JPH0783512B2 - 遠隔監視制御システム - Google Patents

遠隔監視制御システム

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JPH0783512B2
JPH0783512B2 JP62271061A JP27106187A JPH0783512B2 JP H0783512 B2 JPH0783512 B2 JP H0783512B2 JP 62271061 A JP62271061 A JP 62271061A JP 27106187 A JP27106187 A JP 27106187A JP H0783512 B2 JPH0783512 B2 JP H0783512B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、中央制御装置と端末器とを一対の信号線で接
続し、制御データ、監視データなどを時分割多重伝送し
て負荷を遠隔制御する遠隔監視制御システムに関するも
のである。
[背景技術] 従来、この種の遠隔監視制御システムは、第29図に示す
ように、中央制御装置1と、固有アドレスを有する多数
の監視用、制御用端末器2,3とを一対の信号線4にて接
続し、各端末器2,3をアクセスするアドレスデータ、負
荷を制御する制御データおよび端末器2,3からの監視デ
ータの返送期間を設定する返送待機信号を伝送する伝送
信号Vsを中央制御装置1より送出し、中央制御装置1と
端末器2,3との間で負荷L1〜L4の制御データあるいはス
イッチS1〜S4の監視データを時分割多重伝送するように
したものがあった。ところで、このような従来例におい
て、専用の操作スイッチおよびその監視用端末器2がな
ければ、パターン制御、個別制御などの負荷制御が行え
ず、また動作表示を行う場合にも負荷を表示ランプとし
た専用の制御用端末器を必要とするという問題があっ
た。また、予め設定されている回路数(例えば256回
路)を越えた大規模システムを構築する場合には、複数
システムを用いる必要があるが、複数システムを区別し
て動作させる必要があり、大規模システムの構築が難し
いという問題があった。
[発明の目的] 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、専用の操作スイッチの監視用端末器
あるいは制御用端末器がなくても容易に負荷制御および
動作表示などを行うことができ、しかも、複数システム
を用いた大規模システムの構築も容易に行える遠隔監視
制御システムを提供することにある。
[発明の開示] (構 成) 本発明は、中央制御装置と、固有アドレスを有する多数
の端末器とを一対の信号線にて接続し、各端末器をアク
セスするアドレスデータ、負荷を制御する制御データお
よび端末器からの監視データの返送期間を設定する返送
待機信号を伝送する伝送信号を中央制御装置より送出
し、中央制御装置と各端末器との間で監視データおよび
制御データを時分割多重伝送するようにして成る遠隔監
視制御システムにおいて、コンピュータ本体および入出
力用インターフェースよりなる外部制御装置との間でビ
ットシリアルデータの入出力を行う第1のデータ入出力
部と、前記外部制御装置との間でビットパラレルデータ
の入出力を行う第2のデータ入出力部と、信号線上を伝
送される伝送信号を受信するとともに中央制御装置へ返
送信号を送信する伝送信号送受信部と、伝送信号送受信
部で受信される伝送信号のデータをモニタして他の端末
器による制御状態を判定してその状態データをデータ記
憶部に記憶させる手段と、接続される外部制御装置から
ビットパラレル又はビットシリアルのデータでコマンド
が送られくると、コマンドが状態確認であれば状態デー
タをデータ記憶部より読み出してビットパラレル又はビ
ットシリアルのデータとして外部制御装置へ送り出し、
コマンドが状態制御であれば、対応関係のある制御用端
末器により制御される負荷を操作するための監視データ
を作成して返信データとして中央制御装置へ伝送信号送
受信部を通じて返送期間に返送させる手段とを備えた外
部インターフェース端末器を設け、この外部インターフ
ェース端末器には、複数のスイッチの投入状態の組み合
わせで入出力するデータがビットシリアルデータかビッ
トパラレルデータかを設定し且つビットパラレルデータ
の設定状態以外のスイッチの投入状態の組み合わせでビ
ットシリアルデータのボーレートを同時に設定する条件
設定手段を設けたものである。
(実施例1) 第1図は、本発明に係る遠隔監視制御システムの概略構
成例を示す図であり、中央制御装置1と、固有アドレス
が設定された複数の監視用端末器2および制御用端末器
3とが一対の信号線4にて接続されており、中央制御装
置1から信号線4に送出される伝送信号Vsは、第2図
(a)に示すように、信号送出開始を示すスタートパル
ス信号ST、信号モードを示すモードデータ信号MD、端末
器2,3を呼び出すアドレスデータ信号AD、負荷L1〜L4
制御する制御データ信号CD、チェックサムデータ信号CS
および端末器2,3からの返送期間を設定する返送待機信
号WTよりなる複極(±24V)の時分割多重信号であり、
パルス幅変調によってデータが伝送されるようになって
いる。各端末器2,3では、信号線4を介して受信された
伝送信号Vsのアドレスデータと自己の固有アドレスデー
タとが一致したときその伝送信号Vsの制御データを取り
込むとともに、伝送信号Vsの返送待機信号WTに同期して
監視データ信号を電流モード信号(信号線4間を適当な
低インピーダンスを介して短絡して送出される信号)と
して返送するようになっている。また、中央制御装置1
