JPH0781980A - 光ファイバテープ心線の製造方法 - Google Patents

光ファイバテープ心線の製造方法

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JPH0781980A
JPH0781980A JP5231450A JP23145093A JPH0781980A JP H0781980 A JPH0781980 A JP H0781980A JP 5231450 A JP5231450 A JP 5231450A JP 23145093 A JP23145093 A JP 23145093A JP H0781980 A JPH0781980 A JP H0781980A
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Naoya Inoue
直哉 井上
Mitsuo Ito
三男 伊藤
Takeo Shiono
武男 塩野
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ファイバテープ心線を製造するにあたり、
素線配列方向の両側で被覆厚に偏肉を生じさせることが
できる方法を提供する。 【構成】 複数本の光ファイバ素線9を並列してコーテ
ィングダイス8を通し、外周にUV樹脂を一括被覆した
後、紫外線ランプにより紫外線を照射して一括被覆層1
0を硬化させる。ここで、コーティングダイス8は、ニ
ップル11とダイス12およびUV樹脂溜め部13から
成り、ニップル8とダイス9には、それぞれの中心が素
線9の挿通方向をz軸としたときの3次元空間座標のy
軸方向に所定の長さだけずれたニップル孔14およびダ
イス孔15が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信分野等で使用さ
れる光ファイバテープ心線の製造方法に係り、さらに詳
しくは、光ファイバ素線を並列させその外周に一括被覆
層を設けた光ファイバテープ心線をさらに複数本並列さ
せ一体化して光ファイバテープ心線を製造する場合など
に有用な光ファイバテープ心線の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光通信の分野では、図9に示
すような、複数本の光ファイバ素線1を並列させ、その
外周に紫外線硬化型樹脂(以下、UV樹脂と称す。)や
熱硬化型樹脂からなる一括被覆層2を設け、テープ状に
形成した光ファイバテープ心線3が使用されている。
【0003】このような光ファイバテープ心線3は、一
般に、図10に示すように、複数本の光ファイバ素線1
を並列させて、ニップルおよびダイスを備えたコーティ
ングダイス4に通し、内部に貯溜されたUV樹脂等の樹
脂を素線群の外周に一括被覆した後、紫外線ランプ5に
より紫外線を照射するなどの方法で被覆樹脂を硬化させ
て製造されている。図中、6は、光ファイバテープ心線
3を巻取る巻取装置である。
【0004】近年、このように製造された光ファイバテ
ープ心線(単テープ心線)3を、さらに 2本並列させ、
単テープ心線を製造する場合と同様にして、外周にUV
樹脂等による一括被覆層を設け、テープ状に形成して多
心の光ファイバテープ心線(複テープ心線)を製造する
試みがある。すなわち、図11は、このような複テープ
心線の一例を示す断面図で、並列する 2本の単テープ心
線3の外周に、さらに一括被覆層7を設けて一体化した
構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに製造される複テープ心線は、図11からも明らかな
ように、各単テープ心線3の最内側に位置する光ファイ
バ素線1a同士の間隔が、必然的に他の隣接する光ファ
イバ素線1同士の間隔と比べて広くなるため、端末部で
コネクタによる一括接続を行うことができないという問
題があった。
【0006】そこで、隣接する光ファイバ素線1間距離
がすべて等しい複テープ心線が得られるような単テープ
心線、すなわち、素線配列方向(幅方向)の片側の肉厚
が反対側の肉厚に比べて薄く形成されるような単テープ
心線の製造技術が求められている。
【0007】本発明はこのような従来の事情に鑑みなさ
れたもので、素線配列方向両側の一括被覆厚に偏肉を生
じさせることができ、したがってこれを用いて複テープ
