JP3112144B2 - 集塵機の煤処理装置 - Google Patents

集塵機の煤処理装置

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JP3112144B2 JP06122553A JP12255394A JP3112144B2 JP 3112144 B2 JP3112144 B2 JP 3112144B2 JP 06122553 A JP06122553 A JP 06122553A JP 12255394 A JP12255394 A JP 12255394A JP 3112144 B2 JP3112144 B2 JP 3112144B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば性能試験等のため
に定置されたエンジンの排ガス中の煤を集める集塵機に
関する。更に詳しくはフィルタに付着した逆洗によって
もフィルタから離脱しにくい煤を燃焼処理する集塵機の
煤処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の装置として排ガスの通過する排
ガス通路にフィルタが内蔵された煤捕集器が設けられ、
フィルタの下方の煤捕集器内に煤集積室が設けられ、か
つ導管を介してフィルタの排ガス下流側からフィルタ内
に圧縮空気を導入する逆洗手段がフィルタに堆積した煤
を煤集積室に集積させるように構成されたものが知られ
ている。この装置では煤集積室に集積した煤を蓋を外し
て開放された開口部からスコップ等により取出し、この
煤を別に設けられた燃焼装置等により燃焼させて灰にし
ている。しかし、上記装置では煤を煤集積室から取出し
たり、取出した煤を別の燃焼装置で燃焼させたりしなけ
ればならない煩わしさがあった。
【0003】これらの点を解消するために、図3に示す
ように、排ガスが通過する排ガス通路1にフィルタ2を
内蔵した煤捕集器3が設けられ、フィルタ2の下方の煤
捕集器3内に煤集積室3eが設けられた集塵機の煤処理
装置を本出願人は特許出願した(特願平5−4885
6)。この装置は、導管8aを介してフィルタ2の排ガ
ス下流側からフィルタ2内に圧縮空気を導入する逆洗手
段8がフィルタ2に堆積した煤4を煤集積室3eに集積
させる。煤集積室3eの下端に設けられた煤搬送手段5
が煤集積室3eに集積した煤4を煤排出管9にエアとと
もに搬送し、煤排出管9に巻回されたヒータ6が煤排出
管9を加熱させる。煤排出管9内のヒータ6が巻回され
た位置に挿着された燃焼媒体7が煤4を捕集して着火さ
せ、かつ煤4の灰及びエアを通過させるように構成され
る。これによれば逆洗手段8がフィルタ2に向って圧縮
空気を吹付け、フィルタ2に堆積した煤4を煤集積室3
eに集積させる。煤集積室3eに集積した煤4は逆洗手
段8の作動又は不作動に拘らず煤搬送手段5によりエア
とともに常に略一定量煤排出管9内に導かれ、ヒータ6
により加熱された燃焼媒体7に捕集されて着火し、灰に
なって排出される。従ってこの装置では、煤を煤集積室
から取出して燃焼させる煩わしい作業が不要になり、効
率良く煤を燃焼させて煤を全て灰にでき、かつ装置を小
型化できる。
【0004】一方、排ガス中には煤、煤に吸着している
炭化水素、サルフェート及び金属等の微粒子であるパテ
ィキュレートが含まれる。これらのパティキュレートの
うち大半は上記逆洗手段によりフィルタから剥離するこ
とが可能である。しかしこれらのパティキュレートの中
で煤に吸着している炭化水素の多くは未燃燃料及び未燃
エンジンオイルが原因で発生する一般的に高温により燃
焼させることのできる可溶有機成分(Soluble Organic
Fraction、以下SOFという)であり、このSOFは他
のパティキュレートと異なり粘着力を有しているため、
フィルタに付着すると上述した逆洗ではフィルタから離
脱させることができない特徴を有する。このためこの装
置ではフィルタに逆洗しても取り除くことのできないS
OF等が集積した場合には煤捕集器3に取付けたフィル
タ2を取出し、このフィルタ2を別に設けられた燃焼装
置等により燃焼させることによりフィルタ2の表面に付
着したSOF等を灰にしている。このようにフィルタの
表面に付着したSOF等を燃焼させることによりフィル
タを再生し、再び煤捕集器に取付け使用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の集塵機の煤処理
装置では、逆洗して収集した煤の取出し作業やその煤の
焼却等の作業を不要にすることはできるものの、依然と
してフィルタを煤集積室から取出したり、取出したフィ
ルタを別の燃焼装置で燃焼させたりしなければならない
煩わしさが残存していた。また、フィルタの取外し作業
