JP2003035130A - 煤煙低減装置の再生方法とこれを用いた再生装置 - Google Patents

煤煙低減装置の再生方法とこれを用いた再生装置

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JP2003035130A
JP2003035130A JP2002164529A JP2002164529A JP2003035130A JP 2003035130 A JP2003035130 A JP 2003035130A JP 2002164529 A JP2002164529 A JP 2002164529A JP 2002164529 A JP2002164529 A JP 2002164529A JP 2003035130 A JP2003035130 A JP 2003035130A
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fuel
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exhaust
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煤煙低減装置の再生方法とこれを用いた再生
装置の提供。 【解決手段】 エンジンで発生する煤煙粒子を捕集する
煤煙低減装置が取り付けられる排気流路の所定位置に取
り付けられ、前記排気流路に燃料を供給する燃料供給手
段と、前記燃料供給手段から供給された燃料と前記エン
ジンから排出される排気ガスを用いて火炎を形成させる
点火手段と、また、前記排気流路の所定位置に取り付け
られて前記排気流路を流動する排気ガスの状態を測定す
る排気ガス状態測定手段とを包含して構成され、前記排
気ガス状態の測定手段によって測定されたデータに基づ
いて前記燃料供給手段及び前記点火手段を制御すること
を特徴とする煤煙低減装置の再生装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンを始めとした他のエンジンから発生される煤煙粒子の
大気放出を抑制するための煤煙低減装置に関するもの
で、特に、煤煙低減装置に捕集された煤煙を除去する煤
煙低減装置を再生する方法とこれを用いた再生装置にに
関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は、本出願人が韓国に特許出願し
た“煤煙低減方法及びその方法を用いた煤煙低減装置”
(特許出願日:1999.10.12、韓国特許出願番
号:10−1999−0044185)及びParticulate
Filtering Method and Device Using the Same
(国際特許出願番号:PCT/KR01/00112、国際出願日:200
1.1.26)に特に最適な煤煙低減装置の再生方法とこれを
用いた再生装置に関する。
【0003】ディーゼルエンジンの使用の増加に伴っ
て、ディーゼルエンジンで排出される煤煙粒子はいろい
ろの環境問題を起こしている。エンジンで発生された煤
煙粒子が大気中に排出されることを防止するために、煤
煙低減装置を排気流路に取り付けて外部に流出される煤
煙粒子を捕集して処理する方法が提案されている。
【0004】今まで開発された煤煙排出低減装置の基本
的な作動等の形式は次のように整理される。主にフィル
ター型の低減装置を排気流路に挿入して煤煙粒子を捕集
し煤煙低減装置の前後圧力差異が既に設定された値以上
になった場合、電気ヒータや燃焼器を作動してフィルタ
ーに捕集された煤煙粒子を燃焼させてフィルターを更に
再生させる方式が装置の主流をなしている。
【0005】US4264346(Diesel Exhaust Pa
rticulate Filter)、US4329162(Diesel Pa
rticulate Trap)及びUS4662911(Equi
pment for Trapping Partic
ulates in Engine Exhaust
Gas)は煤煙捕集のためのセラミックハニカム形態の
フィルターに関するものであり、US4451441
(Method forExhaust Gas Tr
eatment)は煤煙捕集のための2段階のセラミッ
クフィルターを用いるものであり、US3937015
(Pleated Filter in the Ex
