JP2003505312A - ウェブを巻き取る装置および方法 - Google Patents

ウェブを巻き取る装置および方法

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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H18/00Winding webs
    • B65H18/08Web-winding mechanisms
    • B65H18/26Mechanisms for controlling contact pressure on winding-web package, e.g. for regulating the quantity of air between web layers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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  • Winding Of Webs (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)
  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ウェブ(1)を巻取ロール(2)に巻き取る装置は、少なくとも、第1および第2のロール(3,4)および細いロール(5)を備え、前記第1ロールは、前記巻取ロールへの巻き取りのコースにおける前記ウェブのパスの一方の側に配置され、前記第2のロールおよび前記細いロールは、前記パスの他方の側に配置される。前記第1および第2のロールならびに前記細いロールは、互いに対して移動自在であると共に、前記巻取ロールに対して移動自在であり、その結果、前記細いロールは、一方の側の巻取ロールと他方の側の第1および第2のロールとの間に挟まれ、前記ウェブは、前記第1のロールと前記細いロールとの間を通り、前記細いロールと前記巻取ロールとの間に達する。手段は、前記第1および第2のロールと前記巻取ロールとの間で、前記細いロールを自由に位置させると共に整列させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、ウェブを巻き取る装置および方法に関する。
【0002】 (背景技術) 一般に、薄いポリエステルのフォイルあるいは他のシート材料のようなウェブ
は、連続処理において製造され、最終製品は、保管および搬送のためにロールに
巻き取られる。
【0003】 ロールにウェブを巻き取る作業の間、ロールへの同質の巻取り(すなわち、し
わ、あるいは、縮みなしで)を確保すると共に、ロール状の各ウェブ層間のエア
をできるだけ少なくトラップすることが望まれる。
【0004】 この問題は、ミクロンサイズほどに薄い(極薄の)厚さを有し、スピードが1
000m/分に達するフィルムにおいて深刻なものとなる。
【0005】 従来技術において、ウェブは、特に薄いものの場合、通常、過剰なエアの巻き
込みを防止するために、ニップローラ(あるいは、パックロールと称される)の
支援のもと、高速(すなわち、数百m/分)で巻き取られる。
【0006】 オクラホマ州立大学、ウェブハンドリングリサーチセンターのY.Bae C
hang、F.W.Chambers、J.J.Sheltonによる強制ニッ
プローラによるエアの巻き込みの第33頁〜第35頁は、次のように教示してい
る。
【0007】 (aa)高速作業でエアの巻き込み量をあるレベル以下に保つためには、パッ
クロールの直径を減らすことが最も効果的な手法である。
【0008】 (bb)パックロール(あるいは、その被覆)が巻取ロールよりも可撓性があ
り、非常に多量のエアが巻き込まれる場合、その問題は、より硬い材料をパック
ロールに用いることにより解決され得る。
【0009】 (cc)ニップ荷重を増加させることによりエアの巻き込み量をさほど効果的
に減じられず、かつ、前記荷重が非常に増加させられている場合、他の巻き込み
の問題が生じ得る。
【0010】 更に、この文献は、パックロールのサイズを減じることに現実的な問題または
制限が存在すること、例えば、パックロールは、それが細すぎる場合、曲がり易
くなりすぎるであろうということを教示している。ただし、それは、エアの巻き
込みにおけるその重要性ゆえに、細いパックロールのデザインを提案すると共に
、可能性のある設計変更の2つの例を概略図として示している。第1の図面は、
ロールと巻取ロールとの間の細いロールを示しており、ウェブは、そのロールか
ら細いロールを通り、巻取ロールに達する。第2の図面は、2つのロールと巻取
ロールとの間の細いロールを示しており、ウェブは、これらのロールの何れか一
つから進行し、巻取ロールに達する。
【0011】 しかしながら、この文献は、これらの原理を実行に移すことへの十分なヒント
をもたらしてはおらず、すなわち、解決されてはおらず、記載されてもいない幾
つかの課題が存在している。第1の課題は、細いロールはその小さな直径に起因
して曲がり易くなることから、ロールと巻取ロールとの間で細いロールの正確な
位置を確保することにある。他の課題は、ウェブ上での摩擦を避けるために、細
いロールと、他のロールとの接線速度を、それらの長さにわたり、それらの間の
各点において同一に確保することにある。もう一つの課題は、巻取ロールにウェ
ブを巻き取る前に、ウェブの広がりを確保することにあり、すなわち、一旦巻取
ロールに巻き取られると、ウェブにしわが残ってしまうであろうということであ
る。更なる課題は、ウェブの巻き取りの開始を容易に可能とすることにあり、こ
の困難さは、ロールと細いロールとの間、および、細いロールと巻取ロールとの
間をウェブが通過することにある。もう一つの更なる課題は、均一なエアの排除
をもたらす巻取ロールの幅にわたる圧力分布を加えることにある。
【0012】 本発明の目的は、これらの課題を克服する巻取ロールにウェブを巻き取る装置
および方法を提供することにある。
【0013】 (発明の概要) 本発明の目的は、良好かつ均一なエアの排除、ゆがみのないウェブ、ウェブの
良好な広がり、ならびに、巻き取りの容易な開始を確保し、それにより、巻取速
度および巻取品質を改善させる巻取ロールにウェブを巻き取る装置および方法を
提供することにある。
【0014】 この目的は、請求項1の装置および請求項30,32または34の方法により
達成される。好ましい実施形態は、従属請求項により規定される。
【0015】 (発明の詳細な説明) 図1a〜図1eは、巻取ロールへの巻き取りの開始を可能にする開状態から、
高速(1000m/分まで)で薄い(ポリエステルウェブ用の約1ミクロンまで
)ウェブ用の高品質な巻き取りを確保するための作業位置まで、本発明による装
置の好ましい実施形態の動作を示すものである。
【0016】 図1aは、開位置にある本発明による装置を示している。ポリエステルフォイ
ルのようなウェブ1は、矢印Fによって示される搬送方向から到来する。装置が
開位置にある際、ウェブは、例えばアイドルロール10(固定されている)を介
