JP2004137962A - フィルタ逆洗装置及びフィルタ逆洗方法 - Google Patents

フィルタ逆洗装置及びフィルタ逆洗方法 Download PDF

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Kazumasa Yashiro
八代 和正
Yoshiaki Hori
堀 義明
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Abstract

【課題】内燃機関から排出される排ガス中の粒子状物質を捕捉するフィルタのアッシュ除去を含む再生手段を提供すること。
【解決手段】一の開口を有しその一の開口をフィルタ1の濾過処理側に対面させて取り付け可能な逆洗室25と、逆洗空気供給手段21と、逆洗室25と逆洗空気供給手段21とを接続する配管19系に設けられる逆洗弁13と、を備えることを特徴とするフィルタ逆洗装置10を用いて、フィルタ1の濾過処理側へ、逆洗弁13を介して逆洗空気を供給し、フィルタ1を通過させて、フィルタ1のガス供給側から排出するフィルタ逆洗方法の提供による。このとき、フィルタ1の濾過面積をA(m)、逆洗弁13のCv値をCv、逆洗空気の圧力をP(MPa)とすれば、Cv×P/A > 0.6を満たす。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルタの逆洗装置、及び当該逆洗装置を用いたフィルタの逆洗方法に関する。特に、ディーゼルエンジンから排出される排ガス中の粒子状物質を捕捉するセラミック製ハニカムフィルタの逆洗に好適な装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関から排出される粒子状物質(以下、PMともいう)を効率的に除去する排ガス浄化装置等として、ディーゼルパティキュレートフィルタ(以下、DPFともいう)を用いた装置が提案されている。このDPFを用いた装置では捕捉したPMを除去しなければ、フィルタが最終的に目詰まりを生じてしまうため、フィルタの定期的な再生が必要である。
【0003】フィルタは、内燃機関運転中に排ガス浄化装置に装着したままDPFを加熱して燃焼させることにより、再生可能であるが、例えばディーゼルエンジンにおいて、その排ガス温度は容易にPMの燃焼温度には到達し難い。従って、電気ヒータやバーナ等の外部熱源により、DPFの温度を上昇させ、PMの主成分であるスート(煤)を燃焼させることが必要となる。この方法によれば、電気ヒータや燃焼バーナの装置が複雑・高価であるが、フィルタに堆積したPMを比較的安定的に燃焼させることが出来る。
【0004】又、外部熱源を用いずにフィルタを再生する方法として、特許文献1において、エンジン自身の動力取出機構によりエンジンの負荷を高めて排ガスの温度を上昇させ、フィルタに付着した粒子を燃焼除去するディーゼル排気浄化装置の再生方法が開示されている。
【0005】しかしながら、上記何れの方法においても、燃焼による再生を繰り返すことによりスートの燃え残りであるアッシュ(灰)がフィルタに堆積されていき、時を経てフィルタを目詰まりに至らしめるという問題を抱えていた。
【0006】即ち、従来、内燃機関から排出される排ガス中の粒子状物質を捕捉するフィルタにおいて、その捕捉され堆積したPMを除去する方法等は知られていたが、何れも解決すべき問題点を残しており、近時ディーゼルエンジンから排出されるPMの人体、環境に対する悪影響が問題になっていることから、特にディーゼルエンジン用の排ガス浄化装置等に使用されるフィルタの再生手段の開発が望まれていた。
【0007】
【特許文献1】
