JPH0782241A - γ−メルカプトカルボン酸誘導体の製造方法 - Google Patents

γ−メルカプトカルボン酸誘導体の製造方法

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JPH0782241A
JPH0782241A JP6210195A JP21019594A JPH0782241A JP H0782241 A JPH0782241 A JP H0782241A JP 6210195 A JP6210195 A JP 6210195A JP 21019594 A JP21019594 A JP 21019594A JP H0782241 A JPH0782241 A JP H0782241A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 γ−メルカプトカルボン酸およびその誘導体
(リューコトリエン拮抗剤合成の中間体)、とくにエス
テルおよびアミドを、γ−ブチロラクトンから対応する
チオラクトンを経て製造する方法を提供する。 【構成】 ラクトンとチオカルボン酸化合物とを極性溶
媒中で反応させてチオラクトンを得、これを求核試薬た
とえばアルカリ金属アルコキシドを用いて開環させるこ
とによりγ−メルカプトカルボン酸誘導体とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、γ−ラクトンからγ−メルカプ
トカルボン酸誘導体を製造する方法に関し、また、中間
体としての新規なβ置換−γ−チオラクトンにも関す
る。
【0002】γ−メルカプトカルボン酸およびそれらの
誘導体、たとえば、エステルやアミドは、たとえば、リ
ューコトリエン拮抗剤の合成における中間体である(E
P−A0480717)。 γ−メルカプトカルボン酸
誘導体の既知の製造方法は、たとえば、対応するγ−ハ
ロカルボン酸誘導体から出発し、そのハロゲン原子を、
無機の硫化物または硫化水素を使用する求核的置換によ
ってチオール基に置き換えるものである。 ハロゲン化
合物の代わりに、対応するヒドロキシカルボン酸のスル
ホン酸エステル、たとえばメシレートまたはトシレート
を使用することも可能であり、それらは、有機イオウ化
合物、たとえばチオカルボン酸またはその塩と反応させ
て、メルカプト化合物を与えることができる。
【0003】これらの方法はすべて、置換体助剤(ハラ
イド、スルホネート)の導入を最初に必要とするという
不利益がある。 これらは、後に分離し、そして最終的
には廃棄物として処分しなければならない。
【0004】それゆえ本発明の目的は、γ−メルカプト
カルボン酸とその誘導体の製造方法であって、容易に得
られる化合物から出発し、廃棄物をほとんど生じない製
造方法を提供することにある。
【0005】この目的は、本発明に従い、請求項1に記
載の方法によって達成される。
【0006】容易に入手できる下記の一般式
【0007】
【化9】
【0008】〔式中R1およびR2は、どちらも互いに独
立して、水素、C1〜C6アルキルまたはアラルキル基で
あるか、またはR1およびR2は一体となって−(CH2
n基(n=2〜5)を表わす。〕のγ−ラクトンは、一般
【0009】
【化10】
【0010】〔式中R6は、C1〜C6アルキル基または
フェニル基を、そしてMはアルカリ金属を表わす。〕の
チオカルボキシレートを使用して、一般式
【0011】
【化11】
【0012】の対応するチオラクトンに転化させること
ができ、これらは、一般式
【0013】
【化12】
【0014】の求核物質との反応によって、〔式中R3
は、ヒドロキシ、C1〜C6アルコキシ、シクロアルキロ
キシ、アリーロキシ、アラルキロキシまたは−NR45
を表わし、そしてR4およびR5は、互いに独立して水
素、C1〜C6アルキル、シクロアルキル、アリールまた
はアラルキルであるか、またはR4およびR5は一体とな
って−(CH24−、−(CH25−または−(CH22
−O−(CH22−鎖である。〕の求核物質または、一
般式
【0015】
【化13】
【0016】の所望のγ−メルカプトカルボン酸の対応
するアニオンまたはそのエステルとの反応によって、こ
の酸のアミドまたは塩を与えることがわかった。
【0017】本発明の目的にとって、C1〜C6アルキル
は、ここで、それぞれの場合、第一級アルキル基、すな
わち、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチルま
たはヘキシルだけでなく、すべての第二級、第三級の異
