JPH078143B2 - インバ−タ装置 - Google Patents

インバ−タ装置

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JPH078143B2
JPH078143B2 JP60289777A JP28977785A JPH078143B2 JP H078143 B2 JPH078143 B2 JP H078143B2 JP 60289777 A JP60289777 A JP 60289777A JP 28977785 A JP28977785 A JP 28977785A JP H078143 B2 JPH078143 B2 JP H078143B2
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JP
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switching element
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capacitor
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雅人 大西
博之 西野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、直流電力を入力し負荷に高周波交流電力を
出力するインバータ装置に関するものである。
〔背景技術〕
第7図に従来例である一般的な1石式電圧共振形インバ
ータ装置の構成を示す。この従来例は、スイッチング素
子であるトランジスタ2とダンパダイオード3の並列回
路と、トランス4の1次巻線N1と共振コンデンサ5の並
列回路とを直流電源1に対して直列接続し、トランス4
の2次巻線N2に発生する高周波交流電力を負荷6に出力
するものである。トランジスタ2は、直流電源1に対し
て分圧抵抗8と直列接続したコンデンサ9の充電電圧を
入力とする制御回路7から出力される制御信号V7によっ
てオン/オフ制御される。
第8図の波形図を参照して、この従来例の動作を説明す
る。第8図(1)は制御信号V7を示し、第8図(2)は
トランジスタ2のコレクタ電流I2を示し、第8図(3)
はトランジスタ2のコレクタ電圧V2を示し、第8図
(4)は共振コンデンサ5に流れる電流I5を示し、第8
図(5)はダンパダイオード3に流れるダンパ電流I3
示し、第8図(6)は負荷6に供給される負荷電流I6
示す。
第8図(1)に示すように駆動信号V7がハイレベルにな
ると、トランジスタ2がオンとなりコレクタ電流I2が第
8図(2)に示すように直線的に増加する。制御信号V7
がローレベルになると、トランジスタ2がオフとなり、
トランス4の1次巻線N1に流れていた電流が流れ続けよ
うとするため、第8図(4)に示すように共振コンデン
サ5に電流I5が流れ込む。共振コンデンサ5が充電され
ると前記電流I5が逆向きに流れ、共振コンデンサ5の電
圧が直流電源1の電圧とほぼ同じになると、第8図
(5)に示すようにダンパダイオード3にダンパ電流が
I3が流れ、トランス4の1次巻線N1を介して直流電源1
に回生電流が流れる。次にトランジスタ2がオンになっ
て同様の動作が繰り返され、負荷6のトランス4の2次
巻線N2に生じる高周波交流電力が出力される。
この従来例では、トランジスタ2のオン期間を変えるこ
とによって負荷6に出力される高周波交流電力の大きさ
が変化する。トランジスタ2がオフになる瞬間の共振回
路の出力電力は、直流電源1の電圧をVE、トランス4の
1次巻線N1に流れる電流をIN、共振コンデンサ5の容量
をC、前記巻線N1の共振インダクタンスをLNとすると、 となる。この従来例は、前記出力電力によって負荷6に
高周波交流電力を供給するので、前記巻線N1に流れる電
流INを変化することによって、負荷電流I6を所定範囲内
で変化することができる。つまりトランジスタ2のオン
期間を変化させれば、負荷6に出力する高周波交流電力
が変化する。
しかしながら、この従来例には次のような問題がある。
第9図は、第8図に対応すた波形図であるが、トランジ
スタ2のオン期間を長くした場合を示す。この従来例で
は、トランジスタ2のオン期間を長くすると、トランジ
スタ2がオンとなってからコレクタ電流I2が直線的に増
加するために第9図(2)に示すようにトランジスタ2
がオフとなるときのコレクタ電流I2が極めて大きくな
る。したがって、電流容量の大きなトランジスタ2を用
いる必要があるとともにスイッチングロスおよびそのス
イッチングノイズが増大するという問題がある。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、スイッチング素子に比較的電流容量
の小さいものを用いることができるとともにスイッチン
グロスおよびスイッチングノイズを減少することができ
るインバータ装置を提供することである。
〔発明の開示〕
この発明の構成は、直流電源に接続したチョークコイル
とスイッチング素子の直列回路と、前記スイッチング素
子に逆並列接続したダンパダイオードと、前記スイッチ
ング素子がオンのとき電流共振回路を形成するインダク
