JPH078291U - 筐 体 - Google Patents
筐 体Info
- Publication number
- JPH078291U JPH078291U JP4320593U JP4320593U JPH078291U JP H078291 U JPH078291 U JP H078291U JP 4320593 U JP4320593 U JP 4320593U JP 4320593 U JP4320593 U JP 4320593U JP H078291 U JPH078291 U JP H078291U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- case
- lower housing
- upper housing
- facing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 上筐体の形状が種々変わっても、各種の上筐
体に対して下筐体を共通化し得、下筐体の金型が一種類
で済み、設備費を軽減し得るようにした筐体を提供す
る。 【構成】 下筐体3を各種形状の異なる上筐体2に選択
的に嵌合装着することによって、各種形状の異なる筐体
1を構成することができる。
体に対して下筐体を共通化し得、下筐体の金型が一種類
で済み、設備費を軽減し得るようにした筐体を提供す
る。 【構成】 下筐体3を各種形状の異なる上筐体2に選択
的に嵌合装着することによって、各種形状の異なる筐体
1を構成することができる。
Description
【0001】
本考案は、電子楽器(電子ピアノ等)等に適用される筐体に関する。
【0002】
従来の電子楽器の筐体は、上筐体と下筐体とを互いに対向させて嵌合装着して なるものである。
【0003】
このような筐体にあっては、電子楽器の機種により、その形状が異なるもので あり、各機種に対応して上筐体と下筐体とを、それぞれの金型を用いて成形して いた。このため、高価な金型を機種に対応してそれぞれ備えなければならず、設 備費が多くなり、製作コストがアップするという問題点があった。
【0004】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、上筐体の形状が種々変わっても、 各種の上筐体に対して下筐体を共通化し得、下筐体の金型が一種類で済み、設備 費を軽減し得るようにした筐体を提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するために本考案は、上筐体と下筐体とを互いに対向させて嵌 合装着してなる筐体において、前記下筐体は単一種類で、前記上筐体は形状が異 なる複数種類であり、前記下筐体を前記各種の上筐体に選択的に嵌合装着し得る ように構成したことを特徴とするものである。
【0006】
下筐体を各種形状の異なる上筐体に選択的に嵌合装着することができる。これ により、上筐体の形状が種々変わっても、各種の上筐体に対して下筐体を共通化 し得、下筐体の金型が一種類で済み、設備費を軽減し得る。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
【0008】 本実施例は、電子ピアノの筐体に適用したもので、図1は、本実施例に係わる 筐体の一部を示す平面図、図2は、図1のA矢視図、図3は、図1のB矢視図で ある。各図中、1は筐体で、上筐体2と下筐体3とを互いに対向させて嵌合装着 してなる。
【0009】 図4に示すように、上筐体2の下筐体3との対向面内側の奥行き寸法L1は、 下筐体3の上筐体2との対向面外側の奥行き寸法L2より、所定寸法L3だけ大 きく設定されている。また、上筐体2の下筐体3との対向面内側の間口寸法L4 は、下筐体3の上筐体2との対向面外側の間口寸法L5とほぼ同一(隙間なく嵌 合する程度)に設定されている。
【0010】 上筐体2のコーナー部4は内・外周面ともに円弧状(アール;R)となってお り、下筐体3のコーナー部5は角状(直角)となっている。上筐体2の下筐体3 との対向面の奥行き方向内側面には、間口方向に所定間隔を存して複数個(図4 では1個のみ図示してある)の係合リブ6が一体に突設されている。この係合リ ブ6には、図5に示すようにV字状の係合溝7が形成されている。
【0011】 係合溝7には、下筐体3の上筐体2との対向面側周縁部8に一体に突設された 断面3角状の係合凸部9が係合されている。上筐体2の周側壁部10は内側に向 かって傾斜しており、これによって、上筐体2の上面の面積が、下筐体3の上筐 体2との対向面の面積とほぼ同一となっている。
【0012】 そして、上筐体2の係合リブ6の係合溝7を下筐体3の係合凸部9に、図4及 び図5に示すように係合し、下筐体3の上筐体2との対向面側周縁部8の外側か ら図示しないビス等を螺合して、上筐体2と下筐体3とを互いに固定することに よって、本考案の筐体1が構成されるものである。
【0013】 また、上述した下筐体3は、図6及び図7に示すように上述した上筐体2とは 形状の異なる別の第2の上筐体2aとも互いに対向して嵌合装着されて、別機種 用の筐体1aを構成するものである。
【0014】 即ち、第2の上筐体2aの下筐体3との対向面内側の奥行き寸法L1aは、下 筐体3の第2の上筐体2aとの対向面外側の奥行き寸法L2とほぼ同一(隙間な く嵌合する程度)に設定されている。また、第2の上筐体2aの下筐体3との対 向面内側の間口寸法L4aは、下筐体3の第2の上筐体2aとの対向面外側の間 口寸法L5とほぼ同一(隙間なく嵌合する程度)に設定されている。
