JPH0780896A - 射出成形用金型 - Google Patents

射出成形用金型

Info

Publication number
JPH0780896A
JPH0780896A JP23271093A JP23271093A JPH0780896A JP H0780896 A JPH0780896 A JP H0780896A JP 23271093 A JP23271093 A JP 23271093A JP 23271093 A JP23271093 A JP 23271093A JP H0780896 A JPH0780896 A JP H0780896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
eject
mold
ejector
molded product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP23271093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kano
健二 加納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP23271093A priority Critical patent/JPH0780896A/ja
Publication of JPH0780896A publication Critical patent/JPH0780896A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/40Removing or ejecting moulded articles
    • B29C45/4005Ejector constructions; Ejector operating mechanisms
    • B29C45/401Ejector pin constructions or mountings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 射出成形用金型に関し、成形品を金型から突
き出すためのエジェクトピンの破損によるバリ発生を抑
制し且つエジェクトピンの交換工数を削減して射出成形
機としての生産性向上を図ることを目的とする。 【構成】 樹脂成形品の片面を成形する固定型と該樹脂
成形品の他面を成形する可動型とからなり、該可動型が
エジェクタを具えて構成されている射出成形用金型であ
って、成形後に固定型から開離させる可動型55の表面に
成形されている樹脂成形品を該可動型55から突き出すエ
ジェクタ56のエジェクトピン31を、その太さを越えない
範囲で長さ方向に分割または一体化し得る手段を具えた
エジェクト先端ピン32とエジェクト本体ピン33とで構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は樹脂成形品を射出成形す
る金型の構成に係り、特に成形品を金型から突き出すた
めのエジェクトピンの破損によるバリの発生を抑制する
と共にエジェクトピンの交換工数を削減して射出成形機
としての生産性向上を図った射出成形用金型に関する。
【0002】信号入出力用キーボードのキートップや電
子部品の筐体・カバー等を樹脂成形するには生産効率等
を考慮して射出成形技術によることが多いが、成形品が
例えば周壁を持つ有底箱状体や複雑な形状であるときに
は該成形品の金型からの取外しに困難を伴う場合がある
ので、成形後の成形品を金型から突き出すためのエジェ
クタを具えた金型を使用することが多い。
【0003】
【従来の技術】図4は従来の射出成形用金型の構成例を
説明する概略図であり、(4-1) は成形品形状を例示する
図,(4-2) は金型主要部を断面視して表わしたものであ
る。
【0004】図5は図4での成形品取外し時の状態を説
明する図であり、(5-1) は可動型を移動させたときの状
態を示し,(5-2) は成形品を金型から突き出すときの状
態を示したものである。
【0005】また図6は問題点を説明する図である。な
お図では成形品が周壁を持つ皿状体をなす情報入出力用
キーボードのキートップである場合を成形品として例示
説明する。
【0006】図4の(4-1) で成形品1はほぼ角状の平面
部1aの周囲に斜めに拡がる周壁1bが形成されているもの
である。一般にかかる形状の成形品は、その生産性を向
上させるために周壁外面の一部が破線Aで示すようなラ
ンナ部1′で繋がれた複数(図の場合では2個)の成形
