捕集管、 42:補強壁、 43:浄化流路、 45:ハウジングの側壁、 46:ハウジングの開口部、 P:パティキュレート。
Claims (1)
- 【請求項１】エンジンの排気通路（10,11）に設けられ
たパティキュレート捕集器（13）と、前記捕集器（13）
内に設けられ多孔質の耐熱材料からなるフィルタ（14）
と、前記エンジン側の排気通路（10）に連通し前記フィ
ルタ（14）の排気上流側の捕集器（13）内に形成された
排気流入室（12）と、前記排気出口側の排気通路（11）
に連通し前記フィルタ（14）の排気下流側の捕集器（1
3）内に形成された逆洗エア導入室（15）と、前記エア
導入室（15）に設けられたエアノズル（16）と、途中に
バルブ（18）が介装され前記エアノズル（16）に圧縮空
気を導く導管（17）と、前記エア導入室（15）と気密遮
断されて前記捕集器（13）の底部に形成されたパティキ
ュレート焼却室（31）と、前記焼却室（31）に設けられ
たヒータ（32）と、前記フィルタ（14）にパティキュレ
ート（Ｐ）が堆積するとき前記バルブ（18）を開放して
圧縮空気を前記エアノズル（16）から前記フィルタ（1
4）内に導入して堆積したパティキュレート（Ｐ）を前
記焼却室（31）に落下させかつ前記ヒータ（32）を発熱
させて落下したパティキュレート（Ｐ）を焼却させるコ
ントローラ（20）とを備え； 前記フィルタ（14）は、側壁（45）に前記逆洗エア導入
室（15）に連通する開口部（46）が設けられたハウジン
グ（40）と、前記排気流入室（12）及び前記焼却室（3
1）に連通する多数のパティキュレート捕集管（41）
と、前記排気流入室（12）及び前記焼却室（31）と遮断
されかつ前記捕集管（41）の外側面と前記逆洗エア導入
室（15）とを前記開口部（46）を介して連通する浄化流
路（43）とを備えた逆洗式パティキュレート捕集装置に
おいて、 前記フィルタ（14）のパティキュレート（Ｐ）の堆積程
度を検出する検出手段（30）を備え； 前記検出手段（30）は 前記排気流入室（12）に連通する流入排気圧力測定管
（24）と、 前記逆洗エア導入室（15）に連通する流出排気圧力測定
管（25）と、 これらの圧力測定管（24,25）の差圧を電気信号に変換
しその出力を前記コントローラ（20）の制御入力に接続
した圧電変換器（23）と、 前記導管（17）から分岐して前記２つの圧力測定管（2
4,25）にそれぞれ前記コントローラ（20）により切換え
られる切換弁（28,29）を介して接続されたエア吹込み
管（26,27）と を備えたことを特徴とする逆洗式パティキュレート捕集
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10081689A JPH0784846B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 逆洗式パティキュレート捕集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10081689A JPH0784846B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 逆洗式パティキュレート捕集装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02277914A JPH02277914A (ja) | 1990-11-14 |
| JPH0784846B2 true JPH0784846B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=14283872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10081689A Expired - Fee Related JPH0784846B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 逆洗式パティキュレート捕集装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0784846B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6460212B2 (ja) * | 2017-03-10 | 2019-01-30 | マツダ株式会社 | エンジンの排気装置 |
| CN110374719A (zh) * | 2019-08-15 | 2019-10-25 | 刘柳成林 | 一种柴油内燃机脉冲净化及提取优质纳米石墨烯碳粒装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0312338Y2 (ja) * | 1985-08-13 | 1991-03-25 | ||
| JP2587068B2 (ja) * | 1987-09-18 | 1997-03-05 | 旭硝子株式会社 | ディ−ゼルエンジン排ガス中の微粒子処理装置 |
-
1989
- 1989-04-20 JP JP10081689A patent/JPH0784846B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02277914A (ja) | 1990-11-14 |
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|---|---|---|---|
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