JPH0899563A - 自動車のインストルメントパネルにおけるメーターの取付構造 - Google Patents

自動車のインストルメントパネルにおけるメーターの取付構造

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JPH0899563A
JPH0899563A JP6234981A JP23498194A JPH0899563A JP H0899563 A JPH0899563 A JP H0899563A JP 6234981 A JP6234981 A JP 6234981A JP 23498194 A JP23498194 A JP 23498194A JP H0899563 A JPH0899563 A JP H0899563A
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JP
Japan
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meter
instrument panel
opening hole
mounting
seat surface
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Application number
JP6234981A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Ito
邦彦 伊藤
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、メーター取付部の間口を狭くして
デザインの自由度を増すことができる自動車のインスト
ルメントパネルにおけるメーターの取付構造を提供する
ことにある。 【構成】 本発明は、インストルメントパネルに形成し
たメーター取付用開口穴縁部に、メーター取付用座面を
備えた支持部材を設け、このメーター取付用座面にメー
ター本体を螺着するとともに、上記メーター取付用開口
穴縁部に、上記メーター取付用座面前方を覆うメーター
クラスターフードを装着したメーターの取付構造におい
て、上記メーター取付用開口穴4の縁部の内側に、上記
開口穴4奥行き方向に延出する左右一対の支持部材5を
一体成形し、該支持部材5の先端にメーター取付用座面
7を成形したことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メーター取付部の間口
を狭くして、メータークラスターフードの小型化を図
り、かつデザインの自由度を増すことができる自動車の
インストルメントパネルにおけるメーターの取付構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図8に示すように、自動車のイン
ストルメントパネル100にはスピードメーター等のメ
ーター101を装備する開口穴102が形成されてお
り、この開口穴102の縁部周囲をメータークラスター
フード103によって覆っている。
【0003】メーター101の取付けは、図9ないし図
11に示すように、インストルメントパネル100の開
口穴102に形成された縁部折り返し部の先端を延長し
て取付座面104を形成し、この取付座面104にネジ
105およびスピードナット106を介してメーター1
01の締め付け部107を固定している。
【0004】次ぎに、インストルメントパネル100の
開口穴102の上部側縁部に形成された取付穴にネジ1
08とスピードナット109を介してメータークラスタ
ーフード103の上部側を固定し、インストルメントパ
ネル100の開口穴102の下部側縁部に形成された取
付穴110にクリップ111を介してメータークラスタ
ーフード103の下部側を留めている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記メ
ーターの取付構造によると、縁部折り返し部の先端に取
付座面104を一体成形しているので、インストルメン
トパネル100の成形時に型抜き方向との関係から取付
座面104がアンダーカットにならないように設けるた
めには、インストルメントパネル100の間口を大きく
取る必要がある。このため、メータークラスターフード
103が大型化され、コストアップとなるとともにデザ
インの自由度が制限される。
【0006】本発明は上記課題を解決し、メーター取付
部の間口を広げる必要がないのでメータークラスターフ
ードの小型化を図り、かつデザインの自由度を増すこと
ができる自動車のインストルメントパネルにおけるメー
ターの取付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、インストルメントパネルに形成したメーター
取付用開口穴縁部に、メーター取付用座面を備えた支持
部材を設け、このメーター取付用座面にメーター本体を
螺着するとともに、上記メーター取付用開口穴縁部に、
上記メーター取付用座面前方を覆うメータークラスター
フードを装着したメーターの取付構造において、上記メ
ーター取付用開口穴の縁部の内側に、上記開口穴奥行き
方向に延出する左右一対の支持部材を一体成形し、該支
持部材の先端にメーター取付用座面を成形したことにあ
る。また本発明は、支持部材の基端部に、インストルメ
ントパネルとの接触面を減らす開口穴を形成したことに
ある。
【0008】
【作用】インストルメントパネルに形成したメーター取
付用開口穴に、メーターを挿入し、メーター取付用座面
に螺着する。メーター取付用座面は、開口穴縁部の内側
に、奥行き方向に延出して成形された支持部材の先端に
成形したので、インストルメントパネルのメーター取付
部の間口を広げる必要がない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0010】図1は、自動車の運転席に設けられたイン
ストルメントパネル1のメーター取付部2と、メーター
取付部2周囲を覆うメータークラスターフード3を示し
たものである。
【0011】メーター取付部2は、図2および図5に示
すように、インストルメントパネル1に形成したメータ
ー取付用開口穴4の内部に設けられており、開口穴4縁
部の内側に奥行き方向に延出して成形された左右一対の
支持部材5と下部の支持部材6の先端にメーター取付用
座面7,8を設けたものである。
【0012】上記左右一対の支持部材5はスライド型を
用いてインストルメントパネル1に一体成形されたもの
で、開口穴4の縁部から所定距離離れた位置の縁部内側
にコーナー部を形成するように成形されたものである。
左右の支持部材5はそれぞれ2枚の側壁9,10をコー
ナー部を形成するように直角にそれぞれ一体成形したも
のである。これら側壁9,10の先端相互間にはメータ
ー取付用座面7が設けられており、このメーター取付用
座面7に、メーター11を取り付ける切り欠き溝12が
内側から外側に向けて斜め方向に形成されている。この
メーター取付用座面7にスピードナット13と後述する
ネジによりメーター11を組み付けるようにしている。
このメーター11には左右の側部にメーター取付部14
が上下に設けられており、上部側のメーター取付部14
をネジ15を介してメーター取付用座面7に螺着してい
る。メーター11の下部取付部14を下部の支持部材6
のメーター取付用座面8にネジ15等により同様に螺着
している。