には、モードデータ信号MDをダミーモードとしたダミー
伝送信号Vsを常時送出するダミー信号送信手段と、いず
れかの監視用端末器2から返送された第2図(b)に示
すような割り込み信号Viが受信されたとき割り込み発生
端末器2を検出して該端末器2をアクセスして監視デー
タを返送させる割り込み処理手段とが設けられている。
一方、監視用端末器2には、スイッチS1〜S4が操作され
ることによる監視入力があったとき、ダミー伝送信号Vs
のスタートパルス信号STに同期して割り込み信号Viを発
生するとともに、中央制御装置1からのアドレス確認モ
ードの伝送信号Vsの返送待機信号WTに同期して自己の固
有アドレスデータを返送する割り込み発生手段と、中央
制御装置1から割り込みに応答した割り込みアクセスモ
ードの伝送信号Vsが伝送されたときに監視入力に対応し
た監視データを返送するデータ返送手段とが設けられて
いる。また、中央制御装置1では、監視用端末器2から
中央制御装置1に返送された監視データに基いて制御用
端末器3に伝送する制御データを作成するとともに、当
該制御用端末器3に伝送して負荷L1〜L4を制御するよう
になっている。なお、分電盤6あるいはリレー制御盤6a
内に配設される制御用端末器3は、分電盤協約寸法とな
っており、その制御出力によって負荷制御用のリモコン
リレー(手元スイッチによってもオン、オフできるよう
にしたラッチングリレー)5が制御されるようになって
いる。
第3図は制御用端末器3の回路構成を示すもので、制御
用端末器3は、信号線4を介して伝送される伝送信号Vs
から回路電源を形成する電源回路10と、伝送信号Vsを受
信して信号処理を行うとともに返送信号VBを形成して送
信する信号処理回路11と、固有アドレスを設定するアド
レス設定部12と、1個の負荷を制御する場合において、
4回路の制御回路(4ビットの制御データビットに対
応)のうちからどの回路にて負荷を制御するかを設定す
る回路番号設定部13と、負荷制御用のリレー回路15をド
ライブするドライブ回路14と、動作状態を監視する監視
回路16とで形成されており、信号処理回路11では、伝送
信号Vsのアドレスデータと固有アドレスとの一致を検出
し、アドレス一致検出時に制御データを取り込んで回路
番号設定部13にて選択されたビットに基いて制御出力を
形成して出力リレー15を駆動するとともに、監視回路16
を介して入力される負荷監視入力に基いて返送用監視デ
ータを形成して電流モードの返送信号VBにより中央制御
装置1に返送するようになっている。なお、制御用端末
器3に回路番号設定部13を設けずに、制御データの各ビ
ットによりそれぞれ負荷を制御するようにリレー回路15
を形成し、4回路の制御回路を形成しても良いことは言
うまでもない。
第4図および第5図は、監視用端末器2を示すもので、
回路構成は上記制御用端末器3の回路構成と略同一であ
り、監視回路16にてスイッチS1の状態を監視し、このス
イッチ監視入力に基いて監視データを信号処理回路11に
て形成し、前述した割り込み処理によって中央制御装置
1に返送するようになっており、動作表示回路15′のオ
ン表示用、オフ表示用発光ダイオードLD1,LD2を中央制
御装置1から伝送された制御データ(負荷の動作状態を
示す)に基いて点滅させるようにしている。また、アド
レス設定部12のディップスイッチによる固有アドレスの
設定は、8ビットのアドレスデータの内の下位6ビット
をユーザ側で適宜設定可能とし、上位2ビットをメーカ
側で設定する端末器種別(監視用、制御用)設定用とし
ており、監視用、制御用端末器2,3の固有アドレスのユ
ーザ設定部を同一値に設定するだけで両端末器2,3を容
易に対応させることができ、同一値に設定された監視用
端末器2から返送されたスイッチS1の監視データに基い
て制御用端末器3に接続されている負荷L1が制御できる
ようになっている。なお、監視用端末器2にて複数のス
イッチS1,S2……のスイッチ状態を監視するようにした
場合には場合には、回路番号設定部13は不要であり、監
視回路16に複数のスイッチS1,S2……のスイッチ状態を
入力すれば良い。また、パターン制御スイッチのスイッ
チ状態を監視する監視端末器2も上述の個別制御スイッ
チの場合と同様の構成である。但し、回路番号設定部13
にてパターン制御データを設定するパターン番号が設定
される。
以下、分散配置された複数の負荷を1個ずつそれぞれ同
一のアドレスが割り当てられた複数の制御用端末器3で
制御する場合について説明する。いま、複数の端末器3
に同一アドレスを割り当てるとともに、端末器3のどの
制御回路に負荷が接続されるかを回路番号設定部13にて
設定するようになっており、返送待機信号WTにて設定さ
れる返送期間TBは、複数に分割されて各回路に割り当て
られており、同一アドレスの各端末器3からの監視デー
タは各分割返送期間T1〜T4に返送させるようにしてい
る。第6図は返送期間TBの分割例を示すもので、第6図
(a)に示すように、返送期間TBをそれぞれ2ビットの
ビットデータ(負荷オン→(1,0)、負荷オフ→(0,
1))が伝送されるように分割(R0,R1、R2,R3、R4,R5
R6,R7)してそれぞれ制御回路に対応する4個の分割返
送期間T1〜T4を設定しており、この分割返送期間T1〜T4
に、監視データにてパルス巾変調された返送信号VBが返
送されるようになっている。第6図(b)は、No1の制
御回路が設定された端末器3からの監視データの返送例
を示すもので、No1に対応する分割返送期間T1にのみビ
ットデータが返送されるようになっている。
第6図(c)は、4個の制御用端末器3に同一アドレス