して巻取ロール2(より低い位置に位置している)に向けて転換される。アイド
ルロール10と巻取ロール2との間のパスは、手動あるいは自動的な手段により
巻取ロール2へのウェブ1の巻き取りを容易に開始することができるように、拘
束されてはいない。第1のロール(3,8,9)の組は、上述のパスの一方の側
に備えられる。前記第1のロールの組は、第1の移動可能なキャリッジ11(図
示せず)によって支持されている。細いロール5を含む第2のロール(4,5,
6,7)の組は、上述のパスに対して前記第1のロールの組の反対側に備えられ
る。前記第2のロールの組は、第2の移動可能なキャリッジ12(図示せず)に
よって支持されている。
【0017】 巻取ロール2へのウェブ1の巻き取りが一旦開始されると、第1のキャリッジ
11は、アイドルロール10と巻取ロール2との間に延在するウェブ1の部分に
向けて、ロール3がウェブ1に接する位置まで移動される。この状態は、図1b
に示される。ウェブ1に接する前に、ロール3は、好ましくは、ウェブ1の変位
のそれらに実質的に対応する方向かつ接線速度で回転させられる。ロール8およ
び9は、ウェブ1に接触していないものとして示されているが、それは状況によ
る。
【0018】 図1bの段階から、第2のキャリッジ12は、ロール3とロール4とが間隔は
狭いが互いに接触しない定められた位置まで、ウェブ1に向けて移動される。こ
の状態は、図1cに示される。作業時間の節減のために、このステップ(すなわ
ち、ウェブ1に向けて第2のキャリッジ12を移動させるステップ)は、ウェブ
1に向けたキャリッジ11の変位からなる前のステップと同時に実現され得る。
第1のキャリッジ11および第2のキャリッジ12を同時に変位させることは、
実際上好ましい。図1cの位置において、細いロール5は、ロール4の下方で僅
かにロール3に向けて配置されると好ましく、すなわち、細いロール5は、ロー
ル4に接するが、ロール3には接していない。ロール4も細いロール5も、ウェ
ブ1に接してはいない。第1のキャリッジ11のロール8および9、ならびに、
第2のキャリッジ12のロール6および7は、ウェブに対して閉じられたジョー
を形成するように配置される。より明確には、第2のキャリッジ12のロール7
は、実質的に、第1のキャリッジ11のロール8とロール9との間に、好ましく
は、狭いやり方で、それらと接触することがないように配置される。第2のキャ
リッジ12のロール6は、実質的に、第1のキャリッジ11のロール8の下方に
位置し、好ましくは、後者に接近している。従って、ウェブ1は、ロール9に接
触させられ、ロール9からロール7上へ、ロール7からロール8上へ、ロール8
からロール6上に、波を形成するように通される。ロール6,7,8および9に
よって定められたジョーは、ウェブ1に対して閉じられると、低すぎるか、ある
いは、高すぎるであろう入力張力から巻取張力を分離する。前記ジョーを形成す
るロールの数を変更することも可能である。更に、ウェブ1に接する前に、ロー
ル6,7,8および9の各々は、好ましくは、ウェブ1の変位の方向に実質的に
対応する方向に接線速度で回転させられ(前記ロール群とウェブ1との間の摩擦
を防止するように)、それにより、前記ロール群によって接触される瞬間のウェ
ブ1への過剰な張力(前記ロールがアイドルロールである場合にも生じ得る)の
発生が回避される。2メートルまでの幅を有しており、1000m/分までの速
度で搬送されるウェブ1のためには、ロール6,7,8および9が、およそ12
0mmの直径を有していると有利である。好ましくは、ロール6は、ロール3か
ら水平方向に離間され、それにより、ウェブ1は、ロール6からロール3に水平
に進行する。更に、ロール3およびロール4は、好ましくは、図3に関連して説
明されるように、それらの間の相対的な位置変化を回避すべく、この位置でイン
タロックされると好ましい。
【0019】 図1cの段階から、ロール4は、好ましくは、ウェブ1の速度に対応する接線
速度でロール3と同じ方向に回転させられる。この結果、細いロール5はロール
4と接しているので、ロール4は、細いロール5を摩擦駆動により回転させる。
そして、細いロール5は、ウェブ1を介してロール3に隣接するまで、ロール4
の外周に沿って上方に移動する。従って、細いロール5は、ロール3(ウェブ1
を介して)およびロール4の双方と接触する状態となり、結果として、細いロー
ル5は、それらのロール3および4によって正確に位置決めされる。ウェブ1は
、ロール3から細いロール5に進行し、その後,巻取ロール2に達する。細いロ
ール5の軸および巻取ロール2の軸は、好ましくは、実質的に垂直な平面内に含
まれる。この状態は、図1dに示される。
【0020】 図1dの段階から、キャリッジ11および12によって形成されたブロック(
すなわち、ロールアッセンブリ全体)は、細いロール5が巻取ロール2に接する
まで、好ましくは、その頂部まで下降される。この状態は、図1eに示される。
図1eからわかるように、ロール3および4は、巻取ロール2と接していない。
この下降は、例えば、垂直方向に移動可能であって、キャリッジ11および12
が(図1aから図1cに関連して述べられたようにウェブ1へのそれらの変位を
許容するように)垂直方向にスライド自在にマウントされるメインキャリッジ(
図示せず)によって達成され得る。細いロール5が巻取ロール2と接する直前に
、好ましくはおよそ10mmの距離で、ロール3および4の回転の駆動は、以後
アイドルロールとして作用するように停止されると好ましく、これは、一般にク
ラッチ機構の離脱により達成され得る。装置が図1eの位置にある際、装置は、
ウェブ1を巻取ロール2に効率的に巻き取り、細いロール5がニップローラとし
て作用する規準巻取位置にある。
【0021】 図1aから図1eまでのこれらの各ステップの間、装置の各種ロールによりウ
ェブ1がずれる間にウェブ1のパス長さが変化する際、ウェブ1の張力を実質的
に一定に保つように、巻取ロール2の回転速度は変化させられると好ましい。例
えば、これは、図1c、1dおよび1eに関連して説明されたステップの間、ロ
ール6上のウェブ1により発せられる力の関数として巻取ロール6の回転速度を
制御することにより達成され得る。
【0022】 さて、図2を参照しながら、ロール3とロール4との間で細いロール5の正確
な位置決めを確保するための機構について説明する。図2は、装置が図1cの位
置にある際のロール3および4ならびに細いロール5に関連する装置の一部のみ
を示している。細いロール5(その軸には参照符号31が付される)は、対応す
る複動圧力シリンダ19により各端部において保持されている。より明確には、
細いロール5の各端部は、それぞれの圧力シリンダ19のロッド20の端部に関
節により連結されている。圧力シリンダ19は、好ましくは、それらのロッド2
0が下方に延びる状態で実質的に垂直に延在する。各圧力シリンダ19は、好ま
しくは、それぞれピボットリンク28を介してキャリッジ12に連結されたそれ
ぞれのアーム27の端部に固定されている。ピボットリンク28は、好ましくは
