JP2012051633A - 分離可能な蓋材及びそれを用いた容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】バリア性を有する上層と通気性を有する下層からなる複合フィルムを用いた蓋材であって、容器の開口部を封止し上層のみを剥離した時点で、下層は通気性を維持したまま、下層表面から視認出来る印刷を備えた分離可能な蓋材およびそれを用いた容器。
【解決手段】フランジ付き成形容器の開口部を覆い、成形容器周縁のフランジ部分と密封シールされる、外周縁にプルタブが形成された蓋材において、外側から基材/押出しポリエチレン樹脂シーラントからなるバリア性を有する上層と、外側から剥離層/印刷層/印刷基材層/シーラント層からなり通気性を有する貫通孔を設けた下層とが順次積層された複合シートからなり、プルタブ基部に剥離開始部となる切り込みを設けたことを特徴とする分離可能な蓋材。
【選択図】図1

Description

本発明は、バリア性を有する上層と通気性を有する下層からなる複合フィルムを用いた蓋材であり、揮発または蒸発する液体や固体を入れた容器の開口部を封止し、使用時に上層のみを剥離し、下層は通気性を維持したまま、容器のフランジにシールされた、容器内の液体や固体が外部に出ないようにする分離可能な蓋材およびそれを用いた容器に関する。
従来、消臭剤、芳香剤、除湿剤、防虫剤、香料等の容器は、内容物をフランジ付きの紙カップやプラスチック成形容器に収納し、その開口部をヒートシール性の不織布、有孔フィルム、あるいはヒートシール性ニスを処理した紙等から構成される通気性蓋材で覆うことにより、容器転倒時に内容物が落下することなく、かつ、内容物の溶媒あるいは芳香成分等の揮発性成分や外部の臭気あるいは湿気等の内容物に吸着させたい成分がこの通気性蓋材を通過し得るようにしてある。
また、使用時まで前記通気性蓋材による通気性を封印するため、この通気性蓋材をさらにポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム/アルミニウム箔/イージーピールシーラントの積層構成、PETフィルムに硅素酸化物またはアルミニウム酸化物の透明蒸着薄膜層を設けた蒸着フィルム(VMPET)/ヒートシール性ニスの積層構成、延伸ポリエチレンテレフタレート(OPET)フィルム/延伸ナイロン(ONy)フィルム/ポリエチレン(PE)等の積層構成からなるバリア性の外蓋で覆うといったことが行われている。
しかしながらこのような従来の方法は、通気性蓋材とバリア性蓋材の2種類の蓋材のそれぞれをヒートシール等のシール方法を用いて容器に密封シールすることになり、シールを2工程で行わねばならず、加工費が高くかかるのみならず、2種類の蓋材を使用することによる蓋材のコストも高い、等の問題があった。
フランジ付き容器の蓋材に関する以上のような問題に着目して多くの研究開発が行われた(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1で提案されている発明によれば、一工程のシールで密封が可能であり、転倒しても内容物がこぼれ出ることのない、通気層とバリア層に分離が可能な蓋材を提供できるとされている。しかしながら被着体である容器構成に制約があり、また特に、内容物の溶媒成分が常温では飛散しにくい水等の成分である場合、溶媒・香料飛散量にも制約がある。
また、特許文献2では、この問題を解決するために、バリア層/分離層/シーラント層からなる積層構成において、シーラント層を貫通するハーフカット加工を施すことにより、バリア層剥離後の容器に透過膜として残るシーラント層に内容物溶媒飛散量を調整する穴を設けることを可能にした。また、ハーフカット穴からの内容物浸出を防ぐために、分離層としてはイージーピールシーラント層を使用し、剥離時にはイージーピールシーラント層の凝集剥離になるような工夫がなされている。
