JP2742423B2 - パターン設定用端末器 - Google Patents

パターン設定用端末器

Info

Publication number
JP2742423B2
JP2742423B2 JP63185831A JP18583188A JP2742423B2 JP 2742423 B2 JP2742423 B2 JP 2742423B2 JP 63185831 A JP63185831 A JP 63185831A JP 18583188 A JP18583188 A JP 18583188A JP 2742423 B2 JP2742423 B2 JP 2742423B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
control
pattern
terminal
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63185831A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0235897A (ja
Inventor
進 中埜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP63185831A priority Critical patent/JP2742423B2/ja
Publication of JPH0235897A publication Critical patent/JPH0235897A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2742423B2 publication Critical patent/JP2742423B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、中央制御装置と端末器とを一対の信号線で
接続し、制御データ、監視データなどを時分割多重伝送
して負荷を遠隔制御する遠隔監視制御システムのパター
ン設定用端末器に関するものである。
〔従来の技術〕 従来、中央制御装置から端末器をアクセスしてデータ
を時分割多重伝送するようにした遠隔監視制御装置は、
第8図に示すように、中央制御装置1と、固有アドレス
が設定された複数の監視用端末器2、制御用端末器3、
中継端末器7、外部インターフェース端末器8およびパ
ターン設定用端末器9とが一対の信号線4にて接続され
ており、中央制御信号1から各端末器をアクセスしてス
イッチS1〜S4の監視データおよび負荷L1〜L4の制御デー
タを時分割多重伝送するようになっている。ここに、中
央制御装置1から信号線4に送出される伝送信号Vsは、
第9図(a)に示すように、信号送出開始を示すスター
トパルス信号ST、信号モードを示すモードデータ信号M
D、端末器2,3,7〜9を呼び出す8ビットのアドレスデー
タを伝送するアドレスデータ信号AD、負荷L1〜L4を制御
する制御データを伝送する制御データ信号CD、チェック
サムデータ信号CSおよび端末器2,3,7〜9からの返送期
間を設定する返送待機信号WTよりなる複極(±24V)の
時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデータが
伝送されるようになっている。各端末器2,3,7〜9で
は、信号線4を介して受信された伝送信号Vsのアドレス
データと自己の固有アドレスデータとが一致したときそ
の伝送信号Vsの制御データを取り込むとともに、伝送信
号Vsの返送待機信号WTに同期して監視データ信号を電流
モード信号(信号線4間を適当な低インピーダンスを介
して短絡して送出される信号)として返送するようにな
っている。また、中央制御装置1には、モードデータ信
号をダミーモードとしたダミー伝送信号を常時送出する
ダミー信号送信手段と、いずれかの監視用端末器2ある
いは中継端末器7、外部インターフェース端末器8、パ
ターン設定用端末器9から返送された第9図(b)に示
すような割り込み信号Viが受信されたとき、割り込み発
生端末器2,7〜9を検出して該端末器2,7〜9をアクセス
して監視データを返送させる割り込み処理手段とが設け
られている。また、中央制御装置1では、上述のように
して監視用端末器2あるいは中継端末器7、外部インタ
ーフェース端末器8、パターン設定用端末器9から中央
制御装置1に返送された監視データに基いて対応する負
荷L1〜L4を制御する制御用端末器3に伝送する制御デー
タを作成するとともに、その制御データを信号線4を介
して当該制御用端末器3に時分割多重伝送して負荷L1