タおよび第1のコンデンサと、前記スイッチング素子が
オフのとき前記インダクタおよび前記第1のコンデンサ
とともに電圧共振回路を形成する第2のコンデンサと、
前記電圧共振回路の電圧共振の1周期に前記スイッチン
グ素子のオフ期間を制御するとともに電流共振回路の電
流共振期間が増減するように前記スイッチング素子のオ
ン期間を制御するスイッチング素子制御回路とを備え、
前記電流共振回路および前記電圧共振回路に生じる高周
波交流電力を出力することを特徴とするものである。
この発明の構成によれば、スイッチング素子のオン期間
を長くすると、チョークコイルの蓄積エネルギおよび電
流共振回路の蓄積エネルギが増大して、前記スイッチン
グ素子がオフになったとき、電圧共振回路で生じる高周
波交流電力が大きくなり、負荷電流が増大する。スイッ
チング素子のオン期間が長くなると前記電流共振回路の
電流共振期間が長くなるが、その共振減衰によってスイ
ッチング素子がオフになるときスイッチング素子に流れ
る電流が従来例のように大きくならない。したがって、
スイッチング素子に比較的電流容量の小さいものを用い
ることができるとともにそのスイッチングロスおよびス
イッチングノイズを減少することができる。
実施例 第1図は、この発明の第1実施例の構成を示す回路図で
ある。この実施例のインバータ装置は、直流電源20に接
続したチョークコイル21とスイッチング素子22の直列回
路と、前記スイッチング素子22に逆並列接続したダンパ
ダイオード23と、前記スイッチング素子22がオンのとき
電流共振回路を形成するインダクタ24および第1のコン
デンサ25と、前記スイッチング素子22がオフのとき前記
インダクタ24および前記第1のコンデンサ25とともに電
圧共振回路を形成する第2のコンデンサ26と、前記電圧
共振回路の電圧共振の1周期に前記スイッチング素子22
のオフ期間を制御するとともに電流共振回路の電流共振
期間が増減するように前記スイッチング素子22のオン期
間を制御するスイッチング素子制御回路29とを備えてい
る。
この実施例では、スイッチング素子22はトランジスタで
あって、直流電源20に対して分圧抵抗27と直列接続した
コンデンサ28の充電電圧が入力端に与えられるスイッチ
ング素子制御回路29の出力である制御信号V29によって
オン/オフ制御される。このスイッチング素子22には、
前述のようにダンパダイオード23が逆並列接続されてい
る他、インダクタ24であるトランスの1次巻線N1と第1
のコンデンサ25の直列回路および第2のコンデンサ26が
それぞれ並列接続されている。そして負荷30は、インダ
クタ24であるトランスの2次巻線N2に接続され、前記電
流共振回路および前記電圧共振回路に生じる高周波交流
電力によって負荷電流I30が供給される。
この実施例の動作を第2図および第3図の波形図に基づ
いて説明する。第2図(1)および第3図(1)は前記
制御信号V29を示し、第2図(2)および第3図(2)
はスイッチング素子22であるトランジスタのコレクタ電
流I22およびダンパダイオード23に流れるダンパ電流I23
を示し、第2図(3)および第3図(3)はスイッチン
グ素子22であるトランジスタのコレクタ電圧V22を示
し、第2図(4)および第3図(4)は第2のコレクタ
26に流れる電流I26を示し、第2図(5)および第3図
(5)はチョークコイル21に流れる電流I21を示し、第
2図(6)および第3図(6)は前記1次巻線N1および
第1のコンデンサ25に流れる電流I25を示し、第2図
(7)および第3図(7)は負荷電流I30を示す。
まず、第2図に基づいて一般的な動作を説明する。第2
図(1)に示すように制御信号V29がハイレベルになる
とスイッチング素子22がオンとなり、第2図(5)に示
すようにチョークコイル21には直線的に増加する電流I
21が流れる。この電流I21によって前記1次巻線N1と第
1のコンデンサ25の直列回路では、電流共振が発生し、
スイッチング素子22およびダイオード23には、第2図
(2)に示すようにコレクタ電流I22およびダンパ電流I
23が流れる。スイッチング素子2がオフになると、チョ
ークコイル21に流れていた電流I21が前記電流共振回路
に流れ続け、その電流共振回路で生じた電流I25が第2
のコンデンサ26に流れ込む。この動作によって今度は電
圧共振となり、第2図(3)に示すようにコレクタ電圧
V22が正弦波状に変化する。次に第2のコンデンサ26の
電圧が零になると、電流共振回路で生じる電流は、ダン
パダイオード23を介して流れる。そしてまたスイッチン
グ素子22がオンになり、同様の動作が繰り返される。こ
のような動作で、第2図(6)に示すように電流I25
流れ、前記第2巻線N2で発生した電圧によって第2図
(7)に示すような高周波の負荷電流I30が負荷30に供
給される。
次に第3図を参照して、負荷30への出力を増加するため
にスイッチング素子22のオン期間を長くした場合の動作
について説明する。第3図(1)に示すようにスイッチ
ング素子22のオン期間が長くなると、第3図(2)に示
すように電流共振期間が長くなり電流共振回数が増加す
る。また前記オン期間において第3図(5)に示すよう
