JPH06141749A - 雑海草駆除装置と雑海草駆除方法 - Google Patents

雑海草駆除装置と雑海草駆除方法

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JPH06141749A
JPH06141749A JP32856292A JP32856292A JPH06141749A JP H06141749 A JPH06141749 A JP H06141749A JP 32856292 A JP32856292 A JP 32856292A JP 32856292 A JP32856292 A JP 32856292A JP H06141749 A JPH06141749 A JP H06141749A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理を所望する海底の岩石群における岩石表
面と岩石と岩石の空隙にまで洗耕して確実な雑海草駆除
を行うことができる雑海草駆除装置と雑海草駆除方法の
提供を目的とするものである。 【構成】 雑海草駆除装置は、艀台船2と、この艀台船
の装置された駆除装置本体3とから構成され、駆除装置
本体3は艀台船2の進行方向に対して正回転あるいは逆
回転するよう掛架されたシャフト3Bと、このシャフト
に固着された適数個のチェーン用ドラム3Cに縦方向を
もってエンドレスの状態ですだれ状に掛け回された駆除
用チェーン3Dとから構成されている。そして、この駆
除用チェーン3Dの海底に接する下死点部分には砲丸球
3Eが取付けられている。雑海草駆除方法は、駆除用チ
ェーン3Dを、処理を所望する海底の岩石群5Aに対し
て砲丸球3Eを利用してたるみを有する状態を保持しな
がら、当該駆除用チェーン3Dの進行方向とは正回転あ
るいは逆回転せしめるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雑海草駆除装置に係る
ものであり、詳しくは沿岸昆布漁業においては、雑海草
の繁殖により昆布の根付けが阻害され、昆布の生育が著
しく悪くなり、昆布の資源が減少しているが、本発明は
海底岩石を洗耕してこれら雑海草を駆除するに好適な雑
海草駆除装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この雑海草駆除方法にあっては、
下記のようなものになっている。 1.チェーン振り方式のもの。 2.チェーンにキャタピラシュウを組合わせた方式のも
の。 3.水中ブルドーザーによる方式のもの。 4.火薬による爆破による方式のもの。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。いず
れも岩石の表面に付着した雑海草の駆除しかできないと
共に、1日当たりの作業量も少ない。このほか、下記の
問題がある。チェーン振り方式のものでは、潮の干満に
左右される。チェーンにキャタピラシュウを組合わせた
方式のものでは、岩石の突起部が引っ掛かった時には作
業ができない。水中ブルドーザーや火薬による爆破によ
る方式のものでは、自然を破壊する。
【0004】本願は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、上述の問題を解決できるものを提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
第1発明は、艀台船2と、この艀台船の装置された駆除
装置本体3とから構成され、駆除装置本体3は艀台船2
の進行方向と平行な左右のフレーム3Aと、このフレー
ムに当該艀台船2の進行方向とは正回転あるいは逆回転
するよう掛架されたシャフト3Bと、このシャフトに固
着された適数個のチェーン用ドラム3Cと、このチェー
ン用ドラムに縦方向をもってエンドレスの状態ですだれ
状に掛け回された駆除用チェーン3Dと、この駆除用チ
ェーン3Dの海底に接する下死点部分には砲丸球3Eが
取付けられている雑海草駆除装置である。
【0006】この場合、左右のフレーム3Aは上下方向
