JPH0784280B2 - ハブのセット装置 - Google Patents
ハブのセット装置Info
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- JPH0784280B2 JPH0784280B2 JP62165514A JP16551487A JPH0784280B2 JP H0784280 B2 JPH0784280 B2 JP H0784280B2 JP 62165514 A JP62165514 A JP 62165514A JP 16551487 A JP16551487 A JP 16551487A JP H0784280 B2 JPH0784280 B2 JP H0784280B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H75/00—Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
- B65H75/02—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
- B65H75/18—Constructional details
- B65H75/24—Constructional details adjustable in configuration, e.g. expansible
- B65H75/242—Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages
- B65H75/245—Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages by deformation of an elastic or flexible material
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/66—Threading; Loading; Automatic self-loading
- G11B15/662—Positioning or locking of spool or reel
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/113—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of magazines or cassettes, e.g. initial loading into container
-
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/50—Storage means for webs, tapes, or filamentary material
- B65H2701/51—Cores or reels characterised by the material
- B65H2701/514—Elastic elements
Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Winding Of Webs (AREA)
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は磁気テープの製造装置に関し、特に、幅広な磁
気テープ原反から所要のテープ幅に裁断した磁気テープ
のハブ(巻芯)に巻き取るためのハブのセット装置に関
するものである。
気テープ原反から所要のテープ幅に裁断した磁気テープ
のハブ(巻芯)に巻き取るためのハブのセット装置に関
するものである。
(従来技術) 磁気記録媒体としての磁気テープは、近年その性能の向
上とともに各種分野において汎用されている。この磁気
テープはその製造の初段において、一般に製品のテープ
幅よりも非常に幅広い磁気テープの原反として製造さ
れ、しかる後に、スリット工程において所定のテープ幅
に裁断される。このスリット工程は第3図に示すように
カッタ20によって磁気テープToを複数の磁気テープTnに
裁断し、裁断したテープ本数に対応してセットされたハ
ブ8に高速で巻き取る。なお、第3図には図示しない
が、裁断された磁気テープTnは、テープ端縁(切断面)
の研磨およびテープ表裏面の清浄等の処理が一般に施さ
れている。
上とともに各種分野において汎用されている。この磁気
テープはその製造の初段において、一般に製品のテープ
幅よりも非常に幅広い磁気テープの原反として製造さ
れ、しかる後に、スリット工程において所定のテープ幅
に裁断される。このスリット工程は第3図に示すように
カッタ20によって磁気テープToを複数の磁気テープTnに
裁断し、裁断したテープ本数に対応してセットされたハ
ブ8に高速で巻き取る。なお、第3図には図示しない
が、裁断された磁気テープTnは、テープ端縁(切断面)
の研磨およびテープ表裏面の清浄等の処理が一般に施さ
れている。
磁気テープTnを巻回する上記のハブ8は、回転軸7とボ
ス部材14に着脱自在に設けられているが、スリット作業
の開始前や終了時にボス部材14から容易に着脱できるこ
とが生産性を向上させるためには極めて重要であり、
又、セットされたハブ8に例えばガタ付き等が生じない
