JPH0780599B2 - 高速シ−ト分割巻取装置 - Google Patents

高速シ−ト分割巻取装置

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JPH0780599B2
JPH0780599B2 JP28697586A JP28697586A JPH0780599B2 JP H0780599 B2 JPH0780599 B2 JP H0780599B2 JP 28697586 A JP28697586 A JP 28697586A JP 28697586 A JP28697586 A JP 28697586A JP H0780599 B2 JPH0780599 B2 JP H0780599B2
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晧 片岡
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は,プラスチックフィルム,紙,金属箔等の帯
状シートをスリッターにより複数条に分割して両側に振
分け,移動しないように定位置に支持されたタッチロー
ラを経て,分割した帯状シートに対応して設けた左右一
対の巻芯支持体に支持される巻芯のまわりに巻取るスリ
ッターリワインダーに関する。
<従来の技術> 帯状シートの分割巻取装置はスリッターリワインダーと
呼ばれ,スリッターにより分割して両側へ振分けた帯状
シートを,タッチローラを経て両側の各巻芯に巻取り,
巻太りにつれて各巻芯の支持位置を一斎にタッチローラ
から揺動離反してゆく型式が一般である。
最近,帯状シートは薄く滑りやすいプラスチックフィル
ムが多く使われるようになり,これを高速で巻取るた
め,振分けて巻取る各シートロールそれぞれに軽小なタ
ッチローラを当て,巻取接触圧制御を精密化するものが
出ている。例えば特公昭45−20644号公報「巻返し機」
では,振分けて巻取る左右シートロールそれぞれの下側
に,細いタッチローラを当てて巻太りを検出させる。シ
ートロール(つまり巻芯)を両端支持し回転駆動してい
る各支持腕は,両端を軸受により回転可能に支持して,
帯状シート幅方向に伸びるように設けた支持腕支持用共
通軸に摺動係合し,この共通軸の回動により揺動可能で
ある。これらの支持腕は機械的に傾斜角を保っており,
タッチローラが一定の巻太りを検出するたびに,少しず
つ傾斜した腕を起こしてゆく。
また,特公昭55−293号公報に開示されているようにそ
れぞれ独立した支持腕に支持される多数のシートロール
をそれぞれ支持アームに設けた接圧付加機構により,移
動しないように定位置に支持された単一の共通タッチロ
ーラに圧接させ,シートロールまたは,タッチローラ,
もしくは,その双方を駆動して,スリットされた条片を
前記タッチローラを介して巻取るようにし,各支持腕は
前記共通のタッチローラに対し,垂直支持位置よりわず
かの角度範囲前後に揺動できるよう一つの共通支持台上
に枢支し,各シートロールの巻取径の増大に応じた各支
持腕の揺動変位を代表的または,平均的に検出し,その
検出値に基づいて各シートロール支持腕が全体として常
に実質上垂直支持状態を維持するよう前記共通の支持台
を前記共通のタッチローラから水平方向に自動制御によ
り積極的に後退させるようにした形式のシート分割巻取
装置が知られている。
なお,特公昭57−28658号公報第1実施例に開示されて
いるように広幅の帯状シートをスリッターで分割しなが
ら分割した帯状シートを夫々の巻芯のまわりに巻取るシ
ート分割巻取装置ではないが,一点を中心に揺動可能に
支持され垂直方向に伸びたビームの上端にタッチローラ
が取付けられ,枠上に台車を介して水平方向に移動可能
に支持された保持体に巻軸およびシートロールが保持さ
れて巻取中,流体圧シリンダで上記ビームに加圧力を与
えタッチローラとシートロール間の接触圧を一定に調節
するとともにシートロール巻取径が増大するに従い,モ
ーターで保持体に係合したねじ軸を駆動して保持体と巻
軸をタッチローラから水平方向に後退させ,タッチロー
ラをほぼ一定位置に保ちながら,巻軸のまわりに帯状シ
ートを巻取る形式の巻取装置が既に知られている。
<発明が解決しようとする問題点> 上述の各型式の巻取装置でも,例えば表面滑らかな伸び
易いプラスチックフィルムを高速で巻取ると,巻上がっ
たシートロールの端面が不揃いになる。はなはだしい時
