JP2006116171A - 使い捨てカイロ - Google Patents
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Abstract
【課題】密封性と易剥離性とを兼ね備えた、外袋を有しない使い捨てカイロを提供する。
【解決手段】偏平状袋内1に空気の存在下で酸化発熱する発熱組成物2が封入されており、該偏平状袋の少なくとも片面が通気性基材シート3、接着層4および非通気性表面シート5からなり、外周にシール部6を有するカイロであって、該非通気性表面シートが剥離可能領域と非剥離領域とからなり、該非剥離領域近傍の剥離可能領域に剥離用切込み9を有する使い捨てカイロである。
【選択図】図1
【解決手段】偏平状袋内1に空気の存在下で酸化発熱する発熱組成物2が封入されており、該偏平状袋の少なくとも片面が通気性基材シート3、接着層4および非通気性表面シート5からなり、外周にシール部6を有するカイロであって、該非通気性表面シートが剥離可能領域と非剥離領域とからなり、該非剥離領域近傍の剥離可能領域に剥離用切込み9を有する使い捨てカイロである。
【選択図】図1
Description
本発明は使い捨てカイロに関する。さらに詳しくは、外袋を有しない使い捨てカイロに関する。
従来、空気の存在下で発熱する発熱性組成物を通気性の収納袋(内袋)に収容し、この内袋を非通気性の袋(外袋)で包装した使い捨てカイロが知られている。
しかし、このようなカイロは、
1)内袋と外袋のニ重包装であるため、資材が増えてコスト高となるうえ、製造工程が複雑になる
2)外袋にピンホールやキズがある場合、そこから水分が蒸発してしまい、使用時に十分な発熱性能が得られない場合がある
3)製造工程において、外袋包装に至る間にも発熱反応が進むため、その発熱ロス分を補うように発熱性組成物を増量して充填する必要がある
などの問題点を有している。
1)内袋と外袋のニ重包装であるため、資材が増えてコスト高となるうえ、製造工程が複雑になる
2)外袋にピンホールやキズがある場合、そこから水分が蒸発してしまい、使用時に十分な発熱性能が得られない場合がある
3)製造工程において、外袋包装に至る間にも発熱反応が進むため、その発熱ロス分を補うように発熱性組成物を増量して充填する必要がある
などの問題点を有している。
これらの問題を解決するために、外袋を有しないカイロが提案されている。例えば、穿孔により通気孔を設けたプラスチックフィルム製の収納袋に発熱性組成物を封入すると共に、通気穿孔を覆うように剥離可能な状態でさらに非通気性のプラスチックフィルムを密着接合させたカイロ(特許文献1)、および、透気性フィルムと非透気性フィルムを積層して発熱体袋とし、該発熱体袋の外周部に気密性バリア帯を形成したカイロ(特許文献2)などである。
しかしながら、前者のカイロの場合、粘着剤などの経時変化(変質)により、剥離しにくくなったり、逆に使用前に剥離してしまったりするという問題がある。さらに、特許文献1の図1および2に記載されているように、非通気性プラスチックフィルムがカイロ表面にテープ状に部分的に接着されているため、製造過程で該非通気性プラスチックフィルムが剥離するなど、安定した品質の製品を供給できないという問題もある。また、後者の場合、使用時には、発熱させるために非透気性フィルムを剥離するが、発熱体袋の外周部を熱シールなどにより完全に溶着しているため、剥離しにくいという問題がある。
本発明は、叙上の事情に鑑み、密封性と易剥離性とを兼ね備えた、外袋を有しない使い捨てカイロを提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、偏平状袋内に空気の存在下で酸化発熱する発熱組成物が封入されており、該偏平状袋の少なくとも片面が通気性基材シート、接着層および非通気性表面シートからなり、外周にシール部を有するカイロであって、該非通気性表面シートが剥離可能領域と非剥離領域とからなり、該非剥離領域近傍の剥離可能領域に剥離用切込みを有する使い捨てカイロに関する。
前記扁平状袋がつまみ部を有し、該つまみ部近傍の通気性基材シートが剥離開始用切込みを有することが好ましい。
前記接着層が、格子状の接着部を有することが好ましい。
前記剥離用切込みを複数有することが好ましい。
前記剥離開始用切込みを複数有することが好ましい。
前記剥離開始用切込みの少なくとも一部が、前記シール部にあることが好ましい。