品を該ランナ部1′と共に一括成形した後、不要な該ラ
ンナ部1′のみを切断除去して個々の成形品にする方法
が採られている。
【0007】(4-1) のランナ部を含む成形品を成形する
射出成形用金型を中心線a〜a′で切断して断面視した
(4-2) で射出成形金型2は、破線Bで示すホッパ21に繋
がる固定型22と図示されない駆動機構部に係合してその
パーティング面22a に密着する当接面25a を具えて該固
定型22に対して往復動し得る可動型25とで構成されてい
るものであり、該固定型22と可動型25とは可動型側の当
接面25a から突出するガイドポール25b と固定型側のパ
ーティング面22a に該ポール25b と対応して穿孔されて
いるガイド孔22b との嵌合による往復動で当接面25a と
パーティング面22a とが密着し得るようになっている。
【0008】この内、固定型22にはホッパ21の樹脂射出
孔から上記パーティング面22a に到る樹脂流路22c が形
成されていると共にそのパーティング面22a には上記成
形品1の外面1cを形成するキャビティ面22d が形成され
ている。
【0009】また可動型25の当接面25a には、上記キャ
ビティ面22d と対応する位置に上述した成形品1の内面
1dを成形するキャビティ面25c がゲート25d と共に形成
されていると共に上記樹脂流路22c と対応する位置に成
形品押し出し用のカル25e とそこから上記ゲート25d へ
の樹脂流路となるランナ25f とが形成されており、上記
パーティング面22a と当接面25a とを密着せしめたとき
に上述した所要の成形品1がそれぞれの連結用のランナ
部1′と共に成形できる空隙(キャビティ)が形成され
るようになっている。
【0010】従って当接面25a とパーティング面22a と
を密着させた状態でホッパ21から溶融状態にある成形樹
脂を射出することで、樹脂流路22c とランナ25f,ゲート
25dを順次経た成形樹脂をキャビティ面22d とキャビテ
ィ面25c とで形成されるキャビティ内に充填させること
ができて、結果的に(4-1) で示す如くランナ部1′で連
結された2個の成形品1を成形することができる。
【0011】一方、可動型25内のキャビティ面形成域裏
面側空間部に図示されない駆動機構と係合してキャビテ
ィ面25c に対して駆動し得るように内設されているエジ
ェクタ26は、上記当接面25a と平行を保ったまま接近ま
たは開離する方向に移動し得る駆動板27とそれに立てて
固定された角柱状や丸棒状のエジェクトピン28とからな
るものである。
【0012】そしてこの場合の該駆動板27は、可動型25
の底壁25の内面側に該面から突出して形成されているガ
イドポール25h とそれに対応する該駆動板27のガイド孔
27aとの嵌合で位置決めされて往復動し得るようになっ
ている。
【0013】更に、キャビティ面25c 形成域内の所定位
置複数箇所(図では2箇所)と上述したカル25e の形成
位置とに配置されている上記エジェクトピン28はいずれ
も該キャビティ面形成域裏面側やカル形成域裏面側に形
成されているガイド用の貫通孔25i を貫通してキャビテ
ィ面およびカル形成面から突出するように構成されてい
る。
【0014】なおこの場合の各エジェクトピン28の長さ
は該エジェクタ26を樹脂注入前の初期位置に位置せしめ
た図の状態で、例えばキャビティ領域に配置されている
エジェクトピン28-1はその先端がキャビティ面25c と同
一面をなすように設定され、またカル25e に対応して配
置されているエジェクトピン28-2はその先端がカル25e
の下面と同一面をなすように設定されている。
【0015】従って上記エジェクタ26が樹脂注入前の初
期位置に位置する図の状態でホッパ21から溶融樹脂を注
入することで、固定型22と可動型25との間に(4-1) に示
す如き成形品を成形することができる。
【0016】次いで図5の(5-1) に示すように可動型25
を後退(図では降下)させると、ランナ部1′で連結さ
れた成形品は逆台形をなすカル25e の噛み合いによって
可動型25と共に移動するが、上述した成形品1やランナ
25f ,ゲート25d 等が可動型25の表面に形成されている
のでこの時点で成形品1がランナ部1′と共に可動型表
面に露出する。
【0017】そこで上述したエジェクタ26を矢印Cの如
く固定型側に移動(図では上昇)させると、エジェクト
ピン28-1は成形品1の領域を突き出すと同時にエジェク
トピン28-2がカル25e 部分を突き出すので(5-2) で示す