中はこの装置の使用が一時的にできなくなりエンジンの
性能試験に支障を来す恐れもあった。本発明の目的は、
フィルタを煤集積室から取出して燃焼させる煩わしい作
業が不要になり、簡易な方法でフィルタを再生させるこ
とが可能となる集塵機の煤処理装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成を、実施例に対応する図1を用いて説明
する。本発明は、排出口17bを下部に有し、大気又は
途中に第2電磁弁12aが設けられた排ガス排出管12
に連通可能な開閉弁18を上部に有する沈降ボックス1
7が設けられ、沈降ボックス17の周囲に沈降ボックス
17に連通する連通孔13aを有する多孔質セラミック
フィルタ13が取付けられ、途中に第1電磁弁11aが
設けられた排ガス導入管11がフィルタ13の連通孔1
3aに接続され、フィルタ13の連通孔13aを構成す
る多孔質孔壁の外側に排ガス排出管12が接続され、フ
ィルタ13の連通孔13aを構成する多孔質孔壁の外側
に孔壁を通して連通孔13a内に圧縮空気を導入する逆
洗弁16b付き逆洗手段16が設けられ、第1電磁弁1
1a及び第2電磁弁12aを開放し開閉弁18を閉止し
た状態で排ガスに含まれる煤14及びSOFを多孔質孔
壁に捕集し、第1電磁弁11aを閉止しかつ第2電磁弁
12a及び開閉弁18を閉止した状態で逆洗弁16bを
極めて短時間開放して連通孔13aの多孔質孔壁に堆積
した煤14をフィルタ13から離脱させて沈降ボックス
17に導き、第1電磁弁11a及び開閉弁18を開放し
かつ第2電磁弁12aを閉止して連通孔13a及び沈降
ボックス17に排ガスを通過させることにより多孔質孔
壁に捕集したSOFを燃焼除去するように構成された集
塵機の煤処理装置である。
【0007】
【作用】フィルタ13に堆積した煤14をフィルタ13
から剥離させるときには、第1電磁弁11aを閉止しか
つ第2電磁弁12a及び開閉弁18を閉止した状態で逆
洗弁16bを極めて短時間開放して連通孔13aの多孔
質孔壁に堆積した煤14をフィルタ13から離脱させて
沈降ボックス17に導き、フィルタ13に堆積した煤1
4を沈降ボックス17に集積させる。SOFがフィルタ
13に蓄積されたならば、第1電磁弁11a及び開閉弁
18を開放しかつ第2電磁弁12aを閉止して連通孔1
3a及び沈降ボックス17に排ガスを通過させることに
より多孔質孔壁に捕集したSOFを燃焼除去する。
【0008】
【実施例】次に本発明の第1の実施例を図面に基づいて
詳しく説明する。図1に示すように、排ガス導入管11
と排ガス排出管12との間には排ガス導入管11を通過
する排ガスに含まれる煤を捕集する多孔質セラミックフ
ィルタ13が設けられる。図示しないディーゼルエンジ
ンの運転試験室の排気口は排ガス導入管11を介してフ
ィルタ13に接続される。排ガス導入管11の途中には
本装置を使用しない場合に備え導入する排ガスを遮断
する電磁弁11aが設けられ、通常の運転状態では開放
されている。本実施例においては4個のフィルタを使用
するため、排ガス導入管11はフィルタ近傍において4
本に分離される。また排ガス排出管12のフィルタ13
近傍にはフィルタ13を通過した排ガスを遮断する電磁
弁12aが逆洗時に使用するためそれぞれ設けられ、
オンすると排ガス排出管12を開放しオフすると排ガス
排出管12を閉止するようになっている。それぞれのフ
ィルタ13に設けられた排ガス排出管12はその後1箇
所に統合され1本の排出管12bとなり、排ガスを大気
に排出できるようになっている。フィルタ13はこの例
では多孔質の耐熱性を有するセラミック材料により直方
体状に形成され、排ガス中のパティキュレート14を捕
集する。
【0009】またフィルタ13の排ガス下流側にはフィ
ルタ13に堆積した煤14を剥離させる逆洗手段16が
設けられる。この逆洗手段16は圧縮空気をタンクに貯
蔵するコンプレッサ(図示せず)と、タンクに貯蔵され
た圧縮空気をフィルタ13に導入する導管16aと、導
管16aの途中に設けられ導管16aを開閉する逆洗弁
16bとを有する。導管16aの一端はタンクに接続さ
れ、他端はフィルタ13の出口側の面を臨むように接続
される。また逆洗弁16bはこの例では電磁弁であり、
オンすると導管16aを開放しオフすると導管16aを
閉止するようになっている。
【0010】フィルタ13は沈降ボックス17の周囲に
取付けられる。沈降ボックス17はこの例では鋼板を加
工して作られ、左右にフィルタ13が上下2段にそれぞ
れ隣接して設けられる。フィルタ13には前述した排ガ
ス導入管11、排ガス排出管12及び導管16aの他端
が各フィルタにそれぞれ取付けられる。フィルタ13が
取付けられた状態で沈降ボックス17の中央にはフィル
