JPH01252446A - ウエブ分割巻取装置 - Google Patents

ウエブ分割巻取装置

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JPH01252446A
JPH01252446A JP9754488A JP9754488A JPH01252446A JP H01252446 A JPH01252446 A JP H01252446A JP 9754488 A JP9754488 A JP 9754488A JP 9754488 A JP9754488 A JP 9754488A JP H01252446 A JPH01252446 A JP H01252446A
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JP
Japan
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winding
web
roll
taking
take
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JP9754488A
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English (en)
Inventor
Akira Kataoka
片岡 晧
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Kataoka Machine Co Ltd
Kataoka Machine Tools Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kataoka Machine Co Ltd
Kataoka Machine Tools Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/50Auxiliary process performed during handling process
    • B65H2301/51Modifying a characteristic of handled material
    • B65H2301/513Modifying electric properties
    • B65H2301/5133Removing electrostatic charge

Landscapes

  • Winding Of Webs (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は2紙、プラスチックフィルム等のウェブをス
リッターにより複数条に分割しながら9分割されたウェ
ブを固定位置に設けたタッチローラを経由させて1前後
の巻取位置で巻芯のまわりに巻取るウェブ分割巻取装置
に関する。
(従来の技術) この種のウェブ分割巻取装置としては従来9例えば−枚
のシート帯を複数条に縦断し、これを複数個の巻芯に同
時に巻取るスリッター付センタードライブ型シート巻取
装置であって、縦断された各シート帯を巻掛け、複数個
の巻芯へ配分する定位置の共通受ローラと、上記各巻芯
を上端に支持し、これを上記共通受ローラに外接させて
回転駆動することにより夫々シートロールとして巻取る
複数対の間隔調整自在な揺動支持体と、」二記揺動支持
体各対に付属し」−記巻芯、受ローラ間外接圧力を加減
するアクチュエータと、上記揺動支持体各対の基部から
先端に達する伝動機構に介入、装備した夫々のシート張
力制御用磁粉クラッチと、上記揺動支持体各対の、シー
トロール巻径増大による傾動角を検出する夫々の巻取径
検出手段と、この検出手段の信号電流により上記磁粉ク
ラッチの伝達トルクを夫々のシートロール巻径(こ適し
た値に自動制御する夫々の制御装置とを備えることを特
徴とするものがあった。(特公昭53−3371)号公
報参照) 更に、それぞれ独立した支持アームに支持される多数の
巻取ロールをそれぞれの支持アームに設けた接圧付加機
構により単一の共通接触ローラに圧接させ9巻取ロール
または接触ローラもしくは、その双方を駆動して、スリ
ットされた条片を前記接触ローラを介して各巻取ロール
に巻取るようにし、各支持アームは前記共通の接触ロー
