JPH0781196A - 熱転写プリンタ - Google Patents

熱転写プリンタ

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Publication number
JPH0781196A
JPH0781196A JP23120793A JP23120793A JPH0781196A JP H0781196 A JPH0781196 A JP H0781196A JP 23120793 A JP23120793 A JP 23120793A JP 23120793 A JP23120793 A JP 23120793A JP H0781196 A JPH0781196 A JP H0781196A
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JP
Japan
Prior art keywords
carriage
ribbon
gear
motor
reel
Prior art date
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Application number
JP23120793A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Nishitani
仁志 西谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリッジが停止していてもリボンたるみ取
り動作やカラーリボン頭出し動作のためのリボン巻取り
を行うことができ、かつ、通常の印字動作ではモータを
回転させずにリボン巻取りを行うことができる、低騒音
の熱転写プリンタを実現することを目的とする。 【構成】 キャリッジ4上に回動可能に取り付けられた
レバー14に、リボン巻取りリール12に回転駆動を伝
達可能なギア13を設け、ギア13をギア16と係合さ
せ、キャリッジ4が移動することによってラック9から
リボン巻取りリール12へ回転駆動を伝達されうる状態
にも、ギア13をギア17に係合させ、モータ10が回
転することによってモータ10からリボン巻取りリール
12へ回転駆動を伝達されうる状態にも、レバー14を
回動できるカム15を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワードプロセッサやパー
ソナルコンピュータ等のプリンタに利用される熱転写プ
リンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ワードプロセッサやパーソナルコ
ンピュータ等の普及にともない、高品位、高機能、高速
の熱転写プリンタの需要が高まっている。
【0003】以下従来の熱転写プリンタの第一の構成例
について、図面を参照しながら説明する。
【0004】図4は従来の熱転写プリンタにリボンカセ
ットを装着した状態の平面図を示したものであり、図5
及び図6は従来の熱転写プリンタの第一の構成例におい
てキャリッジ内の構成を示した平面図である。図4およ
び図5において、1はメインフレーム、2はメインフレ
ーム1に設けられたプラテン、3は印字用紙、4はプラ
テン2に沿って移動可能にメインフレーム1に取り付け
られたキャリッジで、図示されていない駆動系によって
移動する。5はキャリッジ4に装着されたインクリボン
カセット、6はインクリボンカセット5内に収納された
インクリボン、7はインクリボン6の一端がつなげられ
インクリボンカセット5に回転可能に支持されたリボン
巻取りボビン、8はキャリッジ4に支持され、図示され
ていない駆動系によってプラテン2に対してインクリボ
ン6と印字用紙3を押圧し発熱によって印字することが
できるサーマルヘッド、9はメインフレーム1上にプラ
テン2に沿って設けられたラック、12はキャリッジ4
に軸支されギア部を有するリボン巻取りリール、13は
リボン巻取りリール12のギア部と係合し回転駆動を伝
達可能なギア、18はギア13を支持しキャリッジ4上
に回動可能に取り付けられたレバー、19は図示されて
いない駆動系によってレバー18を回動せしめるカム、
16はキャリッジ4上に軸支されラック9と係合してい
るギアである。ここで、ラック9は十分な長さがあっ
て、キャリッジ4がメインフレーム1上のどの位置にあ
ってもラック9とギア16が係合するような構成になっ
ている。カム19は図示されていない駆動系によって回
転制御されレバー18を回動し、レバー18に支持され
たギア13をラック9と係合させることができる。又、
リボン巻取りリール12とリボン巻取りボビン7は連動
して回転する構成となっており、リボン巻取りリール1
2が回転することによってリボン巻取りボビン7の周り
にインクリボン6を巻き取ることができる。