特開昭63−297722号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、内燃機関から排出される排ガス中の粒子状物質を捕捉するフィルタのアッシュ除去を含む再生手段を提供することにある。研究が重ねられた結果、フィルタを排ガス浄化装置から取り外し、濾過処理側から瞬時に所定の流量を供給して逆洗することによって、上記目的を達成することが出来ることが見出された。尚、定期的にフィルタを取り外す方法は、その取扱いが煩雑であり実用的ではないとして、従来、充分な検討が行われてはいない。従って、先行技術文献は見られないようである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフィルタ逆洗装置は、内燃機関から排出される排ガス中の粒子状物質を捕捉するフィルタを空気により逆洗する装置であって、一の開口を有する逆洗室と、逆洗空気供給手段と、前記逆洗室と前記逆洗空気供給手段とを接続する配管系に設けられる逆洗弁と、を備えることを特徴としている。本発明に係るフィルタ逆洗装置は、一の開口をフィルタの濾過処理側に対面させて漏洩なく取り付け可能とし、逆洗室を介してフィルタの濾過処理側(逆洗入口側)の面に向けて逆洗空気を吹き付けることが出来る装置である。フィルタ及びフィルタのガス供給側(逆洗出口側)の態様は限定されないが、例えば上記逆洗室と一体化され、フィルタを収納することが出来、フィルタを通過した逆洗空気が排出される他の開口を有する収納室を設ける態様であってもよい。
【0010】本発明に係るフィルタ逆洗装置においては、逆洗空気供給手段が、0.05〜1.0MPaの圧力を保持する逆洗タンクであることが好ましい。逆洗タンクは、高圧空気供給製造手段を備えることを必須の条件とする態様より省スペースであり、メンテナンス性に優れる。逆洗タンクによりフィルタへ逆洗空気が供給されるが、その逆洗空気の圧力が0.05MPaより低圧であるとフィルタに堆積したアッシュ乃至スート等の除去が充分でなく好ましくない。1.0MPaより高圧にするには配管、弁等が特殊仕様になりコスト増を招く上に高圧にしても相当の効果が現れないので好ましくない。
【0011】又、逆洗弁の口径が25〜80A(mm)であることが好ましく、40〜80Aであることが更に好ましい。逆洗弁は、閉じている状態からこれを開くことで瞬時に高圧空気を所定の流量で供給する役割を有する。逆洗弁の口径が25A未満では逆洗空気瞬間流量が不足して逆洗しきれないので好ましくない。逆洗弁としては高圧空気の遮断能力に優れる(リークのない)ダイヤフラム弁を用いることが好ましいが、80Aより大きいと特殊仕様になりコスト増を招くので80Aを上限としている。
【0012】上記の逆洗室、逆洗空気供給手段、逆洗弁が、必須構成要素であるが、加えて、フィルタに通ガスするファンと、フィルタの圧力損失を計る差圧計と、を備えることが好ましい。ここで、通ガスするのは、常温の空気でもよい。例えば通常の濾過処理と同様にガス供給側から濾過処理側へフィルタに空気を通ガスして、差圧計によりフィルタの圧力損失を計ることにより、通常使用に近い状態での概略のフィルタ圧力損失を知ることが出来る。又、逆洗の前後においてフィルタに空気を通してフィルタの圧力損失を計ることにより、逆洗の効果による圧力損失の低減量を知ることが出来る。尚、ファンはフィルタのガス供給側に設けてもよく、濾過処理側に設けてもよい。フィルタのガス供給側にファンを設けたときにはファンによりフィルタに向けて空気を吹き込むことで上記通ガスを実現出来る。又、フィルタの濾過処理側にファンを設けたときにはファンによりフィルタを通した空気を吸引することで上記通ガスを実現出来る。
【0013】又、フィルタのガス供給側(逆洗出口側)にダストボックスを備えることが好ましい。逆洗により除去されたアッシュ乃至スート等を捕集出来、環境上好ましく衛生的だからである。例えば上記した収納室を設けフィルタを通過した逆洗空気が排出される他の開口につながる配管系にダストボックスを設ける態様をとることが出来る。
【0014】本発明に係るフィルタ逆洗装置においては、フィルタを昇温する加熱手段を備えることが好ましい。フィルタを加熱することにより逆洗の効果、即ち、フィルタに堆積したアッシュ乃至スート等の除去、及び、それに伴うフィルタの圧力損失回復が容易になるからである。水分、油分等を気化するために、フィルタの温度は100℃以上が好ましい。より好ましくは200℃以上、更に好ましくは350℃以上である。温度上限は、フィルタの材質により決定され限定されるものではないが、例えばコージェライトを用いる場合には900℃程度である。
【0015】加熱手段としては、電気ヒータやバーナ等でフィルタ自体を加熱し昇温させる手段でもよく、加熱した空気をあてて昇温する手段でもよい。又、逆洗空気の温度を上昇させる逆洗空気昇温手段を有し、高温の逆洗空気によりフィルタを昇温してもよい。