に伸縮自在に構成され、かつこの左右のフレーム3Aで
支持されているシャフト3Bの前後位置をもって、当該
シャフトとは平行な状態で前後のシャフト3B1,3B
2が回転自在に掛架され、このシャフト3B1,3B2
にはチェーン用ドラム3Cに対応する前後の滑車3B1
1,3B21を取付けることができる。
【0007】第2発明は、艀台船2と、この艀台船の先
端部分に起伏自在に配設された適数本のブーム4と、こ
のブーム4に対し起伏自在に装置された駆除装置本体3
とから構成され、駆除装置本体3は艀台船2の進行方向
と平行な左右の支持枠3Gと、この支持枠に当該艀台船
2の進行方向とは正回転あるいは逆回転するよう掛架さ
れたシャフト3Bと、このシャフトに固着された適数個
のチェーン用ドラム3Cと、このチェーン用ドラムに縦
方向をもってエンドレスの状態ですだれ状に掛け回され
た駆除用チェーン3Dとからなり、かつ、この駆除用チ
ェーン3Dの海底に接する下死点部分には砲丸球3Eが
取付けられている雑海草駆除装置である。
【0008】この場合、左右の支持枠3Gで支持されて
いるシャフト3Bの前後位置をもって、当該シャフトと
は平行な状態で前後のシャフト3B1,3B2が回転自
在に掛架され、このシャフト3B1,3B2にはチェー
ン用ドラム3Cに対応する前後の滑車3B11,3B2
1を取付けることができる。
【0009】艀台船2に駆除装置本体3を取付ける場
合、一連のものとせず艀台船2に駆除装置本体3を所定
長さに構成された数基に分割して取付けるようにするこ
とができる。
【0010】第3発明は、艀台船2からのすだれ状に垂
下された駆除用チェーン3Dを、処理を所望する海底4
における岩石群4Aに対して砲丸球3Eを利用してたる
みを有する状態を保持しながら、当該艀台船2を移動さ
せながら当該駆除用チェーン3Dの進行方向とは正回転
あるいは逆回転せしめるように構成した雑海草駆除方法
である。
【0011】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。1
は第1発明としての雑海草駆除装置で、公知の艀台船2
と、この艀台船の装置された駆除装置本体3とから構成
されている。なお、この艀台船2は時速600m〜10
00mの速度で移動できるよう構成され、その吃水は約
50cmである。
【0012】そこで、駆除装置本体3は艀台船2の進行
方向と平行な左右のフレーム3Aと、このフレームに当
該艀台船2の進行方向とは正回転あるいは逆回転するよ
う掛架されたシャフト3Bと、このシャフトに固着され
た適数個のチェーン用ドラム3Cと、このチェーン用ド
ラムに縦方向をもってエンドレスの状態ですだれ状に掛
け回された駆除用チェーン3Dと、この駆除用チェーン
3Dの海底に接する下死点部分には砲丸球3Eが取付け
られている。
【0013】なお、外径250〜300mm程度の砲丸
球3Eの中心に幅100〜150mm程度の穴3E1を
くり抜き、この穴3E1に駆除用チェーン3Dが貫通さ
れている。そして、駆除用チェーンには普通の丸チェー
ンが使用されているが、各リンク3D1のうち1個おき
にあるいは数個おきに位置するリンクの外周面には角柱
状に構成された駆除用突起3D11が添着されている異
型チェーンとすることができる。
【0014】さらに、駆除装置本体3については、図4
を参照して下記のように構成することができる。すなわ
ち、駆除装置本体3は艀台船2の進行方向と平行で、か
つ上下方向に伸縮自在に構成された左右のフレーム3A
と、このフレームに当該艀台船2の進行方向とは正回転
あるいは逆回転するよう掛架されたシャフト3Bと、こ
のシャフトに固着された適数個のチェーン用ドラム3C
と、このチェーン用ドラムに縦方向をもってエンドレス
の状態ですだれ状に掛け回された駆除用チェーン3Dと
からなり、かつ、この駆除用チェーン3Dの海底に接す
る下死点部分には砲丸球3Eが取付けられている。
【0015】フレーム3Aは伸縮する支脚3A1とこの
上端に連設された支持枠3A2とから構成され、支脚3
A1は収納された内部に上下方向に作用する油圧シリン
