JP3538541B2 - Dcモータの速度制御装置 - Google Patents
Dcモータの速度制御装置Info
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Description
変速する場合の速度制御装置に関するもので、特に電力
変換手段として昇圧チョッパ回路とインバータ回路を備
えた装置に関するものである。
チョッパ回路とインバータ回路とを備えた装置において
DCモータを可変速する場合の速度制御装置として特開
昭63−224698号公報に開示された発明がある。
この装置は、図5に示すように昇圧チョッパ回路のスイ
ッチング素子のデューティ比ADを所定値に保持し、イ
ンバータ回路のデューティ比WDを変化させてDCモー
タの速度制御を行う第1の速度制御モードと、インバー
タ回路のデューティ比を所定値に保持し、昇圧チョッパ
回路のデューティ比ADを変化させてDCモータの速度
制御を行う第2の速度制御モードとを有している。この
装置では、第1の速度制御モードにおいて、インバータ
回路のデューティ比WDが所定値w0に達した時に第2
の速度制御モードへ移行し、また、第2の速度制御モー
ドにおいて、昇圧チョッパ回路の出力電圧が所定値より
低くなった時に第1の速度制御モードへ移行するという
ものである。
の構成では第1の速度制御モードにおいて以下の課題を
有していた。すなわち、インバータ回路のデューティ比
WDと実際にDCモータに印加される電圧の関係は図6
に示すようにデューティ比WDが100%に近いデュー
ティ比WM以上ではインバータ回路のスイッチング素子
の遮断時のスイッチング遅れによりデューティ比WDを
変化させてもモータへの印加電圧が変化しない不感帯が
存在する。デューティ比WMはスイッチング素子の特
性、個別ばらつき、温度特性により変化するため一律の
設定をすることが困難である。ここでインバータ回路の
デューティ比の所定値を100%に設定した場合、第1
の速度制御モードと第2の速度制御モードとの間の移行
時に上記の不感帯を通過するため、速度制御の応答性が
悪くなるという課題を有していた。また、上記の所定値
をデューティ比WM以下に設定した場合、第2の速度制
御モードでインバータ回路のPWMデューティ比を10
0%にすることができず、PWMデューティ比を100
%に設定した時に比べモータの運転効率が悪化するとい
う課題を有していた。
ものであり、その目的とするところは、DCモータ速度
可変全領域において高効率で応答性のよい速度制御を実
現するDCモータ速度制御装置を提供することにある。
に、本発明のDCモータの速度制御装置は、スイッチン
グ素子の断続動作により交流電源による入力電圧から可
変直流電圧を生成する昇圧チョッパ回路と、該昇圧チョ
ッパ回路からの出力をパルス幅変調することにより所望
の電力に変換してDCモータを駆動するインバータ回路
とを備える。DCモータの速度制御装置は、前記昇圧チ
ョッパ回路のスイッチング素子のデューティ比を所定値
に保持し、前記インバータ回路のパルス幅変調のデュー
ティ比を変化させることにより前記DCモータの速度制
御を行う第1の速度制御モードと、前記インバータ回路
のデューティ比を所定値に保持し、前記昇圧チョッパ回
路のデューティ比を変化させることにより前記DCモー
タの速度制御を行う第2の速度制御モードと、前記昇圧
チョッパ回路のデューティ比と前記インバータ回路のデ
ューティ比とを、同時に変化させて前記DCモータの速
度制御を行う第3の速度制御モードとを有する。
前記第1の速度制御モードにおいてDCモータ加速時
に、前記インバータ回路のデューティ比が第1の所定値
に達し、さらに加速が必要な場合は、前記第3の速度制
御モードに移行し、第3の速度制御モードにおいてDC
モータ加速時に、前記インバータ回路のデューティ比が
第1の所定値よりも大きい第2の所定値に達し、さらに
加速が必要な場合は、前記第2の速度制御モードに移行
する。また、DCモータの速度制御装置は、第2の速度
制御モードにおいてDCモータ減速時に、前記昇圧チョ
ッパ回路のデューティ比が第3の所定値に達し、さらに
減速が必要な場合は、前記第3の速度制御モードに移行