ように確実に装着することは、テープ品質を良好に保つ
上で重要な問題であり、これまで種々に工夫がなされて
いる。
ス部材14に着脱自在に設けられているが、スリット作業
の開始前や終了時にボス部材14から容易に着脱できるこ
とが生産性を向上させるためには極めて重要であり、
又、セットされたハブ8に例えばガタ付き等が生じない
ように確実に装着することは、テープ品質を良好に保つ
上で重要な問題であり、これまで種々に工夫がなされて
いる。
第4図に従来のセット装置の基本的構造を示す。第4図
に示すように、ハブ8は回転軸7に適宜固定されたボス
部材14に嵌め込むようにセットされる。ボス部材14の外
周面16にはボス部材14の円周方向に沿って2つの溝が形
成されており、この溝内に例えばNBR(アクリロニトリ
ルブタジエンゴム)等のOリング17が埋設するように設
けられ、さらにOリング17の上方を覆うようにコイルバ
ネ18が設けられている。そして、コイルバネ18はボス部
材14の外周面16から適宜突出するように設けられてい
る。
に示すように、ハブ8は回転軸7に適宜固定されたボス
部材14に嵌め込むようにセットされる。ボス部材14の外
周面16にはボス部材14の円周方向に沿って2つの溝が形
成されており、この溝内に例えばNBR(アクリロニトリ
ルブタジエンゴム)等のOリング17が埋設するように設
けられ、さらにOリング17の上方を覆うようにコイルバ
ネ18が設けられている。そして、コイルバネ18はボス部
材14の外周面16から適宜突出するように設けられてい
る。
上記のように構成されたボス部材14にハブ8を挿入する
ときは、ハブ8の内周面9とコイルバネ18とが当接し、
Oリング17並びにコイルバネ18が適宜変形すると共に第
5図に示す如くハブ挿入方向(矢印A方向)に対応して
回転するようにして挿入され、ハブ8はコイルバネ18と
内周面9との当接(主にOリング17の弾性による当接)
により保持される。しかし、Oリング17やコイルバネ18
は比較的径寸法のばら付きがあり、ハブ8はコイルバネ
18との線接触(厳密には点接触)であるために、コイル
バネ18を比較的強い圧力で内周面9に押し付けないとハ
ブ保持が保証されず、押圧力を強い設定にするとハブ着
脱を繰り返す事によってコイルバネ18が摩耗し易くな
り、安定したハブ保持を長期に亘って保証することが困
難になる。又、ハブ挿入性の観点からはコイルバネ18が
回動し易いように溝幅l1に対して適宜間隙t1を有してい
ることが望ましいが、ハブ保持の点からはこの間隙t1は
好ましくなく、ハブ8のガタ付きを生じることにより、
回転ぶれを生じて巻姿が悪くなったり、内周面9とコイ
ルバネ18との擦れによってハブ材料の削れ粉を発生す
る。
ときは、ハブ8の内周面9とコイルバネ18とが当接し、
Oリング17並びにコイルバネ18が適宜変形すると共に第
5図に示す如くハブ挿入方向(矢印A方向)に対応して
回転するようにして挿入され、ハブ8はコイルバネ18と
内周面9との当接(主にOリング17の弾性による当接)
により保持される。しかし、Oリング17やコイルバネ18
は比較的径寸法のばら付きがあり、ハブ8はコイルバネ
18との線接触(厳密には点接触)であるために、コイル
バネ18を比較的強い圧力で内周面9に押し付けないとハ
ブ保持が保証されず、押圧力を強い設定にするとハブ着
脱を繰り返す事によってコイルバネ18が摩耗し易くな
り、安定したハブ保持を長期に亘って保証することが困
難になる。又、ハブ挿入性の観点からはコイルバネ18が
回動し易いように溝幅l1に対して適宜間隙t1を有してい
ることが望ましいが、ハブ保持の点からはこの間隙t1は
好ましくなく、ハブ8のガタ付きを生じることにより、
回転ぶれを生じて巻姿が悪くなったり、内周面9とコイ
ルバネ18との擦れによってハブ材料の削れ粉を発生す
る。
ハブ8に巻回された磁気テープTnの巻姿が低下すると、
外観上好ましくないだけでなく、例えば、ハブ8に巻回
された磁気テープTn(パンケーキ)を磁気テープカセッ
トのリールに巻き替えるなどの後工程において、テープ
挙動が悪化し、テープ端縁を損傷し易くなるなどテープ
品質上好ましくない事態が発生する。又、ハブ材料の削
れ粉は、磁気テープTnに付着してテープ品質を低下させ
る問題があった。
外観上好ましくないだけでなく、例えば、ハブ8に巻回
された磁気テープTn(パンケーキ)を磁気テープカセッ
トのリールに巻き替えるなどの後工程において、テープ
挙動が悪化し、テープ端縁を損傷し易くなるなどテープ
品質上好ましくない事態が発生する。又、ハブ材料の削
れ粉は、磁気テープTnに付着してテープ品質を低下させ
る問題があった。
又、従来、第4図に示したもの以外に、種々の構造のボ
ス部材が提案され、採用されているが、基本的には第4
図に示すものとほとんど同様であり、上記の如き問題を
解消するには至っていなかった。
ス部材が提案され、採用されているが、基本的には第4
図に示すものとほとんど同様であり、上記の如き問題を
解消するには至っていなかった。
(発明の目的) 本発明は、上記種々の問題に鑑みてなされたものであ
り、ハブの着脱が容易であって作業性に優れ、かつハブ
保持が確実にできテープ品質の低下を招くことのないハ
ブのセット装置を提供することを目的とするものであ
る。
り、ハブの着脱が容易であって作業性に優れ、かつハブ