、アーム2の中央の領域に配置される。各アーム27の対向端は、ピボットリン
ク29を介して、それぞれの圧力シリンダ25のロッド26に連結されている。
圧力シリンダ25は、双方とも、それぞれのピボットリンク30を介してキャリ
ッジ12に連結されている。圧力シリンダ25は、好ましくは、実質的に水平に
延在する。この構成は、圧力シリンダ19および25を制御することにより、細
いロール5の水平および垂直位置を変化させることを可能にする。従って、図1
bの位置から図1cの位置に進行する際に、細いロール5は、圧力シリンダ19
および25のロッド20および26を伸長位置にもたらすことにより、ロール4
の下方に正確に位置決めされ、すなわち、細いロール5はウェブ1と接すること
はない。そして、図1cの位置から図1dの位置まで進行すべく、ロッド20は
、退避させられ、それゆえに、細いロール5は、ウェブ1を介してロール3と隣
接するまでロール4の外周に沿って進み、この動作の間、圧力シリンダ25にお
ける圧力は、過剰な力を加えることなく細いロール5がロール4に接触する状態
を維持するように、公知の手法により制御される。好ましくは、細いロール5が
ロール3に接触すると、圧力シリンダ25には全く力が加えられず、この結果、
細いロール5は、圧力シリンダ19の引張力によってロール3および4のみで位
置決めされる。
【0023】 巻き取りの間、すなわち、図1eの位置において、圧力シリンダ19は、巻取
ロール2の幅に拘わらず、細いロール5の両端がロール3および4と接触する状
態に保つために、退避させられたままとなる。
【0024】 ロール3および4に関して、それらは、双方とも、それぞれの支持部13およ
び14に回転自在にマウントされ、それらの軸には、参照符号17および18が
付される。支持部13および14は、既に述べられたように、ロール3とロール
4とをインタロックするためのインタロック機構を定めるように協働し、これは
、より明確には、図3に関連して説明されるであろう。支持部13は、キャリッ
ジ11(図示されないガイド手段)に垂直方向にスライド自在にマウントされ、
例えば、複動圧力シリンダ21によって垂直方向に位置決めされる。同様に、支
持部14は、キャリッジ12(図示されないガイド手段)に垂直方向にスライド
自在に装着され、例えば、複動圧力シリンダ23によって垂直方向に位置決めさ
れる。従って、圧力シリンダ21および23は、それぞれのロッド22および2
4が下方に延びる状態で、平行かつ垂直方向に延在する。圧力シリンダ19,2
0および21は、自動的に、巻取ロール2の直径の増加を吸収する。ただし、そ
れらは、例えば数mmに対応する定められ検出された距離を超えてロール3およ
び4ならびに細いロール5を上昇させるためにのみ用いられる。その後、キャリ
ッジ11および12によって形成されるブロック全体は、前記定められた距離を
超えて上昇させられ、この新たな位置でブロックされる一方、圧力シリンダl9
,21および23は、ロール3および4が細いロール5と接触する状態および細
いロール5が巻取ロール3と接触する状態を維持する。そこから、圧力シリンダ
19,21および23は、ブロック全体が再度上昇等されることの後、前記定め
られた距離から再度退避させられるまで、巻取ロール2の直径の変化をなお吸収
する。
【0025】 図3を参照しながら、図1c〜1eに示される装置の作動状態にあるロール4
へのロール3のインタロック機構について説明する。図3は、ロール3(その軸
には、参照符号17が付される)を支持する支持部13の下部、および、ロール
4(その軸には、参照符号18が付される)を支持する支持部14の下部を示す
概略側面図である。支持部13の下部は、支持部14に向けて横方向に延びるア
ーム13aを呈している。アーム13aの遊端部には、溝15が配されている。
支持部14の下部は、支持部13に向けて延びるアーム14aを呈している。ア
ーム14aの遊端部には、ノーズ16が配されている。アーム14aの遊端部の
形状は、アーム13aの遊端部の形状と合致しており、より詳細には、ノーズ1
6は、溝15に嵌り込む。ノーズ16は、好ましくは、溝15との係合を容易に
するための傾斜させられたエッジを有する。従って、装置が図1cの位置に近づ
くと、支持部13と支持部14とはインタロックされる。更に、支持部13およ
び14の双方は、例えば、互いの横方向の離脱を防止するようにキャリッジ11
および12に作用する手段によってインタロックされた状態に維持される。この
ように、支持部13および14の双方は、一つの硬いブロックを形成し、支持部
11と支持部12との間の水平または垂直方向の相対的振動が除去される。
【0026】 機械的な観点から、ロール3および4、細いロール5ならびに巻取ロール2の
関係について説明する。装置が図1eの位置、すなわち、効率的に巻き取るため
の規準巻取位置にある場合、細いロール5は、ニップローラとして作用する。細
いロールの直径は、ウェブ1と巻取ロール2との間のエアの巻き込みを最小化す
るために、できるだけ小さくされると好ましい。それゆえに、細いロール5は、
その全長にわたり曲がり易くなり、ロール3および4がなければ、巻き取りの間
、巻取ロール2上で曲がって振動するであろう。共振すら生じるであろう。細い
ロール5の曲がりおよび振動は、細いロール5と巻取ロール2との間に、接線方
向速度の相違を却ってもたらしてしまい、エアの巻き込みと同様に、ウェブ1上
の摩擦、ウェブ1における張力の変動、および、ウェブ1の広がりに関する悪影
響を引き起こすであろう。従って、巻き取り中に、細いロール5の曲がりおよび
振動を防止するのが好ましい。このためには、ロール3および4は、巻き取り中
に、それらと巻取ロール2との間に細いロール5を挟むように、ロール5の上側
半分の外周に側面を接すると好ましい。更に、ロール3および4は、好ましくは
、細いロール5を支えるために、細いロール5よりも硬いと好ましく、それは、
好ましくは、細いロール5よりも大きな直径を有するロール3および4によって
成し遂げられる。ロール3および4は、好ましくは、それぞれ、細いロール5の
1〜6倍、好ましくは、3倍の直径を有する。好ましくは、ロール3および4は
、同一の直径を有すると共に、同一の垂直レベルに位置付けられる。更に、ウェ
ブ1により巻かれる(この実施形態では)ロール3の表面は、滑らかであると有
利であり、その表面は、金属製であると共に研磨され、その表面粗度Rt(すな
わち、表面の最高点と最低点との差)が25μm以下であると好ましい。その場
合、ウェブ1は、空気力学的境界層上で、ロール3の表面と接触することなく浮
上する。これは、広がり作用をもたらす。同様に、ロール4の表面もロール3と
同じように滑らかであると有利である。細いロール5は、好ましくは、巻取ロー
ル2の表面とそれ自体同等である弾性コーティングを備えたコアで構成される。
細いロール5が2メートルまでの幅を有し、ウェブ1が1000m/分までの速
度で搬送されるためには、細いロールがおよそ50mmの幅を有し、ロール3お
よび4がそれぞれおよそ150mmの直径を有していると有利である。これによ