しかしながら上記の発明は、イージーピールシーラント層の材質構成は特に指定されておらず、シーラントに対してイージーピールシーラント層を構成するベースポリマーの融点が低い場合、容器へのシール部においてイージーピール層が潰れて良好な剥離が発揮されない等の問題が発生する場合がある。また、シーラント層のハーフカット線を剥離きっ
かけとしているが、容器シール時にハーフカット部の再融着が発生することがあるため、この構成でこの剥離きっかけ手法を利用することは困難であることがわかった。
特許文献3には、フランジ付きプラスチック成形容器の開口部を覆い、成形容器周縁にフランジ部分と一工程のシールで密封が可能で、基材と透過層に分離可能な蓋材として、蓋材をプルタブから引き剥がすことで容易にプラスチック容器から剥離可能で、かつ、基材と透過層に分離可能な蓋材が提案されている。
この蓋材は、外側から基材、分離層、透過層が順次積層された複合フィルムからなる蓋材であって、分離層がポリマーアロイ単層から成ることを特徴とする、分離可能な蓋材である。
また、特許文献4には、内層と外層とを積層してなる蓋材において、接着剤による接着強度をコントロールするなどの複雑な工程を要することなく、簡便に外層と内層とを安定した状態で剥離可能に積層できる蓋材として、外層を基材層とポリエチレン系樹脂層とから構成し、内層を延伸ポリプロピレンフィルムからなる基材層と、熱接着性樹脂からなるシール層とから構成し、外層のポリエチレン系樹脂層と内層の基材層とが界面剥離可能に積層された蓋材が提案されている。
この蓋材では、外層と内層とが直接積層されているため、別途接着剤を用いる必要がなく、簡便に安定した状態で剥離可能とすることができる。また、この蓋材を打ち抜いてなる蓋を、容器のフランジに高温度でヒートシールしても、外層と内層との界面に接着剤を用いていないため、剥離強度に変化が生じず、手で容易に剥離させることができるとされている。内層に、その厚み方向に貫通する単数または複数の貫通孔を設けておくと、外層を内層から剥離するだけで簡単に低コストで部分開口を形成することができる。
しかしながら、上記で提案されている分離可能な蓋材においては、外層の剥離後に内層の表面から視認できるような絵柄や情報の印刷を行うことが困難であり、外層を剥離した使用開始の時点あるいは使用中の任意の時点でこれらの情報を確認することは出来なかった。
特開2002−128127号公報。 特開2003−237811号公報。 特開2006−131233号公報。 特開2008−44657号公報。
本発明の課題は、バリア性を有する上層と通気性を有する下層からなる複合フィルムを用いた蓋材であって、揮発または蒸発する液体や固体を入れたフランジ付き成形容器の開口部を封止し、使用時に上層のみを剥離した時点で、容器のフランジにシールされている下層は通気性を維持したまま、下層表面から視認出来る印刷を備えた蓋材およびそれを用いた容器を提供することである。
本発明の請求項1の発明は、フランジ付き成形容器の開口部を覆い、成形容器周縁のフランジ部分と密封シールされる、外周縁にプルタブが形成された蓋材において、外側から基材/押出しポリエチレン樹脂シーラントからなるバリア性を有する上層と、外側から剥離層/印刷層/印刷基材層/シーラント層からなり通気性を有する貫通孔を設けた下層と
が順次積層された複合シートからなり、プルタブ基部に剥離開始部となる切り込みを設けたことを特徴とする分離可能な蓋材である。
請求項1記載の発明によれば、蓋材が外側から、基材/押出しポリエチレン樹脂シーラントからなるバリア性を有する上層と外側から剥離層/印刷層/印刷基材層/シーラント層からなる下層とが順次積層された複合シートからなることによって、開封して使用を開始する時に下層のみが容器のフランジ部分に接着したままで、下層の剥離層において上層を下層から容易に分離することが可能である。
上層にバリア性を有する層を用いたことによって、開封前の保存時に内容物の揮散や外部気体の侵入を効果的に防止することが出来る。通常はこの機能は基材フィルムにバリア性を有するフィルムを用いることで達成されるが、高度なバリア性が要求される場合にはバリア性確保のためにアルミニウム箔や無機化合物蒸着フィルム等の透明バリア性フィルムを層構成中に用いることも可能である。