【0005】以上のように構成された従来の熱転写プリ
ンタの第一の構成例について、以下その動作について説
明する。
【0006】プリンタの印字動作が開始されると、まず
図6のようにサーマルヘッド8がインクリボン6と印字
用紙3をプラテン2に対して押圧し、それと同時にカム
19が回転することによってレバー18に支持されたギ
ア13がギア16と係合する位置までレバー18が回動
される。その後、その状態のままでキャリッジ4がメイ
ンフレーム1上を図示A方向に移動を開始する。又、キ
ャリッジ4の移動開始と同時にラック9と係合している
ギア16が図示B方向に回転するため、ギア13とリボ
ン巻取りリール12がそれぞれ図示C、D方向に回転す
る。キャリッジ4の移動にともない、サーマルヘッド8
の発熱によってインクリボン6のインクが印字用紙3に
転写され、転写済みとなったインクリボン6はリボン巻
取りボビン7の周りに巻き取られる。印字が終了すると
キャリッジ4が停止し、ギア16、ギア13、リボン巻
取りリール12の回転がそれぞれ停止するためインクリ
ボン6の巻き取りも停止する。キャリッジ4の停止後、
サーマルヘッド8はインクリボン6と印字用紙3から離
間し、それと同時にカム19が回転することによってレ
バー18に支持されたギア13がギア16と離間する位
置までレバー18が回動される。その後、キャリッジ4
は次の印字開始位置まで図示A方向、又はその反対方向
に移動し再び印字動作に入る。ここでキャリッジ4が次
の印字開始位置まで移動する間はギア13とギア16が
離間しているため、ギア16の回転はリボン巻取りリー
ル12に伝達されないのでインクリボン6は巻取られる
ことはない。
【0007】次に従来の熱転写プリンタの第二の構成例
について、図面を参照しながら説明する。
【0008】図7は従来の熱転写プリンタの第二の構成
例においてキャリッジ内の構成を示した平面図である。
第一の構成例と同じところは同一番号を付し説明を省略
する。図7において、20はキャリッジ4内に取り付け
られ、図示されていない伝達機構によってサーマルヘッ
ド8を印字用紙3にサーマルヘッド8の押圧離間させる
駆動源となるモータ、11はモータ20のピニオン軸に
設けられたウォーム、17はキャリッジ4上に軸支され
モータ20のウォーム11と係合しているギア、21は
リボン巻取りリール12のギア部と係合し回転駆動を伝
達可能なギアである。
【0009】以上のように構成された従来の熱転写プリ
ンタの第二の構成例について、以下その動作について説
明する。
【0010】プリンタの印字動作が開始されると、まず
図7のようにモータ20により、サーマルヘッド8がイ
ンクリボン6と印字用紙3をプラテン2に対して押圧す
る。その後、その状態のままでキャリッジ4がメインフ
レーム1上を図示A方向に移動を開始する。又、キャリ
ッジ4の移動開始と同時にモータ20が回転しギア17
が図示B方向に回転するため、ギア21とリボン巻取り
リール12がそれぞれ図示C、D方向に回転する。キャ
リッジ4の移動にともない、サーマルヘッド8の発熱に
よってインクリボン6のインクが印字用紙3に転写さ
れ、転写済みとなったインクリボン6はリボン巻取りボ
ビン7の周りに巻き取られる。印字が終了するとキャリ
ッジ4が停止する。それと同時にモータ20の回転も停
止し、ギア17、ギア21、リボン巻取りリール12の
回転がそれぞれ停止するためインクリボン6の巻き取り
も停止する。キャリッジ4の停止後、サーマルヘッド8
はインクリボン6と印字用紙3から離間する。その後、
キャリッジ4は次の印字開始位置まで図示A方向、又は
その反対方向に移動し再び印字動作に入る。ここでキャ
リッジ4が次の印字開始位置まで移動する間はモータ2
0が停止しているため、ギア17とギア21とリボン巻
取りリール12が回転しないのでインクリボン6は巻き
取られることはない。リボン巻取りリール12を回転さ
せるモータ20はサーマルヘッド8の押圧離間駆動源と
共用されており、モータ20が回転するとヘッドが押圧
離間動作をする状態と、モータ20が回転するとリボン
巻取りリール12が回転する状態の2つの状態を実現す
る切換え手段(図示せず)をギア17の近傍に有してい
るのが一般的である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の熱
転写プリンタではインクリボンを巻き取るためにリボン
巻取りリールを回転させる方法が2通りあった。前者は
前記第一の構成例のようにキャリッジが移動することよ
ってラックと係合したギアの回転駆動をギア列を介して
リボン巻取りリールへ伝達する駆動方法(以下ラック駆
動方式と呼ぶ)であり、後者は前記第二の構成例のよう
にキャリッジ内に設けられたモータを回転させることに
よってモータの回転駆動をギア列を介してリボン巻取り
リールへ伝達する駆動方法(以下モータ駆動方式と呼