は,巻取り中に分割シートの横ずれのため作業停止に至
ることさえある。
これは,巻取シートの横すべり現象によるもので,通気
性の悪いシート層に空気が巻込まれ,シート間摩擦係数
が低下して生ずると理解されていた。従って巻取中のシ
ートロール外周にタッチローラを所要の接触圧で押付け
て,巻込まれる空気量を調節することにより,シートの
横ずれを防止して来た。
しかし最近,例えば表面を鏡面状に処理されたポリエス
テルフィルムのように非常に滑りやすい性質のものを高
速で分割巻取りすると,タッチローラの接触圧を如何に
制御しても,また接触圧だけでなく巻取張力,巻取位置
へのシート供給張力を如何に制御しても,上述の横ずれ
現象を防ぎ得ない。
従来は,振動は零との前提で,巻取張力,接触圧,供給
張力制御を行っていたが、極薄化されたシート,伸縮性
の大きい滑り易いシートを大径に高速度で巻取ることが
強く要求されるようになり,この場合,上記制御をいか
に正確に行っても巻取品質のよい巻取品を得ることは大
変難かしく,速度はなるべく低速で,小径巻きにして行
うということが現状である。
この最大の原因が巻取機構の振動であり,この振動が無
いとの前提で制御を行っているので良くないことをつき
とめ,振動を起こす原因は極力排除し,巻取張力,接触
圧,供給張力制御を有効に生かすことができるようにし
たのがこの発明である。
この振動を起こす原因を排除するといっても,巻取るた
めの最小の動きはさけることはできないので,その内で
も極力排除したものが本願発明の構成である。更に,こ
の構成上から見て,他の問題点である操作性を良くする
工夫をもりこんだものである。
また,広幅のシート帯をスリットして巻取る場合,スリ
ットした直後に巻取るのが一番安定した状態で各巻取品
の品質にアンバランスを起こさない巻取り方であり,こ
の巻取り方で巻取る場合,巻太るにつれて逃がすのは,
タッチローラは移動させないでシートロールを移動させ
る装置が適応している。このシートロールを逃がす手段
として,巻芯支持アームを旋回させて巻太りに従ってタ
ッチローラから揺動離反してゆく型式が一般である。と
ころが,この揺動離反させるタイプのものでは,高速度
であればあるほど,必然的に振動が起こり易い構成であ
るので,まずこの揺動離反に代えて一定方向直線運動に
よりタッチローラから離反を行うようにすると共に振動
原因になる要素は極力排除した装置を開発した。
<問題を解決するための手段> 本発明者は上述の問題点である1つの不可解な横ずれ現
象を研究した結果,装置を高速運転すると横ずれが生じ
はじめること,しかし,高速巻取りそのものが原因でな
く,高速運転によるシートロールの振動が主因であるこ
とを発見し,更に,従来,品質の良い巻取品を得るため
に,種々の制御を行っているが,これら主要制御が正確
に働き効果があるのは,装置に振動がない場合である。
ところが,この振動については考慮されず,振動は零で
あるとの前提に立って,全て制御されているのが現状で
ある。
しかし現実には高速化され,しかも構造的に振動の起き
易い巻取りアームを旋回式にしているため,回転速度を
おそくすれば巻きずれなどを起こさないものもできる場
合もあるが,一寸スピードをあげると巻きずれを起こ
す。これでは巻取品質を論ずる以前の問題である。
では,この巻取品質に大きな影響のある振動は,何によ
って発生するのか,この発生源を色々確認してみたら,
構造的に振動の起こり易い状態であるのに加えて,先ず
巻芯軸の回転による振動は, (a) 巻芯軸の支持が偏芯していること。
(b) 巻芯の支持が偏芯していること。
(c) 厚みむらによる巻きの変形とアンバランス 上記(a)〜(c)による振動は零はあり得ないので,
高速になればなる程,偏芯,アンバランスのために振動
が大きくなる。
この巻取品質にかかわる重要な制御要素である接圧制御
を行う場合,従来は振動を無視して,振動はないものと
の前提で接圧制御を行っていた。これでは厚み等の条件
によって接圧制御できるものもあるかもしれないが,最
近の傾向として極薄シート帯を大径巻きにし,高速度で
巻取らなければならない条件には適要できなくなって来
た。
この巻取品質に重大な影響をおよぼす振動にスポットを
当て徹底して振動を無くす考慮をしたものが,本願の発
明である。
それは,とりもなおさず接圧制御をいかに正確に行って
も巻きずれ現象の原因は振動にあることを実験により確
認して,この振動を無くす工夫を徹底的にしたものであ
