JPH0780018A - 使いすてカイロ - Google Patents

使いすてカイロ

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JPH0780018A
JPH0780018A JP23131593A JP23131593A JPH0780018A JP H0780018 A JPH0780018 A JP H0780018A JP 23131593 A JP23131593 A JP 23131593A JP 23131593 A JP23131593 A JP 23131593A JP H0780018 A JPH0780018 A JP H0780018A
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JP
Japan
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adhesive layer
release paper
body warmer
flat bag
bag
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JP23131593A
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JP3218131B2 (ja
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Yoshihiko Hatsumoto
喜彦 初本
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Kiribai Chemical Co Ltd
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Kiribai Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 貼り直すばあいでも強い接着力で貼付するこ
とができる使いすてカイロを提供する。 【構成】 偏平状袋内に空気の存在下で酸化発熱する発
熱組成物が封入されており、該偏平状袋が気密性袋内に
収納されてなる使いすてカイロ。前記偏平状袋の片面の
全面または一部に粘着剤層が形成されてなるとともに、
前記粘着剤層上に剥離紙が設けられており、該剥離紙
は、部分的に剥がしうるように少なくとも1本の切り込
みが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使いすてカイロに関す
る。さらに詳しくは、貼り直すばあいでも、新たな粘着
剤層を現出させることで強い粘着力で貼ることができる
使いすてカイロに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の使いすてカイロは、発熱組成物が
封入された偏平状袋の片面の全面または一部に粘着剤層
が形成され、衣類などに貼って使用することができるよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
使いすてカイロでは、貼付した場所を変えようと思って
も、一度衣類などに貼付された粘着剤層には衣類の繊維
やゴミなどが付着しており、粘着力が弱まっているので
良好な状態で貼り直しができないという問題がある。
【0004】本発明は、叙上の事情に鑑み、貼り直すば
あいでも強い接着力で貼付することができる使いすてカ
イロを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の使いすてカイロ
は、偏平状袋内に空気の存在下で酸化発熱する発熱組成
物が封入されており、該偏平状袋が気密性袋内に収納さ
れてなる使いすてカイロであって、前記偏平状袋の片面
の全面または一部に粘着剤層が形成されてなるととも
に、前記粘着剤層上に剥離紙が設けられており、該剥離
紙は、部分的に剥がしうるように少なくとも1本の切り
込みが形成されてなることを特徴としている。
【0006】または、前記粘着剤層上に、片面に粘着剤
層が設けられた剥離紙が、その粘着剤層が偏平状袋の反
対側を向くように、少なくとも1枚設けられてなること
を特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の使いすてカイロでは、偏平状袋の片面
に粘着剤層が形成されてなるとともに、その粘着剤層の
上に設けられた剥離紙に、少なくとも1本の切り込みが
形成されており、剥離紙を部分的に剥がすことができ
る。したがって、貼り直すときは、最初に剥がさなかっ
た部分の剥離紙を剥がし、新たな粘着面を現出させて貼
付する。
【0008】または、前記粘着剤層上に、片面に粘着剤
層が設けられた剥離紙が、その粘着剤層が偏平状袋の反
対側を向くように、少なくとも1枚設けられている。し
たがって、貼り直すときは、片面に粘着剤層が設けられ
た剥離紙を1枚剥がし、その下の粘着剤層を現出させて
貼付する。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ本発明の使いす
てカイロを説明する。
【0010】図1は本発明の使いすてカイロの一実施例
の平面図、図2は本発明の使いすてカイロの他の実施例
の側断面図、図3および図4はそれぞれの使用例を示す
斜視図である。なお、図1〜4では、わかり易くするた
めに、発熱組成物が封入された偏平状袋のみ描いてお
り、この偏平状袋を収納する気密性袋は省略している。
【0011】図1に示される実施例では、剥離紙2に3
本の切り込み3が平行に形成されている。この切り込み
3の数は本発明においてとくに限定されず、少なくとも
1本あれば良く、また切り込みの形成箇所も適宜選定す
ればよい。
【0012】図1に示される実施例の使用例を図3に示
す。本発明の使いすてカイロの特徴は、貼り直しをして
も粘着力の衰えないところにある。したがって、切り込
みは、粘着剤層の一部のみを現出させるためのものであ
り、適宜剥離する部分を選択すればよい。たとえば、剥
離紙2a,2cを剥がして所望の部位にカイロを貼着す
る。そののち他の部位に貼着し直したいときは剥離紙2
b,2dを剥がすことにより確実な接着力で貼着させる
ことができる。さらに貼着するものの材質によって接着
力を調整したいときなども、粘着剤層を現出させる面積
を簡単に調節することができる。
【0013】また、図2に示される実施例では、同じく
貼り直しを可能ならしめるべく、粘着剤層が複数層形成
されている。図2において、3は使い捨てカイロ1の内
袋4の片面に形成された粘着剤層である。5は片面に粘
着剤層5aが形成された剥離紙であり、この剥離紙5は
その粘着剤層5aが外側(偏平状袋の反対側)を向くよ
うに前記内袋4の粘着剤層3上に設けられている。6は
従来のものと同じで一番外側に設けられる剥離紙であ
る。なお、図に示された実施例では粘着剤層5aを片面
に備えた剥離紙5の数は1枚であるが、2枚以上採用す
るようにしてもよい。
【0014】図2に示される実施例の使用例を図4に示
す。本発明の使いすてカイロの特徴は、貼り直しをして
も粘着力の衰えないところにある。この実施例では、剥
離紙を順に剥がしていくことにより新たな粘着剤層を現
出せしめ、これによりカイロの貼り直しを行うことがで
きるようになっている。したがって、まず剥離紙6を剥
がして剥離紙5の外側に設けられた粘着剤層5aで、使
いすてカイロ1を所望の部位に貼着する。そののち他の
部位に貼着し直したいときは剥離紙5を剥がし、新たに
現出した粘着剤層3で貼着する。
【0015】なお、発熱組成物、偏平状袋(内袋)およ
び気密性袋(外袋)の種類や材質などは、本発明におい
てとくに限定されるものではなく、通常用いられている
ものを適宜採用することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の使いすて
カイロは、貼り直すときに新たな粘着剤層を現出させて
所望の場所に貼付できるので、常に、強い接着力で貼付
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使いすてカイロの一実施例を示す平面
図である。
【図2】図2は本発明の使いすてカイロの他の実施例の
側断面図である。
【図3】図3は図1の使いすてカイロの使用例を示す斜
視図である。
【図4】図4は図2の使いすてカイロの使用例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 使いすてカイロ 2 剥離紙 3 切り込み 5 剥離紙 5a 粘着剤層 6 剥離紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏平状袋内に空気の存在下で酸化発熱す
    る発熱組成物が封入されており、該偏平状袋が気密性袋
    内に収納されてなる使いすてカイロであって、前記偏平
    状袋の片面の全面または一部に粘着剤層が形成されてな
    るとともに、前記粘着剤層上に剥離紙が設けられてお
    り、該剥離紙は、部分的に剥がしうるように少なくとも
    1本の切り込みが形成されてなることを特徴とする使い
    すてカイロ。
  2. 【請求項2】 偏平状袋内に空気の存在下で酸化発熱す
    る発熱組成物が封入されており、該偏平状袋が気密性袋
    内に収納されてなる使いすてカイロであって、前記偏平
    状袋の片面の全面または一部に粘着剤層が形成されてな
    るとともに、前記粘着剤層上に、片面に粘着剤層が設け
    られた剥離紙が、その粘着剤層が偏平状袋の反対側を向
    くように、少なくとも1枚設けられてなることを特徴と
    する使いすてカイロ。
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