を割り当て、各端末器3の異なった制御回路にそれぞれ
負荷を接続した場合における各端末器3から返送される
返送信号VB1〜VB4を合成した返送信号VB′(信号線4上
の信号)の例を示しており、各端末器3からの返送信号
VB1〜VB4はそれぞれ分割返送期間T1〜T4に返送され、混
信が生じることがないようになっている。したがって、
複数の端末器3に同一アドレスを割り当てた場合にあっ
ても、混信による伝送エラーが発生することがなく、誤
動作が生じることがない。なお、同様にして、1個のス
イッチを監視する複数の監視用端末器2に同一アドレス
を設定して、スイッチ監視データを分割返送期間T1〜T4
に返送するようにしても良いことは言うまでもない。
第7図は、中央制御装置1の演算処理部を形成するCPU1
aの暴走を防止するための回路構成を示すもので、CPU1a
は、クロック回路CLにて発生されるクロックに基いて時
分割多重伝送の各種演算処理を行っており、伝送信号Vs
を送出する毎にカウンタCOのリセットパルスをR端子に
出力し、クロックを分周したタイムクロックをφ端子に
出力している。このタイムクロックをカウントし、リセ
ットパルスにてリセットされるカウンタCOのカウントア
ップ出力はトランジスタQを介してINT端子(動作プロ
グラムを初期化するイニシャル信号(アクティブロー)
の入力端子)に印加されている。ここに、時分割多重伝
送が正常に行なわれている場合におけるリセットパルス
の周期は、カウンタCOがリセットされてからカウントア
ップ出力が得られるまでの時間よりも短く設定されてお
り、正常動作中はイニシャル信号が出力されることはな
い。一方、何等かの要因によりCPU1aが暴走した場合に
は、リセットパルスが出力されなくなるので、カウンタ
COがカウントアップした時点でINT端子にイニシャル信
号としてカウントアップ信号が印加され、CPU1aの動作
プログラムが初期化され、自動的に正常動作に復帰する
ことになる。
次に、光通信によるワイヤレスシステムについて説明す
る。第8図はこのワイヤレスシステム全体の概略構成図
を示すものであり、光ワイヤレス信号を発信するワイヤ
レス発信器19は、壁に掛ける壁引掛け型、机の上に置く
机上据置型がある。ワイヤレス発信器19からの光伝送コ
ードを受信するワイヤレス受信器24は天井60に複数設置
されている。ワイヤレス発信器19には夫々固有のアドレ
スが設定され、中央制御装置1から見れば監視用端末器
2と同等であり、また、例えば照明器具をオンオフ制御
する伝送コードが第10図(a)に示すような光ワイヤレ
ス信号として送信される。この光ワイヤレス信号の伝送
コードは、第11図に示すように、アドレスデータAD、制
御データCDからなっている。ここで、アドレスデータAD
の前にあるモードデータSIは、時分割多重伝送の遠隔制
御装置等の他のシステム動作を行なうか、あるいはワイ
ヤレスシステムにおける個別の動作を行なうかを選択す
るデータである。第13図はワイヤレス発信器19の具体回
路例を示すもので、アドレスを設定するアドレス設定部
35、伝送コードを作成する信号処理部36、伝送コードを
光ワイヤレス信号として送信する発光ダイオード等から
なる発光部37等から構成されている。
一方、光ワイヤレス信号を受信するワイヤレス受信器24
は、第9図に示すように、ワイヤレス発信器19からの光
ワイヤレス信号を受光するフォトダイオードよりなる光
センサ20aを具備した光受信部20と、この光受信部20か
らの出力信号の搬送波検出用の同調機能を有する同調回
路21と、同調回路21の出力を第10図(b)に示すような
ベースバンド信号に変換するベースバンド変換部22とで
構成されている。ここに、ワイヤレス受信器24からのベ
ースバンド信号は、専用の信号線23上に送出され、この
信号線23に接続されているワイヤレス中継端末器7及び
複数の個別受信器28へ伝送される。ワイヤレスインター
フェイス部を構成するワイヤレス中継端末器7はワイヤ
レス受信器24からのベースバンド信号を一括受信するも
ので、第12図に示すように、ベースバンド信号を受信す
る受信部25と、動作を上述のようにシステムか個別かを
選択する設定部27と、受信部25にてベースバンド信号を
2進のパラレル信号に変換したアドレスデータ、制御デ
ータが入力されるシステムインターフェイス26等から構
成されている。このシステムインターフェイス26は多重
伝送制御システムの信号線4と接続されており、中央制
御装置1側の手順に従って処理されるものである。ベー
スバンド信号をワイヤレス中継端末器7の受信部25で設
定された信号フォーマットのみを抽出し、設定部27にて
システム動作か個別動作かを判断し、受信したアドレス
データ、制御データを受信部25よりシステムインターフ
ェイス26へ出力する。
また、個別受信器28は、ワイヤレス受信器24からのベー
スバンド信号を受信する受信部と、夫々固有のアドレス
を設定するためのアドレス設定部と、制御データにより
負荷制御リレー等を駆動する負荷インターフェイス等か
ら構成されており、ベースバンド信号と各個別受信器の
設定アドレスと照合し、一致していると負荷インターフ
ェイスで負荷制御リレー等を駆動し、上記照明器具のよ
うな負荷L′を制御するものである。
しかして、ワイヤレス発信器19から発信された光ワイヤ
レス信号は、最寄りのワイヤレス受信器24で受信され、
同調回路21により決められた周波数の信号のみを検出
し、ベースバンド変換器22によりベースバンド信号に変
換され、ワイヤレス中継端末器7および個別受信器28へ
信号線23で伝送される。伝送コードのモードデータSIが