L4を制御するようになっている。
第10図は制御用端末器3の回路構成を示すもので、制
御用端末器3は、信号線4を介して伝送される伝送信号
Vsから回路電源を形成する電源回路10と、伝送信号Vsを
受信して信号処理を行うとともに返送信号VBを形成して
送信する信号処理回路11と、固有アドレスを設定するア
ドレス設定部12と、1個の負荷を制御する場合におい
て、4回路の制御回路(4ビットの制御データビットに
対応)のうちからどの回路にて負荷を制御するかを設定
する回路番号設定部13と、負荷制御用のリレー回路15を
ドライブするドライブ回路14と、動作状態を監視する監
視回路16とで形成されており、信号処理回路11では、伝
送信号Vsのアドレスデータと固有アドレスデータとの一
致を検出し、アドレス一致検出時に制御データを取り込
んで回路番号設定部13にて選択されたビットに基いて制
御出力を形成して出力リレー15を駆動するとともに、監
視回路16を介して入力される負荷監視入力に基いて返送
用監視データを形成して電流モードの返送信号VBにより
中央制御装置1に返送するようになっている。なお、制
御用端末器3に回路番号設定部13を設けずに、制御デー
タの各ビットによりそれぞれ負荷を制御するようにリレ
ー回路15を形成し、4回路の制御回路を形成しても良
い。
第11図は、監視用端末器2を示すもので、回路構成は
上記制御用端末器3の回路構成と略同一であり、監視回
路16にて個別制御スイッチあるいはパターン制御スイッ
チのようなスイッチS1の状態を監視し、このスイッチ監
視入力に基いて監視データを信号処理回路11にて形成
し、前述した割り込み処理によって中央制御装置1に返
送するようになっており、動作表示回路15′のオン表示
用、オフ表示用発光ダイオードLD1,LD2を中央制御装置
1から伝送された制御データ(負荷の動作状態を示す)
に基いて点滅させるようにしている。また、アドレス設
定部12のディップスイッチによる固有アドレスの設定
は、8ビットのアドレスデータの内の下位6ビットをユ
ーザ側で適宜設定可能とし、上位2ビットをメーカ側で
設定する端末器種別(監視用、制御用)設定用としてお
り、監視用、制御用端末器2,3の固有アドレスのユーザ
設定部を同一値に設定するだけで両端末器2,3を容易に
対応させることができ、同一値に設定された監視用端末
器2から返送されたスイッチS1の監視データに基いて制
御用端末器3に接続されている負荷L1が制御できるよう
になっている。なお、監視用端末器2にて複数のスイッ
チS1,S2……のスイッチ状態を監視するようにした場合
には、回路番号設定部13は不要であり、監視回路16に複
数のスイッチS1,S2……のスイッチ状態を入力すれば良
い。
中継端末器7は、ワイヤレス発信器30、ワイヤレス受
信器31およびワイヤレス用信号線32よりなる赤外線式ワ
イヤレスデータ伝送システムのデータ中継を行う端末器
であり、固有アドレスが設定されたワイヤレス発信器30
から発信される光信号よりなるワイヤレス信号をワイヤ
レス受信器31にて受信し、受信されたデータをワイヤレ
ス用信号線32を介して受信するとともに、このデータを
中央制御装置1に転送するようになっている。また、外
部インターフェース端末器8は、外部制御装置8aとの間
でデータ伝送を行う端末器であり、パターン設定端末器
9は、多数のスイッチにて形成されるデータ入力部9aか
ら入力されるパターン制御データを中央制御装置1に転
送する端末器である。なお、分電盤6あるいはリレー制
御盤6a内に配設される監視用端末器2、制御用端末器3
および、リモコンリレー5は分電盤協約寸法となってい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述の従来例では、パターン設定用端
末器9が固設されていたので、現場の状況によっては負
荷の配設状態(制御用端末器3の配置)の関係でパター
ン制御データの設定がやり難い場合があった。
また、パターン設定用端末器9のデータ入力用手段は
多数のスイッチを用いて形成されるが、通常の監視制御
動作時においては有効に利用されていないという問題も
あった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、信号線に接続自在で任意の位置に
できるパターン設定用端末器を提供することにあり、さ
らに、請求項4の発明の目的は、上記目的に加えて、パ
ターン設定用のデータ入力用手段を通常の監視制御動作
時に有効利用して複数種の制御を行わせることによりシ