心線を製造する場合に、全ての素線間距離を等しく形成
することができる光ファイバテープ心線の製造方法を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、複数本
の光ファイバ素線または光ファイバ心線を並列して、樹
脂供給孔を有する樹脂溜め部と、この樹脂溜め部を挟ん
で設けられた前記複数本の光ファイバ素線または光ファ
イバ心線を並列に通すニップル孔を有するニップルと、
前記ニップル孔とほぼ対向する位置にダイス孔が穿設さ
れたダイスとを備えたコーティングダイスに通し、前記
複数本の光ファイバ素線または光ファイバ心線外周に樹
脂を一括被覆する光ファイバテープ心線の製造方法にお
いて、前記ニップル孔およびダイス孔は、その一方の中
心を他方の中心に対し、前記光ファイバ素線または光フ
ァイバ心線の配列方向に所定の長さ変位させて設けられ
ていることを特徴とするものであり、この場合、ニップ
ルとダイスの少なくとも一方が、前記光ファイバ素線ま
たは光ファイバ心線の配列方向に任意の長さ移動可能に
構成されていることが望ましい。
【0009】また、本発明の第2は、複数本の光ファイ
バ素線または光ファイバ心線を並列して、樹脂供給孔を
有する樹脂溜め部と、この樹脂溜め部を挟んで設けられ
た前記複数本の光ファイバ素線または光ファイバ心線を
並列に通すニップル孔を有するニップルと、前記ニップ
ル孔とほぼ対向する位置にダイス孔が穿設されたダイス
とを備えたコーティングダイスに通し、前記複数本の光
ファイバ素線または光ファイバ心線外周に樹脂を一括被
覆する光ファイバテープ心線の製造方法において、前記
コーティングダイスの樹脂溜め部内に、前記ニップル孔
を通った複数本の光ファイバ素線または光ファイバ心線
を並列させて前記ダイス孔へと案内するガイド孔を有す
るガイド部材が、そのガイド孔の中心をダイス孔の中心
に対し光ファイバ素線または光ファイバ心線の配列方向
に所定の長さだけ変位させて配置されていることを特徴
とするものであり、この場合、ガイド部材は、光ファイ
バ素線または光ファイバ心線の配列方向に任意の長さ移
動可能に構成されていることが望ましい。
【0010】なお、光ファイバ素線または光ファイバ心
線の外周に一括被覆する樹脂としては、ウレタン−アク
リレート樹脂やエポキシ−アクリレート樹脂などのUV
樹脂の使用が好ましい。また、ニップル、ダイス、樹脂
溜め部およびガイド部材を構成する材料としては、形状
保持が可能なものであればよく、たとえば超硬合金や真
鍮などが好適に使用される。
【0011】
【作用】本発明の第1の方法では、コーティングダイス
において、光ファイバ素線または光ファイバ心線を位置
決めするニップル孔と樹脂の一括被覆層を成形するダイ
ス孔とが、一方の中心が他方の中心に対し光ファイバ素
線または光ファイバ心線の配列方向に所定の長さだけ変
位した位置となるように配設されているので、光ファイ
バの素線群または心線群はダイス孔を、その中心をダイ
ス孔の中心から素線(心線)配列方向に偏心させて通過
することになり、所望の偏肉した一括被覆層が形成され
る。
【0012】この方法は、ニップル孔とダイス孔の相対
的位置を変えるだけでよいので、実施も容易である。特
に、ニップルとダイスの少なくとも一方を、水平方向に
任意の長さ移動可能に構成した場合には、偏肉量を容易
に調整することができて有用である。
【0013】また、本発明の第2の方法でも、ガイド孔
を通った光ファイバの素線または心線群はダイス孔を、
その中心をダイス孔の中心から素線(心線)配列方向に
偏心させて通過することになるため、所望の偏肉した一
括被覆層を形成することができる。この方法は、従来の
コーティングダイスにガイド部材を配置するだけなの
で、第1の方法に比べ、実施がより容易である。そし
て、ガイド部材を、水平方向に任意の長さ移動可能に構
成した場合には、偏肉量を容易に調整することができる
ため、さらに有利である。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0015】図1は本発明に使用されるコーティングダ
イスの一例を示す斜視図で、図中、8がコーティングダ
イスである。なお、以下の図面において、共通する部分
には同一符号が付されている。
【0016】この実施例においては、図1に示すよう
に、複数本の光ファイバ素線9を並列してコーティング
