JPH04304831A - 底引き網漁業法および装置 - Google Patents
底引き網漁業法および装置Info
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- JPH04304831A JPH04304831A JP9615691A JP9615691A JPH04304831A JP H04304831 A JPH04304831 A JP H04304831A JP 9615691 A JP9615691 A JP 9615691A JP 9615691 A JP9615691 A JP 9615691A JP H04304831 A JPH04304831 A JP H04304831A
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Landscapes
- Mechanical Means For Catching Fish (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、底引き網漁業法および
その漁業法を実施するのに使用する底引き網装置に関す
るものである。
その漁業法を実施するのに使用する底引き網装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、日本の近海における底引き網漁法
としては、底引き網の開口の前方において鉄製の爪を有
する引っ掻き具を配置して、この引っ掻き具を底引き網
と共に引き船で牽引する方法が、有効な底引き漁法とし
て知られている。
としては、底引き網の開口の前方において鉄製の爪を有
する引っ掻き具を配置して、この引っ掻き具を底引き網
と共に引き船で牽引する方法が、有効な底引き漁法とし
て知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た鉄製の爪を有する引っ掻き具を底引きすると、鉄製の
爪で海底をえぐりとることになるため、細砂や海草や、
その他の沈澱物等によって形成されている魚巣等の魚の
温床が破壊され、それと共に魚卵や稚魚までも一網打尽
にされる結果、漁場の荒廃を招くという問題点があった
。
た鉄製の爪を有する引っ掻き具を底引きすると、鉄製の
爪で海底をえぐりとることになるため、細砂や海草や、
その他の沈澱物等によって形成されている魚巣等の魚の
温床が破壊され、それと共に魚卵や稚魚までも一網打尽
にされる結果、漁場の荒廃を招くという問題点があった
。
【0004】このため上述した鉄製の爪を有する引っ掻
き具を使用する底引き網漁は、現在公けには禁止されて
いるが、また前記の引っ掻き具を使用しない底引き網漁
法では、漁獲量が少なくて採算性が悪いという問題点が
あった。
き具を使用する底引き網漁は、現在公けには禁止されて
いるが、また前記の引っ掻き具を使用しない底引き網漁
法では、漁獲量が少なくて採算性が悪いという問題点が
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ため本発明においては、底引き網の開口の前方にバイブ
レーターを配置して、底引き網と共にこのバイブレータ
ーを底引きする。
ため本発明においては、底引き網の開口の前方にバイブ
レーターを配置して、底引き網と共にこのバイブレータ
ーを底引きする。
【0006】また、底引き網およびバイブレーターと、
これらを共に牽引する引き綱とにより底引き網装置を構
成する。
これらを共に牽引する引き綱とにより底引き網装置を構
成する。
【0007】
【作用】上述のように本発明においては、底引き網の開
口の前方にバイブレーターを配置して、底引き網と共に
このバイブレーターを底引きするようにしたから、海底
の魚床を従来のように鉄製の爪で破壊するおそれはなく
なる。
口の前方にバイブレーターを配置して、底引き網と共に
このバイブレーターを底引きするようにしたから、海底
の魚床を従来のように鉄製の爪で破壊するおそれはなく
なる。
【0008】しかも本発明によれば、バイブレーターに
よって海底近くで激しい振動が発生するから、附近の魚
や海老等はおどろいて魚巣よりとび出し、浮上したとこ
ろを底引き網によって捕獲される。したがって本発明に
よれば、底引き網漁法として十分な漁獲量を得ることが
できる。
よって海底近くで激しい振動が発生するから、附近の魚
や海老等はおどろいて魚巣よりとび出し、浮上したとこ
ろを底引き網によって捕獲される。したがって本発明に
よれば、底引き網漁法として十分な漁獲量を得ることが
できる。
【0009】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を説明す
る。図中1は海底、2は海面、3は底引き漁船、4は漁
船3の船尾に立設した投げ網および捲き網用の櫓、5は
底引き網捲き取り用のウインチ、6はその牽引索、7は
櫓4の頂部に設けた滑車である。
る。図中1は海底、2は海面、3は底引き漁船、4は漁
