JPH0779555B2 - 電動機の制御装置 - Google Patents

電動機の制御装置

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JPH0779555B2
JPH0779555B2 JP60288860A JP28886085A JPH0779555B2 JP H0779555 B2 JPH0779555 B2 JP H0779555B2 JP 60288860 A JP60288860 A JP 60288860A JP 28886085 A JP28886085 A JP 28886085A JP H0779555 B2 JPH0779555 B2 JP H0779555B2
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JP
Japan
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output
voltage
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pwm
circuit
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JP60288860A
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Inventor
哲夫 山田
昭夫 伊原
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株式会社明電舍
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 この発明はPAM制御される順変換とPWM制御される逆変換
装置とを併用した電動機の制御装置に関する。
B.発明の概要 この発明はPAM制御される順変換装置(CON)とPWM制御
される逆変換装置(INV)を併用した電動機の制御装置
において、 電動機始動時にはPAM電圧設定出力とPWM電圧設定出力と
を同一に、その後PAM電圧設定出力をPWM電圧設定出力よ
り大きくしたことにより、 電動機を急加速しても安定した運転ができるようにした
ものである。
C.従来の技術 PAM制御されるCONとPWM制御されるINVを用いて電動機を
始動させることが近年広く行われるようになつて来た。
D.発明が解決しようとする問題点 電動機をCONとINVを用いて始動させ、次第に加速させて
行くときに急加速を行うと大きな駆動電流が流れてCON
の直流電圧Vdが一時的に低下しトルクの低下を招く問題
がある。第3図Aは加速時のCONの直流電圧Vdの特性曲
線図、第3図Bは加速時の電動機の回転数の特性曲線で
ある。第3図Aは電動機を時点t1にて急加速させたとき
直流電圧Vdが一時的に低下する様子を示したものであ
る。
E.問題点を解決するための手段 この発明は電動機始動時にCONに与えるPAM電圧設定出力
とINVに与えるPWM電圧設定出力とを同一にし、その後、
電動機の制御範囲内ではPAM電圧設定出力をPWM電圧設定
出力より大きくしたものである。
F.作用 上記のように始動時には両電圧設定出力を同一にしてIN
VをPAM制御に近づけて始動トルクを大きくし、その後、
PAM電圧設定出力を大きくして急加速時にもトルク低下
を引き起すことなく安定した運転が可能になつた。
G.実施例 以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図において、1は始動周波数設定器、2は始動完了
後に操作される周波数設定器で、両設定器1,2の出力は
設定切換スイツチ3を介して振動防止回路4に入力され
る。この回路4の出力は加算アンプ回路5を介してクツ
シヨン回路6に入力される。この回路6は電動機の始動
が円滑にできるような特性に、例えば図示のような特性
曲線に形成されている。クツシヨン回路6の出力は第1
つき合せ部7を介して周波数アンプ回路8に入力され
る。このアンプ回路8の出力は電流アンプ回路9,反転ア
ンプ回路10を順次介して電圧(V)設定アンプ回路11と
周波数(F)設定アンプ回路12にそれぞれ入力される。
なお、反転アンプ回路10の出力は第1つき合せ部7にフ
ィードバックされる。
前記電圧設定アンプ回路11の出力は電圧設定パターン回
路13に入力される。このパターン回路13は急加速を可能
とするもので、このパターン回路13の出力は第2つき合
せ部14のプラス端に与えられる。この第2つき合せ部14
のマイナス端には後述のCONの直流電圧Vdが与えられ
る。第2つき合せ部14は両端の偏差を出力してPAM電圧
アンプ回路15に供給される。
このアンプ回路15の出力は位相器16とゲート回路17を介
してサイリスタからなるCON18に与えられ、CON18はPAM
制御される。19は直流リアクトル、20は電解コンデン
サ、21は直流電圧Vdを検出する直流電圧検出部である。
22はトランジスタからなるINVで、このINV22はCON18か
ら与えられる直流電圧を交流電圧に変換して出力トラン
ス23に供給される。出力トランス23は供給された電圧を
所定の電圧に変圧した後、開閉器24を介して電動機25に
供給する。
26はINV22の出力電圧VMを検出するトランス、27はINV22
の出力電流IMを検出する変流器、29はINV22を駆動させ
るベースドライブ回路である。
30はマイクロコンピュータからなる演算処理部で、この
演算処理部30はPWM位相制御角(α)演算部30a、PWM比
例積分(PI)演算部30b及びPWM発生回路30cから構成さ
れる。31は第3つき合せ部で、このつき合せ部31のプラ
ス端には電圧設定アンプ回路11の出力が、マイナス端に
は出力電圧VMが供給され、その偏差がPWMPI演算部30bに
入力される。32は電圧データ切換スイツチで、このスイ