他面が、非通気性基材シート、粘着剤層および剥離紙からなることが好ましい。
本発明の使い捨てカイロによれば、外周にシール部を設けているため密封性に優れ、かつ、非通気性表面シートが剥離可能領域と非剥離領域とからなり、剥離用切込みを有しているため剥離性にも優れている。
以下、図面を参照しつつ、本発明の使い捨てカイロを詳細に説明する。
図1(a)は、本発明のカイロの斜視図、図1(b)はそのA−A断面図、図1(c)はそのB−B断面図を示している。
本発明のカイロは、図1(b)および(c)に示すように、偏平状袋1内に空気の存在下で酸化発熱する発熱組成物2が封入されており、前記偏平状袋1の少なくとも片面が通気性基材シート3、接着層4、および非通気性表面シート5の積層体からなり、外周にシール部6を有している。なお、図1は、他面が非通気性シート7からなり、つまみ部8および剥離開始用切込み9を有する場合を示している。
偏平状袋1の大きさは、本発明において、とくに限定されるものではなく、各種用途に応じて適宜選定すればよい。また、形状としては、矩形に限らず、円形、楕円形、舌片形状、ハート型など、他の形状を採用することもできる。
前記扁平状袋1の内部に封入され、空気の存在下で酸化発熱する発熱組成物2としては、たとえば鉄粉などの金属粉、活性炭、水、保水剤(木粉、バーミキュライト、けい藻土、パーライト、シリカゲル、アルミナ、吸水性樹脂など)、食塩などからなるものを用いることができるが、これらに限定されるものではない。
前記扁平状袋1は、少なくとも片面が通気性基材シート3、接着層4および非通気性表面シート5との積層体からなっている。
図1(b)において、通気性基材シート3は、シーラント層3a、アルミニウム箔3bおよび合成樹脂フィルム3cから構成されているが、これに限定されるものではない。
シーラント層3aは、扁平状袋を構成する両面のシートを固着するためのものであり、必要に応じて使用される。シーラント層3aは、たとえばエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)や、メタロセン触媒などのシングルサイト触媒によって重合または共重合されたポリエチレンなどからなっている。その厚さは、10〜200μmが好ましい。10μmより薄いと十分なヒートシール性が得られない傾向にあり、200μmをこえると、加工性が低下する、カイロとしての柔軟性が低下する、および、経済的に不利益となる傾向にある。
アルミニウム箔3bは、発熱組成物が透けて見えるのを防ぎ、鮮明な印刷を可能とするために設けられるものであり、必要に応じて使用される。このアルミニウム箔3bの厚さは、5〜10μmが好ましい。5μmより薄いと、層としての強度が低下する傾向にあり、10μmをこえると、層が硬くなり、触感を損ねる傾向にある。アルミニウム箔に代えて、アルミニウム蒸着層または乳白色合成樹脂層を設けてもよい。
合成樹脂フィルム3cの素材としては、ナイロン、ポリエチレン、ポリエステルおよびポリプロピレンなどがあげられる。なかでも、柔軟な感触を有する点で、ナイロンが好ましい。また、カイロ製造時における加工適正を向上させるために、異種の合成樹脂が積層されていてもよい。フィルムの厚さは、10〜25μmが好ましい。10μmより薄いと、層としての強度が低下する傾向にあり、25μmをこえると、加工適正が問題となる傾向にある。なお、前記合成樹脂フィルム3aに代えて、不織布または多孔質ポリエチレンなどを使用することもできる。
前記通気性基材シート3全体の厚さは、30〜200μmが好ましく、50〜100μmがより好ましい。30μmより薄いと強度が低下し、破袋して中身がこぼれる傾向にあり、200μmをこえると柔軟性が低下し、カイロとしたときに使用感が損なわれる傾向にある。
なお、前記通気性基材シート3は、少なくともその一部が通気性であり、通気小孔または微細孔群を有している。シート自体が無孔である場合は、穿孔により微小な孔11を設ければよい。通気性については、とくに限定はないが、発熱組成物が発熱し得る範囲であればよく、JIS P 8117に規定する透気抵抗度(ガーレー)として、2〜30秒/100ccが好ましく、6〜10秒/100ccがより好ましい。透気抵抗度(ガーレー)が2秒/100ccより小さいと、発熱組成物が過剰に発熱する傾向にあり、30秒/100ccをこえると、発熱組成物が十分に発熱できない傾向にある。