ぶ)である。熱転写プリンタにおいてインクリボンを巻
き取るという動作は最も重要かつ不可欠な動作の1つで
あり、リボン巻取りリールを回転させる駆動方法にいず
れの方式を採用するかが熱転写プリンタの性能や構成を
決定する大きな要因となっている。しかしながら、この
2つの方式はそれぞれ下記のような問題点を有してい
る。
【0012】(1)ラック駆動方式(第一の構成例)の
問題点 熱転写プリンタでは、インクリボンカセット装着時や、
一行の印字が終了してから次の印字位置までキャリッジ
が移動する間に生じるインクリボンのたるみが印字に悪
影響を及ぼすことがあるため、印字開始の前にインクリ
ボンを巻き取り、インクリボンのたるみをとる「リボン
たるみ取り動作」が必要となる。しかしラック駆動方式
ではキャリッジが移動しなければリボン巻取りリールを
回転させることができない構成となっているため、キャ
リッジを停止した状態でリボン巻取りリールを回転させ
るような、リボンたるみ取り動作のための機構を別に設
ける必要がある。このため、キャリッジ内の部品点数が
増え、機構が複雑になる。
【0013】また、熱転写プリンタでカラー印刷を行う
場合、複数の色のインクリボンが一定の長さで繰り返し
つながっているマルチカラーリボンを使用する。このカ
ラー印刷ではある色の印刷が終了して次の色の印刷を開
始する間に、次の色のインクリボンがつながっている位
置までインクリボンを巻き取る「カラーリボン頭出し動
作」が必要となる。しかし、ラック駆動方式では、キャ
リッジが停止した状態ではインクリボンの巻き取りを行
うことができない構成となっているため、インクリボン
を巻き取るためだけにキャリッジを動かすという無駄な
動作をしなければならない。このためカラー印刷での印
字時間が多くかかることになる。
【0014】(2)モータ駆動方式(第二の構成例)の
問題点 モータ駆動方式では、モータを回転させてインクリボン
を巻き取るため、印字中常にモータを回転させなければ
ならない。従って、大きなトルクを出力し長期の使用に
耐えうる大型で高価なモータを使用する必要がある。
又、このモータをキャリッジ内に取り付けるためキャリ
ッジが大型になってしまう。また、印字中常にモータを
回転させているため、一般に騒音が大きくなる。
【0015】通常の印字動作では常に印字した長さと同
じ長さだけインクリボンを巻き取らなければならないた
め、印字速度が異なれば単位時間内に巻き取らなければ
ならないインクリボンの長さが異なる。又、近年、熱転
写プリンタは印字の高速化、多様化にともない、1つの
プリンタで複数の印字速度を有しているのが一般的であ
る。モータ駆動方式では単位時間内に巻き取るインクリ
ボンの長さがモータの回転数に比例するため、同じプリ
ンタでも印字速度が異なればそれに応じてモータの回転
数を変える必要が生じる。
【0016】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、キャリッジが停止したままの状態でもインクリボ
ンを巻き取ることを可能にすることによって、リボンた
るみ取り動作やカラーリボン頭出し動作をキャリッジが
移動することなく行うことができて、かつ、通常の印字
動作ではキャリッジ内のモータが回転せずにリボン巻取
りを行うため、小型で安価なモータを使用でき、動作音
が静かな熱転写プリンタを提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の熱転写プリンタ
は上記目的を達成するために、メインフレームと、前記
メインフレームに設けられたプラテンと、前記プラテン
に沿って移動可能に前記メインフレームに取り付けられ
たキャリッジと、前記キャリッジに装備されたサーマル
ヘッドとを有し、前記キャリッジに装着されたインクリ
ボンカセット内のインクリボンを用いて印字を行う熱転
写プリンタにおいて、前記メインフレーム上に前記プラ
テンに沿って設けられたラックと、前記キャリッジ内に
取り付けられたモータと、前記キャリッジに軸支された
リボン巻取りリールと、前記リボン巻取りリールに回転
駆動を伝達可能な1つ以上のギアと、前記ギアの内のい
ずれかを支持し前記キャリッジ上に回動可能に取り付け
られたレバーと、前記ギアのいずれかが前記キャリッジ
が移動することによって前記ラックから回転駆動を伝達
されうる状態にも、前記ギアのいずれかが前記モータが
回転することによって前記モータから回転駆動を伝達さ
れうる状態にも前記レバーを回動できるレバー切換え手
段とを有している。
【0018】
【作用】本発明は上記した構成により、通常の印字動作
では、リボン巻取リールがメインフレーム上に設けられ
たラックから回転駆動を伝達されうる状態にレバー切換
え手段がレバーを回動し、キャリッジが移動することに
よってラックからリボン巻取りリールへ回転駆動を伝達