性体または炭素原子6箇までの分岐鎖アルキル、たとえ
ば、イソプロピル、sec−ブチル、tert−ブチル、イソ
ブチルまたはイソペンチルをもいう。 同様のことが、
1〜C6アルコキシとしてここに記述したアルキル成分
についてもいえる。 本発明の目的にとって、シクロア
ルキルはとくに、3〜6環員をもつグループ、たとえば
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、また
はシクロヘキシルをいう。 本発明の目的にとって、ア
リールは、非置換および置換された芳香族の基、たとえ
ばフェニル、ナフチル、クロロフェニル、トリル、キシ
リル、またはメトキシフェニルをいい、いずれの場合
も、すべての可能な位置異性体を含む。 本発明の目的
にとって、アラルキルは、アリール置換C1〜C6アルキ
ル基、すなわち、とくに、ベンジル、1−フェニルエチ
ル、2−フェニルエチル、または3−フェニルプロピル
のような基をいう。
【0018】一般式IIのγ−ラクトンは、市場で入手で
きるものもあるし(γ−ブチロラクトン、R1=R2
H)、既知の方法(たとえば、β,β−ジメチル−γ−
ブチロラクトン、EP−A172371;一般に適用で
きる光学活性なβ−アルキル−γ−ブチロラクトンの製
造方法。 S.S.Canan KochおよびA.R.Chamb
erlin,J.Org.Chem.1993,58,2725−
2737をも参照)によって用意することもできる。
【0019】適切なチオカルボキシレート(III)は、モ
ノチオアルカン酸のアルカリ金属塩であって、C1〜C6
アルキル基上にチオカルボキシレート基が存在するもの
である。 チオ安息香酸のアルカリ金属塩であってもよ
い。 カリウム塩を使用することが好ましい。 対応す
るナトリウム化合物より有機溶媒中により容易に溶解で
きるからである。
【0020】とくに好ましいチオカルボキシレート(II
I)は、チオ酢酸カリである。
【0021】チオカルボキシレートとラクトンとの反応
は、極性でアプロティックな有機溶媒、たとえば、ジメ
チルスルフォキシド、N−メチルピロリドン、スルフォ
レン(テトラメチレンスルフォン)、N,N−ジメチル
フォルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、また
は、テトラアルキル化尿素、たとえば、1,3−ジメチ
ル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2(1H)−ピリ
ミジノン(DMPU)などの中で、好都合に実施でき
る。 とくに好ましい溶媒は、N,N−ジメチルアセト
アミドである。
【0022】反応は、高められた温度、好ましくは12
0〜170℃において好都合に実施できる。
【0023】チオラクトン(IV)は慣用の方法に従っ
て、水の添加と非極性溶媒たとえばジクロロメタンを用
いた抽出によって、反応混合物中に存在する塩から分離
することができ、そして分別蒸留によって、または溶媒
の単なる蒸留除去によって、単離することができる。
【0024】チオラクトン(IV)を続いて求核物質
(V)と反応させると、ラクトン環が開環する。 そし
て求核物質の種類に依存して、γ−メルカプトカルボン
酸(I,R3=OH)またはエステルまたはアミドが生
成する。
【0025】適切な求核物質(V)は、上述のR3の定義
に従って、水またはアルカリまたはアルカリ土類金属の
水酸化物のような強塩基、たとえば、LiOH,NaO
H,KOH,Ca(OH)2,Ba(OH2)または第四級
アンモニウムヒドロキシドからのOH-である。 好ま
しいのは、アルカリ金属水酸化物を使用することであ
る。 強塩基との反応で、γ−メルカプトカルボン酸の
対応する塩が生成する。これはそれ自体単離することが
でき、また強酸を加えることにより、遊離のγ−メルカ
プトカルボン酸に変えることができる。 もし強塩基を
過剰に使用すれば、γ−メルカプトカルボン酸(デプロ
トン化されたメルカプト基をもつ)のジアニオンを形成
することもできる。
【0026】さらに、適切な求核物質は、脂肪族(R3
1〜C6アルコキシ)および環状脂肪族(R3=シクロア
ルキロキシ)アルコール、たとえば、メタノール、エタ
ノール、プロパノール、ブタノール、ペンタノール、ヘ
キサノール、イソプロパノール、sec−ブタノール、ter
t−ブタノール、イソブタノール、イソペンタノール、
シクロペンタノールまたはシクロヘキサノールのような
ものである。 好ましいのは、C1〜C6アルカノールま
