JP2763028B2 - テープ状光ファイバ心線 - Google Patents

テープ状光ファイバ心線

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JP2763028B2
JP2763028B2 JP62297093A JP29709387A JP2763028B2 JP 2763028 B2 JP2763028 B2 JP 2763028B2 JP 62297093 A JP62297093 A JP 62297093A JP 29709387 A JP29709387 A JP 29709387A JP 2763028 B2 JP2763028 B2 JP 2763028B2
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樹哉 角田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4429Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
    • G02B6/443Protective covering
    • G02B6/4431Protective covering with provision in the protective covering, e.g. weak line, for gaining access to one or more fibres, e.g. for branching or tapping

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテープ状光ファイバ心線に関するものであ
る。 〔従来技術及びその問題点〕 従来より、複数本の光ファイバ素線を並列に配置して
一括して被覆層を設け、1本の光ファイバ心線としたテ
ープ状光ファイバ心線が知られている。第4図は従来の
一例の斜視図である。図示の通り、光ファイバ素線はコ
アおよびクラッドからなるガラスファイバ1と、その外
側に被覆されたコーティング層2から構成される。ここ
で、コーティング層2は例えばシリコーン樹脂からな
り、ガラスファイバ1に機械的な衝撃などが加わらない
ようにする緩衝層をなしている。このように構成される
4本の光ファイバ素線は、平面的に並列に配置され、第
4図の如く樹脂などからなる被覆層3によって一体化さ
れている。 ところで、近年になって加入者系光ファイバケーブル
の導入が進められているが、このためには多心の光ファ
イバ心線を分岐する必要が生じる。しかしながら、テー
プ状光ファイバ心線の複数の心線に分岐することは容易
ではない。具体的には、例えば第4図(a)中に点線A
で示すようにテープ状光ファイバ心線を縦方向に切り裂
き、2本の心線とすることは容易でなく、また実際に切
り裂くと、その際の応力等によりガラスファイバ1の伝
送特性が劣化することが多かった。一方、第4図(b)
に示すように被覆層3をコーティング層2と共に除去し
てガラスファイバ1を露出させた後、ガラスファイバ1
を光コネクタ(図示せず)に接続したり、他の光ファイ
バに接続したりする方法もある。しかし、この方法では
コーティング層2および被覆層3を除去する工程が必要
になり、また高精度の調心をしなければならない等、分
岐作業が著しく困難になる。 そこで本発明は、光ファイバの伝送特性を劣化させる
ことなく、複数の光ファイバ心線に分岐するのが容易な
テープ状光ファイバ心線を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明に係るテープ状光ファイバ心線は、ガラスファ
イバをプラスチックで被覆した複数本の光ファイバ素線
を所定平面で並列に配置して更に別のプラスチックの被
覆層で覆ったテープ状光ファイバ心線において、複数の
光ファイバ素線のうちの少なくとも2本と、この光ファ
イバ素線の一方の側に隣接する他の少なくとも2本の光
ファイバ素線との間で被覆層が別体となっており、これ
らは別体となった被覆層間にくびれて形成されたプラス
チックの連結材により一体化されており、かつ連結材が
被覆層よりもろい(またはヤング率が低い)ことを特徴
とする。 〔作用〕 本発明のテープ状光ファイバ心線によれば、分岐すべ
き部分において被覆層が別体となっており、これらは被
覆層よりもろい(またはヤング率が低い)連結材により
一体化されているので、ここで容易に切り裂いて複数の
光ファイバ心線とすることができる。 〔実施例〕 以下、添付図面の第1図ないし第3図を参照して、本
発明の実施例を説明する。なお、図面の説明において同
一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。 第1図は実施例に係るテープ状光ファイバ心線の斜視
図である。図示の通り、このテープ状光ファイバ心線は
4本の光ファイバ素線から構成されており、一方の側の
素線のプラスチックコーティング層2a,2bと、他方の側
の素線のプラスチックコーティング層2c,2dは互いに接
している。そして、互いに隣接する中間の2本の光ファ
イバ素線のコーティング層2b,2cは一定の間隔をもって
離れている。このため、4本の光ファイバ素線はそれぞ
れ2本の光ファイバ心線を構成し、これらは互いに別の
プラスチックの被覆層3a,3bにより互いに一体化されて
いる。そして、これら心線を一体化するためのプラスチ
ック連結材4は、この間隔部分(分岐部分)でくびれて
形成されている。ここで、連結材4は熱硬化樹脂や紫外
線硬化樹脂で形成され、被覆層3に比べて低ヤング率で
あるか、またはもろくなっている。 このテープ状光ファイバ心線によれば、2本の光ファ
イバ心線に分岐することが容易に行なえる。すなわち、
連結材4の部分で物理的な強度が低下しているので、こ
こで切り裂くことにより、ガラスファイバ1a,1bを含む
一方の光ファイバ心線と、ガラスファイバ1c,1dを含む
他方の光ファイバ心線に容易に分岐できる。このとき、
光ファイバ素線はそれぞれ被覆層3a,3bにより覆われて
いるので、分岐後に素線が露出することはない。 第2図は上記実施例の変形例を示す断面図である。同
図(a)のテープ状光ファイバ心線では、右側の2本の
ガラスファイバ1を含む一方の側の光ファイバ心線と、