個別動作を選択していれば、ワイヤレス中継端末器7は
応答せず、個別受信器28が対象となる。ベースバンド信
号のアドレスを各個別受信器28において照合し、設定ア
ドレスと一致していれば、制御データに基づいて負荷を
制御する。ここで、ワイヤレス発信器19からの光ワイヤ
レス信号のモードデータSIがシステム動作を選択してい
れば、ワイヤレス中継端末器7が応答することになる。
すなわち、ベースバンド信号を2進のパラレル信号に変
換したアドレス,制御データをシステムインターフェイ
ス26に入力し、中央制御装置1側の所定の手順に従った
データ返送処理が行なわれることになる。
ここに、ワイヤレス受信器24の構成は、第14図乃至第19
図に示すようになっており、信号線23が配線され天井60
に取着される受信器ベース41と、3個のフォトダイオー
ドよりなる光センサ20aおよび信号処理回路(光受信部2
0、同調回路21、ベースバンド変換部22)を内蔵し、受
信器ベース41に嵌合取着される検知ヘッド42とで構成さ
れ、検知ヘッド42の上面に突設された逆L字型の一対の
引掛栓刃43を受信器ベース41の下面に形成された一対の
栓刃挿入孔44に挿入して検知ヘッド42を水平回動するこ
とにより、引掛栓刃43が受信器ベース41内の引掛接続端
子45に係合接続されるようになっている。ここに、実施
例にあっては、検知ヘッド42の上面中央にガイド突起46
を設けるとともに、受信器ベース41の下面中央にガイド
突起46が挿入される挿入孔47が設けられ、ガイド突起46
の回りに引掛栓刃43を突設するとともに、挿入孔47の回
りに引掛栓刃42が挿入される栓刃挿入孔44が設けられて
いる。検知ヘッド42に設けられている線状のマーカ48
は、受信器ベース41のマーカ49a,49bに対応させて検知
ヘッド42の受信器ベース41への取り付けを簡単に行える
ようにするものであり、マーカ48をマーカ49aに合致さ
せることにより栓刃挿入孔44に引掛栓刃43が対向し、マ
ーカ48をマーカ49aに合致させることにより引掛栓刃43
が引掛係合端子45に確実に係合接続されるようになって
いる。なお、実施例では、両栓刃挿入孔44の形状を異な
らせており、引掛栓刃43の一方の先端に3角部を設け
て、接続極性を持たせる場合に容易に対応できるように
している。また、実施例では栓刃挿入孔44とガイド挿入
孔47とが一体化されている。
また、信号処理回路の主回路が実装されたプリント基板
50には、中央に開口50aが設けられ、雑音に弱い回路、
すなわち、光センサ20aから出力される微弱信号を増幅
するプリアンプ部を有する光受信部20の回路を第2のプ
リント基板51に実装するとともに、光センサ20aの突出
孔52aが穿設されたシールドケース本体52およびリード
線挿通孔53aが穿設されたカバー53にて形成されるシー
ルドケース54に収納して中央開口50aに配置されるよう
になっている。なお、実施例では、孔センサ20aを第3
のプリント基板51′を介して第2のプリント基板51に実
装するようになっている。
第20図は他の実施例を示すもので、同調回路21を構成す
る同調コイル21aを寝かせてプリント基板50に実装する
ために、補助プリント基板54を設けたものであり、コイ
ル21aの高さ寸法に対して巾寸法が小さい場合におい
て、プリント基板50に部品を実装して形成される信号処
理部の厚さをコイル21aを立設した場合に比べて薄くす
ることができ、検知ヘッド42の薄型化が図れるようにな
っている。
第21図は、外部制御装置87との間でデータ伝送を行うよ
うにした本発明に係る外部インターフェース端末器8の
構成を示すもので、信号線4を介して伝送される時分割
多重伝送信号を送受信する伝送信号送受信部80と、電気
的に絶縁した状態で信号を伝達するフォトカプラよりな
る絶縁部81a,81bと、信号処理および判断を行う中央制
御部82と、遠隔監視制御システムの動作状態を記憶する
データ記憶部83と、中央制御部82の暴走時にCPUをリセ
ットするウォッチドッグタイマ84と、データ入出力部85
a,85bとで形成されており、データ入出力部85aを介して
ビットシリアルデータが入出力され、データ入出力部85
bを介してビットパラレルデータが入出力されるように
なっている。また、実施例にあっては、データ入出力部
85aを介して入出力されるビットシリアルデータ(実施
例ではRS232C規格)のボーレート、ストップビットなど
の伝送条件を変更自在にする条件設定手段と、データ入
出力部85a,85bを介して入力されるデータのパリティチ
ェックを行う伝送ミス防止手段が中央制御部82に設けら
れている。なお、伝送条件の設定は、ボーレート設定用
のスイッチSb1〜Sb8と、ストップビット設定用のスイッ
チSsと、パリテイ設定用のスイッチSp1,Sp2と、語長設
定用のスイッチSwとで行なわれ、ボーレートを8段階に
設定自在にするスイッチSb1〜Sb8のスイッチ状態はエン
コーダECを介して中央制御部82に取り込まれるようにな
っている。
以下、外部インターフェース端末器8の動作について説
明する。いま、外部制御装置87のコンピュータ本体9
と、外部インターフェース端末器8のデータ入出力部85
aあるいは85bとをインターフェース88を介して接続する
ことにより、外部制御装置87を外部インターフェース端
末器8との間でデータの授受が行なわれる。ここに、外
部インターフェース端末器8では、信号線4を介して伝
送される伝送信号Vsを伝送信号送受信部80にて受信して
おり、中央制御部82では、この伝送信号Vsにて送られる
データを常時モニタして負荷の動作状態や、パターン制
御状態などを判定して状態データをデータ記憶部83に記