り、ロール3および4は、それらの間に細いロール5を正確に位置決めすること
を可能にし、その結果、細いロール5は、巻取ロール2に正確に位置決めされ、
更に、ロール3および4は、巻き取り中に、動的安定性を提供する。
【0027】 図1dの位置における細いロール5と巻取ロール2との間の距離は、図1dの
位置から図1eの位置に進行するのに必要な時間を低下させるように小さくする
と好ましく、それゆえに、細いロール5が、まだ巻取ロール2と接していない際
に、ロール3および4の下方で曲がったり、振動したりするであろう時間を制限
する。ロール3および4の間で細いロールロール5の正確な位置決めを確保する
ための機構は、図3に関連してより明確に説明されるであろう。
【0028】 支持部13および14は、既に述べられたように、図1cの位置に到達すると
、好ましくは、インタロックされ、引き続くステップ(図1dおよび図1eに対
応する)においてインタロックされたままとなり、巻り取り中に、相対移動、よ
り明確には、ロール3および4の間の振動が防止され、それゆえに、ロール3お
よび4の間の相対移動、すなわち、振動を引き起こすであろう細いロール5の望
ましくない曲がりおよび振動を防止する。
【0029】 更に、装置は、図1eの位置にある際に、インタロックされたそれらの支持部
13および14と共にキャリッジ11および12によって形成され、ロール3お
よび4ならびに細いロール5に従うブロックの巻取ロール2に対する横移動、よ
り明確には、横振動を防止するように設計される。ただし、ロール3および4な
らびに細いロール5により形成されるユニットの垂直方向位置は、図2に関連し
て説明されたように、巻き取りの間に増加する巻取ロール2の直径に適合する。
圧力シリンダ21および23は、巻取ロール2と細いロール5との間に調整可能
な接触圧力を定めて結果として生じる垂直方向の振動を吸収するために、空気圧
式であると好ましい。圧力シリンダ19も、好ましくは、空気圧式とされる。既
に述べられたように、ウェブ1は、好ましくは、ロール6からロール3に略水平
に進行し、それにより、結果として残存するロール3および細いロール5の垂直
方向移動、すなわち、垂直方向振動(巻取ロール2のランアウトによる)は、ロ
ール3にウェブ1が供給される場合のように、ウェブ1における張力の実質的変
化を生じさせない。
【0030】 図1eの位置において、細いロール5に対する作用力は、以下のように分配さ
れる。
【0031】 ロール3および4(インタロックされている)の重量Wは、細いロール5を介
して、巻取ロール2によって支持される。ロール3およびロール4は、好ましく
は、同じ重量を有する。ただし、それらの重量Wのうちの少なくとも少量△Wは
、好ましくは、前記ロール3および4の各端部に配置された圧力シリンダ21お
よび23によって支持され、前記圧力シリンダは、各端部で、その量の半分、す
なわち、△W/2を引き上げる。好ましくは、量△Wは、細いロール5によって
巻取ロール2に加えられる圧力が細いロール5の中央で最大となり、その端部に
向けて徐々に減少することを成し遂げるのに十分となるように選択される。それ
でも、圧力シリンダ21および23の引張力△W/2は制限され、細いロール5
は、ウェブ位置の全幅にわたって巻取ロール2と接したままとなる。その結果、
ウェブ1と巻取ロール2との間におけるエアの巻き込みを減少させる細いロール
5の効率が、細いロール5と巻取ロール2との接触領域におけるウェブ1の中央
から端部に向けたウェブ1と巻取ロール2との間に捕捉されたエアの排除を支援
するように更に改善される。実際には、各端部において圧力シリンダ21および
23によって発せられる△W/2の上向き引張力は、差動式(各端部で)の圧力
シリンダ21および23に、上向きの一定の力W/2を起こす第1の圧力(a)
を供給すると共に、下向きの力(W/2−△W/2)を起こす第2の圧力(b)
を加えることによって得られ、それゆえに、ロール3および4の各端部における
結果的な力が上方に向けられた△W/2となる。
【0032】 細いロール5およびロール3および4の接触に関して、細いロール5を介して
巻取ロール2によって支持されるロール3および4の重量の少なくとも一部によ
るロール3および4への細いロール5の反力は、できるだけ小さく維持されると
好ましく、ロール3および4は、その正確な位置決めを確保すると共に、細いロ
ール5の曲がりおよび振動を防止する。従って、細いロール5とロール3との間
におけるウェブ1の圧縮は、低く維持され、その結果、ウェブ1を損傷させるこ
とを防止する。そのような観点から、細いロール5の軸によって範囲が定められ
、ロール3の軸を包含する半平面と、細いロール5の軸によって範囲が定められ
、ロール4の軸を包含する半平面との角度は、できるだけ小さいと好ましく、例
えば、130°とされる。この結果、ロール3および4への細いロール5の作用
力は、適切であれば、巻取ロール2から細いロール5に加えられる所定の力に最
小化される。
【0033】 実際には、巻取ロール2は、その自重とその端部で支持されているという事実
により、わずかに下方に撓む。ただし、適切に設計されていれば、巻取ロール2
は、細いロール5ならびにロール3および4よりも硬く、その結果、巻取ロール
2は、細いロール5ならびにロール3および4がそうするであろうものよりは、
下方には撓まない。実際、ロール3および4ならびに細いロール5は、上述のよ
うに、少なくともウェブ1の幅にわたって細いロール5を支持し続ける巻取ロー
ル2と同じ量だけ撓む。ただし、圧力シリンダ19は、細いロール5の各端部で
、いかなる幅の巻取ロール2についても、細いロール5の両端部がロール3およ
び4に接することを確保するのに十分な上向きの力を発するのが好ましい。
【0034】 図1eに示されるように、細いロール5は、巻取ロール2の頂部と接すると好
ましい(あるいは、他の実施形態では、巻取ロール2は、細いロール5の頂部と
接する)。従って、巻取ロール2と細いロール5との接線速度は、細いロール5
とロール3との接線速度と同様に、ウェブ1の幅の各点で実質的に同一となり、
ウェブ1に全く摩擦が発生しない。これは、細いロール5が巻取ロール2と横に
接する場合には、成し遂げられない(それゆえに、ロール3および4は、細いロ
ール5に横方向に側面を接している)。実際、ロール3および4は、それぞれ実
質的に同じ一定の下向きの量だけ撓み(それらが同一に設計されている場合)、
巻取ロール2は、ウェブ1が巻き取られることによりその直径が増加するにつれ
て更に変化する他の量だけ撓む。その結果、ロール3および4は、その長さ全体
にわたって巻取ロール2に細いロール5を正確に位置決めすることができず、こ
れは、ロール3と細いロール5との間、および、細いロール5と巻取ロール2と
の間に接線速度ベクトルの差をもたらし、それゆえに、ウェブ1上の摩擦を引き
起こす。更に、細いロール5は、一方の側のロール3および4と他方の側の巻取
ロール2との間に、その全長さにおいて正確に挟まれていないので、わずかに振
動しさえする。
【0035】 他の好ましい実施形態では、これまで説明されたものと同様の装置が提案され