上記下層が、外側から剥離層/印刷層/印刷基材層/シーラント層を順次積層した層であることにより、無延伸のシーラント層が伸縮が大きいために寸法安定性のある印刷が出来なかった問題に対してあらたに設けた印刷基材層に印刷を行うことによって、開封後も絵柄や情報を容易に視認出来る蓋材とすることが出来る。
さらに下層に通気性を有する貫通孔を設けた層であることにより、印刷に適する印刷基材として伸縮の少ない延伸プラスチックを用いた場合の問題であった開封後使用時の下層の透過性がバリア性の高い延伸プラスチックフィルムによって阻害される問題を解決して透過性を確保することが出来た。この通気性を有する貫通孔の形状と配置によって透過性の制御たとえば内容物溶媒飛散量を調節することができる。通気性を有する貫通孔の深さは下層を貫通していればよい。
このようにして本発明の蓋材によれば、上層を剥離した後にも、剥離後の下層の表面から容易に視認可能な絵柄や説明文等の印刷を下層に設けながら内容物成分の揮散や外部湿度の吸収等を効果的に行うことが出来る透過性の被膜とすることが可能となった。
また、容器フランジのプルタブ基部の下層に部分的に剥離開始部となる切り込みを設けたことにより開封時に上層のみを下層から分離して下層表面を露出させ、下層の透過性を発現させるとともに下層の表面から印刷情報を読み取るという動作が容易に行えるようになった。
また、請求項2の発明は、前記上層の基材が印刷層及び隠蔽層を有することを特徴とする、請求項1に記載の分離可能な蓋材である。
容器の開封前には見る必要がない情報かまたは見られたくない情報であって開封時あるいは開封後に初めて必要となる情報を下層の印刷層に形成した場合には、上層の基材に隠蔽層を備えることが機密保持の点からも有効である。この場合には開封前に容器外面から視認する商品情報等は隠蔽層より上面の印刷層として形成することになる。
あるいは内容物が直視に耐えない外観のものである場合にも上層の基材に隠蔽層を設けることは有効である。勿論この目的の場合には隠蔽層は必ずしも上層に設ける必要はなく、下層を構成するいずれかの層の層間に隠蔽層を設けても良い。
請求項2記載の発明によれば、上層の基材に隠蔽層を設けることによって上層の印刷層に記録された絵柄や文字等の情報が読み取りやすくなることや、光による内容物の変質を軽減する効果があることも容易に想像されることである。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2の分離可能な蓋材をフランジ部にシ
ールしたことを特徴とする容器である。
請求項3の発明によれば、バリア性を有する上層と通気性を有する下層からなる複合シートを用いた蓋材によって、揮発または蒸発する液体や固体を入れたフランジ付き成形容器の開口部を封止し、使用時に上層のみを剥離した時点で、容器のフランジにシールされている下層は通気性を維持したまま、下層表面から視認出来る印刷を備えた容器を提供することができる。
また、請求項4の発明は、隣接した2室からなることを特徴とする請求項3に記載の容器である。
請求項4の発明によれば、請求項1または請求項2の分離可能な蓋材をフランジ部にシールした容器が通常の個別の容器ではなく内容物の収納部が2室以上に分かれている場合に、それぞれの室の機能的な表示を下層に印刷しておくことにより開封後に間違うことなく安心して使用することが出来る。たとえば、容器の一室には芳香剤を収納してあり、他の一室には吸湿剤を収納してある場合である。
この場合にはそれぞれの容器部分の蓋材下層表面の印刷で機能の違いを表示するのみならず、下層に設ける通気孔のパターンを変えることによって異なる機能の2室であることを直感的に示すためという手法を援用することも有用である。それぞれの室の収納物の期待される機能によって下層に設ける通気孔のパターンを変えることが可能であるのは当然である。
以上のように本発明の分離可能な蓋材は、従来の二重蓋構成と比較してコストダウンが可能である。すなわち、蓋材が一枚でできるため生産コストの低下と、充填ラインの簡素化が可能である。