ツチ32は電子的スイツチから構成されるとともに電動機
25の始動時には図示とは異なる接点に接続される。33,3
4は開閉器、35はトランスである。
次に上記実施例の動作を述べる。まず、INV運転時には
開閉器34をオフさせ、開閉器24,33をオンさせる。ここ
で始動周波数が例えば1.5Hzとなるように設定器1を調
節する。設定器1の出力は振動防止回路4、加算アンプ
回路5、クツシヨン回路6等を経て電圧設定と周波数設
定アンプ回路11,12に入力される。周波数設定アンプ回
路12の出力はPWM発生回路30cに周波数データFSとして供
給されるとともにPWMα演算路30aに供給される。PWMα
演算路30aには直流電圧Vdも供給されるが、始動時他のV
H,IMは零である。電圧データ(VS)切換スイツチ32
は、始動時には図示下側の接点に接続されているので、
PWM発生回路30cは前記周波数データFSとPWMα演算路30a
の出力電圧が電圧データVSとして供給されて動作され
る。PWM発生回路30cの出力はベースドライブ回路29を介
してINV22に供給され、INV22は1.5Hzの周波数で動作を
開始する。
一方、電圧設定アンプ回路11の出力は電圧設定パターン
回路13に入力される。このパターン回路13の出力は電動
機始動時にPWM電圧設定と同一となるようにする。パタ
ーン回路13の出力は第2つき合せ部14、PAM電圧アンプ
回路15、位相器16、ゲート回路17を介してCON18に供給
され、CON18が動作を始める。第2図はPAM電圧設定(パ
ターン回路13の出力)のパターン特性図で、この第2図
において、電動機始動時にはPAM電圧設定値とPWM電圧設
定値(PWMα演算部30aの出力)とを同一となるようにし
たことを示している。始動後はPAM電圧設定パターン回
路13のパターン出力を第2図に示すように電動機の制御
範囲(例えば1:5)では大きくなるように設定する。こ
のようにPAM電圧設定出力をPWM電圧設定より大きくする
ことにより、INV22で電動機25を急加速させたとき、大
きな駆動電流が流れてもCON21の直流電圧Vdの低下の影
響を小さくでき、急加速時でも安定した運転ができるよ
うになる。
H.発明の効果 以上述べたように、この発明によれば、PAM電圧設定の
パターン出力を電動機始動時にPWM電圧設定と同一とな
るようにし、その後、電動機の制御装置ではPAM電圧設
定を大きくすることにより、電動機の急加速時に生じる
直流電圧の低下の影響を小さくして急加速時にも安定し
た運転を行うことができる効果が得れ、しかも、始動時
には高トルクが得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク図、第2図
はPAM電圧設定のパターン特性図、第3図A,Bは加速時の
順変換装置の出力電圧の特性曲線図及び電動機の回転数
の特性曲線図である。 1…始動周波数設定器、11…電圧設定アンプ回路、12…
周波数設定アンプ回路、13…電圧設定パターン回路、18
…順変換装置、22…逆変換装置、25…電動機、30…演算
処理部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PAM制御される順変換装置と、この順変換
    装置の出力を整流する直流リアクトルと電解コンデンサ
    とからなる整流回路と、この整流回路の直流電圧を検出
    する直流電圧検出部と、前記整流回路の直流電圧をPWM
    制御し、交流電圧に変換して電動機を制御する逆変換装
    置とを備えた電動機の制御装置において、 前記電動機の始動時に設定器から与えられる設定出力を
    増幅する電圧設定アンプ回路および周波数設定アンプ回
    路と、前記電圧設定アンプ回路の出力が与えられ、出力
    にPAM設定出力を得るとともに電動機始動後は急加速が
    可能となるパターンを有する電圧設定パターン回路と、
    この電圧設定パターン回路の出力と前記直流電圧検出部
    の検出値との偏差出力が与えられ、出力に前記順変換装
    置に与えるPAM制御出力を得るPAM電圧アンプ回路と、 前記周波数設定アンプ回路の出力と前記直流電圧検出部
    の検出値とが与えられ、出力に、前記電動機始動時に前
    記PAM設定出力と同一となるPWM設定出力を得るPWMα演
    算部と、このPWMα演算部からのPWM設定出力と前記周波
    数設定アンプ回路の出力が与えられ、出力に前記逆変換
    装置に与えるPWM制御出力を得るPWM発生回路とを備え、 前記電動機の始動後は前記電圧設定パターン回路のパタ
    ーン出力の制御範囲ではPAM設定出力をPWM設定出力より
    大きくすることを特徴とする電動機の制御装置。
JP60288860A 1985-12-21 1985-12-21 電動機の制御装置 Expired - Lifetime JPH0779555B2 (ja)

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JPS62147981A JPS62147981A (ja) 1987-07-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5434128A (en) * 1977-08-23 1979-03-13 Imada Tamotsu Earthquakeeproof metal hanger
JPS59181973A (ja) * 1983-03-31 1984-10-16 Toshiba Corp 電力変換器の制御方式

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JPS62147981A (ja) 1987-07-01

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