ラに対し、垂直支持位置よりわずかの角度範囲前後に揺
動できるよう一つの共通支持台上に枢支し。
各巻取ロールの巻取径の増大に応じた各支持アームの揺
動変位を代表的または平均的に検出し、その検出値に基
づいて各巻取ロール支持アームが全体として常に実質上
垂直支持状態を維持するよう、前記共通の支持台を前記
共通の接触ローラから水平方向に自動制御により積極的
に後退させるようにしたものもあった。(特公昭55−
293号公報参照)(発明が解決しようとする問題点) しかし、これらの従来のウェブ分割巻取装置のうち、前
者は揺動支持体の上端を二重量の大きな巻取ロール(シ
ートロール)を支持することになるため不安定となり、
高速運転の際1巻取ロールがタッチローラ上で踊って支
持アームは前後に振動を生じ9巻取ロールとタッチロー
ラとの接触圧が激しく変動し易い。
場合によっては巻取ロールがタッチローラから瞬間的に
浮き」−ってしまうこともある。巻取ロールとタッチロ
ーラが所要の接触圧で接触することにより1巻取中に9
巻取られるウェブと共に巻取ロールのウェブ層間に巻込
まれる空気量が調節され、ウェブの厚みムラ等による巻
取ロールの変形や、エアーテーブル効果による巻取ロー
ルのウェブ層間の摩擦係数低下によって生じる9巻取ロ
ール端面不揃いが防止されるのであるが、上述のように
巻取ロールとタッチローラとの接触圧が激しく変動する
と巻取ロールのウェブ層間に巻込まれる空気量が適正に
調節されなくなり1巻取ロールに変形を生じたり1巻取
ロール端面に不揃いを生じたりして巻取ロール品質の著
しい低下をきたし。
更には巻取ロールの製品価値を失なうという問題を生じ
る。
また、上述した従来のウェブ分割巻取装置のうち後者は
、支持アームを共通支持台上に枢支し、支持アームを実
質上垂直状態を維持し共通支持台を共通の接触ローラか
ら水平方向に積極的に後退させることにより1巻取ロー
ルの成長に応じ支持アーム上の巻芯をタッチローラから
離反させることが前者と異なるが、前者と同様に枢支し
た支持アームの上端に巻芯を支持するため、前者と同様
な問題を生じる。
なお1巻芯を支持するための揺動支持体(支持アーム)
の振動を抑制するためにオイルダンパを使用することは
古くから知られているが9巻取速度が高速である場合、
オイルダンパを用いた振動防止装置だけでは、従来の揺
動支持体(支持アーム)の振動を充分抑制し得す、揺動
支持体(支持アーム)だけでなく巻取装置全体の振動も
加わり、高品質の巻取ロールを形成することができなく
なっていた。
最近では9例えばビデオテープのベースとなるポリエス
テルフィルムのように表面が滑り易くて巻取時1巻取ロ
ール端面が不揃いとなり易く巻取りが困難なウェブが多
くなり、また、ユーザーは企業間の競争力を高めるため
に1巻取速度が高速化されて高品質の巻取ロールの生産
性が高いウェブ分割巻取装置を要求するようになった。
しかし、従来のウェブ分割巻取装置では、このユーザー
の要求に充分答えることができなかった。
(問題点を解決するための手段) そこで、この発明はウェブをスリッターで複数条に分割
しながら9分割されたウェブを固定位置に設けたタッチ
ローラを経由させて1前後の巻取位置で巻芯のまわりに
巻取るウェブ分割巻取装置において、上記+)iJ後の
巻取位置にそれぞれウェブの長手方向に直線運動可能に
設けられ、ウェブの幅方向に平行に伸びる案内面をもつ
間隔調整台と、上記案内面にスライド運動可能畳こ係合
して上方へ突き出すように、上記間隔調整台上に取付け
られ、上記巻芯端付近にそれぞれ位置付けられる支持体
と。
上記支持体に枢支され、枢支点の下方で、かつ上記タッ
チローラの高さに上記巻芯を取外し可能に支持する垂下
腕と、上記支持体に設けられ、上記垂下腕を上記タッチ
ローラ方向へ押す接触圧付与機lI¥と、上記間隔調整
台をウェブの長手方向に移動させる駆動機構と1巻取中
、上記駆動機構に指令して、上記垂下腕の揺動角を所定
の僅かな範囲内にとどめるように9巻芯上に巻取られた
分割されたウェブの巻取ロールの成長に従い1間隔調整
台の後退量を制御する制御装置とを備えることを特徴と
する。
(作     用) 垂下腕の枢支点の下方に巻芯支持点があるので、垂下腕
は巻取ロールを支持体から吊り下げて支持する。このよ
うに巻芯を支持すること4こより9巻取ロールに働く重
力は、垂下腕が垂直な姿勢から傾動したとしても垂下腕