また、開封時の内容物表示等の確認が簡単に出来るのみならず、開封後の使用中においても任意の時期にサイド確認することも容易である。
さらに、下層に設けた通気孔の形状と配置を変えることにより、上層剥離後の下層の開口面積を調整できるので、使用時に透過性を制御してたとえば、内容物からの有効成分の揮散量や溶媒飛散量あるいは湿気の透過量を調整して商品の目的に応じたより効果的な使用が可能な容器とすることが出来る。
下層とフランジのシールはフランジの上面に容器の開口部を取り囲むリング状に施されているので、内容物の封入された容器の使用開始時に、通気性のある下層のみを開口部に残して内容物が漏出しないで揮発性の薬効成分等の放出が可能な状態にすることが簡単に出来る。
本発明の分離可能な蓋材の上層と下層の層構成の例。(a)は比較的単純な層構成のタブ近辺のシール時の断面、(b)は上層に印刷層を有する層構成のタブ近辺のシール時の断面。 本発明の分離可能な蓋材を用いた容器の一例。(a)はシール時の断面、(b)は剥離時の断面。 本発明の分離可能な蓋材を用いた容器の一例。(a)は上部から見たシール時の平面、(b)は断面。 本発明の分離可能な蓋材を用いた二室容器の一例。(a)は上部から見たシール時の平面、(b)は断面。
本発明の分離可能な蓋材は、おもに芳香剤や消臭剤、防虫剤、吸湿剤などの揮発性または吸着性の内容物を収納し、使用前は外部と通気することなく、内容物が外部に漏れることがないように遮蔽するとともに、開封後は、一定期間中、その内容物の外部への揮散を継続しあるいは外部の臭いや湿気を吸着するとともに、内容物が外部に漏れ出さない程度の通気性のある貫通孔を設けた容器用蓋材である。
従来、このような蓋材としては、バリア性を有する上層と通気性を有する下層とをポリプロピレンフィルムやポリエチレンフィルムなどの未延伸フィルムの剥離層でラミネートした複合フィルムが用いられており、これらの未延伸フィルムは機械的性質すなわち引張強度と伸びの関係から通常の印刷機で見当を合わせた印刷を行うことが困難であった。
そこで、本発明者等は、少なくとも下層の剥離層とシーラント層との間に印刷可能な延伸フィルム層を設け、フィルム上に印刷層を形成し、さらにフィルムを貫通する通気性の貫通孔を設けることによってこの問題を解決するに至った。
本発明の分離可能な蓋材の実施の形態を必要に応じて図面を参照しながら以下に説明する。
図1には本発明の分離可能な蓋材の上層と下層の層構成の例を示した。図1(a)は蓋材を容器フランジにシールした状態の断面の略図であり、タブ近辺の積層状態を模式的に示した。図1(b)は上層に印刷層を有する層構成の場合のタブ近辺のシール時の断面を示したものである。
図2には本発明の分離可能な蓋材を用いた容器の層構成の例を示した。図2(a)は内容物を封入して容器本体に蓋材をシールした時の断面、(b)は使用開始のためにプルタブから蓋材を開封剥離時の断面をそれぞれ模式的に示している。
本発明の分離可能な蓋材は、例えば、図2(a)に示すように、フランジ付き成形容器(7)の開口部を覆い、成形容器周縁のフランジ部分(6)とヒートシール部分(5)において密封シールされる、外周縁にプルタブ(8)が形成された蓋材であり、外側から上層(2)、下層(3)が順次積層された複合シート(1)からなる。
図1(a)に示すように、複合シート(1)の上層(2)は外側からバリア性シート(2a)と上層シーラント(2b)を含み、複合シートの下層(3)は外側からレトルト用CPPもしくはイージーピールフィルムからなる剥離層(3a)と表面に印刷層(3c)を形成した延伸プラスチックフィルム(3d)からなる印刷基材と下層シーラント(3b)を含む層からなる。
図1(b)は(a)の層構成に加えて上層に印刷層と隠蔽層を有しさらに中間層をする層構成の例を示した。
複合シート(1)の上層(2)は外側からバリア性シート(2a)、印刷層(2c)、隠蔽層であるベタ印刷層(2d)、中間層である延伸ナイロン樹脂層(2e)、上層シーラント(2b)をこの順で含み、複合シートの下層(3)は外側からレトルト用CPPもしくはイージーピールフィルムからなる剥離層(3a)と表面に印刷層(3c)を形成した延伸プラスチックフィルム(3d)からなる印刷基材と下層シーラント(3b)を含む層からなる。