にチョークコイル21に流れる電流I21が徐々に増加して
行くため、チョークコイル21の蓄積エネルギおよび前記
電流共振回路の蓄積エネルギが増大し、スイッチング素
子22がオフになったとき、第3図(3)に示すようにコ
レクタ電圧V22のピーク値が高くなる。したがって、ス
イッチング素子22のオン期間が長くなると、第3図
(6)に示すように前記電圧共振回路の電圧共振によっ
て生じる電流I25が増大し、第3図(7)に示すように
負荷電流I30が増大する。
この実施例では、スイッチング素子22のオン期間を長く
すると、前記電流共振回路の電流共振期間が長くなる
が、第3図(2)に示すように共振減衰によってコレク
タ電流I22のピーク値は徐々に減少して行く。つまり、
スイッチング素子22のオン期間を長くしても、従来例に
ようにスイッチング素子22がオフになるときにコレクタ
電流I22が大きくならない。したがって、この実施例で
は、スイッチング素子22に比較的電流容量の小さいもの
を用いることができるとともにそのスイッチングロスお
よびスイッチングノイズを減少することができる。
第4図は、この発明の第2実施例の構成を示す回路図で
ある。この実施例は、前述の第1実施例においてスイッ
チング素子22に並列接続されていたインダクタ24と第1
のコンデンサ25の直列回路および第2のコンデンサ26を
チョークコイル21に並列接続したものである。
第5図は、この発明の第3実施例の構成を示す回路図で
ある。この実施例は、第2実施例におけるトランスを実
施例とするインダクタ24をチョークコイルを実施例とす
るインダクタ24′に置き換え、チョークコイル21と並列
に負荷30とインダクタ24′と第1のコンデンサ25の直列
回路を接続したものである。
第6図は、この発明の第4実施例の構成を示す回路図で
ある。この実施例は、第1実施例において第2コンデン
サ26を取り除き、回路に発生する浮遊容量を第2コンデ
ンサ26′としたものである。この実施例では、チョーク
コイル21と並列に生じる浮遊容量を第2コンデンサ26′
としている。
この発明では、上述の第2実施例ないし第4実施例にお
いても前述の第1実施例と同様に従来例に比較してスイ
ッチング素子2の電流容量を小さくすることができると
ともに、そのスイッチングロスおよびスイッチングノイ
ズを減少することができる効果がある。
〔発明の効果〕
この発明のインバータ装置によれば、負荷電流を大きく
するためにスイッチング素子のオン期間を長くすると電
流共振回路の電流共振期間が長くなり、その共振減衰に
よってスイッチング素子に流れる電流が徐々に減少して
いくので、スイッチング素子をオフにしたときスイッチ
ング素子に流れる電流が従来例のように大きくならない
ので、スイッチング素子に比較的電流容量の小さいもの
を用いることができるとともにそのスイッチングロスお
よびスイッチングノイズを減少することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例の構成を示す回路図、第
2図および第3図は第1実施例の動作を説明するための
波形図、第4図は第2実施例の構成を示す回路図、第5
図は第3実施例の構成を示す回路図、第6図は第4実施
例の構成を示す回路図、第7図は従来例の構成を示す回
路図、第8図および第9図は従来例の動作を説明するた
めの波形図である。 20……直流電源、21……チョークコイル、22……スイッ
チング素子、23……ダンパダイオード、24,24′……イ
ンダクタ、25……第1のコンデンサ、26,26′……第2
のコンデンサ、29……スイッチング素子制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源に接続したチョークコイルとスイ
    ッチング素子の直列回路と、前記スイッチング素子に逆
    並列接続したダンパダイオードと、前記スイッチング素
    子がオンのとき電流共振回路を形成するインダクタおよ
    び第1のコンデンサと、前記スイッチング素子がオフの
    とき前記インダクタおよび前記第1のコンデンサととも
    に電圧共振回路を形成する第2のコンデンサと、前記電
    圧共振回路の電圧共振の1周期に前記スイッチング素子
    のオフ期間を制御するとともに電流共振回路の電流共振
    期間が増減するように前記スイッチング素子のオン期間
    を制御するスイッチング素子制御回路とを備え、前記電
    流共振回路および前記電圧共振回路に生じる高周波交流
    電力を出力することを特徴とするインバータ装置。
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JPH0244684A (ja) * 1988-08-01 1990-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波加熱装置用インバータ電源装置
US4858099A (en) * 1988-12-08 1989-08-15 France/Scott Fetzer Company Resonant inverter
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