状態となり、結果的に(4-1)で示したランナ部1′で連
結された2個の成形品1を該可動型25から取り出すこと
ができる。
【0018】以下各成形品1をランナ部1′から切断し
て分離することで所要の成形品1が得られることは前述
した通りである。なお上述した如くランナ部1′に繋が
るゲート25d を成形品の側辺に位置せしめる射出成形用
金型では一度に多くの成形品を成形し得るメリットがあ
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしかかる構成にな
る成形用金型では、エジェクトピン28が駆動板27と一体
化しているため該エジェクタ26を可動型25に対して着脱
するには図5で示すように該可動型25の一部を例えば可
動型25-1,25-2の如く分解する必要がある。
【0020】また少なくとも成形品1の成形域における
エジェクトピン部分でのバリをなくすには、エジェクト
ピン28(図の場合では28-1)の太さd1と可動型25のエジ
ェクトピン用の貫通孔25i の太さd2との間のクリアラン
スを例えば 0.01 〜0.005mm程度と小さくしなければな
らず、その一部を拡大した図5の(イ)に示す如く装着
時にエジェクトピン28-1の端面エッジp1と可動型25の貫
通孔25i のエッジp2とが接触して該ピン端面に(ロ)に
示す如き欠け28-1′が発生すると該欠け部分にバリが生
ずる等のことからエジェクタ26の装着に特別な技術が必
要となる。
【0021】従って従来の構成になる射出成形用金型で
は、エジェクタの可動型への着脱に特別な技術が必要で
あると共にエジェクトピン破損時等にも可動型を分解し
てエジェクタを交換しなければならないことからその着
脱に多くの工数がかかって生産性向上を期待することが
できないと言う問題があった。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題は、樹脂成形品
の片面を成形する固定型と該樹脂成形品の他面を成形す
る可動型とからなり、該可動型がエジェクタを具えて構
成されている射出成形用金型であって、成形後に固定型
から開離させる可動型の表面に成形されている樹脂成形
品を該可動型から突き出すエジェクタのエジェクトピン
が、その太さを越えない範囲で長さ方向に分割または一
体化し得る手段を具えたエジェクト先端ピンとエジェク
ト本体ピンとで構成されている射出成形用金型によって
達成される。
【0023】
【作用】エジェクトピンを固定型側から可動型に挿入し
得るように射出成形用金型を構成すると、可動型を分解
することなくまたエジェクトピンの端面を損なうことな
く該エジェクトピンを着脱することができる。
【0024】そこで本発明では、可動型に内設されてい
るエジェクタのエジェクトピンをその中間部で分割可能
にした上でそのキャビティ側に位置する先端部がその先
端側操作で根本側から着脱し得るように構成している。
【0025】このことは、上述したエジェクトピン先端
エッジとエジェクトピン用貫通孔(25i) エッジとの接触
をなくすことができるのでエジェクトピンとしての破損
回数が減らせることを意味すると同時に、特別な技術な
しにエジェクトピンの交換容易化が図れることを示して
いる。
【0026】従って、エジェクトピンの破損によるバリ
発生とその交換工数との削減による生産性向上を実現す
ることができる。
【0027】
【実施例】図1は本発明を実現するエジェクトピンの構
成例を示す原理図であり、図2は本発明を実現するエジ
ェクトピンの他の構成例を示す図、図3は射出成形用金
型に適用させたときの金型構成例を示す図である。
【0028】なお図ではいずれも理解し易くするため図
4と同じ成形品を成形する金型に適用させる場合を例と
しているので、図4,図5と同じ対象部材には同一の記
号を付すると共に重複する説明についてはそれを省略す
る。
【0029】図4で説明したエジェクトピン28-1と対応
する部分を拡大して抽出した図1で本発明を実現するエ
ジェクトピン31は、(1-1) に示す如く従来のエジェクト
ピン28-1と同じ太さを持つエジェクト先端ピン32とそれ
より太い太さで一端が図3の駆動板27に固定されている
エジェクト本体ピン33とで構成されている。
【0030】この内エジェクト先端ピン32は、エジェク
ト本体ピン側(図では下端側)の端部近傍が例えば自動
車用電装部品に使用されるぎぼし形おす端子形状をなす
接続部32a に形成されていると共に、他端側の端部近傍
にはその太さ方向に細孔32bが貫通して穿孔されている
ものである。