ここでは、印刷層(2c)と隠蔽層であるベタ印刷層(2d)はバリア性シート(2a)の裏面にこの順で印刷されているが、中間層である延伸ナイロン樹脂層(2e)の上面であっても構わない。
バリア性シート(2a)は蓋材の基材であって、代表的には延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム単層が用いられるが、プラスチックフィルム、アルミニウム箔、紙の単体もしくは積層体から、必要なバリア性によって選択して用いられる。
特に透明でアルミニウム箔並みのガスバリア性が要求される場合には片面に酸化アルミニウムや酸化ケイ素などの無機化合物の薄膜を物理蒸着あるいは化学蒸着などの蒸着法により20〜100nm程度の厚さに設けた無機化合物蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(GLフィルム)等のバリア性の高い透明フィルム層を単体あるいは積層して用いることも可能である。
バリア性シート(2a)の厚みは蓋材の基材として必要な物性を有していれば特に限定されないが、取り扱いやすさとコスト面から12μm程度の延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム単層やバリア性を強化した積層フィルムがよく用いられる。
また、バリア性シート(2a)には裏面または表面に印刷層(2c)を設けることができる。印刷層の内側には隠蔽層(2d)を設けることが出来る。
隠蔽層(2d)は隠蔽性のある白色等の着色層であり着色フィルムのラミネートや着色樹脂の押出しによって設けることも出来るが、設ける方法としては、印刷層(2c)と同時にベタ印刷するのが簡便である。上層に印刷層や隠蔽層を設けることにより、使用前の蓋材に綺麗な模様やデザインを施すことができ加飾が可能になるのみならず下層に設けた印刷層(3c)に記録された情報を使用開始時期まで外部から見えないようにすることが出来る。
上層シーラント(2b)はバリア性シート(2a)の下側のいずれかの層にたとえば溶融押出法により形成されたポリエチレン樹脂層からなり、下層上面のレトルト用CPPもしくはイージーピールフィルムの上面とを無理なく容易に剥離出来る程度に接着する層である。
上層シーラント(2b)は、バリア性フィルム(2a)と溶融押出法やドライラミネート法等の公知の方法で積層することが出来、厚みは特に限定はないが5〜30μm程度が適当である。
上層(2)の、溶融押し出し法により形成されたポリエチレン樹脂(2b)の内側に必要により中間層(9)が配置された構成としても良い。機械的強度を補強するための中間層(9)としては、延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムや延伸ナイロンフィルムのような延伸フィルムが使用できる。中間層(9)の材質や寸法は目的により適宜選ぶことが出来る。また、中間層の形成方法も公知の方法で行うことが出来る
複合シート(1)の下層(3)は外側からレトルト用CPPもしくはイージーピールフィルムからなる剥離層(3a)と表面に印刷層(3c)を形成した延伸プラスチックフィルムからなる印刷基材(3d)と下層シーラント(3b)を含む層からなる。剥離層(3a)の厚みは15μmから100μmの範囲であることが望ましい。
印刷基材(3d)としてはポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂やナイロン(Ny)樹脂等の延伸フィルムが寸法安定性の点から好適である。印刷基材の厚みは特に限定されないが印刷時の寸法安定性から見てPETの場合は12μm程度が好ましい。印刷層(3c)を形成する印刷インキとしては基材に対応する公知のインキを用いることが出来る。また、印刷方法もグラビア印刷法等の公知の方法を採用することが出来る。
