JPH0313185Y2 - - Google Patents
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- JPH0313185Y2 JPH0313185Y2 JP5059886U JP5059886U JPH0313185Y2 JP H0313185 Y2 JPH0313185 Y2 JP H0313185Y2 JP 5059886 U JP5059886 U JP 5059886U JP 5059886 U JP5059886 U JP 5059886U JP H0313185 Y2 JPH0313185 Y2 JP H0313185Y2
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- Japan
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- seabed
- main body
- submarine
- scraper
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、底引き網の前部に配置されるワイヤ
ーに複数個挿通されて、海底を掻き回すのに使用
される海底掻き具に関する。
ーに複数個挿通されて、海底を掻き回すのに使用
される海底掻き具に関する。
(従来技術及びその問題点)
従来のこの種の海底掻き具は、そのほとんどが
瀬戸物でできたものであり、このために水平方向
の幅が広いものとなつて海底の泥の中への食い込
みが悪いと共に、使用中に割れやすく、1個割れ
てもすべて取り換えなくてはならないので、この
作業に1日がかりとなり、時間的なロスが大きい
といつた問題点があつた。
瀬戸物でできたものであり、このために水平方向
の幅が広いものとなつて海底の泥の中への食い込
みが悪いと共に、使用中に割れやすく、1個割れ
てもすべて取り換えなくてはならないので、この
作業に1日がかりとなり、時間的なロスが大きい
といつた問題点があつた。
また、瀬戸物でできているので、所定の強度を
確保するために、厚さを厚くしなければならず、
海底の泥中への食い込みが不充分で海底を掻き回
す効果が十分でないといつた問題点があつた。
確保するために、厚さを厚くしなければならず、
海底の泥中への食い込みが不充分で海底を掻き回
す効果が十分でないといつた問題点があつた。
また、このために、エビ、ヒラメ、カレイ等の
海底の魚介類を海底を掻き回すことによつて、底
引き網に誘導して捕る魚獲量にも響いてくるとい
つた問題点があつた。
海底の魚介類を海底を掻き回すことによつて、底
引き網に誘導して捕る魚獲量にも響いてくるとい
つた問題点があつた。
また、この海底掻き具を鉄板で製作すると、海
底の泥の中へ食い込みは良い反面、強度が強すぎ
て、漁を行う際に例えば岩等の天然の漁礁となる
海底の地形まで破壊してしまい、さらに魚類をこ
の鉄板で切つてしまい、いたみが激しく、獲れす
ぎることも伴つて魚保護の点からの問題点があつ
た。
底の泥の中へ食い込みは良い反面、強度が強すぎ
て、漁を行う際に例えば岩等の天然の漁礁となる
海底の地形まで破壊してしまい、さらに魚類をこ
の鉄板で切つてしまい、いたみが激しく、獲れす
ぎることも伴つて魚保護の点からの問題点があつ
た。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みなされたも
のであつて、海底掻き具をイモノ材質で造ること
により、海底掻き回し作用を効果的にして、漁獲
量も適量であり、魚保護の点からも良好な底引き
網用海底掻き具を提供することを主な目的とす
る。
のであつて、海底掻き具をイモノ材質で造ること
により、海底掻き回し作用を効果的にして、漁獲
量も適量であり、魚保護の点からも良好な底引き
網用海底掻き具を提供することを主な目的とす
る。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上記目的を達成するために、材質が
鋳物からなり、円盤状の本体部と、該本体部の中
心部両側に突設された筒部とを備え、該両側の筒
部に貫通して設けられた貫通孔に連通したピン止
め用のピン孔を該筒部の周壁に設けるとともに、
上記本体部の前後方向に貫通する複数個の孔を設
けたのである。
鋳物からなり、円盤状の本体部と、該本体部の中
心部両側に突設された筒部とを備え、該両側の筒
部に貫通して設けられた貫通孔に連通したピン止
め用のピン孔を該筒部の周壁に設けるとともに、
上記本体部の前後方向に貫通する複数個の孔を設
けたのである。
(作用)
本考案は、上記構成により、その重量により海
底を十分に掻き回すことが可能となり、また、材
