JPH06511219A - 紙ウエブ又は厚紙ウエブを巻き上げるための方法及び巻き上げ機 - Google Patents

紙ウエブ又は厚紙ウエブを巻き上げるための方法及び巻き上げ機

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JPH06511219A JP5512883A JP51288393A JPH06511219A JP H06511219 A JPH06511219 A JP H06511219A JP 5512883 A JP5512883 A JP 5512883A JP 51288393 A JP51288393 A JP 51288393A JP H06511219 A JPH06511219 A JP H06511219A
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ヴェルプ,エヴァルト−ゲオルク
シェーンマイアー,ヘルベルト
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ヤーゲンベルク アクチェンゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 紙ウェブ又は厚紙ウェブを巻き上げるための方法及び巻き上げ機 技術分野 本発明は、請求項1の上位概念による、巻き上げスリーブに、長手方向(縦方向 )切断によって分割された紙ウェブ又は厚紙ウェブを巻き上げるための方法、及 び請求項3の上位概念に記載した形式の、紙又は厚紙を巻き上げるための巻き上 げ機に関するものである紙の製造において、このような方法及び巻き上げ機は、 後作業で処理する(特に圧縮する)ために必要な寸法を有する巻き上げロールを 製造するために使用される。貯えロールから繰り出された紙又は厚紙ウェブは、 縦方向で切断することによって個別のウェブに分割され、次いでこれらの個別の ウェブは巻き上げスリーブに巻き上げられる。
従来の技術 重い巻き上げロールを製造するために、DE−PS3719093号明細書によ れば、巻き上げロールは巻き上げ作業時に、個別の巻き上げステー7ョンで、両 側から巻き上げスリーブに侵入可能なガイドヘッドによって保持される。巻き上 げロールは中央の支持ローラによって駆動される。この支持ローラに巻き上げロ ールが広い範囲に亙って当接している。この場合、ガイドヘッドはその全部又は 一部がロールの重量を支え、これによって、巻き上げの質を決定する、支持ロー ラとの接触ラインのライン力を所望の低い範囲に維持することができるようにな っている。
公知の巻き上げ機械においては、完成された巻き上げロールの寸法が、ロールの 欠陥及び又は品質の低下を招くことなしに、所定の大きさを越えないようにしな くてはならない。従って凹版印刷機のための86紙又はLWC紙から大きいロー ルを製造する際には、直径が1000mmよりも太き(、幅が2mよりも大きい ロールにおいては、紙の種類に応じて、ロールの芯の範囲特に前記ガイドヘッド の近くに、積み重ねによるスポット箇所(PlatzsteLlen)及びクレ ープ状(縮緬状)の折り畳み(Krepppfalten)が生じることがある EP−A−0289776号明細書には、冒頭に述べたような方法において、巻 き上げ時に、両方のガイドヘッドに負荷を加えるロール重量が所定の絶対値を越 えないように、巻き上げロールを重心点の下側で支える方法が開示されている。
このための支持装置として、高さ調節可能なフレーム内で自由に回転可能に支承 されたエンドレスなベルトが使用されている。
DE−A−3816777号明細書によれば、巻き上げ時に巻き上げロールが支 持ローラ及び支持部材によって支持されている、ウェブを巻き上げるための装置 が公知である。この支持部材はベルトより成っており、このベルトは、支持ロー ラに巻き付は案内されていて、ベルトの応力は、載せられた巻き付はロールの線 状負荷を避けるために調節できるようになっている発明の開示 本発明の課題は、冒頭に述べた方法及び巻取り機を改良して、直径が1000m mよりも太き(、また幅が2mよりも大きい巻き上げロールを、欠陥のない所望 の巻き上げ品質で製造することができるようにすることである。
この課題は、請求項1若しくは3の特徴によって解決された。
本発明によれば、ガイドヘッドに負荷を加えるロール重量がロール幅に関連して 所定の値を越えない場合に、重い巻き上げロールの芯の範囲にスポット箇所及び クレープ状の折り畳みが生じることは避けられる。
また、ガイドヘッドに負荷を加えるロール重量は、巻き上げロールの下側に形成 される静的な超過圧力によって避けられる。さらに別の利点として、巻き上げ時 に巻き上げロールが載せられる中央の支持ローラを備えた巻き上げ機において、 ロール幅に亙る接触ラインのライン力が、良好な巻き上げ品質のために均一に均 されるということがある。大きいロール重量が、両側のガイドヘッドによって支 えられると、巻き上げロールを撓ませることになり、ひいてはロール幅に亙って 非均−なライン力を生ぜしめることになる。
本発明による巻き上げ機の特に有利な構成は、請求項2以下に記載されている。
請求項2に記載した特に有利な変化実施例においては、重量の負荷軽減に作用す る値、特に超過圧力の大きさが同時に、巻き上げ過程の制御又は調節を行う調節 値として利用される。超過圧力は有利には、支持ローラ上における巻き上げロー ルの載設ラインが直径に関連した所望の値を有するように調節される。
