JPH0739149A - 電圧共振コンバータ用整流平滑回路 - Google Patents

電圧共振コンバータ用整流平滑回路

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JPH0739149A
JPH0739149A JP20272193A JP20272193A JPH0739149A JP H0739149 A JPH0739149 A JP H0739149A JP 20272193 A JP20272193 A JP 20272193A JP 20272193 A JP20272193 A JP 20272193A JP H0739149 A JPH0739149 A JP H0739149A
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JP
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circuit
inductor
capacitor
voltage
rectifying
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JP20272193A
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Masahiko Matsumoto
匡彦 松本
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可飽和リアクタを用いることなく零クロスス
イッチングを達成し、回路効率が高く、かつ低コストの
電圧共振コンバータ用整流平滑回路を提供する。 【構成】 トランスT1の一次コイル1とグランドGN
D1間にスイッチ素子Q1とQ2との並列回路を接続す
る。スイッチ素子Q1にダンパーダイオードD1と共振
コンデンサC1を並列に接続し、スイッチ素子Q2にダ
イオードD2を並列に、コンデンサC2を直列に接続す
る。トランスT1の二次コイル2の端子間にインダクタ
L1、第1のコンデンサC、整流ダイオードD10の直列
回路を接続する。整流ダイオードD10の端子間に第2の
インダクタL2と平滑コンデンサC3の直列回路を接続
する。制御回路13は出力電圧が低下(上昇)したとき
に、第1のスイッチ素子Q1のオン期間を長く(短
く)、第2のスイッチ素子Q2のオン期間を短く(長
く)制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチング電源等に
使用されるフォワードタイプの電圧共振コンバータ用整
流平滑回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6には電圧共振コンバータとして一般
的に知られている部分共振フォワードコンバータと呼ば
れている回路が示されている。この回路は、トランスT
1の一次側を入力回路とし、同トランスT1の二次側を
出力回路としたもので、トランスT1の一次コイル1の
巻き終わり側は入力電源Vinに接続されており、一次コ
イル1の巻き始め側と入力側グランドGND1間には共
振コンデンサC1と、ダンパーダイオードD1と、第1
のスイッチ素子Q1の並列回路が介設されている。ま
た、一次コイル1の巻き始め側と入力側グランドGND
1との間には第2のスイッチ素子Q2と第2のコンデン
サC2の直列回路が接続され、第2のスイッチ素子Q2
には並列に第2のダイオードD2が接続されている。
【0003】トランスT1の二次コイル2の両端間に
は、可飽和リアクタL0と整流ダイオードD3とフライ
ホィールダイオードDとの直列回路が接続されており、
フライホィールダイオードDにはインダクタL2と平滑
コンデンサC3との直列回路が並列に接続されている。
そして、出力端Vout と出力側グランドGND2間には
抵抗体R1,R2の直列回路が接続されており、この抵
抗体R1,R2に抵抗分割されて取り出される出力電圧
の検出電圧が制御回路13に加えられている。
【0004】制御回路13は、出力電圧の検出電圧を受け
て出力電圧が一定になるように第1と第2のスイッチ素
子Q1,Q2のオン・オフのタイミングおよびパルス幅
を制御している。
【0005】この種の電圧共振コンバータでは、第1の
スイッチ素子Q1がオフした以降、二次コイル2の端子
間電圧が上昇して正電圧の一定レベルを越えたとき、整
流ダイオードD3が導通してインダクタL2から平滑コ
ンデンサC3に電流が流れる。二次コイル2に電流ID
3が流れ始めるとき、一次側共振回路の共振エネルギを
消費するため第1のスイッチ素子Q1の印加電圧が入力
電圧Vinまで上昇し、この状態で第1のスイッチ素子Q
1がオンすると、正電圧が印加された状態でスイッチが
オンされるので、スイッッチ電力損失が増大するという
問題が生ずる。
【0006】このような問題を解決するために、従来の
回路では、二次コイル2に直接可飽和リアクタL0を接
続して、二次コイル2の端子間電圧が正電圧となっても
電流ID3が二次コイル2側に直ぐに流れずに少し遅れ
て流れるようにし、電流ID3が二次コイル2側に流れ
ない間に共振によって第1のスイッチ素子Q1の印加電
圧が零となった後、第1のスイッチ素子Q1をオンして
おり、これにより、第1のスイッチ素子Q1がオンする