【0016】上記した本発明に係るフィルタ逆洗装置は、逆洗後のフィルタの圧力損失PA、逆洗前のフィルタの圧力損失PB、初期のフィルタの圧力損失PSとして、(数1式)を満たす効果を得ることが可能である。
【0017】
【数1】
((PB−PA)/(PB−PS))×100 > 50(%)
【0018】本発明に係るフィルタ逆洗装置は、ディーゼルエンジンから排出される排ガス中の粒子状物質を捕捉するフィルタの再生に好適に用いられる。又、フィルタの態様がセラミック製ハニカムフィルタである場合に、その再生に好適に用いられる。セラミック製ハニカムフィルタとは、セラミック材料を主成分とし、少なくとも2つの端面と、一の端面から他の端面まで延びる多孔質の隔壁と、隔壁により仕切られ一の端面から他の端面まで貫通する多数の流通孔とを有し、一の端面において所定の流通孔が目封止されており、他の端面において残余の所定の流通孔が目封止されているフィルタをいう。
【0019】次に、本発明により提供されるフィルタ逆洗方法は、内燃機関から排出される排ガス中の粒子状物質を捕捉するフィルタを空気により逆洗する方法、より詳細にはフィルタを燃焼再生して残ったアッシュ乃至燃焼再生で除去出来なかったPM(スート等)を空気により逆洗し除去する方法であり、次の2つの特徴を併せ持つ。第1に、濾過面積がA(m)であるフィルタの濾過処理側へ、Cv値がCvである逆洗弁を介して圧力P(MPa)の逆洗空気を供給し、フィルタを通過させることを特徴とする。第2に、次の(数2式)を満たすことを特徴とする。
【0020】
【数2】
Cv×P/A > 0.6
【0021】本発明に係るフィルタ逆洗方法においては、フィルタの濾過処理側へ供給される逆洗空気の圧力が、0.05乃至1.0MPaであることが好ましい。0.05MPaより低圧であるとフィルタに堆積したアッシュ乃至スート等の除去が充分でなく好ましくない。1.0MPaより高圧にするには配管、弁等が特殊仕様になりコスト増を招く上に高圧にしても相当の効果が現れないので好ましくない。
【0022】又、フィルタの濾過処理側へ逆洗空気を供給する前、及び、供給を止めた後に、フィルタへガスを通過させ、逆洗前後のフィルタの圧力損失と、その差を計る工程を有することが好ましい。通常、フィルタの初期圧力損失の値は明らかになっていることから、それと比較して逆洗しようとするフィルタの負荷のかかり具合(堆積したアッシュ乃至スート等の量)が概ね把握出来るとともに、逆洗の効果が定量的に把握出来るからである。
【0023】更に、フィルタを昇温しながら若しくは昇温した後に、逆洗空気を供給してフィルタを通過させることが好ましい。水分、油分等が気化され、アッシュ乃至スート等が除去し易くなり、逆洗の効果が良好になるからである。フィルタの温度は100℃以上が好ましい。より好ましくは200℃以上、更に好ましくは350℃以上である。温度上限は、フィルタの材質により決定され限定されるものではないが、例えばコージェライトを用いる場合には900℃程度である。
【0024】温度を上昇させた逆洗空気を供給しフィルタを昇温しながら、逆洗空気をフィルタに通過させることも好ましい。これによって間接的にフィルタを昇温することが出来、上記した効果が得られる。逆洗空気の温度は、フィルタの温度を上記した好ましい条件にするために、フィルタ温度条件より稍高めに設定すればよい。
【0025】本発明に係るフィルタ逆洗方法はディーゼルエンジンから排出される排ガス中の粒子状物質を捕捉するフィルタの再生に好適に用いられる。又、フィルタの態様がセラミック製ハニカムフィルタである場合に、その再生に好適に用いられる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って、本発明のフィルタ逆洗装置及びフィルタ逆洗方法について詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて、種々の変更、修正、改良を加え得るものである。
【0027】図1は、本発明に係るフィルタ逆洗装置の一実施形態を示すフロー図である。フィルタ逆洗装置10は、逆洗室25と、逆洗空気が貯められる逆洗タンク21(逆洗空気供給手段)と、逆洗室25と逆洗タンク21とを接続する配管19に設けられる逆洗弁13とを備えている。このフィルタ逆洗装置10は、本発明に係るフィルタ逆洗装置の最小構成である。