孔11の大きさは、0.1〜0.3mmが好ましい。0.1mmより小さいと、通気が不十分となり、発熱できなくなる傾向にあり、0.3mmをこえると、内容物がこぼれ易くなる傾向にある。
前記接着層4は、熱可塑性樹脂層および剥離性樹脂からなっている。前記熱可塑性樹脂層は、非通気性シート5上に公知の塗工方法により形成され、剥離性樹脂は、その熱可塑性樹脂層上にグラビア印刷法などの公知の方法により部分的に付与される。
前記熱可塑性樹脂としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)、および、メタロセン触媒などのシングルサイト触媒によって重合または共重合されたポリエチレンなどがあげられる。なかでも、熱加工適性および経済性の点で、前記ポリエチレンが好ましい。その厚さは、1〜50μmが好ましく、5〜20μmであることがより好ましい。1μmより薄いと、十分な接着力が得られない傾向にあり、50μmをこえると、経済的に不利益となる傾向にある。
前記剥離性樹脂は、熱可塑性樹脂層上に部分的に付与されており、図2に示すように、剥離性樹脂が付与されている剥離領域Xと、剥離性樹脂が付与されていない非剥離領域Yとを形成する。なお、図2は、積層する前の非通気性表面シート5(図示せず)に形成された接着層4を上から見た図である。
剥離領域Xと非剥離領域Yとは、図2のように、剥離領域Xが挟まれるように帯状に形成してもよいし、シール部6のみを非剥離領域Yとしてもよい。
前記剥離領域Xは、その全面に剥離性樹脂を付与してもよいし、剥離性樹脂が付与された弱接着部12と、剥離性樹脂が付与されていない接着部13とからなっていてもよい。
剥離領域Xに対して、接着部13は5〜95%が好ましく、10〜60%であることがより好ましい。接着部13が、5%より少ないと、通気性基材シートと非通気性基材シートとの接着性が弱くなりすぎ、気密性を保つことが難しくなる傾向にあり、95%をこえると、接着性が高くなるため、非通気性基材シートの剥離性が低下する傾向にある。
弱接着部12は、非通気性表面シート5の剥離性を保つように形成されればよく、縞状、格子状、水玉状など、その形状はとくに限定されない。なかでも、気密性を保ちつつ、剥離性を持たせることができる点で、接着部13が格子状となるように、すなわち、接着層4が格子状の接着部を有するように形成することが好ましい。
前記剥離性樹脂としては、ニトロセルロース樹脂、ポリアミド樹脂またはポリエステル樹脂にワックスまたはシリコンなどを混合したものがあげられる。前記ワックスとしては、ポリエチレン系ワックス、ポリエステル系ワックス、脂肪酸アミド系ワックス、またはこれらの混合物があげられるが、前記樹脂との相溶性があるものであれば、とくに限定されない。
前記ワックスは、樹脂に対して5〜95重量%配合することが好ましく、20〜85重量%がより好ましい。5重量%より少ないと、剥離性樹脂の接着性が高くなるため、非通気性表面シート5の剥離性が低下する傾向にあり、95重量%をこえると、接着性が弱くなりすぎるため、気密性を保つことが難しくなる傾向にある。
また、前記剥離性樹脂は、前記熱可塑性樹脂層上に、好ましくは厚さ0.01〜30μm、より好ましくは0.2〜20μmとなるように付与される。剥離性樹脂が0.01μmより薄いと、接着性が高くなるため、非通気性表面シート5の剥離性が低下する傾向にあり、30μmをこえると、接着性が弱くなりすぎるため、気密性を保つことが難しくなる傾向にある。
非通気性表面シート5は、剥離可能領域5aと非剥離領域5bとからなっている。この領域は、それぞれ前記剥離領域Xと非剥離領域Yとに対応している。すなわち、剥離領域X部分が剥離可能領域5a、非剥離領域Y部分が非剥離領域5bである。
さらに、前記非剥離領域5b近傍の剥離可能領域5aに、剥離用切込み10を有している。この剥離用切込み10に沿って、接着層4とともに非通気性表面シート5の一部を剥離することができる。
このように、非通気性表面シート5は、その全面が前記通気性基材シート3と接着しておらず、剥離性樹脂組成物が付与されている剥離可能領域5a部分の非通気性表面シート5を剥離するようにしたため、易剥離性に優れている。
なお、図2では、剥離可能領域5aを、非剥離領域5bに挟まれるように帯状に形成し、剥離用切込み10を2本設けているが、もちろん、これに限定されるものではない。また、剥離用切込み10は、複数設けることが、非通気性シート5の一部を確実に、かつ容易に剥離できる点で好ましい。