保持が確実にできテープ品質の低下を招くことのないハ
ブのセット装置を提供することを目的とするものであ
る。
(発明の構成) 本発明のかかる目的は、磁気テープが巻回される複数個
のハブを回転軸上に装着するためのハブのセット装置で
あって、前記複数個のハブの各々に対して個別にその内
周面に係合して前記回転軸からの駆動力をハブに伝える
ボス部材を前記複数個のハブに対応して具備しており、
前記各ボス部材は互いに独立して、その外周面に円周方
向に沿った凹部が形成され、該凹部には外れ防止部材に
より保持されると共に弾性部材によりハブ方向に付勢さ
れた分割リングが設けられており、前記分割リングの外
周面の前記ハブの内周面とが接触するように構成されて
いることを特徴とするハブのセット装置により達成され
る。
のハブを回転軸上に装着するためのハブのセット装置で
あって、前記複数個のハブの各々に対して個別にその内
周面に係合して前記回転軸からの駆動力をハブに伝える
ボス部材を前記複数個のハブに対応して具備しており、
前記各ボス部材は互いに独立して、その外周面に円周方
向に沿った凹部が形成され、該凹部には外れ防止部材に
より保持されると共に弾性部材によりハブ方向に付勢さ
れた分割リングが設けられており、前記分割リングの外
周面の前記ハブの内周面とが接触するように構成されて
いることを特徴とするハブのセット装置により達成され
る。
以下、図面に例示する本発明の実施態様について詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本発明によりハブのセット装置の一実施例態様
の斜視図を示し、第2図は第1図におけるI−I線に沿
った横断面を示す。
の斜視図を示し、第2図は第1図におけるI−I線に沿
った横断面を示す。
第1図及び第2図に示すボス部材1は、従来のボス部材
14と同様に回転軸7に適宜係合して回転するように構成
されている。そして、ボス部材1の外周面2の中央に
は、円周方向に沿って例えばボス部材1の幅の略1/3程
度の幅の凹部3が形成されており、その凹部3の左右両
端の受け溝3aにそれぞれ弾性部材4が位置規制されて設
けられ、弾性部材4の上に分割イング10が配設され、さ
らに分割リング10が凹部3から脱落しないように円周に
わたって外れ防止部材5が架けられている。
14と同様に回転軸7に適宜係合して回転するように構成
されている。そして、ボス部材1の外周面2の中央に
は、円周方向に沿って例えばボス部材1の幅の略1/3程
度の幅の凹部3が形成されており、その凹部3の左右両
端の受け溝3aにそれぞれ弾性部材4が位置規制されて設
けられ、弾性部材4の上に分割イング10が配設され、さ
らに分割リング10が凹部3から脱落しないように円周に
わたって外れ防止部材5が架けられている。
上記の分割リング10は、ハブ8の内周面9と面接触する
円弧状の係合面12を備えた部材から成り、凹部3の側面
によりリング幅方向の動きが規制され、第1図に示す場
合は4つに分割された状態で凹部3を一周するように構
成されている。この分割リング10の係合面12には分割リ
ング円周方向に沿って中央に溝11が形成され、この溝11
に外れ防止部材5が受容されるようになされ、さらに円
周方向に沿ったリング縁部13は適宜曲率を以て面取加工
された湾曲面に構成されている。又、分割リング10の材
質は特に限定するものではないが、例えばアルミニウム
等から構成することができ、後述するハブ8の内周面に
接する箇所の削れ防止対策として硬質メッキ等の処理が
施されている。
円弧状の係合面12を備えた部材から成り、凹部3の側面
によりリング幅方向の動きが規制され、第1図に示す場
合は4つに分割された状態で凹部3を一周するように構
成されている。この分割リング10の係合面12には分割リ
ング円周方向に沿って中央に溝11が形成され、この溝11
に外れ防止部材5が受容されるようになされ、さらに円
周方向に沿ったリング縁部13は適宜曲率を以て面取加工
された湾曲面に構成されている。又、分割リング10の材
質は特に限定するものではないが、例えばアルミニウム
等から構成することができ、後述するハブ8の内周面に
接する箇所の削れ防止対策として硬質メッキ等の処理が
施されている。
上記の弾性部材4は従来用いられているようなOリング
でもよいが、本態様においては、例えば信越ポリマー製
のシリコンチューブSR−NO.−1などの如く中空のもの
を用いることができる。このシリコンチューブは必ずし
もOリングのようにエンドレス形状でなくともよい。
又、中空構造であることから変形量、弾力性に富み、分
割リング10をボス部材1の凹部3からハブ8に向けて押
し上げる作用が優れている。
でもよいが、本態様においては、例えば信越ポリマー製
のシリコンチューブSR−NO.−1などの如く中空のもの
を用いることができる。このシリコンチューブは必ずし
もOリングのようにエンドレス形状でなくともよい。
又、中空構造であることから変形量、弾力性に富み、分
割リング10をボス部材1の凹部3からハブ8に向けて押
し上げる作用が優れている。
上記の外れ防止部材5は適宜弾性を有するものであれ
ば、特に限定するものではなくコイルバネあるいはOリ
ング等を用いることができる。なお、外れ防止部材5は
溝11に埋没した状態、すなわち分割リング10の係合面12
に突出しないように設けられ、又、分割リング10を押え