る。なお,フィルムパスは上からでも下からでも良いこ
とはいうまでもない。
さらに具体的な構造について述べながら,もう一歩問題
点を堀りさげてみる。案内機構,間隔調整台,巻芯支持
体を組立てた状態で平行度を精度良く加工して,ガタを
起こさない保証をすることによって,より振動の原因が
排除される。巻芯を支持しタッチローラから離反させる
ための機構中に振動支持アームをもたない構造は巻芯の
振動対策としてはベストである。
さらに,広幅の原反をスリットして大径巻きにする傾向
にあり,間隔調整台をその両端で枢支する従来の巻取装
置においては間隔調整台に撓みやねじれが生じ易く,そ
れが振動の原因になる。また,上述のような振動の原因
を無くすことは不可能なので,巻芯を支持する支持腕お
よび巻芯をタッチローラから離反させる離反機構全体の
剛性が小さい場合には,シートロールを高速回転させる
と,タッチローラからシートロールが受ける力は,小き
ざみに変化するとともに,シートロール自体の回転のバ
ランスも悪くなり,巻芯を支えた支持腕と共にシートロ
ールが振動し,タッチローラの接触圧も波状に変化して
不安定となる。その結果シートロールのシート層間に入
り込む空気量を適正に調節することができなくなり,必
要以上に空気がシート層間に入ってエアーテーブル効果
が生じる。それによって,シート層間の摩擦係数は極端
に低下し,シートが横滑りするようになると考えられ
る。
本発明者は,このような現象が起こる原因を解明した結
果,上記横ずれ現象防止のため,従来帯状シート巻取装
置の主役であった,特公昭45−20644号公報の一点を中
心に揺動する支持腕に巻芯を支持する方式を全廃する。
巻太りにつれて傾斜角度を変える従来の揺動式巻芯支持
腕では,支持腕を揺動させようとするシートロールの振
動は,すべてタッチローラから巻芯を離反させるための
駆動機構に加わり,微小に振動角が変化しても,支持腕
先端の巻芯支持体では大きな変化になり,また,揺動中
心は,移動しないので,巻太りにつれタッチローラのシ
ートロールの押付方向とタッチローラとシートロール間
の接触圧の方向に余り差を生じさせないで,しかも,タ
ッチローラから巻芯を充分離反させるためには,巻芯支
持体の長さを長くしなければならないために,巻芯支持
体は長くて撓み易い構造となるので,シートロールの振
動を防げないのである。
さらに,巻芯支持体を揺動によりタッチローラから離反
させるためにタッチローラの加圧方向が一定でも,シー
トロールの巻太りによりタッチローラとシートロールの
中心を結ぶ方向が変化し,精密接触圧制御するには補正
の必要がある。そして,巻芯支持体の内側にある夫々の
タッチローラの交換作業は,巻芯支持体越しに行わなけ
ればならないので,タッチローラの交換作業あるいは保
守が面倒である。
特公昭55−293号公報に示された従来技術においては,
支持アームの下端を共通支持台に枢支した構造となって
いるので,支持台は,それ自体支持アームの姿勢を垂直
に維持する機能をもっておらず,支持アームは上端のシ
ートロールから受ける外力により容易に揺動し得る構造
となっている。オイルダンパ等の振動防止機構を設ける
こともできるが,それは支持アームの揺動を遅延させる
ものに過ぎず支持アームの姿勢を垂直に確実に維持する
ものではない。しかも支持アームの上端には振動発生源
となる大重量のシートロールが支持される。従って,こ
のように支持アームの姿勢を一定に維持し得ない,シー
トロールの支持構造は,本質的な弱点を持っており,実
質的には高速運転における巻芯の振動を防止することは
不可能である。また共通支持台のビームも両端を枢支し
た構造であるため,その揺動方向の遊びが生じ易く,ま
たビーム自体に振動を生じさせないようにすることも容
易でない。さらに厳密にいえば,支持アームが微角度範
囲前後に揺動するということは,接触付加機構が支持ア
ームを押す力が一定であったとしても,シートロールお
よび支持アームに作用する重力等がシートロールとタッ
チローラとの接触圧に影響を及ぼし,その接触圧の誤差
の原因となり,この誤差の補正が必要となる。この補正
のために,支持アームが傾くと,それを垂直に戻すよう
に働くバネを用いることもできるが,そのバネがかえっ
て支持アームの振動を助長するということになりかねな
い。
さらに,また,他の従来例である特公昭57−28658号公
報に示された巻取装置は,一定幅のテープ等の巻取りに