下層シーラント(3b)は、成形容器(7)のフランジ(6)と熱融着するための層であるので、被着体となる容器(7)のフランジ部(6)上面と類似の樹脂層を用いることが望ましい。
このような樹脂としてはポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、またはPETシーラント等が挙げられる。下層シーラント(3b)は公知の方法で作成できる。下層シーラント層の厚みは20μm〜120μmの範囲であることが好ましい。
このようにすることによって、蓋材を被着体である容器(7)のフランジと密封シールした後、開封するためにプルタブ(8)から蓋材を剥がすと、下層(3)の外周部は被着体と強固に溶着しているので上層(2)のみを分離して除去することが出来る。成形容器(7)の表面がポリエチレン樹脂の場合には下層シーラント(3b)として直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)等のポリエチレン樹脂がとくに好ましく用いることが出来る。
下層(3)には成形容器(7)に収納された内容物の飛散量の調節あるいは通気性の確保のため下層を貫通する小径の通気孔(13)が穿設されている。この通気孔(13)は下層のみを貫通するハーフカット加工をすることにより蓋材を上層と下層に分離する際に下層から小径の孔が除去されて開くことによって形成することが出来る。
通気孔(13)の形成方法としては複合シート(1)の積層前に下層(3)のみのシートの状態で穿孔を行うことも可能であるが、上層とのラミネートの際の方法が限定される等の不都合が懸念されることを考慮すると上記の方法がより好ましい。
必要な通気性の程度によっては下層の通気孔(13)として針で刺すだけの孔を多数開けることによって通気性が確保できる場合もあり、複数のあるいは連続した貫通孔(13)をパターン状に配置することによって貫通孔(13)によって囲まれた領域を除去することもある。
この貫通孔の配置パターンはたとえば孤立した配置の直線状あるいは曲線状の微細孔であったり、V字状やU字状あるいはC字状の片方が開いた配置の微細孔であったり、○や◇等の閉領域を形成する配置の微細孔であったりするが、使用中に内容物が漏出せず必要な効果を実現する通気性を保持できる範囲であればとくに限定はない。
下層(3)に形成された通気孔(13)が孤立した配置の微細孔の場合は、通常開封後の開口面積が大きいと効果の持続期間が極端に短くなってしまうような用途で通気性が低いことが要求されるような場合に適している。また、貫通孔が片方が開いたパターン(たとえばU字状)であると上層(2)剥離後に下層(3)に形成される孔はU字に囲まれた領域に半開きの蓋がかぶさっている形状となる。
このような配置の微細孔は、開口面積が大きいことが要求されるが内容物のこぼれのおそれのある用途の場合に、パターンの部分が下層表面に残り内容物の外部漏出を阻害する効果を期待してよく用いられる。
下層(3)に形成された通気孔(13)が閉領域を形成するパターン配置の微細孔である場合は、上層(2)の剥離時に上層と下層間の軽い接着でもパターン内部の下層(3)が上層に追随して除去されて、開口面積の大きいしたがって通気性の大きい開口部を下層を貫通して形成したいという場合によく用いられる。
通気孔(13)の径はおおむね1mm以下であり、下層(3)を貫通する深さとなっていることが必要であるが、下層(3)を貫通して上層(2)の途中まで達していても構わない。孔開け手法としてはトムソン刃によるハーフカットや、ポーラス加工、熱針加工等の公知の方法が挙げられる。
図2(a)は内容物を封入して容器本体に蓋材をシールした時の断面、(b)は使用開始のためにプルタブから蓋材を開封剥離時の断面をそれぞれ模式的に示している。
図2(a)に模式的に示したように 本発明の分離可能な蓋材を用いた容器においては、容器外周のプルタブ部分(8)基部のフランジ(6)に切り込み(12)を入れて切り込みより外側のフランジ部分は複合シートの蓋材と一緒に開封時に剥離する側(上側)に持ち上げることが出来るようにする。