haust Manifold)は煤煙捕集のために布
形態の捕集材を用い、捕集された煤煙燃焼のために捕集
材をエンジン多機関近くに付けるものに対するものであ
り、US4054417(Regenerative
Filter Incinerator Devic
e)はフィルターに捕集された煤煙を除去するための熱
交換機及び別の燃焼室を取り付けるものに関しており、
JP60104710A2(Purifying De
vice for Exhaust of Diese
l Engine)はフィルターに積もっている煤煙の
燃焼を円滑化させるためのバーナシステムに対するもの
であり、US4912076(Filter for
Cleanigr Exhaust hases of
Diesel Engine)は煤煙の再生燃焼温度
を低めるためのセラミックパウダー及びこのシンターリ
ング(sintering)を介したフィルターの製造
に対するものであり、US4759918(Proce
ss for the Reductionof th
e Ignition Temperature of
Diesel soot)はフィルターに捕集された
煤煙の再生燃焼の温度を低めるための触媒フィルターの
製造に対するものであり、US5497620(Met
hod of filtering Particul
es from a flue gas…)は煤煙除去
のためのSiCを用いた多孔メタルフィルター製造に関
するものである。
【0006】また、US4535589(Exhaus
t Gas Cleaning Device for
Internal Combustion Engi
ne)はセラミックフィルターを捕集し、捕集された煤
煙粒子を燃焼させる方法に関するものであり、US47
30455(Process and system
for Regeneration of Parti
culate Filter Traps)はフィルタ
ーに捕集された煤煙粒子の燃焼のためのバーナシステム
を装着した煤煙低減装置に関する。
【0007】US4359864(Burn−Out
Type Cleaning Means for P
articulate Filter of Engi
neExhaust System)は捕集された煤煙
の燃焼のために電熱ヒータを回転させるものに関するも
のであり、US4167852(Diesel Eng
ine Exhaust Cleaner and B
urner)は捕集された煤煙の燃焼のために流れの方
向を変えられるシステムに関しており、US48523
49(Arrangement for the Re
moval of Soot Particles f
rom the Exhaust…)は煤煙捕集及び燃
焼のために電極間に小さい間隔を備えてその間を経る煤
煙粒子を瞬間的に燃焼させる方法に関する。
【0008】今まで、開発された煤煙粒子を捕集して燃
焼させる方式の煤煙排出低減装置の再生方法に対する開
発の傾向を整理すると次のようになる。
【0009】1.低減装置で捕集された煤煙の燃焼方法
によって電気ヒータ式、バーナ燃焼式、触媒式、プラズ
マ燃焼式などで分類される。バーナ燃焼式の場合、フィ
ルター内部の温度を煤煙が燃焼し始める温度、約550
℃以上に上げるために装置内部又は外部にバーナを装着
し、高圧の外部空気を別に供給する方式を採用してい
る。また、エンジン運転中の排気管における流速が非常
に早いので多数のフィルターを備えて、再生時にはバイ
パスバルブを用いて一方ずつ再生する方法を採択してい
る。従って、従来の煤煙低減装置の再生方法及び装置は
構造が大型化され又複雑化し、これによって経済性に劣
るという問題があった。
【0010】2.用いられるフィルターの大部分はセラ
ミックフィルタータイプの表面濾過型フィルターである
のでフィルター内部の温度及び燃焼速度の調節が非常に
重要であり、これに失敗した場合フィルター耐久性が短
くなるという短所を有している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解決するためのもので、構造が簡単且つ効
率的、安定的な運転が可能な煤煙低減装置の再生方法及
びこれを用いた再生装置を提供することが目的である。
【0012】また、本発明の他の目的は煤煙低減装置の
耐久性を向上させることができる煤煙低減装置の再生方