【0028】逆洗室25は、逆洗弁13とは反対側が開口されており(一の開口)、使用時(逆洗時)に、フィルタ1の濾過処理側の面をその開口に漏洩ないように取り付ける。逆洗空気は、逆洗タンク21から逆洗室25を経てフィルタ1に供給され、通常の濾過処理とは反対方向にフィルタ1を通過し、ガス供給側へ排出される。
【0029】逆洗タンク21には圧力が0.05〜1.0MPaである空気が貯められている。逆洗タンク21の容量は少なくとも1度の逆洗で使用される空気の量(ノルマル換算)が入っていることが好ましい。容量は、限定されるものではなく被逆洗体であるフィルタ1の濾過面積や堆積されたアッシュ乃至スート等の想定堆積量で決定される。通常、0.1〜1m程度である。逆洗タンク21の、より具体的態様は、例えば、図示しない高圧空気供給製造装置(例えば工場に別に設置された空気貯槽やコンプレッサ等)と配管で接続され必要に応じ自動弁等を開閉して逆洗空気が供給されるものでもよく、交換式のエアボンベでも構わない。
【0030】逆洗弁13は、その口径を、25〜80Aの範囲で、且つ、Cv値が所定の範囲になるように選定する。ここで、フィルタ1の濾過面積がA(m)である場合において、逆洗タンク21に貯められた逆洗空気の圧力をP(MPa)としたときにCv値が、(数2式)を満たすように逆洗弁13を選定する。あるいは、逆洗弁13(即ちCv値)を先に決め、逆洗空気の圧力Pを変更して(数2式)を満たしてもよい。尚、Cv値とは弁を全開にして弁の前後の圧力降下を1psiとしたときの水の流量(14.5℃)をgal/minで表した弁の流量係数である。
【0031】逆洗弁13の形式は、限定されるものではないが、遮断性能に優れるダイヤフラム弁が好ましい。その他、ボール弁、等も採用出来る。
【0032】このフィルタ逆洗装置10を用いたフィルタ逆洗方法について説明する。先ず、フィルタ1を逆洗室25の開口に漏洩ないように取り付けるとともに、逆洗弁13を閉じ、逆洗タンク21に必要な圧力の逆洗空気を用意する。このとき、フィルタ1は、その濾過処理側が逆洗室25に対面するように取り付ける。次いで、逆洗弁13を開き逆洗室25を介してフィルタ1へ逆洗空気を供給し、通常の濾過処理とは反対方向にフィルタ1を通過させて、フィルタ1のガス供給側から逆洗空気を排出する。こうすると、フィルタ1に堆積したアッシュ乃至スート等が逆洗空気により除去され、逆洗空気とともに排出され、フィルタ1が再生される。
【0033】図5は、本発明に係るフィルタ逆洗装置の他の実施形態を示すフロー図であり、図示されるフィルタ逆洗装置20は、上記したフィルタ逆洗装置10に、フィルタ1を収納する収納室12を加えた態様である。収納室12は、逆洗室25と一体化され、逆洗室25側からフィルタ1に入りフィルタ1を通過した逆洗空気を排出する逆洗出口26を有する開閉可能な空間であり、使用時(逆洗時)にフィルタ1が収納される。逆洗弁13及び逆洗タンク21はフィルタ逆洗装置10に準じ設けられる。
【0034】フィルタ逆洗装置20では、収納室12と逆洗室25とは一体化されているが、逆洗空気が逆洗室25からフィルタ1を通過せずに収納室12の逆洗出口26に移動しないように、フィルタ1を収納室12に収納したときに、フィルタ逆洗装置10に準じて、フィルタ1の濾過処理側の面(端面)が逆洗室25と漏洩なく取り付けられるように構成する。
【0035】このフィルタ逆洗装置20を用いたフィルタ逆洗方法について説明する。先ず、フィルタ1を収納室12に収納するとともに、逆洗弁13を閉じ、逆洗タンク21に必要な圧力の逆洗空気を用意する。このとき、フィルタ1は、その濾過処理側が逆洗室25側になるようにして収納室12に入れる。次いで、逆洗弁13を開き逆洗室25側から逆洗空気を供給し、通常の濾過処理とは反対方向にフィルタ1を通過させて、フィルタ1のガス供給側になる逆洗出口26側から逆洗空気を排出する。こうすると、フィルタ1に堆積したアッシュ乃至スート等が逆洗空気により除去され、逆洗空気とともに排出され、フィルタ1が再生される。