請求項4〜13には、巻き上げ機の実施例が記載されいてる。この実施例におい ては、巻き上げステーションがローラの両側に配置されていて、巻き上げ作業時 にこのローラに、巻き上げロールが広い範囲に亙って当接している。各巻き上げ ロールの下側には、広い範囲に亙って巻き上げロールをシールするシール部材を 備えた圧力室が設けられていて、この圧力室の側方はローラによって制限される 。
請求項6〜8によれば、構造的に特に有利に、下側のシールプレートがいずれに しても設けられているロール下降装置のロール受容プラットフォームの一部によ って形成されており、このロール下降装置は、請求項7によれば外側のシール部 材をも支えている。
請求項9及び10は記載された本発明の構成によれば、側方のシール部材が走行 可能な支持部材に固定されていて、ロール幅を調節する際にこの支持部材と共に 自動的に位置決めされる。請求項10によれば、側方のシール部材は、ガイドヘ ッドの移動範囲から移動させることができ、これによってこのシール部材は、巻 き上げ開始時点に支持ローラにまで接近せしめられ、それと同時に、巻き上げロ ールの直径が大きい場合にガイドヘッドが支持ローラから十分な間隔を保って配 置されている時に、側方のシール部材との当接ラインの範囲を後でシールするこ とができる。
請求項11及び12に記載した構成によれば、側方のシール部材が、種々異なる ロール幅及びロール位置に合わせるために、巻き上げ機の側方の横けたで、横方 向調節可能に支承されている。巻き上げ機が側方の横けたで支承された押圧ロー ラを有している場合には、側方のシール部材は、請求項12に記載した実施例で は、押圧ローラのためのキャリッジに固定され、このキャリッジと一緒に位置決 めされる。
請求項13によれば、圧力室への圧縮空気供給は側方のシール部材を介して行わ れようになっており、これによって、各圧力室がその幅及び位置とは無関係にウ ェブに対して直交する方向で圧縮空気によって負荷することができるという大き な利点が得られる。圧縮空気供給は、側方のシール部材が横方向で調節された時 にこれと一緒に自動的に位置決めされる。
請求項14〜23に記載された本発明の構成によれば、巻き上げロールの下側に 上側が部分的に開放している、圧縮空気供給部を備えた空気ボックスが配置され ており、上側の開放する面(押圧面)は、巻き上げロールの下側つまり巻き上げ ロールの外周面によって閉鎖される。
請求項5によれば、ウェブ走行方向に対して直交する方向に調節可能なそれぞれ 1つの固有の空気ボックスが設けられているか、又はそれぞれの側に、連続的に 延びる空気ボックスが、圧縮空気によって別個に負荷可能な個別の空気室に仕切 られている作業面全体に亘って延びている(請求項16)。個別の空気室は、そ の幅及び位置をロール幅及び位置にあわせることができるように、ウェブに対し て直交する方向に移動可能な隔壁状の仕切り板によってシールされているか(請 求項17)又は、互いに隣接する多数の狭い空気室が設けられている。この空気 室のうちの、それぞれ巻き上げロールの範囲内に存在する空気室が作動する。
圧縮空気の損失をできるだけ少なく維持するために、請求項18によれば、ウェ ブ走行方向に延びるシール部材が、巻き上げロールの外周面に合わせて円弧状に 湾曲している。請求項19に記載した特に有利な構成においては、このシール部 材は弾性的に変形可能であって、直径が増大すると変化する巻き上げロールの外 周面に合わせられ、これによって、巻き上げロールとの接触を避ける際に、圧縮 空気損失を作業幅全体に亘ってできるだけ小さく維持することができる。
請求項20に記載した構成によれば、巻き上げロールに対して平行な自由回転可 能な、外側のシール部材としてのローラが設けられており、これによって、空気 ボックスの上側を、巻き上げロールに対してできるだけ小さい間隔を保って正確 に位置決めすることが可能である。自由回転可能なローラは、巻き上げロールに 摩擦なしで当接し、それと同時に巻き上げロール下側からの残りのシール部材の 間隔を特徴する請求項21に記載した実施例においては、空気ボックスはその下 側が高さ調節可能で、巻き上げロール軸線に対して平行な軸線を中心にして旋回 可能に軸受されていて、これによって空気ボックスは巻き上げロールの位置に正 確に合致させることができる。巻き上げロール軸線に対して平行な横壁が、その 上側で自由回転可能な、巻き上げロールに当て付は可能なローラを支持しており 、このローラは、ウェブ走行方向で前後をノールする。自由回転可能なローラを 巻き上げロールに当て付けると、同時にウェブ走行方向に延びるシール部材の位 置が、巻き上げロールに対する最小間隔で確定される。
請求項22及び23には、支持ローラを備えた巻き上げ機の構造的に特に有利な 構成が記載されている。
この巻き上げ機においては空気ボックスが、いずれにしろ設けられているロール 下降装置に組み込まれている。
図面の簡単な説明 以下に、図面に示した簡単な実施例を用いて本発明を説明する。
図1は、シール部材を備えた支持ローラ付き巻き上げ機の側面図が示しており、 シール部材は、部分的に巻き上げ台に、また部分的に下降台に支えられている図 2は、図1の拡大した部分図を示す。
図3は、図2のA−B線に沿った断面図を示す。
図4は、側方の横けたに旋回可能に支承された側方のシール部材を備えた支持ロ ーラ付き巻き上げ機の一部の側面図を示す。
図5は、下降装置内に組み込まれた空気ボックスを備えた支持ローラ付き巻き上 げ機の部分図を示す。