る付勢力は、分割リング10が弾性部材4の弾性により、
ボス部材1の半径方向に適宜弾性移動できるようにあま
り強過ぎないように設定することが望ましい。
ば、特に限定するものではなくコイルバネあるいはOリ
ング等を用いることができる。なお、外れ防止部材5は
溝11に埋没した状態、すなわち分割リング10の係合面12
に突出しないように設けられ、又、分割リング10を押え
る付勢力は、分割リング10が弾性部材4の弾性により、
ボス部材1の半径方向に適宜弾性移動できるようにあま
り強過ぎないように設定することが望ましい。
このように構成されたボス部材1にハブ8を押入(矢印
A方向)するとき、ハブ8の内縁部9aが分割リング10の
リング縁部13に当接する。この当接の際、リング縁部13
が湾曲面に構成されているので、内縁部9aとリング縁部
13とが引掛かることなくハブ8の押入操作が完了し、分
割リング10も凹部3内に円滑に押し込まれ、ハブ8の内
周面に対する接触支持を極めて容易に行うことができ
る。さらに、装着済みのハブ8は、弾性部材4によりボ
ス部材外方に押された分割リング10の係合面12が内周面
9に広い面積をもって確実に係合しており、かつ分割リ
ング10が凹部3によってガタ付くことなく確実に位置規
制されているので、ボス部材1に極めて確実に保持さ
れ、回転ぶれがほとんどなく正確な回転が保証される。
即ち、従来のように、コイルバネ18がハブ8の内周面9
に線接触で当接する構造ではないので、ハブ着脱時ある
いはハブ回転時におけるガタ付きによる内周面9とコイ
ルバネ18との擦れによって生ずる削れ粉の発生、コイル
バネ18の摩耗によるハブ保持機能の低下等による問題を
回避することができる。
A方向)するとき、ハブ8の内縁部9aが分割リング10の
リング縁部13に当接する。この当接の際、リング縁部13
が湾曲面に構成されているので、内縁部9aとリング縁部
13とが引掛かることなくハブ8の押入操作が完了し、分
割リング10も凹部3内に円滑に押し込まれ、ハブ8の内
周面に対する接触支持を極めて容易に行うことができ
る。さらに、装着済みのハブ8は、弾性部材4によりボ
ス部材外方に押された分割リング10の係合面12が内周面
9に広い面積をもって確実に係合しており、かつ分割リ
ング10が凹部3によってガタ付くことなく確実に位置規
制されているので、ボス部材1に極めて確実に保持さ
れ、回転ぶれがほとんどなく正確な回転が保証される。
即ち、従来のように、コイルバネ18がハブ8の内周面9
に線接触で当接する構造ではないので、ハブ着脱時ある
いはハブ回転時におけるガタ付きによる内周面9とコイ
ルバネ18との擦れによって生ずる削れ粉の発生、コイル
バネ18の摩耗によるハブ保持機能の低下等による問題を
回避することができる。
本発明は、例えば分割リング10の断面形状、分割リング
10の個数、あるいは凹部3の形状、他の弾性部材を用い
る等種々変更することができ、上記実施態様により何ら
制限を受けるものではない。
10の個数、あるいは凹部3の形状、他の弾性部材を用い
る等種々変更することができ、上記実施態様により何ら
制限を受けるものではない。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明によるハブのセット装置は、
ボス部材の外周面に正確に位置規制され且つボス部材半
径方向に弾性的に支持された円弧状の分割リングが、磁
気テープを巻回するハブの内周面に広い面積で当接する
ように構成されているので、ハブをガタ付くことなく確
実に保持でき、かつ回転ぶれを抑えることができ、テー
プ巻き締りが良くテープ端縁の揃った良好なテープ巻き
取りを行うことができる。又、分割リングは円周方向に
沿ったリング端縁が湾曲面に形成され、かつ少なくとも
ハブと接する部分が硬質メッキ処理が施されていること
により、ハブ挿入性と共にハブ保持面(係合面)の摩耗
を防止することができるので、削れ粉の発生を抑えると
共に、ハブ保持の信頼性を長期に亘って保証することが
できる。
ボス部材の外周面に正確に位置規制され且つボス部材半
径方向に弾性的に支持された円弧状の分割リングが、磁
気テープを巻回するハブの内周面に広い面積で当接する
ように構成されているので、ハブをガタ付くことなく確
実に保持でき、かつ回転ぶれを抑えることができ、テー
プ巻き締りが良くテープ端縁の揃った良好なテープ巻き
取りを行うことができる。又、分割リングは円周方向に
沿ったリング端縁が湾曲面に形成され、かつ少なくとも
ハブと接する部分が硬質メッキ処理が施されていること
により、ハブ挿入性と共にハブ保持面(係合面)の摩耗
を防止することができるので、削れ粉の発生を抑えると
共に、ハブ保持の信頼性を長期に亘って保証することが
できる。
第1図は本発明によるハブのセット装置の一実施態様の
要部斜視図、第2図は第1図におけるI−I線に沿った
横断面図、第3図は従来のスリット工程を示す概略斜視
図、第4図は従来のボス部材の概略横断面図、第5図は
第4図の一部拡大図である。 1,14……ボス部材、2,16……外周面、 3……凹部、3a……受け溝、4……弾性部材、 5……外れ防止部材、7……回転軸、8……ハブ、 9……内周面、9a……内周縁、 10……分割リング、11……溝、12……係合面、 13……リング端縁、17……Oリング、 18……コイルバネ、20……カッタ。