適用されるもので,巻軸を支持する左右一対の保持体の
間隔を調節する機能を持っておらず,帯状シート分割幅
を変える必要のあるスリッターリワインダーとは異な
り,実質的にスリッターリワインダーに適用することは
不可能であると共に振動については,一斎考慮されてい
ないものである。
上記各々の問題点を解消するために生まれたこの発明の
概要は,スリッターにより分割した帯状シートを両側の
巻取位置へ振分け,移動しないように定位置に支持され
たタッチローラ経由で各巻取位置の巻芯に巻取り,その
巻太りにつれ上記タッチローラから巻芯を離してゆくシ
ート分割巻取装置において,基盤上または地面上に固定
した複数の案内機構と,上記案内機構に支持,案内され
て帯状シート幅方向に直角に一定方向直線運動だけ可能
な両側夫々の間隔調整台と,上記間隔調整台に支持され
て帯状シート幅方向に位置付けられ,さらに間隔調整台
に対し,帯状シート幅方向に直角に一定方向直線運動だ
け可能な複数対の,巻芯を支持するシート巻芯支持部を
持った巻芯支持体と,上記巻芯支持体をタッチローラの
方へ所要の押付力で押す各巻芯支持体ごとの接触圧付加
機構と,上記間隔調整台を帯状シート幅方向に直角にシ
ートロールの巻太りに応じて移動させる駆動機構とを備
えたことを特徴とする。
<作用> この発明は高速巻取りにともなう帯状シートの横ずれ現
象解明し,その原因である巻取り中におきるシートロー
ルの振動を抑えるため,従来の振動腕による巻芯支持を
廃し,新規な抗振構造の巻芯支持,移動方式を開発し
た。
すなわち,この発明の巻芯支持体は,間隔調整台に対
し,シート幅方向に直角な一定方向にのみ直線運動する
ように案内されるから,下端を枢支された従来の支持ア
ームのように不安定とならない。また,下端を枢支され
た支持アームの枢支点の近くに係合してその支持アーム
の傾動力に抗する作用をもつ接触圧付加機構等を備えた
従来の装置のように,支持アームの接触圧付加機構との
係合点における遊びがテコの原理に基づき拡大されるこ
とで支持アーム上端の巻芯支持部に大きな遊びが生じる
ということがなく,さらにシートロールから受ける,支
持アームの刻々変動する傾動力がテコの原理により大き
く拡大されて接触圧付加機構に働くこともない。従っ
て,この発明の巻芯支持体は,間隔調整台上で一定の姿
勢を維持しつつ,安定性良く移動することができ,しか
も巻芯支持部でのシートロール巻太り方向の遊びもほと
んど無くすることができ,シートロールから巻芯を振動
させようとする力を受けても巻取り不良が生じないよう
にこれに抗し得る抗振構造とすることができる。そし
て,各一対の巻芯支持体は,巻取中それぞれ巻取り不良
を起こさないように巻芯の振動を抑制して,その巻芯を
支持すると共に,それぞれの接触圧付加機構により所要
の押付力を与えられて,巻芯を個々の押付力でタッチロ
ーラへ押付ける。各巻芯を個々の押付力でタッチローラ
へ押付けることができるので,タッチローラを固設して
も各シートロールとタッチローラとの接触圧は個別に制
御可能となる。それ故,タッチローラを固設して強固に
支持することができ,それによってタッチローラ側にお
ける,シートロールとタッチローラとの接触圧を不安定
にする原因は排除される。また,タッチローラ支持構造
も簡素になる。案内機構は,間隔調整台の姿勢を一定に
維持しつつ,その間隔調整台を安定性良く案内する。ま
た,間隔調整台の長さ等必要に応じて所望の間隔で適当
な位置に配置されて,固定される複数の案内機構は間隔
調整台を容易にたわませないように支持し,間隔調整台
自体の振動を抑制する働きをする。そして,振動防止の
ために間隔調整台の重量を大きくして適当な慣性をもた
せておくことも,また長さの長い間隔調整台を設けるこ
とも簡単にできるようになる。間隔調整台は巻取中,駆
動機構により駆動されて,それが支持した各巻芯支持体
を一斉にタッチローラから離反させる。また間隔調整台
はスリッターによるシート分割位置が変更されたとき巻
芯支持体をシート幅方向に位置付ける作業を容易にす
る。巻芯を支持しタッチローラから離反させるための機
構から,一端を枢支した揺動可能な支持アーム構造を排
除し,巻芯支持体,間隔調整台,タッチローラをそれぞ
れ簡素な機構により巻芯の振動を極力抑制し得る抗振構
造としたので,巻芯の振動がほとんど無くなり接触圧が
安定する。また,巻芯は間隔調整台と共に直線運動して
タッチローラから離反するので,タッチローラとシート