憶させるようになっている。次に、外部制御装置87から
遠隔監視制御システムの動作状態がどのようになってい
るかを確認するための状態確認コマンドが送出される
と、外部インターフェース端末器8では、中央制御部82
にてコマンドを解読して、データ記憶部83に記憶されて
いる状態データを外部制御装置87に返送するようになっ
ている。一方、外部制御装置87から遠隔監視制御システ
ムの状態を制御したいという状態制御コマンドが送出さ
れると、外部インターフェース端末器8の中央制御装置
82では、このコマンドを解読して遠隔監視制御システム
の監視用端末器2と同様の動作を行い、個別操作用スイ
ッチやパターン制御用スイッチが押された場合と同様の
監視データを返送する返送信号を伝送信号送受信部80か
ら信号線4に送出させる。すなわち、外部インターフェ
ース端末器8は、制御コマンドによって固有アドレスが
設定されるとともに、スイッチ状態の監視データが設定
され、監視用端末器2のような動作を行うようになって
いるので、外部制御装置87側で行った疑似的なスイッチ
操作に対して、遠隔監視制御システム内の被監視スイッ
チが押された場合と同様の負荷制御動作が行なわれるこ
とになる。したがって、外部インターフェース端末器8
により、遠隔監視制御システムを外部制御装置87と連動
して動作させたり、外部制御装置87を上位制御システム
として複数システムを制御するローカル制御動作、タイ
マー動作、パターン動作などが容易に行えることにな
り、制御動作を任意にグレードアップすることができ
る。また、外部インターフェース端末器8の入出力デー
タは、ビットシリアルデータおよびビットパラレルデー
タのいずれでも良いので、外部制御装置87とのデータ授
受を変換インターフェースを用いることなく容易に行う
ことができる。
また、実施例では、ビットシリアルデータ(RS232C規
格、伝送コードASCII)を入出力する場合のボーレート
(75ボー、150ボー、300ボー、600ボー、1200ボー、240
0ボー、4800ボー、9600ボー)、ストップビット(1ビ
ット、2ビット)、パリテイ(無、偶、奇)、語長(8
ビット、7ビット)などの伝送条件をスイッチSb1〜S
b8、Ss、Sp1,Sp2、Swにて変更自在にする条件設定手段
が設けられているので、スイッチSb1〜Sb8、Ss、Sp1,Sp
2、Swによる条件設定によって種々のビットシリアルデ
ータの入出力に対応することができるようになってお
り、ボーレート設定用のスイッイSb1〜Sb8を総てオフに
することにより、スイッチSb1〜Sb8を流用して中央制御
部82のデータ処理をビットパラレルデータのデータ処理
に切り換えるようになっている。つまり中央制御部82で
は上述したようにスイッチSb1〜Sb8のスイッチ状態をエ
ンコーダECを介して取り込み、これらのスイッチ状態、
つまり8ビットのデータによりビットシリアルデータを
入出力する場合に必要なボーレート(実施例では8種
類)を設定するとともに、オールオフ状態の組み合わせ
がある場合には、ビットシリアルデータの入出力を行な
うのはなく、ビットパラレルデータの入出力を行なうこ
とが設定さていると判断するのである。このビットパラ
レルデータの入出力を行なう場合には当然ボーレートの
設定が不要であるから、この状態ではスイッチSb1〜Sb8
のボーレート設定の役割は機能しない状態にある。換言
すればスイッチSb1〜Sb8はボーレート設定と、シリアル
−パラレルの切換えスイッチを兼用していることにな
る。さらにまた、実施例では、パリテイチェックによっ
て入力されるデータの伝送ミスを防止する伝送ミス防止
手段が設けられているので、データの伝送ミスによるシ
ステムの誤動作が発生しないようになっている。一方、
ビットパラレルデータをデータ入出力部85bを介して入
出力する場合には、多量のデータを高速で入出力できる
とともに簡単なデータ処理回路を有する装置にてデータ
の入出力を行えることになる。
第22図は、外部制御装置87と、外部インターフェース端
末器8のデータ入出力部85bとの間でハンドシェークに
よってビットパラレルデータを入出力する場合のタイム
チャートを示すもので、例えば、外部制御装置87からデ
ータを送信する場合には、外部制御装置87の送信データ
が確定した時点で外部制御装置87からストローブ信号を
“L"にする。このストローブ信号が“L"になることによ
って、データ入出力部85bは外部制御装置87からの送信
データを受信し、データ受信が終了した時点でACK信号
を“L"にすることによってストローブ信号を“H"にして
待機状態になる。なお、データ入出力部85bから外部制
御装置87へのデータ伝送も同様のハンドシェークによっ
て伝送される。
第23図は、パターン制御データを入力するデータ入力部
95を具備し入力されたパターン制御データを中央制御装
置1に返送するパターン設定端末器9のブロック回路図
を示すもので、信号線4を介して伝送される時分割多重
伝送信号を送受信する伝送信号送受信部90と、電気的に
絶縁した状態で信号を伝達するフォトカプラよりなる絶
縁部91a,91bと、信号処理を行う中央制御部22と、入力
されたデータあるいは中央制御装置1から送られた確認
用パターン制御データを記憶するデータ記憶部93と、デ
ータの入出力を制御するI/O部94a〜94cとで形成されて
おり、I/O部94aを介してデータ入力部95のスイッチ部97
にて設定されたデータが取り込まれるとともに、設定さ
れたデータが表示制御部98に送られるようになってい
る。また、データ記憶部93に記憶されているデータはI/
O部94bを介して適宜出力できるようになっており、実施