ときには、第1のスイッチ素子Q1の印加電圧が零の状
態でスイッチオンする、いわゆる、零クロススイッチン
グ(零電圧スイッチング)を達成している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、二次コ
イル2に可飽和リアクタL0を接続する方式は、零クロ
ススイッチングを達成できるが、可飽和リアクタL0に
ヒステリシス損とうず電流損との和としての鉄損が生じ
るため、回路効率が悪くなり、可飽和リアクタL0を接
続しないで零クロススイッチングを達成できない場合よ
りも寧ろ回路効率が悪くなるという問題が生じた。
【0008】また、可飽和リアクタL0を使用した場合
には、負荷の大小に拘わらず、つまり、軽負荷時にも可
飽和リアクタL0で大きな損失が発生するという問題が
あった。
【0009】さらに、可飽和リアクタL0は高価なもの
であるのでコスト高となった。
【0010】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、可飽和リアクタを用
いることなく零クロススイッチングを達成し、また、ト
ランス励磁電流の無効成分を小さく抑えることにより、
回路効率が高く、かつ、低コストの電圧共振コンバータ
用整流平滑回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明は、トランスの一次側を入力回路とし、トランスの
二次側を出力回路とし、入力回路には共振コンデンサ
と、1個以上のスイッチ素子とが設けられている電圧共
振コンバータに用いられる整流平滑回路であって、前記
トランスの二次コイルと第1のコンデンサとの直列回路
の両端間に整流ダイオードが接続されて、該整流ダイオ
ードと第1のコンデンサとによって整流回路が形成さ
れ、この整流回路の出力側には前記整流ダイオードの両
端間にLCで構成される平滑回路が接続されており、前
記トランスの一次コイルと二次コイルの少なくとも一方
側には等価回路上でこれらのコイルと直列にインダクタ
が接続されていることを特徴として構成されている。
【0012】
【作用】出力回路の出力電圧が低くなると、例えば、第
1のスイッチ素子のオン期間が長く、第2のスイッチ素
子のオン期間が短くなるように制御される。このスイッ
チ制御により、第1のスイッチ素子のオン期間に平滑回
路のインダクタに蓄えられるエネルギが大きくなり、こ
れにより、出力電圧の低下分は補われ、出力電圧の安定
化が図られる。
【0013】これに対し、出力電圧が高くなったときに
は、その分、第1のスイッチ素子のオン期間が短くな
り、第2のスイッチ素子のオン期間が長くなる結果、第
1のスイッチ素子のオン期間に蓄えられる平滑回路のイ
ンダクタのエネルギが小さくなって出力電圧の上昇分を
相殺する方向に作用し、出力電圧の安定化が図られる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例の説明において、従来例と同一の
部分には同一符号を付し、その重複説明は省略する。図
1には本発明に係る電圧共振コンバータ用整流平滑回路
の第1の実施例の回路構成が示されている。同図におい
て、トランスT1の一次側の入力回路は従来と同様に構
成されており、第2のコンデンサC2の容量は共振コン
デンサC1のそれよりも十分大きな値に設定されてい
る。一方、トランスT1の二次側の出力回路は従来例と
異なり、以下のように構成されている。
【0015】二次コイル2とインダクタL1と第1のコ
ンデンサCとの直列回路の両端間には整流ダイオードD
10が、そのカソード側を第1のコンデンサCの出力側に
向けて接続されている。これら、第1のコンデンサCと
整流ダイオードD10とより整流回路11が構成されてい
る。
【0016】また、整流回路11の出力側には、前記整流
ダイオードD10の両端間に、第2のインダクタL2と平
滑コンデンサC3との直列回路で構成される平滑回路12
が接続されている。また、前記平滑コンデンサC3と並
列に分圧抵抗体R1,R2の直列回路が接続されてお
り、出力端Vout から取り出される出力電圧が分圧抵抗
体R1,R2により分圧されて出力電圧の検出電圧が制
御回路に加わるように構成されている。この制御回路は
従来例同様に出力電圧の検出電圧を受け、出力電圧が一
定になるように第1と第2のスイッチ素子Q1,Q2の
オン・オフのタイミングおよびパルス幅を制御してい
る。
【0017】この実施例は上記のように構成されてお
り、次に、図3の等価回路と図2のタイムチャートに基
づき回路動作を説明する。なお、図3に示す等価回路
は、説明を簡略化するために一次コイル1のインダクタ
ンスLNはLN=∞であり、一次コイル1と二次コイル
2のコイル巻き数は等しく、共振コンデンサC1、第1
のコンデンサC、第2のコンデンサC2、平滑コンデン
サC3は定常状態において、それぞれ一定電圧の電圧源
C1,VC ,VC2,VC3と仮定して示している。なお、
R0は負荷抵抗である。
【0018】まず、初期状態のt0 時点で、インダクタ
L1を流れる電流は零であり、第1のスイッチ素子Q1
はオフ、第2のスイッチ素子Q2はオンとなっている。
第2のコンデンサC2と第1のコンデンサCにはそれぞ
れVC2,VC の電圧が印加されており、VC2>(Vin