図6は、互いに並んで配置された多数の空気室から組み立てられた空気ボックス の断面図を示す。
図7は、同時に空気ボックスとして使用される、ボックス状に組み立てられた下 降装置の断面図を示す。
図8は、シール部材としての自由回転可能なローラを備えた、高さ調節可能及び 旋回可能に支承された空気ボックスを示す。
本発明を実施するための手段 図1に示された巻き上げ機は支持ローラ付き巻き上げ機であって、この巻き上げ 機においては、回転可能に懸架された蓄えロール2から数メートル幅の紙又は厚 紙ウェブ1が繰り出され、縦方向切断装置によって個別のウェブに分割され、次 いで巻き上げロール3に巻き上げられる。巻き上げロール3は、巻き上げ中に選 択的に、駆動される支持ローラ4の頂線の両側に当接する。この時に巻き上げロ ール3はそれぞれ、両側から巻き上げスリーブ内に走行可能で回転可能な2つの ガイドヘッド5によって保持されており、このガイドヘッド5はロール重量の少 な(とも一部を支える。
ガイドヘッド5はキャリッジ6に固定されていて、このキャリッジ6は、支持ロ ーラ4に対してほぼ半径方向に走行可能で、支持部材(巻き上げ台7)に支承さ れている。ウェブ1に対して直交する方向で、種々異なるウェブ幅に合わせるた めに走行可能なそれぞれ2つの巻き上げ台7は巻き上げステーションを形成して おり、この巻き上げステーションで巻き上げロール3が巻き上げられる。
ウェブ1はガイドローラ8〜12によって、繰り出されて床下を通って支持ロー ラ4の範囲までガイドされる。ここには、多数の円形カッタ対より成る、縦方向 切断装置13が配置されている。この縦方向切断装置13によってウェブ1は多 数の個別のウェブに分割される。縦方向切断装(!113によってウェブ1は、 部分的に巻きかけられた支持ローラ4に供給される。この支持ローラ4は個別の ウェブを巻き上げステーションの両側に交互にガイドする。支持ローラ4がら横 に間隔を保って、巻き上げ機のフレーム4の両側には昇降可能な横けた15,1 6が配置されており、この横けた15,16にはそれぞれ1つのキャリッジ17 ゜18が、巻き上げステーション毎にウェブ1に対して直交する方向に走行可能 に支承されている。各キャリッジ17.18には旋回アーム19.20がヒンジ 接続されていて、この旋回アームは、その端部で押圧ローラ対21.22を有し ており、この押圧ローラ対21.22は、載設重量がまだ十分でない巻き上げ開 始時に、より大きい巻き上げ固さのための、支持ローラ4における巻き上げロー ル3の接触ラインのライン力を高めることができるようにするために、巻き上げ ロール3の外周面に向かって旋回可能である。
支持ローラ4のそれぞれの側にロール下降装置23.24が配置されており、こ のロール下降装置23゜24は、昇降シリンダ46によって、巻き上げ完成され た巻き上げロール3の下側まで上昇可能で、床の高さまで下降可能である。各巻 き上げロール3の下側にはソール部材が配置されており、このシール部材は、巻 き上げロール3の重心点の下側で室を形成しており、この圧力室はその下側が、 各巻き上げロール3の下側によって閉鎖されていて、この圧力室内で圧縮空気に よって超過圧力を形成することができる。図1〜図3に示した実施例においては 、シール部材は部分的にロール下降袋!123.24に固定されていて、また部 分的に巻き上げ台7に固定されている。図1にはシール部材の、支持ローラ4の 右側だけが示されている。
支持ローラ4の左側におけるロール下降装置23は図示されていないが、ロール 下降装置24に対して鏡面対照的であって、支持ローラ4の左側に配置された巻 き上げロール3は、右側に図示されたシール部材によって下側が閉鎖されている 。
圧力室を形成するためのシール部材の構成及び配置は図2及び図3にその詳細が 示されている。
各巻き上げロール3の下側には、下方に向かってシールするシールプレート25 が配置されており、このシールプレートの、ウェブ1に対して直交する方向の幅 は、巻き上げロール3の最大幅よりも大である。シールプレート25は、支持ロ ーラ2から、はぼ半径方向(図2では左から右にほぼ水平)に、最大直径を有し ている巻き上げロール3の最下点を越えるまで延びている。図示の実施例では、 シールプレート25は作業幅全体に亘って延びていて、これによって、巻き上げ ラインのすべての巻き上げロール3の下側を下方に対してシールする。各巻き上 げステーションのためにそれぞれ固有のソールプレートを設けてもい。このシー ルプレートは、その幅がそれぞれ最大の巻き上げロール幅よりも犬であって、種 々異なる巻き上げロール位置及び幅に合わせるために、巻き上げ機のフレーム内 でウェブ1に対して直交する方向に走行可能に支承されている。各シールプレー ト25は、−右側で、種々異なる直径を有する巻き上げロール3が巻き上げられ るようになっていれば有利である。
図2に示した実施例によれば有利には、ロール下降装置24のロール受容プラッ トフォームの一部が同時にシールプレート25として構成されている。ロール下 降装置24は2つの部分より構成されており、支持ローラ4に向けられた部分2 4.2は、他方の部分24.1に対して高さ調節可能であって、これによって巻 き上げロール3を降ろす際に巻き上げロール3のための受容降凹部が形成される 。外側の部分24.2の上側には、外側のシール部材27が、支持ローラ4に向 かう方向で及びそれとは逆の方向で移動可能に固定されている。このシール部材 27の、ウェブ1に対して直交する方向の幅は、最大の巻き上げロール幅よりも 大きく、図示の実施例では、すべての巻き上げロール3のための共通のシール部 材27として巻き上げ機の作業幅全体に亘って延びている。下側のシールプレー ト25と同様に、各巻き上げステーションのために個別の外側のシール部材が挿 入されており、この外側のシール部材は、種々異なる巻き上げロール位置に合わ せるために横方向摺動可能に支承されている。