例では出力データをプリンタよりなるデータ出力部95に
てプリントアウトできるようにしている。なお、パター
ン設定用端末器9の伝送信号送受信部90以外の各回路に
は端末器電源96から給電されている。
第24図はデータ入力部95のスイッチパネル部の正面図を
示すもので、複数ブロックに分割された制御用端末器3
の各負荷を選択する負荷選択スイッチSWa,SWa′、SWb,S
Wb′、SW1a〜SW1d……SW16a〜SW16dと、選択ブロックを
切換えるブロック切換スイッチSW20と、選択されたデー
タを記憶させるデータセットスイッチSW21と、記憶され
たデータを中央制御装置1に返送させるデータ返送スイ
ッチSW22と、中央制御装置1からパターン設定端末器9
へパターン制御データを転送させるデータ転送スイッチ
SW23とで形成されている。図中、番号設定スイッチSWc,
SWc′は、パターン番号あるいはグループ番号をアッ
プ、ダウンによって入力する押釦スイッチであり、モー
ド切換スイッチSW24は、初期設定モード、確認,変更モ
ード、通常モードを切換えるスライドスイッチである。
クリアスイッチSW25は入力したデータ(表示部DP1〜Dp
16に表示されている負荷番号(図示例ではチャンネルN
o))をクリアする押釦スイッチ、スイッチSW26,SW27,S
W28はパターン制御データの種別を設定するトータルパ
ターンスイッチ、フロアパターンスイッチ、グループス
イッチである。また、オールオンスイッチSW30、オール
オフスイッチSW31、オールエリア外スイッチSW32は、ト
ータルパターン設定時における特定のデータ入力をワン
タッチで行えるようにする押釦スイッチである。また、
表示部DP1〜DP16にはそれぞれ4個のブロックに分割さ
れた制御用端末器3の負荷番号(チャンネルNo)0〜15
ch,16〜3ch,32〜47ch,48〜63chが表示されるようになっ
ている。
以下、パターン設定端末器9の動作について説明する。
いま、データ入力部95からパターン制御データを設定す
る場合には、モード切換スイッチSW24を初期設定モード
に設定して、スイッチSW26〜SW28にてパターン制御の種
別を入力する。次に、番号設定スイッチSWc,SWc′によ
ってパターンスイッチに対応するパターン番号を設定す
るとともに、ブロック切換スイッチSW20によってブロッ
クを選択し、スイッチSWa,SWa′、SWb,SWb′によって制
御用端末器3の端末器番号(チャンネル番号)を設定す
るとともに、スイッチSW1a〜SW1d…SW16a〜SW16dによっ
て各制御用端末器3のオンさせる負荷回路番号を設定
し、セットスイッチSW21を押すことによってパターン制
御データをデータ記憶部23に記憶させる。上述の設定動
作を繰り返して行うことによってパターン制御データが
入力される。ところで、上述のようにしてオンすべき負
荷を選択する場合において、ブロック切換スイッチSW20
によって選択されたブロックの制御用端末器3の番号が
表示部GP1〜GP16に表示される。すなわち、ブロック切
換スイッチSW20を操作して第1のブロックが選択されて
いる場合には、端末器番号0〜15に対応する発光ダイオ
ードが点灯して端末器番号0〜15の負荷回路(4回路)
がスイッチSW1a〜SW1d……SW16a〜SW16dによって選択可
能なことを表示するようになっており、ブロック選択ス
イッチSW20を押して第2ブロックに切換えると、端末器
番号16〜31に対応する発光ダイオードが点灯して制御用
端末器の負荷回路が選択されたことを表示するととも
に、スイッチSW1a〜SW1d……SW16a〜SW16dによって選択
可能なことを表示するようになっている。なお、ブロッ
ク切換スイッチSW20を押して第3、第4ブロックに切り
換えた場合についても同様である。
以上のようにして設定されたパターン制御データは、デ
ータ転送スイッチSW22を押すことによって伝送信号送受
信部90、信号線4を介して中央制御装置1に返送され、
中央制御装置1内のパターン制御データ記憶用のメモリ
に記憶される。
一方、設定されているパターン制御データを確したり変
更する場合には、まず、データ転送スイッチSW23を押す
ことによって、中央制御装置1内のメモリに記憶されて
いるパターン制御データを伝送させる伝送要求信号をパ
ターン設定端末器7から送出し、中央制御装置1から伝
送されたデータを伝送信号送受信部90にて受信し、伝送
されたパターン制御データをデータ記憶部93に記憶させ
る。次に、このデータ記憶部93に記憶されたデータをプ
リンタに打ち出すことによりパターン制御データの確認
を行うことができる。また、初期設定の場合と同様のス
イッチ部97の操作によってパターン制御データを変更す
ることもでき、変更されたパターン制御データをデータ
転送スイッチSW22を押すことによって中央制御装置1に
返送すれば、中央制御装置1内のメモリに記憶されてい
るパターン制御データが書き替えられ、以後、変更され
たパターン制御データに基いて負荷が一括パターン制御
される。なお、初期設定あるいは変更によってデータ記
憶部93に記憶されているパターン制御データをプリント
アウトさせるスイッチを設けても良いことは言うまでも
ない。
以上のように、実施例にあっては、パターン設定端末器
9のデータ設定部95のスイッチ操作によってパターン制
御データの設定、変更が容易に行えるようになってお
り、パターン制御データを中央制御装置1内のメモリに
記憶させているので、パターン制御スイッチによって複
数の負荷を一括してプッシュオンあるいはプッシュオフ
することができ、一括オン、一括オフする複数の負荷を