ステム構成を簡略化できるパターン設定端末器を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、中
央制御装置と固有アドレスを有する多数の端末器とを一
対の信号線を介して接続し、中央制御装置から各端末器
をアクセスして監視データおよび制御データを時分割多
重伝送するようにした遠隔監視制御システムに用いら
れ、負荷一括制御用のパターン制御データを入力するデ
ータ入力用手段と、信号線の要所に設けられた被接続部
に接続自在に接続されるコネクタ付きケーブルとを備
え、コネクタ付きケーブルにより前記信号線を介して中
央制御装置にパターン制御データを設定することを特徴
とする。
また請求項2の発明では、コネクタ付きケーブルによ
り信号線を介して中央制御装置との間でデータを授受す
ることを特徴とする。
さらにまた請求項3の発明では、外部よりワイヤレス
信号にて送信された設定データを信号線を介して中央制
御装置に中継するワイヤレス中継端末器に、ワイヤレス
信号にて設定データを送信するワイヤレス送信部を設け
たことを特徴とする。
さらにまた請求項4の発明では、データ入力用手段を
通常監視制御動作時に複数種の操作スイッチとして流用
できるようにするモード切り替え手段を設けたことを特
徴とする。
〔作用〕
上述のように、請求項1の発明では、中央制御装置と
固有アドレスを有する多数の端末器とを一対の信号線を
介して接続し、中央制御装置から各端末器をアクセスし
て監視データおよび制御データを時分割多重伝送するよ
うにした遠隔監視制御システムに用いられ、負荷一括制
御用のパターン制御データを入力するデータ入力用手段
と、信号線の要所に設けられた被接続部に接続自在に接
続されるコネクタ付きケーブルとを備え、コネクタ付き
ケーブルにより前記信号線を介して中央制御装置にパタ
ーン制御データを設定しており、パターン設定用端末器
を信号線に対して接続自在にしているので、パターン設
定用端末器を任意の場所に移動させて、パターン設定を
行うことができる。
また請求項2の発明では、コネクタ付きケーブルによ
り信号線を介して中央制御装置との間でデータを授受し
ているので、パターン設定器を任意の場所に移動させ
て、中央制御装置との間でデータを授受することができ
る。
さらにまた請求項3の発明では、外部よりワイヤレス
信号にて送信された設定データを信号線を介して中央制
御装置に中継するワイヤレス中継端末器に、ワイヤレス
信号にて設定データを送信するワイヤレス送信部を設け
ているので、ワイヤレス信号にて送信可能な位置であれ
ばどこでも、パターン設定器を移動させてパターン設定
を行うことができる。
さらにまた請求項4の発明では、データ入力用手段を
通常監視制御動作時に複数種の操作スイッチとして利用
できるようにするモード切り替え手段を設けているの
で、パターン設定用のデータ入力用手段を通常の監視制
御動作時に有効利用して複数種の制御を行わせることに
よりシステム構成を簡略化することができる。
〔実施例〕
第2図および第5図は、本発明一実施例を示すもので
あり、データ入力用手段たるデータ入力部9aを介して入
力されたパターン制御データを中央制御装置1に返送す
るパターン設定用端末器9は、信号線4を介して伝送さ
れる時分割多重伝送信号を送受信する伝送信号送受信部
20と、電気的に絶縁した状態で信号を伝達するフォトカ
プラよりなる絶縁部21a,21bと、信号処理を行う中央制
御部22と、入力されたデータあるいは中央制御装置1か
ら送られた確認用パターン制御データを記憶する不揮発
メモリよりなるデータ記憶部23と、データの入出力を制
御するI/O部24a〜24cとで形成されており、I/O部24aを
介してデータ入力部9aのスイッチ部27にて設定されたデ
ータが取り込まれるとともに、設定されたデータが表示
制御部28に送られるようになっている。また、データ記
憶部23に記憶されているデータはI/O部24bを介して適宜
出力できるようになっており、実施例では、プリンタよ
りなるデータ出力部26にてプリントアウトできるように
している。さらにまた、パターン設定用端末器9の伝送
信号送受信部20以外の各回路には、商用電源を降圧整流
して安定化して形成される端末回路電源(図示せず)か
ら給電されており、遠隔監視制御システムと独立してパ
ターン制御データの設定動作が行えるようしている。
第2図は、パターン設定用端末器9の端末器ケースの
前面に形成された操作表示部の正面図を示すもので、複
数ブロックに分割されたパターン制御対象の制御用端末
器3をアップ、ダウンによって選択するチャンネル選択
スイッチSWa,SWa′、SWb,SWb′と、各制御用端末器3の
負荷回路を選択する個別選択スイッチSW1a〜SW1d……SW