シールプレート25及びシール部材27を備えたすべてのロール下降装置24は 、昇降シリンダ46が係合する側方の旋回レバー8で、巻き上げロール3の下側 まで上方旋回可能であって、床の高さまで下降可能で、しかも、シールプレート 25の内側縁部が上方旋回時に、支持ローラ4の外周面に対してできるだけ小さ い間隔を保って平行にほぼ円弧軌道に沿って移動するように支承されている。
巻き上げロール3の端面側のシールは、側方の2つのシール部材29.30によ って行なわれる。これらのシール部材は、図2に示した実施例ではそれぞれ、支 持ローラ4に向けられた、ガイドヘッド5を備えた支持部材(巻き上げ台7)の 端部に固定されている。
側壁状のシール部材29.30の下縁部は、シールプレート25に対して平行に 延びていて、その高さは、このシールプレート25が、各巻き上げロール3の端 面側のシール位置で、負荷軽減するために超過圧力が供給される直径範囲におけ る、巻き上げロール3と支持ローラ4と下側のシールプレート25とによって制 限された開口を7−ルするように選定されている。巻き上げ開始時で直径が非常 に小さい場合に、支持ローラ4と接触する巻き上げロール3の接触ラインの範囲 にガイドヘッド5を備えたキャリッジ6が位置していて、この範囲は後で(直径 が太き(なった時に)シールする必要があるので、側方のシール部材29.30 は、キャリッジ6の移動範囲から移動可能に巻き上げ台7に固定されている。こ のためにシール部材29゜30はそれぞれ、巻き上げロール3の端面側に対して 平行に、巻き上げ台7の外側に固定された金属薄板31の内側に摺動可能に支承 されている。シール位置への摺動及びキャリッジ6の範囲から出る方向への摺動 は、それぞれピストン・シリンダユニット32によって行なわれる。このピスト ン・シリンダユニットは、金属薄板31の内側に固定されている。図3には、前 記シール部材29が、キャリッジ6の移動範囲の外側に存在する待機位置が示さ れている。下側のシール部材30はノール位置にある。ガイドヘッド5に対して 相対的なシール部材29.30の内側面の位置は、この内側面が、ガイドヘッド 5が巻き上げスリーブ内に走行せしめられた時に、巻き上げロール3の端面側に おけるノール位置を占めるように、つまりその間隔が、巻き上げロール3が摩擦 することな(、しかも圧力損失が無視できる程度に小さいように選定されている 側方の2つのシール部材29.30の一方は、図示していない圧縮空気供給部に 接続されていて、その下側範囲の内側で圧縮空気のための吐出開口を有しており 、これによって、巻き上げロール3と支持4とソールプレート25と外側のソー ル部材27とによって制限された圧力室内で超過圧力を形成する。
巻き上げロール3の下側での超過圧力は、巻き上げロール3がその幅とは無関係 に、ロールの欠陥特にクレープ状(縮緬状)の折り目及び芯のスポット箇所が生 じる危険性を招く程度に大きい直径を有する時に生ぜしめられる。このために、 ロール下降装置24がシールプレート25と共に、最大の直径を有する巻き上げ ロール3の最下位置のほぼ下側にまで上昇旋回せしめられることによって、遅く ともtooommの巻き上げロール直径が形成されるまで、巻き上げロール3の −F側に圧力室が形成される。この場合に、シールプレート25は、2つの側方 の7−ル部材29.30の下側に気密に当接し、これら2つのシール部材は、巻 きLげロール3の端面側に対してシールするために必要な、この端面側に対する 小さい間隔を有している。何故ならば、こられのノール部材は、巻き上げ台と共 に自動的に位置決めされているからである。側方のシール部Lt29.30は、 シールプレート25上で支持ローラ4の方向に向かって、この支持ローラ4に対 して最小の間隔を保つまでずらされ、次いで下降装置の外側の部分242は上方 に移動せしめられ、この部分24.2上に固定されたシールは、巻き上げロール 3の外周面に対して最小の間隔を保ってずらされて、圧力室を形成する。
ソール部材29.30のうちの1つを介して圧力室内に圧縮空気を導入すること によって、巻き上げロール3の下側で遅くとも、ロールの直径が1000mmに なってから超過圧力が形成される。この超過圧力は、2つのガイドヘッド5を負 荷するロール重量が1500ON/m(ロール幅)の値を越えないように制御又 は調節される。非常に敏感な紙、例えば2重にコーティングされた高級グラフ用 紙においては、特に非常に良好な巻き上げ品質を得るために支持ローラ4におけ る接触ラインの均一な線状負荷が必要な場合、つまりガイドヘッド5を負荷する ロール重量に基づいて巻き上げロール3の非常に小さい撓みも避ける必要がある 場合に、ガイドヘッド5の負荷解除を早期に既に行ない、ガイドヘッドにかかる 残りの負荷をより小さく調節することができる。このようにして、直径が150 Qmmでロール幅が36600mmまでの巻き上げロール3を、無接触でしかも 高品質で製造することができる。巻き上げロール3の下側の超過圧力による、ガ イドヘッド5におけるロール重量の負荷軽減は、簡単な変化例によれば、ガイド ヘッド5におけるロール重量が一定に維持されるような形式で行なわれる。