それぞれスイッチにて設定する必要があった従来例に比
べて設定操作が簡単になる上、データ設定手段の設定ス
イッチを大幅に少なくすることができるようになってい
る。
ところで、上述のようにパターン制御データを中央制御
装置1内のメモリに記憶させておき、複数のパターン制
御をプッシュオン、プッシュオフスイッチにて行うよう
にした場合において、複数種のパターン制御に共通する
負荷が存在する場合において、その共通する負荷がオン
さない誤制御が行なわれる場合があるという問題があっ
た。例えば、第24図に示すように、体育館の照明L11〜L
35を2種の照明パターンP1,P2によってパターン制御す
る場合において、照明パターンP1,P2に共通な部分の照
明L13,L23,L33は、両照明パターンによる制御時に共に
点灯する必要があるが、両照明パターンP1,P2で照明を
行っている全照明状態から、一方の照明パターンP1(あ
るいはP2)による部分照明に移行する場合において、共
通部分の照明が消灯されてしまうという問題がある。す
なわち、他方の照明パターンP2(あるいはP1)のパター
ン制御スイッチをオフ操作した場合において、一方の照
明パターンP2(あるいはP1)において点灯されるべき共
通部分の照明L13,L23,L33が消灯されてしまい所望の部
分照明が行なわれないという問題がある。実施例では、
このような不都合を解決するために、一方の照明パター
ンP1,P2のオフ操作が行なわれたときに、他方の照明パ
ターンP2,P1による照明が行なわれているかどうをチェ
ックし、照明が行なわれている場合には、共通部分の照
明L13,L23,L33を消灯しないようにする誤制御防止手段
を中央制御装置1に設けている。
第26図は上記誤制御防止動作を示すフローチャートであ
り、いま、パターン制御スイッチの操作が検出された場
合には、その操作がオン操作か、オフ操作かを判定し、
オン操作の場合には通常のオン操作ルーチンに入り、オ
フ操作の場合には以下の誤動作を防止して照明をオフす
るオフ操作ルーチンに入る。すなわち、オフ操作ルーチ
ンでは、まず、オフ操作されたパターン制御スイッチの
アドレス(監視端末器2のアドレス)を判定して、アド
レスに基いてパターン制御データが記憶されているメモ
リから所定のデータを読み出す。次に、共通部分の照明
L13,L23,L33の制御を正常に行うために他のパターン制
御スイッチのオン操作が行なわれているかどうかを判定
し、他の照明パターンによる制御が行なわれていない場
合には、メモリから読み出されたパターン制御データに
より照明を一括オフ制御する。一方、他の照明パターン
による制御が行なわれている場合には、両照明パターン
のパターン制御データの論理積(AND)をとって得られ
る共通部分の照明L13,L23,L33を消灯しないような操作
を行う。したがって、一方の照明パターンのオフ操作が
行なわれたときに、他の照明パターンによって点灯して
いる共通部分の照明L13,L23,L33が消灯されてしまうと
いう誤操作が防止されることになる。
第27図乃至第28図は他のデータ設定手段を示すもので、
監視用端末器2にて監視される個別制御用スイッチS1
S4が集中配置(各階の照明制御用スイッチを列設)され
たスイッチパネル部に、データ設定機能付きのパターン
制御スイッチの監視用端末器2′を並設して、パターン
設定端末器9′を構成したものであり、監視用端末器
2′には、通常/設定切換スイッチSW30および初期/変
更切換スイッチSW31が設けられている。なお、図示例で
は、各監視用端末器2′にて3個のパターン制御スイッ
チを監視するものを示しているが、1個あるいは2個の
パターン制御スイッチの状態を監視するものであっても
良い。
いま、通常/設定切換スイッチSW30を押して設定モード
にすると、個別制御用スイッチS1〜S4を用いてパターン
制御データの設定が行えるようになっている。ここに、
初期設定を行う場合には、初期/変更切換スイッチSW31
を初期設定モード側に切り換えておくことにより、予め
設定してあったパターン制御データは総てクリアされ、
初期設定のデータ入力が容易に行えるようになってい
る。また、変更モードに設定された場合には、予め設定
されているパターン制御データが、監視用端末器2の動
作表示部に表示されるようになっているため、データの
変更が容易に行えるようになっている。したがって、レ
イアウトの変更に伴うパターン制御データの初期設定あ
るいは変更が容易に行えるようになっている。
[発明の効果] 本発明は上述のように、中央制御装置と、固有アドレス
を有する多数の端末器とを一対の信号線にて接続し、各
端末器をアクセスするアドレスデータ、負荷を制御する
制御データおよび端末器からの監視データの返送期間を
設定する返送待機信号を伝送する伝送信号を中央制御装
置より送出し、中央制御装置と各端末器との間で監視デ
ータおよび制御データを時分割多重伝送するようにして
成る遠隔監視制御システムにおいて、ビットシリアルデ
ータの入出力を行う第1のデータ入出力部と、ビットパ
ラレルデータの入出力を行う第2のデータ入出力部とを
有しコンピュータ本体および入出力用インターフェース
よりなる外部制御装置との間でビットシリアルデータあ
るいはビットパラレルデータを入出力可能とし、中央制
御装置との間で信号線を介してデータを時分割多重伝送
可能とする外部インターフェース端末器を設けたもので
あり、コンピュータ本体および入出力用インターフェー
スよりなる外部制御装置との間でビットシリアルデータ
あるいはビットパラレルデータを入出力可能で、しか
も、中央制御装置との間で信号線を介してデータを時分