を垂直な姿勢に戻すように作用するので1巻取ロールを
安定させるのが容易となる。従来のように下端部を枢支
された腕の上端部に巻取ロールを支持した場合(こは腕
が垂直な姿勢から僅かでも傾動すると巻取ロールに働く
重力は巻取ロールを支持した腕をより傾動させるように
働くから巻取ロールの支持を安定させるのは容易でない
。そして1巻取ロールの重量が大きくなるほど、いっそ
う巻取ロールを安定させることが困難となる。しかし9
巻取ロールを垂下腕で吊り下げて支持した場合7巻取ロ
ールの重量が大きいほど巻取ロールを安定させることが
できる。
間隔調整台は支持体をスライドさせてウェブの分割位置
の変更に適応する位置へ位置付ける。また2間隔調整台
は直線運動により移動することで、支持体を安定して支
持し、垂下腕の枢支点の振動を抑制してタッチローラか
ら後退させる。更(こタッチ1」−ラと同じ高さ警こ支
持された巻芯を水平方向をこ直線運動をこよりタッチロ
ーラから後退させることで、タッチローラと巻取ロール
との接触点における分割されたウェブの巻取張力や2巻
取ロールの重力は垂直を二作用し、タッチローラと巻取
ロールとの接触圧に影響を与えず、またタッチローラと
巻取ロールとの接触圧の方向も常に一定となるので9巻
取ロールが成長しても接触圧付与機構による押付力の補
正を不要にする。
従来の巻芯を支持するための腕は、その下側に設けた支
持台に枢支するので、その枢支点と巻芯支持点との距離
に比べ、その枢支点と接触圧付与機構やオイルダンパと
の係合点の距離は極めて小さくなっており、腕と接触圧
付与機構やオイルダンパとの係合点における遊びは、腕
の巻芯支持点においてはテコの原理により拡大された遊
びとなるので、これが巻芯を支持する腕の姿勢を一定に
維持し2巻芯を安定性良く支持することを困難にする原
因の一つとなっていた。しかし、この発明の巻芯を支持
する垂下腕に沿って支持体が設けられている溝造は、垂
下腕の枢支点と接触圧付与機構等の係合点との距離を必
要に応じ垂下腕の枢支点と巻芯支持点との距離(こ近い
大きさ、またはそれ以上の大きさに選定して接触圧付与
機構等を設けることを簡単にする。
支持体を間隔調整台から巻芯の支持点の高さより、さら
に上方へ突き出して設けることは4巻芯を支持するため
の機構の高さを高くすることになり、かえって巻取ロー
ルの支持を不安定にするように見えるが、上述したよう
を二巻取ロールの支持が安定し1巻取ロールとタッチロ
ーラとの接触圧の制御が簡素となる。そして9巻取ロー
ルを安定して支持し1巻取ロールとタッチローラとの接
触圧が適正に制御されるようになると、タッチローラは
巻取ロールの変形、偏心を修正するように働き、変形。
偏心が修正された巻取ロールは更に安定して回転する。
(実  施  例) 第1図および第2図に本発明の一実施例を示す。第1図
は本発明によるウェブ分割巻取装置の概略を示す立面図
、第2図は同じく平面図である。
図示しない原反ロール等から繰出されたウェブWは案内
ローラ1群を経てスリッター2へ導かれ、スリッター2
により複数条に分割される。スリッター2の近くにはウ
ェブWの長手方向。
即ち第1図によれば左右の方向において前後する巻取位
置があり、この前後の巻取位置の間には、ある高さの固
定した位置に。
この実施例によれば2本のタッチローラ33が並列に同
じ高さで設けられている。タッチローラ3.3はそれぞ
れウェブWの幅より少し大きな長さを有しており、その
両端をフレーム4.4によりウェブWの幅方向に平行に
1回転可能に支持されている。
分割された各々のウェブCWは、それぞれ前後いずれか
のタッチローラ3を経て2前後の巻取位置で交互に巻芯
Cのまわりに巻取られ7巻取ロールRとなる。そして2
巻取ロールRはタッチローラ3に接触しながら成長する
前後の巻取位置には1分割されたウェブCWを巻芯Cに
巻取るための巻取装置が互いに向い合うように設けられ
ており、それぞれ同様な1)り成と機能を持っている。
そこで詳しい説明は一方の巻取装置について行うことに
する。巻取装置は、ウェブWの長手方向に直線運動する
ことができる間隔調整台5をウェブWに対応するように
備えている。間隔調整台5は振動が生じないように1円
滑に安定して直線運動することを必要とする。そうする
ためにこの実施例によれば2間隔調整台5は、第2図に