ロールの接触圧と,接触圧付加機構による押付力との関
係が簡素化されて接触圧の制御が正確になる。
<実施例> 第1,2図にこの発明の一実施例を示す。
第1図は,この発明によるシート分割巻取装置の立面説
明図,第2図は,同平面説明図である。
広幅シートSは,巻取作業空間の上方にあるシート走行
路を走行し,ローラ群を経て溝付きローラ1に至り,ス
リッターKによって複数条に分割される。そして,分割
されたシートは,溝付きローラ1から,移動しないよう
に定位置に支持されたタッチローラ2を経由して前後の
巻取位置へ振分けられ,該タッチローラ2に平行に,一
対の巻芯支持体10の先端部に支持された,夫々の巻芯C
のまわりに,シートロールRとして巻取られる。
第1図の右半分はシートロールRを巻上げた状態,左半
分は巻上げたシートロールRを搬出機構へ渡して巻芯支
持体10を後退させた状態を示す。また,第1図左半分に
は巻芯支持体10を前進(図では右進)させて,回転可能
に定位置に支持したタッチローラ2に巻芯Cを接触せし
めた巻取開始時の状態を鎖線で示している。巻取位置を
示す巻芯Cの位置は,第1図左半分に画いた巻取開始時
の鎖線位置から,巻取完了の実線位置まで動く。シート
ロールRの巻太りにつれ,巻芯Cが次第に,回転可能に
定位置に支持したタッチローラ2から離れてゆくのであ
る。
なお,第1図は第2図の切断線a−aの断面を示す。
前後の巻取位置沿いには,夫々間隔調整台13がシート幅
方向に水平に備えられており,巻芯支持体10はこの間隔
調整台13上に支持されている。巻芯支持体10は,その基
部となる台27の上に固定された支持案内機構28上にスラ
イド運動可能に支持されている。この支持案内機構28
は,この実施例によれば後述する案内機構12と同様なレ
ールから成り立ち,このレールはシート幅方向に直角に
伸びている。そして巻芯支持体10は,支持案内機構28に
よりその案内方向以外の遊びが極力生じないように案内
されて,巻取り不良の原因となる振動を生じないように
台27に対しシート幅方向に直角に軽快に移動することが
できる。台27上には巻芯支持体10をタッチローラ2へ向
って所望の力で押す接触圧付加機構25が設けられてい
る。この接触圧付加機構25として,例えば低摩擦シリン
ダ,ベロフラムシリンダ等を用いることができる。
この場合,間隔調整台13は,その上部にシート幅方向に
伸びた鳩尾形突条13aを有し,これに巻芯支持体10の基
部となる台27を摺動係合している。そして,スリッター
Kによるシート分割位置が変っても,巻芯支持体10の台
27を,間隔調整台13上を摺動させて新たなシート分割位
置に対応する巻取位置に移動し,その基部に設けたクラ
ンプ15により固定することができる。
各巻芯Cは,それぞれ一対の巻芯支持体10.10によって
支持される。巻芯支持体10は巻芯Cを取外すことができ
るように支持する巻芯支持部を持っている。そして共通
の間隔調整台13上に支持された各巻芯支持体10は個々に
シート幅方向に直角に移動可能となっているので,各一
対の巻芯支持体10.10上の各巻芯Cをそれぞれ接触圧付
加機構25により個々に調節された押付力でタッチローラ
2へ押付けることができる。また,各一対の巻芯支持体
の片方,または双方には所要の張力で分割シートを巻取
るために巻芯Cを中心駆動する巻芯駆動機構(図示せ
ず)を備えている。そして,間隔調整台13は,巻芯Cの
固定のタッチローラ2からの離反を可能にするために,
前後の巻取位置下方のシート幅方向において夫々3箇所
に配置され,シート幅方向に直角に水平に伸びて基盤11
上に固定されたレール12a等の案内機構12により一方向
のみ直線的に移動可能に,他の方向にガタが生じないよ
うに支持,案内される。そして具体的には,案内機構の
レール12aに振動の原因となる,上下,左右,その他の
方向のガタが生じないようにかぶさりはまって案内され
る移動可能な可動体(はめ合部材)14上に固定された脚
台14の上に間隔調整台13が固定されている。そして,基
盤11と間隔調整台13,13間には,両側の間隔調整台13,13
を対称方向へ一斎に駆動する駆動機構16を備えている。
この場合,駆動機構16は,主として,片側の間隔調整台
毎にレール12aに平行に,左右2箇所に配置されると共
に,間隔調整台13に固定されたメネジ部材16bに螺合し
た,実質的に,問題となるバックラッシュの無い回転抵
抗の小さなボールネジ軸16aと,巻取り中,上記ボール