巻き上げ時にロール重量を部分的に支える支持ローラ上に巻き上げロール3が載 るようになっている巻き上げ方法においては、重量の負荷軽減によって、巻き上 げ過程を制御又は調節するさらに別のパラメータが提供される。巻き上げ硬さく =各巻き上げ層間の面圧)は、支持ローラ4上における巻き上げロール3の載設 ラインにおける線圧によって決定的な影響を受けるので、重量の負荷軽減の大き さによって調節される。
有利には、巻き上げ過程を制御又は調節するための調節値としての、重量負荷軽 減に影響を与える値(この実施例では超過圧力の大きさ)は、巻き上げロール直 径に基づく所望の線負荷が調節されるように変えられる。超過圧力の制御は、直 接か又はシール部材の位置を介して、例えばこのソール部材が調節な圧力によっ て′巻き上げロール3に向かう方向で加圧されることによって、行なわれる。
図4で部分的に示された実施例によれば、巻き上げロール3の端面側を7−ルす る側方のシール部材33は、支持ローラ4の両側に対して、巻き上げ機の側方の 噴けたに沿って横方向で調節可能であって、支持ローラ4に向かって旋回可能に 支承されている。図4では簡略化のために、図1〜図3の実施例に対して変えら れていて、この実施例のために重要である部材しか示されていない。その他の部 材は、図1及びHit述に示した巻き上げ機の構造と同じに構成されていて、同 一の部材には同一の符号が記るされている。
有利には、図4に示した実施例では層形の側方の7一ル部材33がそれぞれ旋回 アーム34の端部に固定されている。この旋回アーム34は、それぞれの巻き上 げステーションの押下ローラ22のためのキャリ1/18にヒンジ接続されてい る。従ってシール部材33は、キャリッジ18によってウェブ1に対して直交す る方向で位置決めすることができ、固有の位置決め装置は必要ない。ソール部材 33は一方では支持ローラ4まで旋回可能であって、他方では、巻き上げロール 3の最大直径の外側の待機位置まで戻り旋回可能であって、これによって、シー ル部材はロール下降装置24によって下降せしめられ、負荷軽減される。この実 施例においては、ロール下降装置24の前部分のロール受容プラットフォーム2 4.1だけでな(、シールプレート25としての外側の部分24.2のロール受 容プラットフォームをも形成している。ロール下降装置の2つの部分24.1と 24.2とは、巻き上げロール3のための受容凹部を形成するために互いに鈍角 的に旋回させることができる。支持ローラ4とは反対側の、外側部分24.2の 外側壁は円弧状に湾曲されていて、この外側壁には、作業幅に亘って延びる円筒 形シェル状の外側のソール部材35が、支持ローラ4に向かう方向で及びそれと は逆方向で摺動可能に固定されている。側方のノール部材33の下縁部はシール 面25に合わせて鈍角状に折り曲げられているので、この下縁部はこのシール面 25に載せることができる。シール部材33の、支持ローラ4とは反対側の端部 、つまりシール部材33の上縁部は、外側のシール部材35に合わせて円弧状に 湾曲されているので、この外側のシール部材35はシール部材33の上縁部上に 沿ってこれをシールしながら移動せしめられ、シール部材35の前縁部が巻き上 げロール3の外周面に向かって移動せしめられる。シール部材33の円弧状の上 縁部は、支持ローラ4に向かう方向で巻き上げロール31の直径まで達し、ここ ではガイドヘッド5の負荷軽減は圧縮空気によって行なう必要がある。
巻き上げロール3の重心点の下側で圧力室を形成するために、ロール下降装置2 4は、最大の直径を有する巻き上げロール3の最下点の下側まで小さい間隔を保 って上昇せしめられる。この時に、外側の部分242は内側の部分24.1に対 して鈍角状に折り曲げられている。次いで層状の側方のシール部材33は対抗ロ ーラとしての支持ローラ4に向かって旋回せしめられ、この時にシールしながら シール面25上に載せられる。この時に、シール部材33の前端部は支持ローラ 4に対してできるだけ小さい間隔を保って位置していて、これによって支持ロー ラ4における巻き上げロール3の接触ラインの範囲までシールする。次いで外側 のシール部材35は、支持ローラ4に向かう方向で、巻き上げロールの外周面に 対して最小の間隔を保ってずらされ、支持ローラ4とは反対側の、シール部材3 3の端部、巻き上げロール3の外周面の端部及びシールプレート25の端部とに よって形成された開口をシールする。巻き上げロール3の下側の圧力室は閉鎖さ れている。この実施例においても、圧縮空気の供給は側方のノール部材33を介 して行われ、これによって圧縮空気供給部は、ソール部材33のウェブ1に対し て直交する方向の調節時において自動的に位置決めされる。ガイドヘッド5を負 荷するロール重量の負荷軽減は、図1〜図3に示した実施例にして記載されたや り方で行なわれる。
図5には本発明による巻き上げ機の実施例が示されており、この実施例において は、巻き上げロール3の下側に、少なくとも1つの圧縮空気供給部を有する、上 方に向かって少な(とも部分的に開放する空気ボックス36が配置されている。
空気ボックス36の上側(押圧面37)の開放する面は、摩擦なしで、巻き上げ ロール3の下側にシールするシール部材によって制限され、このシール部材は種 々異なるロール幅及びロール位置に合わせることが可能である。この際に、各巻 き上げステーションには、ウェブ1に対して直交する方向に、種々異なるロール 幅及びロール位置に合わせるために調節可能な空気ボックスが配属されているか 、又は図5〜図7に示されているように、支持ローラ4のそれぞれの側に、作業 幅全体(圧縮空気によって負荷可能な別個の空気室38に仕切られている)に亘 って連続的に空気ボックスが延びている。