ダイス8に通し、それらの外周にUV樹脂を一括被覆し
た後、紫外線ランプ等(図示を省略)により紫外線を照
射して一括被覆層10を硬化させる。
【0017】コーティングダイス8は、図2に示すよう
に、素線9の入口側と出口側にそれぞれニップル11お
よびダイス12が配設され、これらの間に、上部にUV
樹脂供給孔13aを有するUV樹脂溜め部13が設けら
れた構造を有し、各部をそれぞれ別個のブロックにより
形成した後、一体化して形成されている。ニップル11
には、光ファイバ素線9を並列して通す長円形状のニッ
プル孔14が、また、ダイス12には、ニップル孔14
と相似形でひとまわり大きいサイズのダイス孔15がそ
れぞれ穿設され、かつこれらのニップル孔14およびダ
イス孔15は、図3に示すように、ダイス孔15の中心
Oとニップル孔14の中心O′が、素線9の挿通方向を
z軸としたときの3次元空間座標のy軸方向に相対的に
所定の長さ変位するように設けられている。すなわち、
ニップル孔14とダイス孔15は、図4に拡大して示す
ように、ダイス孔15の中心Oを原点とするx−y座標
上で重ねると、ニップル孔14の中心O′が原点Oから
y軸方向に所定の長さだけずれた位置にくるように、配
設されている。
【0018】このように構成されるコーティングダイス
8においては、図4の紙面に垂直な方向(z軸方向)に
進行する素線群は、まずニップル孔14を通ることで、
挿通中心がニップル孔14の中心O′に位置決めされ、
次いでUV樹脂溜め部13を通過した後、ダイス孔15
を通って引抜かれることで、外周にUV樹脂が被覆され
る。その際、ダイス孔15とニップル孔14は上記した
ようにy軸方向に偏心しているので、UV樹脂は、y軸
方向、すなわち光ファイバ素線9の配列方向に偏肉して
一括被覆される。したがって、この後、紫外線を照射し
て被覆を硬化させることにより、図5に示すような、光
ファイバ素線9の配列方向に偏肉した一括被覆層10を
有する光ファイバテープ心線が16が形成される。
【0019】このようして得られた光ファイバテープ心
線16は、図6に示すように、薄肉部が内側になるよう
に 2本並べ、通常の方法で、外側に一括してUV樹脂等
を被覆硬化させることにより、光ファイバ素線9が全て
ほぼ等間隔で配置され、したがって、端末でのコネクタ
ーによる一括接続が可能な光ファイバテープ心線を得る
ことができる。図6中、17は外側の一括被覆層であ
る。
【0020】以下、上記実施例の具体例を記載する。
【0021】図1および図2に示すコーティングダイス
8において、ニップル11およびダイス12をそれぞれ
縦80mm、横30mm、厚さ 5mmの板状とし、ニップル孔14
を長径1.04mm、短径0.28mm、曲線部の曲率半径0.13mm、
ダイス孔15を長径1.14mm、短径0.36mm、曲線部の曲率
半径0.18mmとした。また、ニップル孔14とダイス孔1
5の中心のずれを、光ファイバ素線9の挿通方向をz軸
方向としたときの3次元空間座標のy軸方向に45μm と
し、さらにUV樹脂溜め部13の長さを30mmとした。そ
して、このような各部を一体化して形成したコーティン
グダイス8に、0.26mmφの光ファイバ素線9を 4本並列
に通し、外周にUV樹脂を一括して被覆した後、紫外線
を照射して被覆を硬化させ、幅1.12mm、厚さ0.34mmの光
ファイバテープ心線16を製造した。
【0022】得られた光ファイバテープ心線16を切断
し、切断面を顕微鏡で観察し一括被覆層の肉厚を測定し
たところ、幅方向両側の被覆厚が、厚肉側で 0.095mm、
薄肉側で 0.005mmあり、所望の偏肉が生じていることが
確かめられた。
【0023】なお、上記実施例のコーティングダイス8
において、ニップル11およびダイス12の少なくとも
一方を、水平方向に任意の長さ移動可能に構成しておけ
ば、一括被覆層10の偏肉量を任意に調整することがで
き、偏肉量の異なる様々な光ファイバテープ心線を製造
することができるだけでなく、偏肉のない通常の光ファ
イバテープ心線の製造にも使用することができ、有利で
ある。
【0024】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
【0025】この実施例においては、図7および図8に
示すようなコーティングダイス8が使用される。すなわ
ち、このコーティングダイス8は、ニップル11および