フランジ(6)への切り込み(12)のすぐ内側の下層(3)に剥離開始ハーフカット(4)を下層を貫通する深さもしくは下層を貫通して上層(2)の途中まで達するような深さで設ける。この剥離開始ハーフカット(4)は通気孔(13)と同時に設けることが出来る。この切り込み(12)とハーフカット(4)を設けることにより、上層(2)を下層(3)から剥がす際、プルタブから簡単に剥離界面を開き易くすることができる。
この剥離開始ハーフカット(4)は確実に上層を分離するために複数本設けても良く、配置平面形状は直線形状でも曲線形状でも構わない。
容器(7)に内容物を封入してから容器本体のフランジ(6)上面に蓋材をヒートシールした時の断面は、図2(a)に示すようにプルタブ部分(8)を含む容器開口部外縁のフランジ(6)上面のリング状の領域で蓋材と容器がヒートシールされている状態となっている。図2(b)には、開封時に図2(a)のプルタブ部分(8)を持ち上げてフランジ切り込み(12)から外側の部分を上方に折り曲げて下層のハーフカット(4)の上部から上層のみを剥離する様子を示した。
図3(a)には内容物を封入して容器本体に蓋材をヒートシールした時の上方から見た容器の平面略図を図3(b)には断面略図を示した。
図3(a)ではプルタブ部分(8)の基部に容器フランジ(6)への切り込み(12)が設けてあり、すぐ内側に蓋材の下層(2)を貫通するハーフカット(4)が一本設けられている。蓋材と容器本体(7)とは容器開口部を形成する外周部のフランジ(6)及びプルタブ部分(8)のヒートシール部分(5)でリング状に密封されている。
図4(a)には隣接する二室からなる容器の場合の、内容物を封入して容器本体に蓋材をヒートシールした時の上方から見た容器の平面略図を、図4(b)には断面略図を示した。
以下実施例により本発明を詳細に説明する。
本実施例では上層と下層からなる構成の複合シート(1)を作製した。複合シート上層はバリア性シート(2a)としては厚さ12μmの透明蒸着PETフィルム(GX−P−F)を使用し、バリア性シート(2a)の内側には表面側から順に印刷インキによる印刷絵柄(2c)と下層の印刷絵柄を隠蔽するための白ベタ層(2d)を形成し、中間層(9)として強度補完のための延伸ナイロンフィルムをポリウレタン樹脂系の接着剤によるドライラミネートにより貼り合わせた層構成とした。
また、複合シート下層は、剥離層(3a)としてはPP用イージーピールフィルムを使用し、延伸プラスチックフィルム(3d)として絵柄印刷層(3c)を表面に設けた延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムおよび下層シーラント(3b)として直鎖低密度ポリエチレン樹脂を貼り合わせた層構成とした。上層と下層のラミネートは押出し低密度ポリエチレン樹脂を上層シーラント(2b)として用いた。
被着体である成形容器(7)としてはポリエチレンテレフタレートフィルムとポリエチレンフィルムのラミネート品の成形容器を使用した。
<実施例1>
厚さ12μmの透明蒸着PETフィルム(GX−P−F)を印刷基材としてグラビア印刷法によりその蒸着面側に絵柄を印刷し同時に白ベタを重ねて上層のバリア性フィルムを作成した。この印刷面側に中間層フィルムとして厚さ15μmの延伸ナイロンフィルムをドライラミネート法により積層して上層を形成する積層体を準備した。
別に下層の印刷基材として厚さ12μmの延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムにグラビア印刷法によって絵柄印刷を行いその上から厚さ50μmのPP用イージーピールフィルムをドライラミネート法により積層したのちに延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムの反対面に厚さ30μmの直鎖低密度ポリエチレン樹脂フィルムを積層して下層となる積層体を作成した。