質を鋳物としているので海底を掻き回す際に、例
えば岩のような天然の漁礁となる地形に衝突した
場合、該海底掻き具の方が割れてしまい、地形を
荒らすことがなく、漁獲保護が適当で魚もきづつ
けずに新鮮なものがとれるものである。
底を十分に掻き回すことが可能となり、また、材
質を鋳物としているので海底を掻き回す際に、例
えば岩のような天然の漁礁となる地形に衝突した
場合、該海底掻き具の方が割れてしまい、地形を
荒らすことがなく、漁獲保護が適当で魚もきづつ
けずに新鮮なものがとれるものである。
また、底引き網の前部の綱を筒部の貫通孔に通
して、該筒部のピン孔に止めピンを差し込んで前
記ワイヤーに複数個固定するので、掻き回し作用
の途中でワイヤーの所定個所より移動してずれた
りすることがないものである。
して、該筒部のピン孔に止めピンを差し込んで前
記ワイヤーに複数個固定するので、掻き回し作用
の途中でワイヤーの所定個所より移動してずれた
りすることがないものである。
さらに本体部に設けた複数個の孔から、海底で
掻き回された砂利泥等の一部がこの孔より外側に
逃げて海底の掻き回し作用が効果的となる。
掻き回された砂利泥等の一部がこの孔より外側に
逃げて海底の掻き回し作用が効果的となる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は本実施例に係る海底掻き具の斜視図、
第2図aはその正面図、第2図bはその側面図、
第2図cはその平面図、第2図dはその底面図、
第2図eはE−E線断面図、第3図は海底掻き具
を底引き網に装着した状態を示す説明図である。
第2図aはその正面図、第2図bはその側面図、
第2図cはその平面図、第2図dはその底面図、
第2図eはE−E線断面図、第3図は海底掻き具
を底引き網に装着した状態を示す説明図である。
本海底掻き具Aは材質が重量のある鋳物からな
るものであつて、図に示すように、円盤状の本体
部1と、該本体部1の中心部両側に突設された筒
部2とを備え、該両側の筒部2,2に貫通して設
けられた貫通孔3に連通したピン止め用のピン孔
4を該筒部2の周壁に設けると共に、前記円盤状
本体部1に前後方向に貫通する複数の円孔5…を
設けたものである。
るものであつて、図に示すように、円盤状の本体
部1と、該本体部1の中心部両側に突設された筒
部2とを備え、該両側の筒部2,2に貫通して設
けられた貫通孔3に連通したピン止め用のピン孔
4を該筒部2の周壁に設けると共に、前記円盤状
本体部1に前後方向に貫通する複数の円孔5…を
設けたものである。
上記のように形成された本海底掻き具Aは第3
図に示すように、底引き網Bの前部に配置された
ワイヤーCにその貫通孔3を挿通して等間隔に複
数個並設して、筒部2のピン孔4に止めピンを差
し込んで前記ワイヤーCに固定されるものであつ
て、船Dの海上での前進により該船Dの後尾の巻
取り機GにつながれたワイヤーEにて網支持具F
が海底で前方に引かれて、該網支持具Fの両端部
に掛け渡されたワイヤーCに複数個並設固定され
た前記海底掻き具Aにて海底を掻き回し、エビ、
ヒラメ、カレイ等の海底の魚介類を底引き網Bに
誘導して捕るのに使用されるものである。尚、前
記底引き網Bは、上縁部を前記網支持具Fに取り
付けられ、下縁部を海底に接するチエーンHに取
り付けられているものである。
図に示すように、底引き網Bの前部に配置された
ワイヤーCにその貫通孔3を挿通して等間隔に複
数個並設して、筒部2のピン孔4に止めピンを差
し込んで前記ワイヤーCに固定されるものであつ
て、船Dの海上での前進により該船Dの後尾の巻
取り機GにつながれたワイヤーEにて網支持具F
が海底で前方に引かれて、該網支持具Fの両端部
に掛け渡されたワイヤーCに複数個並設固定され
た前記海底掻き具Aにて海底を掻き回し、エビ、
ヒラメ、カレイ等の海底の魚介類を底引き網Bに
誘導して捕るのに使用されるものである。尚、前
記底引き網Bは、上縁部を前記網支持具Fに取り
付けられ、下縁部を海底に接するチエーンHに取
り付けられているものである。
本実施例の海底掻き具Aは、円盤状の本体部1
に複数個の円孔5…を設けたので、海底で掻き回
された砂利泥等の一部がこの円孔5より外側に逃
げやすいから、海底掻き回し作用が効果的になる
利点がある。また、該円孔5から海底の泥が抜け
るのでスムーズな掻き回し作用が出来る利点があ
る。
に複数個の円孔5…を設けたので、海底で掻き回
された砂利泥等の一部がこの円孔5より外側に逃
げやすいから、海底掻き回し作用が効果的になる
利点がある。また、該円孔5から海底の泥が抜け
るのでスムーズな掻き回し作用が出来る利点があ
る。
(考案の効果)
本考案は、以上のように、材質が鋳物からなる
ものであるから、海底掻き回し作用を効果的に出