【0036】図7は、本発明に係るフィルタ逆洗装置の更に他の実施形態を示すフロー図であり、図示されるフィルタ逆洗装置は、上記したフィルタ逆洗装置20において、収納室12の逆洗出口26側の排出口が開放されず閉フランジ等の閉板27で閉じた態様である。このように収納室12を逆洗空気の排出口をなくした閉空間にした場合でも、所定流量の高圧の逆洗空気を逆洗室25を介して吹き込むことによって、逆洗空気がフィルタ1に瞬間的に流れ、アッシュ乃至スート等をフィルタ1から脱離させ除去することが可能である。本態様によれば、逆洗空気の排出口をなくしているので、アッシュ乃至スート等が系外へ飛散することがなく衛生的である。尚、フィルタ1を収納室12に収納したときに、フィルタ1の濾過処理側の面(端面)が逆洗室25と漏洩なく取り付けられるように構成することは、フィルタ逆洗装置20と同様である。
【0037】このフィルタ逆洗装置を用いたフィルタ逆洗方法は、先ず、フィルタ1を、その濾過処理側が逆洗室25側になるようにして収納室12に入れ、逆洗弁13を閉じ、逆洗タンク21に必要な圧力の逆洗空気を用意する。次いで、逆洗弁13を開き逆洗室25側から逆洗空気を供給し、フィルタ1に向けて吹き込む。そして、除去されたアッシュ乃至スート等は、逆洗完了後に収納室12や逆洗出口26から系外へ搬出する。
【0038】尚、閉板27の代わりに弁(自動弁でも手動弁でもよい)を設け、収納室12の逆洗出口26側の排出口を開閉自在とすることも好ましい。フィルタ1から除去したアッシュ乃至スート等の逆洗時の飛散を防止出来る上に搬出が容易になるからである。
【0039】図3は、本発明に係るフィルタ逆洗装置の更に他の実施形態を示すフロー図である。フィルタ逆洗装置30は、最小構成要素である逆洗室25、逆洗空気供給手段、逆洗弁13に加えて、フィルタ1を収納する収納室12と、ガスをフィルタ1を通過させ吸引可能なファン15と、収納室12の逆洗室25側の圧力と逆洗出口26側の圧力から圧力損失を計る差圧計34と、収納室12の逆洗出口26側に備わるダストボックス14と、フィルタ1を昇温するためにフィルタのガス供給側に設けられ通ガスしてフィルタ1を加熱可能なヒータ16(逆洗空気昇温手段)を有している。尚、逆洗空気供給手段は逆洗タンクではなくコンプレッサ32及びバッファタンク31で構成している。
【0040】以下、個別に説明するが、逆洗室25及び逆洗弁13の態様については上記フィルタ逆洗装置10に準じ、収納室12については上記フィルタ逆洗装置20に準じる。逆洗弁13の口径、あるいは逆洗弁13のCv値とフィルタ1の濾過面積A(m)と逆洗空気の圧力P(MPa)との関係が(数2式)を満たすことも上記フィルタ逆洗装置10に準じる。
【0041】コンプレッサ32は、空気を圧力0.05〜1.0MPaに圧縮し給気する能力を有する。バッファタンク31は圧力変動の緩衝を目的とするが、その容量は少なくとも1度の逆洗で使用される空気の量(ノルマル換算)であることが好ましい。容量の決定は逆洗タンク21に準じる。こうすると、コンプレッサ32を小型化(圧縮空気製造能力を小さく)出来、設備コスト及び運転コストのトータルでより低コスト化が期待出来る。勿論、コンプレッサ32の圧縮空気製造能力を逆洗に必要な空気量で決定し、バッファタンク31を小さくする態様でもよい。
【0042】ファン15は、図示されるように、例えば、逆洗室25から見て逆洗弁13と並列に設置され、吸排気の方向が配管19から吸気し系外に排気するように接続される。尚、本発明に係るフィルタ逆洗装置は、この例に限定されず、ファンを、逆洗室から見て逆洗弁と反対側(逆洗出口側)に設置し、吸排気の方向が逆洗出口側から吹き込むように接続してもよい。ファン15の能力は、フィルタ1で通常濾過される排気ガスの流量に近似するように決定することが好ましい。
【0043】フィルタ逆洗装置30では、差圧計(図3中でdPI、differential Pressure Indicater)は、圧力検出点を逆洗室25及び逆洗出口26の近傍にそれぞれ設けたものである。この例に限定されず、逆洗室及び逆洗出口の近傍にそれぞれ圧力計を設け、その圧力差を算出する形式(電気式、機械式等)でもよい。