法及びこれを用いた再生装置を提供することが目的であ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明によると、エンジンで発生する煤煙粒子を捕集
する煤煙低減装置が取り付けられる排気流路の所定位置
に取り付けられ、前記排気流路に燃料を供給する燃料供
給手段と、前記燃料供給手段から供給された燃料と前記
エンジンから排出される排気ガスを用いて火炎を形成さ
せる点火手段と、また、前記排気流路の所定位置に取り
付けられて前記排気流路を流れる排気ガスの状態を測定
する排気ガス状態測定手段を包含して構成され、前記排
気ガス状態の測定手段によって測定されたデータに基づ
いて前記燃料供給手段及び前記点火手段を制御すること
を特徴とする煤煙低減装置の再生装置を提供する。
【0014】前記煤煙低減装置は形成された火炎を維持
し流動の分布を円滑に維持させる保炎器を更に含むこと
が望ましい。また、前記煤煙低減装置は前記排気流路に
外気を供給する空気供給手段を更に含むことが望まし
い。前記燃料供給手段は燃料を高圧で噴射するインゼク
ターであることが望ましい。
【0015】前記インゼクターの噴射孔に煤煙粒子が沈
着されることを防止するために、前記インゼクターには
前記空気供給手段が連結されて所定時間連続又は間歇的
に前記インゼクターに高圧空気を供給することが更に望
ましい。なお、前記点火手段はスパークを作るための点
火棒と、前記点火棒に高電圧を供給するための高電圧ト
ランスを含めて構成されることが望ましい。前記点火棒
に煤煙が沈着されて点火が行われないことを防止するた
めに、前記点火棒に周期的に高電圧を供給することが望
ましい。
【0016】前記点火手段はグロープラグと、電源供給
装置を含めて構成されることが望ましい。前記排気ガス
状態の測定手段は前記排気ガスの圧力を測定する圧力セ
ンサーであることが望ましい。また、前記排気ガス状態
の測定手段は前記煤煙低減装置の前後及び内部には各々
取り付けられる排気管用温度センサー、排出口用温度セ
ンサー内部用温度センサーを更に包含することが望まし
い。
【0017】本発明の他の実施形態によると、本発明は
煤煙低減装置に流入される排気ガスの状態を測定する段
階と、測定された状態に基づいて前記煤煙低減装置の再
生開始及び終了可否を決める段階と、前記煤煙低減装置
の再生開始時点であると判断されると、前記排気流路に
燃料を供給し、供給された燃料と前記排気ガスを用いて
前記燃料を燃焼させる段階と包含することを特徴とする
煤煙低減装置の再生方法を提供する。
【0018】また、前記煤煙低減装置の再生方法は前記
燃焼段階で形成された火炎を維持し、流れの分布を円滑
に維持する段階を更に包含することが望ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明を更に詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明による第1実施形態を示す
断面図であって、これを参照して本発明による煤煙低減
装置の再生方法及びこれを用いた再生装置を説明する。
エンジンから発生した煤煙粒子が流れる排気流路1上に
は煤煙低減装置の本体16が取り付けられる。前記煤煙
低減装置は本出願人によって出願された体積フィルター
型を用いるのが一番望ましい。従って、本出願人によっ
て出願された内容は本明細書の内容に含まれる。
【0021】排気流路1と煤煙低減装置の間の所定位置
には燃料を供給する燃料供給手段が取り付けられる。燃
料供給手段は煤煙低減装置の本体1の入口側に取り付け
られるのが望ましい。また、燃料供給手段は色々形式の
ものを用いられる。例えば、燃料供給手段は燃料を高圧
で噴射するインゼクター8及び前記インゼクター8に燃
料を供給するための燃料ポンプ10を含めて構成でき
る。なお符号9は前記燃料ポンプ10に燃料を移送する
燃料ラインである。
【0022】前記インゼクター8の近くには前記インゼ
クター8から噴射される燃料と前記排気流路1を流れる
排気ガスの点火のための点火手段が取り付けられる。前
記点火手段はスパークを起こす点火棒12と、前記点火
棒12に高電圧発生のための高電圧トランス13とから
構成される。
【0023】又、排気流路には前記点火棒12の近くで
生成された火炎を維持し、燃料と排気ガスの円滑な混合