来て、漁獲量を適量にすることが可能であり、魚
保護の点からも良好なものであり、また、円盤状
の本体部と、該本体部の中心部両側に突設された
筒部とを備え、該両側の筒部に貫通して設けられ
た貫通孔に連通したピン止め用のピン孔を設けた
ので、該ピン孔に止めピンを差し込んで底引き網
の前部の綱に複数個固定するので、掻き回し作用
の途中で綱の所定個所より移動してずれたりする
ことがなく、海底掻き回し作用を確実に行えるも
のである。
ものであるから、海底掻き回し作用を効果的に出
来て、漁獲量を適量にすることが可能であり、魚
保護の点からも良好なものであり、また、円盤状
の本体部と、該本体部の中心部両側に突設された
筒部とを備え、該両側の筒部に貫通して設けられ
た貫通孔に連通したピン止め用のピン孔を設けた
ので、該ピン孔に止めピンを差し込んで底引き網
の前部の綱に複数個固定するので、掻き回し作用
の途中で綱の所定個所より移動してずれたりする
ことがなく、海底掻き回し作用を確実に行えるも
のである。
第1図は本考案に係る海底掻き具の一実施例の
斜視図、第2図aはその正面図、第2図bはその
側面図、第2図cはその平面図、第2図dはその
底面図、第2図eはE−E線断面図、第3図は使
用状態を示す説明図である。 A……海底掻き具、B……底引き網、C……ワ
イヤー、1……本体部、2……筒部、3……貫通
孔、4……ピン孔。
斜視図、第2図aはその正面図、第2図bはその
側面図、第2図cはその平面図、第2図dはその
底面図、第2図eはE−E線断面図、第3図は使
用状態を示す説明図である。 A……海底掻き具、B……底引き網、C……ワ
イヤー、1……本体部、2……筒部、3……貫通
孔、4……ピン孔。
Claims (1)
- 底引き網の前部に配置される綱に複数個挿通さ
れて、海底を掻き回す漁法に使用される海底掻き
具において、上記海底掻き具の材質が鋳物からな
り、円盤状の本体部と、該本体部の中心部両側に
突設された筒部とを備え、該両側の筒部に貫通し
て設けられた貫通孔に連通したピン止め用のピン
孔を該筒部の周壁に設けるとともに、上記本体部
の前後方向に貫通する複数個の孔を設けたことを
特徴とする底引き網用海底掻き具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5059886U JPH0313185Y2 (ja) | 1986-04-04 | 1986-04-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5059886U JPH0313185Y2 (ja) | 1986-04-04 | 1986-04-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62160850U JPS62160850U (ja) | 1987-10-13 |
JPH0313185Y2 true JPH0313185Y2 (ja) | 1991-03-27 |
Family
ID=30874104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5059886U Expired JPH0313185Y2 (ja) | 1986-04-04 | 1986-04-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0313185Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2816328B2 (ja) | 1995-08-04 | 1998-10-27 | ティーアールダブリュ オキュパント リストレイント システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ガスバッグ拘束モジュール |
-
1986
- 1986-04-04 JP JP5059886U patent/JPH0313185Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2816328B2 (ja) | 1995-08-04 | 1998-10-27 | ティーアールダブリュ オキュパント リストレイント システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ガスバッグ拘束モジュール |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62160850U (ja) | 1987-10-13 |
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