たは対応するアルコキシドを使用することである。 同
様に適切なのは、フェノール(R3=アリロキシ)たとえ
ば、フェノール、ナフトール、クロロフェノール、クレ
ゾールまたはキシレノールのようなもの、または、アリ
ールアルカノール(R3=アラルコキシ)たとえば、ベン
ジルアルコール、フェネチルアルコールまたは3−フェ
ニル−1−プロパノールのようなものである。 本発明
の方法で使用することができる求核物質(V)の別のグ
ループは、窒素塩基、すなわち、アンモニア(R3=N
2)、一級アミン(R3=NHR4)および二級アミン
(R3=NR45)である。
【0027】適切な一級アミンは、アルキルアミン(R
4=C1〜C6アルキル)たとえば、メチルアミン、エチ
ルアミン、プロピルアミン、ブチルアミンまたはイソプ
ロピルアミンであり、そしてまたシクロアルキルアミン
(R4=シクロアルキル)たとえば、シクロヘキシルアミ
ン、芳香族アミン(R4=アリール)たとえば、アニリ
ン、またはフェニル環上で置換されたアニリン、または
アラルキルアミン、たとえば、ベンジルアミンまたはフ
ェニルエチルアミンである。
【0028】適切な二級アミンは、一級アミンに関して
上に列挙した置換基の、どのような組み合わせをもった
ものでもよい。 窒素原子上に、たとえばジアルキルア
ミン、ジシクロアルキルアミン、アリールアルキルアミ
ン、ジアリールアミン、およびサイクリックアミン、た
とえば、ピロリジン(R4,R5=−(CH24−)、ピ
ペリジン(R4,R5=−(CH25−)またはモルフォ
リン(R4,R5=−(CH22−O−(CH22−)であ
る。 好ましい窒素塩基は、アミンおよびC1〜C6アル
キルアミン、シクロアルキルアミン、アリールアミンま
たはアラルキルアミンのグループの一級アミンである。
【0029】反応は、塩基性の条件下に実施することが
できる。 所望なら、使用する求核物質のアニオン、す
なわち、水酸化物、アルコキシドまたはアミドイオンの
存在下に反応を行なう。 たとえば、対応するアルコー
ル中のアルカリ金属アルコキシド(たとえば、エタノー
ル中のナトリウムメトキシド)を、対応するエステルの
製造に使用することができる。
【0030】水またはアルコールとの反応はまた、酸触
媒を用いて実施することができる。たとえば、エタノー
ル中のBF3はメタノールエステルを与える。
【0031】つぎの実施例は、本発明のプロセスの手順
および本発明のチオラクトンの製造方法を明らかにす
る。
【0032】〔実施例1〕 5−チアスピロ〔2.4〕ヘプタン−6−オン(IV,R
1,R2=−(CH22−) 機械的な撹拌機、空冷コンデンサーおよび内部温度計を
とりつけた容量500mlの四ツ口フラスコに、5−オキ
サスピロ〔2.4〕ヘプタン−6−オン(II,R1,R2
=−(CH22−; EP480717“Method N”
に従って用意した)41.23g、ヒドロキノン0.4
0gおよびN,N−ジメチルアセトアミド190.0g
を、保護ガス雰囲気下で装入した。 フラスコの内容物
を155℃に加熱した後、50.4gのチオ酢酸カリ
(純度99%以上)を加えた。 混合物を、155±1
℃で5時間撹拌した。 この時間の後、転化率(GCに
従った)は事実上定量的であった。 反応混合物を室温
に冷却し、最初に2.3gの濃厚な酢酸を、続いて18
5mlの水をこれに混合した。
【0033】塩を取り除くため、混合物を室温で15分
間撹拌し、両相を分液ロートで分離し、水相はジクロロ
メタンを毎回95mlを用いてさらに2回抽出した。
【0034】有機相を一体にして硫酸ナトリウム上で乾
燥し、回転蒸発器でジクロロメタンを分離した。 残留
物を30cmの充填カラムを通したのち、5.1mbarで蒸
留した。 初めにN,N−ジメチルアセトアミドが留出
し、次に目的生成物が純度99.8%で得られ、続いて
76〜78℃で蒸留を完了した。
【0035】収率:理論値の93.0%1 H−NMR(CDCl3,300MHz):δ 0.76
(m,4H) 2.49(s,2H) 3.22(s,2H) IR(フィルム,cm-1)3001(C−H);1709
(VS,C=O) ;1036。
【0036】〔実施例2〕 〔1−(メルカプトメチル)シクロプロピル〕酢酸
(I,−(CH22−,R3=OH) 室温で、9.0g(0.07mol)の5−チアスピロ
〔2.4〕ヘプタン−6−オン(IV,R1,R2=−(C
2)2−;実施例1に従って用意した)を、3.7g
(91mmol)のNaOHを55mlの水に溶かした溶液
に、保護ガス雰囲気下に一度に加えた。 混合物を2.