【0031】またエジェクト本体ピン33は、上記エジェ
クト先端ピン32と係合する端部に上記接続部32a をその
根本までガタなく挿入し得る径の穴33a と該挿入時の接
続部32a の括れ部 32a′に対応する位置に開放時の内径
が該括れ部 32a′の径とほぼ等しいC形リング34を多少
の余裕を持って挿入し得る拡径部33b とが形成されてい
るものである。
【0032】そして上記穴33a の開口側から上記C形リ
ング34を狭めながら挿入すると、該拡径部33b の領域で
C形リング34が開放されるので図示の状態にすることが
できる。
【0033】なお上記エジェクト本体ピン33における拡
径部33b は、例えば回転する鍵状ピンを加工電極とする
放電加工技術で容易に形成することができる。そこで上
記エジェクト先端ピン32を接続部32a 側からエジェクト
本体ピン33の穴33a に挿入すると、接続部32a の鋭角状
をなす先端がC形リング34を拡径させながら挿入される
が該C形リング34がエジェクト先端ピン32の括れ部 32
a′に到達した時点で該先端ピン32の挿入が停止する。
【0034】この場合のエジェクト先端ピン32は、その
接続部32a の領域でエジェクト本体ピン33の穴33a と嵌
合しているので該エジェクト先端ピン32をガタなくエジ
ェクト本体ピン33に固定一体化できて(1-2) の状態の所
要のエジェクトピン31を得ることができる。
【0035】一方該エジェクト先端ピン32とエジェクト
本体ピン33を分割するには、(1-2)に示す如く例えば先
端に上記エジェクト先端ピン32の細孔32b に噛み合う小
突起41a を具えた引抜工具41等を使用することで容易に
行うことができる。
【0036】なお、上述したエジェクト先端ピン32はそ
の接続部がぎぼし形おす端子形状をなしているためエジ
ェクト先端ピンとしての断面形状が例えば角形等如何な
る形状であるときでも適用することができるが、該断面
形状が丸形であるときにはエジェクト本体ピン33に対す
るエジェクト先端ピン32の回転方向位置ずれを考慮する
必要がない。
【0037】図2はかかる場合に適用し得るエジェクト
ピン構成を例示したものである。すなわち、図1同様の
部分を拡大して抽出した図2で本発明を実現するエジェ
クトピン35は、(2-1) に示す如く従来のエジェクトピン
28-1と同じ太さの径を持つエジェクト先端ピン36とそれ
より太い径で一端が図4の駆動板27に固定されているエ
ジェクト本体ピン37とで構成されている。
【0038】この内エジェクト先端ピン36は、エジェク
ト本体ピン側(図では下端側)の端部近傍が該先端ピン
36としての径より細い雄ねじ36a に形成されていると共
に、他端側の端部近傍にはその径方向に細孔36b が貫通
して穿孔されているものである。
【0039】そして他方のエジェクト本体ピン37は、上
記エジェクト先端ピン36と係合する端部に上記雄ねじ36
a と嵌合する雌ねじ37a が形成されているものである。
従って上記雄ねじ36a と雌ねじ37a とを図1で説明した
引抜工具41等を使用してねじ止めせしめることで、(2-
2) に示すようにエジェクト先端ピン36とエジェクト本
体ピン37とを一体化することができて所要のエジェクト
ピン35を得ることができる。
【0040】また該エジェクト先端ピン36とエジェクト
本体ピン37を分割するには、同じ引抜工具41等を使用す
ることで容易に行うことができる。なお上述した引抜工
具用の細孔32b や36a は必ずしも貫通孔である必要はな
く例えば太さ方向両端に設けた凹穴でも同等の効果を得
ることができる。
【0041】図1で説明したエジェクトピンを適用させ
た射出成形用金型の構成例を示した図3で、(3-1) はエ
ジェクトピンを装着するときの状態を示したものであり
(3-2)は該エジェクトピン装着後の状態を表わしたもの
である。
【0042】図4, 図5同様の断面で表わした図の(3-
1) で本発明になる射出成形用金型5は、図4で説明し
た固定型22と,前述したエジェクトピン28-1のみが図1
で説明したエジェクト先端ピン32, エジェクト本体ピン
33からなるエジェクトピン31に置き換えられた可動型55
とで構成されている。
【0043】すなわち換言すれば従来の可動型25におけ
るエジェクタ26を、エジェクト本体ピン33が固定された
駆動板27と単体のエジェクト先端ピン32とからなるエジ
ェクタ56に代えて可動型55を構成したものである。
【0044】そこで、従来の可動型25に装着されている
エジェクタ26の代わりにエジェクト本体ピン33が固定さ
