JPH078187B2 - 雑海草駆除装置と雑海草駆除方法 - Google Patents

雑海草駆除装置と雑海草駆除方法

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JPH078187B2
JPH078187B2 JP3359570A JP35957091A JPH078187B2 JP H078187 B2 JPH078187 B2 JP H078187B2 JP 3359570 A JP3359570 A JP 3359570A JP 35957091 A JP35957091 A JP 35957091A JP H078187 B2 JPH078187 B2 JP H078187B2
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JP
Japan
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extermination
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weed control
device main
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糺 姥澤
宏 小野
徳市 廣瀬
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有限会社サンユーエンジニアリング
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
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    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Cultivation Of Seaweed (AREA)
  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雑海草駆除装置と雑海
草駆除方法に係るものであり、詳しくは沿岸昆布漁業に
おいては、雑海草の繁殖により昆布の根付けが阻害さ
れ、昆布の生育が著しく悪くなり、昆布の資源が減少し
ているが、本発明は海底岩石を洗耕してこれら雑海草を
駆除するに好適な雑海草駆除装置と、この雑海草駆除装
置を用いた雑海草駆除方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この雑海草駆除方法にあっては、
下記のようなものになっている。 1.チェーン振り方式のもの。 2.チェーンにキャタピラシュウを組合わせた方式のも
の。 3.水中ブルドーザーによる方式のもの。 4.火薬による爆破による方式のもの。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。いず
れも岩石の表面に付着した雑海草の駆除しかできないと
共に、1日当たりの作業量も少ない。
【0004】本願は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、上述の問題を解決できるものを提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
第1発明は、艀台船2と、この艀台船の装置された駆除
装置本体3とから構成され、駆除装置本体3は艀台船2
の進行方向と平行な左右のフレーム3Aと、このフレー
ムに当該艀台船2の進行方向に対して正回転あるいは逆
回転するよう掛架されたシャフト3Bと、このシャフト
に固着された適数個のチェーン用ドラム3Cと、このチ
ェーン用ドラムに縦方向をもってエンドレスの状態です
だれ状に掛け回された駆除用チェーン3Dとから構成さ
れていると共に、駆除用チェーン3Dは当該駆除用チェ
ーンを構成する各リンク3D1の外周面の左右には角柱
状に構成された駆除用突起3D11が添着されている
海草駆除装置である。
【0006】さらに、艀台船2への駆除装置本体3の取
付け状態を、艀台船に駆除装置本体3の駆除用チェーン
3Dが回動できる寸法に構成された縦筒状の開口部2A
を形成し、この開口部2Aに対応するよう左右のフレー
ム3Aを植設して行うことができる。加えて、艀台船へ
の駆除装置本体の取付け状態は、適数個の駆除装置本体
3を平面千鳥状に配設、あるいは1本ものに構成した駆
除装置本体3を一直線状に配設することができる。
【0007】第2発明は、艀台船2からのすだれ状の駆
除用チェーン3Dを、処理を所望する海底4における岩
石群4Aに対してたるみを有する状態を保持しながら、
当該艀台船2を移動させながら当該駆除用チェーン3D
の進行方向に対して正回転あるいは逆回転せしめるよう
構成された雑海草駆除方法である。
【0008】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。1
は第1発明としての雑海草駆除装置で、公知の艀台船2
と、この艀台船の装置された駆除装置本体3とから構成
されている。なお、この艀台船2は時速600m〜10
00mの速度で移動できるよう構成され、その吃水は約
50cmである。
【0009】そこで、駆除装置本体3は艀台船2の進行
方向と平行な左右のフレーム3Aと、このフレームに当
該艀台船2の進行方向とは正回転あるいは逆回転するよ
う掛架されたシャフト3Bと、このシャフトに固着され
た適数個のチェーン用ドラム3Cと、このチェーン用ド
ラムに縦方向をもってエンドレスの状態ですだれ状に掛
け回された駆除用チェーン3Dとからなり、かつ、この
駆除用チェーン3Dは当該駆除用チェーンを構成する各
リンク3D1の外周面の左右には角柱状に構成された駆
除用突起3D11が添着されている。
【0010】チェーン用ドラム3Cの外周には駆除用チ
ェーン3Dにおけるリンク3D1に係脱する爪3C1が
突設されている。3Eは左右のフレーム3Aを連結する
連結パイプである。3Fはシャフト3Bを回転させる油
圧モータである。なお、図示のものは6条の駆除用チェ
ーン3Dが50cm間隔をもって掛け回された場合を示
している。この駆除用チェーン3Dの条数については当