船3の船尾に立設した投げ網および捲き網用の櫓、5は
底引き網捲き取り用のウインチ、6はその牽引索、7は
櫓4の頂部に設けた滑車である。
【0010】また図1および図2に示すように、Aは牽
引索6によって牽引される底引き網の一例を示すもので
、8は底引き網Aの略前半部を形成する截頭四角錐状の
目の粗い入口部の網で、8aは開口の上縁部、8bは下
縁部、8cは側縁部であり、9は上縁部8aに分布して
設けた複数個のフロート、10は下縁部8bに分布して
設けた複数個の錘である。
引索6によって牽引される底引き網の一例を示すもので
、8は底引き網Aの略前半部を形成する截頭四角錐状の
目の粗い入口部の網で、8aは開口の上縁部、8bは下
縁部、8cは側縁部であり、9は上縁部8aに分布して
設けた複数個のフロート、10は下縁部8bに分布して
設けた複数個の錘である。
【0011】また11は、前記した入口部の網8の後方
に接続した中間部の目の細かい網で、この中間部の網1
1は、六面立方体形状に枠組みした鉄枠12の外周面に
網を張設して構成してある。
に接続した中間部の目の細かい網で、この中間部の網1
1は、六面立方体形状に枠組みした鉄枠12の外周面に
網を張設して構成してある。
【0012】また13は、前記した中間部の網11の後
方に接続した四角錐状の目の細かい袋状の網であり、1
4はこの袋状の網13内に入った魚類が逆戻りできない
ように、網13の入口部より網13内に向って漏斗状に
設けた逆止網である。
方に接続した四角錐状の目の細かい袋状の網であり、1
4はこの袋状の網13内に入った魚類が逆戻りできない
ように、網13の入口部より網13内に向って漏斗状に
設けた逆止網である。
【0013】また15は、底引き網Aを引くときに、網
8の開口が十分開くように牽引索6に接続して設けた拡
網板(オツターボード)で、図4はその一例を示すもの
である。
8の開口が十分開くように牽引索6に接続して設けた拡
網板(オツターボード)で、図4はその一例を示すもの
である。
【0014】本発明の底引き網装置は、上述した底引き
網Aと、図1および図3に示したバイブレーター16と
、これらを共に牽引する引き網6,17とにより構成す
る。 なお18は引き網17用のウィンチである。このバイブ
レーター16は、どのようなものでもよいが、例えば図
に示すように円筒状のケーシングの中に電動式の起振装
置を設けたものでもよい。
網Aと、図1および図3に示したバイブレーター16と
、これらを共に牽引する引き網6,17とにより構成す
る。 なお18は引き網17用のウィンチである。このバイブ
レーター16は、どのようなものでもよいが、例えば図
に示すように円筒状のケーシングの中に電動式の起振装
置を設けたものでもよい。
【0015】また本発明の底引き漁業法は、図1に示す
ように、底引き網Aの開口の前方にバイブレーター16
を配置して、底引き網Aと共に、このバイブレーター1
6を底引き漁船3により引き綱6,17を介して底引き
するようにする。バイブレーター16の配置位置は、底
引き網Aの開口より適当な間隔を置いて配置すればよい
が、この間隔は捕獲しようとする魚種等に応じて適宜調
節すればよい。
ように、底引き網Aの開口の前方にバイブレーター16
を配置して、底引き網Aと共に、このバイブレーター1
6を底引き漁船3により引き綱6,17を介して底引き
するようにする。バイブレーター16の配置位置は、底
引き網Aの開口より適当な間隔を置いて配置すればよい
が、この間隔は捕獲しようとする魚種等に応じて適宜調
節すればよい。
【0016】
【発明の効果】上述のように本発明においては、底引き
網Aの開口の前方にバイブレーター16を配置して、底
引き網Aと共に、このバイブレーター16を底引きする
ようにしたから、海底の魚床を従来のように鉄製の爪で
破壊するおそれはなくなる。したがって本発明によれば
、魚床を損傷したり、稚魚や魚卵まで捕獲するることが
なくなり、漁業環境を良好に維持することができるとい
う効果が得られる。
網Aの開口の前方にバイブレーター16を配置して、底
引き網Aと共に、このバイブレーター16を底引きする
ようにしたから、海底の魚床を従来のように鉄製の爪で
破壊するおそれはなくなる。したがって本発明によれば
、魚床を損傷したり、稚魚や魚卵まで捕獲するることが
なくなり、漁業環境を良好に維持することができるとい
う効果が得られる。
【0017】しかも本発明によれば、バイブレーター1
6によって海底近くで激しい振動が発生するから、附近
の魚や海老等はおどろいて魚巣よりとび出し、浮上した
ところを底引き網Aによって捕獲される。したがって本
発明によれば、底引き網漁法として十分な漁獲量を得る
ことができるから、採算性もよくなり、経済的にも良好
な底引き網漁法を提供することができる。
6によって海底近くで激しい振動が発生するから、附近
の魚や海老等はおどろいて魚巣よりとび出し、浮上した
ところを底引き網Aによって捕獲される。したがって本
発明によれば、底引き網漁法として十分な漁獲量を得る