し、第3の速度制御モードにおいてDCモータ減速時
に、前記昇圧チョッパ回路のデューティ比が第3の所定
値よりも小さい第4の所定値に達し、さらに減速が必要
な場合は、前記第1の速度制御モードに移行する。上記
構成によりDCモータ速度可変全領域において高効率で
応答性のよい速度制御を実現するものである。
て、前記第1の速度制御モードにおけるインバータ回路
のデューティ比の変化率と、前記第2の速度制御モード
における昇圧チョッパ回路のデューティ比の変化率とを
等しくする。さらに、和が1となる係数P、Qを用い
て、前記第2の速度制御モードにおける昇圧チョッパ回
路のデューティ比の変化率をP倍したものを第3の速度
制御モードにおける昇圧チョッパ回路の変化率とし、前
記第1の速度制御モードにおけるインバータ回路のデュ
ーティ比の変化率をQ倍したものを第3の速度制御モー
ドにおけるインバータ回路のデューティ比の変化率とし
てもよい。以上の構成によりDCモータ可変速全領域に
おいて速度変更スピードを一定にすることができる。
て、前記第3の速度制御モードにおける前記インバータ
回路のデューティ比の分解能を、前記昇圧チョッパ回路
のデューティ比の分解能より大きくしてもよい。以上の
構成により前記第3の速度制御モードにおける速度制御
分解能の低下を防止できる。
度制御装置の実施の形態について添付の図面を参照して
説明する。
Cモータの速度制御装置の構成図である。DCモータの
速度制御装置は、交流電源1と、交流電源1からの交流
を整流する整流回路2と、整流されて得られた直流電圧
を昇圧する昇圧チョッパ回路3と、昇圧された直流電圧
を所望の交流電圧に変換するインバータ回路4と、DC
モータ5の回転子の位置を検出する回転子位置検出回路
6と、これらの回路の動作を制御する制御回路7とを備
える。昇圧チョッパ回路3は、リアクタ3aと、スイッ
チング素子であるトランジスタ3bと、ダイオード3c
と、コンデンサ3dとから構成される。インバータ回路
4は、図1のように接続された6個のスイッチング素子
であるトランジスタ4a〜4fと、6個のダイオード41
〜46とで構成される。さらにDCモータの速度制御装
置は、制御回路7からの出力信号に基づいて、昇圧チョ
ッパ回路3を駆動するチョッパドライブ回路8と、イン
バータ回路4を駆動するインバータドライブ回路9とを
備える。回転子位置検出回路6は、DCモータ5の誘起
電圧を検出し、それらを波形整形して回転子位置に対応
した位置検出信号61を生成する。
の位置検出信号61よりDCモータ5を適正に回転させ
るためのトランジスタ4a〜4fの駆動信号を生成するイ
ンバータ駆動信号生成部7aと、回転子位置検出回路6
からの位置検出信号61よりDCモータ5の速度を検出
する速度検出部7bと、DCモータ5の速度指令を生成
する速度指令部7cと、速度検出部7bおよび速度指令部
7cの出力から昇圧チョッパ回路のデューティ比AD及
びインバータ回路のデューティ比WDを演算するデュー
ティ演算部7dとを有する。
算部7dからの出力信号71によりデューティ比ADで
昇圧チョッパ回路3のトランジスタ3bを駆動するため
の駆動信号81を与える。インバータドライブ回路9
は、インバータ駆動信号生成部7aからの出力73に対
してデューティ演算部7dからの出力信号72によりデ
ューティ比WDでパルス幅変調をかけた制御信号91を
生成し、インバータ回路4のトランジスタ4a〜4fを駆
動する。
制御装置の動作を説明する。本実施形態のDCモータの
速度制御装置は、DCモータ5を駆動する動作モードと
して、第1から第3の速度制御モードを有する。第1の
速度制御モードでは、昇圧チョッパ回路3からの出力電
圧を一定とし、インバータ回路4においてトランジスタ
4a〜4fのスイッチング動作をPWM制御することに
よりモータ5へ入力する平均電圧を変化させることによ
りモータ5の速度を制御する。第2の速度制御モードで
は、昇圧チョッパ回路3のトランジスタ3bの動作を制
御して、インバータ回路4へ入力する直流電圧の大きさ
を変化させ、DCモータ5への入力電圧を変化させるこ
とによりモータ5の速度を制御する。このとき、インバ