空気ボックス36は有利な形式で、支持ローラ4と並んで配置された昇降可能な ロール下降装置24の、支持ローラ4に隣接する前側の部分24.1内に組み込 まれている。下降袋ff124は、前記実施例において記載されているように、 同様に側方の旋回アーム28によって床の高さから、巻き上げロール3の下側に まで上方旋回可能に支承されており、支持ローラ4に隣接する、前側の部分24 .1の縁部は、支持ローラ4から小さい間隔を保って及び支持ローラ4の外周に 対して平行に上方へ移動する。
図6に示した実施例においては、空気ボックス36は、互いに並んで配置された の空気室38より成っており、これらの空気室38は、下降装置24の前側の部 分24.1のボックス状の金属薄板構造内に配置されている。各空気室38は圧 縮空気供給部39を有していて、下降装置24内でピストン・シリンダユニット 40によって上方旋回可能に支承されている。旋回軸受は、それぞれ、支持ロー ラ4に隣接する下降装置24の横方向壁の内側でしかも上側に配置されており、 旋回軸41は巻き上げロール軸線及びひいては支持ローラ軸線に対して平行に延 びている。
図7に記載した実施例では、下降装置24の前側の部分24.1のボックス状の 金属薄板構造は直接空気ボックスとして使用される。空気ボックス36を個別に 作動可能な空気室38(空気室38の位置及び幅はそれぞれの巻き上げロールの 位置及び幅に合わせることができる)に分割することができるようにするために 、空気ボックス36内には隔壁状の仕切り板42が配置されている。仕切り壁4 2は作業幅全体に亘って、例えばすべて200■の固定された間隔を保って溶接 されていて、このようにして構成された各空気室38は固有の圧縮空気供給部3 9を有している。ロールの位置及び幅に合わせることは、各圧縮空気供給部39 を作動させることによって行なわれる。或いは仕切り板42は、図7に示されて いるように、下降装置124内で、ウェブ1に対して直交する方向で円形ガイド 43で摺動可能に支承されている。仕切り板42を位置決めすることによって、 所望の位置で空気室38が形成される。この空気室38の幅は巻き上げロールの 幅に相当する。例えばすべて200■の規則的な間隔を保って、それぞれ1つの 圧縮空気供給部39が接続されているので、すべての可能な位置で、形成された 圧縮空気室38は圧縮空気によって負荷することができる。
空気ボックス36は、すべての実施例において、上側が少なくとも部分的に開放 されており、この場合に上側(押圧面37)の開放する面は摩擦なしで、巻き上 げロールの下側にシールしなから当接するシール部材によって制限されている。
ウェブ走行方向に延びるシール部材44(図示の実施例ではシール条片)は、巻 き上げロール3の外周部に合わせてほぼ円弧状に湾曲されている。有利にはソー ル条片44は弾性的に変形可能に構成されていて、このために特別に適した曲げ 横断面を有している。またソール条片44の湾曲度は、圧縮空気の損失を最小に するために、直径の増大に伴なって変化する巻き上げロール3の湾曲度に合わせ ることができる。湾曲度を合わせることは調節部材によって行なわれる。この調 節部材は、空気ボックス36内に配置されていて、シール条片44を相応に湾曲 させる。シール条片44の初期の湾曲度及びプレロード(予荷重)を最適に選択 すれば、湾曲の曲率半径に相応に追従するために、中央部に作用する1つの調節 部材だけで十分である。
支持ローラ4に隣接する側でウェブ1に対して直交する方向でのシールが1つ又 はそれ以上のシール条片(有利には、空気ボックス36若しくは空気室38の上 側に固定された連続的に延びるシール条片)によって行なわれるのに対して、そ れとは反対側では、外側のシール部材としての1つ又は多数の回転可能なローラ 45が、巻き上げロール3の外周面をシールする。
図6に示した実施例においては、空気室38の外側の横壁の上側にはそれぞれ1 つのローラ45が固定されており、図7に示した実施例においては、連続的に延 びるローラ45が作業幅全体に亘って延びている。この作業幅は、下降装置24 の前側部分24.1を閉鎖する横壁に固定されている。自由に回転可能なローラ 45は、空気室38が巻き上げロール3の外周面に向かって旋回してローラ45 が巻き上げロール3に当接すると、側方のシール部材44と巻き上げロール3と の間に狭いギャップが形成されるように配置されている。これによってローラ4 5は空気室を最小の間隔を保つように維持し、側方のシール部材44と巻き上げ ロール3との間に摩擦が生じるのを避けるようになっている。
図7に示した実施例においては、空気室38を備えた下降装置24が、巻き上げ ロール3の下側で加圧室を形成するために昇降シリンダ4によって直接シール位 置まで、つまり自由に回転可能なローラ45に当接するまで上方に旋回せしめら れ、昇降シリンダ46は図6に示した実施例においては、下降装置24をまずス タート位置に旋回させる。このスタート位置においては、側方のシール部材44 が巻き上げロール3からまだ所定の間隔を保っている。次いでピストン・シリン ダユニット40が、巻き上げロール3の範囲内に存在する空気室38をそのシー ル位置に旋回させる。このシール位置でローラ45は巻き上げロール3に当接し 、シール部材44は、圧縮空気損失によって影響を受けない程度の小さい間隔を 。次いで圧縮空気が、上方へ旋回せしめられた空気室38内に導入され、ガイド ヘッド5を負荷するロール重量を、図1〜図4に示した実施例において記載した 形式で負荷軽減する。空気室38への圧力の制御は有利には、巻き上げロール3 の直径に基づいて所定の機能に従って行なわれる。