示すようにウェブWの幅方向において3箇所に配置した
基台6上−こ固着され、各基台6は、レール7とステ1
ド体8とから成る直線運動軸受(通称リニアウェイ)の
スライド体8上警こそれぞれ固着されている。基盤9上
には、ウェブWの長手方向に水平(こ伸びるレール7が
固定されてお9.スライド体8はレール7にスライド可
能に、かつそのスライド方向以外の方向には実質的に移
動しないように係合している。また9間隔調整台5は。
その上部に、第1図に示すように断面が鳩尾形の、ウェ
ブWの幅方向に平行に伸びる案内面5aを持っている。
間隔調整台5上には、各々の巻芯Cの両端の近くにそれ
ぞれ位置付けられる支持体lOが取り付けられている。
支持体10は。
間隔調整台5から上方へ突き出ており、その基部10a
は間隔調整台5の案内面にスライド運動可能に係合して
いる。そして。
支持体10は間隔調整台5上をウェブWの幅方向にスラ
イドして平行移動することができ、所望の位置でクラン
プ装置1)によって間隔調整台5に固定することができ
る。また支持体10は、その上端部に垂下腕12を枢支
している。垂下腕12は枢支点02を通る。タッチロー
ラ3に平行な軸線を中心として揺動可能となる。
支持体10による垂下腕12の枢支点02はタッチロー
ラ3の高さよりも高い位置にあり1巻芯Cの両端に配置
された一対の支持体10、10それぞれに枢支された垂
下腕12.12は一対となってタッチローラ3と平行に
、かつタッチローラ3と同じ高さで巻芯Cを回転可能に
支持することができる。なお、タッチローラ3に平行な
巻芯Cの姿勢を損なわないようにするために、一対の垂
下腕12.12は、それぞれ上端部にそれぞれに共通な
一本の棒13の両端を取外し可能に固着することで一体
化されており、一対となる垂下腕12.12の両方は連
動することができる。支持体10には1巻芯Cをタッチ
ローラ3へ押付は付勢して巻取ロールRとタッチローラ
3との接触圧を所望の大きさに調節するために接触圧付
与機構14が設けられている。そして接触圧付与機(カ
14は垂下腕12に係合して、垂下腕12をタッチロー
ラ3の方向へ押すことができる。接触圧付与機構14は
、この実施例によれば支持体12に設けた図示しないエ
アーハイドロタンクと2巻芯支持点01の高さで支持体
10と垂下腕12とに保合する液圧シリンダ14aとか
ら成り立ち、エアハイドロタンクで圧縮空気圧を液圧に
変えて液圧シリンダを働かせる。このような接触圧付与
機N)を用いると、液圧シリンダ14aにより、オイル
ダンパと同様な、垂下腕の振動を抑制する作用と接触圧
を調節する作用を得ることができ、オイルダンパを不要
とすることができる。
スリッター2によるウェブWの分割数9分割幅が変更さ
れたとき巻取装置では分割されたウェブCWに適する長
さの巻芯Cを対応する位置に支持するために支持体10
を間隔調整台5上の適当する位置へ付けることで多様な
幅の分割されたウェブCWを巻取ることが可能となる。
一対の垂下腕12.12の間に支持された巻芯Cは、一
対の支持体12の一方または双方に取付けられた回転駆
動装置(図示せ豹による中心駆動と3回転駆動されるタ
ッチローラ3に巻取ロールRを接触させることによる表
面駆動との併用により回転駆動される。タッチローラ3
は案内ローラ1の原動機(図示せず)により無段変速機
構(図示せず)を介して案内ローラlの周速に対し微変
速可能である。もっとも必要に応じ巻芯Cを中心駆動ま
たは表面駆動のいずれか一方により駆動する方式を採用
してもよい。
巻芯Cのまわりの巻取ロールRが成長すると巻芯Cはタ
ッチローラ3から離反するので2間隔調整台5を固定し
たと仮定すると、垂下腕12のみが巻芯Cをタッチロー
ラ3から離反させる方向へ傾動することになり、垂下腕
12の傾動範囲は小さく制限されるので、大きな外径の
巻取ロールを得ることはできない。
そのため巻取ロールRの成長に従い1間隔調整台5をタ
ッチローラ3から後退させる必要が生じる。そこで、こ
の実施例によれば1間隔調整台5のねじ受部材15に螺
合する2本のねじ棒16と、ねじ棒16を回転駆動する
。正転逆転可能なモータ17と、モータ17の回転を両
方のねじ棒16に同期回転できるように伝える回転伝達
機構18とから成る駆動機構19とを基盤9上に備えて
いる。この駆動機構19の駆動番こより間隔調整台5を
ウェブWの長手方向に前後に、レール7に沿って移動さ