れている駆動板27を図5で説明したように装着した後、
例えば該駆動板27を図示の如く成形品取り出し位置まで
移動させた状態でキャビティ面25c に開口するエジェク
トピン用貫通孔25i に上記エジェクト先端ピン32をその
接続部32a 側から挿入すると、図1で説明したように該
エジェクト先端ピン32とエジェクト本体ピン33とが固定
されて(3-2) に示す如く本発明が実現し得るエジェクタ
56が構成される。
【0045】従って、該エジェクタ56を図示されない駆
動機構部で後退(図の場合では下降)させると図5の(5
-1) で示す位置にエジェクタ56が位置する可動型55が得
られるので、従来の固定型22と組み合わせることで所要
の射出成形用金型5を構成することができる。
【0046】かかる射出成形用金型5では、クリアラン
スが小さいエジェクトピン用貫通孔25i へのエジェクト
先端ピン32の挿入が成形品押出端部と逆の接続端子側で
あるため欠け等による成形品のバリが抑制し得ると共に
エジェクト先端ピン32としての交換作業もキャビティ面
側から行なえるので、可動型自体を分解する必要がなく
なって射出成形用金型としての生産性向上を実現するこ
とができる。
【0047】
【発明の効果】上述の如く本発明により、成形品を金型
から取り出すためのエジェクトピンの破損によるバリ発
生の抑制やエジェクトピンの交換工数の削減によって射
出成形機としての生産性向上を図った射出成形用金型を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実現するエジェクトピンの構成例を
示す原理図。
【図2】 本発明を実現するエジェクトピンの他の構成
例を示す図。
【図3】 射出成形用金型に適用させたときの金型構成
例を示す図。
【図4】 従来の射出成形用金型の構成例を説明する概
略図。
【図5】 図4での成形品取外し時の状態を説明する
図。
【図6】 問題点を説明する図。
【符号の説明】
5 射出成形用金型 25,55 可動型 25c キャビティ面 25i 貫通孔 27 駆動板 31,35 エジェクトピン 32,36 エジェクト先端ピン 32a 接続部 32a′ 括れ部 32b,36b 細孔 33,37 エジェクト本体ピン 33a 穴 33b 拡径部 34 Cリング 36a 雄ねじ 37a 雌ねじ 56 エジェクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂成形品の片面を成形する固定型と該
    樹脂成形品の他面を成形する可動型とからなり、該可動
    型がエジェクタを具えて構成されている射出成形用金型
    であって、 成形後に固定型から開離させる可動型(55)の表面に成形
    されている樹脂成形品を該可動型(55)から突き出すエジ
    ェクタ(56)のエジェクトピン(31)が、その太さを越えな
    い範囲で長さ方向に分割または一体化し得る手段を具え
    たエジェクト先端ピン(32)とエジェクト本体ピン(33)と
    で構成されていることを特徴とした射出成形用金型。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエジェクト先端ピンとエ
    ジェクト本体ピンとを長さ方向で分割しまたは一体化す
    る手段が、エジェクト先端ピン(32)の成形品側端部近傍
    に設けた引抜工具係合手段(32b) および他端部に設けた
    ぎぼし形おす端子形状の接続部(32a) と、エジェクト本
    体ピン(33)のエジェクト先端ピン側端部に該接続部(32
    a) をその根本まで挿入したときにその括れ部(32a′)
    で固定し得るようにCリング(34)が挿入されて形成され
    ている該接続部位置決め固定用の穴(33a) とで構成され
    ていることを特徴とした射出成形用金型。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のエジェクト先端ピンとエ
    ジェクト本体ピンとを長さ方向で分割しまたは一体化す
    る手段が、エジェクト先端ピン(36)の成形品側端部近傍
    に設けた引抜工具係合手段(36b) および他端部に設けた
    該エジェクト先端ピン(36)としての径より細い雄ねじ(3
    6a) と、エジェクト本体ピン(37)のエジェクト先端ピン
    側端部に設けた該雄ねじ(36a) と嵌合する雌ねじ(37a)
    とで構成されていることを特徴とした射出成形用金型。