してリボン巻取りを行う。又、リボンたるみ取り動作や
カラーリボン頭出し動作ではリボン巻取リールがキャリ
ッジ内に設けられたモータから回転駆動を伝達されうる
状態にレバー切換え手段がレバーを回動し、モータが回
転することによってモータからリボン巻取りリールへ回
転駆動を伝達してリボン巻取りを行う。このため、キャ
リッジが停止していてもリボンたるみ取り動作やカラー
リボン頭出し動作のためのリボン巻取りを行うことがで
き、かつ、通常の印字動作ではモータを回転させずにリ
ボン巻取りを行うことができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例における熱転写プリ
ンタの構成について図面を参照しながら説明する。図に
おいて従来例と同じところは同一の番号を付し一部説明
を省略する。
【0020】図1は本発明の一実施例における熱転写プ
リンタのキャリッジ内の構成を示した平面図である。図
1において、9はメインフレーム1上にプラテン2に沿
って設けられたラック、10はキャリッジ4内に取り付
けられ、図示されていない伝達機構によってサーマルヘ
ッド8を印字用紙3にサーマルヘッド8の押圧離間させ
る駆動源となるモータ、11はモータ10のピニオン軸
に設けられたウォーム、13はリボン巻取りリール12
のギア部と係合し回転駆動を伝達可能なギア、14はギ
ア13を支持しキャリッジ4上に回動可能に取り付けら
れたレバー、15はレバー14を回動せしめるレバー切
換え手段となるカム、16はキャリッジ4上に軸支され
ラック9と係合しているギア、17はキャリッジ4上に
軸支されモータ10のウォーム11と係合しているギア
である。ここで、カム15は図示されていない駆動系に
よって回転制御され、ギア13がギア16と係合する位
置にもギア17と係合する位置にもレバー14とレバー
14に支持されたギア13を回動することができる。
【0021】以上のように構成された本発明の一実施例
における熱転写プリンタについて、図2から図4を用い
て以下その動作について説明する。
【0022】プリンタの印字動作が開始されると、まず
図2のようにサーマルヘッド8がインクリボン6と印字
用紙3をプラテン2に対して押圧し、それと同時にレバ
ー14の切換え手段であるカム15が回転することによ
ってレバー14に支持されたギア13がギア16と係合
する位置までレバー14が回動される。その後、その状
態のままでキャリッジ4がメインフレーム1上を図示A
方向に移動を開始する。又、キャリッジ4の移動開始と
同時にメインフレーム1上に設けられたラック9と係合
しているギア16が図示B方向に回転するため、ギア1
3とリボン巻取りリール12がそれぞれ図示C、D方向
に回転する。キャリッジ4の移動にともないサーマルヘ
ッド8の発熱によってインクリボン6のインクが印字用
紙3に転写され、転写済みとなったインクリボン6はリ
ボン巻取りボビン7の周りに巻取られる。印字が終了す
るとキャリッジ4が停止し、ギア16、ギア13、リボ
ン巻取りリール12の回転がそれぞれ停止するため、イ
ンクリボン6の巻取りも停止する。キャリッジ4の停止
後、サーマルヘッド8はインクリボン6と印字用紙3か
ら離間し、それと同時にレバー切換え手段であるカム1
5が回転することによってレバー14に支持されたギア
13がギア16と離間する位置までレバー14が回動さ
れる。その後、キャリッジ4は次の印字開始位置まで図
示A方向、又はその反対方向に移動し再び印字動作に入
る。ここでキャリッジ4が次の印字開始位置まで移動す
る間はギア13とギア16が離間しているためギア16
の回転はリボン巻取りリール12に伝達されないのでイ
ンクリボン6は巻取られることはない。
【0023】又、リボンたるみ取り動作やカラーリボン
頭出し動作を行うときは、図3のようにレバー切換え手
段であるカム15が回転することによってレバー14に
支持されたギア13がギア17と係合する位置までレバ
ー14が回動された後、モータ10が回転しギア17、
ギア13、リボン巻取りリール12がそれぞれ図示B、
C、D方向に回転しインクリボン6をリボン巻取りボビ
ン7の周りに巻き取ることができる。リボンたるみ取り
動作やカラーリボン頭出し動作が終了したら、モータ1
0が停止した後、レバー切換え手段であるカム15が回
転することによってレバー14に支持されたギア13が
ギア17と離間する位置までレバー14が回動される。
【0024】以上のように本実施例では、リボン巻取り
リールに回転駆動を伝達可能なギア13と、ギア13を
支持しキャリッジ上に回動可能に取り付けられたレバー
14と、ギア13がギア16と係合しキャリッジ4が移
動することによってラック9からリボン巻取りリール1
2へ回転駆動を伝達されうる状態にも、ギア13がギア
17と係合しモータ10が回転することによってモータ