割多重伝送可能とする外部インターフェース端末器を設
けているので、パソコンや防災システムの中央監視装置
などの外部制御装置を任意に接続することができ、専用
の操作スイッチの監視用端末器あるいは動作表示用端末
器がなくても容易に負荷制御および動作表示などを行う
ことができ、しかも、大規模システムの構築が容易に行
えるという効果がある。つまり本発明は、外部制御装置
のデータ入出力がビットシリアルあるいはビットパラレ
ルのいずれであっても中央制御装置との間でデータ伝送
が行えるようにし、外部制御装置を中央制御装置から見
て監視用端末器とみなせるようにしているので、システ
ム構成のフレキシブル化を図ることができるという効果
がある。
また外部インターフェース端末器には、複数のスイッチ
の投入状態の組み合わせで入出力するデータがビットシ
リアルデータかビットパラレルデータかを設定し且つビ
ットパラレルデータの設定状態以外のスイッチの投入状
態の組み合わせでビットシリアルデータのボーレートを
同時に設定する条件設定手段を設けてあるので、入出力
するデータをビットシリアルデータに設定する場合同時
にビットパラレルデータのボーレートを設定することが
できて、入出力するデータの設定とビットパラレルデー
タのボーレート設定を別々に行う必要がなく、また設定
手段を別に設ける必要もないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の概略構成図、第2図は同上の
動作説明図、第3図および第4図は同上の要部ブロック
回路図、第5図(a)は同上の要部正面図、第5図
(b)は同上の要部側面図、第5図(c)は同上の要部
背面図、第6図は同上の動作説明図、第7図は同上の要
部回路図、第8図は同上の要部概略構成図、第9図は同
上の要部ブロック回路図、第10図および第11図は同上の
動作説明図、第12図および第13図は同上の要部ブロック
回路図、第14図は同上の要部正面図、第15図は同上の要
部分解斜視図、第16図は同上の一部切欠した要部正面
図、第17図は同上の要部分解斜視図、第18図は同上の一
部切欠した側面図、第19図は同上の要部分解斜視図、第
20図は同上の他の実施例を示す分解斜視図、第21図は同
上の要部ブロック回路図、第22図は同上の動作説明図、
第23図は同上の要部ブロック回路図、第24図は同上の要
部正面図、第25図および第26図は同上の動作説明図、第
27図は他の実施例の要部概略構成図、第28(a)は同上
の要部正面図、第28図(b)は同上の要部側面図、第28
図(c)は同上の要部背面図、第29図は従来例の概略構
成図である。 1は中央制御装置、2,3は端末器、4は信号線、8は外
部インターフェース端末器である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−159090(JP,A) 特開 昭58−66404(JP,A) 特開 昭60−154741(JP,A) 特開 昭62−50905(JP,A) 特開 昭61−273049(JP,A) 特開 昭62−236027(JP,A) 特開 昭61−270998(JP,A) 特開 昭62−147833(JP,A) 実開 昭60−145752(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央制御装置と、固有アドレスを有する多
    数の制御用端末器、監視用端末器とを一対の信号線にて
    接続し、各端末器をアクセスするアドレスデータ、負荷
    を制御する制御データ及び端末器からの返信データの返
    送期間を設定する返送待機信号を伝送する伝送信号を中
    央制御装置より送出し、中央制御装置と各端末器との間
    で返送データ及び制御データを時分割多重伝送するよう
    にした遠隔監視制御システムにおいて、コンピュータ本
    体および入出力用インターフェースよりなる外部制御装
    置との間でビットシリアルデータの入出力を行う第1の
    データ入出力部と、前記外部制御装置との間でビットパ
    ラレルデータの入出力を行う第2のデータ入出力部と、
    信号線上を伝送される伝送信号を受信するとともに中央
    制御装置へ返送信号を送信する伝送信号送受信部と、伝
    送信号送受信部で受信される伝送信号のデータをモニタ
    して他の端末器による制御状態を判定してその状態デー
    タをデータ記憶部に記憶させる手段と、接続される外部
    制御装置からビットパラレル又はビットシリアルのデー
    タでコマンドが送られくると、コマンドが状態確認であ
    れば状態データをデータ記憶部より読み出してビットパ
    ラレル又はビットシリアルのデータとして外部制御装置
    へ送り出し、コマンドが状態制御であれば、対応関係の
    ある制御用端末器により制御される負荷を操作するため
    の監視データを作成して返信データとして中央制御装置
    へ伝送信号送受信部を通じて返送期間に返送させる手段
    とを備えた外部インターフェース端末器を設け、この外
    部インターフェース端末器には、複数のスイッチの投入
    状態の組み合わせで入出力するデータがビットシリアル
    データかビットパラレルデータかを設定し且つビットパ
    ラレルデータの設定状態以外のスイッチの投入状態の組
    み合わせでビットシリアルデータのボーレートを同時に
    設定する条件設定手段を設けて成ることを特徴とする遠
    隔監視制御システム。
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