然のことながら、6条に限るものではない。
【0011】また、チェーン用ドラム3Cやリンク3D
1の寸法については下記の通りのものが好適であった。 A.チェーン用ドラム3Cの直径は約500mm〜80
0mm、 B.リンク3D1の素材の太さは約19mm〜22m
m、 C.リンク3D1の長さは約93mm〜115mm、 D.リンク3D1の外幅は約66mm〜70mm。
【0012】そこで、艀台船2への駆除装置本体3の取
付け状態は、艀台船に駆除装置本体3の駆除用チェーン
3Dが回動できる寸法に構成された縦筒状の開口部2A
を形成し、この開口部2Aに対応するよう左右のフレー
ム3Aを植設して行われている。この場合、艀台船への
駆除装置本体の取付け状態は、図5の如く適数個の駆除
装置本体3を艀台船幅一杯になるよう平面千鳥状に配設
しても、また、図6の如く艀台船幅一杯になるような1
本ものに構成した駆除装置本体3を一直線状に配設して
もよい。図中、2Bはエンジン,発電機室、2Cは操舵
室、2Dはエンジン室である。
【0013】第2発明としての雑海草駆除方法は下記の
通りである。艀台船2からのすだれ状の駆除用チェーン
3Dを、処理を所望する海底4における岩石群4Aに対
してたるみを有する状態を保持しながら、当該艀台船2
を移動させながら当該駆除用チェーン3Dの進行方向と
は正回転あるいは逆回転せしめる。
【0014】本発明のものの作用は効果と共に説明す
る。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。1.駆除用チェーン3D
が回転して海底を洗耕するため、艀台船の進行方向に荷
重がかからず、したがって艀台船の自航エンジンも小馬
力のものですむ。2.艀台船2からのすだれ状の駆除用
チェーン3Dを、処理を所望する海底4における岩石群
4Aに対してたるみを有する状態を保持しながら、駆除
用チェーン3Dを回転せしめるから、駆除用チェーンの
下端部分が岩石表面と接触することは勿論、この下端部
分が屈曲状態で岩石と岩石の空隙にまで食込み接触する
ことになるから、雑海草と同時に石灰分(フジツボ)の
駆除を確実に行うことができる。この場合、駆除用チェ
ーン3Dは当該駆除用チェーンを構成する各リンク3D
1の外周面の左右には角柱状に構成された駆除用突起3
D11が添着されているから、上述のように、駆除用チ
ェーンの下端部分が岩石表面と接触したり、岩石と岩石
の空隙にまで食込み接触するに際して、この駆除用突起
3D11で擦る状態になる。この結果、雑海草と同時に
石灰分(フジツボ)の駆除をより確実に行うことができ
ることになる。この点、公知の丸チェーンでは、本願の
駆除用チェーン3Dのように回転させて岩石表面と接触
させても、また岩石と岩石の空隙に接触させても滑って
しまい雑海草や石灰分などの駆除を確実に行いづらいこ
とになる。
【0016】3.艀台船幅一杯に駆除装置本体3を設置
できるから、効率のよい洗耕による駆除作業を行うこと
ができる。 4.従来のチェーン振り方式のものやチェーンとキャタ
ピラシュウの組合わせの方式のもののように曳き船を必
要としない。 5.艀台船の吃水は約50cmなので水深の浅い所でも
作業が可能である。 6.本発明のものは、設備資金費用は当初割高となるも
のの、短期間で償却できるため、全体的な洗耕コストは
大変安いものとなり、1日当たりの洗耕は従来のものと
比較して大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】1部を切り欠いた全体の側面図である。
【図2】駆除装置本体の斜視図である。
【図3】A−A線拡大断面図である。
【図4】駆除用チェーンの要部拡大斜視図である。
【図5】艀台船への駆除装置本体の配設状態の略図的平
面図である。
【図6】艀台船への駆除装置本体の配設状態の他の実施
例の略図的平面図である。
【符号の説明】
1 雑海草駆除装置 2 艀台船 3 駆除装置本体 3A フレーム 3B シャフト 3C チェーン用ドラム 3D 駆除用チェーン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 艀台船(2)と、この艀台船の装置され
    た駆除装置本体(3)とから構成され、駆除装置本体
    (3)は艀台船(2)の進行方向と平行な左右のフレー
    ム(3A)と、このフレームに当該艀台船(2)の進行
    方向に対して正回転あるいは逆回転するよう掛架された
    シャフト(3B)と、このシャフトに固着された適数個
    のチェーン用ドラム(3C)と、このチェーン用ドラム
    に縦方向をもってエンドレスの状態ですだれ状に掛け回
    された駆除用チェーン(3D)とから構成されていると
    共に、駆除用チェーン(3D)は当該駆除用チェーンを
    構成する各リンク(3D1)の外周面の左右には角柱状
    に構成された駆除用突起 (3D11)が添着されてい
    ことを特徴とする雑海草駆除装置。
  2. 【請求項2】 艀台船(2)への駆除装置本体(3)の
    取付け状態が、艀台船に駆除装置本体(3)の駆除用チ
    ェーン(3D)が回動できる寸法に構成された縦筒状の
    開口部(2A)を形成し、この開口部(2A)に対応す
    るよう左右のフレーム(3A)を植設して行われている
    「請求項1」記載の雑海草駆除装置。
  3. 【請求項3】 艀台船への駆除装置本体の取付け状態
    は、適数個の駆除装置本体(3)を平面千鳥状に配設、
    あるいは1本ものに構成した駆除装置本体(3)を一直
    線状に配設した「請求項」記載の雑海草駆除装置。
  4. 【請求項4】 艀台船(2)からのすだれ状の駆除用チ
    ェーン(3D)を、処理を所望する海底(4)における
    岩石群(4A)に対してたるみを有する状態を保持しな
    がら、当該艀台船(2)を移動させながら当該駆除用チ
    ェーン(3D)の進行方向に対して正回転あるいは逆回
    転せしめるようにしたことを特徴とする雑海草駆除方
    法。
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