左側の3本のガラスファイバ1を含む他方の光ファイバ
心線との間で、被覆層3は互いに別体となっているが接
しており、これらの間には連結材4がくびれて形成され
ている。従って、この部分の物理的強度が低下している
ので、2本の心線に容易に分岐することができる。 同図(b)のテープ状光ファイバ心線では、それぞれ
2本のガラスファイバ1を含む3本の光ファイバ心線の
間で、被覆層3は互いに別体となっており、かつこれら
は連結材4がくびれて形成されて一体化されている。従
って、この連結材4を引き裂くことにより、2本の心線
に分岐することができる。 さらに、同図(c)のテープ状光ファイバ心線では、
それぞれ2本のガラスファイバ1を含む2本の光ファイ
バ心線の間で、被覆層3は互いに別体となって接してい
る。そして、これらは全体を被覆する連結材4がくびれ
て形成されて一体化されている。これによっても、2本
の光ファイバ心線への分岐を容易に実行できる。 本発明者は、上記のテープ状光ファイバ心線の有効性
を確認するため、下記のような実験を行なった。 まず、第1の実施例(実験例)として、ウレタンアク
リレート系紫外線(UV)硬化樹脂を被覆層3として用い
た4心のテープ状光ファイバ心線を2本用意し、これら
を第3図(a)のようにSiアクリレート系UV樹脂からな
る連結材4で連結した。ここで、Siアクリレート系UV樹
脂はウレタンアクリレート系UV硬化樹脂よりももろくな
っている。このような8心のテープ状光ファイバ心線に
対して、第3図(a)に矢印A,AあるいはB,Bのように応
力を加えたところ、容易に4心の2本のテープ状光ファ
イバ心線に分岐することができた。 第2の実施例(実験例)として、ウレタンアクリレー
ト系UV硬化樹脂を被覆層3として用いた2心の光ファイ
バ心線を2本用意し、これらを第3図(b)のようにSi
アクリレート系UV樹脂からなる連結材4で連結して4心
のテープ状光ファイバ心線を作成した。そして、これに
対して、第3図(b)に矢印A,AあるいはB,Bで示すよう
に応力を加えたところ、テープ状光ファイバ心線はもろ
いSiアクリレート系UV樹脂で引き裂かれ、容易に2本の
心線に分岐することができた。 第3の実施例(実験例)として、ウレタンアクリレー
ト系UV硬化樹脂を被覆層3として用いた2心の光ファイ
バ心線を5本用意し、これらを第3図(c)のようにSi
アクリレート系UV樹脂からなる連結材4で連結して10心
のテープ状光ファイバ心線を作成した。そして、これに
対して、第3図(c)に矢印A,AあるいはB1,B1、B2,
B2、B3,B3およびB4,B4のように応力を加えたところ、容
易に各2心の5本の光ファイバ心線に分岐できた。ま
た、B1,B1の方向に応力を加えて2心を1本と8心を1
本に分岐することもでき、B2,B2の方向に応力を加えて
4心を1本と6心を1本に分岐することもできる。 第4の実施例(実験例)として、ヤング率が60kg/mm2
のウレタンアクリレート系UV硬化樹脂を被覆層3とする
5心のウレタンアクリレート系UV硬化樹脂を2本用意
し、これらを第3図(d)の如くヤング率が10kg/mm2
ウレタンアクリレート系UV硬化樹脂を連結材4として連
結した。これに対し、同図(d)中の矢印A,A方向ある
いはB,B方向に応力を加えたところ、容易に各5心の2
本の光ファイバ心線に分岐できた。 本発明は以上の説明のものに限らず、種々の変形が可
能である。 例えば、被覆材料や連結材料はUV樹脂に限らず、熱硬
化型樹脂であってもよく、この場合にはヒータや電子線
によって硬化させることになる。また、連結材中に長手
方向に1本又は複数本の線材を埋め込んでおけば、この
線材を光ファイバ素線と直交する方向に引っ張ることに
より連結材を引き裂くことができるので、心線の分岐を
より容易に行なうことができる。 〔発明の効果〕 以上、詳細に説明した通り、本発明のテープ状光ファ
イバ心線によれば、分岐すべき部分において被覆層がも
ろく(またはヤング率が低く)且つくびれて形成された
連結材によって連結されているので、ここで容易に切り
裂いて複数の光ファイバ心線とすることができる。従っ
て、光ファイバの伝送特性を劣化させることなく、また
光ファイバ素線を露出させることなく複数の光ファイバ
心線に分岐することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例に係るテープ状光ファイバ心線
の斜視図、第2図はその変形例の断面図、第3図は本発
明の実施例に係る実験を説明する断面図、第4図は従来
例に係るテープ状光ファイバ心線の斜視図である。 1,1a〜1d……ガラスファイバ、2,2a〜2d……コーティン
グ層、3……被覆層、4……連結材。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.ガラスファイバをプラスチックで被覆した複数本の
    光ファイバ素線を所定平面で並列に配置して更に別のプ
    ラスチックの被覆層で覆ったテープ状光ファイバ心線に
    おいて、 前記複数の光ファイバ素線のうちの少なくとも2本と、
    この光ファイバ素線の一方の側に隣接する他の少なくと
    も2本の光ファイバ素線との間で前記被覆層が別体とな
    っており、これらは別体となった前記被覆層間にくびれ
    て形成されたプラスチックの連結材により一体化されて
    おり、かつ前記連結材が前記被覆層よりもろいことを特
    徴とするテープ状光ファイバ心線。 2.ガラスファイバをプラスチックで被覆した複数本の
    光ファイバ素線を所定平面で並列に配置して更に別のプ
    ラスチックの被覆層で覆ったテープ状光ファイバ心線に
    おいて、 前記複数の光ファイバ素線のうちの少なくとも2本と、
    この光ファイバ素線の一方の側に隣接する他の少なくと
    も2本の光ファイバ素線との間で前記被覆層が別体とな
    っており、これらは別体となった前記被覆層間にくびれ
    て形成されたプラスチックの連結材により一体化されて
    おり、かつ前記連結材が前記被覆層よりヤング率が低い
    ことを特徴とするテープ状光ファイバ心線。
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