ネジ軸16aを低速駆動するサーボモータ16cと,上記ボー
ルネジ軸16aを高速駆動する正逆両方向に回転可能なモ
ータ16dと,これらのモータ16c,16dの回転をボールネジ
軸16aに伝達するための差動歯車機構16e,伝動軸16f,傘
歯車機構16gとから成り立つ。そして,左右のボールネ
ジ軸16aは同期駆動され,間隔調整台13,巻芯Cは固定の
タッチローラ2と平行に接近離反することができる。さ
らに,ボールネジ軸16aは,それ自身の回転による間隔
調整台13の変位以外の変位を制止しようとするので,外
部から間隔調整台13に大きな力が作用しても,それによ
って間隔調整台13は容易に変位することがない。
なお,巻芯Cを固定のタッチローラから離してゆくため
の駆動機構として,モータ駆動されるラック,ピニオ機
構,流体圧シリンダ等を使ってもよい。また,ボールネ
ジ軸16aの配置は2箇所に限るものではないし,また,
モータ16c,16dを1台のモータで兼用してもよい。ボー
ルネジ軸の代わりに他のネジ軸を使うことも可能であ
る。
また,間隔調整台の平行移動を機械的にさらに確実にす
る必要があれば,案内機構の精度を上げるだけでなく公
知の平行移動機構を補助的に採用すればよい。
これらの構成は,巻芯Cを強固に支持して,シートロー
ルRが偏心成長して高速回転しても,シートに横ずれが
生じない程度の振動におさえなければならない。従っ
て,巻芯をタッチローラから離反可能に支持するための
機構は,揺動可能に支持された従来のような揺動アーム
を含まない構造となっており,振動を受付けない抗振構
造,つまり巻振に振動を起こさせようとする力が働いて
も,これに同調しない十分な重量(例えば鉄筋を組んで
セメントを埋める等)と剛性をもっており,相互間もゆ
るみなく接続して,背丈が低い形になるようにしてい
る。
さらに,接触圧の調整は,接触圧付加機構25でシートロ
ールRのタッチローラ2への押付け力を調整して行う。
この場合,巻芯支持体10は,間隔調整台13上の台27の上
に載せられ,シートロールRが巻太ると間隔調整台13に
対して変位するので,巻芯支持体10を間隔調整台13上の
ほぼ一定範囲の位置に保つため,巻芯支持体10の変位を
検出して,間隔調整台10を後退させる駆動機構にフィー
ドバックして制御する。そして,接触圧力の大小を制御
するものは,接触圧付加機構25の駆動力を調節する接圧
制御装置(図示せず)である。
上記のような構成にすることにより,各分割されたシー
トロールRごとに接触圧付加機構25が設けられているの
で,シート帯の厚みムラによる各シートロールの巻径の
差異に対しても適正な接触圧制御が可能である。
また,この実施例によれば間隔調整台13を載せた両側の
脚台14は,側方へ長くつき出て,案内機構12との係合面
積を大にすることにより,間隔調整台13の安定度を高め
ている。その脚台14,14間上面に作業床板17をはって巻
取位置の両外側で作業し易くしている。また,脚台14は
両端と中間に合計3箇所に設けており,抗振機能を高め
ている。間隔調整台の撓みを抑え,より抗振機能を発揮
できるようにするために,さらに必要があれば上記中間
に多数個所脚台14および案内機構を設けてもよく,また
この多数個所を無限個所にすると全面支持の一体構造に
なるので,このようにしてもよい。
なお,間隔調整台上面の鳩尾形突条13aの中央部には,
間隔調整台全長にわたり溝13bが設けられており,この
溝13b内に回転駆動機構18の駆動により正転逆転可能な
ねじ軸19が入っている。
一方,間隔調整台上に摺動係合した各巻芯支持体10は,
上記ねじ軸19に適時係合離脱可能な係脱機構をそれぞれ
保持した係合部10aを上記溝13b内に設けており,ねじ軸
の正転または,逆転中,係脱機構を操作してねじ軸に係
合,離脱することにより,間隔調整台上を所定の位置に
短時間で移動することが可能である。
一方,この装置の中央部には,両側巻取位置の各巻芯C
に共通な固定のタッチローラを巻芯支持体10の巻芯Cと
同じ高さに設けてある。
なお,タッチローラとして,片側共通の定位置タッチロ
ーラ,個別の定位置タッチローラにかえても同様な目的
効果は奏し得る。
巻取り中の巻芯Cの離反駆動の制御は,巻芯支持体変位
検出装置(図示せず)と巻取り両検出装置(図示せず)
から検出信号を入力し,接触圧付加機構25により固定の
タッチローラ2に所要の接触圧でシートロールRを押付
けることができる範囲内に,間隔調整台13に対する巻芯