非通気性表面シート5の素材としては、ナイロン、ポリエチレンおよびポリプロピレンなどの合成樹脂があげられる。なかでも、酸素および水蒸気の非透過性と適度な水素透過性とを有する点、および経済性の点で、塩化ビニリデンコートフィルムを積層したものが好ましい。
前記シール部6は、扁平状袋を構成する両面のシートを固着し、気密性を付与するために扁平上袋外周に設けられており、熱シールすることなどにより形成される。
また、非通気性表面シートの剥離開始が容易になる点で、図1のように、つまみ部8を設けることが好ましい。その場合、前記つまみ部8近傍の通気性基材シート3には、剥離開始用切込み9を設ける。前記剥離開始用切込み9は、つまみ部8とともに非通気性表面シート5を剥離した後も通気性基材シート3がシール部6上に残り、シール部を形成することができる点で、前記シール部6上に設けることが好ましい。また、シール部が多少ずれても問題とならず、その位置決めが容易となる点、および、確実に非通気性表面シートを剥離できる点で、複数設けることが好ましい。
図3に、つまみ部8を有する非通気性表面シートを、接着層4とともに途中まで剥離したときの斜視図を示す。
偏平状袋1の他面は、図1においては、前記通気性基材シート3と同様の構成からなり、穿孔を有しない非通気性シート7が用いられており、7a、7bおよび7cは、それぞれ前記シーラント層3a、アルミニウム箔3bおよび合成樹脂フィルム3cに対応している。もちろん、これに限定されるものではなく、両面とも、通気性基材シート、接着層および非通気性表面シートからなる積層体としてもよい。
また、カイロの人体への装着を容易かつ簡便ならしめるために、他面を、非通気性基材シート、粘着剤層および剥離紙からなる積層体とし、いわゆる貼るタイプのカイロとすることが好ましい。その一態様を図4に示す。なお、図4(a)は、本発明のカイロの斜視図、図4(b)はそのC−C断面図、図4(c)はそのD−D断面図を示している。
図4(b)および(c)において、一方の面は、通気性基材シート3、接着層4および非通気性表面シート5の積層体からなり、外周にシール部6を有している。前記通気性基材シート3は、多孔質ポリエチレンフィルム3dおよび低融点不織布3eから構成されている。
他面は、非通気性シート7、粘着剤層14および剥離紙15からなっている。図中、非通気性シート7を構成する7a、7bおよび7cは、それぞれ前記シーラント層3a、アルミニウム箔3bおよび合成樹脂フィルム3cに対応している。もちろん、非通気性シート7の構成は、これに限定されるものではない。
非通気性シート7の厚さは30〜200μmが好ましく、50〜100μmがより好ましい。30μmより薄いとフィルム強度が低下し、破袋して中身がこぼれる傾向にあり、200μmをこえるとフィルムの柔軟性が低下し、カイロとしたときに使用感が損なわれる傾向にある。
前記粘着剤層14について、使用される粘着剤としては、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、ポリイソプレン系およびポリアクリル酸系水溶性高分子などがあげられる。なかでも、ホットメルト加工が可能である点で、アクリル系およびスチレンイソプレンスチレンブロック共重合体(SIS)系が好ましい。
また、その厚さは、1〜100μmが好ましく、10〜50μmであることがより好ましい。1μmより薄いと、十分な粘着力が得られない傾向にあり、100μmをこえると、フィルムの加工適正が低下し、経済的に不利益となる傾向にある。
前記粘着剤層14は、非通気性シート7の表面に公知の塗工方法により直接形成してもよいし、剥離紙15上に粘着剤層14を形成した後、非通気性シート7にラミネートしてもよい。
剥離紙15としては、紙、または、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレンおよびポリスチレンなどの合成樹脂に、シリコン塗布などにより剥離加工を行なったものがあげられる。なかでも、熱に対する安定性および経済性の点で、紙が好ましい。
図5に、貼るタイプのカイロについて、つまみ部8を有する非通気性表面シートを、接着層4とともに途中まで剥離したときの斜視図を示す。
1 扁平状袋
2 発熱組成物
3 通気性基材シート
3a シーラント層
3b アルミニウム箔
3c 合成樹脂フィルム
3d 多孔質ポリエチレンフィルム
3e 低融点不織布
4 接着層
5 非通気性表面シート
5a 剥離可能領域