るが、図1aから図1eまでのものと比べて変更されたステップを備える。この
装置の初期位置は、図1aのものと同じである。第1キャリッジ11および第2
キャリッジ12の変位は、図1aから図1cへの進行について説明されたものと
同様に実行されるが、横方向変位は、装置が図1cの状態の代わりに図4の状態
に到達するように変更される。そして、細いロール5は、図1cから図1dへの
進行について説明されたように、ロール3と接触するまでロール4に沿って移動
される。第1キャリッジ11および第2キャリッジ12(上述のようにインタロ
ックされた支持部13および14と共に)により形成されるブロックは、図1d
の位置に進むように横方向にシフトされ、図1eの位置に達する。
【0036】 更なる実施形態では、水平方向に続くスペースを得ることを可能にする同様の
装置が提案される。図1aから図1eに関連して示された実施形態において、ロ
ール3は、実質的に垂直方向に整列されるように示されたロール8および9に対
して横方向にシフトされる。同様に、ロール4および細いロール5は、実質的に
整列されるように示されたロール6および7に対して横方向にシフトされる。従
って、装置が図1aのような開状態にある際、装置は、水平方向のしかるべき位
置にある。例えば、ロール3を一方のキャリッジにマウントすると共に、ロール
8および9を更なるキャリッジにマウントすることも可能であり、双方は横方向
に移動自在となる。同様に、ロール4および細いロール5は、一方のキャリッジ
にマウントされ得る一方、ロール6および7は、他方のキャリッジにマウントさ
れ得て、双方は横方向に移動自在となる。従って、装置が、先の実施形態におい
て図1aにより例示された開状態にある際、ロール3,8および9をアイドルロ
ール10と巻取ロール2との間におけるウェブ1のパスの一方の側でほぼ垂直に
整列させることができると共に、ロール3,8および9を前記パスの他方の側で
ほぼ垂直に整列させることもできる。それゆえに、前もってロール3からロール
8および9を離間させる水平方向距離、および、ロール6および7からロール4
および細いロール5を離間させる水平方向距離を節減することができる。そして
、ロール3ならびにロール8および9を支持する双方のキャリッジは、ウェブ1
に向けてそれと接するように同時に移動されてもよく、それから(すなわち、結
果的に同時に)、ロール4、細いロール5ならびにロール8および9を支持する
双方のキャリッジが、ロール3および4ならびに細いロール5が図1cにおいて
先に例示された位置に達するまでウェブ1に向けて同時に移動されてもよい。こ
の段階で、ロール8および9ならびロール6および7は、ウェブ1を閉じる先に
述べられたジョーを形成するが、前記ジョーは、図5に示されるように、ロール
3および4ならびに細いロール5によって実質的に垂直に整列される。この位置
から、ロール8および9のキャリッジおよびロール6および7のキャリッジは、
図1cに示された位置に達するように水平方向に同時にシフトされ、それから、
先の実施形態の引き続くステップが通常どおり行われる。但し、前記シフト操作
の前に、先の実施形態で図1cにおいて説明された装置の位置から図1dの位置
に進行させる上述のステップを前もって実行することも可能である。
【0037】 先に説明された異なる実施形態において、装置が規準巻取位置(すなわち、図
1eに示される位置)にある際、ウェブ1は、ロール3と細いロール5との間を
通って、細いロール5と巻取ロール2との間に達する。代わりに、巻取ロール2
にウェブ1を巻き取るためのロール3および4ならびに細いロール5を備える装
置において異なるパスを経てウェブ1を通することも可能である。
【0038】 例えば、図6aに示されるように、ウェブ1は、まずロール4と細いロール5
との間を、そしてロール3と細いロール5との間を進行し、最終的に細いロール
5と巻取ロール2との間に達してもよい。この場合、装置は、細いロール5が巻
取ロール2への巻き取りのコースにおけるウェブ1のパスの一方の側に配置され
、ロール3および4が巻取ロール2への巻き取りのコースにおけるウェブ1のパ
スの他方の側に配置される開位置を有すると好ましい。そして、装置が規準巻取
位置にもたらされた際(例えば、巻取ロール2に向けてロール3および4ならび
に細いロール5を固定されるであろう位置に移動させるか、あるいは、ロール3
および4に向けて細いロール5および巻取ロール2を固定されるであろう位置に
移動させることにより)、ウェブ1は、それに応じて通されるであろう。
【0039】 図6bに示されるように、ウェブ1は、ロール3と細いロール5との間あるい
はロール4と細いロール5との間を通過させることなく、細いロール5および巻
取ロール2の間を直接通過させてもよい。この場合は、装置は、ロール3および
4ならびに細いロール5のすべてが巻取ロール2への巻き取りのコースにおける
ウェブ1のパスの同じ側に配置される開位置を有すると好ましい。更に、ロール
3および4ならびに細いロール5は、規準巻取位置におけるそれらに既に対応す
るそれらの相対位置を有すると好ましい。そして、装置がその規準巻取位置にも
たらされた際(例えば、巻取ロール2に向けてロール3および4ならびに細いロ
ール5を固定されるであろう位置に移動させるか、あるいは、細いロール5なら
びにロール3および4に向けて巻取ロール2を固定されるであろう位置に移動さ
せることにより)、ウェブ1は、それに応じて通されるであろう。
【0040】 図6aおよび図6bの実施形態において、装置は、更に、規準巻取位置におい
て細いロール5をロール3とロール4との間に自動的に位置決めする手段を有す
ると好ましい。更に、巻取ロール2が移動自在である場合には、巻取ロール2の
直径に適合させるために、規準巻取位置での巻き取りの間に移動する巻取ロール
2が好ましい。
【0041】 図1〜図5に関連して説明された実施形態において、ウェブ1は、装置が規準
巻取位置にある際、ロール3と細いロール5との間を通って細いロール5と巻取
ロール2との間に達する。更に、ロール3および4ならびに細いロール5は、開
位置から規準巻取位置に移動自在であり、巻取ロール2の位置は固定される。容
易なセットを可能にするためには、固定されるか移動自在な位置にロールを定め
る代替的な可能性がある。例えば、ロール4および細いロール5の位置を固定さ
せると共に(ただし、装置は、更に、前記規準巻取位置において細いロール5を
ロール3とロール4との間に自動的に位置決めする手段を有すると好ましい)、
ロール3および巻取ロール2を規準巻取位置に達するように移動自在にすること
も可能である。そして、巻取ロール2の直径に適合させるために、規準巻取位置
での巻き取りの間に移動する巻取ロール2が好ましい。
【0042】 上述された本発明の実施形態において、巻取ロール2にウェブ1を巻き取るた
めのロール3および4ならびに細いロール5を備える3つのロールシステムは、
ロール6,7,8および9により形成されるジョーから独立に使用され得ること
は理解されよう。