【0044】ダストボックス14は、逆洗で除去されたアッシュ乃至スート等が重力で集められ、排出される逆洗空気(排気)とともに系外に出ないように、逆洗室の下部に設置することが好ましい。溜まったアッシュ乃至スート等を系外へ容易に排出出来るように、例えばカートリッジ式等のダストボックスを採用することも好ましい。又、図示されるように、排気系に排気用フィルタ33を設けてもよい。
【0045】ヒータ16は、逆洗出口26側に設けられ、ファン15によりフィルタ1を通して吸引されるガスを加熱し昇温する。ヒータ16の形式は限定されないが、例えば、電気式、バーナー式、等を採用することが出来る。ヒータ16の昇温能力は、昇温した空気をあてることによって、フィルタ1の温度が100℃以上、より好ましくは200℃以上、更に好ましくは350℃以上になるように決定される。通常、常温のガス(空気)に対し、その所定流量を、上記フィルタの昇温目標温度に昇温出来る能力として求められる。
【0046】このフィルタ逆洗装置30を用いたフィルタ逆洗方法について説明する。先ず、フィルタ1を、その濾過処理側が逆洗室25側になり、且つ、フィルタ1の濾過処理側の面(端面)が逆洗室25と漏洩のないように、収納室12に収納する。そして、逆洗弁13を閉じ、ファン15を稼動させ、収納室12に収納されたフィルタ1を通して、逆洗出口26側から逆洗室25側へ常圧の空気を通過させる(即ち、通常の排ガスの濾過と同方向の空気の流れである)。そして、逆洗前のフィルタ1が収納された収納室12の入口出口間の圧力損失(フィルタの圧力損失と擬制する)を、差圧計34により計測する。
【0047】続いて、ファン15を稼動させたまま、ヒータ16を稼動させ、フィルタ1に吸引される空気を加熱し高温にして、フィルタ1を昇温する。フィルタ1を所望温度に昇温させた後、ファン15を停止する。
【0048】次に、逆洗弁13を閉じたままコンプレッサ32を稼動し、バッファタンク31に必要な圧力の逆洗空気を用意する。そして、逆洗弁13を開き、濾過処理側である逆洗室25側から逆洗空気を供給し、通常の濾過処理とは反対方向にフィルタ1を通過させて、フィルタ1のガス供給側である逆洗出口26側から、逆洗空気を排出する。フィルタ1に堆積したアッシュ乃至スート等は逆洗空気により除去され、逆洗空気とともに排出され、逆洗空気は排気用フィルタ33を通って系外へ排出される一方で、アッシュ乃至スート等はダストボックス14に収容される。以上によりフィルタ1が再生される。
【0049】次に、再び、逆洗弁13を閉じファン15を稼動させ、収納室12に収納されたフィルタ1を通して、逆洗出口26側から逆洗室25側へ常圧のガス(空気)を通過させる。そして、逆洗後のフィルタ1が収納された収納室12の入口出口間の圧力損失(フィルタの圧力損失と擬制する)を、差圧計34により計測する。その後、ファン15を停止する。尚、ダストボックス14に集められたアッシュ乃至スート等は、適宜、系外へ排出する。
【0050】図6は、本発明に係るフィルタ逆洗装置の更に他の実施形態を示すフロー図であり、図示されるフィルタ逆洗装置は、上記したフィルタ逆洗装置30において、収納室12の逆洗出口26側に弁17(自動弁でも手動弁でもよい)を追加して設け開閉自在とした態様である。逆洗時に、その弁17を閉じ、収納室12を逆洗空気の排出口をなくした閉空間にして、所定流量の高圧の逆洗空気を逆洗室25を介してフィルタ1へ吹き込むことによって、逆洗空気がフィルタ1に瞬間的に流れ、アッシュ乃至スート等をフィルタ1から脱離させ除去することが可能である。その一方で、逆洗空気の排出口をなくしているので、アッシュ乃至スート等が系外へ飛散することがなく衛生的である。
【0051】このフィルタ逆洗装置を用いたフィルタ逆洗方法は、フィルタ1を、その濾過処理側が逆洗室25側になるように、且つ、フィルタ1の濾過処理側の面(端面)が逆洗室25と漏洩ないように、収納室12に収納し、逆洗前にフィルタ1の差圧を計側し、フィルタ1を昇温し、逆洗の後に再度、フィルタ1の差圧を計側することについては、フィルタ逆洗装置30の場合と同様である。しかしながら、フィルタ1の逆洗時に、収納室12の逆洗出口26側、即ち、フィルタ1のガス供給側を開放しない点において異なる。