せることができる。
また1巻取中、垂下腕12の傾動角を所定の微小範囲に
おさえるために、駆動機構19に指令して間隔調整台5
の後退量を制御する制御装置(図示せず)を備えている
。制御装置は9巻取ロール径の検出装置から巻取ロール
R径の信号を受け、その巻取ロールR径の信号に応じて
後退量を指令するとともに、垂下腕12の傾動角を検出
して、その検出信号を受けて後退量の微少な修正の指令
を行い、垂下腕12の揺動角を所定の僅かな範囲内にと
どめて垂下腕12を実質的に垂直に維持するように9間
隔調整台5を円滑に後退させることができる。
次に、このウェブ分割巻取装置における巻取り動作につ
いて説明する。前後の巻取装置の垂下腕12にスリッタ
ー2によるウェブWの分割位置に適当するように巻芯C
を支持し、駆動機構19により間隔調整台5を前進させ
て各巻芯Cをタッチローラ3に接触する巻取開始位置に
付け1分割されたウェブCWの先端をそれぞれの巻芯C
上に止めた後巻取りを始動する。巻取りを始動するとウ
ェブWが繰出されるとともに巻芯Cが回転駆動され、ウ
ェブWはスリッター2で分割されつつ1前後の巻取装置
で巻取られる。巻取中は、接触圧付与機構14により各
巻取ロールRはタッチローラ3へ所望の押付力で押付け
られ、各巻取ロールRとタッチローラ3との接触圧はそ
れぞれ個別に制御される。巻取ロールRが成長すると1
前後の巻取装置の間隔調整台5.5は互いに反対方向へ
、各駆動機構19と制御装置の働きにより後退し9巻取
位置に配置された各巻芯Cは、タッチローラ3から2片
側の巻取位置ごとに一括して離反する。また1分割され
たウェブCWの巻取張力も巻芯Cの駆動手段を介して個
別に制御される。
第3図G二本発明の他の実施例を示す。第3図はウェブ
分割巻取装置の一方の巻取装置を省略した概略の立面図
である。この実施例では接触圧付与機構14がエアーシ
リンダ14cから成り立ち、オイルダンパ20を巻芯支
持点O1よりさらに下方へ伸びた垂下腕12の下端部に
係合している点、タッチローラ3を前後の巻取位置の巻
取ロールRに共通に1本だけ設けている点が前述の実施
例と相違している。この実施例によれば垂下腕12の枢
支点02と巻芯支持点01の距離より、垂下腕12の枢
支点02とオイルダンパ25の係合点03の距離を大き
くすることにより、小形のオイルダンパ20であっても
効果的に垂下腕12の振動を抑制することができる。
第4図により本発明のさらに他の実施例を説明する。こ
の実施例の装置は1例えば、ウェブの厚みムラが少なく
巻取ロールが変形しにくい場合の巻取りに適している。
各一対の垂下腕12にはそれぞれ共通の棒が取付けられ
ておらず、一対の垂下腕12の各々は独立し【揺動する
ことができる。また接触圧付与機構14として、低摩擦
シリンダ、ベロフラムンリング等の空気圧で作動するシ
リンダが用いられている。そして2間隔調整台5および
支持体10は、それ自体の振動が充分抑制されており、
垂下腕12は鋭敏に揺動することができ2巻取ロールR
は垂下腕12の下端部に安定性良く支持される。そのた
め1巻取中の巻取ロールRに少しの偏心や幅方向におけ
る各部分の巻取ロール外径(こ少しの差が生じても、そ
の偏心や巻取ロール外径の部分的な差に応じて垂下腕1
2は個々に揺動し1巻取ロールRとタッチローラ3との
接触状態が悪くなることが無い。そして巻取ロールRと
タッチローラ3との接触圧を敏感に制御することができ
る。
しかも、一対の垂下腕12をつなぐ共通の棒が不要なの
で1巻取幅変更時の作業が簡素化される。また空気圧シ
リンダを用いるのでオイル等により製品巻取ロールを汚
す心配もない。
以上、少数の実施例によりこの発明を説明したが、これ
に対して本発明の主旨内に於いて種々の改変が行われ得
る。例えば。
ウェブ分割巻取装置に要求される分割仕様に応じて9間
隔調整台に予じめ設けられる支持体の数は変わり得る。
また、ウェブは巻取装置の下方に設けた走行路を経て、
繰り出すようにしてもよい。間隔調整台の直線運動の方
向は水平だけでなく、支障のな(・範囲で水平から僅か
に傾斜する場合もあり得る。またタッチローラの中心高
さと巻芯支持点の高さは、接触圧1巻取張力の変動分を
実質的に無視し得る程度であれば、概略等しくしてもよ
い。また、垂下腕は必ずしも完全な垂直に設けられると
は限らず、概略垂直でもよい。間隔調整台の駆動機構と