要部斜視図、第2図は第1図におけるI−I線に沿った
横断面図、第3図は従来のスリット工程を示す概略斜視
図、第4図は従来のボス部材の概略横断面図、第5図は
第4図の一部拡大図である。 1,14……ボス部材、2,16……外周面、 3……凹部、3a……受け溝、4……弾性部材、 5……外れ防止部材、7……回転軸、8……ハブ、 9……内周面、9a……内周縁、 10……分割リング、11……溝、12……係合面、 13……リング端縁、17……Oリング、 18……コイルバネ、20……カッタ。
Claims (3)
- 【請求項1】磁気テープが巻回される複数個のハブを回
転軸上に装着するためのハブのセット装置であって、前
記複数個のハブの各々に対して個別にその内周面に係合
して前記回転軸からの駆動力をハブに伝えるボス部材を
前記複数個のハブに対応して具備しており、前記各ボス
部材は互いに独立して、その外周面に円周方向に沿った
凹部が形成され、該凹部には外れ防止部材により保持さ
れると共に弾性部材によりハブ方向に付勢された分割リ
ングが設けられており、前記分割リングの外周面と前記
ハブの内周面とが接触するように構成されていることを
特徴とするハブのセット装置。 - 【請求項2】前記分割リングはボス部材円周方向に沿っ
たリング端縁が湾曲面になされ、かつ少なくとも前記ハ
ブの内周面に接する部位が硬質メッキ処理されたことを
特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のハブのセット
装置。 - 【請求項3】前記弾性部材がゴムチューブから成り、前
記分割リングの幅方向の両下端を支持するように設けら
れたことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項
に記載のハブのセット装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62165514A JPH0784280B2 (ja) | 1987-07-03 | 1987-07-03 | ハブのセット装置 |
US07/213,561 US4854518A (en) | 1987-07-03 | 1988-06-30 | Hub setting device |
DE3884864T DE3884864T3 (de) | 1987-07-03 | 1988-07-01 | Einrichtung zur Positionierung einer Spule. |
EP88110573A EP0297609B2 (en) | 1987-07-03 | 1988-07-01 | Hub setting device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62165514A JPH0784280B2 (ja) | 1987-07-03 | 1987-07-03 | ハブのセット装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6413350A JPS6413350A (en) | 1989-01-18 |
JPH0784280B2 true JPH0784280B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=15813843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62165514A Expired - Lifetime JPH0784280B2 (ja) | 1987-07-03 | 1987-07-03 | ハブのセット装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4854518A (ja) |
EP (1) | EP0297609B2 (ja) |
JP (1) | JPH0784280B2 (ja) |
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DE4447032C2 (de) * | 1994-12-28 | 1998-03-26 | Emtec Magnetics Gmbh | Wickeleinrichtung für bandförmige Aufzeichnungsträger |
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-
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- 1988-07-01 DE DE3884864T patent/DE3884864T3/de not_active Expired - Lifetime
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EP0297609B1 (en) | 1993-10-13 |
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EP0297609A3 (en) | 1990-04-18 |
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