10からリボン巻取りリール12へ回転駆動を伝達され
うる状態にもレバー14を回動できるレバー切換え手段
を設けることにより、通常の印字動作ではギア13がギ
ア16と係合する状態にレバー切換え手段がレバー14
を回動し、キャリッジ4が移動することによってラック
9からリボン巻取りリール12へ回転駆動を伝達してリ
ボン巻取りを行う。又、リボンたるみ取り動作やカラー
リボン頭出し動作ではギア13がギア17と係合する状
態にレバー切換え手段がレバー14を回動し、モータ1
0が回転することによってモータ10からリボン巻取り
リール12へ回転駆動を伝達してリボン巻取りを行う。
従って、キャリッジ4が停止していてもリボンたるみ取
り動作やカラーリボン頭出し動作のためのリボン巻取り
を行うことができ、かつ、通常の印字動作ではモータ1
0を回転させずにリボン巻取りを行うことができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明はメインフレーム上
にプラテンに沿って設けられたラックと、キャリッジ内
に取り付けられたモータと、キャリッジに軸支されたリ
ボン巻取りリールと、リボン巻取りリールに回転駆動を
伝達可能な1つ以上のギアと、ギアの内のいずれかを支
持しキャリッジ上に回動可能に取り付けられたレバー
と、ギアのいずれかがキャリッジが移動することによっ
てラックから回転駆動を伝達されうる状態にも、ギアの
いずれかが前記モータが回転することによってモータか
ら回転駆動を伝達されうる状態にもレバーを回動できる
レバー切換え手段を設けることにより、キャリッジが停
止していてもリボンたるみ取り動作やカラーリボン頭出
し動作のためのリボン巻取りを行うことができ、かつ、
通常の印字動作ではモータを回転させずにリボン巻取り
を行うことができ、これによってキャリッジが停止して
いてもリボンたるみ取り動作やカラーリボン頭出し動作
が可能で、キャリッジ内のモータに小型で安価なモータ
を採用でき、低騒音で、印字速度によってキャリッジ内
のモータの回転数を変える必要のない熱転写プリンタを
実現できるためその実用効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における熱転写プリンタの印
字動作の説明のための平面図
【図2】本発明の一実施例における熱転写プリンタの印
字動作の説明のための平面図
【図3】本発明の一実施例における熱転写プリンタの印
字動作の説明のための平面図
【図4】熱転写プリンタにおけるインクリボンカセット
を装着した状態を示す平面図
【図5】従来の熱転写プリンタにおける第一の構成例の
印字動作の説明のための平面図
【図6】従来の熱転写プリンタにおける第一の構成例の
印字動作の説明のための平面図
【図7】従来の熱転写プリンタにおける第二の構成例の
印字動作の説明のための平面図
【符号の説明】
1 メインフレーム 2 プラテン 4 キャリッジ 8 サーマルヘッド 9 ラック 10 モータ 12 リボン巻取りリール 13,17 ギア 14 レバー 15 カム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メインフレームと、前記メインフレームに
    設けられたプラテンと、前記プラテンに沿って移動可能
    に前記メインフレームに取り付けられたキャリッジと、
    前記キャリッジに装備されたサーマルヘッドとを有し、
    前記キャリッジに装着されたインクリボンカセット内の
    インクリボンを用いて印字を行う熱転写プリンタにおい
    て、前記メインフレーム上に前記プラテンに沿って設け
    られたラックと、前記キャリッジ内に取り付けられたモ
    ータと、前記キャリッジに軸支されたリボン巻取りリー
    ルと、前記リボン巻取りリールに回転駆動を伝達可能な
    1つ以上のギアと、前記ギアの内のいずれかを支持し前
    記キャリッジ上に回動可能に取り付けられたレバーと、
    前記ギアのいずれかが前記キャリッジが移動することに
    よって前記ラックから回転駆動を伝達されうる状態に
    も、前記ギアのいずれかが前記モータが回転することに
    よって前記モータから回転駆動を伝達されうる状態にも
    前記レバーを回動できるレバー切換え手段とを有するこ
    とを特徴とする熱転写プリンタ。
  2. 【請求項2】インクリボンを巻取るためのモータは、サ
    ーマルヘッドの押圧離間動作を行うための駆動源を兼ね
    たものであることを特徴とする請求項1記載の熱転写プ
    リンタ。
JP23120793A 1993-09-17 1993-09-17 熱転写プリンタ Pending JPH0781196A (ja)

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