【0015】 第2の上筐体2aのコーナー部4aの外周面は、上述した第1の上筐体2のコ ーナー部4より小径の円弧状(アール;R)となっている。また、第2の上筐体 2aのコーナー部4aの内周面は角状(直角)となっている。第2の上筐体2a の周側壁部10aは、上述した第1の上筐体2の周側壁部10より大きな傾斜角 度で内側に向かって傾斜しており、これによって、第2の上筐体2aの上面の面 積が、下筐体3の第2の上筐体2aとの対向面の面積より小さくなっている。第 2の上筐体2aの周側壁部10aの内側面に、下筐体3の第2の上筐体2aとの 対向面側周縁部8の係合凸部9を含む外側面部11が係合するようになっている 。
【0016】 そして、第2の上筐体2aの周側壁部10aの内側面に、下筐体3の第2の上 筐体2aとの対向面側周縁部8の係合凸部9を含む外側面部11を、図6及び図 7に示すように係合し、下筐体3の第2の上筐体2aとの対向面側周縁部8の外 側から図示しないビス等を螺合して、第2の上筐体2aと下筐体3とを互いに固 定することによって、本考案の別機種用の筐体1aが構成されるものである。
【0017】 尚、上記実施例においては、電子ピアノの筐体に適用した場合について説明し たが、本考案はこれに限られるものではなく、上筐体と下筐体とを互いに対向さ せて嵌合装着してなる筐体に対して幅広く適用可能である。また、上筐体と下筐 体との係合部の構成についても、上述した実施例に限られるものではなく、本考 案の要旨を逸脱しない範囲で種々変更することは可能である。
【0018】
以上詳述したごとく本考案の筐体によれば、下筐体を各種形状の異なる上筐体 に選択的に嵌合装着することができるので、上筐体の形状が種々変わっても、各 種の上筐体に対して下筐体を共通化し得、下筐体の金型が一種類で済み、設備費 を軽減し得る。
【図1】本考案の一実施例に係わる筐体の一部を示す平
面図である。
面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図1のB矢視図である。
【図4】図1のC円部の拡大図である。
【図5】図4のD−D線に沿う断面図である。
【図6】別機種の筐体の一部を示す平面図である。
【図7】図6のE−E線に沿う断面図である。
1 筐体 1a 筐体 2 上筐体 2a 上筐体 3 下筐体
Claims (1)
- 【請求項1】 上筐体と下筐体とを互いに対向させて嵌
合装着してなる筐体において、前記下筐体は単一種類
で、前記上筐体は形状が異なる複数種類であり、前記下
筐体を前記各種の上筐体に選択的に嵌合装着し得るよう
に構成したことを特徴とする筐体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993043205U JP2545353Y2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 筐 体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993043205U JP2545353Y2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 筐 体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078291U true JPH078291U (ja) | 1995-02-03 |
JP2545353Y2 JP2545353Y2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=12657430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993043205U Expired - Lifetime JP2545353Y2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 筐 体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2545353Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011043552A (ja) * | 2009-08-19 | 2011-03-03 | Yamaha Corp | 電子鍵盤楽器の外装構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4851151A (ja) * | 1971-10-30 | 1973-07-18 |
-
1993
- 1993-07-13 JP JP1993043205U patent/JP2545353Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4851151A (ja) * | 1971-10-30 | 1973-07-18 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011043552A (ja) * | 2009-08-19 | 2011-03-03 | Yamaha Corp | 電子鍵盤楽器の外装構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2545353Y2 (ja) | 1997-08-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323532 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
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