及び流動分配のための保炎器(swirler)7が取
り付けられるのが望ましい。
【0024】なお、排気流路に外気を供給する空気供給
手段を更に取り付けられるのが望ましい。詳細に説明す
ると、前記インゼクター8と前記燃料ポンプ10との間
にはバルブ14が取り付けられ、前記バルブ14には空
気ポンプ11が連結されるのが望ましい。前記バルブ1
4は3方向チェックバルブを用いてインゼクター8に選
択的に燃料又は空気を供給できるようにするのが望まし
い。
【0025】煤煙低減装置の再生開始及び終了時点を適
切に判断して燃料供給手段及び及び点火手段を動作させ
るのが必要である。煤煙低減装置の再生開始及び終了時
点は排気流路及び/又は煤煙低減装置を流動する排気ガ
スの状態を測定してこれに基づいて決めるのが望まし
い。即ち、排気流路及び/又は煤煙低減装置の所定位置
に排気ガス状態の測定手段を取り付けるのが望ましい。
排気ガス状態測定手段の例を説明すると次のようであ
る。
【0026】排気流路1上には圧力センサー15が取り
付けられ、前記煤煙低減装置の前方には排気管用温度セ
ンサー4が取り付けられ、煤煙低減装置の本体16の内
部には前記煤煙低減装置本体内部の温度測定のための内
部用温度センサー5が取り付けられ、後段には前記煤煙
排出低減装置本体の後段の温度測定のための排出口用温
度センサー6が各々取り付けられる。ここで、前記温度
センサー4、5、6は熱電対を用いるのが望ましい。
【0027】また、前記温度センサーは制御装置2に電
気的に連結され、前記制御装置2にはエンジン回転速度
のような各種エンジン運転情報が入力されるのが望まし
い。従って、前記温度センサー及び前記圧力センサーに
測定された圧力及び温度及びエンジン運転情報に基づい
て制御装置が再生装置の動作可否及び動作条件などを制
御することになる。
【0028】前記のように本発明では煤煙低減装置で再
生時、別の外部空気を供給することなく、また別のバイ
パスバルブなどを用いることなく排気管で直接高圧の燃
料を噴射しエンジンから排出される排気ガスを用いて火
炎を維持して捕集された煤煙を燃焼させることから煤煙
低減装置を再生することになる。
【0029】図2は本発明による煤煙低減装置の再生装
置の他の実施形態を示すもので、本実施形態では点火手
段として点火棒12と前記高電圧トランス13の代わり
にグロープラグ17と電源供給装置18を用いたもので
ある。
【0030】図1を参照して本発明による煤煙低減装置
の再生装置及び方法を説明する。煤煙粒子が流れる排気
流路1の中に取り付けられている圧力センサー15にか
かる圧力は煤煙排出低減装置本体16の内部に存在する
フィルターによってエンジン運転時間が経過することに
よって増加することになる。従って、圧力センサー15
で測定された圧力が設定圧力以上になった場合、捕集さ
れた煤煙の燃焼のための再生過程が必要である。
【0031】また、捕集された煤煙の燃焼のためには煤
煙排出低減装置本体16の内部の温度を設定温度以上に
迅速に昇温させる過程が必要である。このためにインゼ
クター8から高圧で燃料を噴射し、点火手段即ち、高電
圧トランス13と点火棒12によって起こるスパ−クを
用いて火炎を形成させる過程が必要である。
【0032】この時、火炎形成のための酸化剤としてエ
ンジンから排出される排気ガスを用いる。ディーゼルエ
ンジンの場合にはガソリンエンジンとは異なり排気ガス
の中に約12%〜18%程度の酸素を包含しているから
火炎形成が可能である。また、形成された火炎は噴射さ
れた燃料と排気ガスの円滑な混合によって維持され、流
動の分配は保炎器7によって維持される。勿論火炎生成
及び円滑な生成のために排気流路又は煤煙低減装置の内
部に外部空気を点火することもできる。
【0033】なお、インゼクター8には燃料ポンプ10
によって高圧の燃料が供給されるが、エンジン運転時燃
料が継続噴射されるものではなく再生時だけ燃料が供給
される。従って、運転時間の経過時インゼクター8の噴
射孔が微細な煤煙粒子によって沈着されて噴射孔の大き
さが小さくなることもある。これを防止するためにエン
ジンの駆動時にインゼクター8に微量の高圧空気を供給
して前記インゼクター8の噴射孔が沈着されることを防
止することが望ましい。また、点火棒12もエンジン運
転時間の経過によって煤煙が沈着され、これが持続され
る場合点火が行われない現象が発生するおそれもある。
