JP3014137B2 - 薄型光ファイバテープ心線 - Google Patents

薄型光ファイバテープ心線

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JP3014137B2
JP3014137B2 JP2310248A JP31024890A JP3014137B2 JP 3014137 B2 JP3014137 B2 JP 3014137B2 JP 2310248 A JP2310248 A JP 2310248A JP 31024890 A JP31024890 A JP 31024890A JP 3014137 B2 JP3014137 B2 JP 3014137B2
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4403Optical cables with ribbon structure

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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、複数本の光ファイバ素線を被覆材で被覆
し、テープ状に形成した光ファイバテープ心線に係り、
光ファイバテープ心線の厚さを、光ファイバ素線の外径
とほぼ等しくなる程度にした薄型光ファイバテープ心線
に関する。
「従来の技術」 第6図は、従来の光ファイバテープ心線を示すもの
で、この光ファイバテープ心線1は、複数本の光ファイ
バ素線2と、これらを被覆する樹脂被覆3とから構成さ
れている。
上記光ファイバ素線2は、直径125μmのシングルモ
ード光ファイバの外周上に紫外線硬化樹脂等を被覆した
外径250μmのファイバである。
光ファイバテープ心線1は、上記光ファイバ素線2を
複数本並列し、紫外線硬化樹脂等により一括被覆してテ
ープ状に形成したものである。
ところで、近年、光ファイバを用いた光ケーブルにお
いては、極めて多数の情報伝達が可能となるように数千
心もの光ファイバを収納する超高密度・多心光ケーブル
が検討されてきている。このようにケーブル内に極めて
多数の光ファイバを高密度に収納するためには、薄型の
テープ心線を多数積層し、さらにこの積層体を複数個集
合し、これを被覆してケーブルを構成する方法などが研
究されている。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、従来の光ファイバテープ心線では、例
えば外径250μmの光ファイバ素線2を用いて光ファイ
バテープ心線1を製造した場合、その光ファイバテープ
心線1の厚さは、その構造上280〜320μm程度であっ
た。
この発明は、上記事情に鑑みなされたもので、光ファ
イバテープ心線の厚さを、200μm以下とした薄型の光
ファイバテープ心線を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 かかる課題は、シングルモードまたはマルチモードの
光ファイバ素線を複数本並列し、これらを一括被覆材で
被覆してテープ状に形成した光ファイバテープ心線にお
いて 光ファイバ素線は、横断面円形の光ファイバ裸線に被
覆を形成してその横断面を偏平状とし、長径を250μm
に短径を200μm以下としたものであり、 この光ファイバ素線を複数本それぞれの長径方向を一
列に揃え、かつ上記一括被覆材をテープ層が光ファイバ
素線の短径と等しくなるように形成することにより解決
される。
「作用」 本発明の薄型光ファイバテープ心線にあっては、かか
る構成により得られる光ファイバテープ心線の厚さを20
0μm以下の薄肉とでき、かつ各ファイバ素線間の間隔
を250μmと汎用されている光ファイバテープ心線のそ
れと等しくすることができる。
「実施例」 第1図は、本発明の薄型光ファイバテープ心線の一実
施例を示す図で、図中符号10は、薄型光ファイバテープ
心線(以下、テープ心線と略記する)である。
上記テープ心線10は、複数本の光ファイバ素線11と、
これらを被覆する一括被覆材12とから構成されている。
上記光ファイバ素線11は、その横断面が楕円状となる
ように、光ファイバ裸線13の表面上に、紫外線硬化樹脂
等からなる樹脂被覆14を、被覆したものである。
上記光ファイバ裸線13としては、石英系のシングルモ