ピストン・シリンダユニット40は、図6に示した実施例においては、空気室3 8内での圧力による戻し力が補償されるように、つまり巻き上げロール3と側方 のシール部材44との間に一定なギャップが維持されるように、圧力によって負 荷される。
図8に示した実施例においては、空気室36の下側が高さ調節可能であって、軸 47を中心にして巻き上げロール軸線に対して平行に旋回可能に支承されている 。巻き上げロール軸線に対して平行は横壁はその上側で、巻き上げロール3に当 接可能で自由回転可能なロール48.49を有している。巻き上げロール3に当 て付ける際に、ローラ48,49は同時に、ウェブ走行方向に延びるシール条片 44のシール位置を規定する。空気ボックス36を旋回可能及び高さ調節可能に 支承したことによって、空気ボックス36は、それぞれ巻き上げロール直径に合 わせて位置決めすることができる。
無接触でシールを行なうシール部材25,27.29.30,35,42.44 は、シール作用を補強するために、流出する圧縮空気の流れ方向に対して直交す る方向に延びる溝を 有している。この溝はラビリンスシールとして働く。
巻き上げロール3とシール部材との間の狭いギャップによって損失を避けるため に、二者択一的に又は補助的に遮断空気によってシールしてもよい。有利には超 過圧力を形成するために必要な圧縮空気は、同時に、可能な吐出ギャップにおけ る遮断空気としても働くように供給される。
国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.長手方向で切断することによって分割された紙ウエブ又は厚紙ウエブ(1) を巻き上げスリーブに巻き上げるための方法であって、巻き上げ時に、巻き上げ スリーブ内に両側から侵入する2つのガイドヘッド(5)によって各巻き上げロ ール(3)を保持し、該ガイドヘッド(5)がロール重量を少なくとも部分的に 支持し、巻き上げ時に、ガイドヘッド(5)を負荷するロール重量が所定の値を 越えないように、巻き上げロール(3)の重心点の下側で巻き上げロール(3) を支持する方法において、巻き上げ時に、遅くとも巻き上げロールの直径が10 00mmになってからシール部材(25,27,29,30,35,42,44 ,45,48,49)を巻き上げロール(3)の下側に移動させ、これらのシー ル部材が、巻き上げロール(3)の重心点の下側で、圧縮空気によって超過が形 成される圧力室を形成し、これによって、2つのガイドヘッド(5)を負荷する ロール重量が、ロール幅1メートル毎に15000Nの値を越えないようにうす ることを特徴とする、紙ウエブ又は厚紙ウエブを巻き上げスリーブに巻き上げる ための方法。 2.ロール重量を部分的に支えるを支持ローラ(3)上に巻き上げロール(3) を載せ、重量の負荷軽液を行なうように働く値を、巻き上げ過程を制御又は調節 するために使用する、請求項1記載の方法。 3.巻き上げスリーブに紙ウエブ又は厚紙ウエブ(1)を巻き上げるための巻き 上げ機であって、ウエブ(1)を個別のウエブに分割するための長手方向切断装 置が設けられており、ウエブ走行方向に対して直交する方向に走行可能な2つの 支持部材(巻き上げ台7)よりそれぞれ成る個別の巻き上げステーションが設け られていて、前記支持部材に、巻き上げスリーブ内に走行可能で回転可能なガイ ドヘッド(5)が固定されている形式のものにおいて、巻き上げロール(3)の 下側にシール部材(25,27,29,30,35,42,4,45)が配置さ れており、これらのシール部材が、ロール重心点の下側で圧力室を形成していて 、この圧力室は、その上側が巻き上げロール(3)の下側によって閉鎖され、種 々異なるロール幅及びロール位置に合わせることができるようになっており、前 記圧力室内で超過圧力を形成するための手段が設けられていることを特徴とする 、巻き上げスリーブに紙ウエブ又は厚紙ウエブを巻き上げるための巻き上げ機。 4.巻き上げステーションがローラ(支持ローラ4)の両側に配置されていて、 このローラに、巻き上げ時に巻き上げロール(3)が広範囲に当接するようにな っていて、各巻き上げステーションのために圧力室が形成されており、この圧力 室が、以下のa)、b)、c)に挙げるシール部材より構成されている; a)巻き上げロール(3)の下側に配置された、下側がシールされた1つのシー ルプレート(25)が設けられており、このシールプレート(25)の、ウエブ (1)に対して直交する方向の幅が、巻き上げロール(3)の最大幅よりも大き く、ローラ(支持ローラ4)によってによって、最大直径を有する巻き上げロー ル(3)の最下点を越えるまでほぼ半径方向に延びており、 b)それぞれ巻き上げロール(3)の端面側に向かってウエブ(1)に対して直 交する方向で移動可能な2つの側方のシール部材(29,30,33)が設けら れており、これらのシール部材が、各巻き上げロール(3)の端面側で、巻き上 げロール(3)とローラ(支持ローラ(4)と下側のシールプレート(25)と によって形成されて開口をシールするようになっており、 c)最大の巻き上げロール幅よりも大きい幅を有する外側のシール部材(27, 35)が設けられており、このシール部材が、ローラ(支持ローラ4)に向かう 方向で巻き上げロール(3)に向かって可動であって、巻き上げロール(3)の 外周面と、前記シール部材(29,30,33)の、支持ローラ(4)とは反対 側の端部と、下側のシールプレート(25)とによって形成された開口をシール するようになっている、請求項3記載の巻き上げ機。 