【0043】 もちろん、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 本発明による装置の動作を示す図であって、該装置のロール群の概略側面図で
ある。
【図1b】 本発明による装置の動作を示す図であって、該装置のロール群の概略側面図で
ある。
【図1c】 本発明による装置の動作を示す図であって、該装置のロール群の概略側面図で
ある。
【図1d】 本発明による装置の動作を示す図であって、該装置のロール群の概略側面図で
ある。
【図1e】 本発明による装置の動作を示す図であって、該装置のロール群の概略側面図で
ある。
【図2】 ロール群とキャリッジとの間の機械的関連を示す概略側面図である。
【図3】 インタロックしているサポート同士の下部の概略側面図である。
【図4】 本発明の代替的な実施形態の概略側面図である。
【図5】 本発明の他の代替的な実施形態の概略側面図である。
【図6a】 本発明による装置のロール群にウェブを通すための代替的可能性を示す図であ
る。
【図6b】 本発明による装置のロール群にウェブを通すための代替的可能性を示す図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F055 AA09 BA25 DA01 DA12 EA04 EA06 EA13 3F103 BA01 BA21 BA25 BA33 BC02 BC04 BC08 BC10

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのウェブ(1)を巻取ロール(2)に巻取り
    、少なくとも、前記巻取ロール(2)と互いに平行をなす第1のロール(3)、
    第2のロール(4)および第3のロール(5)を備える装置であって、前記装置
    は、 前記第1および第2のロール(3,4)および前記巻取ロール(2)のそれぞ
    れが前記第3のロール(5)に接触し、 前記第1のロール(3)と前記第2のロール(4)との間、前記第1のロール
    (3)と前記巻取ロール(2)との間、および、前記第2のロール(4)と前記
    巻取ロール(2)との間には接触が存在せず、 前記第3のロール(5)の軸により範囲が定められると共に前記第1のロール
    (3)の軸(17)を含む第1の半平面と、前記第3のロール(5)の軸により
    範囲が定められると共に前記第2のロール(4)の軸(18)を含む第2の半平
    面との間に定められる第1の角度が180°より小さく、 前記第3のロール(5)の軸により範囲が定められると共に前記巻取ロール(
    2)の軸を含む第3の半平面と、前記第5のロール(5)の軸により範囲が定め
    られると共に交線を含む第4の半平面との間に定められる第2の角度が90°よ
    り大きく、前記交線が、前記第1の角度の二等分平面と、前記第1のロール(3
    )の軸(17)および前記第2のロール(4)の軸(18)を含む平面との交線
    である、規準巻取位置を有しており、 前記ウェブ(1)が、少なくとも前記第3のロール(5)と前記巻取ロール(
    2)との間を通過することを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2および第3のロール(3,4,5)が前記巻
    取ロール(2)への巻き取りのコースにおける前記ウェブ(1)のパスから外れ
    て配置される開位置を更に有しており、前記第1、第2および第3のロール(3
    ,4,5)のうち、少なくとも一つのロールのベアリングと、前記巻取ロール(
    2)とが、前記開位置と前記規準巻取位置との間の前記装置から位置変化を可能
    にするように移動自在であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記装置が前記規準巻取位置にある際に、前記第3のロール
    (5)を前記第1および第2のロール(3,4)と前記巻取ロール(2)との間
    で自由に位置決めかつ整列させる手段(19,25,27,28,29,30)
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記規準巻取位置では、前記第2の角度が実質的に180°
    であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記規準巻取位置では、前記第3の半平面が実質的に垂直で
    あることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記装置が前記規準巻取位置にある際に、前記巻取ロール(
    2)のいかなる幅についても、前記第3のロール(5)の端部領域が前記第1お
    よび第2のロール(3,4)に接するように、ロード手段(19)が前記第3の
    ロール(5)のベアリングに力を加えることを特徴とする請求項1〜5の何れか
    一項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記装置が前記規準巻取位置にある際に、前記巻取ロール(
    2)の直径に適合するように、前記第3の半平面に直角ではなく、好ましくは前
    記第3の平面に平行な共通の方向に沿って、前記第1、第2および第3のロール
    (3,4,5)のベアリングを移動させる手段(11,12,19,20,21
    )を備え、前記巻取ロール(2)のベアリングが前記規準巻取位置に固定・保持
    されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記第1および第2のロール(3,4)が互いに対して共に
    自由に移動しないように、前記第1および第2のロール(3,4)のベアリング
    を選択的にインタロックするインタロック手段(13a,14a、15,16)
    を備えることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記装置が前記規準巻取位置にある際に、前記第3のロール
    (5)を巻取ロール(2)に対して押圧するように、前記第1および第2のロー
    ル(3,4)のベアリングに、前記第3の半平面に平行な成分を有して前記巻取
    ロール(2)に向けられた力を作用させるロード手段(21,23)を備えるこ
    とを特徴とする請求項7または8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記規準巻取位置では、前記第3のロール(5)の軸(3
    1)が前記巻取ロール(2)の軸よりも高いレベルに配置され、前記第1、第2
    および第3のロール(3,4,5)の重量が前記第3のロール(5)を介して前
    記巻取ロール(2)によって少なくとも部分的に支持され、それにより、前記第
    3のロール(5)が前記巻取ロール(2)に圧力を加えることを特徴とする請求
    項7〜9の何れか一項に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記装置が前記規準巻取位置にある際に、前記第1および