支持体10の変位を保ちつつ,巻芯CがシートロールRの
巻太りに応じてタッチローラ2から離反するように,上
記巻芯支持体の駆動機構に駆動を指令する制御装置(図
示せず)によって行われる。なお,制御装置は,これに
限定されず,上記駆動機構の形式等に応じて公知のもの
を使用すればよい。
一方,この実施例によれば巻芯支持体10は,コ字形をし
ており,シートロール受取位置に搬出機構を受入れるた
めの空間をシートロール下方に有しているものが示して
ある。
なお,巻芯支持体の形状は,コ字形に限らず,逆L字
形,C字形,また,ふところのない柱状型等,シートロー
ルを支持するものとして多様に変わり得る。
この装置の運転要領を概略説明すると第1図左側のよう
に,巻上げたシートロールRを搬出装置に渡して実線位
置へ後退した各1対の巻芯支持体10.10に対し,まず新
しい巻芯Cを支持し,そして,シートロールRが搬出さ
れて,駆動機構のモータ16Cを高速で回して巻芯支持体1
0.10を全部,固定のタッチローラ2の方へ進めて,第1
図左半分の鎖線のように巻芯Cを固定のタッチローラ2
に接触せしめる。
新しい各巻芯Cに各分割シート切断端を接着し,図示し
ない巻芯駆動機構の運転を開始すると,巻芯C外周のシ
ートロールRが次第に巻太り,接触圧付加機構25によ
り,その駆動力に応じてシートロールRと固定のタッチ
ローラ2との間に所要の接触圧力を与えながら,さらに
前述の制御装置の指令をサーボモータ16cに与え駆動機
構16によって巻芯支持体10,間隔調整台13もろとも巻芯
Cを連続的に後退させる。なお,接触圧力が接触圧付加
機構25により連続的に与えられるならば,間隔調整台13
の離反は間欠的でも良いことはいうまでもない。
また,シート分割幅が変り,スリッターKの位置を変え
た時は,各巻芯支持体10のクランプ15をゆるめ,間隔調
整台13上を滑らせて対応位置につける。
なお,各巻芯支持体を所要の位置に移動するために,周
知の位置決用駆動機構や人手を用いてもよい。
以上,一実施例について説明したが,この発明は実施条
件に応じて,設計者の周知技術により多様に変化,応用
し得る。
例えば,前述の実施例における,はめ合部材14aを床ま
たは基盤上に固定しておき,間隔調整台に固定したレー
ルをはめ合部材で案内したり,床または基盤上から浮か
して強固に支持したレールではめ合部材を摺動可能に貫
通して案内したり,脚台を介さず,間隔調整台を直接的
にレールで案内したり,市販の直線運動軸受(通称リニ
アウェイ)を使用したり,あるいは,レールの案内面
と,はめ合部材間に車輪等の転動体を介して案内した
り,基盤上面を摺動面とし,これに間隔調整台下面を直
接摺動係合して案内することにより,案内機構による間
隔調整台の支持,案内を行ってもよい。また案内機構
は,タッチローラ,ガイドローラ等の基盤から独立して
設けられた基盤上に固定してもよい。
また間隔調整台への巻取支持体の取付け方は,市販の直
線運動軸受を使用し,摺動係合させる等,上述の実施例
に限らないし,巻芯支持体の基部の固定は,ボルト,そ
の他のクランプ機構を用いてもよいし,間隔調整台の上
側に巻取支持体が係合するものに限らない。
また,ステー部材26の両端部を,夫々一対となる左右の
巻芯支持体に固定することにより,左右の巻芯支持体を
連結して一体構造とすることで,タッチローラから巻芯
が離反する場合,巻芯のタッチローラに対する平行度を
確保することができる。左右の巻芯支持体は個々にタッ
チローラから離反可能であり,左右一体にしない場合も
有り得る。
また,実施例では,間隔調整台の両端部および中央部
に,それぞれ設けた3本1組のレールで,間隔調整台を
支持しているが,レールの数や位置等,案内機構が間隔
調整台を支持する位置,およびそのシート分割巻取装置
は,巻芯を中心駆動する形式,中心駆動,タッチローラ
による表面駆動を併用する形式,表面駆動する形式,等
を条件に応じて採用し得る。なお,この巻取装置の展
開,応用としては,原反ロールの巻戻し部と組み合わせ
てなる,いわゆるスリッターリワインダーのみならず,
塗工機や貼合機などの加工機に組み合わせて,加工工程
で処理されながら送られてくるウェブを分割仕上する目
的としての設置例やウェブの製造工程に直結する,いわ
ゆるインラインスリッターワインダーなどにも展開,応
用できるのはいうまでもない。
以上基本的には,極力振動を無くす考慮をすれば,対応