ダ3A3により伸縮するよう構成されている。シャフト
3Bは左右の支持枠3A2間に配設されていることにな
る。加えて、支持枠3A2間にはシャフト3Bの前後位
置をもって、当該シャフトとは平行な状態で前後のシャ
フト3B1,3B2が回転自在に掛架され、このシャフ
ト3B1,3B2にはチェーン用ドラム3Cに対応する
前後の滑車3B11,3B21が取付けられている。
【0016】図5では、チェーン用ドラム3Cを中心に
前後の滑車3B11,3B21が1個ずつ取付けられて
いる状態で示されているが、2個以上取付けることがで
きると共に、チェーン用ドラム3Cの前方側のみ、ある
いは後方側のみに適当数取付けることができる。
【0017】チェーン用ドラム3Cの外周には駆除用チ
ェーン3Dにおけるリンク3D1に係脱する爪3C1が
突設されている。3Hはシャフト3Bを回転させる油圧
モータである。なお、図示のものは6条の駆除用チェー
ン3Dが50cm間隔をもって掛け回された場合を示し
ている。この駆除用チェーン3Dの条数については当然
のことながら、6条に限るものではない。
【0018】また、チェーン用ドラム3Cやリンク3D
1の寸法については下記の通りのものが好適であった。 A.チェーン用ドラム3Cの直径は約500mm〜80
0mm、 B.リンク3D1の素材の太さは約19mm〜22m
m、 C.リンク3D1の長さは約93mm〜115mm、 D.リンク3D1の外幅は約66mm〜70mm。
【0019】以上述べてきた第1発明における艀台船2
への駆除装置本体3の取付け状態は、艀台船に駆除装置
本体3の駆除用チェーン3Dが回動できる寸法に構成さ
れた縦筒状の開口部2Aを形成し、この開口部2Aに対
応するよう左右のフレーム3Aを植設して行うことがで
きる。
【0020】11は第2発明としての雑海草駆除装置
で、公知の艀台船2と、この艀台船の先端部分に起伏自
在に配設された適数本のブーム4と、このブーム4に対
し起伏自在に装置された駆除装置本体3とから構成され
ている。この場合、ブーム4は第1油圧シリンダ4Aで
作動し、また、駆除装置本体3は第2油圧シリンダ4B
で作動するよう構成されている。
【0021】そこで、駆除装置本体3は艀台船2の進行
方向と平行な左右の支持枠3Gと、この支持枠に当該艀
台船2の進行方向とは正回転あるいは逆回転するよう掛
架されたシャフト3Bと、このシャフトに固着された適
数個のチェーン用ドラム3Cと、このチェーン用ドラム
に縦方向をもってエンドレスの状態ですだれ状に掛け回
された駆除用チェーン3Dとからなり、かつ、この駆除
用チェーン3Dの海底に接する下死点部分には砲丸球3
Eが取付けられている。
【0022】この場合、左右の支持枠3Gの後方隅より
下方へ突出させた突片3G1はブーム4の先端にピン4
Cで連結され、ブーム4の先端と支持枠3Gの後辺間に
は第2油圧シリンダ4Bが配設されていることになる。
シャフト3Bは左右の支持枠3G間に配設されているこ
とになる。加えて、支持枠3G間にはシャフト3Bの前
後位置をもって、当該シャフトとは平行な状態で前後の
シャフト3B1,3B2が回転自在に掛架され、このシ
ャフト3B1,3B2にはチェーン用ドラム3Cに対応
する前後の滑車3B11,3B21が取付けられてい
る。
【0023】第1発明と第2発明において、艀台船2に
駆除装置本体3を一直線状に取付ける場合、一連のもの
とせず艀台船2に駆除装置本体3を例えば1基の長さ5
〜6mのものを2基取付ける。これは駆除装置本体3を
一連のものとして一直線状に取付けると、作業中に何ら
かの故障が生じた場合、全装置が作動できなくなるが、
2基架設とすれば片方が故障しても、もう一方の装置が
作動できるので継続した作業をすることができる。ま
た、一連のものでは作業による機器への負荷が大きくな
るが、2基架設にする負荷は半減する利点もある。
【0024】艀台船上の四隅に4ケのキャプスタン(捲
揚ウインチ)2Bを設置し自航作業に際しての補助的役
目をすると共に、浅瀬での出入りにも活用するよう構成
されている。この場合、キャプスタンは強力なもので自