C )となっている。次に、図3の(a)に示すt0
1 の期間では、電圧源VC2によってインダクタL1か
ら入力電源Vin方向(これを−方向とする)に電流IL
が流れ始め、この電流ILは直線的な傾き(VC2−Vin
−VC )/L1をもって増加する。この電流ILの流れ
によりインダンクL1に電磁エネルギが蓄えられる。
【0019】また、整流回路11と平滑回路12側では、第
2のインダクタL2に蓄積されている電磁エネルギによ
り整流ダイオードD10から第2のインダクタL2に向か
う閉グループの電流IDが流れる。
【0020】次にt1 時点で第2のスイッチ素子Q2が
オフすると、図3の(b)に示すように、インダクタI
Lに蓄積された電磁エネルギによりインダクタL1から
入力電源Vin方向に電流ILが流れ、t1 〜t2 の期間
において電流ILは(Vin+VC )/ILの傾きをもっ
て減少する。この電流ILが流れている期間中に、第2
のスイッチ素子Q2をオンすることで、零電圧スイッチ
ングが達成される。
【0021】t2 時点において、ILが零になると、今
度は図3の(c)に示すように入力電源Vinからインダ
クタL1、第1のコンデンサC、第2のインダクタL2
と順方向(これを+方向とする)に電流ILが流れ、
(Vin+VC )/L1の傾きをもって増加する。このt
2 〜t3 期間中の電流ILの流れによりインダクタL1
に電磁エネルギが蓄積される。一方、第2のインダクタ
L2に流れる電流は図2の(g)に示すように定常状態
においてほぼ一定であるので、前記整流ダイオードD10
から第2のインダクタL2に向かう電流IDは、インダ
クタL1からL2に流れる電流ILが増加した分、減少
する。
【0022】次に、t3 時点で電流IDが零となると、
図3の(d)に示すように入力電源Vinからインダクタ
L1、第1のコンデンサC、第2のインダクタL2、平
滑コンデンサC3を順に経て第1のスイッチ素子Q1に
至る経路で電流ILが流れる。第2のインダクタL2を
流れる電流は(Vin+VC −VC3)/(L1+L2)の
直線的な傾きをもって僅かずつ増加する。t3 〜t4
間中のこの電流ILの流れにより、インダクタL1,L
2に電磁エネルギが蓄積される。
【0023】次に、図3の(e)に示すようにt4 時点
で第1のスイッチ素子Q1がオフすると、インダクタL
1に蓄えられた電磁エネルギによってインダクタL1か
ら第1のコンデンサC方向に電流ILが流れる。t4
5 の期間において、電流ILは(VC2−Vin−VC
/L1の直線的な傾きをもって減少する。ILの減少し
た分だけ整流回路11と平滑回路12側のインダクタL2に
は整流ダイオードD10からインダクタL2に蓄えられた
電磁エネルギによって電流IDが流れる。
【0024】電流ILが+方向に流れている期間中に、
第2のスイッチQ2をオンすることで、スイッチ素子Q
2の零クロススイッチングが達成される。
【0025】電流ILが減少して零になると、最初の初
期状態に戻り、以下、図3の(a)から(e)の動作を
繰り返し行うことで、回路動作が継続する。
【0026】本実施例の回路において、出力回路の電圧
out が下がると、制御回路13は第1のスイッチ素子Q
1のオン期間を長くし、第2のスイッチ素子Q2のオン
期間を短くするように、スイッチ素子Q1,Q2のドラ
イブ電圧のパルス幅を制御する。このように、第1のス
イッチ素子Q1のオン期間が長くなる方向に制御される
と、平滑回路12のインダクタL2に電磁エネルギが蓄積
される期間が長くなるため、出力電圧が高くなる方向に
制御され、出力電圧の低下分が補われて出力電圧の安定
化が図られる。
【0027】その逆に、出力回路の出力電圧Vout が高
くなると、制御回路13により、第1のスイッチ素子Q1
のオン期間を短く、第2のスイッチ素子Q2のオン期間
を長くする方向に、スイッチ素子Q1,Q2のドライブ
電圧のパルス幅が制御される。このスイッチング制御に
より、第2のインダクタL2に電磁エネルギが蓄積され
る期間が減少するため、出力電圧が低くなる方向に制御
され、これにより、出力電圧の上昇分が差し引かれるこ
とで出力電圧が一定に制御される。
【0028】本実施例の回路では、整流回路11のインダ
クタL1に蓄積された電磁エネルギにより、インダクタ
L1から入力電源Vin方向に電流ILが流れている期間
内、つまり、印加電圧が零の状態で第1のスイッチ素子
Q1がオンし、さらに、入力電源VinからインダクタL
1方向に電流ILが流れている期間の印加電圧が零の状
態で第2のスイッチ素子Q2がオンするので、スイッチ
素子Q1,Q2の零クロススイッチングが達成される。
また、第1と第2のスイッチ素子Q1,Q2のオフ時に
おいても、その両端電圧は電圧共振によって緩やかに上
昇するため零クロススイッチングが達成される。さら
に、固定周波数でスイッチ素子Q1,Q2のパルス幅制
御が実現できる。
【0029】したがって、本実施例によれば、スイッチ
素子Q1,Q2の零クロススイッチングが達成されるの
で、スイッチング損失がなくなるため、回路効率が高く
なり、スイッチングノイズもなくなる。また、鉄損の大
きな可飽和リアクタL0を用いることなく零クロススイ
ッチングが達成されるため、回路効率は格段に高くな
る。
【0030】さらに、高価な可飽和リアクタL0を用い