5.下側のシールプレート(25)が、支持ローラ(4)の側の巻き上げすべて の巻き上げステーションのための共通のシールプレートとして作業幅全体に亘っ て延びている、請求項4記載の巻き上げ機。 6.支持ローラ(4)の隣に配置された昇降可能なロール下降装置(24)のロ ール受容プレートの一部が同時にシールプレート(25)として構成されている 、請求項5記載の巻き上げ機。 7.支持ローラ(4)とは反対側の、受容プラットフォームの端部に、外側のシ ール部材(27,35)が支持ローラ(4)に向かう方向で可動に固定されてい る、請求項6記載の巻き上げ機。 8.受容凹部を形成するために、受容プラットフォームの、支持ローラ(4)と は反対側の外側の部分(24.1)が、他方の部分(24)に対して相対的に高 さ調節可能に、この他方の部分(24)に結合されている、請求項6又は7記載 の巻き上げ機。 9.側方のシール部材(29,30)が、走行可能な支持部材(巻き上げ台7) に固定されている、請求項4から8までのいずれか1項記載の巻き上げ機。 10.ガイドヘッド(5)が、支持部材(巻き上げ台7)で、支持ローラ(4) に向かって半径方向で走行可能なキャリッジ(6)に支承されており、側方のシ ール部材(29,30)が、キャリッジ(6)の運動範囲から移動可能に支持部 材(巻き上げ台7)に固定されている、請求項9記載の巻き上げ機。 11.側方のシール部材(33)が、巻き上げ機の側方の横けた(16)で横方 向調節可能であって、支持ローラ(4)に向かって旋回可能に支承されている、 請求項6から8までのいずれか1項記載の巻き上げ機。 12.側方のシール部材(33)がキャリッジ(18)に旋回可能に固定されて いて、またこのキャリッジに、巻き上げロール(3)に向かって旋回させるため の押圧ローラ対(22)が支承されている、請求項11記載の巻き上げ機。 13.圧力室内への圧縮空気供給が、側方のシール部材(29,30,33)を 介して行なわれる、請求項4から12までのいずれか1項記載の巻き上げ機。 14.巻き上げロール(3)の下側に、圧縮空気供給部(39)を備えた、上方 に向かって少なくとも部分的に開放する空気ボックス(36)が配置されており 、上側の開放する面(押圧面37)が摩擦なしで、巻き上げロール(3)の下側 にシールしつつ当接するシール部材(42,44,45)によって制限されてい て、種々異なるロール幅及びロール位置に合わせることができるようになってい る、請求項3記載の巻き上げ機。 15.各巻き上げステーションに、ウエブ(1)に対して直交する方向に調節可 能な少なくとも1つの空気ボックス(36)が配属されている、請求項14記載 の巻き上げ機。 16.巻き上げステーションが、2つの巻き上げラインに沿って配置されていて 、この巻き上げラインのそれぞれの側に連続して延びる空気ボックスが配属され ていて、該空気ボックスが、別個に圧縮空気によって負荷可能な個別の空気室( 38)に分割されている、請求項14記載の巻き上げ機。 17.各空気室(38)が互いに隔壁状の仕切り板(42)によってシールされ ていて、この仕切り板(42)が、空気ボックス(36)内でウエブ(1)に対 して直交する方向で摺動可能に支承されている、請求項16記載の巻き上げ機。 18.ウエブ走行方向に延びるシール部材(44)が、巻き上げロール(3)の 外周面に合わせてほぼ円弧状に湾曲されている、請求項14から17までのいず れか1項記載の巻き上げ機。 19.シール部材(44)が弾性変形可能であって、このシール部材(44)の 湾曲度を、巻き上げロール(3)の変化する湾曲度に合わせるための手段が設け られている、請求項18記載の巻き上げ機。 20.空気ボックス(36)又は空気室(38)が、一方側で、巻き上げロール 軸線に対して平行な旋回軸(41)を中心にして上方旋回可能に支承されており 、他方側で、前記旋回軸(41)に対して平行で自由回転可能な、外側のシール 部材としてのローラ(45)が、空気ボックス(36)の横壁の上側に又は空気 室(38)に固定されている、請求項14から19までのいずれか1項記載の巻 き上げ機。 21.空気ボックス(36)がその下側で高さ調節可能であって、巻き上げ機軸 線に対して平行な軸(47)を中心にして旋回可能に支承されており、空気ボッ クス(36)の、巻き上げ機軸線に対して平行な横壁が上側で、巻き上げロール (3)に当てつけ可能で自由回転可能なローラ(48,49)を支持している、 請求項14から19までのいずれか1項記載の巻き上げ機。 22.巻き上げステーションが、駆動可能な支持ローラ(4)の両側に配置され ており、少なくとも1つの空気ボックス(36)が、支持ローラ(4)の隣に昇 降可能に配置されたロール昇降装置(24)内に組み込まれている、請求項14 から21までのいずれか1項記載の巻き上げ機。 23.ローラ昇降装置(24)内に、互いに並んで配置された多数の空気室(3 8)が、互いに独立して上方旋回可能に支承されている、請求項21又は22記 載の巻き上げ機。
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