ダイス12と、これらの間に設けられた、上部にUV樹
脂供給孔13aを有するUV樹脂溜め部13とを備えて
いる点は、上記実施例のものと同じであるが、ここで
は、UV樹脂溜め部13の内部に、ほぼ中央にニップル
孔11と同一形状、同一サイズのガイド孔18を有する
ガイド板19が、上下、左右に突設した 4本のシャフト
20で支持されて、ニップル11やダイス12と平行
に、素線群が挿通する方向に対して直交する水平方向
に、任意の長さ移動可能に設けられている。
【0026】このようなコーティングダイス8において
は、複数本の光ファイバ素線9は並列して、ニップル孔
14、次いでガイド孔18に通され、ダイス孔15より
引き出されるが、ガイド板19を素線群が挿通する方向
に対して直交する水平方向に移動させ、ガイド孔18を
ダイス孔15に対し所定の長さだけ偏心、すなわち、た
とえば前に説明した実施例で示したニップル孔14とダ
イス孔15のように、各中心の位置をずらしておくこと
により、光ファイバ素線9の外周にUV樹脂が偏肉して
一括被覆される。したがって、この後、この一括被覆を
紫外線を照射して硬化させることにより、図5に示した
と同様の、光ファイバ素線9の配列方向に偏肉した一括
被覆層10を有する光ファイバテープ心線16が製造さ
れる。
【0027】以下、上記実施例の具体例を記載する。
【0028】図7および図8に示すコーティングダイス
8において、ニップル11およびダイス12をそれぞれ
縦80mm、横30mm、厚さ 5mmの板状とし、ニップル孔14
を長径1.04mm、短径0.28mm、曲線部の曲率半径0.13mm、
ダイス孔15を長径1.14mm、短径0.36mm、曲線部の曲率
半径0.18mm、UV樹脂液供給溜め部13の長さを30mmと
した。また、ニップル11とダイス12の間のUV樹脂
溜め部13内に、ニップル孔14と同一形状、同一サイ
ズの長径1.04mm、短径0.28mm、曲線部の曲率半径0.13mm
のガイド孔18を有するガイド板19を、ガイド孔18
の中心がダイス孔14の中心より水平方向に45μm 偏心
するように配置した。そして、このようなコーティング
ダイス8に、直径0.26mmの光ファイバ素線9を 4本並列
に通し、外周にUV樹脂を一括して被覆した後、紫外線
を照射して被覆を硬化させ、幅1.12mm、厚さ0.34mmの光
ファイバテープ心線16を製造した。
【0029】得られた光ファイバテープ心線16を切断
し、切断面を顕微鏡で観察して一括被覆層10の肉厚を
測定したところ、幅方向両側の被覆厚が、厚肉側で 0.0
95mm、薄肉側で 0.005mmあり、所望の偏肉が生じている
ことが確かめられた。
【0030】なお、上記ガイド板19を、素線群が挿通
する方向に対して直交する水平方向だけでなく垂直方向
にも移動可能に構成してもよい。この場合には、ダイス
孔15に対しガイド孔18の位置を垂直方向に偏心させ
ることが可能になるため、図示は省略するが、厚さ方向
に偏肉した一括被覆層を有する光ファイバテープ心線を
製造することができる。そして、このような厚さ方向に
偏肉した一括被覆層を有する光ファイバテープ心線は、
光ファイバテープ心線(単テープ心線)を厚さ方向に積
層して一体化した光ファイバテープ心線(複テープ心
線)を製造する場合に有用である。すなわち、これを 2
本、薄肉側を対向させて積層し、その外周にUV樹脂等
により一括被覆層を施すことにより、隣接する光ファイ
バ素線間距離がすべてほぼ等しい、したがって、端末で
の接続を容易に行うことができる光ファイバテープ心線
(複テープ心線)を得ることができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明方法によれ
ば、複数本の光ファイバ素線が、その中心がダイス孔の
中心に対し光ファイバ素線の配列方向にずれてダイス孔
を通過するため、一括被覆層に同配列方向に所望の偏肉
を生じた光ファイバテープ心線を製造することができ
る。したがって、これを用いることにより、隣接する光
ファイバ素線間距離がほぼ等しく、端末における接続が
容易な複テープ心線を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバテープ心線の製造方法の一
実施例の要部を示す図。
【図2】その実施例に使用されるコーティングダイスの
縦断面図。