航エンジンを停止しても艀の進行、後退はできる。ま
た、ワイヤロープを斜めに張るのは艀の左右ブレを防止
するためである。図中、2Cはリモコン操作室、2Dは
台船推進機の上下装である。この場合、ブーム4は艀台
船2に固定式に構成することもできるが、取外し可能に
構成すると、作業休止期間には台船艀を艀本来の稼働に
転用できる。
【0025】なお、油圧シリンダの作動、チェーン用ド
ラムの回転、ブームの上下動など機器の操作や艀台船の
運行,操舵,キャプスタン等の操作はリモコンにより1
ケ所でできるよう構成されている。さらに、チェーンが
海底において岩石の間隙等で噛んだ時の処置は、油圧切
換装置の中に安全弁が内蔵されており、自動的にチェー
ン用ドラムの回転は停止する。この脱出はチェーン用ド
ラムの逆回転で正常な回転が得られる。
【0026】第3発明としての雑海草駆除方法は下記の
通りである。艀台船2からのすだれ状に垂下された駆除
用チェーン3Dを、処理を所望する海底5における岩石
群5Aに対して砲丸球3Eを利用してたるみを有する状
態を保持しながら、当該艀台船2を移動させながら当該
駆除用チェーン3Dの進行方向とは正回転あるいは逆回
転せしめる。
【0027】本発明のものの作用は効果と共に説明す
る。
【0028】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.駆除用チェーン3Dが回転して海底を洗耕するた
め、艀台船の進行方向に荷重がかからず、したがって艀
台船の自航エンジンも小馬力のものですむ。 2.艀台船2からのすだれ状の駆除用チェーン3Dを、
処理を所望する海底5における岩石群5Aに対してたる
みを有する状態を保持しながら、駆除用チェーン3Dを
回転せしめるから、駆除用チェーンの下端部分が岩石表
面と接触することは勿論、この下端部分が屈曲状態で岩
石と岩石の空隙にまで食込み接触することになるから、
雑海草と同時に石灰分(フジツボ)の駆除を確実に行う
ことができる。
【0029】雑海藻駆除作業において、海流や波浪ある
いは、海中での障害物に駆除用チェーンが影響を受け
ず、海底での安定を保つための装置として砲丸球が取付
けられているから、砲丸球はその重量により海底に残ろ
うとするので、チェーンは流されずに正常な動きをする
ことができる。さらに、砲丸球の取付けによりチェーン
同士のからみ防止にも役立つことになる。
【0030】3.艀台船幅一杯に駆除装置本体3を設置
できるから、効率のよい洗耕による駆除作業を行うこと
ができる。 4.従来のチェーン振り方式のものやチェーンとキャタ
ピラシュウの組合わせの方式のもののように曳き船を必
要としない。 5.艀台船の吃水は約50cmなので水深の浅い所でも
作業が可能である。 6.滑車の装着によりチェーン幅を広げ、海底における
接地幅を大きくすることができる。この場合、滑車は何
個でも取付けられるが、3個以下が適当である。
【0031】7.第2発明の所謂はね出し式のものにお
いては、ダンプ作動による上下作動ができるから、水深
に合わせチェーン用ドラムは上下する。この場合、ダン
プ作動によるブーム先端の最高位置と最低位置の差は艀
先端から、ブーム基礎取付位置との長さ、また、ブーム
の長さにもよるが、ブーム長3m〜4mの場合、2m〜
3mの上下動ができる。このような作用はあくまでも水
深に合わせチェーン用ドラムを上下動させ、チェーンの
海底での接地効果を得るためである。
【0032】8.本装置は雑海草駆除のみに使用するだ
けでなく、海底の撹拌による洗耕等、他の要求される作
業にも利用できるものとする。 9.本発明のものは、設備資金費用は当初割高となるも
のの、短期間で償却できるため、全体的な洗耕コストは
大変安いものとなり、1日当たりの洗耕は従来のものと
比較して大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の1部を切り欠いた全体の側面図であ
る。
【図2】駆除用チェーンと砲丸球との関係を示す略図的
斜視図である。
【図3】A−A線拡大断面図である。