ないので、装置コストが低減する。
【0031】さらに、可飽和リアクタL0を用いないの
で軽負荷時の回路効率が特に改善される。
【0032】図4には本発明の第2の実施例が示されて
いる。この実施例は、インダクタL1をトランスT1の
一次コイル1に直列に接続した構成となっており、それ
以外の構成は前記第1の実施例と同様である。この実施
例の場合も前記第1の実施例と近似した回路動作を行
い、前記第1の実施例と同様な効果を奏することができ
る。
【0033】図5には、本発明の第3の実施例が示され
ている。この実施例が上記各実施例と異なることは、ト
ランスT1の一次側の入力回路にスイッチ素子Q1を1
個のみ組み込んで構成し、出力電圧Vout を周波数変調
によって制御するようにしたことである。この実施例の
場合も、トランスT1の二次側の出力回路に第1の実施
例同様に本発明の整流平滑回路を構成することにより、
スイッチ素子Q1の零クロススイッチングが構成され、
回路効率が高くなる等、前記各実施例と同様な効果を奏
する。
【0034】本発明は上記各実施例に限定されることは
なく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記実施
例のインダクタL1を外付け部品により構成したが、ト
ランスT1のリーケージインダクタンスのみを用いて構
成することもできる。この場合、等価回路上ではトラン
スT1の一次コイル1や二次コイル2に直列にリーケー
ジインダクタンスのインダクタL1を接続したものとな
る。
【0035】また、上記各実施例では、スイッチ素子Q
1,Q2をMOS FETを用いて構成したが、例え
は、バイポーラトランジスタ等の他のスイッチ素子を用
いて構成してもよい。
【0036】さらに、共振コンデンサC1を外付け回路
部品を用いて構成したが、スイッチ素子Q1,Q2をM
OS FETで構成する場合にはMOS FET自身が
内部容量を保有しているので、この内部容量を共振コン
デンサC1として利用してもよい。この場合には、等価
回路上で、内部容量C1が第1のスイッチ素子Q1と並
列に接続された回路となる。
【0037】
【発明の効果】本発明はトランスの一次コイルと二次コ
イルの少なくとも一方側には等価回路上で、これらのコ
イルと直列にインダクタが接続されているので、このイ
ンダクタに蓄積されたエネルギにより入力回路側に電流
が流れ、印加電圧が零のときにスイッチ素子がオンする
ので、零クロススイッチングが達成される。したがっ
て、スイッチ電力損失が低減し、スイッチングノイズが
発生しなくなる。
【0038】また、従来のように、鉄損の大きな可飽和
リアクタを用いることなく零クロススイッチングが達成
されるため、回路効率が高くなり、さらに、高価な可飽
和リアクタを用いないので低コストとなる。
【0039】さらに、可飽和リアクタを用いないので、
軽負荷時の回路効率は特に改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電圧共振コンバータ用整流平滑回
路の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】同実施例における各部波形のタイムチャートで
ある。
【図3】同実施例の各回路動作を等価回路を用いて示す
説明図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す回路図である。
【図6】従来の電圧共振コンバータを示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 一次コイル 2 二次コイル 11 整流回路 12 平滑回路 C 第1のコンデンサ D10 整流ダイオード L1 インダクタ Q1,Q2 スイッチ素子 T1 トランス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスの一次側を入力回路とし、トラ
    ンスの二次側を出力回路とし、入力回路には共振コンデ
    ンサと、1個以上のスイッチ素子とが設けられている電
    圧共振コンバータに用いられる整流平滑回路であって、
    前記トランスの二次コイルと第1のコンデンサとの直列
    回路の両端間に整流ダイオードが接続されて、該整流ダ
    イオードと第1のコンデンサとによって整流回路が形成
    され、この整流回路の出力側には前記整流ダイオードの
    両端間にLCで構成される平滑回路が接続されており、
    前記トランスの一次コイルと二次コイルの少なくとも一
    方側には等価回路上でこれらのコイルと直列にインダク
    タが接続されている電圧共振コンバータ用整流平滑回
    路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009225571A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Sanken Electric Co Ltd Dc−dcコンバータ
CN116827140A (zh) * 2023-08-30 2023-09-29 深圳市恒运昌真空技术有限公司 一种软开关谐振变换器

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