ードファイバ、マルチモードファイバ等の光通信用ファ
イバが使用可能である。この光ファイバ裸線の直径は通
常125μmである。
また上記樹脂被覆14の樹脂材料には紫外線硬化樹脂等
が好適に用いられ、この紫外線硬化樹脂としては、ウレ
タンアクリレート系、エポキシアクリレート系、ブタジ
エンアクリレート系、シリコーンアクリレート系などの
樹脂が好ましい。またその樹脂のヤング率は、1kg/mm2
以下の軟質な樹脂材料か、あるいは軟質な樹脂層上にヤ
ング率20kg/mm2以上の硬質樹脂を形成した2層構造とし
ても良い。またこの樹脂被覆14の第1図中符号14Aで示
される短径(最小径)は、極端に小さいと光ファイバ素
線11の破断強度等の機械的強度が低下し、製造時等にお
いて光ファイバ素線に張力が加わった際に、この素線が
断線するおそれがあるため、樹脂被覆14の短径14Aの厚
さは10〜35μm程度とするのが望ましい。また第1図中
符号14Bで示される樹脂被覆14の長径(最大径)は、250
μmとなっている。
またテープ心線10は、上記光ファイバ素線11の複数本
を、その長径方向を一列に揃えて配した構成になってい
る。またこれら複数本の光ファイバ素線11を一括被覆す
る一括被覆材12としては、ウレタンアクリレート系、エ
ポキシアクリレート系、ブタジエンアクリレート系、シ
リコーンアクリレート系などの紫外線硬化樹脂が好適に
用いられる。
以上述べたように、本実施例の薄型光ファイバテープ
心線10は、光ファイバ素線11の横断面が、長径250μ
m、短径200μm以下の楕円状となるように、光ファイ
バ裸線13の表面上に樹脂被覆14を設けた光ファイバ素線
11を、長径方向に複数本並列したファイバ束を設け、こ
のファイバ束に、一括被覆材12をテープ厚が光ファイバ
素線11の短径と等しくなるように形成したので、光ファ
イバテープ心線の厚さを200μm以下とすることが可能
となる。
またこの薄型光ファイバテープ心線10を構成する光フ
ァイバ素線11は、その長径側の寸法が250μmであり、
かつこの光ファイバ素線11の複数本を、その長径方向を
一列に揃えて配した構成であるので各素線間のピッチは
250μmとなり、従来の光ファイバテープ心線と変わる
ことがなく、この薄型光ファイバテープ心線10を接続す
る際などに用いられるコネクタや融着機等の従来よりあ
る周辺機器をそのまま、もしくは若干の修正を加えて使
用できる。
なお本実施例においては、第1図に示すような横断面
が楕円状の光ファイバを用いた例を示したが、用いる素
線の横断面が偏平な形状を有し、その横断面の長径が25
0μmで、短径が200μm以下であるという条件を具備し
ていれば、その形状は、限定されるものでなく、例え
ば、第5図に示されるような、横断面が長円状の素線11
aでもよい。
(製造例) 上記実施例において述べた薄型光ファイバテープ心線
10を、以下の操作により作製した。
まず、第2図に示す光ファイバ素線製造装置を用い
て、光ファイバ素線11を作製した。
この光ファイバ素線製造装置は、光ファイバ裸線13を
作製する紡糸炉15と、ダイスポット16と、被覆した紫外
線硬化樹脂を硬化させるための硬化装置17と、作製した
光ファイバ素線を巻取るための巻取りボビン18とから構
成されている。
また上記ダイスポット16は、ニップル19と、紫外線硬
化樹脂供給口20と、ダイス口部21とを有する装置で、光
ファイバ裸線13の外周面上に紫外線硬化樹脂を被覆する
装置である。なお上記ダイス口部21の口径は、第3図に
示すような、符号16Aで示される短径が200μmで、符号
16Bで示される長径が250μmの楕円状の口径としたもの
を用いた。
上記紡糸炉15で紡糸して、まず直径125μmの石英系
光ファイバ裸線13を作製し、次にこの光ファイバ裸線13
を、ニップル19から上記ダイスポット16内に導入すると
ともに、紫外線硬化樹脂供給口20から、硬化時のヤング
率が5kg/mm2のウレタンアクリレート系紫外線硬化樹脂
をダイスポット16内に供給し、光ファイバ裸線13表面上
に樹脂被覆14(未硬化)を被覆して光ファイバ素線11A
を得た。
次に上記の光ファイバ素線11Aを、内部に紫外線を照
射するためのランプ等を備えた硬化装置内に導入し、樹
脂被覆14を硬化して光ファイバ素線11を作製した。
次に、この光ファイバ素線11を8本束ね、それぞれの