【図4】他の実施例の要部拡大斜視図である。
【図5】同上の要部拡大縦断面図である。
【図6】第2発明の全体の斜視図である。
【図7】駆除装置本体の斜視図である。
【図8】作用を説明する側面図である。
【図9】駆除用チェーンの一例を示す要部拡大斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 雑海草駆除装置 2 艀台船 3 駆除装置本体 3A フレーム 3B シャフト 3C チェーン用ドラム 3D 駆除用チェーン 11 雑海草駆除装置 4 ブーム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 艀台船(2)と、この艀台船の装置され
    た駆除装置本体(3)とから構成され、駆除装置本体は
    艀台船の進行方向と平行な左右のフレーム(3A)と、
    このフレームに当該艀台船(2)の進行方向とは正回転
    あるいは逆回転するよう掛架されたシャフト(3B)
    と、このシャフトに固着された適数個のチェーン用ドラ
    ム(3C)と、このチェーン用ドラムに縦方向をもって
    エンドレスの状態ですだれ状に掛け回された駆除用チェ
    ーン(3D)と、この駆除用チェーンの海底に接する下
    死点部分には砲丸球(3E)が取付けられていることを
    特徴とする雑海草駆除装置。
  2. 【請求項2】 左右のフレーム(3A)は上下方向に伸
    縮自在に構成され、かつこの左右のフレーム(3A)で
    支持されているシャフト(3B)の前後位置をもって、
    当該シャフトとは平行な状態で前後のシャフト(3B
    1,3B2)が回転自在に掛架され、このシャフト(3
    B1,3B2)にはチェーン用ドラム(3C)に対応す
    る前後の滑車(3B11,3B21)が取付けられてい
    る請求項1記載の雑海草駆除装置。
  3. 【請求項3】 艀台船(2)と、この艀台船の先端部分
    に起伏自在に配設された適数本のブーム(4)と、この
    ブームに対し起伏自在に装置された駆除装置本体(3)
    とから構成され、駆除装置本体は艀台船(2)の進行方
    向と平行な左右の支持枠(3G)と、この支持枠に当該
    艀台船の進行方向とは正回転あるいは逆回転するよう掛
    架されたシャフト(3B)と、このシャフトに固着され
    た適数個のチェーン用ドラム(3C)と、このチェーン
    用ドラムに縦方向をもってエンドレスの状態ですだれ状
    に掛け回された駆除用チェーン(3D)とからなり、か
    つ、この駆除用チェーンの海底に接する下死点部分には
    砲丸球3Eが取付けられていることを特徴とする雑海草
    駆除装置。
  4. 【請求項4】 左右の支持枠(3G)で支持されている
    シャフト(3B)の前後位置をもって、当該シャフトと
    は平行な状態で前後のシャフト(3B1,3B2)が回
    転自在に掛架され、このシャフト(3B1,3B2)に
    はチェーン用ドラム(3C)に対応する前後の滑車(3
    B11,3B21)が取付けられている請求項3記載の
    雑海草駆除装置。
  5. 【請求項5】 艀台船(2)に駆除装置本体(3)を取
    付ける場合、一連のものとせず艀台船に駆除装置本体を
    所定長さに構成された数基に分割して取付けるようにし
    た請求項1あるいは請求項3記載の雑海草駆除装置。
  6. 【請求項6】 艀台船(2)からのすだれ状に垂下され
    た駆除用チェーン(3D)を、処理を所望する海底
    (4)における岩石群(4A)に対して砲丸球(3E)
    を利用してたるみを有する状態を保持しながら、当該艀
    台船(2)を移動させながら当該駆除用チェーン(3
    D)の進行方向とは正回転あるいは逆回転せしめるよう
    に構成したことを特徴とする雑海草駆除方法。
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