ータ回路4は一定のデューティ比でPWM制御される。
第3の速度制御モードでは、昇圧チョッパ回路3でイン
バータ回路4へ入力する直流電圧値を変化させると同時
に、インバータ回路4においてDCモータ5への入力電
圧を変化させることによりモータ5の速度を制御する。
すなわち、第1の速度制御モードでは、インバータ回路
4のスイッチング素子4a〜4fの駆動信号に対するデ
ューティ比WDを変化させ、第2の速度制御モードでは
昇圧チョッパ回路3のスイッチング素子3bの駆動信号
に対するデューティ比ADを変化させ、第3の速度制御
モードではデューティ比WD、ADの双方を変化させ
る。
令とインバータ回路4のデューティ比WDとの関係、及
び速度指令と昇圧チョッパ回路3のデューティ比ADと
の関係を示した図である。以下、図2を用いてDCモー
タの速度制御装置の動作を説明する。
時の動作について説明する。図2に示すように、第1の
速度制御モードにおいて昇圧チョッパ回路3のデューテ
ィ比ADは最初、所定値(最小値)a1に設定され、一
方、インバータ回路4のデューティ比WDは所定の変化
率で増加され、DCモータ5が起動(加速)される。こ
のとき、DCモータ5の回転速度は制御回路7の速度検
出部7bにより常時検出され、デューティ演算部7dに
おいて速度指令部7cからの速度指令値と比較されてそ
の差分が0となるようにデューティ比WDが増減され
る。デューティ比WDが所定値w1に達した時点でDC
モータ5の速度がまだ速度指令値に到達していない時
は、第3の速度制御モードに移行する。第3の速度制御
モードでは、図2に示すように、インバータ回路4のデ
ューティ比WDを増加させるとともに、昇圧チョッパ回
路3のデューティ比ADも同時に所定の変化率で増加さ
せる。ここでも速度検出値と速度指令値との差分が0に
なるようにデューティ比AD、WDが増減される。デュ
ーティ比WDが所定値w2(>w1)に達しても、DCモ
ータ5の速度がまだ速度指令値に到達していないとき
は、第2の速度制御モードに移行する。第2の速度制御
モードでは、デューティ比WDを所定値w2に保持し、
デューティ比ADを増加させる。ここでは速度検出値と
速度指令値との差分が0になるようにデューティ比AD
が制御される。
説明する。第2の速度制御モードにおいて、減速時にデ
ューティ比ADが所定値a2(>a1)に達してもDCモ
ータ5の速度がまだ速度指令値に到達していないとき
は、第3の速度制御モードに移行する。第3の速度制御
モードでは、デューティ比AD、WDを所定の変化率で
同時に減少させる。ここでも速度検出値と速度指令値と
の差分が0になるようにデューティ比AD、WDの大き
さが制御される。デューティ比ADが最小値a1に達し
てもDCモータ5の速度がまだ速度指令値に到達してい
ないときは、第1の速度制御モードに移行する。第1の
速度制御モードでは、デューティ比ADは所定値(最小
値)a1に保持され、デューティ比WDが速度検出値と
速度指令値との差分が0になるように制御される。
速度制御装置は、インバータ回路4によりDCモータ5
に対する出力電圧を制御する第1の速度制御モードと、
昇圧チョッパ回路3によりDCモータ5に対する出力電
圧を制御する第2の速度制御モードとの間に第3の速度
制御モードを設け、この第3の速度制御モードでは、イ
ンバータ回路4に対するデューティ比WDと、昇圧チョ
ッパ回路3に対するデューティ比ADとの双方を同時に
変化させるようにした。これにより、DCモータ速度可
変全領域において応答性のよい速度制御を実現する。
の速度制御装置は、DCモータ5の速度変化率を全ての
速度制御モードにおいて一定とするものである。本実施
形態のDCモータの速度制御装置の構成は図1に示す実
施の形態1のものと同様である。前述したように、第3
の速度制御モードにおいては、昇圧チョッパ回路3のデ
ューティ比ADとインバータ回路4のデューティ比WD
とが同時に増減されていた。DCモータの速度変化率は
デューティ比の変化率に比例する。そのため、第1の速
度制御モードでの速度変化率をa、第2の速度制御モー
ドでの速度変化率をbとすると、第3の速度制御モード
での速度変化率はa+bになる。つまり、図3に示すよ