【0013】上記構成によると、メーター取付用座面
7,8にメーター11を配置し、上部側のメーター取付
部14をネジ15およびスピードナット13を介してメ
ーター取付用座面7に螺着する。また、ネジ15を用い
てメーター取付用座面8にメーター11の下部側取付部
14を螺着する。スライド型を用いて左右上部の支持部
材5を開口穴4の縁部折り返し部とは別に成形するの
で、メーター取付部2の間口を狭く設定できることか
ら、メータークラスターフード3の小型化を図れ、かつ
デザインの自由度を増すことができる。
【0014】つぎに、図6および図7に示したものは、
成形時に支持部材5の側壁9,10基端部に開口穴16
を成形したものである。これによって、インストルメン
トパネル1表面との接触面が減少してヒケが出るのを防
ぐことができる。この場合、側壁9,10の繋ぎ部分が
少なくなるので、側壁9,10相互の角部外側にリブ1
7を設けたものである。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
のインストルメントパネルにおけるメーターの取付構造
によれば、以下のような効果を奏する。
【0016】請求項1において、インストルメントパネ
ルに形成したメーター取付用開口穴縁部に、メーター取
付用座面を備えた支持部材を設け、このメーター取付用
座面にメーター本体を螺着するとともに、上記メーター
取付用開口穴縁部に、上記メーター取付用座面前方を覆
うメータークラスターフードを装着したメーターの取付
構造において、上記メーター取付用開口穴の縁部の内側
に、上記開口穴奥行き方向に延出する左右一対の支持部
材を一体成形し、該支持部材の先端にメーター取付用座
面を成形したので、メーター取付部の間口を小さくする
ことができることからメータークラスターフードを小型
化することができると共にコストダウンが図れ、かつデ
ザイン上の自由度を増すことができる。請求項2におい
て、支持部材の基端部に、インストルメントパネルとの
接触面を減らす開口穴を形成したので、表面のヒケを小
さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による自動車のインストルメ
ントパネルにおけるメーターの取付構造を示す概念図で
ある。
【図2】図1のインストルメントパネルとメーター取付
部を示す概念図である。
【図3】図1のインストルメントパネルのメーター取付
部を示す斜視図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】図1のB−B線断面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図7】図6の部分拡大図である。
【図8】インストルメントパネルを示す概念図である。
【図9】図8のA−A線断面図である。
【図10】従来のメーターの取付構造を示す概念図であ
る。
【図11】図10のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 2 メーター取付部 3 メータークラスターフード 4 メーター取付用開口穴 5 支持部材 6 支持部材 7 メーター取付用座面 8 メーター取付用座面 9 側壁 10 側壁 11 メーター 12 切り欠き部 13 スピードナット 14 メーター取付部 15 ネジ 16 開口穴 17 リブ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】図1は、自動車の運転席に設けられたイン
ストルメントパネル1のメーター取付開口穴4のメータ
ー取付座面7、8に、メーター11のメーター取付部1
4をネジ15を介して螺着した状態を示したものであ
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】メーター取付座面7は、図2および図5に
示すように、インストルメントパネル1に形成したメー
ター取付用開口穴4の内部に設けられており、開口穴4
縁部の内側に奥行き方向に延出して成形された左右一対
の支持部材5と下部の支持部材6の先端にメーター取付
用座面7、8を設けたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】上記構成によると、メーター取付用座面
7、8にメーター11を配置し、上部側のメーター取付
部14をネジ15およびスピードナット13を介してメ
ーター取付用座面7に螺着する。また、ネジ15を用い
てメーター取付用座面8にメーター11の下部側取付部
14を螺着する。スライド型を用いて左右上部の支持部
材5を開口穴4の縁部折り返し部とは別に成形するの
で、メーター取付開口穴4の間口を狭く設定できること
から、メータークラスターフード3の小型化を図れ、か
つデザインの自由度を増すことができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 インストルメントパネル 4 メーター取付用開口穴 5 支持部材 6 支持部材 7 メーター取付用座面 8 メーター取付用座面 9 側壁 10 上壁 11 メーター 12 切り欠き部 13 スピードナット 14 メーター取付部 15 ネジ 16 開口穴 17 リブ
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルに形成したメー
    ター取付用開口穴縁部に、メーター取付用座面を備えた
    支持部材を設け、このメーター取付用座面にメーター本
    体を螺着するとともに、上記メーター取付用開口穴縁部
    に、上記メーター取付用座面前方を覆うメータークラス
    ターフードを装着したメーターの取付構造において、上
    記メーター取付用開口穴の縁部の内側に、上記開口穴奥
    行き方向に延出する左右一対の支持部材を一体成形し、
    該支持部材の先端にメーター取付用座面を成形したこと
    を特徴とする自動車のインストルメントパネルにおける
    メーターの取付構造。
  2. 【請求項2】 上記支持部材の基端部に、インストルメ
    ントパネルとの接触面を減らす開口穴を形成したことを
    特徴とする請求項1に記載の自動車のインストルメント
    パネルにおけるメーターの取付構造。
JP6234981A 1994-09-29 1994-09-29 自動車のインストルメントパネルにおけるメーターの取付構造 Pending JPH0899563A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6848799B2 (en) 2002-01-10 2005-02-01 Nippon Leiz Corporation Optical light guide member, illumination unit, and instrument
JP2007186070A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Toyota Auto Body Co Ltd メータクラスタの取付構造
JP2009255871A (ja) * 2008-04-21 2009-11-05 Honda Motor Co Ltd メータ取付構造

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