長径方向を一列として並列してファイバ束とし、このフ
ァイバ束をダイス22内に導入した。
上記ダイス22は、第4図に示すように、符号23Aで示
される短径が200μm、符号23Bで示される長径が2mmの
ダイス孔23を貫設されたダイスポット24と、さらにこの
ダイス孔23に通じて設けられた樹脂供給路25とから構成
されている。
光ファイバ素線11を8本並列させたファイバ束を、上
記ダイス22内に導入するとともに、樹脂供給路25を通じ
てダイスポット24内に硬化時のヤング率が70kg/mm2のウ
レタンアクリレート系紫外線硬化樹脂を供給し、次に樹
脂をコーティングしたテープを、硬化装置内に導入し、
この硬化装置内部に備えた紫外線照射ランプにより、紫
外線を照射し、樹脂を硬化した。
以上の操作により第1図に示すような、テープ厚0.20
mm、幅2mmの薄型光ファイバテープ心線10を得た。得ら
れたテープ心線10は、各素線間の結束力が十分であり、
またこのテープ心線10に、捻回ピッチが5mmの軽いねじ
りを加えても被覆が破損することがなかった。
「発明の効果」 以上述べたように、本発明の薄型光ファイバテープ心
線にあっては、シングルモードまたはマルチモードの光
ファイバ素線を複数本並列し、これらを一括被覆材で被
覆してテープ状に形成した光ファイバテープ心線におい
て 光ファイバ素線は、横断面円形の光ファイバ裸線に被
覆を形成してその横断面を偏平状とし、長径を250μm
に短径を200μm以下としたものであり、 この光ファイバ素線を複数本それぞれの長径方向を一
列に揃え、かつ上記一括被覆材をテープ層が光ファイバ
素線の短径と等しくなるように形成したものなので、光
ファイバテープ心線の厚さを200μm以下とすることが
可能となる。従って、かかる薄型のテープ心線を多数積
層し、さらにこの積層体を複数個集合し、これを被覆し
てケーブルを構成することにより高密度の光ファイバケ
ーブルが得られる。また、各光ファイバ素線間の間隔が
250μmとなるので、汎用の光ファイバテープ心線との
一括融着接続が可能であり、多心コネクタなどへの機械
的な接続も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の薄型光ファイバテープ心線の一実施
例を示す断面図、第2図ないし第5図は、本発明の薄型
光ファイバテープ心線の製造装置の一例を示す図であっ
て、第2図は、紡糸装置の概略図、第3図は、第2図に
示す紡糸装置のダイス口部を示す図、第4図は、ダイス
を示す斜視図、第5図は、本発明の薄型光ファイバテー
プ心線の変形例を示す断面図、第6図は、従来例の光フ
ァイバテープ心線を示す断面図である。 10……薄型光ファイバテープ心線、 11……光ファイバ素線、 12……一括被覆材、 14……樹脂被覆。 14A……短径、 14B……長径。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 秀雄 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株 式会社佐倉工場内 (72)発明者 冨田 茂 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−112210(JP,A) 特開 昭59−228204(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/04 - 6/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シングルモードまたはマルチモードの光フ
    ァイバ素線を複数本並列し、これらを一括被覆材で被覆
    してテープ状に形成した光ファイバテープ心線におい
    て、 光ファイバ素線は、横断面円形の光ファイバ裸線に被覆
    を形成してその横断面を偏平状とし、長径を250μmに
    短径を200μm以下としたものであり、 この光ファイバ素線を複数本それぞれの長径方向を一列
    に揃え、かつ上記一括被覆材をテープ層が光ファイバ素
    線の短径と等しくなるように形成したことを特徴とする
    薄型光ファイバテープ心線。
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