JP23271093A 1993-09-20 1993-09-20 射出成形用金型 Withdrawn JPH0780896A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23271093A JPH0780896A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 射出成形用金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23271093A JPH0780896A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 射出成形用金型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0780896A true JPH0780896A (ja) 1995-03-28

Family

ID=16943572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23271093A Withdrawn JPH0780896A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 射出成形用金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0780896A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003031144A1 (en) * 2001-10-10 2003-04-17 Nolato Ab Ingate arrangement

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003031144A1 (en) * 2001-10-10 2003-04-17 Nolato Ab Ingate arrangement
US6652263B2 (en) 2001-10-10 2003-11-25 Nolato Ab Ingate arrangement for an injection mold

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4715806A (en) Apparatus for the punching and removing of the sprue in an injection molding tool
CN109624220B (zh) 前模先抽注塑模具
JPH0780896A (ja) 射出成形用金型
JP3353028B2 (ja) 樹脂成形金型
CN211566824U (zh) 一种方便卸料的注塑模具
KR20050060584A (ko) 사출물의 게이트 자동절단장치가 구비된 금형장치
JPH08216203A (ja) 射出成形用金型と樹脂成形品の製造方法
CN214448179U (zh) 行位移动形成双色型腔的双色模具
KR20050017224A (ko) 플라스틱 사출 금형 장치의 제품 취출 구조
CN210415289U (zh) 一种注塑加切断一体化成型模具
JP2002347085A (ja) 射出成形金型
CN214872420U (zh) 汽车消声器拼装式外壳精密注塑模具
JPH02164509A (ja) 射出成形金型
CN218928458U (zh) 一种可进行二次脱模的注塑模具
CN220146601U (zh) 一种滑块强脱延迟结构及注塑模具
CN217373294U (zh) 静模斜抽芯模具
CN214383244U (zh) 一种矩形框架成型模具
CN216465969U (zh) 一种模具侧进胶机械式模内切结构
CN210061844U (zh) 一种滑块拉断自动断浇口的模具结构
JP7124415B2 (ja) ダイカスト鋳造装置およびダイカスト鋳造方法
JPH0939039A (ja) プラスチック成形用金型
JP2003084172A (ja) 光コネクタ用ファイバー支持体の製造方法及び金型
JP2002036346A (ja) ブロー成形金型用製品加工方法及びその装置
JP2003084171A (ja) 光コネクタ用ファイバー支持体の製造方法及び金型
JP2585093B2 (ja) 直圧成形のバリ除去方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001128