    第2のロール(3,4)の重量の一部のみが前記巻取ロール(2)により支持さ
    れるように、前記第1および第2のロール(3,4)のベアリングに、前記第3
    の半平面に平行な成分を有して前記巻取ロール(2)から離れるように向けられ
    た力を作用させるロード手段(21,23)を備えることを特徴とする請求項1
    0に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記装置が前記規準巻取位置にある際に、前記第3のロー
    ル(5)により前記巻取ロール(2)に作用させられる圧力が前記巻取ロール(
    2)の中央領域で最小化されると共にその端部に向けて徐々に減少するように、
    前記第1および第2のロール(3,4)のベアリングに、前記第3の半平面に平
    行な成分を有して前記巻取ロール(2)から離れるように向けられた力を作用さ
    せるロード手段(21,23)を備えることを特徴とする請求項10または11
    に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記装置が前記規準巻取位置にある際に、前記巻取ロール
    (2)の直径に適合するように、前記第3の半平面に直角ではなく、好ましくは
    前記第3の平面に平行な共通の方向に沿って、前記巻取ロール(2)のベアリン
    グを移動させる手段を備え、前記第1および第2のロール(3,4)のベアリン
    グが前記規準巻取位置に固定・保持されていることを特徴とする請求項1〜6の
    何れか一項に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記装置が前記規準巻取位置にある際に、前記第1および
    第2のロール(3,4)によりバックアップされる前記第3のロール(5)に対
    して前記巻取ロール(2)を押圧するように、前記巻取ロール(2)のベアリン
    グに、前記第3の半平面に平行な成分を有して前記第3ロール(5)に向けられ
    た力を作用させるロード手段を備えることを特徴とする請求項13に記載の装置
  15. 【請求項15】 前記規準巻取位置では、前記巻取ロール(2)の軸が前記
    第3のロール(5)の軸よりも高いレベルに配置され、前記第3のロール(5)
    が前記巻取ロール(2)に逆方向の圧力を加えるように、前記巻取ロール(2)
    の重量が前記第3のロール(5)に対して部分的に負われることを特徴とする請
    求項13または14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記装置が前記規準巻取位置にある際に、前記巻取ロール
    (2)の重量が前記第3のロール(5)に対して負われるように、前記巻取ロー
    ル(2)のベアリングに、前記第3の半平面に平行な成分を有して前記第3ロー
    ル(5)から離れるように向けられた力を作用させるロード手段を備えることを
    特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記ウェブ(1)と接するようになる前記第1および第2
    のロール(3,4)のうちの各ロールについて、選択的に、該ロールを前記ウェ
    ブ(1)のそれらに実質的に対応する方向および接線速度で回転させるか、ある
    いは、アイドルロールとして作用させるかする手段を備えることを特徴とする請
    求項1〜16の何れか一項に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記第3のロール(5)が前記第1または第2のロール(
    3,4)と直接に接触する際に、少なくとも前記第1または第2のロール(3,
    4)をアイドルロールとして作用させるか、あるいは、ある方向および速度で回
    転させるかする手段を備え、それにより、前記第3のロール(5)が前記ウェブ
    (1)のそれらに実質的に対応する方向および接線速度で摩擦により回転駆動さ
    れることを特徴とする請求項1〜17の何れか一項に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記第3のロール(5)が前記第1のロール(3)にまた
    接するまで、前記第2のロール(4)の外周に沿って前記第3のロール(5)を
    進行させる手段(18,19,20)を備えることを特徴とする請求項1〜18
    の何れか一項に記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記第3のロール(5)は、弾性材料により覆われている
    ことを特徴とする請求項1〜19の何れか一項に記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記第1のロール(3)の表面は、25μm以下の表面粗
    度Rtを有することを特徴とする請求項1〜20の何れか一項に記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記第第2のロール(4)の表面は、25μm以下の表面
    粗度Rtを有することを特徴とする請求項1〜21の何れか一項に記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記第1のロール(3)の表面は、金属製であると共に研
    磨されていることを特徴とする請求項1〜22の何れか一項に記載の装置。
  24. 【請求項24】 前記第2のロール(4)の表面は、金属製であると共に研
    磨されていることを特徴とする請求項1〜23の何れか一項に記載の装置。
  25. 【請求項25】 前記第1および第2のロール(3,4)は、同一の重量を
    有することを特徴とする請求項1〜24の何れか一項に記載の装置。
  26. 【請求項26】 前記第1および第2のロール(3,4)は、同一の直径を
    有することを特徴とする請求項1〜25の何れか一項に記載の装置。
  27. 【請求項27】 前記第1および第2のロール(3,4)の直径は、前記第
    3のロール(5)の1〜6倍の直径であることを特徴とする請求項1〜26の何
    れか一項に記載の装置。
  28. 【請求項28】 前記第3のロール(5)は、およそ2mの全長およびおよ
    そ50mmの直径を有し、前記第1のロール(3)および前記第2のロール(4
    )は、およそ150mmの直径を有していることを特徴とする請求項1〜27の
    いずれか一項に記載の装置。
  29. 【請求項29】 第1のロール(8,9)の組および第2のロール(6,7
    )の組を更に備え、前記第1のロールの組が前記ウェブ(1)のパスの一方の側
    に配置されると共に前記第2のロールの組が前記ウェブ(1)のパスの他方の側
    に配置され、前記第1のロール(8,9)の組および前記第2のロール(6,7
    )の組が、前記ウェブ(1)に該ロール(6,7,8,9)が接触するまで移動