16a〜SW16dと、データを設定するブロックを切換えるブ
ロック切換スイッチSW20と、設定されたデータをデータ
記憶部23に記憶させるデータセットスイッチSW19と、設
定されたパターン制御データを適宜プリントアウトさせ
るプリントアウトスイッチSW21と、記憶されたパターン
制御データを中央制御装置1に返送させるデータ返送ス
イッチSW22と、中央制御装置1からパターン設定用端末
器9へパターン制御データを転送させるデータ転送スイ
ッチSW23とで形成されている。図中、番号設定スイッチ
SWc,SWc′は、パターン番号あるいはグループ番号をア
ップ、ダウンによって入力する押釦スイッチであり、モ
ード切り替え手段たるモード切換スイッチSW24は、初期
設定モード、確認,変更モード、通常モード、プリント
モードを切換えるスライドスイッチである。また、クリ
アスイッチSW25は入力したデータ(液晶表示素子にて形
成される表示部DPa、DPbに表示されているチャンネルN
o、パターン、グループNo)や、接続ミス、操作ミスに
対して表示されるエラーメッセージをクリアする押釦ス
イッチ、スイッチSW26,SW27,SW28はパターン制御データ
の種別を設定するトータルパターンスイッチ、フロアパ
ターンスイッチ、グループスイッチである。また、オー
ルオンスイッチSW30、オールオフスイッチSW31、オール
エリア外スイッチSW32は、トータルパターン設定時にお
ける設定のデータ入力をワンタッチで行えるようにする
ための押釦スイッチであり、全負荷回路に対する同一デ
ータの設定を容易に行えるようになっている。また、表
示部DP1〜DP16には、パターン制御対象となる制御用端
末器3(実施例では64個)を4ブロックに分割した場合
における各制御用端末器3のチャンネルNo(実施例で
は、0〜15ch,16〜31ch,32〜47ch,48〜63ch)が、ブロ
ック切換に応じて切換表示されるようになっている。な
お、データ入力部9aの左側に設けられている機能設定部
25aには、誤操作防止用の扉(図示せず)が覆着されて
いる。
以下、パターン設定用端末器9の動作について説明す
る。いま、データ入力部9aからパターン制御データを設
定する場合には、モード切換スイッチSW24を初期設定モ
ードに設定して、スイッチSW26〜SW28にてパターン制御
の種別を入力する。次に、番号設定スイッチSWc,SWc′
によってパターンスイッチに対応するパターン番号を設
定するとともに、ブロック切換スイッチSW20によってデ
ータ設定するブロックを選択し、チャンネル選択スイッ
チSWa,SWa′,SWb,SWb′によって制御用端末器3のチャ
ンネル番号(端末器番号)を設定するとともに、個別選
択スイッチSW1a〜SW1d……SW16a〜SW16dによってオンさ
せる負荷回路番号を設定し、セットスイッチSW19を押す
ことによってパターン制御データをデータ記憶部23に記
憶させる。このとき各負荷回路のオン、オフ状態は、個
別選択スイッチSW1a〜SW1d……SW16a〜SW16dの下方にそ
れぞれ配置されている発光ダイオードLEDの点滅によっ
て表示されるようになっている。上述の設定動作を繰り
返して行うことによってパターン制御データが入力され
る。ところで、上述のようにしてオンすべき負荷回路を
選択する場合において、ブロック切換スイッチSW20によ
って選択されたブロックの制御用端末器3の番号が、第
3図に示すように表示部DP1〜DP16に表示される。すな
わち、ブロック切換スイッチSW20を操作して第1のブロ
ックが選択されている場合には、第3図(a)に示すよ
うに、端末器番号0〜15に対応する制御端末器3の負荷
回路(各制御端末器毎に4回路)がスイッチSW1a〜SW1d
……SW16a〜SW16dによって選択可能なことを表示(例え
ば、発光ダイオードによるバック照明)するようになっ
ている。次に、ブロック選択スイッチSW20を再び押して
第2ブロックに切換えると、第3図(b)に示すように
端末器番号16〜31に対応する制御用端末器3の負荷回路
が選択されたことを表示するとともに、スイッチSW1a
SW1d……SW116a SW16dによって選択可能なことを表示
するようになっている。なお、ブロック切換スイッチSW
20を押して第3、第4ブロックに切り換えた場合につい
ても同様であり、第3図(c)(d)は、そのときの表
示部DP1〜DP16による表示状態を示している。
以上のようにして設定されたパターン制御データは、
パターン設定用端末器9内に設けられている不揮発メモ
リよりなるデータ記憶部23に一旦記憶され、データ転送