して油圧サーボ機構等を利用したり、この駆動機tII
¥の作動を指令するために制御装置を公知の制御装置を
用いたりすることもできる。
またタッチローラは分割されたウェブごとに個別に設け
るようにしてもよい。
(発明の効果) この発明によれば2巻取装置の振動が抑制される。また
9巻取ロールとタッチローラとの接触圧の調整が簡素化
される。そのため1巻取中1巻取ロールとタッチローラ
との接触圧が安定し、かつ正確になるので2巻取ロール
の端面不揃い等の不良を起こすことなく1巻取速度を高
速化することができる。また。
巻取長さを長くする等により巻取ロールの重量が非常に
大きくなる巻取りにおいても高品質の巻取ロールを得る
ことができる。
従って、ウェブ分割巻取装置の生産性は著しく向上する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のウェブ分割巻取装置を示す
概略立面図、第2図は同じく平面−,第3図は本発明の
他の実施例のウェブ分割巻取装置を、一方の巻取装置を
省略して示した概略立面図、第4図は本発明のさらに他
の実施例のウェブ分割巻取装置の概略立面図である。 W・ウェブ、C〜V ・分割されたウェブ、2・・・ス
リッター。 3・・タッチローラ、訃・・間隔調整台、 10・・・
支持体、12・・・垂下腕。 14・・・接触圧付与機構、 19・・・駆動機構。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ウェブをスリッターで複数条に分割しながら、分
    割されたウェブを固定位置に設けたタッチローラを経由
    させて前後の巻取位置で巻芯のまわりに巻取るウェブ分
    割巻取装置において、 上記前後の巻取位置にそれぞれウェブの長手方向に直線
    運動可能に設けられ、ウェブの幅方向に平行に伸びる案
    内面をもつ間隔調整台と、 上記案内面にスライド運動可能に係合して上方へ突き出
    すように上記間隔調整台上に取付けられ、上記巻芯端付
    近にそれぞれ位置付けられる支持体と、 上記支持体に枢支され、該枢支点の下方で、かつ上記タ
    ッチローラの高さに上記巻芯を取外し可能に支持する垂
    下腕と、上記支持体に設けられ、上記垂下腕を上記タッ
    チローラ方向へ押す接触圧付与機構と、 上記間隔調整台をウェブの長手方向に移動させる駆動機
    構と、 巻取中、上記駆動機構に指令して、上記垂下腕の揺動角
    を所定の僅かな範囲内にとどめるように、巻芯上に巻取
    られた分割されたウェブの巻取ロールの成長に従い間隔
    調整台の後退量を制御する制御装置とを備えることを特
    徴とするウェブ分割巻取装置。
  2. (2)上記垂下腕は、巻芯を一対となって支持し、各々
    一対ごとの連結部材で連結され、一体化して揺動する請
    求項(1)に記載のウェブ分割巻取装置。
  3. (3)上記垂下腕は、巻芯を一対となって支持し、各々
    独立して揺動する請求項(1)に記載のウェブ分割巻取
    装置。
  4. (4)上記接触圧付与機構は液圧シリンダを備えてなる
    請求項(2)に記載のウェブ分割巻取装置。
  5. (5)上記接触圧付与機構は空気圧シリンダを備えてな
    る請求項(3)に記載のウェブ分割巻取装置。
JP9754488A 1987-12-15 1988-04-20 ウエブ分割巻取装置 Pending JPH01252446A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06278922A (ja) * 1992-06-03 1994-10-04 Nippon Filter Kogyo Kk 連続帯状材料の自動巻取装置
JP6019200B1 (ja) * 2015-10-29 2016-11-02 株式会社不二鉄工所 フィルム巻取装置

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JPH06278922A (ja) * 1992-06-03 1994-10-04 Nippon Filter Kogyo Kk 連続帯状材料の自動巻取装置
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