【0052】逆洗前の差圧計側及びフィルタの昇温を終えたら、逆洗弁13を閉じたままコンプレッサ32を稼動し、バッファタンク31に必要な圧力の逆洗空気を用意するとともに、弁17を閉じ、収納室12の逆洗出口26側を閉空間とする。その後、逆洗弁13を開き、逆洗室25側から逆洗空気を供給し、フィルタ1に向けて吹き込むとアッシュ乃至スート等はフィルタ1から脱離し、ダストボックス14に収容される。そして、再び、逆洗弁13を閉じファン15を稼動させ、逆洗後の差圧計測を行う。
【0053】図4は、図3に示すフィルタ逆洗装置30のうち、逆洗空気供給手段(コンプレッサ32及びバッファタンク31)と加熱手段(ヒータ16)及び排気用フィルタ33とを除いたフィルタ逆洗ユニット40をスキッドに組み込んだ態様を示す立面図である。このように、本発明に係るフィルタ逆洗装置はコンパクトにまとめることが出来、又、逆洗空気供給手段や加熱手段として、工場にある既存のユーティリティ(他の用途のために準備されている高圧空気、熱源等)を利用する態様をとることが容易である。
【0054】尚、本発明に係るフィルタ逆洗装置は、排ガス浄化装置等とは別個に設けられ、フィルタを排ガス浄化装置等から取り外しフィルタ逆洗装置にセットして逆洗することを前提としており、本発明に係るフィルタ逆洗方法は、本発明に係るフィルタ逆洗装置を用いることが好ましい方法であるが、その場合のみに限定されるものではない。又、本発明に係るフィルタ逆洗装置を排ガス浄化装置等に組み込む態様も考えられる。より具体的には、ディーゼルエンジン搭載自動車の排ガス浄化装置に一体化させる態様である。この場合の実施形態として、例えば排ガス浄化装置のフィルタ収納室が本発明に係る収納室を兼ね、小型の逆洗タンクとコンプレッサ、及び逆洗弁を、排ガス浄化装置等に付加した態様を挙げることが出来る。
【0055】
【実施例】次に、実施例に基づいて、本発明を更に具体的に説明する。
【0056】図2(a)、図2(b)に示すハニカムフィルタ100を用意し、所定時間、ディーゼルエンジンから排出される排ガス中の粒子状物質を捕捉させ燃焼を繰り返し、圧力損失が2.0kPaになるまでアッシュを付着させた(この圧力損失を逆洗前の圧力損失PBとする)。
【0057】ハニカムフィルタ100は、図示されるように、少なくとも2つの端面42及び44と、一の端面42から他の端面44まで延びる多孔質の隔壁2と、隔壁2により仕切られ、一の端面42から他の端面44まで貫通する流通孔3a及び3bとを有し、一の端面42において所定の流通孔3aが目封止されており、図示されていない他の端面44において残余の所定の流通孔3bが目封止されたものである。端面42から排ガスを流入させると、端面42において開口している流通孔3bより排ガスがフィルタ内へ流入し、多孔質の隔壁2を通過して、端面44において開口している流通孔3aから排出される。この際に隔壁2がフィルタとなり、ディーゼルエンジンから排出される粒子状物質等がフィルタ内に捕捉され除去される。そして、燃焼されアッシュとして堆積する。尚、ハニカムフィルタ100の仕様は、濾過面積Aが8m、初期の圧力損失PSが1.0kPaであり、セラミック材料(コージェライト)を主成分としている。
【0058】(実施例1〜9、比較例1)
【0059】図3に示したフィルタ逆洗装置30を用いて、条件を変えてハニカムフィルタ100の再生を繰り返し行った。変更した条件は、加熱温度、逆洗弁口径及びCv値、逆洗空気圧力Pである。これら及び(Cv×P/A)計算値を表1に示す。又、各々の再生を終える毎に、逆洗後のフィルタの圧力損失PAを求めるとともに、(数1式)により回復率を求めた。これらを同じく表1に示す。表1に示すように、(数2式)を満たす場合には50%以上の回復率を得ることが出来た。
【0060】
【表1】
Figure 2004137962
【0061】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明のフィルタ逆洗装置及びフィルタ逆洗方法によれば、内燃機関から排出される排ガス中の粒子状物質を捕捉するフィルタから、その捕捉したスート乃至燃焼して残るアッシュ等を除去し、良好に再生するための条件が開示され、実際にフィルタを再生することが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフィルタ逆洗装置の一実施形態を示すフロー図である。
【図2】フィルタの一例を示す図であり、図2(a)は斜視図を表し、図2(b)は図2(a)の部分拡大図である。