5時間還流下に加熱し、続いて10℃以下に冷却した。
この温度で、15mlの6.07N塩酸を5分間にわた
って滴状に加えたところ、白い固体の沈殿物が生じた。
これは、18mlのメチルtert−ブチルエーテルの添加
で溶解した。
【0037】各相を分離し、水相を毎回36mlのメチル
tert−ブチルエーテルを用いてさらに2回抽出した。
有機相を一体にし共沸蒸留によって脱水した。 蒸留の
間、さらに10mlのエーテルを加えた。
【0038】蒸留の完了後、エーテルの痕跡および水
を、62℃、75mbarの真空下で除去した。
【0039】冷却の後、不活性ガスで真空を解放した。
【0040】γ−メルカプト酸が無色の結晶質の固体と
して入手できた。 この化合物はその酸化されやすさの
ために、不活性ガス中に貯蔵しなければならなかった。
【0041】収率:9.8g 理論値の95%に対応す
る Mp:42.5−43.8℃1 H−NMR(CDCl3,300MHz):δ 0.55−
0.68(m,4H) 1.38(t,1H) 2.54(s,2H) 2.65(d,2H) IR(NaClのフィルム,cm-1)3077.4,30
37.6(C−H);1705.5(VS,C=O);
2570(m,S−H)。
【0042】さらに特徴づけをするため、対応する二硫
化物を調製した。
【0043】〔1−(1−カルボキシメチルシクロプロ
ピルメチルジスルファニルメチル)−シクロプロピル〕
酢酸
【0044】
【化14】
【0045】上記の操作と類似の方法で、4.6g(3
4.4mmol)の5−チアスピロ〔2.4〕ヘプタン−6
−オン(純度95.5%)を、1.8g(44.7mmo
l)の水酸化ナトリウムを用いて加水分解した。 反応
混合物を20〜25℃に冷却し、これに6.0gのヨウ
化カリおよび4.4gのヨウ素を20mlの水に溶かした
溶液を、小量ずつ加えた。 添加が終わりに近づくま
で、懸濁液は依然として薄茶色をしていた。 懸濁液を
室温でさらに約30分間撹拌し、続いて水性のナトリウ
ムピロ亜硫酸溶液を少量滴下して脱色した。 反応混合
物を200mlのジエチルエーテルを用いて抽出した。
有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、回転蒸留
器で蒸留した。 残った白い固体を、60℃で水流ポン
プによる真空中で乾燥し、エチルアセテートから再結晶
した。
【0046】Mp:135.5〜136.2℃1 H−NMR(DMSO−d6,400MHz):δ 0.6
(m,8H) 2.3(s,4H) 2.9(s,4H) 12.05(br.s,2H)。
【0047】〔実施例3〕 4,4−ジメチルジヒドロチオフェン−2−オン(IV,
1=R2=CH3) 実施例1に類似の方法で、2.6gの4,4−ジメチル
ジヒドロ−2(3H)−フラノン(II,R1=R2=C
3)を、22mgのハイドロキノンのN,N−ジメチル
アセトアミド5.0g中の溶液の存在下、3.1gのチ
オ酢酸カリと160℃で反応させた。 7時間の反応時
間ののち、転化率98.5%(GC)であった。
【0048】実施例1に類似する方法および小径カラム
を通したのちの蒸留によって、チオラクトンを、理論値
の88.3%の収率、純度96.7%(GC)で入手でき
た。
【0049】1H−NMR(CDCl3):δ 1.27
(s,6H) 2.40(s,2H) 3.19(s,2H)。
【0050】〔実施例4〕 メチル3,3−ジメチル−4−メルカプトブチレート
(I,R1=R2=CH3,R3=OCH3) 4.0gの4,4−ジメチルジヒドロチオフェン−2−
オン(純度96.7%,実施例3に従って用意した)を
25%濃度のメタノール性ナトリウムメトキシド溶液
6.5g中に溶解し、その間は水分が混入しないように
した。 続いて2.5時間、還流下に加熱した。 続い
てメタノールを回転蒸発器中で真空下に蒸留除去し、残
留物に2mlの水と1.8gの酢酸とを加えた。 このよ
うにして得た混合物を10mlのジクロロメタンで抽出
し、その抽出物を硫酸ナトリウムを用いて乾燥した。
ジクロロメタンを蒸留除去することによって入手できた
粗製品は、83.4%の標題物質に加えて67%の出発
原料を含んでいた。
【0051】1H−NMR(CDCl3):δ 1.07
(s,6H) 1.45(t,1H) 2.46(s,2H) 2.59(d,2H) 3.68(s,3H)。