5b 非剥離領域
6 シール部
7 非通気性シート
7a シーラント層
7b アルミニウム箔
7c 合成樹脂フィルム
8 つまみ部
9 剥離開始用切込み
10 剥離用切込み
11 孔
12 弱接着部
13 接着部
14 粘着剤層
15 剥離紙
X 剥離領域
Y 非剥離領域
2 発熱組成物
3 通気性基材シート
3a シーラント層
3b アルミニウム箔
3c 合成樹脂フィルム
3d 多孔質ポリエチレンフィルム
3e 低融点不織布
4 接着層
5 非通気性表面シート
5a 剥離可能領域
5b 非剥離領域
6 シール部
7 非通気性シート
7a シーラント層
7b アルミニウム箔
7c 合成樹脂フィルム
8 つまみ部
9 剥離開始用切込み
10 剥離用切込み
11 孔
12 弱接着部
13 接着部
14 粘着剤層
15 剥離紙
X 剥離領域
Y 非剥離領域
Claims (7)
- 偏平状袋内に空気の存在下で酸化発熱する発熱組成物が封入されており、該偏平状袋の少なくとも片面が通気性基材シート、接着層および非通気性表面シートからなり、外周にシール部を有するカイロであって、該非通気性表面シートが剥離可能領域と非剥離領域とからなり、該非剥離領域近傍の剥離可能領域に剥離用切込みを有する使い捨てカイロ。
- 前記扁平状袋がつまみ部を有し、該つまみ部近傍の通気性基材シートが剥離開始用切込みを有する請求項1記載の使い捨てカイロ。
- 前記接着層が、格子状の接着部を有する請求項1または2記載の使い捨てカイロ。
- 前記剥離用切込みを複数有する請求項1、2または3記載の使い捨てカイロ。
- 前記剥離開始用切込みを複数有する請求項2、3または4記載の使い捨てカイロ。
- 前記剥離開始用切込みの少なくとも一部が、前記シール部にある請求項2、3、4または5記載の使い捨てカイロ。
- 他面が、非通気性基材シート、粘着剤層および剥離紙からなる請求項1、2、3、4、5または6記載の使い捨てカイロ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004309248A JP2006116171A (ja) | 2004-10-25 | 2004-10-25 | 使い捨てカイロ |
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JP2004309248A JP2006116171A (ja) | 2004-10-25 | 2004-10-25 | 使い捨てカイロ |
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Publication Number | Publication Date |
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JP (1) | JP2006116171A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009029469A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-12 | Toppan Printing Co Ltd | 自立性袋体 |
JP2013112367A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 包装袋 |
US11213150B2 (en) * | 2015-04-01 | 2022-01-04 | The Pkf Company, Llc | Disposable sleeve for a container |
-
2004
- 2004-10-25 JP JP2004309248A patent/JP2006116171A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013112367A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 包装袋 |
US11213150B2 (en) * | 2015-04-01 | 2022-01-04 | The Pkf Company, Llc | Disposable sleeve for a container |
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