【図3】本発明に係るフィルタ逆洗装置の他の実施形態を示すフロー図である。
【図4】図3に示すフィルタ逆洗装置のうち主構成部分をスキッドに組み込んだ態様を示す立面図である。
【図5】本発明に係るフィルタ逆洗装置の更に他の実施形態を示すフロー図である。
【図6】本発明に係るフィルタ逆洗装置の更に他の実施形態を示すフロー図である。
【図7】本発明に係るフィルタ逆洗装置の更に他の実施形態を示すフロー図である。
【符号の説明】
1…フィルタ、2…隔壁、3a,3b…流通孔、10…フィルタ逆洗装置、12…収納室、13…逆洗弁、14…ダストホッパ、15…ファン、16…ヒータ、17…弁、19…配管、20…フィルタ逆洗装置、21…逆洗タンク、25…逆洗室、26…逆洗出口、27…閉板、30…フィルタ逆洗装置、31…バッファタンク、32…コンプレッサ、33…排気用フィルタ、34…差圧計、40…フィルタ逆洗ユニット、42,44…端面、100…ハニカムフィルタ。

Claims (15)

  1. 内燃機関から排出される排ガス中の粒子状物質を捕捉するフィルタを空気により逆洗する装置であって、
    一の開口を有し前記一の開口を前記フィルタの濾過処理側に対面させて取り付けられることができる逆洗室と、逆洗空気供給手段と、前記逆洗室と前記逆洗空気供給手段とを接続する配管系に設けられる逆洗弁と、を備えることを特徴とするフィルタ逆洗装置。
  2. 前記逆洗弁の口径が25乃至80Aである請求項1に記載のフィルタ逆洗装置。
  3. 前記逆洗空気供給手段が、0.05〜1.0MPaの圧力を保持する逆洗タンクである請求項1又は2に記載のフィルタ逆洗装置。
  4. 前記フィルタに通ガスするファンと、前記フィルタの圧力損失を計る差圧計と、を備える請求項1〜3の何れか一項に記載のフィルタ逆洗装置。
  5. 前記フィルタのガス供給側にダストボックスを備える請求項1〜4の何れか一項に記載のフィルタ逆洗装置。
  6. 前記フィルタを昇温する加熱手段を備える請求項1〜5の何れか一項に記載のフィルタ逆洗装置。
  7. 前記フィルタを昇温するために前記逆洗空気の温度を上昇させる逆洗空気昇温手段を含む請求項1〜6の何れか一項に記載のフィルタ逆洗装置。
  8. 逆洗後のフィルタの圧力損失PA、逆洗前のフィルタの圧力損失PB、初期のフィルタの圧力損失PSが、次式
    ((PB−PA)/(PB−PS))×100 > 50(%)
    を満たす請求項1〜7の何れか一項に記載のフィルタ逆洗装置。
  9. 前記内燃機関が、ディーゼルエンジンである請求項1に記載のフィルタ逆洗装置。
  10. 前記フィルタが、セラミック材料を主成分とし、少なくとも2つの端面と、一の端面から他の端面まで延びる多孔質の隔壁と、前記隔壁により仕切られ一の端面から他の端面まで貫通する多数の流通孔とを有し、一の端面において所定の流通孔が目封止されており、他の端面において残余の所定の流通孔が目封止されているハニカムフィルタである請求項1に記載のフィルタ逆洗装置。
  11. 内燃機関から排出される排ガス中の粒子状物質を捕捉するフィルタを空気により逆洗する方法であって、
    濾過面積がA(m)であるフィルタの濾過処理側へ、Cv値がCvである逆洗弁を介して圧力P(MPa)の逆洗空気を供給し、フィルタを通過させ、且つ、次式
    Cv×P/A > 0.6
    を満たすことを特徴とするフィルタ逆洗方法。
  12. フィルタの濾過処理側へ供給される前記逆洗空気の圧力が、0.05乃至1.0MPaである請求項11に記載のフィルタ逆洗方法。
  13. フィルタの濾過処理側へ逆洗空気を供給する前、及び、供給を止めた後に、フィルタへガスを通過させ、逆洗前後の前記フィルタの圧力損失及びその差を計る工程を有する請求項11又は12に記載のフィルタ逆洗方法。
  14. 前記フィルタを昇温しながら若しくは昇温した後に、前記逆洗空気を供給しフィルタを通過させる請求項11に記載のフィルタ逆洗方法。
  15. 温度を上昇させた前記逆洗空気を供給しフィルタを昇温しながら、前記逆洗空気をフィルタに通過させる請求項11に記載のフィルタ逆洗方法。
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