上層となる積層体の延伸ナイロンフィルム面と下層となる積層体のイージーピールフィルム面を厚さ15μmの低密度ポリエチレン樹脂を溶融押出法によりラミネートして分離可能な剥離蓋に用いる複合シートを作成した。
このようにして作成した複合シートの層構成は外側から、透明蒸着PETフィルム12μm/絵柄印刷層/白ベタ印刷層/延伸ナイロンフィルム15μm/溶融押出法による低密度ポリエチレン樹脂層15μm/PP用イージーピールフィルム50μm/印刷層/延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム12μm/直鎖低密度ポリエチレン樹脂層30μmの順となっている。
この複合シートを下層(3)が貫通するハーフカット線で剥離きっかけ用のプルタブ基部及び、径1mmの小径の通気孔複数を抜き加工した。そしてプルタブ基部のフランジに切り込みを入れたポリエチレンテレフタレート樹脂とポリプロピレン樹脂のラミネートシートを成形した成形容器に内容物であるゲル状芳香性消臭剤(PH;2)を適量充填し、複合フィルムの下層側を容器フランジ上面にヒートシール(5)して内容物を封入した容器(図3参照)を作成した。この容器を用いて、蓋材の剥離しやすさと上層剥離後の情報視認性等の効果を目視で評価した。
<実施例2>
成形容器の形状としてフランジ部分が連続していて、通気孔(13)の配置パターンを変えた、隣接した2つの内容物収納空間からなる容器を用いた以外は実施例1と同様の構成として複合シートの作成と分離可能な剥離蓋の評価を行った。通気孔の配置パターンを複数の短い直線形状とした蓋材部分で封止された成形容器の一室には内容物としてゲル状芳香性消臭剤(PH;2)を適量充填し、通気孔の配置パターンを複数のU字形状とした蓋材部分で封止された他の一室には吸湿剤としてシリカゲルを適量充填した。
その後複合シートの下層側を容器フランジ上面にヒートシール(5)して、内容物を封入した容器(図4参照:平面図ではヒートシール領域の図示は省略した)を作成した。この容器を用いて、蓋材の剥離しやすさと上層剥離後の情報視認性等の効果を目視で評価した。
実施例1〜実施例2の分離可能な蓋材を用いた容器では、蓋材のプルタブ部分を上方に持ち上げて、下層以外の層が適切な剥離強度で剥離可能であり、プラスチック成形容器開口部に通気孔の開いた下層が残った。
また、実施例1〜2の容器では開封時に剥離蓋の上層を剥離した後に下層に印刷された記録情報を容易に読み取ることが出来た。
さらに実施例2の容器では隣接した2つの室それぞれの機能がどう違うかを下層に印刷された記録情報から容易に読み取ることが出来ただけでなく、下層に空けられた通気孔の配置形状が異なることによって2つの室それぞれの役割が異なることを一目瞭然で直感的にも実感することが出来るという効果も見られた。
1…複合シート
2…上層
2a…バリア性シート
2b…上層シーラント
2c…印刷層
2d…ベタ印刷層
3…下層
3a…剥離層
3b…下層シーラント
3c…印刷層
3d…延伸フィルム
4…剥離開始ハーフカット
5…ヒートシール部分
6…フランジ
7…成形容器
8…プルタブ部分
9…中間層
10…印刷層
12…フランジカット
13…通気孔(貫通孔)

Claims (4)

  1. フランジ付き成形容器の開口部を覆い、成形容器周縁のフランジ部分と密封シールされる、外周縁にプルタブが形成された蓋材において、外側から基材/押出しポリエチレン樹脂シーラントからなるバリア性を有する上層と、外側から剥離層/印刷層/印刷基材層/シーラント層からなり通気性を有する貫通孔を設けた下層とが順次積層された複合シートからなり、プルタブ基部に剥離開始部となる切り込みを設けたことを特徴とする分離可能な蓋材。
  2. 前記上層の基材が印刷層及び隠蔽層を有することを特徴とする、請求項1に記載の分離可能な蓋材。
  3. 請求項1または請求項2の分離可能な蓋材をフランジ部にシールしたことを特徴とする容器。
  4. 隣接した2室からなることを特徴とする請求項3に記載の容器。
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