の仕方は種々あることは理解できるところである。
上述の実施例においては,巻芯は,水平方向にタッチロ
ーラから離反するようにしているが,水平に近い方向に
離反してもよい。また,巻芯支持体は,複数の間隔調整
台によって移動可能に支持されてもよい。
<発明の効果> この発明は,シート分割巻取装置において,表面が極め
て滑りやすいプラスチックフィルム等の帯状シートを対
象として分割しつつ高速で巻取ると,巻上げたシートロ
ールの端面が不揃いになる原因を研究,解明した。
すなわち,タッチローラとシートロール間の接触圧を適
正に調節してシートロール変形,端不揃いを防止しよう
としても,巻芯の偏心支持,シートロールの偏心,変形
等,シートロール回転時巻芯支持体を振動させる原因を
無くすことはできないので,巻芯を支持してタッチロー
ラを離反させるための機構およびタッチローラの剛性が
小さく,不安定で巻芯支持体での遊びが大きいと巻取中
高速運転によりシートロールが振動状態となり,これが
巻取不良の最も本質的な原因であることを見出した。そ
こで,この発明では,シート分割位置の変更に伴ない巻
芯の支持体の巻芯支持間隔,支持位置を多様に変える必
要のあるシート分割巻取装置において,巻芯を支持し,
タッチローラから離反させるための機構から謡動アーム
を排除して巻芯支持体および間隔調整台を抗振構造とす
ると共に,タッチローラを固設することで,巻取中,巻
芯の振動を効果的に抑制できるようにした。また,巻芯
を直線運動させることにより接触圧制御を簡素化し,さ
らに各シートロールは各々の接触圧付加機構により個々
に接触圧制御ができるようにした。その結果,接触圧は
安定し,個々に正確に付加されるから,巻取りが難しい
とされていた滑り易い性質のシートでも高速度で高品質
に巻取ることができるようになった。また,帯状シート
分割幅,分割位置の変更時、巻芯支持体は,間隔調整台
上を摺動して簡単に巻芯支持位置を変えることが可能で
あり,その変更作業を面倒にすることがない。間隔調整
台,タッチローラは簡素な機構により抗振構造となるか
ら,シート幅方向に長い構造とすることが容易である。
従って帯状シートの広幅変,シートロールの長尺化(大
径化)に適用できる,簡素で操作性の良い大型の高速巻
取り可能なシート分割巻取装置を提供することができ
る。この発明によればシート分割巻取工程での生産性が
大きく向上する。
かくして,この発明の巻取装置によって,高速運転を実
際に行って得られた例によれば,厚さ12μのプラスチッ
クフィルムを,600m/分の回転で作動した場合,巻芯付近
の支持体部で計測された振動はすべての方向について,5
〜10μ以下に完全に収まった。このレベルは画期的なも
のであって,しかも巻始めからロール径の成長する巻終
りまで変化しない。
【図面の簡単な説明】
第1,2図はこの発明の一実施例の正面図,平面図,第3
図は案内機構関係断面図である。 10……巻芯支持体,12……案内機構,13……間隔調整台,1
4……脚台,

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スリッターにより分割した帯状シートを両
    側の巻取位置へ振分け,移動しないように定位置に支持
    されたタッチローラ経由で各巻取位置の巻芯に巻取り,
    その巻太りにつれ上記タッチローラから巻芯を離してゆ
    くシート分割巻取装置において,基盤上または地面上に
    固定した複数の案内機構と,上記案内機構に支持,案内
    されて帯状シート幅方向に直角に一定方向直線運動だけ
    可能な両側夫々の間隔調整台と,上記間隔調整台に支持
    されて帯状シート幅方向に位置付けられ,更に間隔調整
    台に対し,帯状シート幅方向に直角に一定方向直線運動
    だけ可能な複数対の,巻芯を支持するシート巻芯支持部
    を持った巻芯支持体と,上記巻芯支持体をタッチローラ
    の方へ,所要の押付力で押す,各巻芯支持体ごとの接触
    圧付加機構と,上記間隔調整台を帯状シート幅方向に直
    角にシートロールの巻太りに応じて移動させる駆動機構
    とを備えたことを特徴とする高速シート分割巻取装置。
  2. 【請求項2】夫々一対の巻芯支持体にステー部材を設け
    た特許請求の範囲第1項に記載の高速シート分割巻取装
    置。
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