【図3】そのニップル孔とダイス孔の空間的な位置関係
を説明する図。
【図4】そのニップル孔とダイス孔を平面座標上で重ね
た状態を示す図。
【図5】その実施例により製造された光ファイバテープ
心線の断面図。
【図6】その光ファイバテープ心線を用いて製造される
光ファイバテープ心線を示す断面図。
【図7】本発明の他の実施例の要部を示す図。
【図8】その実施例に使用されるコーティングダイスの
構造を示す断面図。
【図9】従来の光ファイバテープ心線(単テープ心線)
を示す断面図。
【図10】従来の光ファイバテープ心線の製造方法を模
式的に示す図。
【図11】従来の光ファイバテープ心線(複テープ心
線)を示す断面図。
【符号の説明】
8………コーティングダイス 9………光ファイバ素線 10………一括被覆層 11………ニップル 12………ダイス 13………UV樹脂溜め部 14………ニップル孔 15………ダイス孔 16………光ファイバテープ心線(単テープ心線) 18………ガイド孔 19………ガイド板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の光ファイバ素線または光ファイ
    バ心線を並列して、樹脂供給孔を有する樹脂溜め部と、
    この樹脂溜め部を挟んで設けられた前記複数本の光ファ
    イバ素線または光ファイバ心線を並列に通すニップル孔
    を有するニップルと、前記ニップル孔とほぼ対向する位
    置にダイス孔が穿設されたダイスとを備えたコーティン
    グダイスに通し、前記複数本の光ファイバ素線または光
    ファイバ心線外周に樹脂を一括被覆する光ファイバテー
    プ心線の製造方法において、 前記ニップル孔およびダイス孔は、その一方の中心を他
    方の中心に対し、前記光ファイバ素線または光ファイバ
    心線の配列方向に所定の長さ変位させて設けられている
    ことを特徴とする光ファイバテープ心線の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ファイバテープ心線の
    製造方法において、ニップルとダイスの少なくとも一方
    が、前記光ファイバ素線または光ファイバ心線の配列方
    向に任意の長さ移動可能に構成されていることを特徴と
    する光ファイバテープ心線の製造方法。
  3. 【請求項3】 複数本の光ファイバ素線または光ファイ
    バ心線を並列して、樹脂供給孔を有する樹脂溜め部と、
    この樹脂溜め部を挟んで設けられた前記複数本の光ファ
    イバ素線または光ファイバ心線を並列に通すニップル孔
    を有するニップルと、前記ニップル孔とほぼ対向する位
    置にダイス孔が穿設されたダイスとを備えたコーティン
    グダイスに通し、前記複数本の光ファイバ素線または光
    ファイバ心線外周に樹脂を一括被覆する光ファイバテー
    プ心線の製造方法において、 前記コーティングダイスの樹脂溜め部内に、前記ニップ
    ル孔を通った複数本の光ファイバ素線または光ファイバ
    心線を並列させて前記ダイス孔へと案内するガイド孔を
    有するガイド部材が、そのガイド孔の中心をダイス孔の
    中心に対し光ファイバ素線または光ファイバ心線の配列
    方向に所定の長さ変位させて配置されていることを特徴
    とする光ファイバテープ心線の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の光ファイバテープ心線の
    製造方法において、ガイド部材は、光ファイバ素線また
    は光ファイバ心線の配列方向に任意の長さ移動可能に構
    成されていることを特徴とする光ファイバテープ心線の
    製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09197215A (ja) * 1996-01-24 1997-07-31 Fujikura Ltd 光ファイバユニット

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JPH09197215A (ja) * 1996-01-24 1997-07-31 Fujikura Ltd 光ファイバユニット

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