タ13から逆洗により離脱した煤14を沈降させる空間
17aが設けられる。沈降ボックス17の下部、即ち空
間17aの下方はじょうご状に加工され、空間17aか
ら沈降する煤14を重力により収集して排出口17bに
導くようになっている。排出口17bには、図示しない
が、煤を集積するボックス又は従来例において説明した
搬送手段を有する煤焼却装置等が設けられ、通常の動作
状態では密閉されるようになっている。
【0011】右側上段のフィルタ13を代表してフィル
タ13の説明をすると、フィルタ13は右側の排ガス導
入管11側から図面左側の沈降ボックス17に連通する
複数の連通孔13a(図では2本のみ示す)を有する。
この連通孔13aは排ガス導入管11より導入された排
ガスが通過する際にこの孔壁を連通させることにより煤
14を取り除き排ガスを排ガス排出管12に導くように
なっている。
【0012】本実施例の特徴ある構成は、沈降ボックス
17の上部に開閉弁18が設けられたところにある。こ
の実施例においては沈降ボックス17の上部に一端が接
続され他端が排ガス排出管12に接続されたダクト18
a内にダクト18aを開閉するように開閉弁18が設け
られる。この開閉弁18はアクチュエータ18bにより
開閉が行われ、その開閉はコントローラ19により行わ
れる。コントローラ19の制御出力がオンするとダクト
18aを閉止しオフするとダクト18aを開放するよう
になっている。
【0013】コントローラ19の制御入力にはSOF焼
却モードにするための手動スイッチ19bが接続され、
かつコントローラ19にはタイマ19aが内蔵される。
コントローラ19の制御出力はアクチュエータ18bの
他に、排ガス排出管12に設けられたそれぞれの電磁弁
12a及び導管16aに設けられたそれぞれの逆洗弁1
6bに接続される。タイマ19aには本装置運転中にお
ける電磁弁12a及び逆洗弁18bの動作時間が所定の
時間間隔をあけて設定される。
【0014】このように構成された集塵機の煤処理装置
の動作を説明する。本装置の排ガス導入管11には性能
試験中のエンジンが接続されている。そのエンジンは種
種の性能試験用のパターンで運転され、その排ガスは常
に排ガス導入管11に送込まれている。排ガスを送込ん
でいる所定の時間が経過すると、タイマ19aのタイム
アウト信号に基づいてコントローラ19は排ガス排出管
12の電磁弁12aをオフして排ガス排出管12を閉止
し、逆洗弁16bを極めて短い時間だけオンして導管1
6aを開放する。この導管16aの開放により圧縮空気
がフィルタ13に吹付けられ、煤14をフィルタ13か
ら離脱させる。フィルタ13から離脱した煤14は図2
に示すように沈降ボックス17の中央の空間17aに吐
出され、空間を重力により沈降し、排出口17bから排
出され、その後図示しない別の手段により処理されるこ
ととなる。
【0015】この逆洗が繰返し行われる間に逆洗ではフ
ィルタから離脱させることができないSOFがフィルタ
13に蓄積される。このSOFの蓄積はエンジンの背圧
を上昇させるため、点検者が規定のレベル以上の背圧で
あることが、性能試験中のエンジンに設けられた背圧の
圧力計により確認されたときは、コントローラ19の手
動スイッチ19bを入れて、SOF焼却モードに変更す
る。即ち、コントローラ19は排ガス排出管12の電磁
弁12aをオフして排ガス排出管12を閉止し、アクチ
ュエータにオフ信号を送り開閉弁18を作動させダクト
18aを開放する。これと共に点検者は性能試験中のエ
ンジンを無負荷にしかつ高回転の運転モードに変更す
る。これによりエンジンからはパティキュレートの少な
いかつ高温の排ガスが排ガス導入管11に送られるよう
になり、排ガスは図1に詳しく示すようにフィルタ13
の連通孔13aを通過して沈降ボックス17の上部に設
けられたダクト18aを通過し、最終的には排出管12
bを介して大気に放出されようになる。
【0016】エンジンの高回転による高温の排ガスはフ
ィルタ13の連通孔13aを通過する際にフィルタ13
に付着したSOFを燃焼させ、その灰を排出させる。S
OFの燃焼が終了した段階で点検者は再びコントローラ
19の手動スイッチ19bを切り、排ガス排出管12の
電磁弁12aをオンして排ガス排出管12を開放し、ア
クチュエータにオン信号を送り開閉弁18を再び作動さ
せダクト18aを閉止する。これとともに点検者は性能
試験中のエンジンを通常の性能試験モードの運転条件に
復元させる。これによりエンジンの運転試験室の排ガス
がフィルタ12により再び浄化されて屋外に排出され
る。
【0017】なお、上記実施例では手動スイッチにより
コントローラが電磁弁及びアクチュエータを制御した
が、エンジンの排ガスの圧力を検知するセンサを設け、