スイッチSW22を押すことによって伝送信号送受信部20、
信号線4を介して中央制御装置1に返送されたパターン
制御データ記憶用のメモリに記憶される。
一方、設定されているパターン制御データを確認した
り変更する場合には、まず、データ転送スイッチSW23
押すことによって、中央制御装置1内のメモリに記憶さ
れているパターン制御データを伝送させる伝送要求信号
をパターン設定用端末器9から送出し、中央制御装置1
から伝送されたデータを伝送信号送受信部20にて受信
し、伝送されたパターン制御データをデータ記憶部23に
記憶させる。次に、プリントアウトスイッチSW21を押し
てこのデータ記憶部23に記憶されたデータをプリンタに
て打ち出すことによりパターン制御データの確認を容易
に行うことができる。また、初期設定の場合と同様のス
イッチ操作によってパターン制御データを変更すること
もでき、変更されたパターン制御データをデータ転送ス
イッチSW22を押すことによって中央制御装置1に返送す
れば、中央制御装置1内のメモリに記憶されているパタ
ーン制御データが書き替えられ、以後、変更されたパタ
ーン制御データに基いて負荷が一括パターン制御され
る。
また、実施例では、モード切換スイッチSW24を通常モ
ードに設定して、チャンネル設定およびスイッチ操作に
より、負荷の個別制御、トータルパターン制御、フロア
パターン制御、グループ制御などを行うことができるよ
うになっており、第4図(a)は、各負荷を個別制御す
る場合を示すものであり、チャンネルを切り替えること
により、256回路まで制御できるようになっている。ま
た、第4図(b)はトータルパターンスイッチを押して
トータルパターン制御に設定した場合を示しており、24
パターンの制御が行えるようになっている。第4図
(c)は、フロアパターンスイッチを押してフロアパタ
ーン制御に設定した場合を示しており、0〜15チャンネ
ルまで各3パターンを制御することができ、48パターン
の制御が行えるようになっている。第4図(d)はグル
ープスイッチを押してグループ制御に設定した場合を示
しており、チャンネル切り替えによって0〜31チャンネ
ルまでの127グループのグループ制御が行えるようにな
っている。
以上のように、実施例では、パターン制御データを入
力するデータ入力部9aを通常監視制御動作時に複数種の
操作スイッチとして利用できるようにするモード切換ス
イッチSW24を設けており、パターン設定用のデータ入力
部9aを通常の監視制御動作時に有効利用して複数種の制
御を行わせることによりシステム構成を簡略化すること
ができる。
本実施例では、図1に示すように、信号線4の要所に
設けられた被接続部たるコンセント40に接続自在にする
コネクタ41aが配設されたコネクタ付きケーブル42を設
けたものであり、信号線4に接続自在で任意の位置にで
きるようになっている。なお、実施例では、パターン設
定用端末器9とケーブル42の接続もコネクタ41bおよび
コンセント43によって接続されるようになっており、そ
れぞれピンジャックにて接続を行うようになっている
が、電話線接続用のモジュラプラグおよびモジュラコン
セントを用いてコネクタ接続するようにしても良い。
第6図および第7図は他の実施例を示すもので、設定
データをワイヤレス信号にて送信するワイヤレス送信部
30aを設けるとともに、ワイヤレス受信器31にて受信さ
れたデータをワイヤレス中継端末器7を介して中央制御
装置1に転送するようにしたものであり、パターン設定
用端末器9を任意の位置に容易に移動してパターン制御
データの設定を容易に行えるようになっている。なお、
実施例では、ワイヤレス信号発信用の赤外線発光ダイオ
ード52をプリント基板50に実装されたチャンネル表示用
発光ダイオード51a〜51cの間に配置し、その前面に拡散
用レンズ55を設け、アクリル板56を覆着した後、銘板57
を貼着している。なお、拡散用レンズ55はカバー53に設
けた開口54の段部54aに載置され、銘板57によって押さ
え付けられるようにして取着されている。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように構成されており、請求項1の発
明では、中央制御装置と固有アドレスを有する多数の端
末器とを一対の信号線を介して接続し、中央制御装置か
ら各端末器をアクセスして監視データおよび制御データ
を時分割多重伝送するようにして遠隔監視制御システム
に用いられ、負荷一括制御用のパターン制御データを入
力するデータ入力用手段と、信号線の要所に設けられた
被接続部に接続自在に接続されるコネクタ付きケーブル