【0034】これを防止するためにエンジン駆動時点火
棒12に周期的に所定時間の間スパークを形成させるの
が望ましい。インゼクター8の噴射孔及び点火棒12の
沈着を防止するための動作は煤煙低減装置が再生動作し
ない間に行われるのが望ましい。
【0035】なお、圧力センサー15から測定された圧
力の変化でも再生の程度を感知することができるが、排
気流路1上に取り付けられた各種温度センサー4、5、
6で測定された温度を用いて再生時再生の程度を更に正
確に感知することができる。従って、温度センサ4、
5、6を用いるのが望ましい。前記制御装置2では各種
センサーから得た情報を用いて再生開始時期及び再生中
止時期を決定する。即ち、再生を開始する場合には燃料
ポンプ10を駆動してインゼクター8に燃料を供給し点
火棒12を作動させる。また、再生を行う間にも測定さ
れた温度及び圧縮に基づいて再生の程度及び状態を把握
して噴射される燃料の圧力及び量などを適切に制御する
ことになる。
【0036】また、再生を行わない間には空気ポンプ1
1とバルブ14を制御して所定時間の間、連続的又は間
欠的にインゼクター8に高圧空気を供給する。制御装置
2にエンジン回転速度と同様なエンジン運転情報を入力
して該情報を用いて更に効率的に再生開始時期及び再生
中止時期を決めることができる。また、再生中の燃料の
量、圧力などを制御し、再生を行わない間はインゼクタ
ー8に空気を供給したり、点火棒12を駆動することが
できる。
【0037】なお、第2実施形態の動作は前記第1実施
形態と同一であるのでこれに対する説明は省略する。本
発明による煤煙低減装置の再生装置及び方法は体積フィ
ルター型煤煙低減装置に用いるのが更に望ましい。なぜ
かというと、既存のセラミックフィルター型煤煙低減装
置は煤煙がフィルターの表面から濾過される方式である
のに対し、体積フィルター型煤煙低減装置はフィルター
全体の体積から煤煙が均一に濾過される特徴を有してい
る。また、セラミックフィルターは熱衝撃の防止のため
に再生時燃焼の温度の正確な調節がフィルター耐久性に
非常に重要である。ところが、体積フィルター型方式の
煤煙低減装置は再生時高温火炎を形成させてフィルター
温度を急激に上昇させてもフィルター耐久性が保障され
るという非常に大きい長所があるからである。
【0038】なお、前記実施形態では煤煙低減装置の再
生装置を自動的に動作させることを説明したが、本発明
はこれに限定されない。即ち、圧力センサー及び温度セ
ンサーなどで入力された温度及び圧力などを所定の設定
値と比較した後に再生が必要であると判断されると、こ
れをエンジンの運転者に知らせて運転者が再生を円滑に
希望する場合運転者の操作によって再生を開始すること
もできる。
【0039】以上本発明の好適な一実施形態に対して説
明したが、前記実施形態のものに限定されるわけではな
く、本発明の技術思想に基づいて種々の変形又は変更が
可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
次のような効果がある。
【0041】1.本発明は従来とは異なり煤煙排出低減
装置の再生のために別のバーナ及びバイパスバルブなど
を用いない。また、排気流路に外部空気を直接供給せず
燃料だけを供給しエンジンから排出される排気ガスを酸
化剤に用いて火炎を形成維持する。従って、煤煙低減装
置の再生装置の小型化が可能であり、経済性を高めるこ
とができる。 2.煤煙排出低減装置中のバーナ燃焼式の再生装置で示
すインゼクター噴射孔及び点火棒に煤煙が沈着されるこ
とを防止することができて煤煙低減装置の再生装置を更
に実用的に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による煤煙低減装置の再生方法とこれを
用いた再生装置の第1実施形態を概略的に示した断面図
である。
【図2】本発明による煤煙低減装置の再生方法とこれを
用いた再生装置の第2実施形態を概略的に示した断面図
である。
【符号の説明】
1…排気流路 2…制御装置 3…エンジン 4…排気機関用温度センサー 5…内部用温度センサー 6…排出口用温度センサー 7…保炎器 8…インゼクター 9…燃料供給ライン 10…燃料ポンプ 11…空気ポンプ 12…点火棒 13…高電圧トランス 14…バルブ 15…圧力センサー 16…煤煙低減装置本体 17…グロープラグ(GLOW PLUG) 18…電源供給装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンで発生する煤煙粒子を捕集する