ことができるから、採算性もよくなり、経済的にも良好
な底引き網漁法を提供することができる。
【図1】本発明の底引き網漁業法の説明図である。
【図2】(a) は、底引き網の一例を示す正面図であ
り、(b) は、その側面図であり、(c) は、その
平面図である。
り、(b) は、その側面図であり、(c) は、その
平面図である。
【図3】バイブレーターの一例を示す斜視図である。
【図4】拡網板の一例を示す斜視図である。
1 海底
2 海面
3 底引き漁船
4 櫓
5 ウィンチ
6 牽引索
7 滑車
A 底引き網
8 入口部の網
9 フロート
10 錘
11 中間部の網
12 鉄枠
13 袋状の網
14 逆止網
15 拡網板 (オツターボード)
Claims (2)
- 【請求項1】 底引き網の開口の前方にバイブレータ
ーを配置して、底引き網と共にこのバイブレーターを底
引きすることを特徴とする底引き網漁業法。 - 【請求項2】 底引き網およびバイブレーターと、こ
れらを共に牽引する引き綱とよりなる底引き網装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3096156A JPH07108171B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 底引き網漁業法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3096156A JPH07108171B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 底引き網漁業法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04304831A true JPH04304831A (ja) | 1992-10-28 |
JPH07108171B2 JPH07108171B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=14157498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3096156A Expired - Lifetime JPH07108171B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 底引き網漁業法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07108171B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005341850A (ja) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Nichimo Co Ltd | 曳き網 |
NL2008315C2 (nl) * | 2012-02-20 | 2013-08-21 | Piet Hoekstra | Visnetopstelling. |
JP2015216910A (ja) * | 2014-05-21 | 2015-12-07 | 一般財団法人電力中央研究所 | 採取方法及び採取装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61146669A (ja) * | 1984-12-19 | 1986-07-04 | 株式会社日立製作所 | 回転軸駆動式台車 |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP3096156A patent/JPH07108171B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61146669A (ja) * | 1984-12-19 | 1986-07-04 | 株式会社日立製作所 | 回転軸駆動式台車 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005341850A (ja) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Nichimo Co Ltd | 曳き網 |
NL2008315C2 (nl) * | 2012-02-20 | 2013-08-21 | Piet Hoekstra | Visnetopstelling. |
JP2015216910A (ja) * | 2014-05-21 | 2015-12-07 | 一般財団法人電力中央研究所 | 採取方法及び採取装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07108171B2 (ja) | 1995-11-22 |
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