とを備え、コネクタ付きケーブルにより前記信号線を介
して中央制御装置にパターン制御データを設定してお
り、パターン設定用端末器を信号線に対して接続自在に
しているので、パターン設定用端末器を任意の場所に移
動させて、パターン設定を行うことができ、設定作業の
作業性が向上するという効果がある。
また、請求項2の発明では、コネクタ付きケーブルに
より信号線を介して中央制御装置との間でデータを授受
しているので、パターン設定器の任意の場所に移動させ
て、中央制御装置との間でデータを授受できるという効
果がある。
さらにまた請求項3の発明では、外部よりワイヤレス
信号にて送信された設定データを信号線を介して中央制
御装置に中継するワイヤレス中継端末器に、ワイヤレス
信号にて設定データを送信するワイヤレス送信部を設け
ているので、ワイヤレス信号にて送信可能な位置であれ
ばどこでも、パターン設定器を移動させてパターン設定
を行うことができ、設定作業の作業性が向上するという
効果がある。
さらにまた請求項4の発明では、データ入力用手段を
通常監視制御動作時に複数種の操作スイッチとして利用
できるようにするモード切り替え手段を設けているの
で、パターン設定用のデータ入力用手段を通常の監視制
御動作時に有効利用して複数種の制御を行わせることに
よりシステム構成を簡略化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の斜視図、第2図は同上の正面
図、第3図及び第4図は同上の動作説明図、第4図は他
の実施例の斜視図、第5図は同上のブロック回路図、第
6図は他の実施例の分解斜視図、第7図は同上の動作説
明図、第8図は従来例の遠隔監視制御装置の概略構成
図、第9図は同上の動作説明図、第10図および第11図は
同上の要部ブロック回路図である。 1は中央制御装置、2は監視用端末器、3は制御用端末
器、4は信号線、9はパターン設定用端末器、42はケー
ブル、30aはワイヤレス送信部である。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央制御装置と固有アドレスを有する多数
    の端末器とを一対の信号線を介して接続し、中央制御装
    置から各端末器をアクセスして監視データおよび制御デ
    ータを時分割多重伝送するようにした遠隔監視制御シス
    テムに用いられ、負荷一括制御用のパターン制御データ
    を入力するデータ入力用手段と、信号線の要所に設けら
    れた被接続部に接続自在に接続されるコネクタ付きケー
    ブルとを備え、コネクタ付きケーブルにより前記信号線
    を介して中央制御装置にパターン制御データを設定する
    ことを特徴とするパターン設定用端末器。
  2. 【請求項2】コネクタ付きケーブルにより信号線を介し
    て中央制御装置との間でデータを授受することを特徴と
    する請求項1記載のパターン設定用端末器。
  3. 【請求項3】外部よりワイヤレス信号にて送信された設
    定データを信号線を介して中央制御装置に中継するワイ
    ヤレス中継端末器に、ワイヤレス信号にて設定データを
    送信するワイヤレス送信部を設けたことを特徴とする請
    求項1記載のパターン設定用端末器。
  4. 【請求項4】データ入力用手段を通常監視制御動作時に
    複数種の操作スイッチとして利用できるようにするモー
    ド切り替え手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至
    3記載のパターン設定用端末器。
JP63185831A 1988-07-26 1988-07-26 パターン設定用端末器 Expired - Lifetime JP2742423B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63185831A JP2742423B2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 パターン設定用端末器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63185831A JP2742423B2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 パターン設定用端末器