    煤煙低減装置が取り付けられる排気流路の所定位置に取
    り付けられ、前記排気流路に燃料を供給する燃料供給手
    段と、 前記燃料供給手段から供給された燃料と前記エンジンか
    ら排出される排気ガスを用いて火炎を形成させる点火手
    段と、また、 前記排気流路の所定位置に取り付けられて前記排気流路
    を流れる排気ガスの状態を測定する排気ガス状態測定手
    段を包含して構成され、 前記排気ガス状態の測定手段によって測定されたデータ
    に基づいて前記燃料供給手段及び前記点火手段を制御す
    ることを特徴とする煤煙低減装置の再生装置。
  2. 【請求項2】 前記煤煙低減装置は形成された火炎を維
    持し流動の分布を円滑に維持させる保炎器を更に含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の煤煙低減装置の再生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記煤煙低減装置は前記排気流路に外気
    を供給する空気供給手段を更に含むことを特徴とする請
    求項1に記載の煤煙低減装置の再生装置。
  4. 【請求項4】 前記燃料供給手段は燃料を高圧で噴射す
    るインゼクターであることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかの一項に記載の煤煙低減装置の再生装置。
  5. 【請求項5】 前記インゼクターの噴射孔に煤煙粒子が
    沈着されることを防止するために、前記インゼクターに
    は前記空気供給手段が連結されて所定時間連続又は間歇
    的に前記インゼクターに高圧空気を供給することを特徴
    とする請求項4に記載の煤煙低減装置の再生装置。
  6. 【請求項6】 前記点火手段はスパークを作るための点
    火棒と、前記点火棒に高電圧を供給するための高電圧ト
    ランスを含めて構成されることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれかの一つに記載の煤煙低減装置の再生装
    置。
  7. 【請求項7】 前記点火棒に煤煙が沈着されて点火が行
    われないことを防止するために、前記点火棒に周期的に
    高電圧を供給することを特徴とする請求項6に記載の煤
    煙低減装置の再生装置。
  8. 【請求項8】 前記点火手段はグロープラグと、電源供
    給装置を含めて構成されることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれかの一項に記載の煤煙低減装置の再生装
    置。
  9. 【請求項9】 前記排気ガス状態の測定手段は前記排気
    ガスの圧力を測定する圧力センサーであることを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれかの一つに記載の煤煙低
    減装置の再生装置。
  10. 【請求項10】 前記排気ガス状態の測定手段は前記煤
    煙低減装置の前後及び内部には各々取り付けられる排気
    管用温度センサー、排出口用温度センサー内部用温度セ
    ンサーを更に包含することを特徴とする請求項9に記載
    の煤煙低減装置の再生装置。
  11. 【請求項11】 煤煙低減装置に流入される排気ガスの
    状態を測定する段階と、 測定された状態に基づいて前記煤煙低減装置の再生開始
    及び終了可否を決める段階と、 前記煤煙低減装置の再生開始時点であると判断される
    と、前記排気流路に燃料を供給し、供給された燃料と前
    記排気ガスを用いて前記燃料を燃焼させる段階と包含す
    ることを特徴とする煤煙低減装置の再生方法。
  12. 【請求項12】 前記煤煙低減装置の再生方法は前記燃
    焼段階で形成された火炎を維持し、流れの分布を円滑に
    維持する段階を更に包含することを特徴とする煤煙低減
    装置の再生方法。
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