コントローラがこのセンサの検出出力に基ずき各ダンパ
及びアクチュエータを制御してもよい。また、上記実施
例では性能試験中のエンジンを無負荷状態の高回転によ
り高温の排ガスをフィルタに送込んだが、性能試験用の
エンジンと並列に高温熱風発生装置を設け、この装置の
熱風によりフィルタに付着したSOFを焼却してもよ
い。また、上記実施例では4個のフィルタを使用した
が、2個でも6個〜10個のフィルタを使用してもよ
い。更に、上記実施例では開閉弁を沈降ボックスの上部
と排ガス排出管を連通するダクトの内部に設けたが、沈
降ボックスの上部に直接設け、排ガスを大気に排出して
もよい。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、
出口を下部に有し、大気又は途中に第2電磁弁が設けら
れた排ガス排出管に連通可能な開閉弁を上部に有する沈
降ボックスを設け、沈降ボックスの周囲に沈降ボックス
に連通する連通孔を有する多孔質セラミックフィルタを
取付け、途中に第1電磁弁が設けられた排ガス導入管を
フィルタの連通孔に接続し、フィルタの連通孔を構成す
る多孔質孔壁の外側に排ガス排出管を接続し、フィルタ
の連通孔を構成する多孔質孔壁の外側に孔壁を通して連
通孔内に圧縮空気を導入する逆洗弁付き逆洗手段を設け
たので、第1電磁弁及び第2電磁弁を開放し開閉弁を閉
止すれば排ガスに含まれる煤及びSOFを多孔質孔壁に
捕集でき、第1電磁弁を閉止しかつ第2電磁弁及び開閉
弁を閉止して逆洗弁を極めて短時間開放すれば連通孔の
多孔質孔壁に堆積した煤をフィルタから離脱させて沈降
ボックスに導くことができる。また、第1電磁弁及び開
閉弁を開放しかつ第2電磁弁を閉止して連通孔及び沈降
ボックスに排ガスを通過させれば、多孔質孔壁に捕集し
たSOFを燃焼除去することができ、従来のフィルタを
煤集積室から取出して別の燃焼装置でフィルタに付着し
たSOFを洗浄又は燃焼させる煩わしい作業が不要にな
る。更に、その方法も第1電磁弁及び開閉弁を開放しか
つ第2電磁弁を閉止して連通孔及び沈降ボックスに排ガ
スを通過させるという簡易な方法でフィルタを再生させ
ることができ、この装置の連続的な使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の煤処理装置のSOF焼却時の動
作を示す構成図。
【図2】その装置の通常の逆洗時の動作を示す構成図。
【図3】従来例を示す構成図。
【符号の説明】
11 排ガス導入管11a 第1電磁弁 12 排ガス排出管12a 第2電磁弁 13 フィルタ 13a 連通孔 14 煤 16 逆洗手段16b 逆洗弁 17 沈降ボックス17b 排出口 18 開閉弁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排出口(17b)を下部に有し、大気又は途
    中に第2電磁弁(12a)が設けられた排ガス排出管(12)に
    連通可能な開閉弁(18)を上部に有する沈降ボックス(17)
    が設けられ、 前記沈降ボックス(17)の周囲に前記沈降ボックス(17)に
    連通する連通孔(13a)を有する多孔質セラミックフィル
    タ(13)が取付けられ、 途中に第1電磁弁(11a)が設けられた排ガス導入管(11)
    が前記フィルタ(13)の連通孔(13a)に接続され、 前記フィルタ(13)の連通孔(13a)を構成する多孔質孔壁
    の外側に前記排ガス排出管(12)が接続され、 前記フィルタ(13)の連通孔(13a)を構成する多孔質孔壁
    の外側に前記孔壁を通して前記連通孔(13a)内に圧縮空
    気を導入する逆洗弁(16b)付き逆洗手段(16)が設けら
    れ、 前記第1電磁弁(11a)及び前記第2電磁弁(12a)を開放し
    前記開閉弁(18)を閉止した状態で前記排ガスに含まれる
    煤(14)及びSOFを前記多孔質孔壁に捕集し、 前記第1電磁弁(11a)を閉止しかつ前記第2電磁弁(12a)
    及び前記開閉弁(18)を閉止した状態で前記逆洗弁(16b)
    を極めて短時間開放して前記連通孔(13a)の多孔質孔壁
    に堆積した煤(14)を前記フィルタ(13)から離脱させて前
    記沈降ボックス(17)に導き、 前記前記第1電磁弁(11a)及び前記開閉弁(18)を開放し
    かつ前記第2電磁弁(12a)を閉止して前記連通孔(13a)及
    び前記沈降ボックス(17)に排ガスを通過させることによ
    り前記多孔質孔壁に捕集したSOFを燃焼除去するよう
    に構成された 集塵機の煤処理装置。
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