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29584197A Division JP2952859B2 (ja) 1997-10-28 1997-10-28 遠隔監視制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0235897A JPH0235897A (ja) 1990-02-06
JP2742423B2 true JP2742423B2 (ja) 1998-04-22

Family

ID=16177642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63185831A Expired - Lifetime JP2742423B2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 パターン設定用端末器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2742423B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5524734A (en) * 1993-06-07 1996-06-11 Shimano, Inc. Brake apparatus for a bicycle which corrects braking force in a region of strong braking force
JP3638309B2 (ja) * 1994-06-23 2005-04-13 株式会社シマノ 自転車用ハブブレーキ
FR2979503B1 (fr) * 2011-08-23 2014-07-11 Senstronic Procede de communication a des fins de configuration et/ou d'interrogation et systeme le mettant en oeuvre

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0720284B2 (ja) * 1986-03-25 1995-03-06 松下電工株式会社 時分割多重信号伝送方式
JPH0720287B2 (ja) * 1986-03-25 1995-03-06 松下電工株式会社 ワイヤレスロ−カル伝送システム
JP2740190B2 (ja) * 1988-06-27 1998-04-15 松下電工株式会社 遠隔監視制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0235897A (ja) 1990-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2742423B2 (ja) パターン設定用端末器
JP3752852B2 (ja) 遠隔監視制御システム
JP2952859B2 (ja) 遠隔監視制御システム
JP2549402B2 (ja) 遠隔監視制御システム用端末器
JPH11355863A (ja) 遠隔監視制御システム
JPH027797A (ja) 遠隔監視制御システム
JP3153600B2 (ja) 遠隔監視制御システムのパターン設定用端末器
JPH0715253Y2 (ja) パターン設定用端末器
JP2719371B2 (ja) 遠隔監視制御用端末器のアドレス設定器
JPH0569359B2 (ja)
JPH0695783B2 (ja) 遠隔監視制御装置
JP3367792B2 (ja) 遠隔監視制御装置
JP2675595B2 (ja) パターン制御スイッチの監視用端末器
JP3179835B2 (ja) 遠隔監視制御システムの操作用端末器
JP2765886B2 (ja) 遠隔監視制御システム
JP3367793B2 (ja) 遠隔監視制御装置
JP2850339B2 (ja) 遠隔監視制御用端末器
JP2781003B2 (ja) 遠隔監視制御システムの端末器の機能設定器
JPH0783512B2 (ja) 遠隔監視制御システム
JPH075746Y2 (ja) 遠隔監視制御装置
JP3435928B2 (ja) 遠隔監視制御装置
JP2947477B2 (ja) 遠隔監視制御システム
JP3496580B2 (ja) 遠隔監視制御システム用の設定器
JPH02284595A (ja) 遠隔監視制御システム
JP2710686B2 (ja) 遠隔監視制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080130

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130

Year of fee payment: 11