【0052】〔実施例5〕 〔1−(メルカプトメチル)シクロプロピル〕酢酸、リ
チウム塩 0.63gの水酸化リチウムモノハイドレートを、8.
5mlの水と4.1gのメタノールの混合物中に溶解し
た。 この溶液に1.9gの5−チアスピロ〔2.4〕
ヘプタン−6−オン(実施例1により用意した)を加え
た。
【0053】混合物を3時間還流下に沸騰させたとこ
ろ、最初に存在した二相はほとんど均一な溶液に変化し
た。
【0054】未反応の出発原料がGCによってもはや検
出することができなくなったとき、反応混合物を70℃
で水流ポンプによる真空下に蒸発させ、そして固形の白
い残留物をこの温度で真空下に乾燥した。
【0055】精製のため、乾燥した製品を10mlのジク
ロロメタン中に懸濁させ、室温で30分間撹拌したの
ち、濾過した。 真空下に40℃で乾燥したのち、白い
結晶の粉末を入手した。
【0056】収率:1.9g、理論値に対し85%1 H−NMR(D2O,内部標準3− (トリメチルシリル)プロピオン酸− d4ナトリウム塩):δ 0.48−0.59(m,4
H) 2.32(s,2H) 2.59(s,2H)13 C−NMR(D2O):δ 15.42 22.92 35.63 45.24 184.44 元素分析(ICP) 実測L:5.22% 計算L:4.56%。
【0057】〔実施例6〕 N−ベンジル−〔1−(メルカプトメチル)シクロプロピ
ル〕アセトアミド(I,R1,R2=−(CH22−,R
3=NHCH265) ジオキサン2.5g中、0.64g(5mmol)の5−チ
アスピロ〔2.4〕−ヘプタン−6−オン(実施例1に
従って用意した)および等モルのベンジルアミンを、保
護ガス雰囲気で22.5時間、還流下に加熱した。 ジ
オキサン溶液である無色の粘い油状物に少量の石油エー
テルを加えたのち、4℃においてゆっくりと結晶化させ
たところ、細かい針状体となった。
【0058】収率:1.1g、理論値の91%に相当1 H−NMR(CDCl3):δ 0.52−0.68
(m,4H) 1.40(t,1H) 2.37(s,2H) 2.59(d,2H) 4.45(d,2H) 6.18(br.s,1H) 7.23−7.41(m,5H)。
【0059】〔実施例7〕 〔1−(メルカプトメチル)シクロプロピル〕アセトア
ミド(I,R1,R2=−(CH22−,R3=NH2) アンモニアの穏やかな流れを5g(39mmol)の5−チ
アスピロ〔2.4〕ヘプタン−6−オン(実施例1に従
って用意された)の50mlのN,N−ジメチルアセトア
ミド溶液中に、15時間、50〜52℃で通した。 黄
色い反応混合物から溶媒を真空中で蒸留除去して、製品
を結晶させた。 精製のためアセトニトリルから再結晶
したところ、ほとんど無色の結晶が得られた。
【0060】Mp:130−133.2℃1 H−NMR(CDCl3):δ 0.42−0.58
(m,4H) 2.18(s,2H) 2.16(t,1H) 6.76(br.s,2H)。
【0061】〔実施例8〕 メチル〔1−(メルカプトメチル)シクロプロピル〕ア
セテート(I,R1,R2=−(CH22−,R3=OC
3) 1.2gの5−チアスピロ〔2.4〕ヘプタン−6−オ
ン(実施例1に従って用意した)を5mlのメタノールに
溶解し、この溶液に1.3M−ボロントリフルオライド
・ジエチルエーテルアダクトの10滴を加えた。
【0062】混合物を、22時間にわたって、水分を除
き密封した管内で加熱し、ついで、一液放置して室温に
した。 GC分析は、転化率94.2%を示した。 こ
の精製物は単離せずに反応混合物中でNMR分析により
同定した。
【0063】1H−NMR(CDCl3):δ 0.49
−0.65(m,4H) 1.38(t,1H) 2.50(s,2H) 2.64(d,2H) 3.68(s,3H)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 〔式中R1およびR2は、どちらも互いに独立して、水
    素、C1〜C6アルキルまたはアラルキル基であるか、ま
    たは一体となって−(CH2n−基(n=2〜5)であ
    り、R3は、ヒドロキシ、C1〜C6アルコキシ、シクロ
    アルキロキシ、アリーロキシ、アラルキロキシまたは−
    NR45であり、そしてR4およびR5は、どちらも互い