うに第3の速度制御モードにおける速度変化率は他の速
度制御モードにおける速度変化率より大きくなる。この
ように速度制御モードに応じて速度変化率が異なると、
それを考慮した種々の制御が必要となり、制御が煩雑と
なる。そこで、速度変化率を一定とすることが要求され
る。
第1の速度制御モードでのインバータ回路4のデューテ
ィ比WDの変化率WSと、第2の速度制御モードでの昇
圧チョッパ回路3のデューティ比ADの変化率ASとを
等しくする。さらに、第3の速度制御モードでの昇圧チ
ョッパ回路3のデューティ比の変化率AS’と、インバ
ータ回路4のデューティ比WDの変化率WS’とを係数
P、Qを用いて以下のように設定する。 WS’=P・WS …(1) AS’=Q・AS=Q・WS …(2) ここで、P+Q=1である。
デューティ比の変化率を設定することにより、第3の速
度制御モードにおけるDCモータ5の速度変化率が、他
のモードにおけるDCモータ5の速度変化率と等しくな
り、全てのモードを通じてDCモータ5の速度変化率を
一定とすることができる。
の速度制御装置は、第3の速度制御モードにおけるDC
モータ5の速度制御分解能を改善するものである。本実
施形態のDCモータの速度制御装置の構成は、実施の形
態1と同様である。前述のように、第3の速度制御モー
ドにおいては昇圧チョッパ回路3のデューティ比ADと
インバータ回路4のデューティ比WDとを同時に増減す
る。このため、デューティ比ADとデューティ比WDを
変化させるときの最小の変化量(変化単位量)が同じで
あれば、第3の速度制御モードでの速度制御分解能は他
のモードでの分解能より低下する。すなわち、第3の速
度制御モードでは他のモードと比較して速度制御の精度
が低くなる。この点を改善するために、本実施形態で
は、第3の速度制御モードにおいて、インバータ回路4
のデューティ比WDの分解能を、昇圧チョッパ回路3の
デューティ比ADよりも大きく設定する。例えば、昇圧
チョッパ回路3のデューティ比ADの分解能を256段
階、インバータ回路4のデューティ比WDの分解能を5
12段階とする。
ることにより第3の速度制御モードにおいては、図4に
示す通り昇圧チョッパ回路3のデューティ比ADを1段
階変化させる間に、インバータ回路4のデューティ比W
Dは2段階選択可能となる。すなわち、これら2つのデ
ューティ比AD、WDの組み合わせによりDCモータの
速度制御を行うことにより、第3の速度制御モードにお
ける速度制御分解能を大きくできる。ここで、インバー
タ回路4のデューティ比WDの分解能を、昇圧チョッパ
回路3のデューティ比ADよりも大きく設定するのは、
昇圧チョッパ回路3の出力電圧応答性とインバータ回路
4のパルス幅変調による出力電圧応答性を比較すると、
インバータ回路4の応答性のほうが昇圧チョッパ回路3
よりも良いためである。これにより、第3の速度制御モ
ードにおいて高速応答を実現でき、かつ速度制御分解能
を高くできる。
れば、昇圧チョッパ回路のスイッチング素子のデューテ
ィ比を所定値に保持し、インバータ回路のデューティ比
を変化させて前記DCモータの速度制御を行う第1の速
度制御モードと、インバータ回路のデューティ比を所定
値に保持し前記昇圧チョッパ回路のデューティ比を変化
させてDCモータの速度制御を行う第2の速度制御モー
ドと、昇圧チョッパ回路のデューティ比と前記インバー
タ回路のデューティ比を同時に変化させて前記DCモー
タの速度制御を行う第3の速度制御モードを設けたこと
により、インバータ回路による速度制御領域と昇圧チョ
ッパ回路による速度制御領域間の移行時も高効率で応答
性のよい速度制御を実現でき、DCモータ可変速全領域
において高効率で応答性のよい速度制御を実現できる。
によれば、第3の速度制御モードにおいて、昇圧チョッ
パ回路とインバータ回路に対するデューティ比の変化率
を、他のモードでの各デューティ比の変化率に基づき所
定の割合で小さく設定してもよく、これにより、DCモ
ータ可変速全領域において速度変更スピードを一定にす
ることができる。
によれば、第3の速度制御モードにおいてインバータ回
路のデューティの分解能を昇圧チョッパ回路のデューテ