    自在であり、それにより、前記ウェブ(1)がそれらの間で波を形成する状態で
    前記第1のロールの組のロールが前記第2のロールの組のロールと重なり、前記
    第1および第2のロールの組が前記第1、第2および第3のロール(3,4,5
    )に対して上流側に配置されることを特徴とする請求項1〜28の何れか一項に
    記載の装置。
  30. 【請求項30】 ウェブ(1)を巻取ロール(2)に巻き取る方法であって
    、請求項1〜29の何れか一項に記載の装置を用い、前記規準巻取位置で、前記
    ウェブ(1)を前記第3のロール(5)と前記巻取ロール(2)との間に通過さ
    せ、前記第2および第3のロール(4,5)の間と、前記第1および第3のロー
    ル(3,5)の間とを通過させないことを特徴とする方法。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載の方法であって、 (i)前記装置を前記開位置に適合させ、それにより、前記第1、第2および
    第3のロール(3,4,5)が前記巻取ロール(2)に向けて前記ウェブ(1)
    のパスの一方の側に配置されると共に、好ましくは、前記巻取ロール(2)に接
    触しないが、前記規準巻取位置でのように、互いに関連して配置され、 (ii)前記ウェブ(1)を前記巻取ロール(2)に対して初期化し、 (iii)前記巻取ロール(2)と、前記第1、第2および第3のロール(3
    ,4,5)とをそれらが前記規準巻取位置に適合するまで近づけさせることを特
    徴とする方法。
  32. 【請求項32】 ウェブ(1)を巻取ロール(2)に巻き取る方法であって
    、請求項1〜29の何れか一項に記載の装置を用い、前記規準巻取位置で、前記
    ウェブ(1)を前記第2および第3のロール(4,5)の間に通過させ、前記第
    1および第3のロール(3,5)の間を通過させ、最終的に、前記第3のロール
    (5)と前記巻取ロール(2)の間に進行させることを特徴とする方法。
  33. 【請求項33】 請求項32に記載の方法であって、 (i)前記装置を前記開位置に適合させ、それにより、前記第1および第2の
    ロール(3,4)が前記巻取ロール(2)に向けて前記ウェブ(1)のパスの一
    方の側に配置されると共に、前記第3のロール(5)が前記巻取ロール(2)に
    向けて前記ウェブ(1)のパスの他方の側に配置され、 (ii)前記ウェブ(1)を前記巻取ロール(2)に対して初期化し、 (iii)前記第1および第2のロール(3,4)を前記巻取ロール(2)に
    それらが前記規準巻取位置に適合するまで近づけさせることを特徴とする方法。
  34. 【請求項34】 ウェブ(1)を巻取ロール(2)に巻き取る方法であって
    、請求項1〜29の何れか一項に記載の装置を用い、前記規準巻取位置で、前記
    ウェブ(1)を前記第1および第3のロール(3,5)の間に通過させ、前記第
    3のロール(5)と前記巻取ロール(2)との間を通過させるが、前記第2のロ
    ール(4)と前記第3のロール(5)との間に通過させないことを特徴とする方
    法。
  35. 【請求項35】 請求項34に記載の方法であって、 (i)前記装置を前記開位置に適合させ、それにより、前記第1のロール(3
    )が前記巻取ロール(2)に向けて前記ウェブ(1)のパスの一方の側に配置さ
    れると共に、前記第2および第3のロール(4,5)が前記巻取ロール(2)に
    向けて前記ウェブ(1)のパスの他方の側に配置され、 (ii)前記ウェブ(1)を前記巻取ロール(2)に対して初期化し、 (iii)前記第1、第2および第3のロール(3,4,5)を前記巻取ロー
    ル(2)にそれらが前記規準巻取位置に適合するまで近づけさせることを特徴と
    する方法。
  36. 【請求項36】 ステップ(iii)が、 (a)前記第1、第2および第3のロール(3,4,5)を前記第3のロール
    (5)が前記第1のロール(3)および前記第2のロール(4)に接触すると共
    に前記第3のロール(5)が前記巻取ロール(2)と接触することがない所定の
    配列にもたらし、 (b)前記第3のロール(5)が前記巻取ロール(2)と接触するまで、前記
    巻取ロール(2)と、前記第1、第2および第3のロール(3,4,5)により
    形成されるユニットとを近づけさせる、 二つのサブステップからなることを特徴とする請求項35に記載の方法。
  37. 【請求項37】 サブステップ(a)が、 (aa)前記第1、第2および第3のロール(3,4,5)を前記第1のロー
    ル(3)および前記第2のロール(4)が所定の距離だけ離間されると共に前記
    第3のロール(5)が前記第1のロール(3)と接触することがない所定の配列
    までもたらし、 (bb)前記第3のロール(5)が前記第1および第2のロールと接触するま
    で、前記第3のロール(5)を前記前記第1および第2のロール(3,4)に近
    づけさせる、 二つのサブステップからなることを特徴とする請求項36に記載の方法。
  38. 【請求項38】 ステップ(bb)では、 前記第2のロール(4)が回転させられると共に前記第3のロール(5)が前
    記第2のロール(4)の外周に沿って進行させられ、それにより、前記第2のロ
    ール(4)が前記第3のロール(5)を前記ウェブ(1)のそれらに実質的に対
    応する方向および接線速度で摩擦駆動により回転させることを特徴とする請求項
    37に記載の方法。
  39. 【請求項39】 ステップ(iii)では、前記ウェブ(1)と接するよう
    になる前記第1および第2のロール(3,4)のうちの各ロールが、前記ウェブ
    (1)に接触する前に、前記ウェブ(1)のそれらに実質的に対応する方向およ
    び接線速度で回転させられることを特徴とする請求項31,33および35〜3
    8の何れか一項に記載の方法。
  40. 【請求項40】 ステップ(iii)では、前記第3のロール(5)と前記
    巻取ロール(2)とが接触するようになる前に、前記第1のロール(3)および
    前記第2のロール(4)が、アイドルロールとして作用させられることを特徴と
    する請求項31,33および35〜39の何れか一項に記載の方法。
  41. 【請求項41】 ステップ(iii)では、前記第3のロール(5)と前記
    巻取ロール(2)とが前記第3の半平面に直角ではない方向に沿った相対変位に
    より接触させられることを特徴とする請求項31,33および35〜39の何れ
    か一項に記載の方法。
  42. 【請求項42】 前記規準巻取位置では,前記ウェブ(1)が、前記第3の
    半平面に実質的に直角に前記第1または第2のロール(3,4)に到達させられ
    ることを特徴とする請求項30〜41の何れか一項に記載の方法。
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