    に独立して、水素、C1〜C6アルキル、シクロアルキ
    ル、アリールまたはアラルキルであるか、またはR4
    よびR5が一体となって−(CH24−、−(CH25
    −または−(CH22−O−(CH22−基であるか、
    またはその塩を表わす。〕のγ−メルカプトカルボン酸
    誘導体を製造する方法において、一般式 【化2】 〔式中R1およびR2は、上に定義したとおりである。〕
    のγ−ラクトンを、一般式 【化3】 〔式中R6はC1〜C6アルキル基を、そしてMはアルカ
    リ金属を表わす。〕のチオカルボキシレートと極性の溶
    媒中で反応させ、一般式 【化4】 〔式中R1およびR2は、上に定義したとおりである。〕
    の対応するチオラクトンを得、このチオラクトンを、続
    いて、一般式 【化5】 〔式中R3は、上に定義したとおりである。〕の求核物
    質またはそれに対応するアニオン 【化6】 と反応させ、目的化合物Iまたは対応する塩を取得する
    ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 r−ラクトンとチオカルボキシレートと
    の反応に使用する極性溶媒が、ジメチルスルフォキシ
    ド、スルフォレン、N−メチルピロリジン、N,N−ジ
    メチルフォルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド
    および1,3−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒド
    ロ−2(1H)−ピリミジノンからなるグループから選
    ばれた極性のアプロティックな溶媒であることを特徴と
    する請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 γ−ラクトンとチオカルボキシレートと
    の反応に使用する極性溶媒が、N,N−ジメチルアセト
    アミドであって、その反応は120〜170℃で実施さ
    れることを特徴とする請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 使用されるチオカルボキシレートがカリ
    ウムチオアセテートであることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかの方法。
  5. 【請求項5】 C1〜C6アルカノールを求核物質R3
    として、触媒としての三フッ化ホウ素の存在下に使用す
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの方法。
  6. 【請求項6】 求核物質(R3-がアルカリ金属水酸化
    物から生じるヒドロキシイオンであることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかの方法。
  7. 【請求項7】 使用する求核物質(R3-がC1〜C6
    ルカノールから生じるアルコキシドイオンであることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかの方法。
  8. 【請求項8】 使用する求核物質R3Hがアンモニアで
    あることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの方法。
  9. 【請求項9】 使用する求核物質R3HがC1〜C6アル
    キルアミン、シクロアルキルアミン、アリールアミンま
    たはアラルキルアミンのグループから選ばれたアミンで
    あることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの方法。
  10. 【請求項10】 一般式 【化7】 〔式中、R1およびR2は、R1およびR2がともに同時に
    水素であることはないという条件つきで、請求項1に定
    義したとおりである。〕のチオラクトン。
  11. 【請求項11】 式 【化8】 の5−チアスピロ〔2.4〕ヘプタン−6−オン。
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