ィの分解能より大きくしてもよく、これにより、第3の
速度制御モードにおける速度制御分解能の低下を防止で
きる。
制御モードにおけるインバータ回路のデューティ比WD
の制御を説明した図(上図)、及び各速度制御モードに
おける昇圧チョッパ回路のデューティ比ADの制御を説
明した図(下図)。
おけるモータの速度変化を説明した図。
能を説明した図。
ードにおけるインバータ回路のデューティ比WDの制御
を説明した図(上図)、及び各速度制御モードにおける
昇圧チョッパ回路のデューティ比ADの制御を説明した
図(下図)。
印加電圧との関係を示す図。
Claims (3)
- 【請求項1】 スイッチング素子の断続動作により交流
電源による入力電圧から可変直流電圧を生成する昇圧チ
ョッパ回路と、該昇圧チョッパ回路からの出力をパルス
幅変調することにより所望の電力に変換してDCモータ
を駆動するインバータ回路とを備え、 前記昇圧チョッパ回路のスイッチング素子のデューティ
比を所定値に保持し、前記インバータ回路のパルス幅変
調のデューティ比を変化させることにより前記DCモー
タの速度制御を行う第1の速度制御モードと、 前記インバータ回路のデューティ比を所定値に保持し、
前記昇圧チョッパ回路のデューティ比を変化させること
により前記DCモータの速度制御を行う第2の速度制御
モードと、 前記昇圧チョッパ回路のデューティ比と前記インバータ
回路のデューティ比とを、同時に変化させて前記DCモ
ータの速度制御を行う第3の速度制御モードとを有し、 前記第1の速度制御モードにおいてDCモータ加速時
に、前記インバータ回路のデューティ比が第1の所定値
に達し、さらに加速が必要な場合は、前記第3の速度制
御モードに移行し、 第3の速度制御モードにおいてDCモータ加速時に、前
記インバータ回路のデューティ比が第1の所定値よりも
大きい第2の所定値に達し、さらに加速が必要な場合
は、前記第2の速度制御モードに移行し、 第2の速度制御モードにおいてDCモータ減速時に、前
記昇圧チョッパ回路のデューティ比が第3の所定値に達
し、さらに減速が必要な場合は、前記第3の速度制御モ
ードに移行し、 第3の速度制御モードにおいてDCモータ減速時に、前
記昇圧チョッパ回路のデューティ比が第3の所定値より
も小さい第4の所定値に達し、さらに減速が必要な場合
は、前記第1の速度制御モードに移行することを特徴と
するDCモータの速度制御装置。 - 【請求項2】 前記第1の速度制御モードにおけるイン
バータ回路のデューティ比の変化率と、前記第2の速度
制御モードにおける昇圧チョッパ回路のデューティ比の
変化率とを等しくし、かつ、和が1となる係数P、Qを
用いて、前記第2の速度制御モードにおける昇圧チョッ
パ回路のデューティ比の変化率をP倍したものを第3の
速度制御モードにおける昇圧チョッパ回路の変化率と
し、前記第1の速度制御モードにおけるインバータ回路
のデューティ比の変化率をQ倍したものを第3の速度制
御モードにおけるインバータ回路のデューティ比の変化
率とすることを特徴とする請求項1記載のDCモータの
速度制御装置。 - 【請求項3】 前記第3の速度制御モードにおいて前記
インバータ回路のデューティ比の分解能を、前記昇圧チ
ョッパ回路のデューティ比の分解能より大きくしたこと
を特徴とする請求項1記載のDCモータの速度制御装
置。
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---|---|---|---|
JP14560498A JP3538541B2 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | Dcモータの速度制御装置 |
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---|---|---|---|
JP14560498A JP3538541B2 (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | Dcモータの速度制御装置 |
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